JP2630063B2 - 光学式再生装置 - Google Patents

光学式再生装置

Info

Publication number
JP2630063B2
JP2630063B2 JP2327060A JP32706090A JP2630063B2 JP 2630063 B2 JP2630063 B2 JP 2630063B2 JP 2327060 A JP2327060 A JP 2327060A JP 32706090 A JP32706090 A JP 32706090A JP 2630063 B2 JP2630063 B2 JP 2630063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
photodetector
diffraction element
optical
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2327060A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04195933A (ja
Inventor
強 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP2327060A priority Critical patent/JP2630063B2/ja
Publication of JPH04195933A publication Critical patent/JPH04195933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2630063B2 publication Critical patent/JP2630063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンパクトディスク再生装置等のように、
光ピックアップを有し、この光ピックアップに焦点検出
機構を備えた光学式再生装置に関する。
〔従来の技術〕
回折素子を用い、焦点検出機構を備えた光ピックアッ
プは、例えば第7図に示したような構成になっている
(参考文献:小野、木村、「誤差検出にホログラムを用
いた光ディスクヘッド」、第1回 光波センシング技術
研究会講演論文集、(社)応用物理学会・光波センシン
グ技術研究会、JSAP:AP883111,LST 1−22、p.149)。半
導体レーザ1から出射された光は、回折素子2を透過
し、レンズ3によって光ディスク4上に集光される。光
ディスク4からの反射光は、レンズ3によって光学系内
に取り込まれ、回折素子2によって回折される。回折素
子2は入射光の光量が等分されるように領域2a,2bの2
つの領域に分割されていて、回折素子2の領域2aによる
回折光は、光検出器5の光検出部5aと5bの分割線上に集
光され、回折素子2の領域2bによる回折光は、光検出器
6の光検出部6aと6bの分割線上に集光されるようになっ
ている。ここで回折素子2はフォーカルパラーを持た
ず、そのため回折素子2と光検出器5もしくは光検出器
6の距離は、回折素子2と半導体レーザ1の距離に等し
くなるように配置されている。
このような構成では、半導体レーザ1からの出射光
が、レンズ3によって光ディスク上に集光されていると
き、すなわち合焦点のときには第8図(b)に示すよう
に、回折素子2からの回折光は光検出器5もしくは光検
出器6の分割線上に焦点を結ぶために、光検出部5a,5b
の出力は等しくなり、光検出部6a,6bの出力も等しくな
る。一方、光ディスク4がレンズ3から遠ざかると、回
折光は光検出器5もしくは光検出器6の前方に焦点を結
ぶために、集光スポット7は第8図(a)に示すよう
に、光検出部5b,6a上に半円状のパタンを形成する。ま
た逆に、光ディスク4がレンズ3に近づくと、回折光は
光検出器5もしくは光検出器6の後方に焦点を結ぶため
に、第8図(c)に示すように、集光スポット7は光検
出部5a,6b上に半円状のパタンを形成する。したがって
光検出部5a,5b,6a,6bの各出力をRa,Rb,Sa,Sbとすると、
焦点誤差信号は(Ra−Rb)−(Sa−Sb)を演算すること
で得られる。光学式再生装置では、この信号に基づい
て、図示しない駆動手段により、光ピックアップを駆動
することで、光ディスク4上に焦点を結ぶようにしてい
る。
ところが半導体レーザ1からの出射光は、環境温度の
変化等により波長が変動する性質がある。また回折素子
2には、波長が長くなると、回折素子2における回折角
は大きくなり、回折光の焦点は+z方向,−y方向に移
動し、波長が短くなると、回折素子2における回折角は
小さくなり、回折光の焦点は−z方向,+y方向に移動
するという波長依存性がある。したがって半導体レーザ
1の出射光の波長が設計通りの波長であるときに、光デ
ィスク4上に焦点が結ばれていても、波長が変動する
と、回折光の焦点は移動し、光検出器5もしくは光検出
器6がこの移動の軌跡に沿う形状でない場合には、焦点
誤差信号にオフセットを生じて誤動作を招く。そこで従
来の光学式再生装置では第7図のように、この軌跡に沿
うように平面状の光検出器5もしくは光検出器6をxy平
面から所要の角度だけ傾けて配置することで誤動作を防
止している。
光学式再生装置を作動させるのに必要な焦点誤差信号
以外の信号,情報信号およびトラック誤差信号は、それ
ぞれ(Ra+Rb)+(Sa+Sb),(Ra+Rb)−(Sa+Sb)
を演算することで得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
光検出器5もしくは光検出器6を必要とされる角度で
配置することは困難であり、組立工数の増大によるコス
トの上昇を招く問題がある。
本発明の目的は光検出器の配置を容易にし、かつ焦点
誤差信号にオフセットを発生しないようにすることので
きる光学式再生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、光発生手段と、この光発生手段から出射さ
れた光を記録媒体上に集光させるレンズと、前記光発生
手段と前記記録媒体の間に設けられ前記記録媒体からの
反射光を回折させる回折素子と、この回折素子によって
回折された光を受光して光信号を電気信号に変換する光
検出器とを備えた光学式再生装置において、 前記光検出器と前記回折素子の距離は、前記光発生手
段と前記回析素子の距離よりも長く、かつ前記記録媒体
からの反射光の光軸に垂直な面内に前記光検出器が配置
され、前記記録媒体が前記レンズの集光点にあるとき、
前記回折素子によって回折された光の集光点が前記光検
出器上にあることを特徴とする。
〔作用〕
光発生手段からの出射光は環境温度の変化等により波
長が変動する。このような場合であっても、記録媒体か
らの反射光がこの回折素子に入射されたときに、実用的
な波長変動幅内の波長変動内であれば常に反射光の光軸
に垂直な面内に焦点を結ぶように回折素子を形成できる
ので、配置するのが容易なこの面内に配置された光検出
器では焦点誤差信号にオフセットを発生しない。
本発明に係る回折素子について詳しく説明すると、こ
の回折素子は負のフォオーカルパワーをもっているため
に、波長が長くなったときには回折角が大きくなって、
回折素子から光検出器までの回折光の光路が長くなる
が、焦点を回折素子から遠ざけ、また逆に波長が短くな
ったときは回折角が小さくなって、回折素子から光検出
器までの回折光の光路が短くなるが、焦点を回折素子に
近づけるという働きをして、その結果、回折光の焦点を
記録媒体からの反射光の光軸に垂直な面内に結ぶ。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を第1図に基づいて以下に説明す
る。
本実施例に係る光学式再生装置は、第1図に示すよう
に、光発生手段である半導体レーザ1と、回折素子8を
透過した光を記録媒体である光ディスク4に集光すると
共に、光ディスク4からの反射光を回折素子8に薄くレ
ンズ3と、この反射光をレンズの光軸外に回折する回折
素子8と、その回折光を受光して光信号を電気信号に変
換する光検出器9および光検出器10から構成されてい
る。そして、光検出器9および光検出器10はxy平面内に
置かれている。
回折素子8は入射光の光量が等分されるように領域8
a,8bの2つの領域に分割されていて、回折素子8の領域
8aによる回折光は、光検出器9の光検出部9aと9bの分割
線9c上に集光され、回折素子8の領域8bによる回折光
は、光検出器10の光検出部10aと10bの分割線10c上に集
光されるようになっている。さらに回折素子8は、波長
の変動するもしくは波長に幅のある反射光がこの回折素
子8に入射された場合にも、光検出器9の分割線9cまた
は光検出器10の分割線10c上に焦点を結ぶように形成さ
れている。
回折素子8について詳細に述べると、回折素子8の領
域8aは、光検出器9の分割線9cの中心と半導体レーザ1
の位置に点光源を置いたと仮定したとき、これら2つの
点光源から発射される半導体レーザ1の設計波長と同一
波長の球面波が、回折素子8の領域8a上に形成する干渉
縞を記録したものである。また回折素子8の領域8bは、
光検出器10の分割線10cの中心と半導体レーザ1の位置
に点光源を置いたと仮定したとき、これら2つの点光源
から発射される半導体レーザ1の設計波長と同一波長の
球面波が、回折素子8の領域8b上に形成する干渉縞を記
録したものである。
上述した光学式再生装置の誤動作抑制性能を、具体的
な数値によって、従来の光学式再生装置と比較する。
従来の光学式再生装置の場合、第7図において、半導
体レーザ1の設計波長を0.78μm,h1=16.1mm,h2=3.58m
m,h3=1mm,a1=0.909mm,b1=0.417mm,φ=24.6゜,a2
=0.833mm,b2=0.553mm,φ=33.4゜とすると、実際の
波長が0.8μmになると、光検出器5で生じる焦点誤差
信号を光ディスク4の位置に換算したオフセットは1.7n
mとなり、光検出器6で生じるオフセットは4.6nmとな
る。また実際の波長が0.76μmになると、光検出器5で
生じるオフセットは1.7nmとなり、光検出器6で生じる
オフセットは2.7nmとなる。
本発明に係る光学式再生装置の場合、回折角が等しく
なるように、l1=h1,l2=h2,l3=h3,c1=1.1mm,d1=0.5
04mm,c2=1.2mm,d2=0.796mmとすると、実際の波長が0.
8μmになると、光検出器9で生じるオフセットは1.9nm
となり、光検出器10で生じるオフセットは4.0nmなる。
また実際の波長が0.76μmになると、光検出器9で生じ
るオフセットは1.6nmとなり、光検出器10で生じるオフ
セットは1.9nmとなる。
以上の数値を比較すると、本発明に係る光学式再生装
置は、従来の光学式再生装置に対して、オフセットがほ
ぼ同程度であるにもかかわらず、従来よりも光検出器の
配置が容易になったということが言える。
上記の光学式再生装置において分割線は、分割線9cも
しくは分割線10cのみでも焦点誤差検出の機能を果たす
ことができる。
本発明の第2実施例を第2図に基づいて以下に説明す
る。なお、第1実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施例に係る光学式再生装置は、第2図に示すよう
に、光検出器11の領域11aによる回折光は、光検出器12
の分割線12fのうち光検出部12fにより分割された光検出
部12a,12b,12c,12dを有するものとなっており、かつ回
折素子11もこれに対応するものとなっている。その他の
構成は前記第1実施例と同一である。
回折素子11は入射光の光量が等分されるように領域11
a,11bの2つの領域に分割されていて、回折素子12がxy
平面内に配置され、さらにx軸方向の分割線12eおよび
y軸方向の分割線12aと12bの間の部分に集光され、回折
素子11の領域11bによる回折光は、光検出器12の分割線1
2fのうち光検出部12cと12dの間の部分に集光されるよう
になっている。さらに回折素子11は、波長の変動するも
しくは波長に幅のある光ディスク4からの反射光がこの
回折素子11に入射された場合にも、光検出器12の分割線
12fに焦点を結ぶように形成されている。
回折素子11について詳細に述べると、回折素子11の領
域11aは、光検出器12の分割線12fの光検出部12aと12bの
間の区間の中心と半導体レーザ1の位置に点光源を置い
たと仮定したときに、これら2つの点光源から発射され
る半導体レーザ1の設計波長と同一波長の球面波が、回
折素子11の領域11a上に形成する干渉縞を記録したもの
である。また回折素子11の領域11bは、光検出器12の分
割線12fの光検出部12cと12dの間の区間の中心と半導体
レーザ1に点光源を置いたと仮定したときに、これら2
つの点光源から発射される半導体レーザ1の設計波長と
同一波長の球面波が、回折素子11の領域11b上に形成す
る干渉縞を記録したものである。
上記の光学式再生装置において分割線12fは、光検出
部12aと光検出部12bの間の区間のみ、もしくは光検出部
12cと光検出部12dの間の区間のみでも焦点誤差検出の機
能を果たすことができる。
本発明の第3実施例を第3図に基づいて以下に説明す
る。なお、第1実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施例に係る光学式再生装置は、第3図に示すよう
に、光検出器14および光検出器15がxy平面内に配置さ
れ、x軸方向に傾斜した分割線14c,15cにより、それぞ
れ光検出部14aと光検出部14bとに分割されると共に、光
検出部15aと光検出部15bとに分割されている。そして回
折素子13はこれに対応するものとなっている。その他の
構成は第1実施例と同一である。
回折素子13は入射光の光量が等分されるように領域13
a,13bの2つの領域に分割されていて、回折素子13の領
域13aによる回折光は、光検出器14の分割線14c上に集光
され、回折素子13の領域13bによる回折光は、光検出器1
5の分割線15c上に集光されるようになっている。さらに
回折素子13は、波長の変動するもしくは波長に幅のある
反射光がこの回折素子13に入射した場合にも、光検出器
14の分割線14cもしくは光検出器15の分割線15c上に焦点
を結ぶように形成されている。この回折素子13の領域13
aは、光検出器14の分割線14cの中心と半導体レーザ1の
位置に点光源を置いたと仮定したときに、これら2つの
点光源から発射される半導体レーザ1の設計波長と同一
波長の球面波が、回折素子13の領域13a上に形成する干
渉縞を記録したものである。また回折素子13の領域13b
は、光検出器15の分割線15cの中心と半導体レーザ1の
位置に点光源を置いたと仮定したときに、これら2つの
点光源から発射される半導体レーザ1の設計波長と同一
波長の球面波が回折素子13の領域13b上に形成する干渉
縞を記録したものである。
上記光学式再生装置において分割線は、分割線14cも
しくは分割線15cのみでも焦点誤差検出の機能を果たす
ことができる。
本発明の第4実施例を第4図に基づいて以下に説明す
る。なお、第1実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施例に係る光学式再生装置は、第4図に示すよう
に、光検出器17がxy平面内に配置され、さらにy軸方向
の分割線17eとx軸方向に傾斜した分割線17f,17gによ
り、分割された光検出部17a,17b,17c,17dを有するもの
となっており、かつ回折素子16もこれに対応するものと
なっている。その他の構成は第1実施例と同一である。
回折素子16は入射光の光量が等分されるように領域16
a,16bの2つの領域に分割されていて、回折素子16の領
域16aによる回折光は、光検出器17の分割線17f上に集光
され、回折素子16の領域16bによる回折光は、光検出器1
7の分割線17g上に集光されるようになっている。さらに
回折素子16は、波長の変動するもしくは波長に幅のある
反射光がこの回折素子16に入射された場合にも、光検出
器17の分割線17fもしくは分割線17g上に焦点を結ぶよう
に形成されている。この回折素子16の領域16aは、光検
出器17の分割線17fの中心と半導体レーザ1の位置に点
光源を置いたと仮定したときに、これら2つの点光源か
ら発射される半導体レーザ1の設計波長と同一波長の球
面波が、回折素子16の領域16a上に形成する干渉縞を記
録したものである。また回折素子16の領域16bは、光検
出器17の分割線17gの中心と半導体レーザ1の位置に点
光源を置いたと仮定したときに、これら2つの点光源か
ら発射される半導体レーザ1の設計波長と同一波長の球
面波が、回折素子16の領域16b上に形成する干渉縞を記
録したものである。
上記の光学式再生装置において分割線は、分割線17f
もしくは分割線17gの一方をなくしても焦点誤差検出の
機能を果たすことができる。
本発明の第5実施例を第5図に基づいて以下に説明す
る。なお、第1実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施例に係る光学式再生装置は、第1実施例と異な
り、同じ光検出器で焦点誤差もトラック誤差も検出する
のではなく、回折素子19にトラック誤差信号を得るため
の領域19dおよび領域19eを設け、これらの領域19d,19e
によって回折された光を、それぞれ光検出器20および光
検出器21で検出し、その出力の差を演算することでトラ
ック誤差信号を得る。このため光ディスク18はxy平面内
で90゜回転した位置に配置される。なお光検出器20,21
は、回折素子19の領域19d,19eによって回折させられる
位置ならどこに設定しても構わず、また角度もどちらを
向いても構わない。また光ディスク18からの反射光は回
折素子19の領域19a,領域19bによって、それぞれ分割線9
c,10c上に回折される。
第5実施例は、第1実施例の回折素子に新たな領域を
設けると共に、その回折素子に対応した光検出器を設け
ることで、焦点誤差信号とのクロストークのないトラッ
ク誤差信号が得られるようにしたものであるが、第2実
施例,第3実施例,第4実施例についても、同様にして
より良いトラック誤差検出機能を付与することができ
る。
本発明の第6実施例を第6図に基づいて以下に説明す
る。なお、第5実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施例に係る光学式再生装置が、第5実施例と異な
る点は、第5実施例において、トラック誤差検出のため
に設けられている回折素子19の領域19d,19eが、目玉の
様な形状で回折素子19の一部の領域を占めるに過ぎない
のに対して、本実施例では第6図のようにトラック誤差
検出のために設けている回折素子22の領域22d,22eが、
扇のような形状で回折素子22の広い領域を占めている点
にある。その他の点は前記第5実施例と同一であり、焦
点誤差の検出には回折素子22の領域22a,22bで回折され
た光を用いる。光ディスク18からの反射光は、回折素子
22の領域22a,領域22b,領域22dそして22eによって、それ
ぞれ分割線9c,10c、光検出器20,21上に回折される。
〔発明の効果〕
本発明の光学式再生装置は、以上のように、光発生手
段と、この光発生手段から出射された光を記録媒体上に
集光させるレンズと、光発生手段と記録媒体の間に設け
られ前記記録体からの反射光を回折させる回折素子と、
この回折素子によって回折された光を受光して光信号を
電気信号に変換する光検出器とを備えた光学式再生装置
において、前記光検出器と前記回折素子の距離は、前記
光発生手段と前記回折素子の距離よりも長く、かつ前記
記録媒体からの反射光の光軸に垂直な面内に前記光検出
器が配置されている構成である。
それゆえ、光発生手段から出射される光の波長が変動
した場合であっても、光検出器からは、オフセットの十
分小さい焦点誤差信号を得ることができ、しかも光検出
器を記録媒体からの反射光の光軸に垂直な面内に配置す
るので、装置の製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本発明の各実施例を示すものであっ
て、光学式再生装置の構成を示す概略の斜視図、 第7図と第8図は、従来例を示すものであって、第7図
は光学式再生装置の構成を示す概略の斜視図、第8図
(a)は光ディスクがレンズから遠ざかった状態、第8
図(b)は光ディスク上に適切に焦点が形成された状
態、第8図(c)はレンズに光ディスクが近づいた状態
における光検出器上の集光スポットの状態を示す説明図
である。 1……半導体レーザ 2,8,11,13,16,19,22……回折素子 2a,8a,8b,11a,11b,13a,13b,16a,16b,19a,19b,19d,19e,2
2a,22b,22d,22e……領域 3……レンズ 4,18……光ディスク 5,6,9,10,12,14,15,17,20,21……光検出器 5a,5b,6a,6b,9a,9b,10a,10b,12a,12b,12c,12d,14a,14b,
15a,15b,17a,17b,17c,17d……光検出部 7……集光スポット 9c,10c,12e,12f,14c,15c,17e,17f,17g,19c……分割線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光発生手段と、この光発生手段から出射さ
    れた光を記録媒体上に集光させるレンズと、前記光発生
    手段と前記記録媒体の間に設けられ前記記録媒体からの
    反射光を回折させる回折素子と、この回折素子によって
    回折された光を受光して光信号を電気信号に変換する光
    検出器とを備えた光学式再生装置において、 前記光検出器と前記回折素子の距離は、前記光発生手段
    と前記回折素子の距離よりも長く、かつ前記記録媒体か
    らの反射光の光軸に垂直な面内に前記光検出器が配置さ
    れ、前記記録媒体が前記レンズの集光点にあるとき、前
    記回折素子によって回折された光の集光点が前記光検出
    器上にあることを特徴とする光学式再生装置。
JP2327060A 1990-11-28 1990-11-28 光学式再生装置 Expired - Lifetime JP2630063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2327060A JP2630063B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 光学式再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2327060A JP2630063B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 光学式再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04195933A JPH04195933A (ja) 1992-07-15
JP2630063B2 true JP2630063B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=18194853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2327060A Expired - Lifetime JP2630063B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 光学式再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2630063B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195534A (ja) * 1989-01-23 1990-08-02 Seiko Epson Corp 光ヘッド及び光記憶再生装置
FR2646245B1 (fr) * 1989-04-25 1991-06-14 Thomson Csf Dispositif de lecture optique pour support d'enregistrement optique

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04195933A (ja) 1992-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5768031A (en) Objective lens
JP4229924B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2630063B2 (ja) 光学式再生装置
EP0311463A2 (en) An optical information reproducing apparatus
US5594714A (en) Focus error detection with two symmetrically splitted reflected beams
JP3484767B2 (ja) 光ヘッド装置、光情報装置及びハイブリッド素子
JP3415938B2 (ja) 変位測定装置および光ピックアップ
JPH07107742B2 (ja) 光デイスクヘツドのフオーカスずれ検出装置
JP2761180B2 (ja) 微小変位測定装置及び光ピックアップ装置
JP2715698B2 (ja) 光学式記録再生装置
JPH08221789A (ja) 光情報処理装置
JP3303250B2 (ja) 変位測定装置および光ピックアップ
JP2638778B2 (ja) 光ヘツド装置
US5963531A (en) Optical head apparatus
JP2595937B2 (ja) 光ヘツド装置
JP3220347B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP3423991B2 (ja) 変位測定装置および光ピックアップ
JP2551302B2 (ja) 光学式記録再生装置とその製造方法
JPS62200543A (ja) 光ピツクアツプ
JPH0750032A (ja) 光ヘッド装置及び光情報装置
JP3371305B2 (ja) 光ピックアップ
JP2901768B2 (ja) 光ピックアップ
JP3294092B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP3578152B2 (ja) トラッキングエラー信号検出方法および光ヘッド装置及び光学情報装置
JPH09223325A (ja) 光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 14