JP2626580B2 - 多重化光中継装置 - Google Patents
多重化光中継装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化光中継装置に係
わり、特に、同一のタイミング信号によって処理された
複数の光信号を再生中継する多重化光中継装置に関す
る。
わり、特に、同一のタイミング信号によって処理された
複数の光信号を再生中継する多重化光中継装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】長距離伝送を行う光通信システムでは、
伝送媒体である光ファイバ内での光信号の減衰、歪を補
償するために、端局間にいくつかの光中継器を設けるこ
とが行われている。
伝送媒体である光ファイバ内での光信号の減衰、歪を補
償するために、端局間にいくつかの光中継器を設けるこ
とが行われている。
【0003】図9に、従来の光中継器(3R光中継器)
の概要を示す。図示したように、3R光中継器11は、
光・電気変換回路(O/E)21と等化増幅回路22と
識別再生回路23とタイミング抽出回路24と電気・光
変換回路(E/O)25から構成されている。以下、こ
の図を用いて、3R光中継器の動作の概要を説明する。
の概要を示す。図示したように、3R光中継器11は、
光・電気変換回路(O/E)21と等化増幅回路22と
識別再生回路23とタイミング抽出回路24と電気・光
変換回路(E/O)25から構成されている。以下、こ
の図を用いて、3R光中継器の動作の概要を説明する。
【0004】光ファイバ40から入力された光信号は、
まず、光・電気変換回路21によって、電気信号に変換
される。この光・電気変換回路21が出力する電気信号
は、等化増幅回路22に入力され、等化増幅回路22に
おいて、識別に適した信号に整形増幅する処理である等
化増幅(Reshaping) が施される。そして、等化増幅回路
22によって等化増幅されたデータ信号32は、識別再
生回路23とタイミング抽出回路24に入力される。
まず、光・電気変換回路21によって、電気信号に変換
される。この光・電気変換回路21が出力する電気信号
は、等化増幅回路22に入力され、等化増幅回路22に
おいて、識別に適した信号に整形増幅する処理である等
化増幅(Reshaping) が施される。そして、等化増幅回路
22によって等化増幅されたデータ信号32は、識別再
生回路23とタイミング抽出回路24に入力される。
【0005】タイミング抽出回路24は、データ信号3
2から、繰り返し成分であるタイミング信号31を抽出
して、識別再生回路23に供給する(Retiming)回路であ
り、微分回路、全波整流回路、タイミングタンク、リミ
ッタアンプなどから構成されている。識別再生回路23
は、タイミング信号31によって定まるタイミングで、
データ信号23中のパルスの有無を識別し、その識別結
果に応じてデータ信号を再生・送出(識別再生:Regene
ration)する。そして、識別再生回路23が出力するデ
ータ信号は、電気・光変換回路25によって、再び光信
号に変換され、光ファイバ41に出力される。
2から、繰り返し成分であるタイミング信号31を抽出
して、識別再生回路23に供給する(Retiming)回路であ
り、微分回路、全波整流回路、タイミングタンク、リミ
ッタアンプなどから構成されている。識別再生回路23
は、タイミング信号31によって定まるタイミングで、
データ信号23中のパルスの有無を識別し、その識別結
果に応じてデータ信号を再生・送出(識別再生:Regene
ration)する。そして、識別再生回路23が出力するデ
ータ信号は、電気・光変換回路25によって、再び光信
号に変換され、光ファイバ41に出力される。
【0006】3R光中継器では、このような各回路によ
って、光ファイバを伝搬することにより、減衰、歪を受
けた光信号の波形補正がなされ、波形補正された光信号
が、次段の光ファイバに送出されている。
って、光ファイバを伝搬することにより、減衰、歪を受
けた光信号の波形補正がなされ、波形補正された光信号
が、次段の光ファイバに送出されている。
【0007】なお、3R光中継器では、抽出されたタイ
ミング信号に生ずるジッタが、3R光中継器の性能を決
定する要因になるため、タイミング抽出回路24には、
特に高い性能が要求される。たとえば、タイミング抽出
回路を構成するタイミングタンクには、同符号連続への
耐力を持たせるために、10ギガヘルツで、1000程
度の高いQが要求されるが、ジッタは、Qと周波数離調
率に相関しており、Qが高いほど、共振周波数の安定性
が必要とされる。また、タイミングタンクに誘電体共振
器を用いた場合には、温度変動に起因する周波数変動が
生ずることも考慮しておかなければならない。
ミング信号に生ずるジッタが、3R光中継器の性能を決
定する要因になるため、タイミング抽出回路24には、
特に高い性能が要求される。たとえば、タイミング抽出
回路を構成するタイミングタンクには、同符号連続への
耐力を持たせるために、10ギガヘルツで、1000程
度の高いQが要求されるが、ジッタは、Qと周波数離調
率に相関しており、Qが高いほど、共振周波数の安定性
が必要とされる。また、タイミングタンクに誘電体共振
器を用いた場合には、温度変動に起因する周波数変動が
生ずることも考慮しておかなければならない。
【0008】さて、このような3R光中継器で、再生中
継が可能な伝送速度の限界は、価格や特性安定性や生産
性の観点から、総合的に考えて、およそ、20ギガビッ
ト/秒であるとされている。このため、さらに大容量の
情報伝送を実現するためには、新たな再生中継方式を見
いだすことが必要であり、さまざまな方式による光中継
器の研究、開発が進められている。
継が可能な伝送速度の限界は、価格や特性安定性や生産
性の観点から、総合的に考えて、およそ、20ギガビッ
ト/秒であるとされている。このため、さらに大容量の
情報伝送を実現するためには、新たな再生中継方式を見
いだすことが必要であり、さまざまな方式による光中継
器の研究、開発が進められている。
【0009】そのような大容量の情報伝送を実現するた
めに検討されている技術の1つが、図10に示した多重
化光中継装置である。この多重化光中継装置が用いられ
る光通信システムでは、同一のタイミング信号によって
処理された複数の光信号が、波長多重(あるいは、ファ
イバ多重)によって伝送され、多重化光中継装置に入力
される。そして、多重化光中継装置に入力された多重化
光信号は、光分波回路42によって、N個の光信号に分
波され、N個の光信号は、各光信号に対して個別に設け
られた3R光中継器を通って、光合波回路43で再び多
重化され、光ファイバ41に出力される。
めに検討されている技術の1つが、図10に示した多重
化光中継装置である。この多重化光中継装置が用いられ
る光通信システムでは、同一のタイミング信号によって
処理された複数の光信号が、波長多重(あるいは、ファ
イバ多重)によって伝送され、多重化光中継装置に入力
される。そして、多重化光中継装置に入力された多重化
光信号は、光分波回路42によって、N個の光信号に分
波され、N個の光信号は、各光信号に対して個別に設け
られた3R光中継器を通って、光合波回路43で再び多
重化され、光ファイバ41に出力される。
【0010】このように、多重化光中継装置では、各光
信号が、独立した3R光中継器によって再生中継される
ように構成されているので、たとえば、20ギガビット
/秒で伝送が行える3R光中継器を10個用いれば、2
00ギガビット/秒で伝送が行える光中継器が得られる
ことになる。
信号が、独立した3R光中継器によって再生中継される
ように構成されているので、たとえば、20ギガビット
/秒で伝送が行える3R光中継器を10個用いれば、2
00ギガビット/秒で伝送が行える光中継器が得られる
ことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示してあるように、3R光中継器を単純に並列配置し
て多重化光中継器を構成した場合、各光信号は、同一の
タイミング信号で処理されているにもかかわらず、個々
の3R光中継器内のタイミング抽出回路によって抽出さ
れたタイミング信号を用いて識別再生が行われることに
なる。
に示してあるように、3R光中継器を単純に並列配置し
て多重化光中継器を構成した場合、各光信号は、同一の
タイミング信号で処理されているにもかかわらず、個々
の3R光中継器内のタイミング抽出回路によって抽出さ
れたタイミング信号を用いて識別再生が行われることに
なる。
【0012】前述したように、タイミング抽出回路に
は、高い性能が要求されているが故に、タイミング抽出
回路は特性のばらつきが生じやすいものともなってい
る。このため、多重化光中継装置を構成する各3R光中
継器の性能のもともとのばらつきにより、または、温度
変動や経時変化などを原因とした周波数離調によるラン
ダムタイミングジッタにより、各光信号に対する再生中
継能力(伝送路の伝送特性)にばらつきが生じてしま
い、多重化光中継装置の伝送可能距離が、その内部に設
置された複数の3R中継器のうち、最も性能の劣った3
R光中継器によって制限されてしまうといったことが起
こる。また、高価なタイミング抽出回路(タイミングタ
ンクが特に高価である。)をN個必要とするといったコ
スト面での問題もあった。
は、高い性能が要求されているが故に、タイミング抽出
回路は特性のばらつきが生じやすいものともなってい
る。このため、多重化光中継装置を構成する各3R光中
継器の性能のもともとのばらつきにより、または、温度
変動や経時変化などを原因とした周波数離調によるラン
ダムタイミングジッタにより、各光信号に対する再生中
継能力(伝送路の伝送特性)にばらつきが生じてしま
い、多重化光中継装置の伝送可能距離が、その内部に設
置された複数の3R中継器のうち、最も性能の劣った3
R光中継器によって制限されてしまうといったことが起
こる。また、高価なタイミング抽出回路(タイミングタ
ンクが特に高価である。)をN個必要とするといったコ
スト面での問題もあった。
【0013】そこで、本発明の目的は、同一のタイミン
グ信号によって処理され、並列して伝送されるそれぞれ
の光信号に対する再生中継性能が等しく、かつ、低価格
で構成できる多重化光中継装置を提供することにある。
グ信号によって処理され、並列して伝送されるそれぞれ
の光信号に対する再生中継性能が等しく、かつ、低価格
で構成できる多重化光中継装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)同一のタイミング信号に従って処理された、
並列に伝送されてくる第1ないし第Nの光信号をそれぞ
れ電気信号に変換するN個の光・電気変換手段と、
(ロ)これらN個の光・電気変換手段が変換した電気信
号を、それぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、
(ハ)これらN個の等化増幅手段のうち、第1の光信号
に対する等化増幅手段が等化増幅した電気信号から、主
タイミング信号を抽出する主タイミング信号抽出手段
と、(ニ)この主タイミング信号抽出手段が抽出した主
タイミング信号を用いて、第1の光信号に対する等化増
幅手段が等化増幅した電気信号を識別再生する第1光信
号用識別再生手段と、(ホ)第2ないし第Nの光信号用
のN−1個の等化増幅手段それぞれに対して設けられ
た、等化増幅手段が等化増幅した電気信号と主タイミン
グ信号抽出手段が抽出した主タイミング信号との位相差
を検出し、検出した位相差に応じた分だけ主タイミング
信号を遅延させた副タイミング信号を作成するN−1個
の副タイミング信号作成手段と、(ヘ)第2ないし第N
の光信号用のN−1個の等化増幅手段それぞれに対して
設けられた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号を、
対応する副タイミング信号作成手段が作成した副タイミ
ング信号を用いて、識別再生するN−1個の識別再生手
段と、(ト)これらN−1個の識別再生手段と第1光信
号用識別再生手段それぞれに対して設けられた、識別再
生された電気信号を光信号に変換するN個の電気・光変
換手段によって構成する。
は、(イ)同一のタイミング信号に従って処理された、
並列に伝送されてくる第1ないし第Nの光信号をそれぞ
れ電気信号に変換するN個の光・電気変換手段と、
(ロ)これらN個の光・電気変換手段が変換した電気信
号を、それぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、
(ハ)これらN個の等化増幅手段のうち、第1の光信号
に対する等化増幅手段が等化増幅した電気信号から、主
タイミング信号を抽出する主タイミング信号抽出手段
と、(ニ)この主タイミング信号抽出手段が抽出した主
タイミング信号を用いて、第1の光信号に対する等化増
幅手段が等化増幅した電気信号を識別再生する第1光信
号用識別再生手段と、(ホ)第2ないし第Nの光信号用
のN−1個の等化増幅手段それぞれに対して設けられ
た、等化増幅手段が等化増幅した電気信号と主タイミン
グ信号抽出手段が抽出した主タイミング信号との位相差
を検出し、検出した位相差に応じた分だけ主タイミング
信号を遅延させた副タイミング信号を作成するN−1個
の副タイミング信号作成手段と、(ヘ)第2ないし第N
の光信号用のN−1個の等化増幅手段それぞれに対して
設けられた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号を、
対応する副タイミング信号作成手段が作成した副タイミ
ング信号を用いて、識別再生するN−1個の識別再生手
段と、(ト)これらN−1個の識別再生手段と第1光信
号用識別再生手段それぞれに対して設けられた、識別再
生された電気信号を光信号に変換するN個の電気・光変
換手段によって構成する。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明による多重
化光中継装置では、同一のタイミング信号に従って符号
化されたN個の光信号のうち、1個の光信号の再生中継
は、その光信号から抽出されたタイミング信号(主タイ
ミング信号)を用いて行われ、他のN−1個の光信号の
再生中継は、各々の光信号を基に作成される電気信号と
主タイミング信号との位相差に応じて主タイミング信号
を遅延させた信号である副タイミング信号を用いて行わ
れる。
化光中継装置では、同一のタイミング信号に従って符号
化されたN個の光信号のうち、1個の光信号の再生中継
は、その光信号から抽出されたタイミング信号(主タイ
ミング信号)を用いて行われ、他のN−1個の光信号の
再生中継は、各々の光信号を基に作成される電気信号と
主タイミング信号との位相差に応じて主タイミング信号
を遅延させた信号である副タイミング信号を用いて行わ
れる。
【0016】請求項2記載の発明では、(イ)同一のタ
イミング信号に従って処理された、並列に伝送されてく
る第1ないし第Nの光信号をそれぞれ電気信号に変換す
るN個の光・電気変換手段と、(ロ)これらN個の光・
電気変換手段が変換した電気信号を、それぞれ等化増幅
するN個の等化増幅手段と、(ハ)N個の等化増幅手段
のうち、第1の光信号に対する等化増幅手段が等化増幅
する電気信号から、主タイミング信号を抽出する主タイ
ミング信号抽出手段と、(ニ)この主タイミング信号抽
出手段が抽出した主タイミング信号を用いて、第1の光
信号に対する等化増幅手段が等化増幅した電気信号を識
別再生する第1光信号用識別再生手段と、(ホ)第2な
いし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手段それぞれ
に対して設けられた、等化増幅手段が等化増幅した電気
信号を供給されるタイミング信号を用いて識別再生する
N−1個の識別再生手段と、(ヘ)これらN−1個の識
別再生手段それぞれに対して設けられた、識別再生手段
に入力される電気信号とその電気信号の識別再生結果を
比較して両者が一致していない場合に、所定の制御信号
を出力するN−1個の不一致検出手段と、(ト)第2な
いし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手段それぞれ
に対して設けられた、主タイミング信号を、対応する不
一致検出手段から入力される制御信号に応じて遅延させ
た副タイミング信号を作成し、作成した副タイミング信
号を、対応する識別再生手段にタイミング信号として供
給するN−1個の副タイミング信号作成手段と、(チ)
これらN−1個の識別再生手段と第1光信号用識別再生
手段それぞれに対して設けられた、識別再生された電気
信号を光信号に変換するN個の電気・光変換手段によっ
て構成する。
イミング信号に従って処理された、並列に伝送されてく
る第1ないし第Nの光信号をそれぞれ電気信号に変換す
るN個の光・電気変換手段と、(ロ)これらN個の光・
電気変換手段が変換した電気信号を、それぞれ等化増幅
するN個の等化増幅手段と、(ハ)N個の等化増幅手段
のうち、第1の光信号に対する等化増幅手段が等化増幅
する電気信号から、主タイミング信号を抽出する主タイ
ミング信号抽出手段と、(ニ)この主タイミング信号抽
出手段が抽出した主タイミング信号を用いて、第1の光
信号に対する等化増幅手段が等化増幅した電気信号を識
別再生する第1光信号用識別再生手段と、(ホ)第2な
いし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手段それぞれ
に対して設けられた、等化増幅手段が等化増幅した電気
信号を供給されるタイミング信号を用いて識別再生する
N−1個の識別再生手段と、(ヘ)これらN−1個の識
別再生手段それぞれに対して設けられた、識別再生手段
に入力される電気信号とその電気信号の識別再生結果を
比較して両者が一致していない場合に、所定の制御信号
を出力するN−1個の不一致検出手段と、(ト)第2な
いし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手段それぞれ
に対して設けられた、主タイミング信号を、対応する不
一致検出手段から入力される制御信号に応じて遅延させ
た副タイミング信号を作成し、作成した副タイミング信
号を、対応する識別再生手段にタイミング信号として供
給するN−1個の副タイミング信号作成手段と、(チ)
これらN−1個の識別再生手段と第1光信号用識別再生
手段それぞれに対して設けられた、識別再生された電気
信号を光信号に変換するN個の電気・光変換手段によっ
て構成する。
【0017】すなわち、請求項2記載の発明による多重
化光中継装置では、同一のタイミング信号に従って処理
されたN個の光信号のうち、1個の光信号の再生中継
は、その光信号から抽出されたタイミング信号(主タイ
ミング信号)を用いて行われ、他のN−1個の光信号の
再生中継は、識別再生手段の入力信号と出力信号が一致
するように、主タイミング信号を遅延させた信号(副タ
イミング信号)を用いて行われる。
化光中継装置では、同一のタイミング信号に従って処理
されたN個の光信号のうち、1個の光信号の再生中継
は、その光信号から抽出されたタイミング信号(主タイ
ミング信号)を用いて行われ、他のN−1個の光信号の
再生中継は、識別再生手段の入力信号と出力信号が一致
するように、主タイミング信号を遅延させた信号(副タ
イミング信号)を用いて行われる。
【0018】請求項3記載の発明は、(イ)同一のタイ
ミング信号に従って処理された、並列に伝送されてくる
N個の光信号をそれぞれ電気信号に変換するN個の光・
電気変換手段と、(ロ)N個の光信号の処理に用いられ
たタイミング信号を基に作成された、光信号と並列に伝
送されてくる光タイミング信号を電気信号に変換するタ
イミング信号用光・電気変換手段と、(ハ)このタイミ
ング信号用光・電気変換手段によって変換された電気信
号を増幅して、主タイミング信号として出力する増幅手
段と、(ニ)N個の光・電気変換手段が変換した電気信
号を、それぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、
(ホ)これらN個の等化増幅手段それぞれに対して設け
られた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号と増幅手
段が出力する主タイミング信号との位相差を検出し、検
出した位相差に応じた分だけ主タイミング信号を遅延さ
せた副タイミング信号を作成するN個の副タイミング信
号作成手段と、(ヘ)N個の等化増幅手段それぞれに対
して設けられた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号
を、対応する副タイミング信号作成手段が作成した副タ
イミング信号を用いて、識別再生するN個の識別再生手
段と、(ト)これらN個の識別再生手段それぞれに対し
て設けられた、識別再生された電気信号を光信号に変換
するN個の電気・光変換手段と、(チ)増幅手段が出力
する主タイミング信号を光タイミング信号に変換するタ
イミング信号用電気・光変換手段とを具備する。
ミング信号に従って処理された、並列に伝送されてくる
N個の光信号をそれぞれ電気信号に変換するN個の光・
電気変換手段と、(ロ)N個の光信号の処理に用いられ
たタイミング信号を基に作成された、光信号と並列に伝
送されてくる光タイミング信号を電気信号に変換するタ
イミング信号用光・電気変換手段と、(ハ)このタイミ
ング信号用光・電気変換手段によって変換された電気信
号を増幅して、主タイミング信号として出力する増幅手
段と、(ニ)N個の光・電気変換手段が変換した電気信
号を、それぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、
(ホ)これらN個の等化増幅手段それぞれに対して設け
られた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号と増幅手
段が出力する主タイミング信号との位相差を検出し、検
出した位相差に応じた分だけ主タイミング信号を遅延さ
せた副タイミング信号を作成するN個の副タイミング信
号作成手段と、(ヘ)N個の等化増幅手段それぞれに対
して設けられた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号
を、対応する副タイミング信号作成手段が作成した副タ
イミング信号を用いて、識別再生するN個の識別再生手
段と、(ト)これらN個の識別再生手段それぞれに対し
て設けられた、識別再生された電気信号を光信号に変換
するN個の電気・光変換手段と、(チ)増幅手段が出力
する主タイミング信号を光タイミング信号に変換するタ
イミング信号用電気・光変換手段とを具備する。
【0019】すなわち、請求項3記載の発明による多重
化光中継装置は、データ信号であるN個の光信号ととも
に、そのデータの符号化時に用いられたタイミング信号
が光信号化された信号である光タイミング信号が並列に
伝送されてくる光通信システムで用いられる多重化光中
継装置であり、光タイミング信号を基に主タイミング信
号が作成され、N個の光信号の識別再生は、各々の光信
号を基に作成される電気信号と主タイミング信号との位
相差に応じて主タイミング信号を遅延させた信号である
副タイミング信号を用いて行われる。
化光中継装置は、データ信号であるN個の光信号ととも
に、そのデータの符号化時に用いられたタイミング信号
が光信号化された信号である光タイミング信号が並列に
伝送されてくる光通信システムで用いられる多重化光中
継装置であり、光タイミング信号を基に主タイミング信
号が作成され、N個の光信号の識別再生は、各々の光信
号を基に作成される電気信号と主タイミング信号との位
相差に応じて主タイミング信号を遅延させた信号である
副タイミング信号を用いて行われる。
【0020】請求項4記載の発明は、(イ)同一のタイ
ミング信号に従って処理された、並列に伝送されてくる
N個の光信号をそれぞれ電気信号に変換するN個の光・
電気変換手段と、(ロ)N個の光信号の処理に用いられ
たタイミング信号を基に作成された、光信号と並列に伝
送されてくる光タイミング信号を電気信号に変換するタ
イミング信号用光・電気変換手段と、(ハ)このタイミ
ング信号用光・電気変換手段によって変換された電気信
号を増幅して、主タイミング信号として出力する増幅手
段と、(ニ)N個の等化増幅手段それぞれに対して設け
られた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号を供給さ
れるタイミング信号を用いて識別再生するN個の識別再
生手段と、(ホ)これらN個の識別再生手段それぞれに
対して設けられた、識別再生手段に入力される電気信号
とその電気信号の識別再生結果を比較して両者が一致し
ていない場合に、所定の制御信号を出力するN個の不一
致検出手段と、(ヘ)N個の等化増幅手段それぞれに対
して設けられた、主タイミング信号を、対応する不一致
検出手段から入力される制御信号に応じて遅延させた副
タイミング信号を作成し、作成した副タイミング信号
を、対応する識別再生手段にタイミング信号として供給
するN個の副タイミング信号作成手段と、(ト)これら
N個の識別再生手段によって識別再生された電気信号を
光信号に変換するN個の電気・光変換手段と、(チ)増
幅手段が出力する主タイミング信号を光タイミング信号
に変換するタイミング信号用電気・光変換手段とを具備
する。
ミング信号に従って処理された、並列に伝送されてくる
N個の光信号をそれぞれ電気信号に変換するN個の光・
電気変換手段と、(ロ)N個の光信号の処理に用いられ
たタイミング信号を基に作成された、光信号と並列に伝
送されてくる光タイミング信号を電気信号に変換するタ
イミング信号用光・電気変換手段と、(ハ)このタイミ
ング信号用光・電気変換手段によって変換された電気信
号を増幅して、主タイミング信号として出力する増幅手
段と、(ニ)N個の等化増幅手段それぞれに対して設け
られた、等化増幅手段が等化増幅した電気信号を供給さ
れるタイミング信号を用いて識別再生するN個の識別再
生手段と、(ホ)これらN個の識別再生手段それぞれに
対して設けられた、識別再生手段に入力される電気信号
とその電気信号の識別再生結果を比較して両者が一致し
ていない場合に、所定の制御信号を出力するN個の不一
致検出手段と、(ヘ)N個の等化増幅手段それぞれに対
して設けられた、主タイミング信号を、対応する不一致
検出手段から入力される制御信号に応じて遅延させた副
タイミング信号を作成し、作成した副タイミング信号
を、対応する識別再生手段にタイミング信号として供給
するN個の副タイミング信号作成手段と、(ト)これら
N個の識別再生手段によって識別再生された電気信号を
光信号に変換するN個の電気・光変換手段と、(チ)増
幅手段が出力する主タイミング信号を光タイミング信号
に変換するタイミング信号用電気・光変換手段とを具備
する。
【0021】すなわち、請求項4記載の発明による多重
化光中継装置は、データ信号であるN個の光信号ととも
に、そのデータの符号化時に用いられたタイミング信号
が光信号化された信号である光タイミング信号が並列に
伝送されてくる光通信システムで用いられる多重化光中
継装置であり、光タイミング信号を基に主タイミング信
号が作成され、N−1個の光信号の再生中継は、識別再
生手段の入力信号と出力信号が一致するように、主タイ
ミング信号を遅延させた信号(副タイミング信号)を用
いて行われる。
化光中継装置は、データ信号であるN個の光信号ととも
に、そのデータの符号化時に用いられたタイミング信号
が光信号化された信号である光タイミング信号が並列に
伝送されてくる光通信システムで用いられる多重化光中
継装置であり、光タイミング信号を基に主タイミング信
号が作成され、N−1個の光信号の再生中継は、識別再
生手段の入力信号と出力信号が一致するように、主タイ
ミング信号を遅延させた信号(副タイミング信号)を用
いて行われる。
【0022】なお、請求項5あるいは請求項6記載の発
明のように、複数の光信号が波長多重された光信号が、
多重化光中継装置に入力され、その波長多重された光信
号が、多重化光中継装置内で、複数の光信号に分派され
るように構成しても良い。
明のように、複数の光信号が波長多重された光信号が、
多重化光中継装置に入力され、その波長多重された光信
号が、多重化光中継装置内で、複数の光信号に分派され
るように構成しても良い。
【0023】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0024】第1の実施例
【0025】図1ないし図3を用いて、本発明の第1の
実施例における多重化光中継装置の構成および動作の説
明を行う。第1の実施例の多重化光中継装置は、共通の
タイミング信号を用いて処理されたNチャネルの光信号
を再生中継するための装置であり、図1に示したよう
に、光信号が伝送されるN本の光ファイバ401 ないし
40N のうち、1本の光ファイバ40N には、3R中継
器11が接続され、他のN−1本の光ファイバ40に
は、それぞれ、2R中継器121 ないし12N-1 が接続
されている。各2R中継器12には、タイミング信号供
給回路13が接続されており、タイミング信号供給回路
13には、3R光中継器11内のタイミング抽出回路に
よって抽出されたタイミング信号31が供給されてい
る。
実施例における多重化光中継装置の構成および動作の説
明を行う。第1の実施例の多重化光中継装置は、共通の
タイミング信号を用いて処理されたNチャネルの光信号
を再生中継するための装置であり、図1に示したよう
に、光信号が伝送されるN本の光ファイバ401 ないし
40N のうち、1本の光ファイバ40N には、3R中継
器11が接続され、他のN−1本の光ファイバ40に
は、それぞれ、2R中継器121 ないし12N-1 が接続
されている。各2R中継器12には、タイミング信号供
給回路13が接続されており、タイミング信号供給回路
13には、3R光中継器11内のタイミング抽出回路に
よって抽出されたタイミング信号31が供給されてい
る。
【0026】各2R光中継器12は、図2に示してある
ように、光・電気変換回路(O/E)21と等化増幅回
路22と識別再生回路23と電気・光変換回路(E/
O)25で構成されており、等化増幅回路22の出力
(データ信号32)が、位相差検出回路13に供給さ
れ、また、タイミング信号供給回路からのタイミング信
号33が、識別再生回路12に入力されるようになって
いる。
ように、光・電気変換回路(O/E)21と等化増幅回
路22と識別再生回路23と電気・光変換回路(E/
O)25で構成されており、等化増幅回路22の出力
(データ信号32)が、位相差検出回路13に供給さ
れ、また、タイミング信号供給回路からのタイミング信
号33が、識別再生回路12に入力されるようになって
いる。
【0027】タイミング信号供給回路13は、図3に示
してあるように、位相比較回路26と可変遅延回路27
から構成されており、位相比較回路26には、2R中継
器12からのデータ信号32と、3R中継器11からの
タイミング信号31が入力されている。また、タイミン
グ信号31は、可変遅延回路27にも入力されており、
タイミング信号31には、可変遅延回路27によって、
位相比較回路26からの制御信号34に応じた遅延が加
えられ、タイミング信号33として2R光中継器12内
の識別再生回路23に供給されている。
してあるように、位相比較回路26と可変遅延回路27
から構成されており、位相比較回路26には、2R中継
器12からのデータ信号32と、3R中継器11からの
タイミング信号31が入力されている。また、タイミン
グ信号31は、可変遅延回路27にも入力されており、
タイミング信号31には、可変遅延回路27によって、
位相比較回路26からの制御信号34に応じた遅延が加
えられ、タイミング信号33として2R光中継器12内
の識別再生回路23に供給されている。
【0028】なお、タイミング信号31に対して加えら
れる遅延量は、位相比較回路26によって、データ信号
32のパルスの立ち上がりに対して、タイミング信号3
3の立ち上がりが、90°位相遅れとなるように制御さ
れている。
れる遅延量は、位相比較回路26によって、データ信号
32のパルスの立ち上がりに対して、タイミング信号3
3の立ち上がりが、90°位相遅れとなるように制御さ
れている。
【0029】以上説明したような構成を有する第1の実
施例の多重化光中継装置では、それぞれの2R中継器1
2内の識別再生回路23に、3R光中継器11が抽出し
たタイミング信号31と同周期で、かつ、その識別再生
回路23に入力されているデータ信号32に応じて位相
が調整されたタイミング信号33が供給されることにな
る。前述したように、各光ファイバ40から入力される
光信号は、同一のタイミング信号によって処理された信
号であるため、この構成によって、タイミング信号の抽
出を行っていない光信号に対しても、正確に再生中継が
行えることになり、1個のタイミング抽出回路で、N個
の光信号の再生中継が実現できることになる。
施例の多重化光中継装置では、それぞれの2R中継器1
2内の識別再生回路23に、3R光中継器11が抽出し
たタイミング信号31と同周期で、かつ、その識別再生
回路23に入力されているデータ信号32に応じて位相
が調整されたタイミング信号33が供給されることにな
る。前述したように、各光ファイバ40から入力される
光信号は、同一のタイミング信号によって処理された信
号であるため、この構成によって、タイミング信号の抽
出を行っていない光信号に対しても、正確に再生中継が
行えることになり、1個のタイミング抽出回路で、N個
の光信号の再生中継が実現できることになる。
【0030】このため、この多重化光中継装置では、そ
れぞれの光信号に対してタイミング抽出回路が設けられ
ている従来の多重化光中継装置のように、タイミング抽
出回路の性能のばらつきに起因する、各光信号に対する
再生中継能力のばらつきが生ずることがない。また、高
価な回路であるタイミング抽出回路が一個しか必要とさ
れないため、第1の実施例の多重化光中継装置は、価格
的にも安価なものとなっている。
れぞれの光信号に対してタイミング抽出回路が設けられ
ている従来の多重化光中継装置のように、タイミング抽
出回路の性能のばらつきに起因する、各光信号に対する
再生中継能力のばらつきが生ずることがない。また、高
価な回路であるタイミング抽出回路が一個しか必要とさ
れないため、第1の実施例の多重化光中継装置は、価格
的にも安価なものとなっている。
【0031】第2の実施例
【0032】図4および図5を用いて、第2の実施例の
多重化光中継装置の構成および動作を説明する。第2の
実施例の多重化光中継装置は、第1の実施例の多重化光
中継装置と同様に、共通のタイミング信号を用いて処理
されたN個の光信号を対象とする装置であり、図4に示
したように、そのうち、1個の光信号が伝送されてくる
光ファイバ40N には、3R中継器11が接続され、他
のN−1本の光ファイバには、2R中継器12が接続さ
れる。そして、N−1個の2R中継器121 ないし12
N-1 には、それぞれタイミング信号供給回路141 ない
し14N-1 が接続されており、タイミング信号供給回路
14には、3R光中継器11内のタイミング抽出回路に
よって抽出されたタイミング信号31が供給されてい
る。
多重化光中継装置の構成および動作を説明する。第2の
実施例の多重化光中継装置は、第1の実施例の多重化光
中継装置と同様に、共通のタイミング信号を用いて処理
されたN個の光信号を対象とする装置であり、図4に示
したように、そのうち、1個の光信号が伝送されてくる
光ファイバ40N には、3R中継器11が接続され、他
のN−1本の光ファイバには、2R中継器12が接続さ
れる。そして、N−1個の2R中継器121 ないし12
N-1 には、それぞれタイミング信号供給回路141 ない
し14N-1 が接続されており、タイミング信号供給回路
14には、3R光中継器11内のタイミング抽出回路に
よって抽出されたタイミング信号31が供給されてい
る。
【0033】図5に示したように、第2の実施例のタイ
ミング信号供給回路14は、不一致検出回路28と可変
遅延回路27で構成されており、不一致検出回路28に
は、2R光中継器12から、等化増幅後のデータ信号3
2(識別再生回路23に入力されているデータ信号)と
識別再生回路23が出力するデータ信号35が入力され
ており、不一致検出回路28は、両入力が一致していな
い場合には、所定の制御信号36を可変遅延回路27に
対して出力する。
ミング信号供給回路14は、不一致検出回路28と可変
遅延回路27で構成されており、不一致検出回路28に
は、2R光中継器12から、等化増幅後のデータ信号3
2(識別再生回路23に入力されているデータ信号)と
識別再生回路23が出力するデータ信号35が入力され
ており、不一致検出回路28は、両入力が一致していな
い場合には、所定の制御信号36を可変遅延回路27に
対して出力する。
【0034】可変遅延回路27は、3R光中継器11内
のタイミング抽出回路によって抽出されたタイミング信
号31を遅延させた信号を、タイミング信号33とし
て、識別再生回路23に供給する回路であり、その遅延
量の制御は、不一致検出回路28からの制御信号に応じ
て行われる。たとえば、不一致を意味する制御信号36
が入力された場合、可変遅延回路27は、タイミング信
号31の遅延量を変化させ、一致を意味する制御信号が
入力された場合には、遅延量の制御を停止する。
のタイミング抽出回路によって抽出されたタイミング信
号31を遅延させた信号を、タイミング信号33とし
て、識別再生回路23に供給する回路であり、その遅延
量の制御は、不一致検出回路28からの制御信号に応じ
て行われる。たとえば、不一致を意味する制御信号36
が入力された場合、可変遅延回路27は、タイミング信
号31の遅延量を変化させ、一致を意味する制御信号が
入力された場合には、遅延量の制御を停止する。
【0035】このように動作する各回路によって構成さ
れた第2の実施例の多重化光中継装置では、3R光中継
器に入力された光信号は、その光信号から抽出されたタ
イミング信号によて正確に再生中継され、2R光中継器
に入力された光信号は、3R光中継器によって抽出され
たタイミング信号を基に、識別再生誤りが無くなるよう
な形で再生中継が行われることになる。
れた第2の実施例の多重化光中継装置では、3R光中継
器に入力された光信号は、その光信号から抽出されたタ
イミング信号によて正確に再生中継され、2R光中継器
に入力された光信号は、3R光中継器によって抽出され
たタイミング信号を基に、識別再生誤りが無くなるよう
な形で再生中継が行われることになる。
【0036】このため、この多重化光中継装置は、第1
の実施例の多重化光中継装置と同様に、各光信号に対す
る再生中継特性が均一な多重化光中継装置となってい
る。また、タイミング信号抽出回路が抽出したタイミン
グ信号を基に、識別再生回路に入力される信号とその信
号に対して出力される信号が一致するような、タイミン
グ信号を作成しているので、第1の実施例の多重化光中
継装置に比して、伝送誤りが発生しにくい多重化光中継
装置にもなっている。
の実施例の多重化光中継装置と同様に、各光信号に対す
る再生中継特性が均一な多重化光中継装置となってい
る。また、タイミング信号抽出回路が抽出したタイミン
グ信号を基に、識別再生回路に入力される信号とその信
号に対して出力される信号が一致するような、タイミン
グ信号を作成しているので、第1の実施例の多重化光中
継装置に比して、伝送誤りが発生しにくい多重化光中継
装置にもなっている。
【0037】以上、説明した2つの多重化光中継装置
は、データ信号からタイミング信号を抽出する必要があ
る光通信システムで用いられるものであるが、データ信
号とは、別にタイミング信号が伝送されるよう、光通信
システムを構成した場合には、以下に記すような構成の
多重化光中継装置を、その光信号の再生中継に用いるこ
とができる。
は、データ信号からタイミング信号を抽出する必要があ
る光通信システムで用いられるものであるが、データ信
号とは、別にタイミング信号が伝送されるよう、光通信
システムを構成した場合には、以下に記すような構成の
多重化光中継装置を、その光信号の再生中継に用いるこ
とができる。
【0038】第3の実施例
【0039】図6および図7を用いて、第3の実施例の
多重化光中継装置の構成を説明する。図6に示してある
ように、第3の実施例の多重化光中継装置は、第1の実
施例の多重化光中継装置の3R光中継器の代わりに、1
R光中継器15を設けたものであり、1R光中継器15
には、タイミング信号が光信号化された光タイミング信
号が入力される。
多重化光中継装置の構成を説明する。図6に示してある
ように、第3の実施例の多重化光中継装置は、第1の実
施例の多重化光中継装置の3R光中継器の代わりに、1
R光中継器15を設けたものであり、1R光中継器15
には、タイミング信号が光信号化された光タイミング信
号が入力される。
【0040】図7に示したように、1R光中継器15
は、光・電気変換回路(O/E)21と増幅回路29と
電気・光変換回路(E/O)25から構成されており、
増幅回路29の出力であるタイミング信号31が、各タ
イミング信号供給回路13に供給されている。なお、2
R中継器12およびタイミング供給回路13は、第1の
実施例の多重化光中継装置で用いられているものと全く
同一の回路であり、2R中継器12とタイミング信号供
給回路13間の接続も同一である。
は、光・電気変換回路(O/E)21と増幅回路29と
電気・光変換回路(E/O)25から構成されており、
増幅回路29の出力であるタイミング信号31が、各タ
イミング信号供給回路13に供給されている。なお、2
R中継器12およびタイミング供給回路13は、第1の
実施例の多重化光中継装置で用いられているものと全く
同一の回路であり、2R中継器12とタイミング信号供
給回路13間の接続も同一である。
【0041】このように、第3の実施例の多重化光中継
装置では、データ信号である光信号と共に伝送されてく
る光タイミング信号を電気信号に変換、増幅することに
より、各光信号を識別再生するためのタイミング信号を
得る。
装置では、データ信号である光信号と共に伝送されてく
る光タイミング信号を電気信号に変換、増幅することに
より、各光信号を識別再生するためのタイミング信号を
得る。
【0042】この多重化光中継装置では、第1および第
2の多重化光中継装置と同量のデータを中継するために
必要な光中継器の数が1個多くなることになるが、光タ
イミング信号は、もともと、タイミング信号成分しか持
たない信号であるので、等化増幅を行わなくとも再生中
継が可能であり、付加しなければならない光中継器は、
図7に示してあるように、他の光中継器と比して、簡単
な構成のもので良い。また、タイミング抽出回路が全く
使用されていないので、タイミングジッタによる伝送特
性の劣化といった問題も生じないことになる。
2の多重化光中継装置と同量のデータを中継するために
必要な光中継器の数が1個多くなることになるが、光タ
イミング信号は、もともと、タイミング信号成分しか持
たない信号であるので、等化増幅を行わなくとも再生中
継が可能であり、付加しなければならない光中継器は、
図7に示してあるように、他の光中継器と比して、簡単
な構成のもので良い。また、タイミング抽出回路が全く
使用されていないので、タイミングジッタによる伝送特
性の劣化といった問題も生じないことになる。
【0043】第4の実施例
【0044】図8を用いて、第4の実施例の多重化光中
継装置の構成を説明する。図示したように、第4の実施
例の多重化光中継装置は、第2の実施例の多重化光中継
装置内に設けられている2R光中継器の代わりに、1R
中継器15(図7参照)を設けたものとなっている。
継装置の構成を説明する。図示したように、第4の実施
例の多重化光中継装置は、第2の実施例の多重化光中継
装置内に設けられている2R光中継器の代わりに、1R
中継器15(図7参照)を設けたものとなっている。
【0045】このように構成された第4の実施例の多重
化光中継装置では、第2、第3の実施例による多重化光
中継装置に関する説明からも明らかなように、各伝送路
の伝送特性は均一になり、また、エラーフリーの情報伝
送が実現できることになる。さらに、高価なタイミング
抽出回路が全く用いられていないので、従来の多重化光
中継装置に比して、高性能の多重化光中継装置を、安価
に製造できることになる。
化光中継装置では、第2、第3の実施例による多重化光
中継装置に関する説明からも明らかなように、各伝送路
の伝送特性は均一になり、また、エラーフリーの情報伝
送が実現できることになる。さらに、高価なタイミング
抽出回路が全く用いられていないので、従来の多重化光
中継装置に比して、高性能の多重化光中継装置を、安価
に製造できることになる。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載および請求項2記載の発明による多重化光中継装置
では、1個の光信号から抽出されたタイミング信号を基
に、複数個の光信号の再生中継が行われているので、従
来の多重化光中継装置のように、各伝送路の伝送特性が
不均一になることがない。また、タイミング抽出を行う
ための回路が1系統しか必要とされない構成となってい
るので、安価に、高機能な多重化光中継装置を得ること
ができることになる。
記載および請求項2記載の発明による多重化光中継装置
では、1個の光信号から抽出されたタイミング信号を基
に、複数個の光信号の再生中継が行われているので、従
来の多重化光中継装置のように、各伝送路の伝送特性が
不均一になることがない。また、タイミング抽出を行う
ための回路が1系統しか必要とされない構成となってい
るので、安価に、高機能な多重化光中継装置を得ること
ができることになる。
【0047】また、請求項3および請求項4記載の発明
による多重化光中継装置では、データ信号からタイミン
グ信号を抽出する必要がない構成となっているので、タ
イミング信号抽出時に生ずるタイミングジッタに起因す
る伝送特性の低下が起こることがない。そして、同一の
タイミング信号を基に、複数個の光信号の再生中継が行
われているので、各伝送路の伝送特性も均一になってい
る。また、高価なタイミング抽出回路を全く用いていな
いので、安価に、高機能な多重化光中継装置を得ること
ができることになる。
による多重化光中継装置では、データ信号からタイミン
グ信号を抽出する必要がない構成となっているので、タ
イミング信号抽出時に生ずるタイミングジッタに起因す
る伝送特性の低下が起こることがない。そして、同一の
タイミング信号を基に、複数個の光信号の再生中継が行
われているので、各伝送路の伝送特性も均一になってい
る。また、高価なタイミング抽出回路を全く用いていな
いので、安価に、高機能な多重化光中継装置を得ること
ができることになる。
【0048】
【図1】本発明の第1の実施例による多重化光中継装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の多重化光中継装置で用いられて
いる2R光中継器の構成を示すブロック図である。
いる2R光中継器の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施例の多重化光中継装置で用いられて
いるタイミング信号供給回路の構成を示すブロック図で
ある。
いるタイミング信号供給回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】第2の実施例による多重化光中継装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】第2の実施例の多重化光中継装置で用いられて
いる2R光中継器とタイミング信号供給回路の構成を示
すブロック図である。
いる2R光中継器とタイミング信号供給回路の構成を示
すブロック図である。
【図6】第3の実施例による多重化光中継装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】第3の実施例の多重化光中継装置で用いられて
いる1R光中継器の構成を示すブロック図である。
いる1R光中継器の構成を示すブロック図である。
【図8】第4の実施例による多重化光中継装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図9】従来の3R光中継器の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図10】従来の、3R光中継器を組み合わせた多重化
光中継装置の構成を示すブロック図である。
光中継装置の構成を示すブロック図である。
11 3R光中継器 12 2R光中継器 13、14 タイミング信号供給回路 15 1R光中継器 21 光・電気変換回路 22 等化増幅回路 23 識別再生回路 24 タイミング抽出回路 25 電気・光変換回路 26 位相比較回路 27 可変遅延回路 28 不一致検出回路 29 増幅回路 31、33 タイミング信号 32 データ信号 34、36 制御信号 40、41 光ファイバ 42 光分波回路 43 光合波回路
Claims (6)
- 【請求項1】 同一のタイミング信号に従って処理され
た、並列に伝送されてくる第1ないし第Nの光信号をそ
れぞれ電気信号に変換するN個の光・電気変換手段と、 これらN個の光・電気変換手段が変換した電気信号を、
それぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、 これらN個の等化増幅手段のうち、第1の光信号に対す
る等化増幅手段が等化増幅した電気信号から、主タイミ
ング信号を抽出する主タイミング信号抽出手段と、 この主タイミング信号抽出手段が抽出した主タイミング
信号を用いて、第1の光信号に対する等化増幅手段が等
化増幅した電気信号を識別再生する第1光信号用識別再
生手段と、 前記第2ないし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手
段それぞれに対して設けられた、等化増幅手段が等化増
幅した電気信号と前記主タイミング信号抽出手段が抽出
した主タイミング信号との位相差を検出し、検出した位
相差に応じた分だけ主タイミング信号を遅延させた副タ
イミング信号を作成するN−1個の副タイミング信号作
成手段と、 前記第2ないし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手
段それぞれに対して設けられた、等化増幅手段が等化増
幅した電気信号を、対応する副タイミング信号作成手段
が作成した副タイミング信号を用いて、識別再生するN
−1個の識別再生手段と、 これらN−1個の識別再生手段と前記第1光信号用識別
再生手段それぞれに対して設けられた、識別再生された
電気信号を光信号に変換するN個の電気・光変換手段と
を具備することを特徴とする多重化光中継装置。 - 【請求項2】 同一のタイミング信号に従って処理され
た、並列に伝送されてくる第1ないし第Nの光信号をそ
れぞれ電気信号に変換するN個の光・電気変換手段と、 これらN個の光・電気変換手段が変換した電気信号を、
それぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、 前記N個の等化増幅手段のうち、第1の光信号に対する
等化増幅手段が等化増幅する電気信号から、主タイミン
グ信号を抽出する主タイミング信号抽出手段と、 この主タイミング信号抽出手段が抽出した主タイミング
信号を用いて、前記第1の光信号に対する等化増幅手段
が等化増幅した電気信号を識別再生する第1光信号用識
別再生手段と、 前記第2ないし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手
段それぞれに対して設けられた、等化増幅手段が等化増
幅した電気信号を供給されるタイミング信号を用いて識
別再生するN−1個の識別再生手段と、 これらN−1個の識別再生手段それぞれに対して設けら
れた、識別再生手段に入力される電気信号とその電気信
号の識別再生結果を比較して両者が一致していない場合
に、所定の制御信号を出力するN−1個の不一致検出手
段と、 前記第2ないし第Nの光信号用のN−1個の等化増幅手
段それぞれに対して設けられた、前記主タイミング信号
を、対応する不一致検出手段から入力される制御信号に
応じて遅延させた副タイミング信号を作成し、作成した
副タイミング信号を、対応する識別再生手段にタイミン
グ信号として供給するN−1個の副タイミング信号作成
手段と、 これらN−1個の識別再生手段と前記第1光信号用識別
再生手段それぞれに対して設けられた、識別再生された
電気信号を光信号に変換するN個の電気・光変換手段と
を具備することを特徴とする多重化光中継装置。 - 【請求項3】 同一のタイミング信号に従って処理され
た、並列に伝送されてくるN個の光信号をそれぞれ電気
信号に変換するN個の光・電気変換手段と、 前記N個の光信号の処理に用いられたタイミング信号を
基に作成された、前記光信号と並列に伝送されてくる光
タイミング信号を電気信号に変換するタイミング信号用
光・電気変換手段と、 このタイミング信号用光・電気変換手段によって変換さ
れた電気信号を増幅して、主タイミング信号として出力
する増幅手段と、 前記N個の光・電気変換手段が変換した電気信号を、そ
れぞれ等化増幅するN個の等化増幅手段と、 これらN個の等化増幅手段それぞれに対して設けられ
た、等化増幅手段が等化増幅した電気信号と前記増幅手
段が出力する主タイミング信号との位相差を検出し、検
出した位相差に応じた分だけ主タイミング信号を遅延さ
せた副タイミング信号を作成するN個の副タイミング信
号作成手段と、 前記N個の等化増幅手段それぞれに対して設けられた、
等化増幅手段が等化増幅した電気信号を、対応する副タ
イミング信号作成手段が作成した副タイミング信号を用
いて、識別再生するN個の識別再生手段と、 これらN個の識別再生手段それぞれに対して設けられ
た、識別再生された電気信号を光信号に変換するN個の
電気・光変換手段と、 前記増幅手段が出力する主タイミング信号を光タイミン
グ信号に変換するタイミング信号用電気・光変換手段と
を具備することを特徴とする多重化光中継装置。 - 【請求項4】 同一のタイミング信号に従って処理され
た、並列に伝送されてくるN個の光信号をそれぞれ電気
信号に変換するN個の光・電気変換手段と、 前記N個の光信号の処理に用いられたタイミング信号を
基に作成された、前記光信号と並列に伝送されてくる光
タイミング信号を電気信号に変換するタイミング信号用
光・電気変換手段と、 このタイミング信号用光・電気変換手段によって変換さ
れた電気信号を増幅して、主タイミング信号として出力
する増幅手段と、 前記N個の等化増幅手段それぞれに対して設けられた、
等化増幅手段が等化増幅した電気信号を供給されるタイ
ミング信号を用いて識別再生するN個の識別再生手段
と、 これらN個の識別再生手段それぞれに対して設けられ
た、識別再生手段に入力される電気信号とその電気信号
の識別再生結果を比較して両者が一致していない場合
に、所定の制御信号を出力するN個の不一致検出手段
と、 前記N個の等化増幅手段それぞれに対して設けられた、
前記主タイミング信号を、対応する不一致検出手段から
入力される制御信号に応じて遅延させた副タイミング信
号を作成し、作成した副タイミング信号を、対応する識
別再生手段にタイミング信号として供給するN個の副タ
イミング信号作成手段と、 これらN個の識別再生手段によって識別再生された電気
信号を光信号に変換するN個の電気・光変換手段と、 前記増幅手段が出力する主タイミング信号を光タイミン
グ信号に変換するタイミング信号用電気・光変換手段と
を具備することを特徴とする多重化光中継装置。 - 【請求項5】 前記N−1個の光・電気変換手段に入力
される各光信号が、周波数多重された光信号から分波さ
れたものであることを特徴とする請求項1または請求項
2記載の多重化光中継装置。 - 【請求項6】 前記N個の光・電気変換手段に入力され
る各光信号と、前記タイミング信号用光・電気変換手段
に入力される光タイミング信号が、周波数多重された光
信号から分波されたものであることを特徴とする請求項
3または請求項4記載の多重化光中継装置。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6255013A JP2626580B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 多重化光中継装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08125617A JPH08125617A (ja) | 1996-05-17 |
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ID=17272989
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP6255013A Expired - Fee Related JP2626580B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 多重化光中継装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2003087205A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-20 | Hitachi Ltd | 光伝送システム |
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JP6146022B2 (ja) * | 2013-01-28 | 2017-06-14 | 日本電気株式会社 | 光信号受信装置およびその信号受信方法 |
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-
1994
- 1994-10-20 JP JP6255013A patent/JP2626580B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103204748A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-07-17 | 山东宝源生物有限公司 | 一种提高磷素利用率的有机无机复混肥料及其制备方法 |
CN103204748B (zh) * | 2013-04-26 | 2014-05-21 | 山东宝源生物有限公司 | 一种提高磷素利用率的有机无机复混肥料及其制备方法 |
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