JP2621785B2 - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2621785B2
JP2621785B2 JP6006872A JP687294A JP2621785B2 JP 2621785 B2 JP2621785 B2 JP 2621785B2 JP 6006872 A JP6006872 A JP 6006872A JP 687294 A JP687294 A JP 687294A JP 2621785 B2 JP2621785 B2 JP 2621785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体試験装置に関
し、特に、複数の端子を有する被試験用半導体装置にテ
スト信号を与えるとともに電源系を接続し、テストプロ
グラムに応じて当該被試験用半導体装置の試験を行う半
導体試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体試験装置の一例を
示す外観図である。図5において、この半導体試験装置
は、予め定められたテストプログラムに応じて被試験用
半導体装置(以下、DUTと称す)1の試験を行うもの
であり、ソケット2と、テスタ3と、ロードボード4と
から構成される。DUT1には、外部機器との接続を図
るための端子1a〜1jが設けられる。ソケット2は、
DUT1が着脱自在に構成されており、DUT1の端子
1a〜1jと同数の端子2a〜2jが設けられる。な
お、ソケット2に装着されたDUT1の端子1a〜1j
とソケット2の端子2a〜2jとは1対1の態様となっ
ている。
【0003】半導体試験装置本体となるテスタ3は、D
UT1との間のテスト信号の授受及び電源電圧の授受を
行うものであり、このテスト信号及び電源電圧を入出力
するための端子3a〜3jが設けられる。なお、この端
子3a〜3jは、通常、ポゴピンと称されているため、
この明細書ではこの名称を採用する。ロードボード
は、ソケット2とテス3との間の接続を図るためのも
ので、テスタ3からのテスト信号及び電源電圧をソケッ
ト2の端子2a〜2jに正確に伝える構造となってい
る。なお、ソケット2とロードボードとで、DUT1
及びテスタ3着脱自在に装着される接続手段を構成し
ているものである。
【0004】上記のような半導体試験装置では、テスタ
3からDUT1への信号の印加は、例えばポゴピン3j
−ロードボード4上の配線−端子2j−端子1jへと伝
わり、DUT1からの出力はその経路の逆となってテス
タ3へ伝わる。
【0005】図6は図5に示す半導体試験装置の接続関
係を示す図である。図において、テスタ3の内部には、
各ポゴピンに対応して点線で示すようなピンエレクトロ
ニクスカードが設けられる。このピンエレクトロニクス
カードは、カード状の基板に種々の回路を実装したもの
であり、例えば、ドライバDと、コンパレータCと、リ
レーR1及びR2が形成される。ドライバDは、信号出
力経路に介挿されており、コンパレータCは信号入力経
路に介挿されている。リレーR1及びR2は、ドライバ
D及びコンパレータCと各ポゴピンとの間の接続関係を
切り換えるためのもので、テストプログラムによってそ
のオンオフが制御される。なお、ここで言うテストプロ
グラムは、主として、テスト信号をDUT1の電源端子
以外の端子への供給を制御するためのテスト信号供給制
御プログラムである。
【0006】また、テスタ3の内部には、電源PSと接
地GNDとが設けられる。この例では、電源PSはポゴ
ピン3fに接続され、接地GNDポゴピン3eに接続
される。接地GNDは接地電位を与えるための電源であ
り、電源PSは接地電位とは異なる電位を与えるための
電源であるので、この明細書では電源PS及び接地GN
Dを含めて電源系として取り扱うこととする。さらに、
テスタ3には、上記の構成以外にも、前記テストプログ
ラムを記憶する記憶装置や、テスト信号発生装置等が設
けられるが、この発明とは直接の関係がないので、その
図示及び説明を省略する。
【0007】ロードボード4には、ポゴピン3a〜3j
とソケット2の端子2a〜2jとの電気的接続を行うた
めの配線4a〜4jが設けられる。ここで、DUT1へ
の電源系供給は、電源PS−ポゴピン3f−配線4f−
端子2f−端子1f、または、接地GND−ポゴピン3
e−配線4e−端子2e−端子1eの経路となる。通
常、これら電源系接続経路はロードボード4上にワイヤ
リング接続されていて、固定経路となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体試験装置
は、上記に示したように、電源系接続経路が固定となっ
ていた。しかしながら、DUT1は端子1e及び1fが
電源端子として用いられるとは限らず、その他の端子が
電源端子として用いられる場合がある。そのため、試験
を行うDUT1の種類が異なれば、それに応じて電源系
接続経路を変更しなければならず、汎用性に欠けるとい
う問題点があった。
【0009】このような問題を解消するためには、配線
関係を異ならせた複数のロードボード4を予め準備して
おき、DUT1の種類に応じて適宜ロードボード4を選
択して試験を行うことも考えられる。しかしながら、こ
のような方法では、DUT1の種類が異なるごとにロー
ドボード4を取り替えなければならず面倒である。ま
た、複数のロードボード4を準備しなければならず、試
験コストが高くなってしまう。
【0010】この発明は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、少なくともパッケージ形状が同一のDUT
に対しては、接続手段、つまりロードボードを取り替え
ることなく、任意に電源系接続経路を変更することがで
き、それによって汎用性に富み、かつ、試験コストを節
減することができる半導体試験装置を得ることを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体試
験装置は、テストプログラムとして、電源電圧の被試験
用半導体装置の端子への供給を制御する被試験用半導体
装置の複数の端子に対応した複数の情報からなるシリア
ルデータを出力するための電源供給制御プログラムと、
テスト信号の被試験用半導体装置の端子への供給を制御
するためのテスト信号供給制御プログラムとを含んだも
のとし、電源供給制御プログラムによるシリアルデータ
を一旦記憶し、この記憶されたシリアルデータに従って
被試験用半導体装置の複数の端子から所定の端子を選択
し、選択した端子に電源電圧を供給するための電源電圧
供給手段と、テスト信号供給制御プログラムに従って、
被試験用半導体装置の複数の端子のうち電源電圧供給手
段により電源電圧が供給されなかった端子にテスト信号
を供給するテスト信号供給手段とを設けたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、電源電圧供給手段が、電
源供給制御プログラムによるシリアルデータを一旦記憶
し、この記憶されたシリアルデータに従って被試験用半
導体装置の複数の端子から所定の端子を選択し、選択し
た端子に電源電圧を供給し、テスト信号供給手段がテス
ト信号供給制御プログラムに従って、被試験用半導体装
置の複数の端子のうち電源電圧供給手段により電源電圧
が供給されなかった端子にテスト信号を供給せしめ、シ
リアルデータという扱いやすいデータによって、被試験
用半導体装置の複数の端子のうちの任意の端子に電源電
圧の供給を可能ならしめる。
【0013】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示すブロック図
である。図1において、テスタ3には、ポゴピン3a〜
3jに加えてポゴピン3FD、3FC、3GND、3V
CCが設けられる。ポゴピン3a〜3jはテスト信号の
入出力を行うためのものである。また、ポゴピン3FD
及び3FCは、テストプログラムに含まれる接続関係指
定プログラム(電源供給制御プログラム)に基づいて後
述する記憶素子設定用のシリアルデータとシフトクロッ
クを出力するためのものである。また、ポゴピン3GN
D及び3VCCは、テスタ3内部の電源系との接続を図
るためのものである。
【0014】なお、テストプログラムは、電源電圧のD
UT1の端子への供給を制御するDUT1の複数の端子
1a〜1jに対応した複数の情報(この例では20ビッ
ト(端子数10×電源数2)の情報)からなるシリアル
データを出力するための電源供給制御プログラムと、テ
スト信号のDUT1の端子への供給を制御するためのテ
スト信号供給制御プログラムとを含んでいるものであ
る。
【0015】テスタ3の内部には、ポゴピン3a〜3
j、3FD、3FCのそれぞれに対応して同様の構成の
ピンエレクトロニクスカードが設けられる。これらピン
エレクトロニクスカードは、前述の図6と同様に、ドラ
イバD、コンパレータC、リレーR1及びR2等が実装
されるものである。また、テスタ3の内部には、ポゴピ
ン3GNDと接地GNDとを接続するためのピンエレク
トロニクスカードが設けられ、また、ポゴピン3VCC
と電源PSとを接続するためのピンエレクトロニクスカ
ードが設けられる。
【0016】一方、ロードボード4には、図6の場合と
同様に、配線4a〜4jが施される。これら配線4a〜
4jは、図5に示すようなソケット2を介してDUT1
の端子1a〜1jとそれぞれ接続される。さらに、本実
施例1のロードボード4には、DUT1の端子1a〜1
jごとに記憶素子FG1〜FG10及びFV1〜FV1
0と、リレーRG1〜RG10及びRV1〜RV10と
が設けられている。記憶素子FG1〜FG10及びリレ
ーRG1〜RG10は、テスタ3内部の接地GNDとD
UT1の端子1a〜1jとの接続関係を切り換えるため
のものである。また、記憶素子FV1〜FV10及びリ
レーRV1〜RV10は、テスタ3内部の電源PSとD
UT1の端子1a〜1jとの接続関係を切り換えるため
のものである。
【0017】記憶素子FG1〜FG10及びFV1〜F
V10には、例えば、フリップフロップが用いられる。
これら記憶素子FV1〜FV10及びFG1〜FG10
はその順番で縦続接続されて、いわゆるシフトレジスタ
を構成している。各記憶素子FV1〜FV10及びFG
1〜FG10のクロック端子CAにはポゴピン3FCか
らシフトクロックが入力される。記憶素子FV1〜FV
10及びFG1〜FG10によって構成されるシフトレ
ジスタは、ポゴピン3FCから入力されるシフトクロッ
クに同期してシフト動作を行う。
【0018】記憶素子FV1〜FV10及びFG1〜F
G10によって構成されるシフトレジスタのシフト動作
によるシフトクロックの初段となる記憶素子FV1のデ
ータ端子には、ポゴピン3FDから電源系統の接続関係
を指定するためのシリアルデータが与えられる。各記憶
素子のQ出力は次段の記憶素子へと与えられる。また、
記憶素子FV1〜FV10のQ出力はそれぞれリレーR
V1〜RV10の付勢コイルの一端に与えられ、記憶素
子FG1〜FG10ののQ出力はそれぞれリレーRG1
〜RG10の付勢コイルの一端に与えられる。つまり、
記憶素子FV1〜FV10及びFG1〜FG10によっ
て構成されるシフトレジスタは、テスタ3に格納された
テストプログラムの電源供給制御プログラムによるシリ
アルデータを一旦記憶し、パラレルデータとして出力す
る記憶手段を構成しているものである。
【0019】各付勢コイルの他端には、リレー付勢用電
源VFが接続される。したがって、各リレーRV1〜R
V10及びRG1〜RG10は対応の記憶素子FV1〜
FV10及びFG1〜FG10のQ出力が0のとき、付
勢コイルに電流が流れてオンすなわち閉成状態となり、
対応の記憶素子FV1〜FV10及びFG1〜FG10
のQ出力が1のとき付勢コイルへの電源供給が停止して
オフすなわち開放状態となる。リレーRG1〜RG10
の開閉接点の一方端子は、ポゴピン3GNDと共通接続
される。また、リレーRG1〜RG10の開閉接点の他
方端子は、それぞれ配線4a〜4jと接続される。一
方、リレーRV1〜RV10の開閉接点の一方端子は、
ポゴピン3VCCと共通接続される。また、リレーRV
1〜RV10の開閉接点の他方端子は、それぞれ配線4
a〜4jと接続される。
【0020】リレーRG1〜RG10及びRV1〜RV
10と配線4a〜4jは、記憶素子FV1〜FV10及
びFG1〜FG10によって構成されるシフトレジスタ
である記憶手段からのパラレルデータを受け、このパラ
レルデータに基づいてDUT1の選択された端子に電源
電圧を供給するための供給手段を構成している。また、
記憶素子FV1〜FV10及びFG1〜FG10とリレ
ーRG1〜RG10及びRV1〜RV10と配線4a〜
4jは、テストプログラムの電源供給制御プログラムに
よるシリアルデータを一旦記憶し、この記憶されたシリ
アルデータに従ってDUT1の複数の端子1a〜1jか
ら所定の端子を選択し、選択した端子に電源電圧を供給
するための電源電圧供給手段を構成している。
【0021】次に、このように構成された実施例1の動
作について説明する。まず、電源接続経路形成回路(電
源電圧供給手段)を構成する記憶素子群FV1〜FV1
0及びFG1〜FG10の論理状態(記憶状態)を決定
するために、テスタ3のポゴピン3FCからシフトクロ
ックが出力され、ポゴピン3FDから電源系の接続関係
を指定するためのシリアルデータ(DUT1の複数の端
子1a〜1jに対応した複数(この例では20ビットか
らなる)の情報)が出力される。なお、ポゴピン3FD
から出力されるシリアルデータは、ポゴピン3FCから
出力されるシフトクロックに同期して出力される。ポゴ
ピン3FDから出力されるシリアルデータは、記憶素子
FV1のデータ端子DAに与えられ、まず、最初のビッ
トの情報が記憶素子FV1に記憶される。
【0022】その後、記憶素子FV1には順次シリアル
データの後続のビットの情報が与えられるが、先に与え
られた情報は、ポゴピン3FCからのシフトクロックに
同期して順次次段の記憶素子へとシフトされていく。そ
して、シリアルデータの先頭のビットの情報が最終段の
記憶素子に記憶されたところで、テスタ3からのシリア
ルデータの出力が停止され、各記憶素子FV1〜FV1
0及びFG1〜FG10へのデータの設定が終了する。
【0023】ここで、例えばDUT1の端子1fをテス
タ3内部の電源PSと接続する場合について説明する。
この場合、記憶素子FV1〜FV10の中で記憶素子F
V6のQ出力のみが0となるように、かつ記憶素子FG
1〜FG10の中で記憶素子FG6のQ出力のみが1と
なるようにシリアルデータが設定される。これによっ
て、リレーRV6がオンとなり、端子1fとテスタ3内
部の電源PSとが接続される。また、リレーRG6がオ
フとなり、端子1fとテスタ3内部の接地GNDとの接
続が遮断される。さらに、同時にポゴピン3fに接続さ
れたテスタ3内部のピンエレクトロニクスカードにおけ
るリレーR1がオフされ、端子1fとテスタ3内部の信
号ラインとの接続が遮断される。したがって、端子1f
はテスタ3内部の電源PSとのみ接続されることとな
る。
【0024】次に、DUT1の端子1eとテスタ3内部
の接地GNDとを接続する場合について説明する。この
場合、記憶素子FV1〜FV10の中で記憶素子FV5
のQ出力のみが1となるように、かつ記憶素子FG1〜
FG10の中で記憶素子FG5のQ出力のみが0となる
ようにシリアルデータが設定される。これによって、リ
レーRV5がオフとなり、端子1eとテスタ3内部の電
源PSとの接続が遮断される。また、リレーRG5がオ
ンとなり、端子1eとテスタ3内部の接地GNDとが接
続される。さらに、同時にポゴピン3eに接続されたテ
スタ3内部のピンエレクトロニクスカードにおけるリレ
ーR1がオフされ、端子1eとテスタ3内部の信号ライ
ンとの接続が遮断される。したがって、端子1eはテス
タ3内部の接地GNDとのみ接続されることとなる。
【0025】なお、図2には、端子1fと電源PSとを
接続する場合、端子1eと接地GNDとを接続する場
合、端子1dとポゴピン3dにつながる信号ラインとを
接続する場合における各記憶素子FV1〜FV10及び
FG1〜FG10のQ出力と各リレーRG1〜RG10
及びRV1〜RV10のオンオフ状態との関係を示して
いる。以上、いくつかの例を挙げて図1の動作を説明し
たが、その他の接続関係についても上記と同様の考え方
で行われるものである。
【0026】要するに、テスタ3に格納されたテストプ
ログラムの電源供給制御プログラムによってDUT1の
各端子1a〜1jに対応した複数の情報からなるシリア
ルデータが、シフトクロックに同期されてポゴピン3F
Dから記憶手段を構成する各記憶素子FV1〜FV10
及びFG1〜FG10に入力され、各記憶素子FV1〜
FV10及びFG1〜FG10に一旦記憶されてパラレ
ルデータとして各リレーRG1〜RG10及びRV1〜
RV10に出力される。その結果、上記入力されたシリ
アルデータに基づいてDUT1の端子1a〜1jのうち
の選択された端子と電源PSとが接続されるとともに、
DUT1の端子1a〜1jのうちの選択された端子と接
地GNDとが接続される。しかも、DUT1の端子1a
〜1jのうちの電源PS、接地GNDと接続された端子
に対応したポゴピンに接続されるテスタ3内部のピンエ
レクトロニクスカードのリレーR1はオフされる。その
他のポゴピンに接続されるテスタ3内部のピンエレクト
ロニクスカードのリレーR1はオンであるので、テスタ
3内部に格納されたテストプログラムのテスト信号供給
制御プログラムにしたがってテスト信号がポゴピンを介
してDUT1の端子に入力されることになるものであ
る。
【0027】実施例2. 図1に示した実施例1では、リレーRG1〜RG10及
びRV1〜RV10のオンオフを記憶素子FV1〜FV
10及びFG1〜FG10の論理出力状態で制御させて
いたが、図3に示すように、テスタ3内部にオンオフ制
御信号発生回路SR1〜SR20を設け、これらオンオ
フ制御信号発生回路SR1〜SR20から発生される制
御信号によって直接各リレーRG1〜RG10及びRV
1〜RV10のオンオフを制御するようにしてもよい。
この場合、オンオフ制御信号発生回路SR1〜SR20
から発生されるオンオフ制御信号は、少なくともDUT
1のテストが終了するまでその出力状態を保持しておく
必要があり、例えば記憶素子FV1〜FV10及びFG
1〜FG10と同様のもので構成すればよいものであ
る。
【0028】実施例3.図1に示した実施例1及び図3
に示した実施例2では、DUT1の端子1a〜1jとテ
スタ3内部の電源系との接続関係を切り換えるための手
段、つまり、リレーRG1〜RG10及びRV1〜RV
10をロードボード4上に作成したものとしたが、テス
タ3内部のピンエレクトロニクスカード内にこれらの機
能を設けることもできる。
【0029】例えば、図4に示すように各ポゴピンA
(図1のポゴピン3a〜3jに対応する)に接続される
ピンエレクトロニクスカード内に電源PSと接地GND
とを設ける。さらに、電源PSとポゴピンAとの間にリ
レーRVを介挿し、接地GNDとポゴピンAとの間にリ
レーRGを介挿する。そして、テスタ3内部に格納され
たテストプログラム内に付加された接続関係指定プログ
ラム(電源供給制御プログラム)によってリレーR1、
R2、RV、RGのオンオフを制御する。
【0030】すなわち、リレーR1によってポゴピンA
とドライバDとの接続状態を制御し、リレーR2によっ
てポゴピンAとコンパレータCとの接続状態を制御し、
リレーRVによってポゴピンAと電源PSとの接続状態
を制御し、リレーRGによってポゴピンAと接地GND
との接続状態を制御する。これによって、ポゴピンA
は、ドライバDを含む出力信号ライン、コンパレータC
を含む入力信号ライン、電源PS、接地GNDとそれぞ
れ独立的に接続、遮断が制御される。なお、リレーR
V、RGのオンオフ制御は、例えば、図3に示した実施
例2におけるオンオフ制御信号発生回路SR1〜SR2
0によって行えばよいものである。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上に述べたように、テス
トプログラムに含めた電源供給制御プログラムによるシ
リアルデータを一旦記憶し、この記憶されたシリアルデ
ータに従って被試験用半導体装置の複数の端子から所定
の端子を選択し、選択した端子に電源電圧を供給する電
源電圧供給手段と、テストプログラムに含まれるテスト
信号供給制御プログラムに従って、被試験用半導体装置
の複数の端子のうち電源電圧供給手段により電源電圧が
供給されなかった端子にテスト信号を供給するテスト信
号供給手段とを設けたものとしたので、シリアルデータ
という扱いやすいデータによって、被試験用半導体装置
の複数の端子のうちの任意の端子に電源電圧の供給が可
能であり、任意に電源系接続経路を変更することができ
るため、汎用性に富み、かつ、試験コストを節減できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すブロック図。
【図2】 図1に示した実施例1における動作の一例を
説明するための図。
【図3】 この発明の実施例2を示すブロック図。
【図4】 この発明の実施例3を示すブロック図。
【図5】 従来の半導体試験装置を示す外観図。
【図6】 図5に示した従来の半導体試験装置の接続関
係を示す図。
【符号の説明】
1 被試験用半導体装置(DUT) 3 半導体試験装置本体(テスタ) 4 ロードボード 1a〜1j DUTの端子 FV1〜FV10、FG1〜FG10 記憶素子 RG1〜RG10、RV1〜RV10 リレー
フロントページの続き (56)参考文献 電子計測 VOL.13 NO.5 1973(昭48−5−25)P.2〜P.13 「ICテスタ使用上の考察」 安藤技報 NO.48 1970・1(昭45 −1)P.14〜P.33「UIC−4010E 型自動集積回路試験装置」

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子を有する被試験用半導体装置
    にテスト信号及び電源電圧を供給し、予め定められたテ
    ストプログラムに従って当該被試験用半導体装置の試験
    を行なう半導体試験装置であって、 前記テストプログラムは、前記電源電圧の前記被試験用
    半導体装置の端子への供給を制御する前記被試験用半導
    体装置の複数の端子に対応した複数の情報からなるシリ
    アルデータを出力するための電源供給制御プログラム
    と、前記テスト信号の前記被試験用半導体装置の端子へ
    の供給を制御するためのテスト信号供給制御プログラム
    とを含んでおり、 前記電源供給制御プログラムによるシリアルデータを一
    旦記憶し、この記憶されたシリアルデータに従って前記
    被試験用半導体装置の複数の端子から所定の端子を選択
    し、選択した端子に前記電源電圧を供給するための電源
    電圧供給手段と、 前記テスト信号供給制御プログラムに従って、前記被試
    験用半導体装置の前記複数の端子のうち前記電源電圧供
    給手段により電源電圧が供給されなかった端子にテスト
    信号を供給するテスト信号供給手段とを含む半導体試験
    装置。
  2. 【請求項2】 電源電圧供給手段は、シリアルデータを
    一旦記憶してパラレルデータとして出力する記憶手段
    と、この記憶手段からのパラレルデータを受け、このパ
    ラレルデータに基づいて被試験用半導体装置の選択され
    た端子に電源電圧を供給するための供給手段とを有して
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 電源電圧供給手段は、接続手段に設けら
    れると共に、前記接続手段は半導体試験装置本体及び被
    試験用半導体装置着脱自在に装着し得るようにされ、
    電圧及び信号の授受を行うようにされたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の半導体試験装置。
  4. 【請求項4】 電源電圧供給手段の供給手段は、接続手
    段に設けられると共に、前記接続手段は半導体試験装置
    本体及び被試験用半導体装置着脱自在に装着し得るよ
    うにされ、電圧及び信号の授受を行うようにされたこと
    を特徴とする請求項2記載の半導体試験装置。
JP6006872A 1994-01-26 1994-01-26 半導体試験装置 Expired - Lifetime JP2621785B2 (ja)

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安藤技報 NO.48 1970・1(昭45−1)P.14〜P.33「UIC−4010E型自動集積回路試験装置」
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