JP2628871B2 - 自動立ち上げ機構付き自動分析装置 - Google Patents

自動立ち上げ機構付き自動分析装置

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JP2628871B2
JP2628871B2 JP62320892A JP32089287A JP2628871B2 JP 2628871 B2 JP2628871 B2 JP 2628871B2 JP 62320892 A JP62320892 A JP 62320892A JP 32089287 A JP32089287 A JP 32089287A JP 2628871 B2 JP2628871 B2 JP 2628871B2
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浩 石原
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生化学の分野や免疫を調べるために、例えば
吸光分析などを行なう自動分析装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 自動分析装置では、その制御部に分析操作の手順を示
すプログラを設定することによって、分析を自動的に行
なうことができる。
従来の自動分析装置では、第4図に示されるように、
オペレータが分析装置の電源をオンにした後、ピペッタ
や試薬の流路を洗浄する。そしてオペレータは分析装置
のフローセル恒温槽などの温度が所定の一定温度になっ
て分析可能状態になったことを確認し、水や試薬を確認
した後、水ブランク測定と試薬ブランク測定を分析装置
に指示する。分析装置は制御部のプログラムに従って水
ブランク測定と試薬ブランク測定を実行する。
オペレータはそれらのブランク測定のデータを見た
後、初めてルーチンの分析である検体の分析に入る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の自動分析装置装置では、電源をオンにした後、
分析装置が分析可能な状態になるまで待ち、ブランク測
定を行なわなければならないため、実際に検体を分析す
るまでの準備段階の待ち時間が長くっかる問題がある。
本発明は自動分析装置に自動立ち上げ機構を設けるこ
とによって分析前の準備による待ち時間を減らすことを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の自動分析装置では、バックアップ用電源によ
り常時作動することができ電源起動時刻を設定すること
ができる時計回路と、バックアップ用電源により常時作
動することができ時計回路からの信号を受けて分析装置
の電源装置を起動させる電源起動回路とを備え、かつ、
制御部には電源投入後、分析可能状態になったことを確
認した後に水ブランク測定だけを実行するか、又は水ブ
ランク測定及び試薬ブランク測定を実行するかを設定で
きるプログラムが施されている。
(作用) 分析装置が停止している状態でも時計回路と電源起動
回路はバックアップ用電源によって常時作動している。
設定された電源起動時刻になると時計回路からの信号に
よって電源起動回路を経て分析装置の電源が投入され
る。これにより制御部も動作を開始する。
分析装置が分析可能状態になると、制御部は設定され
たプログラムに従がって、水ブランク測定、又は水ブラ
ンク測定及び試薬ブランク測定を行なった後、オペレー
タが次の操作を指示するまで待機する。
したがって、オペレータが分析装置の操作を開始する
ときには分析装置はすでに分析可能状態になっており、
水ブランク測定、又は水ブランク測定及び試薬ブランク
測定が行なわれた状態となっている。
(実施例) 第1図は一実施例を表わす。
2は分析装置の制御部であり、例えばマイクロコンピ
ュータシステムによって実現することができる。制御部
2の不揮発性のメモリには分析装置の電源起動時に分析
装置が自動的に行なう仕事の内容のプログラムがセット
されている。その仕事の内容とは、例えば分析可能状態
になったことを確認し、水ブランク測定を行なうことで
ある。そのプログラムのセットは、装置用電源4が起動
しているときにはオペレータが設定する。制御部2はま
た、時計回路及び電源起動回路6には、オペレータから
の指示によって時間合わせと電源起動時刻をセットする
ことができる(A,B)。
6は時計回路及び電源起動回路であり、バックアップ
用電源8によって常時作動するようにバックアップされ
ている。時計回路は装置用電源4が入っている状態で現
在の日付と時刻を制御部2へ送信する(C)。
4は装置用電源であり、この電源4がオンになってい
るときは制御部2と時計回路6に電源を供給する
(E)。装置用電源4はオフにすることができ、オフに
なっている状態では電源起動回路からの起動信号(D)
によって起動される。時計回路及び電源起動回路6では
設定された電源起動時刻になると時計回路から電源起動
回路に信号が送出され、その信号に基づいて装置用電源
4が起動される。
制御部2は装置用電源4がオンになると、電源起動時
に分析装置が自動的に行なうように設定された内容の仕
事を実行する。その仕事を完了すると制御部2からオペ
レータに例えばメロディーにより分析装置の立ち上げが
完了したことを知らせる。
第2図には時計回路が行なう動作を示す。
時計回路は1分経過ごとに分析装置がオン状態になっ
ているかどうかを検出し、なっていなければ設定された
電源起動時刻であるかどうかを判定する。電源起動時刻
になれば電源起動回路に信号を出し、装置用電源4を起
動させる。
装置用電源4がオンとなって分析装置がオン状態とな
った後は、時計回路6から制御部2へ現在の日付と時刻
が通知される。
第3図には装置用電源4が起動した後の制御部2の動
作とオペレータの作業を示す。(A)は制御部2の動作
であり、(B)はオペレータの操作である。
オペレータは前夜、翌朝の電源起動時刻を制御部2を
経て時計回路にセットし、廃液タンクや洗剤などの確認
をしておく。
制御部2は、電源4がオンになると、分析装置のフロ
ーセル恒温槽の温度などを検出して分析装置が分析可能
状態になったことを確認する。その後、水ブランク設定
を行なってオペレータにメロディなどで知らせ、その状
態で待機する。
次に、オペレータは、分析装置が水ブランク測定まで
行なったことを知ると、水ブランクデータを評価し、ピ
ペッタや試料流路を洗浄し、試薬ブランク測定を指示す
る。そして、試薬ブランク測定のデータを評価した後、
ルーチンの分析である検体の分析を分析装置に指示す
る。
自動分析装置にはピペッタや試薬分注器に洗剤を注入
したりする自動洗浄機構を備えることもできる。そして
翌朝使用する試薬が定まっている場合には、水ブランク
測定だけでなく試薬ブランク測定までを自動的に行わせ
ておくことができる。
(発明の効果) 本発明の自動分析装置では、自動立ち上げ機構を設け
て予め設定した時刻になると電源をオンにし、フローセ
ル恒温槽などの温度を所定温度まで上げ、水ブランク測
定まで、又はさらに試薬ブランク測定までを自動的に行
なって待機するようにしたので、オペレータはそれらの
前準備の時間を待つ必要がなくなり、ルーチンの分析を
開始するまでの時間を減らして分析装置の稼働効率を上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示すブロック図、第2図は時計回路
の動作を示すフローチャート、第3図(A)は制御部の
動作を示すフローチャート、同図(B)はオペレータの
操作を示すフローチャート、第4図は従来の分析装置に
おけるオペレータの操作を示すフローチャートである。 2……制御部、 4……装置用電源、 6……時計回路及び電源起動回路、 8……バックアップ用電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 一弘 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内 (56)参考文献 特開 昭61−223562(JP,A) 特開 昭52−96587(JP,A) 特開 昭56−154665(JP,A) 小澤恭一編「臨床用自動分析」(昭60 −6−10)講談社、P.42−43

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御部に制定されたプログラムに従って分
    析操作を自動的に実行することのできる自動分析装置に
    おいて、 バックアップ用電源により常時作動することができ、電
    源起動時刻を設定することができる時計回路と、バック
    アップ用電源により常時作動することができ、時計回路
    からの信号を受けて分析装置の電源装置を起動させる電
    源起動回路とを備え、かつ、前記制御部には電源投入
    後、分析可能状態になったことを確認した後に水ブラン
    ク測定だけを実行するか、又は水ブランク測定及び試薬
    ブランク測定を実行するかを設定できるプログラムが施
    されていることを特徴とする自動立上げ機構付き自動分
    析装置。
JP62320892A 1987-12-17 1987-12-17 自動立ち上げ機構付き自動分析装置 Expired - Fee Related JP2628871B2 (ja)

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