JP2634784B2 - 空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮上量制御装置および方法 - Google Patents

空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮上量制御装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型管内に断面形状
を湾曲させたコンベヤベルトを貫通させ、搬送物を載置
したベルトを円筒型管の軸線方向に搬送する空気浮上式
ベルトコンベヤにおける浮上量制御装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば実開平4−5611
5号公報に開示されているように、空気浮上式ベルトコ
ンベヤでは浮上用の空気の供給量を調整して搬送ベルト
の蛇行をこの先行技術では、ベルトの搬送側と戻り側と
で別個に設けられる2本の円筒管内をそれぞれ通るよう
に構成されている。
【0003】図6は、二重管式の円筒管内を往路および
復路の搬送ベルトが通過する空気浮上式ベルトコンベヤ
の概略的な構成を示す。このような構成の典型的な先行
技術は、たとえば特開平4−317911号公報に開示
されている。
【0004】図6に示す空気浮上式ベルトコンベヤは、
ローディング部1から中間フレーム部2を介して排出部
3まで、ブロア4によって供給される空気が、内管5お
よび外管6の下方の内周面に沿って走行する往路ベルト
7および復路ベルト8を浮上させる。中間フレーム部2
には、間隔をあけて点検口9および点検窓10が設けら
れており、往路ベルト7による搬送状態の点検が可能と
なっている。往路ベルト7は、ローディング部1に設け
られるテールプーリ11から中間フレーム部2の投入口
12の下方を通り、排出部3のヘッドプーリ13まで内
管5内で搬送され、逆方向を復路ベルト8として外管6
内で戻される。
【0005】排出部3の下方には排出口14が設けら
れ、往路ベルト7に投入口12で載置された搬送物が落
下して排出される。排出部3内にはダンパ15が設けら
れその角度に応じて搬送物の落下位置が調整される。排
気口16からは、ブロア4によって供給された空気の排
気を行う。テールプーリ11およびヘッドプーリ13間
に張架される往路ベルト7および復路ベルト8は、ガイ
ドローラ17,18によって案内され、内管5および外
管6内にそれぞれ挿通される。
【0006】図7は、図6の中間フレーム部2の一部の
内部構成を示す。内管5および外管6は、中心軸線が平
行な二重円筒として配置され、その底部の内周面を走行
面として往路ベルト7および復路ベルト8がそれぞれ挿
通される。外管6の下方には、軸線方向に沿ってエアー
ダクト19が配設され、内管5および外管6の底部に沿
って、軸線方向に間隔をあけて設けられる複数個の供給
孔から圧縮空気を噴出させ、往路ベルト7および復路ベ
ルト8を内管5および外管6の下方の内周面からそれぞ
れ浮上させる。往路ベルト7上には積載物20が図6の
投入口12から乗載され、往路ベルト7の走行によって
図6のヘッドプーリ13まで搬送される。往路ベルト7
の下方の供給孔から、エアーダクト19によって導かれ
る圧縮空気が外管6を介して噴出し、その圧縮空気の圧
力が、往路ベルト7の自重と積載物20の重量との合計
に釣り合って、往路ベルト7が浮上する。復路ベルト8
は、自重と噴出空気の圧力とが釣り合って浮上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】空気浮上式ベルトコン
ベヤは、空気によって浮上したベルトが積載物を載置し
て走行するので、ベルト駆動に必要な動力は小さく、効
率的な搬送が可能である。しかしながら、ベルト浮上量
が小さいと、ベルトと走行面との間の摩擦力が大きくな
り、ベルト駆動に必要な動力が大きくなってしまう。ま
た摩擦によって、ベルトの摩耗が増大し、ベルトの寿命
が短くなる。ベルトと走行面との間の摩擦力を小さくす
るためにベルト浮上量を大きくすると、浮上のために供
給する空気の量が増大し、ベルト浮上のために多くのエ
ネルギを消費するようになる。ベルトの浮上量は、ベル
トによって搬送される積載物の重量の変化によっても変
動する。
【0008】本発明の目的は、ベルトの積載量が変動し
ても浮上量を最適値に保ってエネルギ消費を抑制し、ベ
ルトを安定して駆動することができる空気浮上式ベルト
コンベヤにおける浮上量制御装置および方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒管下方の
内周面に沿って湾曲する状態で、円筒管の軸線方向にベ
ルトを走行させる空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮
上量の制御装置であって、ベルトの浮上量を検出する浮
上量検出手段と、浮上量検出手段によって検出される浮
上量を、予め設定される最適値と比較演算する演算手段
と、演算手段の演算結果に従って、ベルトの浮上量が最
適値に近付くようにベルト浮上用空気の供給圧力を制御
する制御手段とを含むことを特徴とする空気浮上式ベル
トコンベヤにおける浮上量制御装置である。また本発明
の前記浮上量検出手段は、ベルトの走行経路に沿う複数
の位置、または代表的位置に設けられ、前記制御手段
は、各浮上量検出手段の設けられている位置近傍で、個
別的にまたは全体的に供給圧力の制御をそれぞれ行うこ
とを特徴とする。また本発明の前記制御手段は、圧力調
整弁を備え、その開度を調整して供給圧力を制御するこ
とを特徴とする。さらに本発明は、円筒管下方の内周面
に沿って湾曲する状態で、円筒管の軸線方向にベルトを
走行させる空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮上量の
制御方法であって、ベルトの浮上量を検出し、検出され
る浮上量を、予め設定される最適値と比較演算し、演算
結果に従って、ベルトの浮上量が最適値に近付くように
ベルト浮上用空気の供給圧力を制御することを特徴とす
る空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮上量制御方法で
ある。また本発明は、前記ベルトの浮上量の検出を、前
記円筒管内周面の円周方向の複数箇所で行うことを特徴
とする。
【0010】
【作用】本発明に従えば、浮上量検出手段によって検出
されたベルトの浮上量が、演算手段によって予め設定さ
れる最適値と比較演算される。制御手段は、演算結果に
従って、ベルトの浮上量が最適値に近付くようにベルト
浮上用空気の供給圧力を制御する。これによって、ベル
トの積載物の重量が変動しても、ベルト浮上用空気の供
給圧力の制御によってベルトの浮上量が最適値に近付く
ように制御され、ベルトの駆動に要するエネルギを抑制
したまま、ベルトの浮上に要するエネルギの消費も抑制
し、安定な搬送を行うことができる。
【0011】また本発明に従えば、ベルトの走行経路に
沿って複数箇所で浮上量の制御を個別的または全体的に
行うので、ベルトの途中から積載物の重量が変わるよう
な場合であっても、ベルトの走行に従ってベルト浮上用
空気の供給圧力を制御し、円滑かつ安定な搬送を行うこ
とができる。
【0012】また本発明に従えば、制御手段によるベル
ト浮上用空気の供給圧力の制御は、圧力調整弁の開度の
調整によって行われる。圧縮空気の供給圧力をほぼ一定
に保って、圧力調整弁の開度を調整すれば、ベルト浮上
用空気の供給圧力を迅速に調整することができる。
【0013】さらに本発明に従えば、ベルトの浮上量が
最適値に近付くように、ベルト浮上用空気の供給圧力を
制御するので、ベルト浮上用に過剰な空気を供給するこ
となく、ベルト駆動用のエネルギ消費を低減することが
でき、安定な搬送を行うことができる。
【0014】また本発明に従えば、ベルトの浮上量の検
出は、円筒管内周面の円周方向の複数箇所で行うので、
積載物の偏りやベルトの蛇行などがあっても、確実にベ
ルト浮上量を検出して安定な浮上状態を維持することが
できる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略的な構成を
示す。石炭、石膏、石灰石などを含む各種の粒状、粉状
あるいは塊状の積載物30の積載量の変動に対しては、
制御装置31が圧力調整弁32の弁開度を調整して対応
する。圧力調整弁32には、モータ33によって回転駆
動される送風機34から空気が供給される。円筒管35
の下方の円周面を走行面36として、ベルト37は、円
筒管35の下方に設けられる供給孔38に、浮上用空気
供給ダクト39を介して圧力調整弁32から供給される
空気の圧力によって、浮上状態となる。この圧力は積載
物30の重量とベルト37の自重との和に釣り合う圧力
であり、圧力変換器40によって検出される。円周面で
ある走行面36の周方向には、複数、たとえば2つの浮
上量検出手段である浮上量検出センサ41,42が間隔
をあけて設置される。浮上量検出センサ41,42は、
たとえば超音波あるいはレーザ光等を用いて、ベルト3
7との間隔を検出し、送・受信機43,44から伝送ラ
イン45,46を介して浮上量を表す信号を伝送する。
伝送ライン45,46は、電気的な伝送ケーブルによっ
て実現することもでき、光学的な光ファイバケーブルな
どによって実現することもできる。ベルト37は、強力
な繊維材料などで補強したゴム系材料が好適に使用され
る。また、空気浮上式ベルトコンベヤが曲がるときに
は、ベルト37も曲率半径の外方に傾く。そのような位
置では、浮上量検出センサ41,42の位置も対称状態
からずらす。
【0016】制御装置31内で、浮上量検出器47は、
伝送ライン45,46を介して伝送される信号を受信
し、信号の表す浮上量を演算手段である演算器48に与
える。演算器48は、検出された浮上量を予め設定され
る最適値と比較し、その偏差に応じて圧力調整弁32の
弁開度の調整量を算出し、制御手段である出力装置49
を介して圧力調整弁32を制御する。圧力調整弁32の
弁開度は、送風機34から供給される空気の供給圧力に
よっても変動するので、演算器48による弁開度の演算
の際には、圧力変換器40が検出する圧力調整弁32の
出側圧力を計測してフィードバックし、現状の供給圧力
と浮上量とを基に、最適な浮上量を得るための弁開度を
計算する。
【0017】図2は、ベルトの浮上量とベルト駆動動力
および浮上用空気供給圧力との関係を、積載量一定の条
件の基に示す。ベルト駆動動力は、浮上量が大きくなれ
ば減少するけれども、浮上量がある値以上では所要動力
が変化しなくなるという特性がある。また供給圧力は浮
上量が大きくなるほど増大する。仮想線で表す総合的な
動力は、ベルト駆動動力と供給圧力に対応する動力とを
総合したものであり、これが最低値となるときに浮上量
としての最適値が得られることになる。
【0018】図3に示すように、最適浮上量を得るため
の供給圧力は、ベルトの積載量が増大するほど増大す
る。図1の実施例によれば、ベルト37の積載物31の
重量が急に変動して浮上量が変化しても、供給圧力はそ
の積載量に対応して最適浮上量となるように制御され
る。この結果、浮上用空気は常に最適浮上量に対応する
供給圧力に調整され、エネルギ消費が少ない安定な搬送
を続けることができる。
【0019】図4は、図1の実施例の動作を示す。ステ
ップa1から動作を開始し、ステップa2では浮上量検
出センサ41,42からそれぞれ浮上量を取込み、ステ
ップa3で各浮上量が予め設定される最低値以上である
か否かを判断する。各浮上量が最低値以上であれば、ス
テップa4で平均値が最適値未満であるか否かを判断す
る。平均値が最適値以上と判断されるときには、ステッ
プa5で、平均値が最適値を超えているか否かを判断す
る。最適値以下と判断されるとき、すなわちステップa
4と総合して最適値に等しいときには、ステップa2に
戻る。
【0020】ステップa3で各浮上量が最低値未満であ
ると判断されるとき、またはステップa4で平均値が最
適値未満であると判断されるときには、ステップa6で
圧力調整弁32の弁開度一定量だけ増加させ、ステップ
a2に戻る。ステップa5で平均値が最適値を越えると
判断されるときには、ステップa7で圧力調整弁32の
弁開度を一定値だけ減少させ、ステップa2に戻る。
【0021】以上は個別的に供給圧力の制御を行うこと
を説明したが、これを代表的位置に浮上量検出手段を設
け、全体的に供給圧力の制御を行うこともできる。
【0022】図5は、本発明の他の実施例の概略的な構
成を示す。本実施例で図1の実施例に対応する部分に
は、同一の参照符を付す。空気浮上式ベルトコンベヤ5
0の搬送方向である軸線50aの方向に沿って、複数の
浮上量検出センサ51,52,…を設け、伝送ライン6
1,62,…を介して図1の制御装置31内の浮上量検
出器47に浮上量を表す信号として伝達する。演算器4
8は、出力装置49を介して圧力調整弁71,72,…
の弁開度を個別的に調整し、浮上量検出センサ51,5
2,…の設置箇所近傍から噴出する空気の圧力を調整す
る。調整された空気の圧力は、圧力変換器81,82,
…が設けられる浮上用空気供給ダクト91,92,…を
介してそれぞれ供給される。このように空気浮上式ベル
トコンベヤ50の長手方向、すなわちベルトの走行方向
に沿って複数の箇所でベルトの浮上量を制御するので、
ベルトに積載される積載物の重量変動があっても、ベル
トの走行に追従して浮上量を最適化させるトラッキング
制御が可能である。
【0023】以上の各実施例では、圧力調整弁32;7
1,72,…を用いて浮上用空気の供給圧力を調整して
いるけれども、送風機34を駆動するモータ33の回転
数をインバータ制御などによって制御し、供給圧力を調
整することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ベルトの
浮上量を検出して、最適値に近付くようにベルト浮上用
の空気の供給量を制御するので、ベルト浮上および駆動
に必要なエネルギの消費を総合的に低減し、安定な搬送
を行ってベルトの摩耗なども防ぐことができる。さらに
ベルトによる搬送重量が一定に保たれずに時間的に変化
するような場合であっても、搬送重量に応じて最適な条
件で運転し、エネルギ消費を押さえることができる。
【0025】また本発明によれば、ベルトの走行経路に
沿って複数箇所で浮上量の制御を行うので、ベルト上に
載置されて搬送される積載物が搬送の途中で変わるよう
な場合であってもベルトの移動につれて最適な浮上条件
を実現し、円滑で安定な搬送を行うことができる。
【0026】また本発明によれば、ベルト浮上用空気の
供給量は、圧力調整弁の開度を調整して制御するので、
積載物の荷重な変動などに応じて迅速に調整することが
でき、安定な搬送を定速して行うことができる。
【0027】さらに本発明によれば、ベルトの浮上量を
検出して、検出される浮上量が最適値に近付くように浮
上用空気の供給量を制御するので、ベルトの駆動に要す
るエネルギとベルトの浮上に要するエネルギとの総和を
抑制し、安定な搬送を継続して行うことができる。
【0028】また本発明によれば、ベルト浮上量の検出
は、円周方向の複数箇所で行うので、積載物の載置の仕
方に偏りがあったり、ベルトが蛇行したりしても、浮上
量を確実に検出し、安定な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略的なシステム構成を示
すブロック図である。
【図2】ベルトの浮上量とベルト駆動動力および浮上用
空気の供給圧力との関係を示すグラフである。
【図3】ベルトの積載量と浮上用空気の供給圧力との関
係を示すグラフである。
【図4】図1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の他の実施例の概略的なシステム構成を
示すブロック図である。
【図6】先行技術による空気浮上式ベルトコンベヤの簡
略化した正面図でる。
【図7】図6の空気浮上式ベルトコンベヤの中間フレー
ム部の一部を拡大して示す分解斜視図である。
【符号の説明】
30 積載物 31 制御装置 32;71,72 圧力調整弁 33 モータ 34 送風機 35 円筒管 36 走行面 37 ベルト 38 供給孔 39;91,92 浮上用空気供給ダクト 40;81,82 圧力変換器 41,42;51,52 浮上量検出センサ 41 浮上量検出器 48 演算器 50 空気浮上式ベルトコンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯崎 俊明 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 業株式会社 明石工場内 (72)発明者 佐藤 孝夫 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番 3号 川崎重工業株式会社 神戸本社内 (72)発明者 井上 雅仁 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番 3号 川崎重工業株式会社 神戸本社内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒管下方の内周面に沿って湾曲する状
    態で、円筒管の軸線方向にベルトを走行させる空気浮上
    式ベルトコンベヤにおける浮上量の制御装置であって、 ベルトの浮上量を検出する浮上量検出手段と、 浮上量検出手段によって検出される浮上量を、予め設定
    される最適値と比較演算する演算手段と、 演算手段の演算結果に従って、ベルトの浮上量が最適値
    に近付くようにベルト浮上用空気の供給圧力を制御する
    制御手段とを含むことを特徴とする空気浮上式ベルトコ
    ンベヤにおける浮上量制御装置。
  2. 【請求項2】 前記浮上量検出手段は、ベルトの走行経
    路に沿う複数の位置、または代表的位置に設けられ、 前記制御手段は、各浮上量検出手段の設けられている位
    置近傍で、個別的にまたは全体的に供給圧力の制御をそ
    れぞれ行うことを特徴とする請求項1記載の空気浮上式
    ベルトコンベヤにおける浮上量制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、圧力調整弁を備え、そ
    の開度を調整して供給圧力を制御することを特徴とする
    請求項1または2記載の空気浮上式ベルトコンベヤにお
    ける浮上量制御装置。
  4. 【請求項4】 円筒管下方の内周面に沿って湾曲する状
    態で、円筒管の軸線方向にベルトを走行させる空気浮上
    式ベルトコンベヤにおける浮上量の制御方法であって、 ベルトの浮上量を検出し、 検出される浮上量を、予め設定される最適値と比較演算
    し、 演算結果に従って、ベルトの浮上量が最適値に近付くよ
    うにベルト浮上用空気の供給圧力を制御することを特徴
    とする空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮上量制御方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ベルトの浮上量の検出を、前記円筒
    管内周面の円周方向の複数箇所で行うことを特徴とする
    請求項4記載の空気浮上式ベルトコンベヤにおける浮上
    量制御方法。
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