JP2621653B2 - 方向性結合器と検波回路 - Google Patents

方向性結合器と検波回路

Info

Publication number
JP2621653B2
JP2621653B2 JP33242490A JP33242490A JP2621653B2 JP 2621653 B2 JP2621653 B2 JP 2621653B2 JP 33242490 A JP33242490 A JP 33242490A JP 33242490 A JP33242490 A JP 33242490A JP 2621653 B2 JP2621653 B2 JP 2621653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
line
characteristic impedance
lines
quarter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33242490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04207208A (ja
Inventor
博 阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33242490A priority Critical patent/JP2621653B2/ja
Priority to US07/799,072 priority patent/US5235296A/en
Publication of JPH04207208A publication Critical patent/JPH04207208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2621653B2 publication Critical patent/JP2621653B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はストリップ線路またはマイクロストリップ線
路を用いた、特にマイクロストリップ線路を用いた方向
性結合器と、この方向性結合器を用いた検波回路に関す
るものである。
従来の技術 方向性結合器の構成として、分布結合形とハイブリッ
ド形が代表的な構成である。第4図は従来の分布結合形
方向性結合器で、端子41と端子43とを結ぶ線路45と、端
子42と端子44とを結ぶ線路46とは、高周波信号の線路内
波長の1/4の長さにわたってお互いに分布結合するよう
に平行に配置されている。この分布結合形方向性結合器
では、端子41に入力された高周波信号は端子42と端子43
には現われるが端子44には現われないようにすることが
できる。そして、特に結合線路の間隔dを調整すること
により、端子41と端子42間の結合度C(端子41に入力さ
れた信号レベルに対する端子42に出力された信号レベル
の比)を決定していた。
しかし、第4図の従来例による分布結合形方向性結合
器では、結合線路部分での偶モードの伝搬速度と奇モー
ドの伝搬速度とが異なるため、端子41と端子44間のアイ
ソレーションが十分に取れないという欠点があった。更
に、端子41と端子42間の結合度Cの大きな分布結合形方
向性結合器を得るのは困難であった。例えば、比誘電率
が2.5、厚さが0.6mmのストリップ線路用誘電体基板上に
分布結合形方向性結合器を構成する場合、端子41と端子
44間のアイソレーションI(端子44に出力された信号レ
ベルに対する端子41に入力された信号レベルの比)は20
dB程度であり、端子41と端子42間の結合度Cが−20dBよ
り小さいと、端子41に入力された高周波信号が端子42に
現われる信号レベルよりも端子44に現われる信号レベル
の方が大きくなり、方向性結合器としての方向性(端子
42に出力された信号レベルに対する端子44に出力された
信号レベルの比)を得ることが困難であった。また、端
子41と端子42間の結合度Cは、実用的な結合線路の間隔
dが100ミクロン程度であることを考慮すると、−10dB
程度となり、−10dBより大きい結合度Cを得ることは困
難であった。更に又、分布結合線路は分布結合線路上の
金属遮蔽板の影響を受けやすいので、方向性結合器周辺
のケースの配置により結合度Cが大きく影響されたり、
周波数特性の平坦な結合度Cが得られないという欠点が
あった。
第5図はハイブリッド形方向性結合器で、端子51と端
子53との結ぶ線路55には高周波信号の線路内波長の1/4
の長さにわたり特性インピーダンスZ1の線路55'が形成
され、端子52と端子54とを結ぶ線路56には高周波信号の
線路内波長の1/4の長さにわたり特性インピーダンスZ1
の線路56'が形成されている。特性インピーダンスZ1の1
/4波長線路55'の両側には、特性インピーダンスZ2の1/4
波長線路57,58の一端が1/4波長の間隔で接続され、特性
インピーダンスZ1の1/4波長線路56'の両側には、特性イ
ンピーダンスZ2の1/4波長線路57,58の他端が1/4波長の
間隔で接続されている。そして、1/4波長線路55',56'の
特性インピーダンスZ0(通常は50オーム)よりも低くな
るように選び、1/4波長線路57,58の特性インピーダンス
Z2は線路55,56の特性インピーダンスZ0よりも高くなる
ように選んでいる。そして、端子51に入力された高周波
信号は端子53と端子54に現われるが、端子52には現われ
ないようにすることができる。このハイブリッド形方向
性結合器では、端子51と端子52間のアイソレーション特
性はよいが、端子51と端子54間の結合度Cが比較的大き
くなり、結合度Cの小さいものが得られないという欠点
があった。例えば、第6図は第5図のハイブリッド形方
向性結合器において、1/4波長線路55',56'の特性インピ
ーダンスZ1と1/4波長線路57,58の特性インピーダンスZ2
と、端子51と端子54間の結合度Cの関係を中心周波数に
おいて示す特性図であり、以下に示す関係にある。
但し、結合度Cと結合度βとはC=20logβの関係式
を満たしている。
そして、比誘電率が2.5、厚さが0.6mmのストリップ線
路用誘電体基板上にハイブリッド形方向性結合器を構成
する場合、2本の1/4波長線路57,58の線路幅Wを狭くす
るのは100ミクロンが実用的限界であり、この時の1/4波
長線路57,58の特性インピーダンスZ2は約160オームであ
るため、端子51と端子54間の結合度Cを−10dBより大幅
に小さくすることが困難であった。
発明が解決しようとする課題 以上述べた従来例では以下に示すような欠点があっ
た。
(1)−10dB以下の結合度Cが小さい特性は得やすい
が、結合度Cが小さくなるに従って方向性が悪くなる結
果となる。更に、周波数特性の平坦な結合度Cが得にく
い、結合度Cがケースの影響を受け易い等の問題があ
る。
(2)方向性のよい特性は得やすいが、結合度Cが−10
dB以下の小さい特性を得るのが困難である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡単な構
成で上記従来例のもつ欠点を除去し、結合度が比較的小
さく(−10dB以下)、方向性のよい特性を有し、周波数
特性が平坦で、結合器周辺のケースの影響を受けにくい
方向性結合器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明の方向性結合器は、上
記第5図に示す従来例の1/4波長線路57,58に替わり、奇
数本(2N+1)の1/4波長線路を特性インピーダンスの
高い1/4波長線路と特性インピーダンスの低い1/4波長線
路を交互に縦続接続した(2N+1)/4波長線路による構
成としている。ここでNは正の整数である。
作用 本発明によれば、上記した構成により、結合度Cが小
さく、方向性のよい特性を有し、しかも、周波数特性が
平坦で、結合器周辺のケースの影響を受けにくい方向性
結合器が得られる。
実施例 第1図は本発明による一実施例を示す方向性結合器
で、端子11と端子13とを結ぶ線路15には、1/4波長(高
周波信号の線路内波長の1/4で以後1/4λsと記す)の長
さにわたり特性インピーダンスZ1の線路15'が形成され
ている。端子12と端子14とを結ぶ線路16には、1/4波長
(1/4λs)の長さにわたり特性インピーダンスZ1の線
路16'が形成されている。特性インピーダンスZ1の1/4波
長線路15'の両側には、特性インピーダンスZ2の1/4波長
線路17,17'が1/4波長の間隔で接続され、特性インピー
ダンスZ1の1/4波長線路16'の両側には特性インピーダン
スZ2の1/4波長線路18,18'が1/4波長の間隔で接続されて
いる。そして1/4波長線路17と1/4波長線路18とは特性イ
ンピーダンスZ3の1/4波長線路19を介して接続され、1/4
波長線路17'と1/4波長線路18'とは特性インピーダンスZ
3の1/4波長線路19'を介してそれぞれ接続されている。
端子11を信号入力端子とすると、端子12がアイソレーシ
ョン端子、端子14が結合端子となっている。そして1/4
波長線路15',16'の特性インピーダンスZ1は線路15,16の
特性インピーダンスZ0よりも低くなるように選び、1/4
波長線路17,17',18,18'の特性インピーダンスZ2は1/4波
長線路19,19'の特性インピーダンスZ3よりも高くなるよ
うに選んでいる。この時、1/4波長線路15',16'の特性イ
ンピーダンスZ1、1/4波長線路17,17',18,18'の特性イン
ピーダンスZ2、1/4波長線路19,19'の特性インピーダン
スZ3、端子11と端子14間の結合度Cは中心周波数におい
て以下の関係式を満たすように設定されている。
但し、Zeff=Z2 2/Z3、Z2>Z3で、結合度Cと結合度β
とはC=20logβの関係式を満たしている。
第1図による実施例では、方向性結合器には分布結合
線路は使用されておらず、すべて単一線路で形成されて
いるので奇モード,偶モードによる伝搬速度の違いに起
因するアイソレーションの劣化が生じることがなく、方
向性のすぐれた特性が得られる。また、線路15,16間を
結ぶ線路として3本の1/4波長線路17,18,19(あるいは
3本の1/4波長線路17',19',18')が縦続接続された3/4
波長線路を使用することにより、等価的に線路の特性イ
ンピーダンスを高くでき、小さい結合度も容易に実現で
きる。例えば、特性インピーダンスがそれぞれZ2,Z3,Z2
の3本の1/4波長線路17,19,18が縦続接続された3/4波長
線路は、特性インピーダンスがZeffの1本の3/4波長線
路で近似され、Zeff=Z2 2/Z3で与えられる。従って、Z2
>Z3のように設定することによりZeff>Z2とすることが
可能で、第5図に示す従来例の1/4波長線路57,58の特性
インピーダンスZ2よりも高い特性インピーダンスの実効
的に実現できる。よって、3本の1/4波長線路17,19,18
(あるいは3本の1/4波長線路17',19',18')の特性イン
ピーダンスZ2,Z3,Z2を調整することにより、結合度の小
さいものから大きいものまで容易に実現できる。特に比
誘電率が高い誘電体基板を使用するときに効果が大き
い。更に、結合度の小さいものを設計する場合、1/4波
長線路17,18(あるいは1/4波長線路17',18')の線路幅
を非常に狭くしてその特性インピーダンスを高く設定し
なければならないという必要性がなくなるため、線路パ
ターン作成時の線路幅のばらつきによる結合度のばらつ
きを少なくできる効果も有する。更に、方向性結合器は
すべて単一線路で形成されているので、周波数特性の平
坦な結合度Cが得られ、方向性結合器周辺のケースの配
置により結合度Cが大きく影響されない効果を有する。
第2図は本発明による別の一実施例を示す方向性結合
器で、端子21と端子23とを結ぶ線路25には1/4波長(1/4
λs)の長さにわたり特性インピーダンスZ1の線路25'
が形成されている。端子22と端子24と結ぶ線路26には1/
4波長(1/4λs)の長さにわたり特性インピーダンスZ1
の線路26'が形成されている。特性インピーダンスZ1の1
/4波長線路25'の両側には特性インピーダンスZ2の1/4波
長線路27,27'が1/4波長の間隔で接続され、特性インピ
ーダンスZ1の1/4波長線路26'の両側には、特性インピー
ダンスZ2の1/4波長線路27a,27a'が1/4波長の間隔で接続
されている。そして、1/4波長線路27と1/4波長線路27a
とは特性インピーダンスZ3の1/4波長線路29、特性イン
ピーダンスZ4の1/4波長線路28、および特性インピーダ
ンスZ3の1/4波長線路29aを縦続接続した3/4波長線路を
介して接続され、1/4波長線路27'と1/4波長線路27a'と
は特性インピーダンスZ3の1/4波長線路29'、特性インピ
ーダンスZ4の1/4波長線路28'、および特性インピーダン
スZ3の1/4波長線路29a'を縦続接続した3/4波長線路を介
して接続されている。そして、1/4波長線路25',26'の特
性インピーダンスZ1は、線路25,26の特性インピーダン
スZ0よりも低くなるように選び、1/4波長線路27,27',27
a,27a'の特性インピーダンスZ2は、1/4波長線路29,29',
29a,29a'の特性インピーダンスZ3よりも高くなるように
選んでいる。この時、1/4波長線路25',26'の特性インピ
ーダンスZ1、1/4波長線路27,27',27a,27a'の特性インピ
ーダンスZ2、1/4波長線路29,29',29a,29a'の特性インピ
ーダンスZ3、1/4波長線路28,28'の特性インピーダンスZ
4、端子21と端子24間の結合度Cは中心周波数において
以下の関係式を満たすように設定されている。
但し、Zeff=Z4×Z2 2/Z3 2、Z2>Z3、Z4>Z3で、結合
度Cと結合度βとはC=20logβの関係式を満たしてい
る。
第2図による実施例では、方向性結合器には分布結合
線路は使用されておらず、すべて単一線路で形成されて
いるいるので奇モード,偶モードによる伝搬速度の違い
に起因するアイソレーションの劣化が生じることがな
く、方向性のすぐれた特性が得られる。また、線路25,2
6間を結ぶ線路として5本の1/4波長線路27,29,28,29a,2
7a(あるいは5本の1/4波長線路27',29',28',29a',27
a')が縦続接続された5/4波長線路を使用することによ
り、等価的に線路の特性インピーダンスを高くでき、小
さい結合度も容易に実現できる。例えば、特性インピー
ダンスがそれぞれZ2,Z3,Z4,Z3,Z2の5本の1/4波長線路2
7,29,28,29a,27aが縦続接続された5/4波長線路は、特性
インピーダンスがZeffの1本の5/4波長線路で近似さ
れ、Zeff=Z4×Z2 2/Z3 2で与えられる。従って、Z4×Z2
>Z3 2のように設定することによりZeff>Z2とすること
が可能で、第5図に示す従来例の1/4波長線路57,58の特
性インピーダンスZ2よりも高い特性インピーダンスを実
効的に実現できる。従って、5本の1/4波長線路27,29,2
8,29a,27a(あるいは5本の1/4波長線路27',29',28',29
a',27a')の特性インピーダンスを調整することによ
り、結合度の小さいものから大きいものまで容易に実現
できる。特に、比誘電率が高い誘電体基板を使用すると
きに効果が大きい。更に、結合度の小さいものを設計す
る場合、1/4波長線路27,28,27a(あるいは1/4波長線路2
7',28',27a')の線路幅を非常に狭くしてその特性イン
ピーダンスを高く設定しなければならないという必要性
がなくなるため、線路パターン作成時の線路幅のばらつ
きによる結合度のばらつきを少なくできる効果も有す
る。更に、方向性結合器はすべて単一線路で形成されて
いるので周波数特性の平坦な結合度Cが得られ、方向性
結合器周辺のケースの配置により結合度Cが大きく影響
されない効果を有する。
第3図は本発明による一実施例を示す検波回路で、第
1図と同一箇所には同一符号を付して説明する。10は第
1図の実施例による方向性結合器で、端子13は信号入力
信号、端子11は信号出力端子である。端子14にはダミー
抵抗31と終端開放の1/4波長(1/4λs)線路32からなる
50オーム終端器33が接続されている。端子12には検波ダ
イオード34、インピーダンス整合回路35からなる検波器
36が接続されている。37はチョーク回路、38は負荷抵
抗、39は検波電圧出力端子である。入力端子13に入力さ
れた信号はその殆どが出力端子11に出力される。しか
し、入力信号の一部(入力信号レベルよりも結合度Cだ
け低い信号レベル)は端子12にも現れ、検波器36により
高周波信号は検波され、端子12に現れた信号レベルに応
じた検波電流が検波ダイオード34に流れる。そして、そ
の検波電流は負荷抵抗38に流れ、検波電圧出力端子39に
検波電圧Vdとして検出される。
第3図による実施例では、方向性結合器10はすべて単
一線路で形成されているので、奇モード,偶モードによ
る伝搬速度の違いに起因するアイソレーションの劣化が
生じることがないので方向性のすぐれた特性が得られ、
端子11と端子12間のアイソレーションや端子13と端子14
間のアイソレーションがよい。従って、出力端子11に接
続される出力回路のインピーダンス不整合による反射液
や、50オーム終端器33のインピーダンス不整合による反
射液の存在と、アイソレーション特性の劣化で生じる検
波電圧Vdの周波数特性の劣化を軽減できる。さらに、方
向性結合器10はすべて単一線路で形成されているので周
波数特性の平坦な結合度Cが得られ、方向性結合器10周
辺のケースの配置により結合度Cが大きく影響されない
ので、検波電圧Vdの周波数特性が平坦になる。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果がある。
(1)高インピーダンスの1/4波長線路と低インピーダ
ンスの1/4波長線路を合計(2N+1)本縦続接続した構
成で、等価的に一層高インピーダンスの(2N+1)/4波
長線路が形成されているので結合度Cの小さい方向性結
合器を容易に作成できる。
(2)単一線路のみで構成され、分布結合線路を使用し
ないので、奇モード,偶モードによるモード間の伝搬速
度の違いによる方向性結合器のアイソレーションの劣化
がなく方向性のすぐれた特性が得られる。
(3)単一線路のみで構成され、分布結合線路を使用し
ないので、周波数特性の平坦な結合度Cが得られるとと
もに、結合度Cがケースの影響を受けにくい。
(4)高インピーダンスの1/4波長線路の線路幅とし
て、特に細かい線路を使用しなくてよいので、線路パタ
ーン作成時の線路幅のばらつきによる結合度Cのばらつ
きを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による方向性結合器を示すパ
ターン図、第2図は本発明の他の実施例による方向性結
合器を示すパターン図、第3図は本発明の一実施例によ
る検波回路を示すパターン図、第4図は従来の分布結合
形方向性結合器を示すパターン図、第5図は従来のハイ
ブリッド形方向性結合器を示すパターン図、第6図は第
5図のハイブリッド形方向性結合器における1/4波長線
路の特性インピーダンスZ1,Z2と結合度Cの関係を示す
特性図である。 11,12,13,14,21,22,23,24……端子、15,16,25,26……線
路、15',16',17,17',18,18',19,19',25',26',27,27',27
a,27a',28,28',29,29',29a,29a'……1/4波長線路、31…
…ダミー抵抗、32……終端開放の1/4波長線路、33……5
0オーム終端器、34……検波ダイオード、35……インピ
ーダンス整合回路、36……検波器、37……チョーク回
路、38……負荷抵抗、39……検波電圧出力端子。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1、第2、第3および第4の入出力端子
    を有する方向性結合器において、前記第1、第3の入出
    力端子間を第1の1/4波長線路で接続し、前記第2、第
    4の入出力端子間を第2の1/4波長線路で接続し、前記
    第1、第2の入出力端子間には(2N+1)本の1/4波長
    線路が縦続接続された長さが(2N+1)/4波長の第3の
    線路を接続し、前記第3、第4の入出力端子間には(2N
    +1)本の1/4波長線路が縦続接続された長さが(2N+
    1)/4波長の第4の線路を接続するとともに、前記第1
    および第2の1/4波長線路の特性インピーダンスを前記
    第1、第2、第3および第4の入出力端子に接続される
    伝送線路の特性インピーダンスよりも低くなるように選
    び、前記第3の線路を構成する縦続接続された(2N+
    1)本の1/4波長線路でお互いに隣接して接続されてい
    る1/4波長線路は、高い特性インピーダンスの1/4波長線
    路と低い特性インピーダンスの1/4波長線路が交互に配
    置されるようにし、前記第4の線路を構成する縦続接続
    された(2N+1)本の1/4波長線路でお互いに隣接して
    接続されている1/4波長線路は、高い特性インピーダン
    スの1/4波長線路と低い特性インピーダンスの1/4波長線
    路が交互に配置されるようにしたことを特徴とする方向
    性結合器。
  2. 【請求項2】第1および第2の1/4波長線路の特性イン
    ピーダンスを等しく選び、第3および第4の線路の等価
    的な特性インピーダンスを等しく選んだことを特徴とす
    る請求項(1)記載の方向性結合器。
  3. 【請求項3】第1、第2、第3および第4の入出力端子
    を有し、前記第1、第3の入出力端子間を第1の1/4波
    長線路で接続し、前記第2、第4の入出力端子間を第2
    の1/4波長線路で接続し、前記第1、第2の入出力端子
    間には(2N+1)本の1/4波長線路が縦続接続された長
    さが(2N+1)/4波長の第3の線路を接続し、前記第
    3、第4の入出力端子間には(2N+1)本の1/4波長線
    路が縦続接続された長さが(2N+1)/4波長の第4の線
    路を接続するとともに、前記第1および第2の1/4波長
    線路の特性インピーダンスを前記第1、第2、第3およ
    び第4の入出力端子に接続される伝送線路の特性インピ
    ーダンスよりも低くなるように選び、前記第3の線路を
    構成する縦続接続された(2N+1)本の1/4波長線路で
    お互いに隣接して接続されている1/4波長線路は、高い
    特性インピーダンスの1/4波長線路と低い特性インピー
    ダンスの1/4波長線路が交互に配置されるようにし、前
    記第4の線路を構成する縦続接続された(2N+1)本の
    1/4波長線路でお互いに隣接して接続されている1/4波長
    線路は、高い特性インピーダンスの1/4波長線路と低い
    特性インピーダンスの1/4波長線路が交互に配置される
    ようにした方向性結合器を有し、前記第1の入出力端子
    を出力端子とし、前記第3の入出力端子を入力端子と
    し、前記第2の入出力端子には検波素子からなる検波器
    を接続し、前記第4の入出力端子を終端器で終端したこ
    とを特徴とする検波回路。
JP33242490A 1990-11-28 1990-11-28 方向性結合器と検波回路 Expired - Lifetime JP2621653B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33242490A JP2621653B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 方向性結合器と検波回路
US07/799,072 US5235296A (en) 1990-11-28 1991-11-27 Directional coupler using a microstrip line

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33242490A JP2621653B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 方向性結合器と検波回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04207208A JPH04207208A (ja) 1992-07-29
JP2621653B2 true JP2621653B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=18254818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33242490A Expired - Lifetime JP2621653B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 方向性結合器と検波回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2621653B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130430A (ja) * 2009-11-19 2011-06-30 Toyohashi Univ Of Technology 検波/整流回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04207208A (ja) 1992-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5455545A (en) Compact low-loss microwave balun
US4313095A (en) Microwave circuit with coplanar conductor strips
US5235296A (en) Directional coupler using a microstrip line
US5097233A (en) Coplanar 3dB quadrature coupler
JPH0462481B2 (ja)
JPH05218711A (ja) 広帯域マイクロストリップからストリップラインへの転移部
GB2170358A (en) Microwave power divider
AU616612B2 (en) Planar airstripline-stripline magic-tee
US4749969A (en) 180° hybrid tee
JP2621653B2 (ja) 方向性結合器と検波回路
JP2621652B2 (ja) 方向性結合器と検波回路
JPH0767042B2 (ja) 分岐回路
JP3521866B2 (ja) 電力分配器
JPH0369203B2 (ja)
JPS6362121B2 (ja)
JPH0130321B2 (ja)
JP2642217B2 (ja) 方向性結合器
Rehnmark High Directivity CTL-Couplers and a New Technique for the Measurement of CTLl-Coupler Parameters
US3768047A (en) Lattice network using distributed impedance transmission lines
JPS6216568B2 (ja)
JP3823390B2 (ja) 信号合成回路
JP3504453B2 (ja) 電力分配合成器
GB2218853A (en) Microwave directional coupler
JP3385294B2 (ja) ランゲカプラ
JPH0376301A (ja) インピーダンス変換回路