JP2627477B2 - リフォーム用足掛具 - Google Patents
リフォーム用足掛具Info
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Description
のマンホール内に孔を穿設して装着するリフォーム用足
掛具に関するものである。
の管路に、地上と連絡できるようにマンホールが適宜間
隔で配設されている。通常、マンホール本体はコンクリ
ート製の筒体で所定の長さにされ、埋設箇所によって連
結して使用される。マンホールの内壁には作業員の足場
が複数個垂直方向に間隔を開けて設けられている。足場
として、足載部の両側に支持部と埋込部を連接させた略
コ字形状の足掛具等が使用されている。
が、保守管理上、所定年数、あるいは適宜に取り替え作
業を行っている。取り替え作業は、マンホール本体から
足掛具を埋込部からすべて取外し、取り替え用の足掛具
の埋込部より大きい孔を穿設して埋込部を設置し、隙間
にコンクリートを充填するものである。
マンホール内のスペースは一般に狭く、孔開け、埋込部
の水平保持、コンクリートの充填等の作業行動が規制さ
れ足掛具の取り替え作業は煩雑なものである。このた
め、マンホール本体ごと取り替えることもあり、非常に
労力や経費が掛かることが問題になっている。
に交換することのできるリフォーム用足掛具を提供する
ことを目的とする。
するために、コンクリート壁に埋め込まれる埋込部及び
コンクリート壁から突出する支持部を備えた足掛具にお
いて、埋込部及び支持部に貫通する挿通孔を直線状に形
成し、該挿通孔の前記埋込部先端側に階段状段差を有す
る縮径部を設けると共に、前記埋込部先端に軸に沿った
割溝を形成し、前記支持部を合成樹脂により被覆すると
共に、前記挿通孔の前記支持部先端側に、蛍光剤、発光
剤等を混入させたパテを埋め込むための、挿通孔の径よ
り大きな孔を合成樹脂層に形成し、 前記挿通孔に挿入さ
れ、前記縮径部と係合する複数の溝が先部に形成された
嵌合棒を備えることを特徴とする。
部に軸と交差する方向に、内壁面に開けた挿入孔の縁部
の壁面と当接する整合面を形成したことを特徴とする。
で、まず、既存のマンホールのコンクリート壁に埋込部
の外径と同じくらいの挿入孔を略水平に穿設する。この
挿入孔に埋込部を嵌入すると、そのまま保持されること
になる。このときに、嵌合棒を挿通孔に挿入して外力を
駆けて打ち込むと、嵌合棒が縮径部と圧接し、遠心方向
の力が発生して割溝による先部の切片がそれぞれ外側に
曲げられて壁面を押圧すると共に、嵌合棒の溝と縮径部
の段部が係合し、埋込部が内壁面に固定される。その
後、支持部側の合成樹脂層の孔に蛍光剤、発光剤等を混
入させたパテを埋め込み密閉することで、支持部を全体
的に防水する。
場合には、整合面が内壁面に当接するので確実に設置状
態を維持することができる。
説明する。図1ないし図3に示すように、マンホールの
コンクリート壁1に装着するリフォーム用の足掛具2
は、アルミ、FRP等で芯材を製作し、表層3は合成樹
脂によって滑り止めの模様が施されている。足掛具2は
足載部2aの芯材の両側に支持部2bおよびその先端の埋込
部2cの芯材を螺着し、ほぼ全体を合成樹脂によって被覆
したものである。コ字形状に形成した足掛具2は、実施
例では中心からずれた曲面に取付けるので左右の支持部
2bの長さは異ならせている。
心に沿って挿通孔4が形成され、挿通孔4は足載部2a
まで貫通している(足載部2aの挿通部分は孔5とす
る)。また、孔5の開口部は被覆した表層3に挿通孔4
より内径の大きな孔6が形成されている。埋込部2cの
外周は複数の突出した段部7が環状に形成され、先端部
から十文字に割溝8が形成されており、先部の挿通孔4
は、先端部に近付くにしたがって狭くなる階段状の縮径
部9が形成されている。
嵌合棒10を圧入するようになっており、挿入時の縮径
部9の位置に相当する箇所にリング状の溝11が複数形
成されている。嵌合棒10の溝11から基端は挿通孔4
の長さより短く、嵌合棒10の後端の合成樹脂の孔6に
はパテ12を埋め込んで密閉し水気を遮断する。また、
パテに蛍光剤、発光剤を混ぜることにより位置の確認が
容易となる。
ルに挿入孔を穿設することによって容易に取付けること
ができる。先ず、図4に示すように、マンホール上にや
ぐら13を組み、ウインチ14および滑車15をそれぞれ設け
て芯合わせ治具16を介して2連孔明装置17をワイヤー18
でマンホール内に吊下げる。2連孔明装置17は上下の位
置に押さえ機構19を有し水平にドリル20が2基設けられ
ており、反対側に隙間調整部材21が取付けられている。
そして、ワイヤー18の長さを調節して高さ位置を決め、
押さえ機構19および隙間調整部材21によってドリル20の
軸心を水平に固定し埋込部2cの外径と同じくらいの挿入
孔1aを穿設する。
ことで足掛具2は特に治具を使用しなくても水平に保持
される。嵌合棒10を挿通孔4に挿入すると縮径部9に
当接して停止するので外力により打ち込むと嵌合棒10
がさらに前進し、嵌合棒10のリング状の溝11が縮径
部9の段部に係合し、かつ、割溝8による埋込部2c先
端のそれぞれが遠心方向に曲げられコンクリート壁1の
挿入孔1aの内周面を押圧することになる。これによっ
て抜け落ちが防止され足掛具2がコンクリート壁1に装
着されることになる。その後、パチ12で孔6を埋めて
水気を遮断する。
して説明する。この足掛具2は、埋込部2cと支持部2bと
の境界部に、埋込部2cの太さよりも支持部2bの太さを大
きくして境界端面22を形成している。境界端面22には、
コンクリート壁1が水平方向に曲がっているため、挿入
孔1aの縁部に沿う整合面22a を形成している。したがっ
て、埋込部2cを挿入孔1aに嵌入したとき、境界端面22の
整合面22a はコンクリート壁1に密着し位置決め、水平
保持を介助する。
それぞれが遠心方向に拡張されコンクリート壁1の挿入
孔1aの内周面を押圧する。このとき、整合面22a が支持
部2bを打ち込みの作用に対して保持するので、集中して
嵌合棒10に押圧力を加わることができ、足掛具2の位置
ずれを防止することができる。したがって、足掛具2を
確実に固定することができる。
コンクリート壁1の内周面が下方に裾広がりに形成され
ているものについて適用可能な整合面22a を、境界端面
22の上方および側方に形成している。また、図12に示す
ように、下方および側方に密着する整合面22a を有する
足掛具2はコンクリート壁1の内周面が下方で縮径する
ものに利用することができる。
具2は棒状のものであり、埋込部2cが1つなので上記
の略コ字形状の足掛具2と比べ左右の埋込部2cのバラ
ンスを考えずに取付けることができ、より簡単に装着す
ることができる。なお、支持部2bは足載部2aを兼用
する。また、装着時には嵌合棒10は埋込部2cの先端
より突出しても良く、嵌合棒10はパテ12を埋めるス
ペースaだけ余計に内部に打ち込むようになっている。
また、一般に、足掛具に反射板を取り付けて暗がりでの
足掛具の位置確認を容易にしていたが、足掛具の両端の
挿通孔に延長して合成樹脂層に容易に孔を穿設し、この
孔に蛍光剤、発光剤等の混入したパテを埋め込むので、
反射板の取付作業よりも簡単になるものである。
あるから、コンクリートの壁面に開けた孔に足掛具の埋
込部を嵌入し嵌合棒を圧入することによって、埋込部先
端が拡張して固定され、埋込部内周面の段部と嵌合棒の
溝が係合して嵌合棒の抜け落ちを防止し、容易に足掛具
をコンクリートの壁面に装着でき、従来の交換作業より
簡便になり、維持管理費が大幅に低減されるという効果
が得られる。また、挿通孔の挿通口にパテを埋め込むこ
とで、合成樹脂層により支持部全体の防水効果が得ら
れ、パテに混入された蛍光剤、発光剤等が発光して保守
作業を容易にさせるものである。
埋め込み状態を示す平面図である。
図である。
の内壁に孔を穿設する2連孔明装置の設置状態を示す側
面図である。
状態を示す平面図である。
面図である。
ールの平面図である。
図である。
側面図である。
部側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリート壁に埋め込まれる埋込部及
びコンクリート壁から突出する支持部を備えた足掛具に
おいて、埋込部及び支持部に貫通する挿通孔を直線状に
形成し、該挿通孔の前記埋込部先端側に階段状段差を有
する縮径部を設けると共に、前記埋込部先端に軸に沿っ
た割溝を形成し、前記支持部を合成樹脂により被覆すると共に、前記挿通
孔の前記支持部先端側に、 蛍光剤、発光剤等を混入させ
たパテを埋め込むための、挿通孔の径より大きな孔を合
成樹脂層に形成し、 前記挿通孔に挿入され、前記縮径部と係合する複数の溝
が先部に形成された嵌合棒を備える ことを特徴とするリ
フォーム用足掛具。 - 【請求項2】 足掛具の埋込部の基部に軸と交差する方
向に、内壁面に開けた挿入孔の縁部の壁面と当接する整
合面を形成したことを特徴とする請求項1記載のリフォ
ーム用足掛具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151424A JP2627477B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-05-28 | リフォーム用足掛具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27366992 | 1992-09-17 | ||
JP4-273669 | 1992-09-17 | ||
JP5151424A JP2627477B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-05-28 | リフォーム用足掛具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06146312A JPH06146312A (ja) | 1994-05-27 |
JP2627477B2 true JP2627477B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=26480682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5151424A Expired - Fee Related JP2627477B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-05-28 | リフォーム用足掛具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2627477B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102365044B1 (ko) * | 2019-09-17 | 2022-02-17 | 박장수 | 맨홀 사다리 발판 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559534B2 (ja) * | 1990-12-17 | 1996-12-04 | 日本ヒューム管株式会社 | 人孔における足掛金物の補修工法並びに該工法で使用される穿孔装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151424A patent/JP2627477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06146312A (ja) | 1994-05-27 |
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