JP2628666B2 - 練り歯磨 - Google Patents

練り歯磨

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良型練り歯磨に関するもので、この改良型
練り歯磨は歯垢と歯石の双方を除去し、かつそれらが堆
積するの防止する。更に、それは自然歯又は歯科的復旧
歯部のいずれにも逆効果を及ぼすほど研磨性はない。
発明の背景 従来、練り歯磨は口腔中から食べ物の残滓を除去する
為に主にブラッシングするのと関連して使用されてき
た。それらは歯垢の形成を防止するには効果的でなかっ
た。歯垢又は歯石のいずれの除去においても、それらは
一層効果がなかった。しばしば、磨きをかけようと努力
をすると、それらは余りにも研磨性が強かったので、そ
れらは歯科的復旧歯部を、時には自然歯をも損傷しがち
であり、また表面を粗くしてコーヒーや紅茶のしみが付
着し勝ちにした。
歯垢は柔らかい粘着性のフィルムで歯の表面を覆う傾
向がある。生存又は死んでいるバクテリヤ又はバクテリ
ヤ群、及び粘液性多糖類が歯垢を形成する。歯垢は又バ
クテリヤ副生物を含み、そのあるものは刺激性毒素であ
る。十分な歯垢が歯に蓄積し歯と歯肉との間隙に入る
と、歯肉炎が発生し、歯肉は腫れ、炎症が起こり、そし
て容易に出血する傾向がある。仮に、歯肉を無視して
も、歯根膜病が広がる。歯垢が歯肉の間で成長すると、
歯を骨に結合する歯根膜繊維を破壊し、より多くの歯垢
が溜まるポケットが形成される。歯根膜系の病気が進行
すると、歯を支持する骨と組織が益々破壊される。支持
部の欠落により歯自身が喪失する。骨はポケットにおけ
る感染過程のため喪失する。
初期の段階の歯垢は通常の練り歯磨を使って、時間を
かけて度々ブラッシングすると多少抑制して抑えること
ができるが、その抑制は不十分で不適当である。一度、
歯垢が形成して蓄積し始めると、通常の練り歯磨は蓄積
した歯垢を除くためには何の役にも立たない。フロス
(flossing)をする習慣と共に補足の歯ブラッシングに
信頼をおかざるを得ない。更に、歯垢はたとえそれ自身
は殆ど目に見えないけれども、食べ物、アルコール飲料
及びたばこからしみを集める。それは歯をひどく汚く見
せる。
歯垢は蓄積しつずけると、唾液中の無機質特にカルシ
ウムと結合し、歯石を形成する。歯石は石灰質化した歯
垢と言われるけれども、歯石は歯垢とは全く異なる。歯
医者は結石と称する。歯石即ち結石は岩同様の堅さで白
色又は黄色の堆積物で、一度歯に付着すると、その堆積
物を除去するには専門家によるクリーニングにより歯か
らおよび歯肉の下から歯石を剥がし取って除去すること
が出来るのみであった。歯石は大体無益無害であるが、
歯石を抑制することは歯医者がする必要のあるクリーニ
ングの量を減らすのに役立つ。歯肉の下で歯石が蓄積す
ると、異物との反応を始めて、歯根膜病の進行を促進す
る。異物反応において、身体は異物を排除するために炎
症プロセスを使用する。歯根はセメント質に固着し歯石
は歯根に付着しているので、身体は異物反応をすること
ができる。
今まで、歯垢の攻略はフロスとかブラッシングの機械
的作業であった。フロス又はブラッシングのいずれも結
石を除去するのに役立たなかった。
最近、対歯石用練り歯磨が市場に出ているが、これら
は既に存在する歯垢を除去するとは主張さえしていな
い。それらは単にそれ以上の歯石の堆積を防止する(あ
る程度)とのみ言っている。このような歯石阻止練り歯
磨は新しい歯石の堆積を3分の1又それ以上軽減するこ
とができるが、それが効果の限界である。
過去の練り歯磨において、研磨により歯垢を抑制する
試みがなされた。しかし、その試みは不成功であって、
非常に悪い副作用が生じた。例えば、過去のある練り歯
磨は強い酸を含有していて、白くなっている歯に良く効
くが歯のエナメル質を駄目にした。実際、それらは歯石
又は歯垢の抑制でそれほど効果的でなかった。
本発明の目的には歯垢及び歯石の抑制と除去とがあ
る。本発明の練り歯磨を使った規則的かつ徹底的ブラッ
シングは歯垢の堆積と歯石の形成を−−完全に又は大幅
に−−防止するのみならず、また堆積した歯垢と歯石を
歯から除去する。この点に関して、本発明が唯一のもの
のようである。
同時に、本発明の目的は、歯垢及び歯石を抑制しよう
とした以前の試みが引き起こした歯の損傷の問題を回避
することである。自然歯が損傷されないのみならず、自
然歯より軟らかい歯科的復旧歯部でさえも損傷されな
い。本練り歯磨の好適例における研磨作用は十分に抑制
されているので、練り歯磨は自然歯はもとより歯科的復
旧歯部さえも擦りへらすことはない。
歯の色に色ずけされたガラス充填のポリマーが歯の内
部の空隙を埋めるのに使用され、平滑面と評価できるピ
カピカ仕上げに磨かれた場合、それは臨床学的に言って
しみに対し抵抗性がある。不運にも、従来技術の練り歯
磨を歯の色に色ずけされたポリマーに使用すると、表面
を粗くし、表面にしみがよりつき易くする。
本発明の練り歯磨を使用した場合、歯の色に色ずけさ
れたプラスィク面は、専門家によりピカピカに磨かれた
歯の色に色ずけされたポリマープラスィク面とほぼ変わ
らないままであることが実際の試験で示された。従っ
て、本発明に係る練り歯磨は食べ物、飲み物及び喫煙か
らしみが蓄積するのを防止する上で歯の助けとなり更に
それらを除去する傾向がある。
本発明の重要な目的は改良型練り歯磨を提供すること
であって、その練り歯磨は選択的に歯垢と歯石を攻撃
し、かつ存在する歯の構造体、即ちエナメル質、象牙
質、及びセメント質に不必要な摩耗を引き起こさずに歯
の構造体から歯垢と歯石を除去することができる。
別の目的は、歯を擦りへらすことなく接近できる歯の
面からしみを除去することである。事実、歯の象牙質面
についての米国歯科協会(American Dental Associatio
n)の研磨性インデックスを使用して比較すれば、改良
型練り歯磨の研磨性は、喫煙者用練り歯磨の研磨性より
一般に小さい。また、歯の色に色ずけした充填ポリマー
による歯科的復旧歯部に対しては現在の歯科予防ペース
トより研磨性は小さい。
本発明の別の重要な特徴は、練り歯磨が約7のpHを有
するように酸−塩基の中性を維持することである。
発明の概要 本発明の主な特徴は、ナトリウム又はカリウムのクエ
ン酸塩と好適には、歯垢及び結石の形成を防止しかつそ
の除去をおこなうクエン酸との含有である。これらの成
分は何等研磨作用を行わず、かつ好適には仮に実際には
中性のpHではないとしてもほぼ中性であるようにする割
合で使用される。クエン酸の使用は絶対的なものでない
が、pHを調整する上で非常に有用な薬剤である。クエン
酸を入れないと、クエン酸塩のpHは約8.5で、クエン酸
を少量使用すると、pHを7.0に近く又は実際に7.0に維持
することができる。
好適には、パパインがアルカリ金属クエン酸塩−クエ
ン酸結合と関連して使用される。ここで使用されるパパ
インは天然の乾燥ラテックスとしてよりはむしろ結晶性
蛋白質加水分解酵素というべきである。これは市場に出
ている乾燥パパヤラテックスからの調製品である。メル
クインデックス(Merck Index)によると、パパイン分
子は約23,400の分子量を有する212残渣の1個の屈曲ポ
リペプチド鎖からなる。これは実質上大抵の有機溶剤に
は不溶性であるが、多少水又はグリセリンには溶ける。
クエン酸塩なしに用いたとしても、パパインは歯垢を溶
かしかつ除去する傾向がある。この蛋白質加水分解酵素
は象牙質及びエナメル質に付着としてる結石の蛋白質母
材を溶かすのに役立つ。しかし、パパインはクエン酸結
合なしに使用すると、結石のカルシュウム成分にはなん
らの効果もない。しかし、クエン酸塩/クエン酸結合と
共に使用すると、それはカルシュウム成分に対する効果
が加わる。それ自体の作用は独立した作用のようであ
る。クエン酸塩又はクエン酸の作用の結果として、パパ
インはカルシュウム化合物に貫入することができ、蛋白
質物質に到達する。それにより、それだけで使用される
よりは一層効果的となる。更に、パパインは結石のみな
らず歯垢に対するクエン酸塩イオンの効果を増す。
アルカリ金属クエン酸塩、クエン酸、及びパパインは
(その量は後に説明する)実際には典型的又は通常の練
り歯磨に添加することができ、所望の結果を得ることが
できる。
市場向けの練り歯磨の殆どは7種類の主要成分で構成
される。即ち、1)研磨性物質、2)保湿又は給湿剤、
3)成分を一体に保持するのに助けとなるチキソトロー
プ剤又は結合剤、4)水、5)風味添加剤混合物、6)
発泡剤、通常合性洗剤及び7)低水準の防腐剤である。
本発明で使用されるクエン酸ナトリウム(又はカリウ
ム)クエン酸塩とパパインは丁度このような練り歯磨と
共に使用される。
好適には、本発明は通常の研磨剤に加えて一定量の小
粒径の酸化アルミニュームを使用する。それは水和物又
は非水和物のいずれでもよく、歯又は歯科的復旧歯部を
擦りへらすことはない程度の粒径である。酸化アルミニ
ュームは、歯磨き粉に使用される典型的非水溶性ペース
ト状研磨剤と共に使用できる。
1)練り歯磨の研磨剤は燐酸2−カルシウム、不溶解性
メタ燐酸ナトリウム、ピロ燐酸カルシウム、オルソ燐酸
カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、又は
種々の珪酸塩の一及び脱水シリカゲルである。これらの
薬剤は種々の種類間で又各種類自身のなかでの双方で研
磨性の程度が異なるので、研磨性は注意深く観察され
て、歯が自然歯であれ、歯科的復旧歯部であれ、歯を磨
くが歯を擦りへらすことがないような適当な量に調節さ
れる。
2)保湿剤は、練り歯磨が空気に露出されたとき練り歯
磨から水の損出を防止するために使用される。最もしば
しば使用する保湿剤はソルビトール、グリセリン、及び
プロピレン グリコールである。ソルビトールとグリセ
リンは甘味を持つ傾向がある。
3)チキソトロープ剤又は結合剤は歯磨き粉の組織を安
定にする助けになり、液体が固体相から分離するのを防
止する。親水性コロイド性状を有する、例えばトラガカ
ントゴム及びカラヤゴムを含む天然ゴム等の多数の薬剤
が使用される。種々のカラギーナン、トチャカ(Irish
Moss)、及びアルギン酸ナトリウムのような海草のコロ
イドが使用されている。カルボキシメチルセルロース
ナトリウムとメチルセルロースを含む合成セルロースが
使用され、並びにベントナイトのような無機コロイドが
使用されている。これらの物質は本発明に必須のもので
なく、本発明と関連して使用される。
4)水は、ペーストを流動性あるものにするために使用
される。
5)歯磨き粉に使用される風味添加剤には幅広い多様性
があるが、風味の心地よさが、少なくとも長いブラッシ
ングをしても人々が厭にならないようにするということ
を除いて風味添加剤はクリーニングとは何の関係も無
い。シナモンとミントは最も人気の有る風味である。
6)発泡剤はしばしば練り歯磨に添加されるが、単に心
地よい刺激を与えるのに役立つだけであって、明らかに
クリーニングの目的には役立たない。ラウリル硫酸ナト
リウムは最も頻繁に使用される発泡剤であって、一般に
は石鹸に取って代わった。それは、ラウリル硫酸ナトリ
ウムが他の成分と化合するという適合性問題が殆どない
からである。
7)時には、バクテリヤが練り歯磨自身に形成するのを
防止するために防腐剤が使用される。これは必須の成分
ではないが、しばしば所望される成分である。更に、着
色剤のような物質を使用することもある。
研磨剤は本発明に適する練り歯磨の総量の、重量で、
約40−60%を占める。水は重量で約11−15%を占め、保
湿剤は1又は2以上の種類を使用して全体の重量で約20
−30%の間である。
発泡剤は、使用するならば、好適には重量で1%より
少なくて、約0.7−0.9%でよく、一方チキソトロープ剤
はそれより僅かに少ない量で、重量で0.6−0.8%であ
る。
風味添加剤の量は風味添加剤の強さに拠る。例えば、
本発明においてオランダハッカの風味添加剤は重量で、
約0.7から0.9%の量が使用されている。
所望ならば、他の成分を害することなくフッ化剤を組
み入れることができる。フッ化剤は、例えば重量で約0.
6から0.8%の量のモノフルオロ燐酸ナトリウムでよい。
他のフッ化剤も使用するならその典型的量を使用すれば
よい。それは、フッ化剤が他の練り歯磨で使用されたの
と同様の効果を示す。しかし、それは歯垢に、又は歯石
に、又は磨きの作用になんらの効果をも及ぼさない。
典型的には、本発明では練り歯磨の総重量の約1−3
%の間の量のクエン酸ナトリウムが又は1.1%と3.3%の
間の量のクエン酸カリウムが含有されている。重量で約
3%に上るクエン酸がそれとの結合で使用されている。
もっとも通常は多少少ない量が使用されているが、それ
は、他の含有成分からみて約6と約7.5の間にpHを調節
するような量が使用される。7.0に近いpHがペースト完
成品に対して望ましい。
パパインを使用するときは(好適には使用すべきであ
る)、それは約1から4.5%の量が組み入れられる。
典型的研磨剤を使用するならば、重量で40−50%の主
研磨剤に加えて例えば約1ミクロンの平均粒径の微粒酸
化アルミニュウムを重量で4−12%の量含有させるのが
賢明である。本発明に係る練り歯磨の典型的配合は表1
に示されている。
表 1 発明に係る練り歯磨の典型的配合 成 分 重量パーセント 研磨剤(例えば、 40−50 燐酸2カルシウム) 水 11−1/2−14−1/2 保湿剤(例えば、ソルビトールと グリセリンの混合物) 20−30 チキソトロープ剤(例えば、 カラジーナン ナトリウム) 0.6−0.8 発泡剤(例えば、 ラウリル硫酸ナトリウム 0.7−0.9 風味添加剤(例えば、 オランダハッカ) 0.7−0.9 甘味料(例えば、 サッカリンナトリウム 0.09−0.11 弗化物源(例えば、 モノフルオロ燐酸ナトリウム) 0.6−0.8 殺生剤(例えば、メチルパラベン) 0.06−0.08 色素(例えば、 エフデー&シー ブルー#1 (FD&C Blue #1) 約 0.02 クエン酸ナトリウム 1.0−3 (又はクエン酸カリウム) (1.1−3.3) クエン酸 0−3 パパイン 1−4.5 酸化アルミニウム(1ミクロン) 4−12 ペーストは約6−7.5、好適には7.00のpHを有する。
酸化アルミニウムは水和物でも非水和物でもよい。
好適実施例の説明 例1 本発明の好適練り歯磨 本発明に係る立証済配合は下記の通りである。
成 分 重量パーセント 燐酸2カルシウム 45.22 水 13.22 ソルビトール 12.08 グリセリン 13.66 カラジーナン ナトリウム 0.73 ラウリル硫酸ナトリウム 0.82 風味添加剤(例えばオランダハッカ) 0.82 甘味料(例えばサンカリンナトリウム) 0.10 モノ フルオロ燐酸ナトリウム 0.73 メチルパラベン 0.07 色素 エフディ&シー ブルー#1 0.02 (Color FD&C Blue #1) クエン酸ナトリウム 2.63 クエン酸 0.05 パパイン 2.69 酸化アルミニウム(1ミクロン) 7.16 100.00 例2 練り歯磨の歯石除去能力の試験 30の抜歯された歯が大きな歯科学校から取り寄せられ
た。うち15個は殆ど歯石がついてなく、残りの15個は大
量の歯石が付着していた。殆ど歯石がついてない歯は金
製のナイフで念入りに掃除をした後軽石の粉末で仕上げ
られた。それらは“無歯石グループ”と呼称された。
総ての歯を5分間オハウス(Ohaus)水分秤の乾燥ラ
ンプに露出して、残余の水分を乾燥した。
それから、歯は6個のグループに分割され、3個のグ
ループは“無歯石グループ”で、3個のグループは“重
歯石グループ”であった。各グループは5個の歯を有
し、グループ毎に重量が測定された。
次の割合で水と例1の練り歯磨との3種類のスラリー
が準備された。
(1)1:1 (2)2:1 (3)1/2:1 各グループの1個の歯が各スラリーのビーカに沈めら
れた。一晩浸した後、これらの歯を強い水流で濯ぎ、水
分秤ランプで再乾燥し、グループ毎に秤量された。結果
は以下の通りである。
“無歯石”の歯の各グループは明らかに水を吸収した
ことにより重量が僅かに増加し、“重歯石”の各グルー
プは他のグループの重量増加以上の程度の重量損失があ
った。それにより、次のことが結論される。
1.本発明に係る練り歯磨は歯石を攻撃し、かつ除去す
る。
2.本発明に係る練り歯磨は歯の構造体を攻撃することは
ない。
例3−既知の歯石抑制練り歯磨と本発明に係る練り歯磨
の比較 人の非常に汚い抜歯した15本の歯を取り寄せ、バラバ
ラにして一貫性を無くして、3個のグループに分割し
た。各歯は、汚れているように見えるか及び/又は最も
歯垢及び/又は歯石を含んでいるかに拘らず唇(又は
頬)側の面又は舌側の面のいずれかでブラッシングされ
た。各歯は次のやり方でオーラル(Oral)Bの歯ブラッ
シングで全部で50往復ブラッシングされた。
グループI−水のみでブラッシングする。
グループII−水と市場で入手できる歯石抑制練り歯磨と
の配合(1:1)でブラッシングする グループIII−水と本発明に係る練り歯磨(例Iによ
る)との配合(1:1)でブラッシングする。
ブラッシングされた後、歯は水濯ぎされ、かつ乾燥空
気に当てられた。乾燥されたとき、歯の各グループは注
意深く検査された。相違は非常に明確で、次のような結
果であった。
グループI−尚、非常に汚い。ブラッシングされた表面
とブラッシングされない表面との間には殆ど又は全く相
違はなかった。
グループII−尚、非常に汚い。ブラッシングされた表面
とブラッシングされない表面との間にはある程度の相違
は見受けたが、余り大きな相違はなかった。歯垢及び/
又は歯石のうち除去されたものもあるが、それは余り多
くなかった。
グループIII−ブラッシングされた表面は顕著に綺麗に
なっていた。歯に残留している歯垢及び歯石堆積物は顕
著に減少していた。
この試験は次の事を明白に示している。それは、本発
明に係る練り歯磨が既知の現在技術に係る練り歯磨の一
に対して相当の改善点を有すると言うことである。
例4−しみ除去についての評価 この調査の目的は被検物である予めしみを付けた牛の
歯から皮膜状のしみを除去する能力を2種類の歯磨き粉
の間で比較することであった。この調査におけるしみは
通常のしみ付け方法(コーヒー又は紅茶)で付けられ
た。
練り歯磨“A"は、(a)それがクエン酸、クエン酸ナ
トリウム又はパパインを全く含有せず、(b)それが全
く酸化アルミニュウムを含有していないということを除
いて例Iの練り歯磨に類似の練り歯磨であった。
練り歯磨Bは例Iの練り歯磨で全く変えていなかっ
た。
試験グループは次の通りであった。グループ 歯磨き粉 1 試料 練り歯磨A 2 練り歯磨B(例1) 被検物の準備 牛の永久中央門歯を切って、約10mm2の唇側エナメル
質被検物を得た。エナメル質被検物は重合性メタクリル
樹脂に植設され、エナメル質のみが露出されるようにさ
れた。エナメル質の表面は円滑にされ、かつ宝石細工車
で磨かれた。それらはしみの蓄積及び付着を促進するた
めに僅かにエッチングがなされてた。
被検物は37°インキュベータの回転棒に配置されて、
空気とトリプチケース(Trypticase)醤油だし汁(Brot
h)、茶、コーヒー、ムチン、Fecl3サルシナルティー
(SarcinaLutea)、タ-トックス(Turtox)からなる溶液に交互に
さらされた。
4日間の間毎日1回、しみを付けるだし汁は交換さ
れ、被検物は水濯ぎされた。4日後、黒くしみの付いた
皮膜状フイルムがエナメル質の表面に現れた。被検物は
水濯ぎされ、乾燥空気に当てられ、使用するまで冷凍さ
れた。同時に用意された被検物を使って全製品は試験さ
れた。
採点と設定 ガラス器具内のしみの量は測光法で測定された。15−
21(15の方がより黒ずんでしみとなっている。)の間の
値の被検物が使用された。これらの点数に基ずいて、被
検物は各16個の被検物を有する2グループに各グループ
が同じ平均基礎点を有するように分割され、各被検物は
秤量された。
試験手順 被検物は柔らかいナイロン−フィラメント(オーラル
B40)歯ブラシが装備してあるV−8機械式クロスブラ
ッシング装置に取り付けられた。エナメル質表面の張力
は150gに調節された。歯磨き粉は、脱イオンされた水の
40mlと歯磨き粉25gとが混合されてなるスラリーとして
試験された。被検物は800往復(4−1/2分)ブラッシン
グされた。機械的変量を最小にするために、グループ当
たり2個の被検物が8個のブラッシングヘッドの各々で
ブラッシングされた。各歯磨き粉の異なる4ロットのス
ラリーが各試験回に使用され、1ロットのスラリーは4
個の被検物をブラッシングするために使用された。
ブラッシングにつずいて、被検物は水濯ぎされ、吸取
紙で乾燥し、ついで前述の方法でしみを測定した。
ブラッシング前後のしみの測定値の相違は計算され、
平均標準誤差は各グループに対して計算された。結果は
下の表IIIに要約されている。
表 III 2種類の練り歯磨のしみ除去能力の比較 歯磨き粉 減少高 試料 練り歯磨A (練り歯磨Bと似ているが、しかし クエン酸ナトリウム、クエン酸、 及びパパインは含まず) 6.76±0.92 練り歯磨B(例1) 12.54±1.53* *は±S.E.Mを示す。値はスチューデントt−分析によ
り決定されたので、相当相違する(p<0.05)。
データは練り歯磨Bはしみがある皮膜を除去する上で
試料練り歯磨Aより明白に効果的である。
例5−歯磨き粉の研磨性の評価 歯のブラッシングが原因となる研磨摩耗の効果を模擬
する再現性あるブラッシング作用を小さい表面が受ける
方法が開発された。この方法を使って、他の総ての因子
は一定のままで、数個の歯磨き粉を同じ被検物の表面上
で比較することができる。
このブラッシング技術を使って、4種類の研磨性媒体
(対照基準としての水と3種類の歯磨き粉)が人間の象
牙質を試験面として試験された。象牙質被検物は走査電
子顕微鏡で2倍率の写真が撮影された。それらの写真は
表面微小粗さ測定用に準備され、それに供された。写真
は、ブラッシングされた面の任意に選定した所を平均し
て不規則なやり方で斜視する角度で撮影された。それら
は強制選択の二重盲検法(forced−choice,doble−blin
d procedure)を使った三点評価等級により表面粗さが
等級付けされた。データについて相関解析、分散の解
析、及びスチューデント・ニューマン・ケウルス(stud
ent−Newman−Keuls)解析が行われ、結果の統計的意義
を決定された。
粗さについての等級付けにより象牙質に対する次の結
果が得られた。
粗さ評価基準及び等級の相対的準位の間の相違はp<
0.01(99%プロバビリティ)水準で総て意義がある。
これらの結果は、相対的粗さを決定するために人間の
目の統合能力に依存している。従って、それらは定量化
されてない。しかし、抑制の相対的等級はこれらの歯磨
き粉に対して報告されているADA研磨性インックスと同
じ順位であることが判る。既知のことであるが、大きな
研磨剤粒子は大きな表面粗さを作り、粗さは研磨剤損耗
の速さに直接関係する。従って、上述の結果は、出願人
の練り歯磨は銘柄Xより多少より粗い表面を生成し、多
分より研磨性が高い事を示す。他方、出願人の練り歯磨
は銘柄Y、喫煙者の練り歯磨より一層平滑な表面を生成
し、多分研磨性が小さい。測光法の結果により、これら
の結果は定量化されることができる。
銘柄W,広く広告されている喫煙者のしみ除去用練り歯
磨と銘柄Zと同じく予備的やり方で試験された。これら
の予備的試験からは、等級をこれらの2種類の歯磨き粉
に付けることはできないが、その結果は次の事を示し
た。それは、銘柄Wは全く研磨性が高く、銘柄Yの喫煙
者の練り歯磨に匹敵し、一方銘柄Zは銘柄Xに匹敵する
ということである。従って、本発明に係る練り歯磨は象
牙質の表面粗さから判断して研磨性についてはこれらの
極端な2種類の間にあるように見える。本練り歯磨は歯
垢及び歯石(結石)を除去し、銘柄XとZは歯垢又は歯
石のいずれも除去しないので、本発明に係る練り歯磨は
全体として優秀と判断できる。
例6−研磨性評価 コムプガード(CompGard)復旧歯とエナメル質に対す
る銘柄Wと銘柄Zとの比較で本発明の練り歯磨の研磨性
効果を決定するために、SEM評価法をおこなった。燐酸
ゲルを使って60秒間クラスV準備のエナメル質を酸エッ
チングして、7個のクラスV合成復旧歯が用意された。
各酸エッチングされた歯は30秒間水道水で徹底的に水濯
ぎされた後、空気乾燥された。歯は市場で入手できる微
細充填剤を使って製造業者の指示に従って復旧された。
各復旧歯は3Mソフレックス(Sof−Lex)ディスク(中
間、微細、及び超微細)を使って仕上げられた。
予防コップと低速のハンドピース(handpiece)とを
使って各歯磨き粉が復旧された歯に適用された。30秒間
適用された後、試料は徹底的に水濯ぎされ、ついで空気
乾燥された。更に、各歯磨き粉は水道水で1:1に希釈さ
れ、スラリーが形成された。各スラリーは予防コップと
低速のハンドピースを使って第2の復旧された歯の表面
に適用された。各復旧された歯は10秒間隔で3秒間磨か
れ、かつ各スラリー適用の間に水道水で徹底的に水濯ぎ
された。
パート−X(Pert−X)で予防した後、予防ペースト
で微細充填の合成復旧歯とエナメル質とを磨く効果を決
定するためにSEM評価法が行われた。2種類のクラスV
微細充填合成復旧歯が用意されて、前述のように磨かれ
た。超微細3Mディスクで仕上げ磨きをかけた後、両復旧
歯は低速のハンドピースで予防ペーストと予防コップを
使って予防措置が概略なされた。概略の予防措置の後、
復旧歯は予防ペーストを使って予防措置の仕上げがなさ
れた。
最終処理として、試料は真空乾燥され、金でスパター
コーティングがなされた。試料は20kv加速電位でかつ0
°傾斜でAMR−1000 SEMで検査された。総てのSEM顕微鏡
写真は1000×倍率で撮影された。
これらの評価の結果は次の事を示している。
1)各希釈されてない練り歯磨での仕上磨きは、ソフレ
ックス デイスクでのみ磨いた表面に比較して表面の品
質を落とすことを立証した。チューブからの各ペースト
の使用は、1:1に水道水で希釈した練り歯磨を使用する
より苛酷に表面を傷付けた。
2)各希釈されてない練り歯磨は表面仕上げに明白な効
果を有するが、銘柄Wは最も害があるように見え、銘柄
Zと出願人の練り歯磨との間には、仮にあったとしても
殆ど差異はなかった。表面を粗くする有害さは合成物よ
りむしろエナメル質面において顕著であった。
3)表面仕上げについての希釈歯磨き粉の逆効果は、水
で希釈せずに歯磨き粉を適用するときより遥かに顕著で
なかった。このことは次の理由から期待できる。それ
は、希釈され形では熱の発生が少なく、研磨性物質は遥
かに少なく存在するからである。1:1に希釈した形で使
用した場合は、歯磨き粉の間には殆どないし全く差異は
発見できなかった。
4)概略予防のペーストは相当の擦り跡を残した。その
擦り跡は肉眼で見るとエナメル質と合成物の双方に鈍い
色の表面として見えた。予防ペーストによる最終的予防
措置はエナメル質と特に合成物の表面仕上げについて肉
眼で見た場合も顕微鏡で見た場合も顕著な改善があっ
た。
例7−ガラス器具内での研磨性 ここで報告される調査は試料練り歯磨Aと練り歯磨B
(例4を参照せよ)として記号が付けられている練り歯
磨についてなされた。練り歯磨Bは例1の練り歯磨であ
り、練り歯磨の重量で約7%の量の酸化アルミニュウム
を含有していて、一方練り歯磨Aはもとよりクエン酸ナ
トリウムもクエン酸も又パパインも含有せず更に酸化ア
ルミニュウムをも含有していなかったことに注意すべき
である。
承認されたADA方法論(ヘハーラン、ジョン(Heffera
n,John)、J.Dent.Res.55:563−573)により遂行された
相対的歯科研磨性(RDA)試験がインディアナ大学口腔
健康研究所(Oral Health Research Institute)で遂行
された。RDA試験はエナメル質の除去を測定し、表面の
仕上げを測定するわけではない。
練り歯磨AはADA参照材料の50%位の研磨性であると
見いだされ、一方練り歯磨BはADA参照材料の80%−90
%であると見いだされた。ADA参照材料は市場向け練り
歯磨の代表例である。
従って、練り歯磨Aの研磨性は大抵の市場向け歯磨き
粉の研磨性の半分位で、一方練り歯磨Bは殆どの市場向
け練り歯磨と相対的研磨性は同等である。
例8 ブラッシング後の表面仕上げを評価するために、抜歯
された門歯と小きゅう歯の唇側の面がアクリル樹脂のブ
ロックに取り付けられて、オラールB#30歯ブラシが装
備された歯ブラッシング機械に配置された。2ポンドの
荷重がカウンタウエイトとして各ブラシにかけられた。
6カ月の模擬ブラッシングが次の仮定のもとに完遂され
た。
1日15往復×7日×26週=2730往復、 これが6カ月の毎日のブラッシングに相当する。
歯磨き粉は練り歯磨“A"と“B"と、(例7を参照せ
よ)銘柄Xの陽性抑制剤と、水道水の陰性抑制剤とを含
有した。
ブラシは60往復の後掃除された。練り歯磨は各60往復
のサイクルの間に必要なだけ補給されて、歯が歯磨き粉
で覆われているようにされた。全装置は各300サイクル
後に掃除された。
ブラッシングにつずいて、試料は水道水で水濯ぎさ
れ、ティッシュペーパで包まれてSEM試験の前に作業面
が傷付かないようにされた。試験のとき、ティシュペー
パは練り歯磨Bでブラッシングした歯の表面に付着した
が、他の歯磨き粉でブラッシングした他の面のいずれに
も付着しなかった。
追加のシリコーン(サキントプレン(Xantopren)複
製品とアクリル樹脂/歯面の“スチカースト(Stycas
t)”エポキシ樹脂の確動模型とがブラッシング養生法
の前後に制作された。SEM写真ガ後方散乱モードで倍率5
0×で撮影された。それは象牙質/エナメル質とアクリ
ル樹脂取り付け材料の的確な解像を行うことが判った。
写真は4人の観察者(2人の歯科医、1人の衛生学者、
1人の材料科学者)により検査された。パネルはブラッ
シングの前後の材料除去(摩耗)の変化と提示された面
の面形態学における変化とを等級付けした。彼らは等級
付けにおいて満場一致で異議はなかった。
最小変化−水道水 最大変化−銘柄X 中間−練り歯磨“A"と“B"、尤もBはAより僅かに摩
耗が大きいと感じられた。これは上記のRDA結果の確認
にかかっている。
3種類の歯磨き粉は総て象牙質とエナメル質の面を磨
くようにみえた。等級付けはA<B<銘柄Xであるとの
一致をみた。しかし、歯磨き粉のいずれもエナメル質又
は象牙質に酷い溝を付ける事はないように見受けられ
た。しかし、3種類の総ての歯磨き粉についてブラッシ
ングされた面にかすかな微小な溝がはっきりと認められ
るかもしれない。以前の研磨の結果から、銘柄Xは最小
研磨性を有する市場向けの練り歯磨の一であるように見
受けられる。従って、練り歯磨AとBは両方とも研磨性
と磨きの見地から完全に受け入れられるものであるとい
える。
練り歯磨Bは練り歯磨Aより一層研磨性が強いが、し
かし市場向けの歯磨き粉に対して受け入れられる範囲の
中にあると見受けられた。
練り歯磨Bは面の磨きに関して練り歯磨Aと少なくと
も同等であり、銘柄Xより形態学的変化が少ない。
例9−しみ除去 しみが付いた皮膜(コーヒと紅茶)掃除調査はインデ
ィアナ大学の口腔健康研究所により練り歯磨AとBにつ
いて実行された。それにより、練り歯磨Bはしみ除去に
関して練り歯磨Aより相当優れていることが示された。
練り歯磨Bはしみ除去に関し練り歯磨Aより相当優秀
である。
練り歯磨Bを使ったブラッシングの後、歯の面はある
種の面活動力を有するように見受けられる。
例10−磨いた合成歯科樹脂に対する研磨性 市場で入手できる練り歯磨と磨いた合成樹脂の面に対
するそれらの効果が評価された。樹脂は、歯の色に色付
けされた、グラス充填のプラスチックポリマーで、前部
及び後部の歯の復旧(充填)材料として使用された。比
較される練り歯磨は練り歯磨B(例1の練り歯磨)と銘
柄Dと、Eと、Fと、Gと、Hと、Iであった。
調査法は3種類の合成樹脂を一連の粗から超微細の酸
化アルミニュウム研磨ディスクを使って臨床的に平滑で
光沢のある面に磨き上げることであった。走査電子顕微
鏡を使って750×と1500×の倍率で磨いた合成物の各試
料の写真を撮影して面の平滑さを比較した。これらの写
真は2人の評価者により面の平滑さについて等級付けさ
れた。追加の試料が用意され、同じ方法で磨かれ、更に
練り歯磨の各々で回転ゴム予防コップで1分間磨かれ
た。前述の方法と同じ方法で走査電子顕微鏡写真を撮影
し、写真は順位付けられた。
収集されたデータは、総ての練り歯磨は合成樹脂の表
面を基準からみて粗くしていることを示していた。練り
歯磨Bで磨いたとき、合成樹脂表面の表面組織は基準と
は僅かに異なるのみであった。銘柄D、E、F、G、
H、及びIは総て合成樹脂の磨き基準に比べて相当粗い
表面を生成した。
本調査の意義は、合成樹脂が口腔の前部と後部領域の
歯の復旧のため過去5年間に使用量が2倍以上となった
と言うことである。このように使用量が増加したので、
これらの合成樹脂の磨いた表面を維持する必要がある。
試験した練り歯磨の銘柄D、E、F、G、H、及びIは
面を粗くする効果があるので、しみと摩耗の双方のため
に、口腔における復旧材として合成樹脂の早めの交換が
必要となる。本発明に係る練り歯磨は、合成樹脂に対し
て歯科医業で使用されている典型的専門家用研磨システ
ムに似ているので、研磨性が小さく、かつ表面をしみに
対して抵抗力がある相当の平滑面に保つ。
本発明に係る練り歯磨が臨床的に使用して既存の合成
樹脂復旧歯からしみを軽減し又は除去するために患者に
与えられたとき、3週間以内にしみが軽減したか、又は
もはや存在しないことが患者から報告された。本発明に
係る練り歯磨を継続的に使用すると、磨いて光沢のある
合成樹脂の面が維持されることが期待される。
前にも言ったとおり、発泡剤、フッ化剤、甘味剤、殺
虫剤及び色素は決して必須のものでない。更に、この表
で与えた重量での概略量は絶対的なものでなく、変えて
もよい。
例11 人間の抜歯された15個の非常に汚い歯を手にいれ、相
互に無関係にバラバラにし、3グループに分割した。よ
り汚く見え、及び/又はより多く歯垢及び/又は歯石を
含む、各歯の唇(又は頬)側の面又は舌側の面のいずれ
かをブラッシングした。次のやり方で、各歯はオーラル
B歯ブラシで合計50回ブラッシングされた。
グループI−水のみでブラッシングした。
グループII−水と次の配合(1:1)でブラッシングし
た。
成 分 重量パーセント 燐酸2カルシウム 45.22 水 12.96 ソルビトール 12.08 グリセリン 13.66 ラウリル硫酸ナトリウム 0.82 カラジーナンナトリウム 0.73 風味添加剤 0.82 モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.73 サッカリンナトリウム 0.10 メチルパラベン 0.07 エフディ&シー ブルー#1 0.02 (FD&C Blue #1) クエン酸 0.05 クエン酸カリウム 2.89 パパイン 2.69 酸化アルミニウム(1ミクロン) 7.16 100.00 この配合は例1の練り歯磨に類似していて、例1のク
エン酸ナトリウムをクエン酸カリウムで置換したもので
ある。
グループIII−水と本発明による練り歯磨(例1によ
る)(1:1)でブラッシングした。
ブラッシング後、歯は水濯ぎされ、乾燥空気に当てら
れた。乾燥のとき、各グループの歯は念入りに検査され
た。差異は非常に明白で、次に示されている。
グループI−尚、非常に汚い。ブラッシングされた面と
ブラッシングされていない面とには殆どないし全く差異
はなかった。
グループII−ブラッシングされた面は顕著に綺麗であっ
た。歯垢と歯石の堆積には明白な差異があった。
グループIII−ブラッシングされた面は顕著に綺麗であ
った。歯垢と歯石の堆積には明白な差異があった。
グループIIとグリープIIIは事実上掃除の程度において
同等と判断された。
例12−皮膜掃除試験 被検物の準備 牛の永久中央門歯を切って、約10mm2の唇側のエナメ
ル質被検物を得た。エナメル質被検物はエナメル質のみ
が露出するように重合メタクリル樹脂に植設された。エ
ナメル質面は宝石細工車で円滑にされかつ磨かれた。そ
れらはしみの蓄積と固着を促進するために僅かにエッチ
ングされた。
被検物は回転棒(37°インキュベータに配置された)
に配置されて、空気とトリプチケース(Trypticase)醤
油だし汁(Broth)、茶、コーヒー、ムチン、Fecl3、及
サルシナルティー(Sarcina Lutea)、からなる溶液に
交互にさらされた。
4日間の間毎日1回、しみを付けるだし汁は交換さ
れ、被検物は水濯ぎされた。4日後、黒くしみの付いた
皮膜状フィルムがエナメル質の表面に現れた。被検物は
水濯ぎされ、乾燥空気に当てられ、使用するまで冷凍さ
れた。同じ時に用意された被検物を使って全製品は試験
された。
採点と設定 ガラス器具内のしみの量は測光法で測定された。16−
24(16の方がより黒ずんでしみとなっている。)の間の
値の被検物が使用された。これらの点数に基づいて、被
検物は各8個の被検物を有する5グループに分割され、
各被検物は秤量され、各グループは同じ平均基礎点を有
した。
試験手順 被検物は柔らかいナイロン−フィラメント(オーラル
B40)の歯ブラシが装備してあるV−8機械式クロスブ
ラッシング装置に取り付けられた。エナメル質表面の張
力は150gに調節された。歯磨き粉は脱イオンされた水の
40mlと歯磨き粉25gとが混合されてなるスラリーとして
試験された。ADA参考材料は0.5%のCMCの50mlとCa2P2O7
の10gとが混合されてなるスラリーであった。被検物は8
00往復(4−1/2分)ブラッシングされた。機械的変量
を最小にするために、グループ当たり2個の被検物が8
個のブラッシングヘッドの各々でブラッシングされた。
各製品に対し生成されたスラリーの2本のチューブを使
って、4種類の異なる各歯磨き粉が各試験回に2回使用
された。一のチューブ当たり4本の歯が試験された後、
新しいスラリーが生成された。
ブラッシングにつづいて、被検物は水濯ぎされ、吸取
紙で乾燥し、次いで前述の方法でしみを測定した。
各グループで1組8個の被検物の2組について試験さ
れた。
計算 ブラッシングの前後のしみの点数の相違が計算され、
更に各試験での参考グループに対して平均及び標準誤差
が計算された。2個の参考材料グループ(1試験に対し
1個)の各々に対し100の値の掃除比率が与えられた。
各参考値に対する平均減少が100に分割され、各試験で
の各個々の減少に乗ずるべき定数が得られた。各被検物
の掃除比率は計算された(減少×定数)。各歯磨き粉グ
ループ(N=16)の平均及びSEMは掃除比率を使って計
算された。
試験は次のことを明白に示している。即ち、例1の練
り歯磨はオーラル健康研究所皮膜掃除試験で統計的にト
ポールとクレスト歯石抑制−パンプより優れていて、ク
レスト歯石抑制−チューブと同等であることが示されて
いる。
相対的研磨試験では、本発明に係る練り歯磨は統計的
にクレスト練り歯磨と同等であり、トポールより相当研
磨性が小さかった。
皮膜掃除と研磨性の双方において、本発明に係る練り
歯磨はADA参考材料と統計的に同等であった。
本発明に関係する分野での当業者にとり、本発明の構
成に多くの変更が及び本発明の実施例と応用には改変が
可能であるが、それらは本発明の本旨と範囲から逸脱し
ない。ここでの開示と説明は単に例示的で何等制限を付
することを意図しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許3228844(US,A) 欧州公開95871(EP,A1) 「周知・慣用技術集(化粧料及び類似 品)」(昭和59年8月21日)特許庁、第 119頁

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性成分として、アルカリ金属クエン酸塩
    が重量で練り歯磨の1から3.3%の量で存在し、クエン
    酸が重量で完成練り歯磨の3%までの量で存在して、完
    成練り歯磨のpHをほぼ中性にし、パパインが、ビドル−
    ソーヤー グループのミルククロットアッセイにより試
    験して、100〜145単位/mgのレベルの活性で、1〜4.5%
    の量で存在し、微小粒の酸化アルミニウムを有し、その
    粒径は1ミクロンで、その量は重量で完成練り歯磨の4
    〜12%であることを特徴とする練り歯磨。
  2. 【請求項2】次の基本成分を有することを特徴とする請
    求の範囲1記載の練り歯磨。成 分 重 量 % 練り歯磨研磨剤 40−50 水 11−15 保湿剤 20−30 チキソトロープ剤 0.6−0.8 クエン酸ナトリウム 1−3 クエン酸 0−3 100〜145単位/mgの活性を有するパパイン 1−4.5 平均1ミクロンの粒径の酸化アルミニウム 4−12
  3. 【請求項3】重量で0.7から0.9%の量で発泡剤を含有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の練り歯磨。
  4. 【請求項4】次の組成を概略有することを特徴とする請
    求の範囲1記載の練り歯磨。成 分 重 量 % 燐酸2カルシウム 45. 水 13. ソルビトール 12. グリセリン 14. ラウリル硫酸ナトリウム 0.8 カラジーナンナトリウム 0.75 オランダハッカ 0.8 モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.75 サッカリンナトリウム 0.1 メチルパラベン 0.1 色素エフディ&シーブルー#1 0.03 (FD&C Blue#1) クエン酸 0.07 クエン酸ナトリウム 2.6 活性が100〜145単位/mgのパパイン 2.7 平均1ミクロンの粒径の酸化アルミニウム 7.3 100.00
  5. 【請求項5】次の基本成分を有し、pHが6と7.5との間
    にあることを特徴とする請求の範囲1記載の練り歯磨。成 分 重 量 % 練り歯磨研磨剤 40−50 水 11−15 保湿材 20−30 チキソトロープ剤 0.6−0.8 クエン酸ナトリウム 1.1−3.3 クエン酸 0−3 活性が100〜145単位/mgのパパイン 1−4.5 平均1ミクロンの粒径の酸化アルミニウム 4−12
  6. 【請求項6】重量で0.7から0.9%の量で発泡剤を含有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の練り歯磨。
  7. 【請求項7】次の組成を概略有することを特徴とする請
    求の範囲1記載の練り歯磨。成 分 重 量 % 燐酸2カルシウム 45. 水 13. ソルビトール 12. グリセリン 14. ラウリル硫酸ナトリウム 0.8 カラジーナンナトリウム 0.7 オランダハッカ 0.7 モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.7 サッカリンナトリウム 0.1 メチルパラベン 0.1 色素エフディ&シーブルー#1 0.03 (FD&C Blue#1) クエン酸 0.07 クエン酸カリウム 2.9 活性が100〜145単位/mgのパパイン 2.7 平均1ミクロンの粒径の酸化アルミニウム 7.2 100.00
  8. 【請求項8】前記アルカリ金属クエン酸塩がクエン酸ナ
    トリウムであることを特徴とする請求の範囲1記載の練
    り歯磨。
  9. 【請求項9】前記アルカリ金属クエン酸塩がクエン酸カ
    リウムであることを特徴とする請求の範囲1記載の練り
    歯磨。
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