JP2623381B2 - 炎感知装置 - Google Patents

炎感知装置

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JP2623381B2
JP2623381B2 JP3170551A JP17055191A JP2623381B2 JP 2623381 B2 JP2623381 B2 JP 2623381B2 JP 3170551 A JP3170551 A JP 3170551A JP 17055191 A JP17055191 A JP 17055191A JP 2623381 B2 JP2623381 B2 JP 2623381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線センサを用いた
炎感知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炎から放射される波長180nm
〜260nmの紫外線を検出する紫外線センサ(例えば
紫外線検出管)を用い、紫外線センサから出力される放
電パルス数を監視して、放電パルス数が一定時間当り所
定レベル以上となったときに炎が発生したとして感知す
る炎感知装置が知られている。
【0003】図10はこの種の炎感知装置の構成図であ
り、図10の炎感知装置は、紫外線センサ71と、紫外
線センサ71に電圧を印加する電圧回路72と、紫外線
センサ71から出力される放電パルス数を計数し、一定
時間当りの放電パルス数が所定レベル以上となったか等
の判断を行なう信号処理部74と、信号処理部74にお
いて一定時間当りの放電パルス数が所定レベル以上とな
ったときに火災である旨を出力する出力部75が基板上
に設けられ、ユニット化されて構成されている。
【0004】ところで、従来では、このような炎感知装
置をユニットとして基板上に組立てて製造する際に、先
づ、使用される紫外線センサ71の感度ランクを所定の
検査装置を用いて検査し、この検査結果に基づいて、紫
外線センサ71の良否を判断したり、感度調整や機能の
チェックを行なっていた。
【0005】また、このようにして製造された炎感知装
置を設置現場に設置し、火災警報等の目的で実際に使用
する場合には、これが正常に動作しているか否かを定期
的に点検,検査する必要がある。設置現場における点
検,検査を行なう場合に、従来では、例えば設置現場よ
り取りはずし、工場に返送して点検したり、別体の試験
装置を現場に持ち込んで製造時に用いたと同様の検査装
置によって検査し、その検査結果に基づき、感度調整や
機能チェックを行なうことで、炎感知装置の定期的な点
検,検査を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
製造現場においては、炎感知装置の組立て製造時に、紫
外線センサを所定の検査装置で検査し、その検査結果に
基づいて良否判断,感度調整,機能チェック等を行なわ
なければならなかったので、炎感知装置とは別体の検査
装置による検査工程分、製造工程が煩雑となり、また、
炎感知装置全体を確実に調整,検査することができない
という問題があった。
【0007】同様に、設置現場では、炎感知装置の定期
的な点検,検査時にあるいは故障発生時に、炎感知装置
を取り外し、これを別途検査装置で検査しなければなら
ず、点検,検査作業が容易でなかった。
【0008】本発明は、製造現場,設置現場において、
装置全体の調整,点検,検査,診断等を容易にかつ確実
に行なうことの可能な炎感知装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の炎感知装置は、紫外線センサと、利用
者の操作によって紫外線センサの感度を調整する調整手
段と、紫外線センサから出力された一定時間当りの放電
パルスの個数に基づき、所定の信号処理を行なう信号処
理手段と、信号処理手段における処理結果を出力する出
力手段とを有し、前記信号処理手段は、一定時間当りの
放電パルスの個数に基づき、火災感知を行なうととも
に、紫外線センサの感度ランクを判別するように構成さ
れており、前記信号処理手段から紫外線センサの感度ラ
ンクの判別結果が出力されるとき、前記出力手段は、紫
外線センサの感度ランクの判別結果を利用者に対して提
示出力する機能を備えていることを特徴としている。ま
た、請求項2記載の炎感知装置は、紫外線センサと、紫
外線センサの感度を調整する調整手段と、紫外線センサ
から出力された一定時間当りの放電パルスの個数に基づ
き、所定の信号処理を行なう信号処理手段とを有し、前
記信号処理手段は、一定時間当りの放電パルスの個数に
基づき、火災感知を行なうとともに、紫外線センサの感
度ランクを判別するように構成されており、前記信号処
理手段から紫外線センサの感度ランクの判別結果が出力
されるとき、前記調整手段は、紫外線センサの感度ラン
クの判別結果に基づき、紫外線センサの感度を調整する
ようになっていることを特徴としている。
【0010】請求項記載の炎感知装置では、一定時間
当りの放電パルスの個数に基づき火災感知を行なう火災
感知手段と、一定時間当りの放電パルスの個数に基づき
紫外線センサの感度ランクを判別する感度ランク判別手
と、火災感知手段と感度ランク判別手段との切替選択
を行なう切替選択手段とを、前記信号処理手段が有して
いることを特徴としている。また、請求項4記載の炎感
知装置では、感度ランク判別手段が切替選択された時点
から一定時間が経過すると、前記切替選択手段は、火災
感知手段を切替選択するようになっていることを特徴と
している。
【0011】また、請求項記載の炎感知装置では、前
記信号処理手段は、一定時間当りの放電パルスの個数に
基づき火災感知を行なう火災感知手段を有し、該火災感
知手段は、火災感知の他に、感度ランク判別を行なうよ
う構成されていることを特徴としている。
【0012】また、請求項記載の炎感知装置では、
度ランク判別の処理がなされているときには、火災出力
がなされないようになっていることを特徴としている。
【0013】また、請求項記載の炎感知装置では、前
記信号処理手段は、さらに、一定時間当りの放電パルス
の個数に基づき紫外線センサの感度ランクを判別した結
果、感度が非常に低く、この状態が所定時間継続したと
きには故障と判別するようになっていることを特徴とし
ている。
【0014】
【0015】また、請求項8記載の炎感知装置では、処
理結果を表示出力するためのLEDを有し、感度判別時
において、判別された感度のランクに応じて前記LED
の点灯回数を変えるように制御することを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】請求項1記載の炎感知装置では、これが所定の
場所に設置されて使用されているとき、通常は紫外線セ
ンサには設置場所で発生した紫外線が入射し、紫外線セ
ンサからは入射光量に応じた個数の放電パルスが出力さ
れる。これにより、信号処理手段では、一定時間当りの
放電パルスの個数に基づき火災が発生したか否かの火災
感知を行なう。一方、設置場所において、あるいは製造
現場において、炎感知装置を調整,点検,検査したいと
きには、所定の標準光源を用意し、標準光源からの所定
光量の紫外線を炎感知装置の紫外線センサに入射させ
る。このとき、信号処理手段では、紫外線センサからの
一定時間当りの放電パルスの個数に応じ紫外線センサの
感度ランクを判別する。オペレータは、判別された感度
ランクの出力結果を見て、これが正常値でない場合に
は、調整手段により感度の調整を行なう。また、請求項
2記載の炎感知装置では、感度ランクの判別結果に応じ
て紫外線センサの感度が自動的に調整されるので、オペ
レータが感度を調整する手間を省くことができる。
【0017】また、請求項3,4記載の炎感知装置で
は、信号処理手段における上記火災感知動作と感度ラン
ク判別動作とを切替選択できる。この際に、感度ランク
判別動作が選択された時点から一定時間が経過すると、
火災感知動作に自動的に切替わる。これに対し、請求項
記載の炎感知装置では、火災感知動作と感度ランク判
別動作とが同じ火災感知手段内においてなされる。な
お、請求項記載のように、感度ランク判別の処理がな
されているときには、火災出力はなされない。
【0018】また、請求項記載の炎感知装置では、
度ランクを判別した結果、感度が非常に低く、この状態
が所定時間継続するときには、さらに、故障と判別す
る。
【0019】
【0020】また、請求項8記載の炎感知装置では、判
別された感度のランクに応じてLEDの点灯回数が変わ
るので、オペレータはLEDの点灯状態を見ることによ
り、感度を直ちに知ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係る炎感知装置の一実施例のブ
ロック図である。図1の炎感知装置は、炎から放射され
る波長180〜260nmの紫外線を検出し、紫外線の
照射量に比例した個数の放電パルスを出力する紫外線セ
ンサ(紫外線検出管)1と、紫外線センサ1に電圧Vを
印加する電圧回路2と、紫外線センサ1から出力される
放電パルスPの個数を計数し、一定時間当りの放電パル
ス数に基づき炎感知装置の状態を判断する信号処理部4
と、信号処理部4により判断された炎感知装置の状態に
応じた出力結果を出力する出力部5とが基板上に設けら
れ、ユニット化されて構成されている。電圧回路2に
は、紫外線センサ1に印加する電圧Vを調整するための
調整部10,例えば調整用ボリュームが設けられてお
り、電圧Vを調節することで、紫外線センサ1の感度を
調整するようになっている。すなわち、電圧回路2は、
この場合、紫外線センサ1に対する感度調整手段として
機能するようになっている。
【0022】また、本実施例では、信号処理部4は、火
災感知の機能とともに、紫外線センサ1の感度を感度ラ
ンクとして検出し判断する感度ランク検知の機能をも具
備している。図2は信号処理部4の構成例を示す図であ
り、この例では、信号処理部4は、実際の火災感知処理
を行なう火災感知部11と、紫外線センサ1の感度ラン
クの検知処理を行なう感度ランク検知部12と、火災感
知動作を行なわせるときには、火災感知部11を選択し
て動作させ、点検,検査等の確認動作を行なわせるとき
には感度ランク検知部12を選択して動作させるよう、
動作モードの切替選択を行なう切替選択部13とを有し
ている。
【0023】火災感知部11には、紫外線センサ1から
出力される放電パルスPの個数を計数する計数部6と、
計数部6により計数された一定時間当りの放電パルス数
PNが所定レベル(火災レベル)以上であるときに火災
信号DTを出力する火災判別部7と、一定時間当りの放
電パルス数PNが所定レベル(“0”に近いレベル)以
下であるときにその旨の検知信号D0が火災判別部7か
ら送られ、この状態が所定回数(例えば1日)継続する
場合に故障と判別し故障信号ER1を出力する故障判別
部14とが設けられている。
【0024】また、感度ランク検知部12においても、
紫外線センサ1から出力される放電パルスの個数Pを計
数する計数部8と、計数部8により計数された一定時間
当りの放電パルス数PNに基づき紫外線センサ1の感度
ランクを判別し例えばコード化した感度ランク信号LK
を出力する感度ランク判別部9と、一定時間当りの放電
パルス数PNが所定レベル(“0”に近いレベル)以下
であるときにその旨の検知信号D1が感度ランク判別部
9から送られ、この状態が所定回数(例えば1分間)継
続するときに故障と判別し故障信号ER2を出力する故
障判別部15とが設けられている。
【0025】また、切替選択部13は、例えばスイッチ
20によって構成されており、スイッチ20がオフのと
きには火災感知動作モードを選択し、スイッチ20がオ
ンのときには確認モ−ドを選択するようになっている。
さらに、図2の例では、切替選択部13には、オペレー
タがスイッチ20をオンにした時点からの時間を計時
し、所定の時間(例えば5分)経過した後に、スイッチ
20をオフの状態に強制的に復帰させるスイッチ制御部
21が設けられている。
【0026】なお、信号処理部4は、1チップCPU等
により実現可能であり、この場合、火災感知部11,感
度ランク検知部12,スイッチ制御部21をソフトウェ
アプログラムによって実現することができる。
【0027】また、図3は出力部の構成例を示す図であ
り、この例では、出力部5は、信号処理部4によって判
断された炎感知装置の作動状態を表示するLED等の表
示出力部23と、炎感知装置の作動状態を信号出力する
信号出力部24とを有している。
【0028】次にこのような構成の炎感知装置の動作,
特に信号処理部4,出力部5の動作を図4,図5のフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、以下では、信号処
理部4には1チップCPUが用いられ、信号処理部4に
おける諸機能はプログラムによって実現されているとす
る。先づ、この炎感知装置の電源(図示せず)をオンに
すると、信号処理部4では、初期化プログラムが実行さ
れ、計数部6,8等が初期設定される(ステップS
1)。しかる後、切替選択部13のスイッチ20の状態
に応じて、信号処理部4では、動作モードを選択する
(ステップS2)。例えば、スイッチ20がオフの状態
にあるときには、火災感知動作モードを選択し、ステッ
プS3乃至S12の火災感知処理を実行する。一方、オ
ペレータが製造時,定期点検時に炎感知装置の状態を確
認するためスイッチ20をオンの状態にすると、確認モ
−ドを選択し、ステップS20乃至S29の確認処理を
実行する。
【0029】すなわち、スイッチ20がオフの状態であ
り、火災感知動作モードとなっているときには、紫外線
センサ1から出力される放電パルスPは、火災感知部1
1に加わる。なお、この際、紫外線センサ1には、炎感
知装置が設置されている場所において発生する紫外線が
入射する。火災感知部11の計数部6では、紫外線セン
サ1から放電パルスPが1つ加わるごとにパルスカウン
タPNを“1”だけ歩進し、放電パルス数PNを計数す
る(ステップS3)。このときに、火災判別部7では、
放電パルス数PNが火災レベル以上のものとなったかを
判断する(ステップS4)。火災レベル以上となってい
ないときには、パルスPの個数の計数を開始後、一定期
間(ゲート期間)が経過したか否かを判断し(ステップ
S5)、経過していないときには、ステップS3に戻
り、計数部6による放電パルス数PNの計数を続行させ
る。
【0030】このような計数処理を行ない、ゲート期間
を経過する前に、ステップS4において放電パルス数P
Nが火災レベル以上のものとなったときには、火災判別
部7は、火災が発生したと判断し、火災信号DTを出力
部5に送る。これにより、出力部5では、表示出力部2
3において火災である旨の表示を行ない、また信号出力
部24から火災発生信号を出力する(ステップS6)。
【0031】これに対し、ゲート期間を経過したとき
に、放電パルス数PNが火災レベル以上となっていない
ときには、火災判別部7は火災ではないと判断し、出力
部5には火災信号DTを送らない。一方、このときに、
火災判別部7では、さらに、ゲート期間当りの放電パル
ス数PNが所定レベル(“0”に近いレベル)以下か否
かを監視しており(ステップS7)、ゲート期間当りの
放電パルス数PNがこのレベル以下であるときには、そ
の旨の検知信号D0を故障判別部14に送る。故障判別
部14では、検知信号D0が加わるごとに故障カウンタ
ECNTを“1”だけ増加させ(ステップS8)、故障
カウンタECNTが所定値以上となったか否かを判断す
る(ステップS9)。この結果、故障カウンタECNT
が所定値以上となったとき,すなわち、ゲート期間当り
の放電パルス数PNが所定レベル以下の状態が所定回数
(例えば1日)継続したときには、故障判別部14は、
故障であると判断し、出力部5に故障信号ER1を送
る。これにより、出力部5では、表示出力部23におい
て故障である旨の表示を行ない、また信号出力部24か
ら故障信号を出力する(ステップS10)。この表示や
信号出力をみることにより、オペレータは、炎感知装置
が故障状態にあることを即座に知ることができる。
【0032】一方、ゲート期間当りの放電パルス数PN
がステップS4において火災レベル以上でないと判断さ
れ、また、ステップS7において“0”に近いレベル以
下でもないと判断される場合には、火災感知部11は、
設置場所に火災が発生しておらず、また、炎感知装置が
正常の状態にあるものと判断し、このときには、故障カ
ウンタECNTを“0”に初期設定し(ステップS1
2)、パルスカウンタPNを“0”に初期設定し(ステ
ップS11)、再びステップS3に戻って、次のゲート
期間で同様の処理を繰り返す。また、ステップS9にお
いて、未だ故障と判断される回数に達していないときに
も、あるいは、故障と判断される回数に達し、ステップ
S10で故障信号を出力した後も、パルスカウンタPN
を“0”に初期設定し(ステップS11)、再びステッ
プS3に戻って、次のゲート期間における放電パルス数
PNを計数させる。
【0033】このようにして設置現場において実際に火
災感知動作が行なわれているときに、炎感知装置を点
検,検査しようとする場合には、オペレータは、スイッ
チ20をオンにし、予め用意されている標準光源40
(図1参照)からの一定光量の紫外線を紫外線センサ1
に入射させる。この場合、標準光源40からの紫外線が
紫外線センサ1に入射すると、紫外線センサ1からは標
準光源40の光量に比例した放電パルスPが出力され、
感度ランク検知部12に加わる。
【0034】感度ランク検知部12の計数部8では、紫
外線センサ1から放電パルスPが1つ加わるごとにパル
スカウンタPNを“1”だけ歩進させ、一定期間(ゲー
ト期間)が経過するまで(ステップS21)、放電パル
ス数PNを計数する(ステップS20)。感度ランク判
別部9では、ゲート期間における放電パルス数PNに基
づき、紫外線センサ1の感度ランクを判別し、感度ラン
ク信号LKを出力部5に送る(ステップS22)。これ
により、出力部5では、表示出力部23において感度ラ
ンクの表示を行なう(ステップS23)。この感度ラン
クの表示を見ることにより、オペレータは紫外線センサ
1の感度を知ることができて、感度が所定のものでない
場合には、電圧回路2の調整部10を操作して電圧Vを
変え、感度ランクの表示を見ながら、紫外線センサ1の
感度を容易に調整することができる。
【0035】一方、感度ランク判別部9において、ゲー
ト期間当りの放電パルス数PNが所定レベル(“0”に
近いレベル)以下であり感度ランクが“0”であると判
別すると(ステップS24)、感度ランク判別部9はそ
の旨の検知信号D1を故障判別部15に送る。故障判別
部15では、検知信号D1が加わるごとに故障カウンタ
ECNTを“1”だけ増加させ(ステップS25)、故
障カウンタECNTが所定値以上となったか否かを判断
する(ステップS26)。この結果、故障カウンタEC
NTが所定値以上となったとき,すなわち、感度ランク
が“0”の状態が所定回数(例えば1分間)継続したと
きには、故障判別部15は、故障であると判断し、出力
部5に故障信号ER2を送る。これにより、出力部5で
は、表示出力部23において故障である旨の表示を行な
い、また信号出力部24から故障信号を出力する(ステ
ップS27)。この表示や信号出力によって、オペレー
タは、炎感知装置が故障していることを即座に知ること
ができる。なお、ステップS24において感度ランクが
“0”でないときには故障カウンタECNTを“0”に
初期設定し(ステップS29)、再びステップS20に
戻り、ステップS26において故障診断がなされた後に
は、パルスカウンタPNを“0”に初期設定し(ステッ
プS28)、再びステップS20に戻り、次のゲート期
間における感度ランクの検知を行なう。
【0036】このようにして所定の場所に設置された炎
感知装置自体で、実際の火災感知動作のみならず、感度
ランクの検知動作、故障診断動作をも行なわせることが
できる。
【0037】図6(a)乃至(c)は火災感知動作モー
ドにおいて火災発生を感知する具体的な動作例を説明す
るためのタイムチャート、図7(a)乃至(c)は火災
感知動作モードにおいて故障を検出する具体的な動作例
を説明するためのタイムチャートである。
【0038】図6(a)のように紫外線センサ1から放
電パルスPが出力されている場合に、火災感知部11の
計数部6では、図6(b)に示すようなゲート期間(例
えば約9秒に設定)T1,T2,…,Tjごとに放電パ
ルスPの個数PNを計数する。火災判別部7において、
例えば、1つのゲート期間Tiにおいて放電パルス数P
Nが火災レベルを越えたと判断したときには、図6
(c)に示すようにその時点で火災信号DTを出力部5
に送る。これにより、出力部5ではその旨の表示や信号
出力を行なう。
【0039】また、図7(a)のように紫外線センサ1
から放電パルスPが出力されず、図7(b)に示すよう
なゲート期間(例えば秒に設定)T1,T2,…,T
jごとに放電パルスPの個数PNを計数した結果、各ゲ
ート期間T1,T2,…,Tjで放電パルス数PNが
る値以下,例えば“0”として計数されたときには、火
災判別部7は、各ゲート期間ごとにその旨の検知信号D
0を故障判別部14に送る。故障判別部14では、この
検知信号D0が所定回数(例えばj回)継続したときに
は、図7(c)に示すように故障信号ER1を出力部5
に送る。これにより、出力部5ではその旨の表示や信号
出力を行なう。さらにこの状態が継続するときには、故
障信号ER1が繰り返し出力される。
【0040】また、図8(a)乃至(d)は確認モ−ド
において感度ランクを検知する具体的な動作例を説明す
るためのタイムチャート、図9(a)乃至(e)は確認
モ−ドにおいて故障を検出する具体的な動作例を説明す
るためのタイムチャートである。
【0041】標準光源40から所定光量の紫外線を紫外
線センサ1に入射させ、紫外線センサ1から図8(a)
のように放電パルスPが出力されている場合に、感度ラ
ンク検知部12の計数部8では、図8(b)に示すよう
なゲート期間T1,T2,…,Tmごとに放電パルスP
の個数PNを計数する。感度ランク判別部9では、計数
された放電パルス数PNに基づいて感度ランクを判別す
る。例えば、図8(c)に示すように、ゲート期間T1
において、放電パルス数PNが所定光量の紫外線に応じ
た規定値のものとなっており、紫外線センサ1の感度が
正常である場合には、感度ランクを例えば“2”として
判別する。また、ゲート期間T2において、放電パルス
数PNが規定値以下であり紫外線センサ1の感度が低下
している場合には、感度ランクを例えば“1”として判
別する。また、ゲート期間Tmにおいて、放電パルス数
PNが“0”であり紫外線センサ1の感度が著しく低下
している場合には、感度ランクをある値以下,例えば
“0”として判別する。
【0042】感度ランク判別部9において、図8(c)
のように各ゲート期間T1,T2,…,Tmごとに感度
ランクが判別されると、これらの感度ランクはコード化
されて感度ランク信号LKとして出力部5に送られる。
出力部5では、感度ランク信号LKが送られると、これ
に応じた表示出力を行なう。表示出力部23がLEDに
より構成されている場合には、例えば、図8(d)に示
すように、感度ランクが“2”で正常状態のときにはL
EDを無点灯、感度ランクが“1”で感度が低下してい
る状態のときにはLEDを2回点灯、感度ランクが
“0”で感度が著しく低下しているときには、LEDを
1回点灯する。オペレータはLEDが2回,あるいは1
回点灯したときには、電圧回路2の調整部10を調節し
て、LEDが無点灯の状態になるよう、紫外線センサ1
の印加電圧Vを調整する。このようにして感度ランクの
点検,検査を容易に行ない、感度を容易に調整すること
ができる。
【0043】また、標準光源40から所定光量の紫外線
を入射させても、図9(a)のように紫外線センサ1か
ら放電パルスPが出力せず、図9(b)に示すようなゲ
ート期間T1,T2,…,Tnごとに放電パルスPの個
数PNを計数した結果、各ゲート期間T1,T2,…,
Tnで放電パルス数PNがある値以下,例えば“0”
して計数されたときには、感度ランク判別部9は、図9
(c)に示すように各ゲート期間ごとに感度ランクが
“0”であると判別する。この場合に、感度ランク判別
部9は、上述したように各ゲート期間ごとに感度ランク
が“0”の感度ランク信号LKを表示出力部23に送
り、図9(d)に示すようにLEDを1回点灯させると
ともに、その旨の検知信号D1を故障判別部15に送
る。故障判別部15では、各ゲート期間ごとに感度ラン
クが“0”である旨の検知信号D1が送られ、この検知
信号D1が所定回数(例えばn回)継続したときには、
故障信号ER2を出力部5に送る。これにより、出力部
5の信号出力部24では、図9(e)のように故障信号
を出力する。このようにして、例えば1分程度の短かい
時間内で故障の診断をも容易に行なうことができる。
【0044】このように本実施例によれば、炎感知装置
自体が感度ランク判別機能を有しているので、この炎感
知装置が設置現場に設置され実際に使用されているとき
に、オペレータは、単に標準光源40を用意し、またス
イッチ20を操作して動作モードを確認モードに切替え
るだけで良く、従来のように炎感知装置を取り外して別
の検査装置で検査せずに済み、この炎感知装置に組込ま
れた状態のままで紫外線センサ1の感度がどの程度のも
のであるかを判断することができる。そして、感度が低
下していると判断された場合には、感度ランクが正常な
ものとなるように、電圧回路2の調整部10を調節する
だけで良い。すなわち、炎感知装置自体で、紫外線セン
サ1のみならず電圧回路2等、装置全体の調整がなさ
れ、従来のように、別体の検査装置によって炎感知装置
を調整せずとも良いので、炎感知装置全体の調整,点
検,検査を簡単にかつ正確に行なうことができる。
【0045】また、本実施例の炎感知装置は、感度ラン
ク判別機能とともに、炎感知装置全体の故障診断機能を
も備えているので、これにより、オペレータは、炎感知
装置全体を設置現場において簡単な工具(標準光源4
0)を用い、簡単にかつ正確に調整,点検,検査,診断
することができる。
【0046】また、設置現場のみならず、製造現場にお
いても、同様にして、炎感知装置を製品として組立てた
状態で、単に標準光源40を用意しスイッチ20を操作
するだけで、炎感知装置全体の感度を迅速かつ正確に調
整し、また炎感知装置全体を簡単にかつ正確に検査する
ことができる。
【0047】また、スイッチ20をオンにして確認モ−
ドに設定し、点検,検査等を行なった後には、スイッチ
20をオフにするだけで、火災感知動作を再開させるこ
とができる。さらに、オペレータがスイッチ20をオフ
にするのを忘れた場合にも、スイッチ20がオンとなっ
てから所定時間が経過すると、スイッチ制御部21によ
ってスイッチ20は自動的にオフになるので、装置が確
認モードのままの状態になるのを防止し、確認終了後、
本来の火災感知動作を確実に再開させることが可能とな
る。
【0048】なお、上述の実施例では、火災感知動作モ
ードと確認モードとの2つのモードを設けたが、確認モ
ードを別途設けずに、これを火災感知動作モードに組み
入れた構成にすることもできる。すなわち、図2からわ
かるように、火災感知部11と感度ランク検知部12と
はほぼ同じ構成となっており、火災感知部11の火災判
別部7に感度ランク判別部9の機能を盛り込むことによ
り、火災判別部7において火災判別と同時に感度ランク
判別をも行なわせることができる。この場合には、切替
選択部13は不要となり、火災感知動作モードと確認モ
ードとの切替えは、単に紫外線センサ1に標準光源40
から紫外線を入射させるか否かによってなされる。従っ
て、オペレータが確認モードであることを意識して標準
光源40からの紫外線を紫外線センサ1に入射させると
き、火災判別部7からの感度ランクの判別結果を見るこ
とにより、装置全体の調整,点検,検査,診断を行なう
ことができ、標準光源40からの紫外線を入射させない
ときには、火災判別部7を通常の火災判別器として機能
させることができる。但し、この場合において、感度判
別の処理がなされているときには、火災出力を行なわな
いよう制御する。これにより、点検,検査時に火災の誤
報が出力されるのを防止することができる。
【0049】また、上述の実施例では、感度ランクの判
別結果を見て、オペレータが電圧回路2の調整部10を
調節し、感度調整を行なうように構成されているが、感
度ランクの判別結果を調整部10に加えて、電圧の自動
調整,すなわち感度の自動調整を行なわせることも可能
である。この場合には、調整,点検,検査,診断に要す
るオペレータの負担をより軽減することができる。ま
た、炎感知装置自体に標準光源40を内蔵させ、標準光
源40をスイッチ等でオン・オフさせることにより、調
整,点検,検査,診断作業を一層軽減させることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1,請求
項2記載の炎感知装置によれば、紫外線センサの感度ラ
ンクを炎感知装置自体が判別するように構成されている
ので、製造現場,設置現場において、装置全体の調整,
点検,検査,診断等を容易にかつ確実に行なうことがで
きる。
【0051】また、請求項3,4記載の炎感知装置で
は、信号処理手段における火災感知と感度ランク判別
を切替選択して行なうようになっており、オペレータ
は、感度ランク判別を切替選択することにより、火災感
知と切り離した状態で、炎感知装置全体の調整,点検,
検査,診断を行なうことができる。この場合、感度ラン
ク判別を選択した時点から一定時間が経過すると、火災
感知に自動的に切替わるようにすれば、オペレータが
度ランク判別を終了後、火災感知の状態に戻すのを忘れ
た場合にも、一定時間経過後、本来の火災感知動作を確
実に再開させることができる。
【0052】また、請求項記載の炎感知装置では、火
災感知手段が火災感知の他に感度ランク判別をも行なう
ように構成されているので、切替選択手段によって切替
選択を行なう必要がなくなり、オペレータの作業を軽減
できるとともに、ハードウェア構成を簡単なものにする
ことができる。なお、請求項記載のように、感度ラン
ク判別の処理がなされているときには火災出力を行なわ
ないようにすることにより、感度ランク判別処理時に火
災の誤報が出力されるのを防止することができる。
【0054】また、請求項記載の炎感知装置では、一
定時間当りの放電パルスの個数に基づき紫外線センサの
感度ランクを判別した結果、感度が非常に低く、この状
態が所定時間継続したときには故障と判別するようにな
っているので、炎感知装置自体で故障の診断を容易にか
つ確実に行なうことができる。
【0055】
【0056】また、請求項8記載の炎感知装置では、判
別された感度のランクに応じてLEDの点灯回数が変わ
るので、オペレータはLEDの点灯状態を見ることによ
り、感度を直ちに知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炎感知装置の一実施例のブロック
図である。
【図2】信号処理部の構成例を示す図である。
【図3】出力部の構成例を示す図である。
【図4】本発明の炎感知装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】本発明の炎感知装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】(a)乃至(c)は火災感知動作モードにおい
て火災発生を感知する具体的な動作例を説明するための
タイムチャートである。
【図7】(a)乃至(c)は火災感知動作モードにおい
て故障を検出する具体的な動作例を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図8】(a)乃至(d)は確認モードにおいて感度ラ
ンクを検知する具体的な動作例を説明するためのタイム
チャートである。
【図9】(a)乃至(e)は確認モードにおいて故障を
検出する具体的な動作例を説明するためのタイムチャー
トである。
【図10】従来の炎感知装置の構成図である。
【符号の説明】
1 紫外線センサ(紫外線検出管) 2 電圧回路 4 信号処理部 5 出力部 6 計数部 7 火災判別部 8 計数部 9 感度ランク判別部 10 調整部 11 火災感知部 12 感度ランク検知部 13 切替選択部 14 故障判別部 15 故障判別部 20 スイッチ 21 スイッチ制御部 23 表示出力部 24 信号出力部 40 標準光源

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線センサと、利用者の操作によって
    紫外線センサの感度を調整する調整手段と、紫外線セン
    サから出力された一定時間当りの放電パルスの個数に基
    づき、所定の信号処理を行なう信号処理手段と、信号処
    理手段における処理結果を出力する出力手段とを有し、
    前記信号処理手段は、一定時間当りの放電パルスの個数
    に基づき、火災感知を行なうとともに、紫外線センサの
    感度ランクを判別するように構成されており、前記信号
    処理手段から紫外線センサの感度ランクの判別結果が出
    力されるとき、前記出力手段は、紫外線センサの感度ラ
    ンクの判別結果を利用者に対して提示出力する機能を備
    えていることを特徴とする炎感知装置。
  2. 【請求項2】 紫外線センサと、紫外線センサの感度を
    調整する調整手段と、紫外線センサから出力された一定
    時間当りの放電パルスの個数に基づき、所定の信号処理
    を行なう信号処理手段とを有し、前記信号処理手段は、
    一定時間当りの放電パルスの個数に基づき、火災感知を
    行なうとともに、紫外線センサの感度ランクを判別する
    ように構成されており、前記信号処理手段から紫外線セ
    ンサの感度ランクの判別結果が出力されるとき、前記調
    整手段は、紫外線センサの感度ランクの判別結果に基づ
    き、紫外線センサの感度を調整するようになっているこ
    とを特徴とする炎感知装置。
  3. 【請求項3】 前記信号処理手段は、一定時間当りの放
    電パルスの個数に基づき火災感知を行なう火災感知手段
    と、一定時間当りの放電パルスの個数に基づき紫外線セ
    ンサの感度ランクを判別する感度ランク判別手段と、火
    災感知手段と感度ランク判別手段との切替選択を行なう
    切替選択手段とを有していることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の炎感知装置。
  4. 【請求項4】 前記切替選択手段は、感度ランク判別手
    を切替選択した時点から一定時間が経過すると、火災
    感知手段を切替選択するようになっていることを特徴と
    する請求項記載の炎感知装置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理手段は、一定時間当りの放
    電パルスの個数に基づき火災感知を行なう火災感知手段
    を有し、該火災感知手段は、火災感知の他に、感度ラン
    ク判別を行なうよう構成されていることを特徴とする請
    求項1または 請求項2記載の炎感知装置。
  6. 【請求項6】 感度ランク判別の処理がなされていると
    きには、火災出力がなされないようになっていることを
    特徴とする請求項または記載の炎感知装置。
  7. 【請求項7】 前記信号処理手段は、さらに、一定時間
    当りの放電パルスの個数に基づき紫外線センサの感度ラ
    ンクを判別した結果、感度が非常に低く、この状態が所
    定時間継続したときには故障と判別するようになってい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の炎感
    知装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、処理結果を表示出力す
    るためのLEDを有し、感度判別時において、判別され
    感度ランクに応じて前記LEDの点灯回数を変えるよ
    うに制御することを特徴とする請求項1記載の炎感知装
    置。
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