JP2623995B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP2623995B2
JP2623995B2 JP3600891A JP3600891A JP2623995B2 JP 2623995 B2 JP2623995 B2 JP 2623995B2 JP 3600891 A JP3600891 A JP 3600891A JP 3600891 A JP3600891 A JP 3600891A JP 2623995 B2 JP2623995 B2 JP 2623995B2
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oil pan
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oil
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利久 浜田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内の空気を清浄する空
気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、塵埃、煙草の煙等の混ざった
室内の空気を空気吸込口を通して装置内に導入して、空
気吸込口と空気吹出口との間に形成した空気流路の途中
部に設けた電気集塵エレメントにより、導入した空気中
に含まれるダスト粒子を捕集し、清浄な空気をファンに
よって空気吹出口より室内に送り出す空気清浄装置が提
供されている。
【0003】このような構成の空気清浄装置は、例えば
焼き肉屋、うなぎ屋、中華料理店等の飲食店や工場等の
油煙(オイルミスト)が多く発生する場所に設置した場
合、電気集塵エレメントに捕集された油分が、長期間使
用している間に、電気集塵エレメントから滴下して外部
に漏れてしまうという問題がある。そこで、電気集塵エ
レメントに電気集塵エレメントから滴下した油分をため
るオイルパンを脱着自在に設け、捕集した油分を適宜廃
棄することによって、捕集した油分が外部にもれ出るの
を防止することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにオイルパン
を設けた場合には、オイルパンは装着された状態で空気
清浄装置が動作しなければ意味がないので、オイルパン
の脱着状態を確認するための検知部を設けることが好ま
しい。ところが、検知部として例えばマイクロスイッチ
等の電気部品を設けた場合、長期間使用している間にオ
イルパンと電気部品との接触部に汚れがたまり誤動作の
原因となるという問題がある。
【0005】本発明はマイクロスイッチ等の誤動作の原
因となる電気部品を使用することなく、オイルパンの脱
着状態を確認することができ、電気集塵エレメントに捕
集された油分が外部にもれ出るのを確実に防止すること
のできる空気清浄装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄装置
は、電気集塵エレメントと、電気集塵エレメントから滴
下した油分をためる脱着自在のオイルパンと、電気集塵
エレメントが収納され側面下部にオイルパンを収納する
ためのオイルパン挿入口を設けたエレメント収納枠と、
エレメント収納枠が収納され当該エレメント収納枠を出
し入れする開口部を有するケーシングと、前記エレメン
ト収納枠の下部に設けられ、ケーシングの開口部周縁と
係合してケーシング内へのエレメント収納枠の挿入を規
制する挿入規制位置と、エレメント収納枠の挿入を許容
する挿入許容位置とに移動自在なストッパーと、前記オ
イルパンの挿入に連動してストッパーを挿入許容位置に
移動させる操作部と、オイルパンの未挿入状態で前記ス
トッパーを挿入規制位置に付勢するばねとを備えたこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、電気集塵エレメントから
滴下した油分をためるオイルパンを備えているので、電
気集塵エレメントに捕集された油分が外部に漏れるおそ
れはない。また、オイルパンが未挿入状態の場合、ばね
によってストッパーが挿入規制位置に移動されているの
で、ストッパーがケーシングの開口部周縁と係合して、
エレメント収納枠の挿入を規制する。反対にオイルパン
を挿入した場合、オイルパンの挿入に連動して操作部に
より、ストッパーを挿入許容位置に移動させて、エレメ
ント収納枠のケーシング内への挿入を許容する。
【0008】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3および図4は本発明の空気清浄装置の一実
施例を示す断面図および斜視図である。図において、符
号1は天井面6から吊り下げた空気清浄装置のケーシン
グであり、ケーシング1内部には、エレメント収納枠2
と送風機3とが空気の流れ方向に沿ってこの順で収納し
てあると共に、エレメント収納枠2を出し入れするため
の開口部1aを、底面側に有している。エレメント収納
枠2内部には、電気集塵エレメント4と、電気集塵エレ
メント4から滴下した油分をためる脱着自在のオイルパ
ン5が収納され、側面下部にオイルパン5を収納するた
めのオイルパン挿入口4aが設けてある。なお、図4に
おいて、矢印はオイルパン5の挿入・離脱方向を示す。
【0009】前記エレメント収納枠2内の送風機3側の
下部には、図1に示すように、ケーシング1の開口部1
aの周縁と係合してケーシング1内へのエレメント収納
枠2の挿入を規制する挿入規制位置(実線参照)と、エ
レメント収納枠2の挿入を許容する挿入許容位置(2点
鎖線参照)とに移動自在なストッパー7と、前記オイル
パン5の挿入に連動してストッパー7を挿入許容位置に
移動させる操作部8と、オイルパン5の未挿入状態で前
記ストッパー7を挿入規制位置に付勢するばね9が設け
てある。
【0010】ストッパー7は棒状で、オイルパンの未挿
入状態で、一端部7aがエレメント収納枠2の窓部2a
から突出してケーシング1の開口部1aの周縁と係合で
きるだけの長さを有している。また、ストッパー7の他
端部7bは操作部8に接続している。操作部8の形状
は、1つの鈍角部8aを有する台形であり、スリーブ1
0および固定用ビス11を介してエレメント収納枠2
に、回動自在に取付けてある。
【0011】ばね9はねじりコイルばねであり、図2に
示すように、スリーブ10および固定用ビス11を介し
て操作部8の上部に取付け、ばね押え12に一端側9a
を係合させることによって、オイルパン5の未挿入状態
で前記ストッパー7を挿入規制位置に付勢するようにし
てある。このような構成の空気清浄装置においては、オ
イルパン5を脱着するには、エレメント収納枠2ごとケ
ーシング1から取り出す必要がある。エレメント収納枠
2をケーシング1内に戻すときに、オイルパン5が未挿
入状態や、オイルパン5の送風機3側の側面が仕切板2
bに達しない不完全挿入状態の場合、図1に実線で示し
たように、操作部8およびばね9がストッパー7を挿入
規制位置に移動させ、ストッパー7の一端部7aがエレ
メント収納枠2の窓部2aから突出して、ケーシング1
の開口部1aの周縁と係合し、ケーシング1内へのエレ
メント収納枠2の挿入を規制する。一方、オイルパン5
をオイルパン挿入口4aから、仕切板2aまで完全に挿
入すると、オイルパン5のストッパー7側角5aが操作
部8の鈍角部8aと当接し、ばね押え12側に操作部8
を回動させる。この動作に連動して操作部8に接続して
いるストッパー7が、図1に2点破線で示すように、先
端部7aを窓部2aからエレメント収納枠2内部に移動
して、エレメント収納枠2の挿入規制を解除する挿入許
容位置に移動させる。このようにして、エレメント収納
枠2はケーシング1内に収納可能となる。
【0012】なお、上記実施例においては、ばね9はね
じりコイルばねを使用したものについて示したが、ばね
9は板ばね等でもよく、要するにオイルパン5の未挿入
状態でストッパー7を挿入規制位置に付勢できるもので
あればよい。また、ストッパー7の取り付け位置も、ケ
ーシング1の開口部1a周縁と係合する挿入規制位置と
挿入を許容する挿入許容位置とに自在に移動できる位置
であればよい。さらに、その他本発明の要旨を変更しな
い範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の空気清浄装置によ
れば、オイルパンが未挿入状態の場合、ストッパーがば
ねによって挿入規制位置に移動するので、エレメント収
納枠をケーシング内へ挿入しようとしても、ストッパー
がケーシングの開口部周縁と係合する結果、これをケー
シング内へ挿入することができない。このため、マイク
ロスイッチ等の誤動作の原因となる電気部品を使用する
ことなく、オイルパンを確実に装着した状態で、空気清
浄装置を動作することができる。したがって、電気集塵
エレメントから滴下した油分が外部に漏れるのを確実に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気清浄装置の要部構造を
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例の空気清浄装置の要部構造を
示す分解断面図である。
【図3】本発明の一実施例の空気清浄装置を示す断面図
である。
【図4】本発明の一実施例の空気清浄装置の要部を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 エレメント収納枠 4 電気集塵エレメント 5 オイルパン 7 ストッパー 8 操作部 9 ばね

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気集塵エレメント(4) と、電気集塵エレ
    メント(4)から滴下した油分をためる脱着自在のオイル
    パン(5) と、電気集塵エレメント(4) が収納され側面下
    部にオイルパン(5) を収納するためのオイルパン挿入口
    (4a) を設けたエレメント収納枠(2) と、エレメント収
    納枠(2) が収納され当該エレメント収納枠(2)を出し入
    れする開口部(1a)を有するケーシング(1) と、前記エレ
    メント収納枠(2) の下部に設けられ、ケーシングの開口
    部(1a)周縁と係合してケーシング(1) 内へのエレメント
    収納枠(2) の挿入を規制する挿入規制位置と、エレメン
    ト収納枠(2) の挿入を許容する挿入許容位置とに移動自
    在なストッパー(7) と、前記オイルパン(5) の挿入に連
    動してストッパー(7) を挿入許容位置に移動させる操作
    部(8) と、オイルパン(5) の未挿入状態で前記ストッパ
    ー(7) を挿入規制位置に付勢するばね(9) とを備えたこ
    とを特徴とする空気清浄装置。
JP3600891A 1991-03-01 1991-03-01 空気清浄装置 Expired - Lifetime JP2623995B2 (ja)

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JP3600891A JP2623995B2 (ja) 1991-03-01 1991-03-01 空気清浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH04277046A JPH04277046A (ja) 1992-10-02
JP2623995B2 true JP2623995B2 (ja) 1997-06-25

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