JP2624474B2 - バルブリフタ - Google Patents

バルブリフタ

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JP2624474B2
JP2624474B2 JP61159353A JP15935386A JP2624474B2 JP 2624474 B2 JP2624474 B2 JP 2624474B2 JP 61159353 A JP61159353 A JP 61159353A JP 15935386 A JP15935386 A JP 15935386A JP 2624474 B2 JP2624474 B2 JP 2624474B2
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JP
Japan
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valve lifter
valve
skirt
skirt portion
lifter
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JP61159353A
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JPS6316107A (ja
Inventor
勲 原田
富保 平野
Original Assignee
小田井鉄工 株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/14Tappets; Push rods
    • F01L1/143Tappets; Push rods for use with overhead camshafts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、内燃機関の動弁機構に用いられるバルブ
リフタの構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、バルブリフタはカムとバルブとの間に介在さ
れ、該カムの回転運動をバルブの往復運動に変える役割
を果たすため、該バルブリフタ全体には大きな押圧力が
加わる。
従って、従来よりこのバルブリフタは自身全体を比較
的肉厚とすることによってこれらの性能を維持してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記のように構成されたバルブリフタは重
量が大きいため、慣性力が大きくなる傾向がある。
特に、近年の内燃機関は高回転域までスムーズに回っ
て高い出力を発生するように性能向上が図られているた
め、このような内燃機関に慣性力の大きいバルブリフタ
を使用すると、高回転域においてバルブが追従しきれな
くなって予定された性能がでなくなるばかりでなく、燃
料も向上しないという問題がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するため、筒状のスカート
部の上端にチップ部を設けたバルブリフタにおいて、ス
カート部内面には前記チップ部とほぼ平行な凹状溝と補
強用リブを複数設け、各補強用リブのうち一つを前記ス
カート部内面の外端縁全周に亘って設けた。
(作用) スカート部内面に凹状溝を形成すると、その部分の肉
厚が薄くなって、バルブリフタ全体としての軽量化が計
られる。また、スカート部内面には複数の補強用リブが
設けられ、更にそのうちの一つの補強用リブはスカート
部内面の外端縁全周に亘って設けられているため、前記
凹状溝によってバルブリフタ全体としての強度が低下す
ることはない。
ここで、スカート部内面に複数の補強用リブを設ける
とともに、そのうちの一つの補強用リブをスカート部内
面の外端縁全周に亘って設けることによって、バルブリ
フタの生産加工が容易になる。すなわち、バルブリフタ
の生産に際しては、スカート部外面は摺動面となるた
め、一般に砥石及び調整砥石等を用いてスカート部外面
が研磨加工される。この研磨加工の際、砥石及び調整砥
石等から加わる圧力によってスカート部の真円度が低下
する虞れがある。しかしながら、本発明ではスカート部
内面に複数の補強用リブを設けるとともに、そのうちの
一つの補強用リブをスカート部内面の外端縁全周に亘っ
て設けていることから外力に対するスカート部の強度が
著しく高められているため、スカート部外面の研磨工程
においてスカート部の真円度を確保するのが容易にな
る。その結果、スカート部外面、すなわち摺動面を形成
する工程においてスカート部の真円度が低下して不良品
になるとか慎重に摺動面を形成するあまり製作時間が長
くなるといった不都合が解消され、バルブリフタの生産
性が向上する。
(実施例) 以下、この発明をOHC動弁機構を有する自動車用内燃
機関に用いる直打式バルブリフタに具体化した一実施例
を第1〜4図に従って説明する。
第4図に示すように、シリンダヘッド1の上方には吸
排気バルブ開閉用のカム2が形成されたカムシャフト3
が延びている。シリンダヘッド1におけるカム2直下の
部位にはガイド孔4が貫設されており、同ガイド孔4に
は次のように構成された直打式のバルブリフタ5が摺動
可能に挿入されている。
すなわち、本実施例のバルブリフタ5は、前記ガイド
孔4内を摺動する円筒状のスカート部6とその上端に設
けられた円板状のチップ部7とで倒立有底筒状に形成さ
れている。
第1図に示すように、前記スカート部内面6aには3本
のスカート側凹状溝11が所定間隔をおいて全周にわたっ
て凹設されており、各スカート側凹状溝11の間には補強
材を兼ねるリブ12が形成されている。尚、同図から明ら
かなように、各リブ12のうち一つはスカート部内面6aの
外端縁全周に亘って形成されている。本実施例において
は、この凹状溝11が形成されたスカート部6の肉厚は従
来のスカート部の肉厚1〜1.5mmから0.5〜1mmに薄肉化
されており、前記リブ12の肉厚は該スカート部6の強度
を維持するために2mmに形成されている。
円板状に形成されたチップ部7の底面7aには四半円弧
状をなすチップ側凹部13が凹設されており、該凹部13の
間には十字状に延びるリブ14が形成されている。本実施
例においては、このチップ側凹部13の肉厚は従来のチッ
プ部の肉厚の3mmから1〜1.5mmに薄肉化されており、リ
ブ14の肉厚は該チップ部7自体の強度を維持するために
3mmに形成されている。また、前記リブ14の中央部の交
差部には後述するバルブステム16が当たる当り部15が下
方に突出した状態に設けられている。
従って、このバルブリフタ5は従来のバルブリフタと
雄用の強度を維持しながら薄肉化されることによって、
自身が軽量化されて慣性力を小さくすることができるよ
うになっている。
前記シリンダヘッド1には吸気バルブ(又は排気バル
ブ、以下バルブと略す)17が摺動可能に挿入されてお
り、そのバルブステム16の上端は前記バルブリフタ5の
当り部15の下面に当接されている。
また、バルブステム16の上端部にはコッタ18が装着さ
れ。該コッタ18は下面ほど縮径する円錐台状に形成され
ている。前記コッタ18の外周にはバルブスプリングリテ
ーナ19が嵌合され、該バルブスプリングリテーナ19のテ
ーパ状の内周面はコッタ18のテーパ状の外周面と当接し
ている。また、バルブスプリングリテーナ19のフランジ
部とシリンダヘッド1内に設けられた支持面20との間に
は、バルブスプリング21が圧縮状態で装着されている。
前記バルブスプリング21は常にバルブ17を上方へ付勢
し、バルブステム16の上端を前記バルブリフタ5の当り
部15に当接させている。
以上のように構成されたこの実施例につき、次にその
作用を効果とともに記載する。
まず、カムシャフト2が回転することによってカム2
が周期的にバルブリフタ5を押し下げる。すると、前記
バルブリフタ5はそのスカート部6が前記ガイド溝4内
周面に沿って摺動するとともに、前記当り部15に当接さ
れたバルブステム16を前記バルブスプリング21の付勢力
に抗して下方に押圧し、その先端のバルブ17を開ける。
このとき、前記バルブリフタ5は従来のバルブリフタ
と同様の強度を有しながら薄肉化されているため、自身
を軽量化して慣性力を小さくすることができる。従っ
て、前記カム2の回転が高回転となっても確実にバルブ
リフタ5を追従させることができ、内燃機関として予定
された性能を発揮することができるばかりでなく、燃費
を向上させることもできる。
ところで、リブ12を複数設けるとともに、そのうちの
一つのリブ12をスカート部内面6aの外端縁全周に亘って
設けることにより、バルブリフタ5の生産加工を容易に
することもできる。すなわち、スカート部6とガイド孔
4との摺動を滑らかなものにするため、スカート部6の
外面を砥石及び調整砥石を用いて研磨しなければならな
い。このとき、リブ12が複数設けられるとともに、その
うちの一つのリブ12がスカート部内面6aの外端縁全周に
亘って設けられていると、スカート部6の強度が著しく
高められ、砥石及び調整砥石から加わる圧力によってス
カート部6の真円度が低下するのを防止することができ
る。その結果、スカート部6の外面の研磨工程におい
て、スカート部6の真円度を確保するのが容易になり、
研磨加工の速度を速めることもできる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、バルブリフタをシムを用いるタイプのもの
に具体化したり、OHV動弁機構を有するバルブリフタに
具体化してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、本発明のバルブリフタは自身の
強度を落とすことなく軽量化することができるため、カ
ムの高回転時においても優れた追従性を発揮することが
でき、しかもバルブリフタの生産性も向上し得るという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例を示し、第1図はバルブ
リフタを示す一部破断斜視図、第2図は第1図の側面断
面図、第3図は第1図の底面図、第4図は内燃機関にこ
のバルブリフタを組み込んだ状態を示す断面図である。 6……スカート部、6a……スカート部内面、7……チッ
プ部、7a……チップ部底面、11……凹状溝、12……リ
ブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−18304(JP,U) 実開 昭61−47407(JP,U) 実開 昭58−173707(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のスカート部(6)の上端にチップ部
    (7)を設けたバルブリフタにおいて、 スカート部内面(6a)には前記チップ部(7)とほぼ平
    行な凹状溝(11)と補強用リブ(12)を複数設け、各補
    強用リブ(12)のうち一つは前記スカート部内面(6a)
    の外端縁全周に亘って設けられていることを特徴とする
    バルブリフタ。
JP61159353A 1986-07-07 1986-07-07 バルブリフタ Expired - Lifetime JP2624474B2 (ja)

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JPS6316107A JPS6316107A (ja) 1988-01-23
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354806U (ja) * 1986-09-29 1988-04-13
DE9408058U1 (de) 1994-05-16 1994-07-14 INA Wälzlager Schaeffler KG, 91074 Herzogenaurach Stößel für einen Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58173707U (ja) * 1982-05-17 1983-11-19 トヨタ自動車株式会社 バルブリフタ
JPS6147407U (ja) * 1984-09-03 1986-03-29 スズキ株式会社 タペツト
JPS6298706U (ja) * 1985-12-11 1987-06-23

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JPS6316107A (ja) 1988-01-23

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