JP2631166B2 - シュリンク包装容器 - Google Patents
シュリンク包装容器Info
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- resin container
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/08—Coverings or external coatings
- B65D23/0842—Sheets or tubes applied around the bottle with or without subsequent folding operations
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- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂容器の外面に
シュリンク包装を施してなるシュリンク包装容器に関す
る。
シュリンク包装を施してなるシュリンク包装容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】飲料、調味料、薬品等(以下、飲料等と
いう。)を収納するために合成樹脂容器が多く使用され
ている。そして、該容器には、その強度を高めるため
に、側壁に波形部を設けたり、内容物名や商標等を表示
するために、通常シュリンク包装材に内容物等を予め印
刷し、これによって合成樹脂容器をシュリンク包装する
ことが行われている。
いう。)を収納するために合成樹脂容器が多く使用され
ている。そして、該容器には、その強度を高めるため
に、側壁に波形部を設けたり、内容物名や商標等を表示
するために、通常シュリンク包装材に内容物等を予め印
刷し、これによって合成樹脂容器をシュリンク包装する
ことが行われている。
【0003】この場合、合成樹脂容器を括れ部によって
上方部と下方部とに分割し、シュリンク包装材を上方
部、下方部のいずれかに巻くと共に、シュリンク包装材
が合成樹脂容器から容易に外れないようにするために、
シュリンク包装材の端部が括れ部に引っ掛かるようにす
る方法が講じられている。
上方部と下方部とに分割し、シュリンク包装材を上方
部、下方部のいずれかに巻くと共に、シュリンク包装材
が合成樹脂容器から容易に外れないようにするために、
シュリンク包装材の端部が括れ部に引っ掛かるようにす
る方法が講じられている。
【0004】また、合成樹脂容器の形状としては、持ち
易さや冷蔵庫への収納のし易さ等のことを考慮して、平
坦な側壁を有し、水平断面が概ね矩形のものが、最近使
用されるようになってきている。
易さや冷蔵庫への収納のし易さ等のことを考慮して、平
坦な側壁を有し、水平断面が概ね矩形のものが、最近使
用されるようになってきている。
【0005】ところで、合成樹脂容器に飲料等を充填す
る場合、予め当該合成樹脂容器を洗浄する必要がある。
合成樹脂容器の洗浄方法としては、例えば、合成樹脂容
器の口部を上向き状態にし合成樹脂容器の上方位置から
洗浄用温水を噴出して当該合成樹脂容器の外面を洗浄す
る方法、合成樹脂容器の口部を下向き状態にし洗浄用温
水を合成樹脂容器内に噴出して当該合成樹脂容器内を洗
浄すると共に合成樹脂容器の上方位置から洗浄用温水を
噴出して当該合成樹脂容器の外面を洗浄する方法が知ら
れている。
る場合、予め当該合成樹脂容器を洗浄する必要がある。
合成樹脂容器の洗浄方法としては、例えば、合成樹脂容
器の口部を上向き状態にし合成樹脂容器の上方位置から
洗浄用温水を噴出して当該合成樹脂容器の外面を洗浄す
る方法、合成樹脂容器の口部を下向き状態にし洗浄用温
水を合成樹脂容器内に噴出して当該合成樹脂容器内を洗
浄すると共に合成樹脂容器の上方位置から洗浄用温水を
噴出して当該合成樹脂容器の外面を洗浄する方法が知ら
れている。
【0006】洗浄時期としては、合成樹脂容器にシュリ
ンク包装を施した後に実施する方が好ましい。即ち、合
成樹脂容器を洗浄し飲料等の内容物を充填した後にシュ
リンク包装を施した場合、シュリンク包装工程おいて、
不良品が発生すると、洗浄済み合成樹脂容器や内容物が
無駄になるという問題がある。
ンク包装を施した後に実施する方が好ましい。即ち、合
成樹脂容器を洗浄し飲料等の内容物を充填した後にシュ
リンク包装を施した場合、シュリンク包装工程おいて、
不良品が発生すると、洗浄済み合成樹脂容器や内容物が
無駄になるという問題がある。
【0007】一方、合成樹脂容器の上方部にシュリンク
包装を施した後に該合成樹脂容器を逆さにして洗浄する
と、上記括れ部とシュリンク包装材との間から洗浄用温
水が入り、これが容器の平坦状の側壁の中央部に設けら
れた凹部とシュリンク包装材の間に溜まり、飲料等を充
填した後、当該部分を持って合成樹脂容器を持ち上げた
際に、当該部分に溜まっていた洗浄水が漏れ出してくる
という問題があった。
包装を施した後に該合成樹脂容器を逆さにして洗浄する
と、上記括れ部とシュリンク包装材との間から洗浄用温
水が入り、これが容器の平坦状の側壁の中央部に設けら
れた凹部とシュリンク包装材の間に溜まり、飲料等を充
填した後、当該部分を持って合成樹脂容器を持ち上げた
際に、当該部分に溜まっていた洗浄水が漏れ出してくる
という問題があった。
【0008】本発明者等はこの点に着目し、その原因に
ついて種々研究をした結果、合成樹脂容器がシュリンク
包装時にシュリンク包装材の収縮によって締めつけら
れ、その結果、該容器の括れ部付近が内側に押し曲げら
れること、こうした傾向は平坦状の側壁において顕著で
あり、該側壁の横方向の長さが長い程、特に、例えば5
センチメートル以上になると顕著になるという知見を得
た。更に、洗浄に使用する水の温度が高くなる程、洗浄
水の浸入する量が多くなるという知見も得た。
ついて種々研究をした結果、合成樹脂容器がシュリンク
包装時にシュリンク包装材の収縮によって締めつけら
れ、その結果、該容器の括れ部付近が内側に押し曲げら
れること、こうした傾向は平坦状の側壁において顕著で
あり、該側壁の横方向の長さが長い程、特に、例えば5
センチメートル以上になると顕著になるという知見を得
た。更に、洗浄に使用する水の温度が高くなる程、洗浄
水の浸入する量が多くなるという知見も得た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した知
見に鑑みてなされたもので、合成樹脂容器の洗浄工程に
おいて、合成樹脂容器の外面の括れ部とシュリンク包装
材端部との間から洗浄用温水が入ることのないシュリン
ク包装容器を提供することを目的とする。
見に鑑みてなされたもので、合成樹脂容器の洗浄工程に
おいて、合成樹脂容器の外面の括れ部とシュリンク包装
材端部との間から洗浄用温水が入ることのないシュリン
ク包装容器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央部に凹部
を有する平坦状の側壁を少なくとも1つ有する合成樹脂
容器の側壁にシュリンク包装材を巻いてなるシュリンク
包装容器において、該合成樹脂容器の側壁が無端凹状の
括れ部によって上方部と下方部とに分割されており、上
記平坦状の側壁の端部から括れ部との間でかつシュリン
ク包装材と接する部分に、横方向に連続的に凸状である
閉塞部を設けたことを特徴とするシュリンク包装容器で
ある。
を有する平坦状の側壁を少なくとも1つ有する合成樹脂
容器の側壁にシュリンク包装材を巻いてなるシュリンク
包装容器において、該合成樹脂容器の側壁が無端凹状の
括れ部によって上方部と下方部とに分割されており、上
記平坦状の側壁の端部から括れ部との間でかつシュリン
ク包装材と接する部分に、横方向に連続的に凸状である
閉塞部を設けたことを特徴とするシュリンク包装容器で
ある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例のシュリンク包装容器
を図に基づいて説明する。尚、本発明の合成樹脂容器の
形状としては、水平断面が概ね矩形のものに限るもので
はなく、中央部に凹部を有する平坦状の側壁を少なくと
も1つ有する合成樹脂容器であればよい。ここでは、水
平断面が概ね矩形のもので説明する。
を図に基づいて説明する。尚、本発明の合成樹脂容器の
形状としては、水平断面が概ね矩形のものに限るもので
はなく、中央部に凹部を有する平坦状の側壁を少なくと
も1つ有する合成樹脂容器であればよい。ここでは、水
平断面が概ね矩形のもので説明する。
【0012】合成樹脂容器1は、図1に示すように、水
平断面が概ね矩形である、いわゆる角瓶形であって、中
央部に括れ部2がある。
平断面が概ね矩形である、いわゆる角瓶形であって、中
央部に括れ部2がある。
【0013】合成樹脂容器の材質としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、塩化ビニール、ポリプロピレン等が
例示できるが、透明感がある、耐衝撃性に優れている、
剛性である等の点からポリエチレンテレフタレートが最
も好ましい。また、容器の成形方法としては、二軸延伸
ブローによる方法がある。
ンテレフタレート、塩化ビニール、ポリプロピレン等が
例示できるが、透明感がある、耐衝撃性に優れている、
剛性である等の点からポリエチレンテレフタレートが最
も好ましい。また、容器の成形方法としては、二軸延伸
ブローによる方法がある。
【0014】上記括れ部2によって分割された側壁の各
4個の上平面部4及び下平面部6の中央部には凹部が形
成されており、更に該凹部には主に容器の強度を高める
ために凹凸状の波形部8が設けられている。
4個の上平面部4及び下平面部6の中央部には凹部が形
成されており、更に該凹部には主に容器の強度を高める
ために凹凸状の波形部8が設けられている。
【0015】括れ部2は上帯部12、中間帯部14、下
帯部16に分割されている。上帯部12は下に行くに従
って内側に入るように傾斜し、中間帯部14は垂直であ
って、下帯部16は下に行くに従って外側に出るように
傾斜している。
帯部16に分割されている。上帯部12は下に行くに従
って内側に入るように傾斜し、中間帯部14は垂直であ
って、下帯部16は下に行くに従って外側に出るように
傾斜している。
【0016】次に、上記合成樹脂容器1は、図2に示す
ように、中間帯部14のほぼ中央部から、上平面部4の
上方の斜面部20の中間部までにわたってシュリンク包
装材30によってシュリンク包装される。
ように、中間帯部14のほぼ中央部から、上平面部4の
上方の斜面部20の中間部までにわたってシュリンク包
装材30によってシュリンク包装される。
【0017】閉塞部は、上記平坦状の側壁の端部から括
れ部2との間でかつシュリンク包装材30と接する部分
に、横方向に連続的に凸状に設けられる。より具体的な
位置としては、平坦状の側壁の括れ部側端部、括れ部2
のいずれかの箇所に設けられるが、後者の位置に設ける
方が容器の運搬時等の取扱い上、好ましい。
れ部2との間でかつシュリンク包装材30と接する部分
に、横方向に連続的に凸状に設けられる。より具体的な
位置としては、平坦状の側壁の括れ部側端部、括れ部2
のいずれかの箇所に設けられるが、後者の位置に設ける
方が容器の運搬時等の取扱い上、好ましい。
【0018】括れ部に閉塞部を設ける場合、シュリンク
包装を側壁の上平面部4に施し、かつ合成樹脂容器を逆
さにして洗浄する場合には、該シュリンク包装を括れ部
2の上帯部12にまで及ぶようにする。反対に、シュリ
ンク包装を側壁の下平面部6に施し、かつ合成樹脂容器
の口を上にして洗浄する場合には、閉鎖部を括れ部2の
下帯部16に設けることになる。そして、括れ部2の中
間帯部14に閉塞部を設ける場合は、上記いずれの状態
でシュリンク包装し洗浄する場合でも有効である。
包装を側壁の上平面部4に施し、かつ合成樹脂容器を逆
さにして洗浄する場合には、該シュリンク包装を括れ部
2の上帯部12にまで及ぶようにする。反対に、シュリ
ンク包装を側壁の下平面部6に施し、かつ合成樹脂容器
の口を上にして洗浄する場合には、閉鎖部を括れ部2の
下帯部16に設けることになる。そして、括れ部2の中
間帯部14に閉塞部を設ける場合は、上記いずれの状態
でシュリンク包装し洗浄する場合でも有効である。
【0019】いずれにしても、要は、上記平坦状の側壁
の端部から括れ部2との間でかつシュリンク包装材30
と接する部分の間隙をなくすことが重要である。そし
て、凸状の具体的な大きさとしては、上帯部12の横幅
が7センチメートルの場合、両端部に対する中心の高さ
は0〜1ミリメートル、好ましくは0.2〜0.8ミリ
メートルである。
の端部から括れ部2との間でかつシュリンク包装材30
と接する部分の間隙をなくすことが重要である。そし
て、凸状の具体的な大きさとしては、上帯部12の横幅
が7センチメートルの場合、両端部に対する中心の高さ
は0〜1ミリメートル、好ましくは0.2〜0.8ミリ
メートルである。
【0020】本発明の効果を確認するための比較実験を
以下に示す。比較実験に使用した容器は、第2図に示す
形状のもので、高さ305mm、長手幅113mm、短
手幅83mmの水平断面がほぼ矩形のものであり、シュ
リンク包装は側壁の上平面部4に施してある。本発明品
は、閉塞部が括れ部2の上帯部12に設けられている。
従来品は、閉塞部が設けられていない。 (比較実験方法)上記容器を逆さにし、その上方から2
リットル/30秒の条件で30秒間、約80°Cの温水
をシャワー状態で流出して洗浄した。洗浄後、容器に付
着している水滴をふき取り、洗浄前の容器重量と洗浄後
の容器重量とを対比し、その差をもって、容器の平坦状
の側壁の中央部に設けられた凹部とシュリンク包装材の
間に浸入した温水の量とした。本発明品、従来品共に5
サンプルで行った。その結果を表1及び表2に示す。
以下に示す。比較実験に使用した容器は、第2図に示す
形状のもので、高さ305mm、長手幅113mm、短
手幅83mmの水平断面がほぼ矩形のものであり、シュ
リンク包装は側壁の上平面部4に施してある。本発明品
は、閉塞部が括れ部2の上帯部12に設けられている。
従来品は、閉塞部が設けられていない。 (比較実験方法)上記容器を逆さにし、その上方から2
リットル/30秒の条件で30秒間、約80°Cの温水
をシャワー状態で流出して洗浄した。洗浄後、容器に付
着している水滴をふき取り、洗浄前の容器重量と洗浄後
の容器重量とを対比し、その差をもって、容器の平坦状
の側壁の中央部に設けられた凹部とシュリンク包装材の
間に浸入した温水の量とした。本発明品、従来品共に5
サンプルで行った。その結果を表1及び表2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】表1及び表2より明らかなように、本発明
品の容器の方が洗浄時における水の浸入を極めて効果的
に防止できる。そして、こうした効果は、使用する洗浄
用温水の温度が高くなればなる程、例えば45°C以
上、殊に55°C以上の温水の場合により顕著に現われ
てくる。
品の容器の方が洗浄時における水の浸入を極めて効果的
に防止できる。そして、こうした効果は、使用する洗浄
用温水の温度が高くなればなる程、例えば45°C以
上、殊に55°C以上の温水の場合により顕著に現われ
てくる。
【0024】
【発明の効果】本発明のシュリンク包装容器において
は、該容器の平坦状の側壁の端部から該側壁における括
れ部との間でかつシュリンク包装材と接する部分に設け
られた閉塞面が横方向において連続的に凸であるから、
例えシュリンク包装材の収縮によって合成樹脂容器に大
きな押圧力が加わっても、閉塞面が内側に押し曲げられ
ることはなく、シュリンク包装材の収縮により発生する
力はそのまま閉塞面とシュリンク包装材の間の押圧力と
なり、ここを通して洗浄用温水が容器の平坦状の側壁の
中央部に設けられた凹部とシュリンク包装材の間に溜ま
るということがない。従って、飲料等を充填した後、当
該部分を持って合成樹脂容器を持ち上げた際に、当該部
分に溜まっていた洗浄用温水が漏れ出してくるという問
題をほぼ完全に解決することができる。
は、該容器の平坦状の側壁の端部から該側壁における括
れ部との間でかつシュリンク包装材と接する部分に設け
られた閉塞面が横方向において連続的に凸であるから、
例えシュリンク包装材の収縮によって合成樹脂容器に大
きな押圧力が加わっても、閉塞面が内側に押し曲げられ
ることはなく、シュリンク包装材の収縮により発生する
力はそのまま閉塞面とシュリンク包装材の間の押圧力と
なり、ここを通して洗浄用温水が容器の平坦状の側壁の
中央部に設けられた凹部とシュリンク包装材の間に溜ま
るということがない。従って、飲料等を充填した後、当
該部分を持って合成樹脂容器を持ち上げた際に、当該部
分に溜まっていた洗浄用温水が漏れ出してくるという問
題をほぼ完全に解決することができる。
【0025】
【図1】本発明の実施例の合成樹脂容器の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示された合成樹脂容器にシュリンク包装
材を取り付けたシュリンク包装容器の斜視図である。
材を取り付けたシュリンク包装容器の斜視図である。
【図3】図1に示された合成樹脂容器にシュリンク包装
材を取り付けたシュリンク包装容器の垂直断面図であ
る。
材を取り付けたシュリンク包装容器の垂直断面図であ
る。
【0026】
1 合成樹脂容器 2 括れ部 4 上平面部 6 下平面部 7 波形凹部 10 境界線 20 斜面部 30 シュリンク包装材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 久美子 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 川瀬 やすよ 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 中央部に凹部を有する平坦状の側壁を少
なくとも1つ有する合成樹脂容器の側壁にシュリンク包
装材を巻いてなるシュリンク包装容器において、該合成
樹脂容器の側壁が無端凹状の括れ部によって上方部と下
方部とに分割されており、上記平坦状の側壁の端部から
括れ部との間でかつシュリンク包装材と接する部分に、
横方向に連続的に凸状である閉塞部を設けたことを特徴
とするシュリンク包装容器。 - 【請求項2】 閉塞部が平坦状の側壁の括れ部側端部に
設けられていることを特徴とする請求項1記載のシュリ
ンク包装容器 - 【請求項3】 閉塞部が括れ部に設けられていることを
特徴とする請求項1記載のシュリンク包装容器 - 【請求項4】 閉塞部が括れ部の上帯部に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載のシュリンク包装容器 - 【請求項5】 閉塞部が括れ部の中間帯部に設けられて
いることを特徴とする請求項1記載のシュリンク包装容
器 - 【請求項6】 閉塞部が括れ部の下帯部に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載のシュリンク包装容器 - 【請求項7】 合成樹脂容器の材質がポリエチレンテレ
フタレートであることを特徴とする請求項1記載のシュ
リンク包装容器 - 【請求項8】 合成樹脂容器が二軸延伸ブロー法によっ
て成形されたものであることを特徴とする請求項1記載
のシュリンク包装容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19233291A JP2631166B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | シュリンク包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19233291A JP2631166B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | シュリンク包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542946A JPH0542946A (ja) | 1993-02-23 |
JP2631166B2 true JP2631166B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=16289527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19233291A Expired - Fee Related JP2631166B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | シュリンク包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2631166B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009018840A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Daiwa Can Co Ltd | 合成樹脂製ボトル型容器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2573702Y2 (ja) * | 1993-06-24 | 1998-06-04 | 東洋製罐株式会社 | プラスチックボトル |
GB9721969D0 (en) * | 1997-10-16 | 1997-12-17 | Maelor Pharmaceutical Supplies | Labelled bottles |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19233291A patent/JP2631166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009018840A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Daiwa Can Co Ltd | 合成樹脂製ボトル型容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0542946A (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |