JP2633663B2 - エレベータの乗場装置 - Google Patents

エレベータの乗場装置

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JP2633663B2
JP2633663B2 JP63301720A JP30172088A JP2633663B2 JP 2633663 B2 JP2633663 B2 JP 2633663B2 JP 63301720 A JP63301720 A JP 63301720A JP 30172088 A JP30172088 A JP 30172088A JP 2633663 B2 JP2633663 B2 JP 2633663B2
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landing
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透 木下
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、エレベータの乗場装置の改良に関する。
(従来の技術) 近年、木造建築の住宅等、エレベータの荷重を建物に
負担させることが困難な場合に適合されるエレベータシ
ステムが開発され実用化されている。その1つとして完
全自立鉄塔昇降路式エレベータがある。
これは、第4図に示すように鋼材を組合わせて作った
自立鉄塔1の中に乗りかご2、巻上機3、乗場出入口装
置としてのドア装置4などのエレベータ用品を取付けた
ものであり、建屋とは独立しているため、建屋には全く
荷重を負担させないため、構造的に弱い建屋にも適用で
きるという特長がある。
一方、このような、完全自立鉄塔昇降路式エレベータ
を据付ける場合には、第5図に示す如く、建屋5のエレ
ベータ設置スペース6の前後左右の各壁面部7a〜7dと自
立鉄塔1との間にそれぞれ適当な隙間G…を設け、地震
や強風などによって建屋5と自立鉄塔1との間に相対変
位が生じても、これらが衝突してダメージを受けないよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構造のエレベータシステム
では、第6図に示すように、エレベータのドア装置4の
乗場三方枠8と建屋5側の乗場出入口枠9との間には、
前述の如く隙間Gが設けられているため、身苦しいだけ
でなく、ここから物を落としたり、子供が悪戯するなど
して安全性に問題があった。
本発明は上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、地震や強風などにより建屋と自立鉄塔
との間に相対変位が生じても、建屋等にダメージを加え
ることの無い構成でありながら、エレベータ乗場三方枠
と建屋側乗場出入口枠との隙間を無くすことができ、意
匠性、安全性に優れたエレベータ乗場装置を提供しよう
とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成すべく、エレベータが設置
される建屋側の乗場出入口枠とエレベータ側の乗場三方
枠との間に隙間を有し、相対的に変位可能に配置されて
いるエレベータにおいて、前記建屋側の乗場出入口枠あ
るいはエレベータ側の乗場三方枠に、前記隙間を常に閉
塞する少なくとも一部が可撓性を有する隙間閉塞部材を
設けたものである。
(作用) すなわち、上記構成によれば、平常時においては、エ
レベータ側乗場三方枠と建屋側出入口枠との間の隙間
は、隙間閉塞部材により閉塞される。これにより、従来
の明放しのものに比べ、意匠性が向上するとともに物を
落としたり子供が悪戯するのを防止でき安全性の向上が
可能となる。また、地震や強風によって建屋と自立鉄塔
との間に相対変位が生じて前記隙間が減少して隙間閉塞
部材力に加わったとしても、隙間閉塞部材が少なくとも
一部に可撓性を有しているため弾性変形した状態とな
る。これにより、自立鉄塔と建屋との間における荷重の
伝達が防げ、建屋等にダメージが生じることがない。ま
た、隙間閉塞部材へ外力が無くなると自動的に元の状態
に復元して確実に隙間を閉塞することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明を一実施例を第1図ないし第3図を参照
して説明する。なお、本発明を明確にするために、前述
の従来構成と同一部分は同一の符号を付して説明する。
エレベータの自立鉄塔1は、建屋5のエレベータ設置
スペース6内に適当な間隙Gをもって設置されている。
図中11はエレベータ用品であるドア装置4の敷居11で
あり、この敷居11は自立鉄塔1の部材である敷居受枠12
に固定されている。そして、エレベータ側の逆U字状の
乗場三方枠8が上部を自立鉄塔1の立柱13,13に、下部
をこの敷居11に固定されることにより立設されている。
そして、このように取付けられた前記乗場三方弁8
は、建屋5側に設けられた乗場出入口枠9との相互対向
部間に前記隙間Gを持って対向設置されている。
また、乗場三方枠8の乗場出入口枠9と対向する面全
体には、前記隙間Gを閉塞する隙間閉塞部材14が逆U字
状に設けられている。この隙間隙間閉塞部材14は、L字
型のアングル材15と薄板の化粧板16とで構成されてい
る。前記アングル材15は、第2図および第3図に示すよ
うに、二重押出し成型方法などにより、硬質塩化ビニー
ルなどからなる硬質の取付部15aおよび立上がり部15b
と、軟質の塩化ビニールなどからなる軟質の屈曲部15c
とを一体に有する形状となっており、前記立上がり部15
bが屈曲部15cの可撓性により自由に倒れることができる
ような構成となっている。そして、このアングル材15の
立上がり部15bの一面に、前記薄板の化粧板16が接着さ
れている。
なお、自然状態での取付部15aと立上がり部15bとの間
の屈曲角度Θはわずかに鋭角をもたせている。(第2図
参照) また、前記化粧板16は、材質そのものの持味、あるい
は塗装などの表面仕上げによって前記乗場三方枠8や乗
場出入口枠9との意匠性統一を図っているとともに、前
記乗場三方枠8と乗場出入口枠9とを連続面としてい
る。
しかして、地震や強風によって建屋5と自立鉄塔1と
の間に相対変位が生じ、前記隙間Gが減少し、第3図の
如くG′になった場合を考える。エレベータ側の乗場三
方枠8と建屋5側の乗場出入口枠9とが接近すると、前
述した様にわずかに鋭角に配置された化粧板16が押さ
れ、矢印方向の回転モーメントが発生する。これによ
り、可撓性の軟質屈曲部15cに連設された立上がり部15b
および化粧板14は、前記軟質屈曲部15cを回動支点とし
て倒れ、自立鉄塔1と建屋5との間に於ける荷重の伝達
を防いでいる。
なお、隙間Gが増加する方向および敷居11の長手方向
の揺れに対しては、自立鉄塔1および建屋5に荷重が加
わらないことは明らかである。
したがって、本実施例によるエレベータ乗場装置にあ
っては、平常時には、エレベータ側の乗場三方枠8と建
屋5側の乗場出入口枠9との間の隙間Gが隙間閉塞部材
14によって塞いで連続面を形成しているため、見映えが
良く、隙間Gからの物の落下や子供の悪戯を防ぐことが
できる。また、万一、地震や強風などによって建物がゆ
れても、隙間閉塞部材14が倒れて自立鉄塔1と建屋5と
の間に於ける荷重の伝達を防ぐことができ、自立鉄塔1
や建屋5がダメージを受けることがない。また、隙間G
の寸法が建築誤差等によって狂った場合でも、化粧板15
の製作寸法を変えることによって容易に対応することが
できるのである。
なお、上述の一実施例の説明において、隙間閉塞部材
14を、屈曲部15cのみを可撓性部材としたL形アングル1
5と、化粧板16とで構成したものについて説明したが、
本発明はこれに限らず、たとえば、アングル材15全体を
可撓性部材で構成してもよく、また、前記化粧板16は必
ずしも必要でない。また、隙間閉塞部材14をエレベータ
側の乗場三方枠8に取付けた例に付いて説明したが、建
屋5側の乗場出入口枠9に取付けても同等の効果が得ら
れることは勿論である。
その他、本発明は要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、地震や強風な
どにより建屋と自立鉄塔との間の相対変位が生じても、
建屋等にダメージを加えることの無い構成でありなが
ら、エレベータ乗場三方枠と建屋側乗場出入口枠との隙
間を無くすことができ、意匠性、安全性に優れたエレベ
ータ乗場装置を提供できるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はエレベータ乗場装置の平面図、第2図は要部詳
細図、第3図は同じく要部の動作説明図、第4図は自立
鉄塔昇降式エレベータの全体図、第5図は従来のエレベ
ータ乗場装置の平面図、第6図は同じくエレベータ乗場
装置の斜視図である。 5……建屋、8……エレベータ側の乗場三方枠、9……
建屋側の乗場出入口枠、14……隙間閉塞部材、G……隙
間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータが設置される建屋側の乗場出入
    口枠とエレベータ側の乗場三方枠との間に隙間を有し、
    相対的に変位可能に配置されているエレベータにおい
    て、前記建屋側の乗場出入口枠あるいはエレベータ側の
    乗場三方枠に、前記隙間を常に閉塞する少なくとも一部
    が可撓性を有する隙間閉塞部材を設けたことを特徴とす
    るエレベータの乗場装置。
JP63301720A 1988-11-29 1988-11-29 エレベータの乗場装置 Expired - Lifetime JP2633663B2 (ja)

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JPH02147593A JPH02147593A (ja) 1990-06-06
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