JP2627146B2 - 手動式ホイスト - Google Patents
手動式ホイストInfo
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- JP2627146B2 JP2627146B2 JP7182183A JP18218395A JP2627146B2 JP 2627146 B2 JP2627146 B2 JP 2627146B2 JP 7182183 A JP7182183 A JP 7182183A JP 18218395 A JP18218395 A JP 18218395A JP 2627146 B2 JP2627146 B2 JP 2627146B2
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- wheel
- pinion
- slave
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- teeth
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D1/00—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
- B66D1/02—Driving gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D3/00—Portable or mobile lifting or hauling appliances
- B66D3/12—Chain or like hand-operated tackles with or without power transmission gearing between operating member and lifting rope, chain or cable
- B66D3/16—Chain or like hand-operated tackles with or without power transmission gearing between operating member and lifting rope, chain or cable operated by an endless chain passing over a pulley or a sprocket
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
し、特に小型で軽量物用の手動式チェーン・ホイストの
改良品に関する。
スト(ないしチェーン・ブロック、以下「ホイスト」の
語で代表させる。)の場合、動輪(drive whe
el)に連結されるひとつのドライブ・ピニオン、この
ドライブ・ピニオンとかみ合うように配置される一対の
第1従車(driven wheel)、この第1従車
と一緒に回転可能な一対の従ピニオン(driven
pinion)、および巻き上げ輸(lift whe
el)に連結されしかも従ピニオンとかみ合うように配
置されるひとつの第2従車、を含むドライブ・トレーン
によって相互に連結される、手動の動輪と荷物巻き上げ
輪を備えることが知られている。
られている手動式ホイストはどれも、ピニオンと従車が
平歯車であり、この型のホイストに必要な範囲内で機械
的な利点を持たせるため、各ピニオンの歯は通常4枚に
なっている。従来のこのホイストのかみ合い率(contac
t ratio)は1未満であり、これは、ピニオンと対応す
る従車の配置が、連続的に駆動させるかみ合いもしくは
連結になっていないことを示している。なお、ピニオン
と従車が離れたりあるいは外れたりすると、ホイストが
支えていた荷物は瞬間的に加速し、その結果、ホイスト
の操作者からすると、手動チェーンの引っ張り荷重が突
然に変化することになる。
重は通常最高10トンである。手動式チェーン・ホイス
トでも動定格荷重がさらに大きいものは、通常、遊星歯
車装置を使用したものなど、重量物を取り扱う作業のた
めに開発された別の型のドライブ・トレーンを使用す
る。こういうものを使用すれば、手動チェーンの引っ張
り荷重が突然に変化することはない。
ると、かみ合い率を1にすることも理論的には可能であ
る。さらに、歯が6枚以上あるピニオンを用いたホイス
トを組み立てることによって、かみ合い率を1より大き
くすることも、もちろん可能である。
め歯はある一定のサイズを維持しなければならない、と
いう条件の制約があるため、この場合は、ピニオンと従
車の直径を大きくしなければならず、その結果、ホイス
ト全体のサイズと重量が大きくなりすぎて許容の範囲を
超えてしまうという問題があった。
量物用ホイスト全体のサイズと重量をできるだけ小さく
するため、このようなホイストのメーカーが10年以上
前から製造しているホイストは、操作者からすると、手
動チェーンの引っ張り荷重が突然に変化するという、好
ましくない特徴を有していた。
あり、5枚以上歯のあるピニオン歯車を使わずに、手動
チェーンの引っ張り荷重が突然に変化するという問題を
回避することを目的とする。
おいて、手動チェーンで作動する動輪と、荷物巻き上げ
輪と、前記動輪を前記荷物巻き上げ輪に連結するドライ
ブ・トレーンであって、前記動輪に連結されるドライブ
・ピニオンと、前記ドライブ・ピニオンとかみ合うよう
に配置される第1従車と、前記第1従車と一緒に回転可
能な従ピニオンと、前記従ピニオンとかみ合うように配
置されしかも前記荷物巻き上げ輪に連結される第2従車
とを含み、前記各ピニオンにはそれぞれ1枚ないし4枚
の歯があり、前記ピニオンと前記各従車の歯がはす歯で
しかも互いに軸方向に関し不動に保持されており、前記
歯の回転軸方向の長さがかみ合い率を実質的に1以上に
するに十分であるドライブ・トレーンと、前記動輪、前
記巻き上げ輪及び前記ドライブ・トレーンを支持するケ
ーシングと、を備えることを特徴とする小型の手動式ホ
イストを提供する。
ピニオンが一対の前記第1従車とかみ合い、一対の前記
従ピニオンが前記一対の第1従車と一緒に回転可能であ
り、しかも前記一対の従ピニオンのそれぞれが前記第2
従車とかみ合うようにすることが好ましい。
手動チェーンで作動する動輪と、荷物巻き上げ輪と、前
記動輪を前記荷物巻き上げ輪に連結するドライブ・トレ
ーンであって、軸を中心に回転可能に軸支されしかも前
記動輪に連結されるシャフトによって駆動されるドライ
ブ・ピニオンと、前記軸と平行に位置する一対の軸を中
心に回転させるために支持される一対のスタブ・シャフ
トであって、そのそれぞれが前記ドライブ・ピニオンと
かみ合うように配置される第1従車とこれと軸方向に並
んで配置される従ピニオンとを有する一対のスタブ・シ
ャフトと、前記シャフトと同心になるように配置される
管シャフトによって支持されしかも前記荷物巻き上げ輪
に連結される第2従車とを含み、前記スタブ・シャフト
のそれぞれの前記従ピニオンが前記第2従車とかみ合
い、前記各ピニオンがそれぞれ5枚未満の歯を有し、前
記各ピニオンと前記各従車がはす歯を有し、前記各ピニ
オンと従車が互いに軸方向に関し不動に保持されてお
り、前記各ピニオンの前記歯の長さが、前記軸の方向に
測った場合にかみ合い率をおよそ1以上にするに十分で
あるドライブ・トレーンと、前記動輪、前記巻き上げ輪
及び前記ドライブ・トレーンを支持するケーシングと、
を備えることを特徴とする小型の手動式ホイストを提供
する。
2従車の前記歯が第1の方向に曲がっており、前記第1
従車と前記従ピニオンの前記歯が、前記第1の方向と反
対の第2の方向へ曲げるようにすることが好ましい。
る各従車および各ピニオンの歯がはす歯であり、しかも
互いに軸方向に関し不動に保持されており、さらに歯の
回転軸方向の長さがかみ合い率を実質的に1以上にする
ため十分にあるので、歯の枚数が5枚以上のピニオンを
使用しなくとも、手動のチェーンの引っ張り荷重が突然
に変化するという問題を解消することができる。
詳細に説明する。
量物用の手動式チェーン・ホイスト10の概略を示す斜
視図である。この手動式チェーン・ホイスト10は、フ
ック14で適当な支持体(図示せず)にぶら下げるよう
になっているケーシング12を含み、しかも動輪16、
荷物巻き上げ輪18、および図2ないし図4までにその
一部を記載したドライブ・トレーン20を支持しつつ順
次機能させる、という点で従来のものと同じである。こ
の手動式チェーン・ホイスト10は典型的には、手動操
作の可能なリンク・チェーンで動輪16を回転させ、さ
らにリンク・チェーンによって巻き上げ輪に適当な荷物
を連結する(なお、どちらのリンク・チェーンも図示さ
れていない)。
は、クラッチ(図示せず)を介して動輪16に連結さ
れ、しかも巻き上げ輪18の内側において同心的に位置
する軸22aを中心に回転させるべくケーシング12の
内部を横切って伸びるように支持されるドライブ・シャ
フト22と、ドライブ・シャフト22の回転に連動し、
しかもこのドライブ・シャフト22と一緒に回転させる
べく止めピン等で固定されたドライブ・ピニオン24
と、ドライブ・シャフトの軸22aと平行に位置する一
対の軸26aおよび28aを中心に回転させるべくベア
リングで軸受支持され、しかもそれぞれがドライブ・ピ
ニオン24とかみ合うように配置される一対の第1従車
26bおよび28bをそれぞれ駆動する一対のスタブ・
シャフト(stubshafts)26および28とを含んでい
る。そして、これらのスタブ・シャフト26および28
はそれぞれ従ピニオン26cおよび28cを有し、さら
にこれらの従ピニオン26cおよび28cはそれぞれ、
第2従車30とかみ合うように配置されている。ここ
で、第2従車30は、ドライブ・シャフト22の周りに
同心になるようにしかも接触したまま移動できるように
取り付けられた管シャフト32(tubular shaft)によ
って巻き上げ輪18にしっかりと連結されている。な
お、ピニオン24、26c、28c、および従車26
b、28b、30は、その間で相対的に軸方向に関し動
かないように、ケーシング12の内部に取り付けられ
る。
c、28c、および従車26b、28b、30は、はす
歯(helical gear teeth)34を有している。そして、
本実施例の好ましい実施態様においては、ドライブ・ピ
ニオン24は、ノーマル・ダイアメトラル・ピッチ(no
rmal diametral pitch)が1インチ当たり10枚、圧力
角が14.5度、右ねじれ角が15度の4枚のはす歯3
4を有し、第1従車26bおよび28bはそれぞれ、ノ
ーマル・ダイアメトラル・ピッチが1インチ当たり10
枚、圧力角が14.5度、左ねじれ角が15度の16枚
のはす歯34を有し、従ピニオン26cおよび28cは
それぞれ、ノーマル・ダイアメトラル・ピッチが1イン
チ当たり10枚、圧力角が14.5度、左ねじれ角が1
5度の4枚のはす歯34を有し、第2従車30は、ノー
マル・ダイアメトラル・ピッチが1インチ当たり10
枚、圧力角が14.5度、右ねじれ角が15度の16枚
のはす歯34を有する。
チとは、(歯数)/(ピッチ円の直径)によって求めら
れるダイアメトラル・ピッチ(diametral pitch)をね
じれ角のコサインによって除したもの、すなわち(ダイ
アメトラル・ピッチ)/(cos(ねじれ角))であ
る。
ストに見られる、手動チェーンの引っ張り荷重が突然に
変化するという問題を回避するため、はす歯34の軸方
向の長さ(歯幅)を十分とることによって、ドライブ・
ピニオン24と第1従車26bおよび28bとの間の入
力側のかみ合い、従ピニオン26cおよび28cと第2
従車30との間の出力側のかみ合い、の両方について、
全かみ合い率(totalcontact ratio)をおよそ1もしく
はそれ以上にする。なお、上述した好ましい歯車列の入
力側のかみ合いのためにその歯幅を9.2mm(3/8イ
ンチ)にした場合、歯車を解析した結果、全かみ合い率
が1.16になることがわかった。また、好ましい歯車
列の出力側のかみ合いのために、その歯幅を25.4−
3.2mm(1−1/8インチ)にした場合、全かみ合い
率は1.78になった。
施態様の歯車列を用いると、全体的なサイズと重量が許
容できるものであって、しかも手動チェーンの引っ張り
荷重が突然に変化するという好ましくない問題を伴うこ
となく、機械上の必要な利点も持つホイストができる。
れぞれ4枚の歯34を有するピニオン24、26c、2
8cを使用しているが、入力側および出力側のかみ合い
について、全かみ合い率をおよそ1もしくはそれ以上に
維持しつつ、各ピニオンの歯を4枚より少なくすること
も考えられる。さらに、使用する第1従車と従ピニオン
をひとつずつにしても本発明の目的を達成することがで
きる。
5枚以上の歯を有するピニオン歯車を使用することな
く、すなわち、手動式ホイスト全体のサイズと重量を大
きくすることなく、手動チェーンの引っ張り荷重が突然
に変化するという問題を解消することができる。
の斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】手動チェーンで作動する動輪と、 荷物巻き上げ輪と、 前記動輪を前記荷物巻き上げ輪に連結するドライブ・ト
レーンであって、前記動輪に連結されるドライブ・ピニ
オンと、前記ドライブ・ピニオンとかみ合うように配置
される第1従車と、前記第1従車と一緒に回転可能な従
ピニオンと、前記従ピニオンとかみ合うように配置され
しかも前記荷物巻き上げ輪に連結される第2従車とを含
み、前記各ピニオンにはそれぞれ1枚ないし4枚の歯が
あり、前記各ピニオンと前記各従車の歯がはす歯でしか
も互いに軸方向に関し不動に保持されており、しかも前
記歯の回転軸方向の長さがかみ合い率を実質的に1以上
にするに十分であるドライブ・トレーンと、 前記動輪、前記巻き上げ輪及び前記ドライブ・トレーン
を支持するケーシングと、を備えることを特徴とする手
動式ホイスト。 - 【請求項2】前記ドライブ・ピニオンが一対の前記第1
従車とかみ合い、一対の前記従ピニオンが前記一対の第
1従車と一緒に回転可能であり、しかも前記一対の従ピ
ニオンのそれぞれが前記第2従車とかみ合うことを特徴
とする請求項1記載の手動式ホイスト。 - 【請求項3】手動チェーンで作動する動輪と、 荷物巻き上げ輪と、 前記動輪を前記荷物巻き上げ輪に連結するドライブ・ト
レーンであって、軸を中心に回転可能に軸支されしかも
前記動輪に連結されるシャフトによって駆動されるドラ
イブ・ピニオンと、前記軸と平行に位置する一対の軸を
中心に回転させるために支持される一対のスタブ・シャ
フトであって、各スタブ・シャフトが前記ドライブ・ピ
ニオンとかみ合うように配置される第1従車とこれと軸
方向に並置される従ピニオンとを有する一対のスタブ・
シャフトと、前記シャフトと同心に配置される管シャフ
トに支持されしかも前記荷物巻き上げ輪に連結される第
2従車とを含み、前記スタブ・シャフトのそれぞれの前
記従ピニオンが前記第2従車とかみ合い、前記各ピニオ
ンがそれぞれ5枚未満の歯を有し、前記各ピニオンと前
記各従車がはす歯を有し、前記各ピニオンと前記各従車
が互いに軸方向に関し不動に保持されており、前記各ピ
ニオンの前記歯の長さが、前記軸の方向に測った場合に
かみ合い率をおよそ1以上にするに十分であるドライブ
・トレーンと、 前記動輪、前記巻き上げ輪及び前記ドライブ・トレーン
を支持するケーシングと、を備えることを特徴とする手
動式ホイスト。 - 【請求項4】前記ドライブ・ピニオンと前記第2従車の
前記歯が第1の方向に曲がっており、前記第1従車と前
記従ピニオンの前記歯が、前記第1の方向と反対の第2
の方向に曲がっていることを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載の手動式ホイスト。 - 【請求項5】前記各ピニオンのそれぞれに4枚の歯があ
ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
の手動式ホイスト。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR0153102B1 (ko) | 1999-02-18 |
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