JP2633397B2 - 電気二重層コンデンサ - Google Patents

電気二重層コンデンサ

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JP2633397B2
JP2633397B2 JP357091A JP357091A JP2633397B2 JP 2633397 B2 JP2633397 B2 JP 2633397B2 JP 357091 A JP357091 A JP 357091A JP 357091 A JP357091 A JP 357091A JP 2633397 B2 JP2633397 B2 JP 2633397B2
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electric double
layer capacitor
insulating case
hole
electrode plates
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孝一 岡元
和彦 桑田
和彦 佐藤
裕康 山本
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HYOGO NIPPON DENKI KK
NEC Corp
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HYOGO NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気二重層コンデンサ
に関し、特に簡易なケーシング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気二重層コンデンサ
は、素子の構成物である活性炭粒子相互の電気的接触を
良好に保ち、電気二重層コンデンサの電気的特性を引き
出すため、素子全体に圧力を印加し、その圧力を永久的
に保持する必要が有る為に外装は一般的な電子部品と比
較すると複雑で強固なものとなり、例えば図7のごとく
第1の電極板11と第2の電極板12を絶縁ケース13
に依って電気的に絶縁し、内部に素子6を収納したもの
を金属製外装ケース14にはめ込み、上部より加圧圧縮
した状態で金属製外装ケース14の開口部の外縁部をか
しめることにより、加圧圧縮された素子6への圧力を保
持するといった特公昭56−108228号に示される
ような方法がとられていた。
【0003】他にも特公昭59−141217号に示さ
れるような樹脂製外装ケースの溶着,接着といった方法
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気二
重層コンデンサの製造方法では、外装ケースにかしめ,
溶着,接着といった加工を施こすことにより素子に圧力
を加え保持し、電気二重層コンデンサの内部抵抗を下げ
電気特性を引き出している。この為電気特性を一定に維
持するには、量産を行なう上で高い加工精度を常に維持
する必要があり作業能率を低下させるという欠点があ
る。
【0005】また、金属製外装ケースを使用しているの
で金属間の絶縁を図る必要があり部品点数が5点と多く
製造工程が複雑となる欠点があった。
【0006】本発明の目的は、簡易な構造で素子に加え
た圧力を保持することができ、その結果部品点数の削減
加工工程が少くなり、加工費用が低減できる電気二重層
コンデンサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気二重層コン
デンサは、複数個の電気二重層コンデンサの基本セルを
直列に積層した素子を積層方向に圧力を加え保持して外
装ケース内に収納した構造を有する電気二重層コンデン
サにおいて、四辺の一部をL字状に成型し、成型部に孔
状のフックを設けた一対のリード線付電極板により素子
を挟持したる後加圧し、前記電極板に設けたフックを中
央の孔に素子を収納した絶縁ケースに設けた凸部に契合
し圧力を保持する構造を有している。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例の断面図であり、図2は
図1に示す実施例の構造を説明するための分解斜視図で
ある。
【0009】先ず、第1の実施例に供した素子6は、図
4の素子断面図に示す構造となっている。即ちイオン透
過性でかつ電子伝導を阻止する性質を持つ多孔性セパレ
ータ3に相対して形成した粉末活性炭と希硫酸(電解
液)からなる活性炭ペースト電極2を電解液に対して化
学的に安定でかつ電気的に絶縁性(1010Ω・cm以
上)を持つ合成ゴム、たとえばブチルゴム製の側壁4及
び同様に電解液に対して化学的に安定でかつ導電性をも
つ合成ゴム、たとえば導電性ブチルゴム製の導電性エン
ドプレート1の内部に封入して基本セル5を得る。
【0010】基本セル5の耐電圧は希硫酸(電解液)の
電気分解電圧によって決まり、この場合は約1.2Vと
低いので実用電圧5.5Vを得る為、信頼性的余裕も計
算に入れ基本セル5を縦に6枚積層した構造の素子6を
製造した。
【0011】素子6は前述の積層構造のため基本セル5
の相互の間の接触抵抗及び基本セル5の内部の活性炭粒
子の相互の間の接触抵抗等により構成される内部抵抗が
存在する。この内部抵抗は素子6の上下面から印加され
る圧力に依存する。図5に内部抵抗の圧力依存性を示
す。図5から解かるように内部抵抗を低く安定した状態
にする為には、20kg/cm2 以上の圧力が必要であ
る。また素子6の導電性エンドプレート1及び多孔性セ
パレータ3を破壊しないように圧力上限も選び加圧範囲
を実用上20〜80kg/cm2 とした。
【0012】次に第1の実施例について図1及び図2を
用いて説明する。絶縁ケース7に第1のリード端子を有
する電極板9をはめこみその素子収納孔7b内に素子6
を収納させ素子6の一端の導電性エンドプレート1を第
1の電極板9に載せ、更に第2の電極板8を素子6の他
端の導電性エンドプレート1に配し第1の電極板9と第
2の電極板8を介して上下より素子6に20kg/cm
2 の圧力を加えることにより第1の電極板9及び第2の
電極板8の四方向に配したフック8aが絶縁ケース7の
側面に配した凸部7aに引っ掛かり、上下より素子6に
加えた圧力を排除しても素子6の反発力を電極9及び電
極板8のフック8aと絶縁ケース7の側面の凸部7aと
の引っ掛かりで保つことができる。
【0013】絶縁ケース7の側面に配した凸部7aは、
第1の電極板9及び第2の電極板8のそれぞれのフック
8aに対してテーパー状の入り勝手が設けてある為組立
の際、第1の電極板9及び第2の電極板8を介して素子
6を加圧する動作を利用して簡単に引っ掛かる工夫を施
している。
【0014】図3は本発明の他の実施例の断面図であ
る。本実施例は第1の実施例を更に耐熱用として改良し
たものであり、図3に示すように、絶縁ケース7の上下
のそれぞれ第1の電極板9及び第2の電極板8に接する
面に接着剤10を塗布し絶縁ケースと電極板を強固に接
合することにより高温使用時における電極板のフック8
aと絶縁ケースの側面の凸部7aとの緩みを防ぎ高温使
用時における素子6の加圧圧力の低下、すなわち内部抵
抗の増加を防止することに効果があった。図6に高温放
置テストにおける内部抵抗の変化を示す。図6において
Aは図2に示す第1の実施例の構造のものBは図3に示
す第2の実施例のものでこれらを10個づつ85℃±2
℃の恒温槽に入れ放置した後、内部抵抗を測定し初期の
値からの内部抵抗の変化を示した。図6により第2の実
施例は耐熱性に効果があることが解かる。
【0015】なお第2の実施例においては絶縁ケースと
電極板を接着剤10で強固に接合しているのでプリント
配線基板への実装後の洗浄時にも内部への洗浄液の侵入
が防止でき耐洗浄用としての利点があることも明らかで
ある。
【0016】なお第1の実施例及び第2の実施例におけ
る電極板フック8a及び絶縁ケース凸部7aは図2の9
b,9cのごとく契合を目的としたものであればフック
の形状、フックの数は多種多様にわたり適用できる事は
明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電気二重
層コンデンサのケーシング構造において、一対のリード
線付電極板のそれぞれに設けたフックを絶縁ケースに設
けた凸部に引っ掛け素子の反発力を保持する構造とした
ことにより、 (1)部品点数を削減でき、加工工程を省くことができ
る。 (2)組立が容易になり加工費用が低減できる。
【0018】また電極板と絶縁ケースを接着することに
より、 (3)高温使用時の内部抵抗の増加が防げる。 (4)耐洗浄用として使用できる。 という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気二重層コンデンサの縦
断面図である。
【図2】本発明の一実施例の電気二重層コンデンサの構
造を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例の電気二重コンデンサの縦
断面図である。
【図4】電気二重層コンデンサ素子の縦断面図である。
【図5】電気二重層コンデンサの加圧力と内部抵抗の関
係を示す図である。
【図6】本発明の実施例の高温放置テストの内部抵抗の
変化を示す図である。
【図7】従来の自立型電気二重層コンデンサの一例の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 導電性エンドプレート 2 活性炭ペースト電極 3 多孔性セパレータ 4 側壁 5 基本セル 6 素子 7 絶縁ケース 7a 凸部 7b 素子収納孔 8 第1の電極 8a フック 9 第2の電極 9a〜9c フック 10 接着剤 11 第1の電極 12 第2の電極 13 絶縁ケース 14 外装金属ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和彦 兵庫県宍粟郡山崎町須賀沢231番地兵庫 日本電気株式会社内 (72)発明者 山本 裕康 兵庫県宍粟郡山崎町須賀沢231番地兵庫 日本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−168712(JP,A) 実開 昭61−129330(JP,U) 実開 平1−78017(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の電気二重層コンデンサの基本セ
    ルを直列に積層した素子に、積層方向に圧力を加え保持
    して外装した電気二重層コンデンサにおいて、素子の異
    なる極性面に位置し、四辺の一部をL字状に成型し、成
    型部に孔状のフックを設けた一対のリード線付電極板
    と、中央に素子を収納する孔と四辺に前記一対のリード
    線付電極板に設けた孔状のフックと契合する凸部とを設
    けた絶縁ケースとを有し前記一対の電極板に設けた孔状
    のフックと前記絶縁ケースに設けた凸部を加圧下で契合
    させたことを特徴とする電気二重層コンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁ケースと一対の電極板の接触面
    が接着剤で接着されていることを特徴とする請求項1記
    載の電気二重層コンデンサ。
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