JP2634248B2 - 樹脂押出機用フィルタ装置 - Google Patents
樹脂押出機用フィルタ装置Info
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- JP2634248B2 JP2634248B2 JP1189571A JP18957189A JP2634248B2 JP 2634248 B2 JP2634248 B2 JP 2634248B2 JP 1189571 A JP1189571 A JP 1189571A JP 18957189 A JP18957189 A JP 18957189A JP 2634248 B2 JP2634248 B2 JP 2634248B2
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- plate
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
口部に備えられ、可塑化溶融された原料樹脂中の異物な
どを除去するフィルタ装置に関する。
ては、従来次のような各種の装置が採用されてきてい
る。
レーカプレート102を配設し、同ブレーカプレート102の
上流側に所定の粗さの網目をもつ円板状の金網103を装
着してフィルタ装置を構成する。フィルタが異物で詰ま
った場合は、図示せぬ油圧シリンダを介してブレーカプ
レート102にとりつけられたスライドプレート(図示せ
ず)を移動させ、金網共々ブレーカプレート102を交換
するものである。
ので、濾過面積の大きいスクリーンパック16を多段に有
するフィルタ装置である。この装置では、ブレーカプレ
ート115は有底円筒部材であり、樹脂流入ガイド118が当
接する底板中央部分において下流側(図示下方)に末広
がりの形状を有する樹脂流通用の孔120が設けてある。
円筒状の樹脂流入ガイド118の一端がブレーカプレート1
15の中央部に当接され、該ガイド118の周囲にはスクリ
ーンパック116とシール用ガスケット119が交互に装着さ
れ、またその円筒部には樹脂流通用の孔120が多数個設
けられている。一方、該ガイド118の他端面(図面では
上面)は閉塞されている。ブレーカプレート115の開放
側端面には押え板117が前記ガイド端にねじ込まれて固
定され、該押え板117には無数に樹脂流通用の孔120が穿
たれている。114はスライドプレートであり、前記ブレ
ーカプレート115は該スライドプレート114内に間隙を設
けることなく装着される。図中矢印は樹脂の流れを示す
ものであるが、樹脂は押え板117に無数に設けた孔120よ
りブレーカプレート115内に入り、四段に設けたスクリ
ーンパック116内に導かれ、樹脂中の不純物が濾過さ
れ、樹脂流入ガイド118内に流入し、更にブレーカプレ
ート115の孔120より流出し、ダイノズルの方向に押出さ
れる。スクリーンパック116等の清掃時或いは交換時に
はスライドプレート114をスライドさせてから各作業を
行う。
と呼ばれるものであって、濾過面積を増大(スクリーン
チェンジャの3〜5倍)する目的で多数の貫通孔を設け
た円筒ブレーカ202を円筒状の本体内に同心的に設置
し、その円筒ブレーカの外周に所定の粗さに形成した金
網203を巻きつける。この円筒フィルタ装置はスクリー
ンチェンジャと同様押出機の出口部に設ける。
らに大きな濾過面積(円筒フィルタの10倍以上)を有す
ることを目的に開発されたものにキャンドルフィルタと
呼ばれるものがある。これは所定の粗さの金網を細長く
円筒状に成形したものを、多数本キャンドル状にプレー
ト304にとりつけケーシングに装着し使用する。
問題点がある。
があるため、一般的に使われている装置ではあるが、濾
過面積が小さいためフィルタ交換周期が短く、更には交
換のたびに押出成形機の運転を一時中断せざるを得ず生
産性を低下させている。また特に第8図に示す装置では
スクリーンパック116が樹脂圧により変形する虞れがあ
る。
ことができるが、フィルタ交換にあたっての分解・組立
に時間を要し生産性が低下する。
ルタ交換周期は長くなり著しく生産性が向上する。
ものであり、フィルタを洗浄して再利用する必要があ
る。しかしながら、この再利用回数にも自ずと制限があ
り、高価なキャンドルフィルタ自身の予備品を購入して
おくことが必要であってコスト的に高いものとなり、ラ
ンニングコストを悪化させている。
ルタ並の濾過面積を備え、しかもランニングコストが低
減できるフィルタ装置を提供することにある。
物などを除去するために押出機の出口部に設けられるフ
ィルタ装置であって、フィルタ装置を構成するフィルタ
ユニットは、中空管と、中心孔を有し表面に濾過機能を
備える剛性材を主体とし繰り返し使用可能な円盤状の金
属プレートと、ドーナツ状の切り取った金網で構成さ
れ、同金網は金属プレートに設けられた溝に嵌め込まれ
ており、前記中空管は多段に積層された前記フィルタユ
ニットの中心孔に嵌挿固定され、前記フィルタユニット
により濾過された溶融樹脂原料を前記中空管を通して送
り出すように構成したもので、これを課題解決のための
手段とするものである。
途中で本発明に係るフィルタ装置内を通過する。
グ内に入ると多段に設けられたプレートフィルタユニッ
トの表面で濾過作用を受け、樹脂中の異物等が除去され
る。異物等が除去された後の溶融樹脂は、前記フィルタ
ユニット表面から適宜通路を通って中心孔の部分に集ま
り、そこから中空管の内部へ導かれて金型等へと送り出
される。
めて大きく設定することが可能であるため、フィルタ交
換時期を大巾に延長でき、しかも構造上フィルタ材とし
て廉価な材料、例えば市販の金網の使用を可能にする。
ラスチック押出成形機用フィルタ装置を示し、第1図は
同装置の全体縦断面図、第2図は同装置に採用するプレ
ートの半部平面図、第3図はプレートフィルタユニット
を2層とした第2図のIII−III矢視図、第4図は同フィ
ルタユニットの外周部詳細断面図、第5図は同フィルタ
ユニットの中心部詳細断面図である。
ある。
属製プレートであり、その表裏両面には中心部の周辺と
外周部の一部を残して同心円状及び放射線状に多数の溝
部14が形成されている。換言すると、プレート1aの表裏
両面には中心部と外周部を除き半径方向、周方向共に所
定の間隔をおいて多数の突起6が形成されることにな
る。
示されているように中心部から外周部にかけて厚さが漸
減するように構成されており、また前記外周部の円周上
にはV溝3が形成され、前記中心部の円周上には段部が
形成される。更にプレート1aの中心に最も近い円周上の
溝部14aと多数の放射状溝部14bとの交叉部には表裏に貫
通する細孔15が形成され、該細孔15は中心孔18の内面か
ら外周方向に向けて延びる横孔21と交わり、プレート1a
表裏の溝部14とプレート1aの中心孔18間を前記細孔15及
び横孔21を介して連通させている。従って、プレート1a
の中心孔18の外周にはプレート1aの中心部に流れ込む樹
脂をせきとめるための堰16が設けられることになる。
1〜複数枚の金網を組合わせて得たシート状の金網であ
り、この金網2を上記プレート1aの表裏両面に添設して
プレートフィルタユニット1を構成する。この添設は金
網2の外周部をプレート1aの表裏外周部に形成した上記
V溝3に嵌め込み、金網2の中心部をプレート1aの表裏
中心部に形成した段部4に沿ってセットする。
は金網2を支持し、濾過時の樹脂圧力差による金網の変
形を防ぐ。
ト1が多数段に積層されると、金網2の中心側端部は第
3図に示すように上下に配される金網同志で互いに押え
込まれる。なお、プレートフィルタユニット1の積層段
数は設定される濾過面積に応じて決定される。
多数の孔をもつ管状のセンターポールであり、該センタ
ーポール5は多段に積層した上記フィルタユニット1の
中心孔18部を貫通して下部プレート8の中央に立設固定
される。
ルタユニット1の外周とは樹脂通路としての間隙を形成
して前記下部プレート8上にボルトにより固定される。
ケーシング10の上面には上部プレート11がボルトにより
固定され、その内部は下部プレート8に設けた樹脂出口
7及びケーシング10に設けた樹脂入口13を除いて完全に
密閉される。ケーシング10の外周には昇温及び運転中の
保温のためにヒータ12が取り付けられており、所定の設
定温度に温調(図示せず)されている。また上部プレー
ト11と多段プレートフィルタユニット1間には皿ばね20
が介装され、各フィルタユニット1は上部から所定の力
で押圧される。また下部プレート8にはセンターポール
5の内部と樹脂出口をつなぐ樹脂通路19が形成されてい
る。
導管(図示せず)を介してフィルタ装置の樹脂入口13よ
り流入する。フィルタ装置内に流入した溶融樹脂はプレ
ート1aとケーシング10の隙間9を通過し、各プレートフ
ィルタユニット1間を外周から中心部に向かって移動
し、その時、各フィルタとしての金網2により溶融樹脂
中の異物は除去され、プレート1aの溝部14を中心部に向
かって流れる。
の孔18の外周に設けられた堰16によりせき止められる。
この堰16の周囲にはプレート1aの上・下溝を貫通し、セ
ンターポール5の外周に樹脂を流入させるための細孔15
が設けられているため、樹脂はこれらの細孔15から横孔
21へと流れ、センターポール5の外周に集まる。この集
まってくる樹脂はセンターポール5に貫通した多数の孔
17を通ってセンターポール5の内部に入り、下部プレー
ト8に設けられた樹脂通路19を通って図示せぬアダプタ
を介してダイ(図示せず)に流入する。
こともできる。
剛性体を主体とし繰り返し使用可能な円盤状の金属プレ
ートと、ドーナツ状の切り取った金網で構成され、同金
網は金属プレートに設けられた溝に嵌め込まれており、
金属プレートは簡単に洗浄若しくは掃除で異物が完全に
除去できるため、何回でも繰り返し使用が可能である。
また金網は洗浄して再使用することなく、市販の金網を
オーナツ状に切り取るだけでよく、その都度容易に交換
することが出来、廉価に入手できるためランニングコス
トを引き下げることができる。また上・下面を異物を有
効に濾過する面として使用可能にすることによって濾過
面積を著しく大きくすることができるとともに、金網の
変形を防止できるのでフィルタ交換期間を大巾に伸ばす
ことが可能となり、生産性が向上する。また、フィルタ
としての金網は市販のものを購入し、適切な粗さのもの
を適宜組み合わせて使用することが可能であり、コスト
上のメリットも大きい。
縦断面図、第2図は同装置に採用されるプレートの一部
平面図、第3図は2枚のプレートフィルタユニットの積
層断面拡大図、第4図はプレートフィルタユニットの外
周部を示す詳細断面図、第5図は同フィルタユニットの
中心部を示す詳細断面図、第6図乃至第8図はそれぞれ
従来のスクリーン装置例を示す縦断面図である。 図の主要部分の説明 1……プレートフィルタユニット 1a……プレート 2……(フィルタとしての)金網 5……センターポール、6……突起 14……溝、15……細孔 17……孔、18……中心孔 21……横孔
Claims (1)
- 【請求項1】可塑化溶融された原料樹脂中の異物などを
除去するために押出機の出口部に設けられるフィルタ装
置であって、フィルタ装置を構成するフィルタユニット
は、中空管と、中心孔を有し表面に濾過機能を備える剛
性材を主体とし繰り返し使用可能な円盤状の金属プレー
トと、ドーナツ状の切り取った金網で構成され、同金網
は金属プレートに設けられた溝に嵌め込まれており、前
記中空管は多段に積層された前記フィルタユニットの中
心孔に嵌挿固定され、前記フィルタユニットにより濾過
された溶融樹脂原料を前記中空管を通して送り出すよう
に構成したことを特徴とする樹脂押出機用フィルタ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1189571A JP2634248B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 樹脂押出機用フィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1189571A JP2634248B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 樹脂押出機用フィルタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353923A JPH0353923A (ja) | 1991-03-07 |
JP2634248B2 true JP2634248B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16243562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1189571A Expired - Lifetime JP2634248B2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 樹脂押出機用フィルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634248B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6162003U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-26 | ||
JPS60179308A (ja) * | 1984-02-25 | 1985-09-13 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JPH034326Y2 (ja) * | 1986-10-29 | 1991-02-05 | ||
JPS648565A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Sony Corp | Magnetic disk device |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1189571A patent/JP2634248B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353923A (ja) | 1991-03-07 |
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