JP2632367B2 - 薬剤経皮投与器 - Google Patents

薬剤経皮投与器

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JP2632367B2 JP63137197A JP13719788A JP2632367B2 JP 2632367 B2 JP2632367 B2 JP 2632367B2 JP 63137197 A JP63137197 A JP 63137197A JP 13719788 A JP13719788 A JP 13719788A JP 2632367 B2 JP2632367 B2 JP 2632367B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力が供給される型の使い捨て可能および
補給可能な薬剤経皮投与器ならびにその製造方法に関す
るものである。薬剤経皮投与器を皮膚に付着すると、皮
膚を通って完全な電化回路が作られ、それにより、少な
くとも物理的または化学的質量輸送現象の何れかが起こ
り、薬剤または医薬が皮膚を通って移入する。
〔従来の技術および解決すべき課題〕
人間または動物の皮膚を通して電流を印加することに
より薬剤を経皮的に投与するための装置についての従来
の文献としては、以下の特許番号に係る米国特許があ
る。
385,556 4,243,052 486,902 4,325,367 588,479 4,367,745 2,493,155 4,419,091 2,267,162 4,474,570 2,784,715 4,406,658 3,163,166 4,314,554 3,289,671 4,166,457 3,547,107 4,239,052 3,677,268 4,290,878 4,008,721 4,164,226 4,141,359 4,362,645 4,239,046 4,273,135 以下の諸外国の特許文献も従来の薬剤経皮投与器を開
示している。
欧州特許出願第0060452号 ドイツ特許第290202183号 ドイツ特許第3225748号 欧州特許出願第0058920号 英国特許第2104388号 しかしながら、従来の薬剤経皮投与器のうちで、電力
が供給され使い捨て可能または補給可能でありかつ動作
の信頼性のあるものはなかった。また、薬剤経皮投与器
を平坦材料等から容易に製造する方法ももちろん知られ
ていなかった。
本発明は、電力が供給される型の使い捨て可能および
補強可能な薬剤経皮投与器を提供することを目的として
いる。
本発明の他の目的は、上記のような薬剤経皮投与器を
製造する方法を提供することである。
〔問題点の解決手段〕
上記目的を達成するために、本発明における電力が供
給されて患者の皮膚へ投与するための薬剤経皮投与器
は、 以下のa)〜g)よりなる薬剤経皮投与器であって、
a)最も底部の皮膚接着剤とともにヒートシール可能な
ライナーが平面上に配置され、前記ライナーおよび前記
皮膚接着剤が、組み立てた投与器に形成される一対の容
器窓およびガス抜き窓の一部をなす一対の切り欠きを有
し、b)一対の電極が前記の容器窓の対の上に配置さ
れ、前記電極の少なくとも一方が薬剤容器であり、c)
可撓性非導電性基板の各端部において1つの下方折畳み
が形成され、折畳み頂部および底部部分が形成され、該
基板の各端部に2層をもたらしてなり、前記基板が外
側、内側に第1および第2の表面を有し、該第1の表面
が2つの別個の導電性被覆領域を有し、該被覆領域およ
び前記基板が一片の部材を形成し、前記底部部分の前記
第1の表面が、前記電極に接触し、前記頂部部分の前記
第1の表面が、以下の段階で付加するバッテリー手段お
よび電流調節手段における接合のための第1のプリント
回路を有し、前記電極、皮膚、前記バッテリー手段、お
よび前記電流手段間の電気回路をなし、d)第1の導電
性接着ペイストユニット手段が、前記別個の導電性被覆
領域の少なくとも1つの端子部分における前記基板の頂
部部分との電気的接触状態へと、および前記第1のプリ
ント回路手段との電気的接触状態へとを形成するように
配置され、e)前記バッテリー手段が前記第1の導電性
ペイストユニット手段との底部電気的接触状態へとなる
よう配置され、前記電流調節手段が前記第1の導電性ペ
イストユニット手段との電気的接触状態となるよう配置
され、f)第2の導電性ペイストユニット手段が前記バ
ッテリー手段との頂部電気的接触状態へとなるよう配置
され、ならびに、g)組み立てた投与器全体を包囲する
よう、前記バッテリー手段、前記電流調節手段、前記基
板、および前記2つの電極上にカバーが配置され、前記
カバーの端部を前記ヒートシール可能なライナーの頂部
へと固着し、前記カバーが、前記第2の導電性ペイスト
ユニットと前記電流調節手段を接合し電気回路を完成す
るための第2のプリント回路手段を有する。
また、前記f)の後かつ前記g)の前に、前記バッテ
リー手段および前記電流調節手段の上にプラスティック
シートが配置され、前記プラスティックシートが、前記
工程g)の前記第2のプリント回路手段を有する内方表
面を有することを特徴とする。
また、前記d)の後かつ前記e)の前に、第1のライ
ナーが前記基板上に配置され、前記第1のライナーが、
前記第1の導電性ペイストユニット手段を収納するため
の第1の穴手段を有し、ならびに前記e)の後かつ前記
f)の前に、前記第1のライナーの上で前記バッテリー
手段および前記電流調節手段の上方に第2のライナーが
配置され、前記第2のライナーが、前記第2の導電性ペ
イストユニット手段を格納するための第2の穴手段を有
することを特徴とする。
また、前記基板上方で前記バッテリー手段および前記
電流調節手段の上に発泡スペーサーが配置され、前記記
発泡スペーサーが、前記バッテリー手段および前記電流
調節手段を受容するための収納穴を有することを特徴と
する。
また、前記バッテリー手段が、前記2つの別個の導電
性被覆領域の1つとの電気的接触状態にある前記2つの
電極の一方に近接して配置された少なくとも1つのバッ
テリーを含むことを特徴とする。
また、前記の少なくとも1つのバッテリーが、前記2
つの別個の導電性被覆領域の他方との電気的接触状態に
ある前記2つの電極の他方に近接して配置された第2の
バッテリーを含むことを特徴とする。
また、前記の少なくとも1つのバッテリーが、複数の
バッテリーを含むことを特徴とする。
また、前記少なくとも1つが薬剤容器である前記電極
が、両方とも薬剤容器である電極であることを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例及びこれに関連した実施例を図
面を参照して説明する。以下の説明において便宜のた
め、同じ符号は本発明の実施例を通じて同様な部材を示
していることに留意されたい。
第1〜2図を参照すると、皮膚11に接着している薬剤
経皮投与器10が示されている。薬剤経皮投与器10は、中
央の隆起部14と周辺のシール領域またはリップ(唇状)
部16とを有する外方カバー12から成る。この投与器は、
再使用可能な電源18に接続する用意がある交換可能型で
ある。電源18は、望まれるならば、選択的にプログラム
可能な制御デバイスを有する腕時計マウンティングの一
部であって良く、より詳細には1985年6月10日に出願さ
れた国際特許出願PCT/US85/01075に記載されクレームさ
れている。
電源18は好適なディスクバッテリー20から成り、その
両側に電極または端子を有する。一方のバッテリー電極
は、電流調節手段または電子調節手段へと接続されてい
る。その接続は、好適なスナップオン型その他の型の機
械的コネクター(米国のベルクロ コーポレーション
(Velcro Corporation)によって製造されている銀メッ
キベルクロ(Velcro)コネクション)、または導電性か
つ再使用可能な接着剤によるものである。バッテリー両
電極は、順に、導電体24、24′に接続されている。導電
体24、24′は、それぞれ容器BおよびCとしても指示さ
れている薬剤容器26、28から伸びている。導電体24、2
4′は、可撓性プラスティック基板30の上に好適な可撓
性導電表面または被覆を施したものである。そのプラス
ティック基板30は、非導電性、不浸透性、安定性、か
つ、薬剤、接着剤、皮膚その他の装置製造材料と共存可
能性のあるものである。基板30を有する各導電体24、2
4′は、継ぎ目無しの一片の折畳み部材を形成する。プ
ラスティック基板および導電表面を折畳むと、導電体2
4、24′が薬剤経皮投与器の頂部側にやってくる。頂部
側では、再使用可能な電源18との電気接触がなされる。
プラスティック基板30の内側(および頂部側)の接着性
被覆32が、重なり合う表面および端部または縁部34を固
定する。端部34には、電源18およびその電気的コネクタ
ーを受け入れるためのスロットまたは開口36を設ける。
開口36の周りの小さな周辺クリアリング38は、何らかの
短絡の可能性を排除する絶縁用ガード領域をなしてい
る。こうして、バッテリーの下方電極40および上方電極
42は、導電体24、24′と直接または間接に電気接触す
る。好適な絶縁材料44が、電流調節手段または電子調節
手段22を包囲する。好適な絶縁材料Aが、薬剤容器26、
28を分離するダム(dam)を形成し、薬剤経皮投与器の
縦方向端部側だけでなく横方向端部をもシールする。順
応性カバー12は、全装置を保護し、好適には皮膚と同じ
色調または色彩および同様な外観を有する。
もしスナップその他の材料の締結具を用いるとする
と、スナップ等が対称的には置かれないという性質が好
ましい。そのような配置は、電源が単一の方法でのみ嵌
合されうることを保証する。
並行型の電極/容器構造の薬剤経皮投与器の場合に
は、リップ型が周辺シールとしてのみ機能し回帰電極と
して機能しないので、カバーは導電性の必要がない。本
発明は、リップが回帰または不活動電極として機能する
マッティド(matted)フレーム構造の薬剤経皮投与器に
も適用可能であることを評価されたい。そのような場合
には、順応性カバーは導電性でなければならない。界面
導電性質量輸送過程は、電源を必要とする。電気泳動の
場合には、イオン化した薬剤が、薬剤経皮投与器パッチ
から皮膚を通して血液流へと移入する。一方、電気浸透
の場合には水などの液体キャリアが同様に全ての解離組
成分(イオン化した薬剤等)とともに、皮膚を通って血
液流へと輸送される。これら2種の物理化学現象の何れ
かまたは両方を、1つまたはそれ以上の薬剤を所望のド
ーズ放出および/または比較的安定パターンで皮膚を通
して経皮投与する際に、一緒に用いても良いし独立に用
いても良い。
皮膚に電場を印加すると、種々の薬剤に対する皮膚の
透過性が著しく増大する。
皮膚への取り付けに先立ち、2種の薬剤容器、絶縁ダ
ムおよび周辺シールを皮膚に接着可能に残して、好適な
剥離ライナー48を剥がす。
さらに、以下のことを注意すべきである。電源18は、
プラスティック状の基板50によって支持されている。基
板50は次に、好適には、小さい順応性カバー52へと接着
剤51によって接着される。カバー12は、電気接続がなさ
れる開口領域をきちんと被覆しシールする。このことに
よって、デバイスを如何なるとき(例えば、雨またはシ
ャワーもしくは風呂)でも、装着可能であることが保証
される。
もし望まれるならば、再使用可能な電源18は、第2A図
に示うような、腕時計54の一部であってもよい。第2A図
の腕時計は、プログラム可能なコンピュータを有し、同
心的な接着性コネクター40、42を伴なっている。これは
例えば、前掲の特許出願に開示されており、パッケージ
構造が必要な場合には、同様な電気コネクターおよび機
械的確実性がもたらされている。第2図と第2A図の使い
捨て可能な薬剤経皮投与器の主要な差は、第2A図の順応
性カバー手段12′が接着層13で被覆されているというこ
とである。このような接着層13によって、第2図の接着
剤51と同様に、薬剤経皮投与器と交換部品との取り外し
が可能となる。
第3図の変形的構造は単に、剥離ライナーまたは紙48
のために最適タブ56の特徴を追加している。そして、バ
ッテリー20の底部にある導電性接着接触部と拡張基板50
の係合のためのオフセット開口58および60が使用されて
いる。基板50は、同心的または対称的接続に代わって、
側部接続をもたらすようにオフセットすることができ
る。
第4−7図において、第8−9図に示す使い捨て可能
な薬剤経皮投与器とともに使用するための薬剤小組立体
を図示する。第4−5図に示すように、薬剤容器は、好
適なゲル層であって良い。このゲル層は、ウエブ基板48
上にロールされ、あるいは他の手段により適用される。
基板48は、前述のように、エンドレスロールシート材料
から供給され、適用した閉鎖接着ダムによって各容器間
の容器およびそれらの端部から分離される。ダムは符号
Aで指示し、各薬剤容器は、負を表わす符号Bと正を表
わす符号Cとで表示されている。多数の薬剤容器を用い
るキルティング型のパターンは、シルク印刷または転写
工程を使用した反復的作動ステップによって、製作する
ことができる。基板をシリコンなどの好適な剥離剤49で
被覆し、小組立体を完全な薬剤経皮投与器またはパッチ
に結合させたときに基板は事実上剥離剤となる。
第6−7図は、2つの薬剤経皮投与器小組立体の組み
付けを示す。例えば第6図(A),(B)において、ゲ
ル薬剤容器を補強するために最適な補強ウエブまたはベ
ール状材料(紗またはスクリム(scrim))62を用いる
ことができる。
一方の例は、開放セルフォーム(cell foam)を使用
する。セルフォームは、当該開放セルフォームを貫く閉
鎖接着ダムによって包囲されるゲル薬剤容器を用いて、
異なる領域が含浸されている。このような構造によっ
て、厚い交換可能な薬剤容器の製造が可能になり、そこ
ではゲルが、製造中、人間の皮膚への適用と除去、およ
び消費した薬剤容器の交換時において、その完全無欠性
を維持する。製造において、開放セルフォームウエブ
は、好適には剥離ライナーに付着されても良く、閉鎖接
着ダムが設けられてもよい。接着ダムは、開放セルフォ
ームの全圧を完全に貫き、薬剤容器領域を形成し設計す
る。薬剤容器領域は、次に、各薬剤/ゲル混合物で充填
されうる。
配置した2つの剥離ライナーのうちの一つ48′が製造
時に廃棄することができるので、それは選択的であると
考えられる。ゲル容器およびダムは、粘性的であり、そ
れらの形状を保持し、さらに補強用ウエブ62で支持され
ることもできる。第7図(A),(B)は、2つの小組
立体の間に半透性膜64が設けられている点において異な
る。それにより、組み立て時に、薬剤容器が異なる薬剤
濃度または組成の領域または範囲とともに形成される。
このような型の薬剤容器は、経皮デバイスの動作時に著
しい利点がある。半透性膜にそってその端部に、適切な
シール47を設けることができる。そのシールは、熱また
は他の手段によって、シールを要する領域で半透性膜を
シールし空隙を設けることにより、各容器が終了される
ものである。変形的には、半透性材料の範囲間のシール
として、シリコンダムを用いることができる。さらに、
半透性材料は、使用可能な薬剤または他の化学品で予め
含浸することができる。第4−7図の小組立体を、次
に、第10図の小組立体上に組み付けるものとして説明す
る。薬剤容器の使い捨て可能性の目的のために、これら
の小組立体(第4−7図)は、使い捨て可能であり、同
様な交換物を薬剤供給の補給のために用いることができ
る。
第8図に示す使い捨て可能薬剤経皮投与器70は、選択
的に交換可能な薬剤容器小組立体72(第4−7図の何れ
か)および電源手段のための追加的な小組立体74および
電源調節手段から成る。電源手段は、好適な導電性接着
剤によって、互いに固着されている。第2図に示すよう
に、小組立体74は、必須的に、バッテリー20および電流
調節手段22および付設の容器導電体24、24′から成る。
薬剤容器間および皮膚を通って走る電気回路は、第2図
と同様にループを形成する。唯一の差異は、第2図の実
施例の再使用性にくらべて、この薬剤経皮投与器構造で
はバッテリーおよび電流/電気調節手段が永久的である
ことである。しかしながら、ここでも薬剤容器小組立体
72は、必要ならば交換しても良い。
第8A図において、カバー手段76に、図示のような窓手
段が設けられている。窓手段によって、薬剤経皮投与器
の状態を観察することができる。窓手段を通して観察で
きるこのような支持手段は、特に、本出願人の米国特許
第660、192号(出願日1984年10月12日)に記載されてい
る。第8A図に示すように指示手段150が、電流調節手段2
2と、薬剤容器Bに電力を供給する導電性表面90に電気
的に直列である。電流調節手段22への前記指示手段150
および導電性表面90の接続は、接触接点152および154に
示すように、好適な可撓性導電性接着剤の手段によって
達成される。
第9および10図は、同様な使い捨て可能な薬剤経皮投
与器を示し、第8A図に示した選択的に交換可能な薬剤容
器小組立体72を有している。この薬剤経皮投与器は、電
源または平坦層バッテリー、および電気的もしくは電流
調節手段84を有する。これらは、好適な導電性接着剤に
よって、互いに固着されている。この実施例において
は、バッテリーは、カーボン(−)86および亜鉛(+)
88などのシート電極86と、やはり薄く平坦な薬剤容器電
極90、90′を含む。バッテリー電極86、88が、プラステ
ィック基板30へと接着的に接続されている。製造時に、
ウエブ材料を、縦方向の折り線73、73′、73″、73
(折畳む回数に応じて他の線が要求される)にそって、
好適に折畳まれ、横方向に切断して所定の寸法にする。
薬剤容器電極90に接続された1つのカーボン電極86が、
大きな亜鉛電極90とともにバッテリーを形成する。電極
90に接続されたカーボン電極86を、一つの一体素子とし
て製作できる。この大きな亜鉛電極88は、一端にある導
電性接着性ストリップ87の手段によって他のカーボン電
極86に電気的に接続され、小さな亜鉛電極88と共同して
第1のバッテリーと直列な第2のバッテリーを形成す
る。小さな亜鉛電極88は、87′においてあるいは単に87
に類似の導電性接着ストリップで、導電性表面134に電
気的に接続される。
本発明の薬剤経皮投与器製造におけるバッテリー素子
および接続の全てまたは大部分は、シルク印刷またはロ
トグラビア印刷が適用され、印刷され、ダイカットさ
れ、そして標準的なロールラベル装置上で高速でストリ
ップされうることが、当業者には明白である。
好適な電流または他の電子調節手段84が、導電性接着
剤130によって、可撓性プラスティック基板30を有する
薬剤電極導電性表面90′の1つに固着される。調節手段
84はまた、選択的な導電性指示器150′の手段によっ
て、100で示すようにバッテリー電極の一つに電気的に
接続される。選択的に、カバー12の透明領域156または
カバー内の開口などの窓手段を設けて、選択的指示器15
0′を見ることができる。このような場合に、指示器15
0′が導電性コネクターに置き換わる。88で示す最後の
バッテリーは、他の薬剤電極導電性表面90に電気的に接
続され、2つの薬剤容器間および皮膚を通る完全な電気
的ループを形成する。ゲル化したバッテリー電解液で含
浸した好適なバッテリー電極素子131が、折畳みに先立
って、カーボンと亜鉛との間に挿入される。バッテリー
コンパートメントの周辺が132で好適にシールされ、電
解液の漏れを防止する。この変形例において、もし望ま
れるならば、第8−8A図に示すように、薬剤容器を選択
的に除去可能としても良い。この変形例において、或る
接着剤は、導電性とすることができる。他方、接着剤に
対象物接着以外の他の機能を持たせるべきでない場合が
ある。いくつかの例では、接着剤を導電性にしてはなら
ない。そうしないと回路が短絡してしまう場合があるか
らである。さらに、バッテリーの電圧が、所望のカーボ
ンおよび亜鉛電極の個数を決定する。そのような電圧
は、応用例に応じて変化する。ただ一つのカーボン/亜
鉛バッテリーを示したけれども、同様にして他の種類の
バッテリーセルを作ることができる。
前述の投与器製造段階の種々の組み合わせを一つの薬
剤経皮投与器内に組み込むことができることは、当業者
には明白である。例えば、第6または7図の基板48′の
機能が、第10図の電極領域90、90′によってもたらされ
る。その場合に、基板(剥離ライナー)を有する第2の
薬剤容器を追加することによって製品を完全にすること
ができる。第6および7図に示す構造が交換可能な薬剤
容器をも示していることは、明らかである。そのような
交換可能な薬剤容器は、末端ユーザー(患者、看護婦ま
たは医者)によって、剥離ライナー48を剥がし、電源供
給投与器構造の領域90、90′に薬剤容器を適用し、その
結果第9図の装置が剥離ライナー48の剥離後に人間の皮
膚に適用可能になる。この特定構造において、バッテリ
ー寿命は、キット形式でともに販売される所定の個数の
「レフィル」(第6および7図に類似する)を有する第
9図の投与器の使用のために十分であることが、推測さ
れる。このことは、本発明の他の変形的な構造および実
施例の全てにおいて成立する。電源および電流調節また
は電子調節手段が、所定の個数の「レフィル」のために
のみ機能するよう設計される。それにより、処置の各セ
ット(キット)について医学的指導が保証される。
バッテリーに直列な電流制限抵抗器を導電性表面の抵
抗を制御することによって製造することができる。こう
して、電流制限抵抗器の使用が、装置の危険防止をはか
り、第8図の半導体調節手段22に代わってまたは加えて
電流調節をもたらすことができる。ゆえに、もし第8図
の電流調節手段22が短絡した場合には、この抵抗器が電
流を安全な値またはレベルへと制限する。
第11および12図において、本発明に従った薬剤経皮投
与器の実施例を符号200で示す。薬剤経皮投与器200は、
一対の選択的に交換可能な薬剤容器BおよびC、ならび
に12個のボタンバッテリー202A−Lなどの電源をふく
む。全ての電源は、好適にはアルミ化された外方カバー
204により包囲される。ボタンバッテリー202A−Lは、
2つのユニットとして配列されている。各ユニットは、
5個のバッテリー、すなわち、それぞれバッテリー202A
−Eと202F−Lである。バッテリーユニット206は、負
にチャージされた容器Bの上方に近接して配置されてい
る。そしてバッテリーユニット208は、正にチャージさ
れた容器Cの上方に近接して配置されている。バッテリ
ー202A−Lの個数および電圧は、容器内の特定の1つま
たは複数の薬剤のための特定の設計に応じて変化する。
図示の各バッテリーは、代表的には1.5ボルトである。
しかし、装置は、それより高いまたは低い電圧のバッテ
リーを多くまたは少なく含んでも良い。変形的には、代
表的厚さ約1.5mmの平坦バッテリーを、ボタンバッテリ
ーの代わりに用いることができる。ボタンバッテリー20
2A−Lの両端子は、鉛直方向である。ボタンバッテリー
202A−Lの頂部端子のチャージは、第1図に示す。「マ
イラー(Mylar)」などの可撓性プラスティック基板210
の一面には好適には導電性グラファイトペイントである
導電性被覆212が適用され、他面には接着層214が適用さ
れている。基板210は、非導電性、不透過性、安定性で
あり、かつ、薬剤、接着剤、皮膚、および薬剤経皮投与
器200を作る材料に対して共存可能性がある。基板210
は、それぞれ、第12図に示すように容器BおよびCに向
けて外側または下側方向へと折畳んだ末端部分216Bおよ
び216Cを有する。それにより、各末端部分の頂部および
底部には、導電性ペイント212がやってきて、216Bおよ
び216Cで容器BおよびCの内側に電気接触する。導電性
ペイント212は、それぞれ末端部分216Bおよび216Cとの
接触状態にある2つの離れた基板領域を被覆する。それ
により、末端部分216Bおよび216Cの手段による容器Bと
Cとの間の直接的な電気接続はない。接着層214が、末
端部分216Bおよび216Cにおいて接着層214に、接着す
る。基板210のバッテリー部分216Bおよび216Cの下面全
体を被覆している導電性ペイント212は、基板210の上方
または下方に折畳んだ輪郭に追随している。それによ
り、ペイント212が基板210の主要部の頂部表面側にあっ
て、バッテリー202A−Lの底部端子との電気的接触状態
にある。底部端子202A−Lに面するバッテリーユニット
206の領域において、ペイント212は、第11図に示すよう
にプリント回路218Bおよび218Cとして形状付けられてい
て、バッテリーの正および負の端子を接続している。バ
ッテリーユニット206および208においてバッテリー202A
−Lの正および負の頂部端子を直列に接続するプリント
回路220Bは、全バッテリー202A−Lを覆う堅いプラステ
ィックシートの下側に位置されている。バッテリーユニ
ット208に近接して位置されている電流調節器224が、プ
ラスティックシートの下面上のプリント回路226によっ
て、バッテリー202A−Lに直列に接続されている。好適
には導電性接着性ペイスト小滴228を用いて、バッテリ
ーとプリント回路218B、218C、220Bおよび220Cとの間の
良好な電気接続を保証する。導電性ペイスト小滴228は
また、電流調節器24の反対側においても用いられる。こ
うして、投与器200を皮膚上に置いたときに、皮膚を通
してまたバッテリー202A−Lおよび電流調節器224を通
して、容器Bと容器Cとの間に電気回路が存在する。
好適には一対の穿孔付きプラスティックライナー230A
および230B(第13図参照)をバッテリー202A−Lの両側
に位置させ、主として小滴228の広がりを防止する。ラ
イナー230内の穿孔は、小滴228のための空間をもたら
す。好適には、発泡スペーサー232などのスペーサーを
ライナー230Aおよび230Bの対の間に位置する。ヒートシ
ール可能なプラスティックライナー234を投与器200の下
面に位置して、カバー204の周辺に接続する。皮膚接着
剤236をライナー234の下面に位置する。取り外し可能な
剥離ライター(図示せず)を通常ライナー234の下面に
位置し、投与器の使用に先立ち剥離する。シールした側
壁238の形態でのシール端を容器BおよびCの周辺に配
置し、容器からの1または複数の薬剤の漏れを防止して
いる。もし望まれるならば、ライナーを通してかつ基板
210への薬剤容器材料を通してシール側壁238を発泡する
ことができる。変形的には、容器周辺端部をシールし、
ライナー234を薬剤容器BおよびCに固着するために、
シリコンなどの適切な材料を使用することによって側壁
238を発泡させることができる。
薬剤経皮投与器200は、前述の種々の成分から諸段階
を経て組み立てることができる。これらの成分は、第13
図において、薬剤経皮投与器200に類似の薬剤経皮投与
器242の分解斜視図で図示されている。
薬剤経皮投与器242の組み立ては、以下の工程から成
る。
a)最も底部の皮膚接着剤236とともにヒートシール可
能なライナー234を底部成分の上に位置付ける。一対の
容器窓244Bおよび244C、ならびにガス抜き窓240の一部
である切り欠き240Aを、ライナー234内に形成する; b)薬剤容器BおよびCを窓244Bおよび244Cの上に位置
する; c)基板210の各末端部分216Bおよび216Cを下方に折畳
み、各末端部分216Bおよび216Cにおける2つの層の下部
が容器BおよびCに接触する。3個のボタンバッテリー
248A−Cを、薬剤経皮投与器242のために用いる。バッ
テリー248Aおよび248Bを、第13図の左側に位置するバッ
テリーユニット250内に配置する。バッテリー248Cは、
第13図の右側に位置するバッテリーユニット252内に配
置する。導電性ペイント212を216Bおよび216Cの底部の
周囲に延ばして、容器BおよびCの頂部に接触させる。
導電性ペイント212の短い突出部254および256をそれぞ
れ、基板210の頂部の左および右の端部上に延在させ
る。そこは、バッテリー248Aおよび248Cを位置する場所
である。導電性ペイント212と同様な材料の導電性ペイ
ントまたはインクのプリント回路226をバッテリー248B
および248Cの位置の領域間に延在させ、電流調節器224
の端子を接続する。ガス抜き窓240の一部である一対の
切り欠き240Bを、基板210の中心領域内に形成する; d)4個の導電性接着性ペイスト小滴228を突出部254お
よび256ならびにプリント回路226の両端部の上に位置す
る; e)ライナー230Aを基板210上に位置する。ライナー230
Aは、バッテリー248A−Cの導電性小滴228のための3個
の穴262と、電流調節器224の一端の導電性小滴228のた
めの穴264とを有する。ライナー230Aはまた、ガス抜き
窓240の一部である一対の切り欠き240Cを有する。収容
穴262および264は各導電性ペイスト小滴228に整合して
いる; f)バッテリー248A−Cをライナー230Aの上方かつ収容
穴262の真上に位置し、バッテリー用の小滴228に電気接
続させる。電流調節器224をライナー230Aの上に位置
し、プリント回路226の端部における小滴228に電気接触
させる; g)スペーサー、好適には発泡スペーサー232をライナ
ー230A上に位置する。発泡スペーサー232は、バッテリ
ー248A−Cを受容するための3個の収容穴268、電流調
節器224を受容するための収容穴270、ならびにガス抜き
窓240の一部である一対の切り欠き240Cを形成する。穴2
68および270は、バッテリーおよび電流調節器を収容す
る整合位置にある; h)導電性接着性ペイスト小滴274をバッテリー248A−
Cの頂部側端子の上に位置づけて、バッテリー248A−C
の頂部端子との電気的接触状態にする。変形的には、ペ
イスト小滴274の代わりに、ライナー210上に導電性ペイ
ストを被覆しても良く、そのペイストを組み立て前に一
部をダイカットして除去し、ディスクなどの導電性ペイ
ストユニットを分離してもよい。このような方法も、本
発明において用いることができる; i)ライナー230Bをスペーサー232上に位置する。ライ
ナー230Bは、バッテリー248A−Cの頂部端子の導電性小
滴274のための3個の穴278、電流調節器224の導電性小
滴274のための穴280、ならびにガス抜き窓240の一部で
ある切り欠き240Dを有する; j)プラスティックシート222をライナー230B上に位置
する。シート222は、ガス抜き窓240の一部である一対の
切り欠き240Eを形成する。全ての切り欠き240A−Eは、
ガス抜き穴240を形成するように一致している。プリン
ト回路286BおよびCが、シート222の下面に位置され、
それぞれ、バッテリー248Aと248Bの端子を接続し、ま
た、電流調節器224とバッテリー248Cとを接続する; k)カバー204(第12図に示す)をプラスティックシー
ト222の上および組み立てた投与器242全体の上方に位置
する。カバー204の端部をヒートシール可能なライナー2
34の頂部に固着する。
第9図に示すバッテリー86、88などの平坦層バッテリ
ーを、第11および12図に示すボタンバッテリー202A−
L、第13図に示すボタンバッテリー248A−Cに、代える
ことができる。そのようなバッテリー構造においても、
第10図に示した製造法を投与器200および242のために用
いることができる。
容器BおよびCの端部は、ヒートシール可能な壁238
によって包囲される。1個または2個の容器を用いるこ
とができる。すなわち、どちらかの容器を非薬剤電極で
置き換えることができる。バッテリーユニット206と208
との間で全薬剤経皮投与器242を貫いて延びる一対のガ
ス抜き窓240が、皮膚で生ずる蒸発汗のための通路を提
供する。
第11および12図の2基のバッテリーユニット206およ
び207ならびに第13図の2基のバッテリーユニット250お
よび252は、薬剤容器BまたはCの何れか片方だけに1
基のバッテリーユニットを位置付けてもよい。
第14図は、第12図に関して前述した薬剤経皮投与器20
0と同様な素子配列を有する薬剤経皮投与器300を示す。
これの異なる点は、「マイラー(Mylar)」などのプラ
スティックまたは他の類似材料で作った平坦可撓性基板
302である。基板302は、非導電性、流体の通過にたいし
て不透過性、安定性であり、かつ、薬剤、接着剤、皮
膚、および薬剤経皮投与器300の製造材料と共存可能性
を有する。基板302は、容器Bの近傍においてそれぞれ
頂部および底部表面に適用した頂部導電性被覆304Aおよ
び底部導電性被覆306Aを有する。基板302はさらに、容
器Cの近傍において頂部および底部に適用した頂部導電
性被覆304Bおよび底部導電性被覆306Bを有する。被覆30
4A、306A、304B、および306Bは、カーボン、好適にはグ
ラファイトなどの導電性材料で作られる。グラファイト
は、グラファイトペイントの形態であってよい。頂部被
覆304Aは、バッテリー202Aおよび202Fの電気接続まで広
がっているが、全てのバッテリー202A−F間の頂部導電
接続をも表わす。同様に、頂部被覆304Bは、バッテリー
202Aおよび202Fの電気接続まで広がっているが、全ての
バッテリー202G−K間の頂部導電接続をも表わす。底部
被覆306Aは、容器Bとの電気的接触状態にあり、かつ、
底部被覆306Bは、容器Cとの電気的接触状態にある。
第16図は、基板302の穴302A近傍の拡大詳細図であ
る。頂部被覆304Aおよび底部被覆306Aは、それぞれ頂部
導電性接合ストリップ308および底部導電性接合ストリ
ップ310に電気的に接続している。頂部接合ストリップ3
08(第15図も参照)は、基板302と同じ材料で作った可
撓性頂部基板ストリップ312、および被覆304A、306Aと
同じ導電性材料で作った導電性頂部被覆ストリップ314
を含む。頂部被覆ストリップ314は、頂部導電性被覆304
Aとの電気的接続状態にある。同様に、底部接合ストリ
ップ310は、基板302と同じ材料で作った可撓性底部基板
ストリップ316、および被覆304A、306Aと同じ導電性材
料で作った導電性底部被覆ストリップ318を有する。底
部被覆ストリップ318は、底部導電性被覆306Aとの電気
的接続状態にある。基板302は円形穴320Aを画成する
(第15図参照)。穴320Aは、基板302、ならびに頂部お
よび底部導電性被覆304Aおよび306Aを貫通する。頂部お
よび底部接合ストリップ308および310は、それぞれ、頂
部および底部接着剤322および324によって、頂部および
底部導電性被覆304Aおよび306Aへと固着されている(第
16図)。頂部および底部接合ストリップ308および310は
穴320A中に延び、そこで頂部および底部被覆ストリップ
314および318は接合部において電気的接続状態に接合さ
れ、好適には導電性接着剤326によって互いに保持され
ている。
穴320Aとともに頂部および底部接合ストリップ308お
よび310についての説明は、第14図に示す穴320Bにおけ
る頂部および底部導電性被覆304Bおよび306B間の電気的
接続に対しても成り立つ。
第15図は、頂部被覆ストリップ314と底部被覆ストリ
ップ318との間の電気的接続の組み立て前を示してい
る。頂部および底部接合ストリップ308および310は、初
めは、基板302の頂部および底部導電性被覆304Aおよび3
06Aから離れて位置付けられている。この次の段階にお
いて、頂部および底部接合ストリップを押圧し、穴320A
の内側での相互電気接続状態にする。そして、頂部およ
び底部導電性被覆304Aおよび306Aとの接着接続状態にす
る。
第17および18図は、頂部および底部導電性被覆304Aお
よび306Aを電気的接触状態へと接続するための他の実施
例の構造および配置を示している。ここでは、基板302
およびその頂部導電性被覆304Aを貫通する穴327の上方
にメッシュ部材328が位置付けられている。底部導電性
被覆306が、穴327を横切って延びている。メッシュ部材
を押圧して頂部導電性被覆304Aとの接着接触状態にし、
さらに、穴327の中へと押圧して底部導電性被覆306Aと
の接着接触状態にする。メッシュ部材328はメッシュホ
ールを有し、そこは例えばグラファイトでもよい、カー
ボンなどの導電性材料で充填する。こうして、頂部およ
び底部導電性被覆304Aおよび306Aは、導電性材料330の
手段によって電気的に接続される。穴304Bを通る頂部お
よび底部導電性被覆304Bと306Bとの電気的接続も、上述
と同様な配列および構造である。
第19および20図は、頂部および底部導電性被覆304Aお
よび306Aを接続するための他の実施例の構造および配列
を示す。ここでは、基板302および頂部導電性被覆304A
が、円柱状体積334において複数の小さな横断孔332を形
成する。孔332は、グラファイトでも良いカーボンなど
の導電性材料336で充填される。この導電性材料は、頂
部および底部被覆304Aおよび306Aを電気的に接続する。
頂部および底部導電性被覆304Bおよび306Bの電気接続も
上記と同様な構造および配列である。
第21および22図は、頂部および底部導電性被覆304Aお
よび306Aを電気的接触状態へと接続するためのさらに他
の実施例の構造および配列を示す。この実施例では、基
板302および頂部導電性被覆304Aが、円柱状体積340にお
いて複数の小さな横断スロット338を形成する。各スロ
ット338の横方向寸法は、体積340の寸法内に納まるよう
に、異なっている。各スロット338は、グラファイトで
よいカーボンなどの導電性材料で充填されている。この
導電性材料が、頂部および底部導電性被覆304Aおよび30
6Aを電気的に接続する。頂部および底部導電性被覆304B
および306Bの電気的接続も上記と同様な構造および配列
である。
これまで明瞭性および理解容易性のための図示の例を
もって本発明を詳細に説明してきたけれども、特許請求
の範囲に示す本発明の真の範囲を外れることなく、各部
の形態、詳細および配列について多くの変化および修正
がなされうることを理解すべきである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の薬剤経皮投与器によれ
ば、電力が供給される型の使い捨て可能または補給可能
でありかつ動作の信頼性が得られる効果がある。また、
本発明の方法によれば、薬剤経皮投与器を平坦材料等か
ら容易に製造することができる。
しかも可撓部材はその両端部を約180度の角度で内側
に折畳まれ両端部が互いに突合わせるように配置されて
いるので、可撓部材を3重や4重に重ねることなく薄厚
状に折りたたむことができ、コンパクトなアプリケータ
を構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に関連した薬剤経皮投与器の一実施例
の内部機構を示す部分切り欠き斜視図である。 第2図は、第1図の薬剤経皮投与器の縦断面図であり、
プログラム可能制御および腕時計マウンティングを設け
うる再使用可能な電源の分解図も示している。 第2A図は、第2図と同様な図であるが、同心コネクター
を有する腕時計に内蔵されたプログラム可能制御および
電源を斜視図にて示す。 第3図は、第1図と同様な斜視図であるが、電気的接触
のために一対の非中心開口(スロット)を有する変形実
施例を示す。 第4図は、ロールストック材料から供給されるエンドレ
スウエブ基板上に設けた代表的な薬剤電極/容器の配置
を示す断片的な端面斜視図である。 第5図は、第4図の薬剤電極/容器の斜視図であり、薬
剤容器を縦方向および横方向に分離する閉鎖的接着性ダ
ムも示している。 第6図(A),(B)は、大きい容器手段を形成する薬
剤電極/容器の代表的な組み立ての図式図であり、補強
用ウエブを示している。 第7図(A),(B)は、半透性膜によって分離された
容器内に高濃度および低濃度の薬剤勾配層を形成する、
代表的な薬剤電極/容器の組み立ての図式図である。 第8図は、本発明に関連した使い捨て可能な薬剤経皮投
与器の断面図であり、第6−7図に示すような代表的な
薬剤電極/容器の何れかに接着的に組み立てた別個の電
源および電気調節手段小組立体をも示している。 第8A図は、本発明に関連した使い捨て可能な薬剤経皮投
与器の他の実施例の断面図であり、薬剤供給中または終
了などの薬剤投与系の状態を知るための電流誘起色変化
または他の視覚的フィードバック情報を観察する窓が外
方柔軟性カバーに開けられている。 第9図は、本発明に関連し、選択的に交換可能な薬剤容
器(電極/容器)を有する変形的構造の断面図であり、
電流調節手段に電気接続する平坦バッテリー小組立体を
示している。 第10図は、第9図の薬剤電極を製造するために用いる、
ロールストック材料から供給されたエンドレス基板の斜
視図であり、平坦バッテリーのための薄いシート電極と
電源小組立体を形成するためのロールした他の層材料と
を示している。 第11図は、本発明に従った実施例の薬剤経皮投与器の平
面図であり、基板の末端部分が下方に折畳まれ、多数の
底部バッテリーが含まれている。 第12図は、第11図の12−12線に沿ってとった断面図であ
る。 第13図は、第12図の薬剤経皮投与器と類似の投与器(バ
ッテリーが少ない)の組み立てを示す分解斜視図であ
る。 第14図は、本発明に関連した実施例の断面図であり、平
坦基板上に延びる容器とバッテリーとの電気接続を示し
ている。 第15図は、第14図の電気的接続部分の押圧接触前の拡大
断面図である。 第16図は、第15図の電気接続部分の押圧組み付けを示す
拡大断面図である。 第17図は、第14図の基板に用いうる電気接続部分の第1
の変形実施例の平面図である。 第18図は、第17図の18−18線に沿ってとった断面図であ
る。 第19図は、第14図の基板に用いうる電気接続部分の第2
の変形実施例の平面図である。 第20図は、第19図の20−20線に沿ってとった断面図であ
る。 第21図は、第14図の基板に用いうる電気接続部分の第3
の変形実施例の平面図である。 第22図は、第21図の22−22線に沿ってとった断面図であ
る。 〔主要符号の説明〕 10、200、242、300……薬剤経皮投与器 12、204……カバー 18……電源 22、84、224……電流調節手段 24……導電体 26、28……薬剤容器 30、210、302……基板 32、212、304、306……導電性被覆 36、156……開口 47……シール 48、230、234……剥離ライナー 86、88……バッテリー電極 202、248……バッテリー 226……プリント回路 228、274……ペイスト 232……スペーサー 244……容器窓、240……切り欠き 308、310……接合ストリップ 312、316……基板ストリップ 314、318……被覆ストリップ 320、327……穴 328……メッシュ部材 332……横断孔、338……横断スロット

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下のa)〜g)よりなる薬剤経皮投与
    器: a)最も底部の皮膚接着剤とともにヒートシール可能な
    ライナーが平面上に配置され、前記ライナーおよび前記
    皮膚接着剤が、組み立てた投与器に形成される一対の容
    器窓およびガス抜き窓の一部をなす一対の切り欠きを有
    し; b)一対の電極が前記の容器窓の対の上に配置され、前
    記電極の少なくとも一方が薬剤容器であり; c)可撓性非導電性基板の各端部において1つの下方折
    畳みが形成され、折畳み頂部および底部部分が形成さ
    れ、該基板の各端部に2層をもたらしてなり、前記基板
    が外側、内側に第1および第2の表面を有し、該第1の
    表面が2つの別個の導電性被覆領域を有し、該被覆領域
    および前記基板が一片の部材を形成し、 前記底部部分の前記第1の表面が、前記電極に接触し、 前記頂部部分の前記第1の表面が、以下の段階で付加す
    るバッテリー手段および電流調節手段における接合のた
    めの第1のプリント回路を有し、前記電極、皮膚、前記
    バッテリー手段、および前記電流手段間の電気回路をな
    し; d)第1の導電性接触ペイストユニット手段が、前記別
    個の導電性被覆領域の少なくとも1つの端子部分におけ
    る前記基板の頂部部分との電気的接触状態へと、および
    前記第1のプリント回路手段との電気的接触状態へとを
    形成するよう配置され; e)前記バッテリー手段が前記第1の導電性ペイストユ
    ット手段との底部電気的接触状態へとなるよう配置さ
    れ、前記電流調節手段が前記第1の導電性ペイストユニ
    ット手段との電気的接触状態となるよう配置され; f)第2の導電性ペイストユニット手段が前記バッテリ
    ー手段との頂部電気的接触状態へとなるよう配置され;
    ならびに g)組み立てた投与器全体を包囲するよう、前記バッテ
    リー手段、前記電流調節手段、前記基板、および前記2
    つの電極上にカバーが配置され、前記カバーの端部を前
    記ヒートシール可能なライナーの頂部へと固着し、 前記カバーが、前記第2の導電性ペイストユニットと前
    記電流調節手段を接合し電気回路を完成するための第2
    のプリント回路手段を有する。
  2. 【請求項2】前記f)の後かつ前記g)の前に、前記バ
    ッテリー手段および前記電流調節手段の上にプラスティ
    ックシートが配置され、 前記プラスティックシートが、前記工程g)の前記第2
    のプリント回路手段を有する内方表面を有する; ことを特徴とする請求項1記載の薬剤経皮投与器。
  3. 【請求項3】前記d)の後かつ前記e)の前に、第1の
    ライナーが前記基板上に配置され、 前記第1のライナーが、前記第1の導電性ペイストユニ
    ット手段を収納するための第1の穴手段を有し;ならび
    に 前記e)の後かつ前記f)の前に、前記第1のライナー
    の上で前記バッテリー手段および前記電流調節手段の上
    方に第2のライナーが配置され、 前記第2のライナーが、前記第2の導電性ペイストユニ
    ット手段を格納するための第2の穴手段を有する; ことを特徴とする請求項1記載の薬剤経皮投与器。
  4. 【請求項4】前記基板上方で前記バッテリー手段および
    前記電流調節手段の上に発泡スペーサーが配置され、 前記記発泡スペーサーが、前記バッテリー手段および前
    記電流調節手段を受容するための収納穴を有する; ことを特徴とする請求項1記載の薬剤経皮投与器。
  5. 【請求項5】前記バッテリー手段が、前記2つの別個の
    導電性被覆領域の1つとの電気的接触状態にある前記2
    つの電極の一方に近接して配置された少なくとも1つの
    バッテリーを含む; ことを特徴とする請求項1記載の薬剤経皮投与器。
  6. 【請求項6】前記の少なくとも1つのバッテリーが、前
    記2つの別個の導電性被覆領域の他方との電気的接触状
    態にある前記2つの電極の他方に近接して配置された第
    2のバッテリーを含む; ことを特徴とする請求項5記載の薬剤経皮投与器。
  7. 【請求項7】前記の少なくとも1つのバッテリーが、複
    数のバッテリーを含む; ことを特徴とする請求項6記載の薬剤経皮投与器。
  8. 【請求項8】前記少なくとも1つが薬剤容器である前記
    電極が、両方とも薬剤容器である電極である; ことを特徴とする請求項1記載の薬剤経皮投与器。
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