JP2620368B2 - 画像信号処理方法およびその装置 - Google Patents

画像信号処理方法およびその装置

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JP2620368B2 JP1098147A JP9814789A JP2620368B2 JP 2620368 B2 JP2620368 B2 JP 2620368B2 JP 1098147 A JP1098147 A JP 1098147A JP 9814789 A JP9814789 A JP 9814789A JP 2620368 B2 JP2620368 B2 JP 2620368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像信号処理方法およびその装置に関し、一
層詳細には、印刷製版用スキャナーやファクシミリ等の
画像走査処理装置において画像信号に対しシャープネス
強調処理を効果的に行うことを可能とする画像信号処理
方法およびその装置に関する。
[発明の背景] 例えば、印刷、製版の分野において作業工程の合理
化、画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画
像情報を電気的に処理しフイルム原版を作成する画像走
査読取再生システムが広範に用いられている。
このシステムは画像読取部と画像記録部とから基本的
に構成されており、前記画像読取部では副走査搬送され
る原稿に担持された画像情報が光センサによって主走査
され電気信号に変換される。次に、画像読取部で光電変
換された画像情報は製版条件に応じて所定の画像信号処
理が施された後、画像記録部においてレーザ光等の光信
号に変換されたフイルム等の感光材料からなる画像記録
担体上に記録される。なお、前記画像記録担体は所定の
現像装置によって現像処理され、フイルム原版として印
刷等に供される。
このような画像走査読取再生システムでは、原稿画像
が写真等の連続階調画像である場合、画像の輪郭を鮮鋭
化して画像を見易くするシャープネス強調処理が施され
る。この場合、シャープネス強調処理は、例えば、第1
図に示すようにして行われる。すなわち、原稿画像から
得られたシャープネス強調処理前の画像信号Sの周囲よ
りn×n個の画像信号を取り出し、これらを加算平均す
ることによって、局所平均信号Uを作成する。次に、前
記画像信号Sと前記局所平均信号Uとの差信号S−Uを
求め、この差信号S−Uに所定の係数Kを乗算して前記
画像信号Sに加算する。この結果、 S*=S+K・(S−U) …(1) で定義されるシャープネス強調処理の施された画像信号
S*(以下、シャープネス強調信号という)が得られる。
一方、写真等の連続階調画像にはシャープネス強調処
理が施された後、さらに、網点画像形成処理が施され
る。すなわち、画像信号は所定の網点信号に基づいて2
値信号に変換される。次いで、前記2値信号により画像
記録担体上にシャープネス強調処理の施された網点画像
が形成される。
ところで、前記原稿には原稿を作成する際の疵が付い
ていたりあるいは貼り込み跡が存在していたりまたは空
気中の塵埃等が付着している場合がある。この場合、光
センサで読み取った画像信号Sには、第2図aに示すよ
うに、振幅値の大きい信号成分SOと前記疵、貼り込り跡
あるいは塵埃に係る振幅値の小さいノイズ成分SNとが混
在することになる。従って、第2図b、cに示すよう
に、局所平均信号U、差信号S−Uにもノイズ成分SN
対応する成分が顕れる。このため、第2図dに示すよう
に、シャープネス強調信号S*には信号成分SOがシャープ
ネス強調処理されたシャープネス強調信号成分S* O以外
に、ノイズ成分SNがシャープネス強調処理されたノイズ
成分S* Nが顕れることとなり、このノイズ成分S* Nを含む
シャープネス強調信号S*によって画像記録担体上に網点
画像を形成した場合、シャープネス強調処理された信号
成分S* Oに係る画像とシャープネス強調処理されたノイ
ズ成分S* Nに係る画像が同時に再生される。このように
再生された画像はノイズ成分も強調され低画質の画像と
なることから従来のシャープネス強調処理方法によって
画像を強調する方法に限界が露呈している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、原稿画像から得られた元の画像信号から当該
画像信号の特徴部分を強調する画像信号(以下、新画像
信号という)を生成すると共に、この新画像信号に基づ
きシャープネス強調処理を施すことによりノイズ成分を
強調することなく信号成分のみを強調する効果的な画像
信号処理方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
[目的を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、画像信号
(Sij)から新画像信号(S′ij)を作成する画像信号
処理方法であって、注目点(i,j)における画像信号(S
ij)の分布形状が上方に凸であるか、下方に凸である
か、それ以外の場合であるかの判別処理を、画像信号
(Sij)からアンシャープ信号(Uij)を減算した差信号
(Sij−Uij)と閾値信号(T)との大小の比較結果に応
じて行い、上方に凸である場合には新画像信号
(S′ij)として注目点(i,j)における画像信号
(Sij)より大きな画像強調信号(SGij)に置換した信
号とし、下方に凸である場合には新画像信号(S′ij
として注目点(i,j)における画像信号(Sij)より小さ
な画像強調信号(SLij)に置換した信号とし、それ以外
の場合には新画像信号(S′ij)として元の画像信号
(Sij)若しくはアンシャープ信号(Uij)に置換した信
号とすることを特徴とする。
また、本発明は、画像信号(Sij)から新画像信号
(S′ij)を作成する画像信号処理方法であって、注目
点(i,j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に
凸であるか、下方に凸であるか、それ以外の場合である
かの判別処理を、画像信号(Sij)から生成されるラプ
ラシアン信号(▽2Sij)と閾値信号(T)との比較結果
に応じて行い、上方に凸である場合には新画像信号
(S′ij)として注目点(i,j)における画像信号
(Sij)より大きな画像強調信号(SGij)に置換した信
号とし、下方に凸である場合には新画像信号(S′ij
として注目点(i,j)における画像信号(Sij)より小さ
な画像強調信号(SLij)に置換した信号とし、それ以外
の場合には新画像信号(S′ij)として元の画像信号
(Sij)若しくはアンシャープ信号(Uij)に置換した信
号とすることを特徴とする。
さらに、本発明は、画像信号(Sij)から新画像信号
(S′ij)を作成する画像信号処理装置であって、注目
点(i,j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に
凸であるか、下方に凸であるか、それ以外の場合である
かの判別処理を、画像信号(Sij)からラプラシアン信
号(▽2Sij)を生成する2次微分手段(60)の出力信号
である当該ラプラシアン信号(▽2Sij)と閾値信号
(T)との比較結果に応じて行う比較手段(52)と、注
目点(i,j)における画像信号(Sij)より大きな画像強
調信号(SGij)または小さな画像強調信号(SLij)を生
成する画像強調信号生成手段(62)および前記比較手段
(52)の比較結果が上方に凸である場合には前記画像強
調信号(SGij)を、下方に凸である場合には前記画像強
調信号(SLij)を、それ以外の場合には前記画像信号
(Sij)を選択する新画像信号選択手段(46)とを具備
することを特徴とする。
さらにまた、本発明は、画像信号(Sij)から新画像
信号(S′ij)を作成する画像信号処理装置であって、
注目点(i,j)における画像信号(Sij)の分布形状が上
方に凸であるか、下方に凸であるか、それ以外の場合で
あるかの判別処理を、画像信号(Sij)からアンシャー
プ信号(Uij)を減算する減算手段(42)の出力信号で
ある差信号(Sij−Uij)と閾値信号(T)との大小の比
較結果に応じて行う比較手段(52)と、注目点(i,j)
における画像信号(Sij)より大きな画像強調信号(S
Gij)または小さな画像強調信号(SLij)を生成する画
像強調信号生成手段(62)と、前記画像信号(Sij)か
らアンシャープ信号(Uij)を生成するアンシャープ信
号生成手段(40)および前記比較手段(52)の比較結果
が上方に凸である場合には前記画像強調信号(SGij
を、下方に凸である場合には前記画像強調信号(SLij
を、それ以外の場合には前記画像信号(Sij)若しくは
前記アンシャープ信号(Uij)のいずれかの信号を選択
する新画像信号選択手段(46)とを具備することを特徴
とする。
さらにまた、本発明は、画像信号(Sij)から新画像
信号(S′ij)を作成する画像信号処理装置であって、
注目点(i,j)における画像信号(Sij)の分布形状が上
方に凸であるか、下方に凸であるか、それ以外の場合で
あるかの判別処理を、画像信号(Sij)からラプラシア
ン信号(▽2Sij)を生成する2次微分手段(60)の出力
信号である当該ラプラシアン信号(▽2Sij)と閾値信号
(T)との比較結果に応じて行う比較手段(52)と、注
目点(i,j)における画像信号(Sij)より大きな画像強
調信号(SGij)または小さな画像強調信号(SLij)を生
成する画像強調信号生成手段(62)と、前記画像信号
(Sij)からアンシャープ信号(Uij)を生成するアンシ
ャープ信号生成手段(40)および前記比較手段(52)の
比較結果が上方に凸である場合には前記画像強調信号
(SGij)を、下方に凸である場合には前記画像強調信号
(SLij)を、それ以外の場合には前記画像信号(Sij
若しくは前記アンシャープ信号(Uij)のいずれかの信
号を選択する新画像信号選択手段(46)とを具備するこ
とを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る画像信号処理方法についてこれを
実施する装置との関係において好適な実施態様を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第3図において、参照符号10は本実施態様に係る画像
信号処理方法が適用される画像走査読取再生システムを
示し、このシステム10は基本的に画像読取部12と画像信
号処理部14と画像再生部16とから構成される。
画像読取部12は光信号を電気信号に変換するCCD等の
ラインセンサ18を有し、このラインセンサ18は光源20に
よって照明され且つ画像情報を担持し紙面と直交する方
向に副走査搬送される原稿Mからの透過光を集光レンズ
22を介して主走査することで画像情報の読取を行う。
画像信号処理部14はラインセンサ18からのアナログ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換器24と、必要に応
じて前記デジタル信号に変換された画像信号に階調変
換、倍率変換を行う階調変換処理部26と、倍率変換処理
部28と、当該倍率変換処理部28の出力信号であるデジタ
ル画像信号SijにボケマスクデータD1、強調マスクデー
タD2および閾値信号T並びに係数信号Kに基づいて所定
の画像処理を施しシャープネス強調信号S* ijを出力する
シャープネス強調処理部30とを含む。
ここで、ボケマスクデータD1とは画像信号Sijを電気
的にシャープネス強調処理する際のボケマスクの種類に
対応するデータである。後述するように、注目点(i,
j)におけるアンシャープ信号Uijは注目点(i,j)の近
傍領域内の画像信号から算出されるが、当該ボケマスク
データD1はこの近傍領域を指定するデータである。ま
た、強調マスクデータD2とは後述する画像強調信号SGij
およびSLijを生成する際に使用されるデータであり、画
像信号Sijの中、注目点(i,j)近傍の所定の画素数に対
応する。
前記画像再生部16は前記シャープネス強調処理部30か
ら出力されるシャープネス強調信号S* ijを網点信号に基
づいて所定の網点サイズからなる2値信号に変換する網
点画像信号発生部32と、前記2値信号に基づいてレーザ
光をオン/オフ制御すると共に当該オン/オフ制御され
たレーザ光を光偏向器(図示せず)によって偏向してフ
イルムF上に網点画像を形成するレーザスキャナー部34
とから構成される。この場合、フイルムFは矢印方向に
副走査搬送されると共にレーザ光Lによって当該副走査
搬送方向と略直交する方向に主走査されることでその表
面に画像情報が二次元的に再生される。
ここで、前記画像信号処理部14におけるシャープネス
強調処理部30は、第4図のブロック図に示すように、新
画像信号S′ijを生成する新画像信号生成部36とシャー
プネス強調信号生成部38とから構成される。図におい
て、前記倍率変換処理部28から出力される画像信号Sij
は四方に分岐してアンシャープ信号生成手段としてのア
ンシャープ信号生成部40、減算手段としての差信号生成
部42、画像強調信号生成部である最小最大値信号生成部
44および新画像信号選択手段としての新画像信号選択部
46を構成する第3接点47cに導入される。前記アンシャ
ープ信号生成部40は前記ボケマスクデータD1に基づいて
アンシャープ信号Uijを生成し、当該アンシャープ信号U
ijを前記差信号生成部42およびシャープネス強調信号生
成部38を構成する減算手段としての減算器54に導入す
る。
前記差信号生成部42は実質的に減算器でありその出力
信号である差信号Sij−Uijは比較手段としての比較回路
52の比較入力端子Iに導入される。この場合、比較回路
52の基準入力端子Rには閾値信号Tが導入されている。
従って、比較回路52において差信号Sij−Uijと閾値信号
Tとが比較処理され、その結果に応じて新画像信号選択
部46を構成する共通接点47dが接点47a乃至47cの中のい
ずれかの接点に接続される。
前記最小最大値信号生成部44は強調マスクデータD2
り決定される注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号の
中、最大値である信号Smaxij(以下、最大値信号とい
う)と最小値である信号Sminij(以下、最小値信号とい
う)とを生成するものであり、これらの信号は、夫々、
新画像信号選択部46を構成する第1接点47aおよび第2
接点47bに導入される。
新画像信号選択部46は実質的にマルチプレクサから構
成され、比較回路52の出力信号に応じて前記最大値信号
Smaxij、最小値信号Sminijあるいは元の画像信号Sij
いずれかの信号を新画像信号S′ijとしてシャープネス
強調信号生成部38を構成する前記減算器54および加算手
段としての加算器56の一方の入力端子に出力する。前記
減算器54の出力信号である第2の差信号S′ij−Uij
係数信号Kが導入されているkw乗算手段としての乗算器
58によって乗算信号K(S′ij−Uij)とされて、前記
加算器56の他方の入力端子に導入される。そして、加算
器56からシャープネス強調信号S* ijが出力される。
本実施態様に係る画像信号処理方法を実施するための
装置は基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、画像読取部12において、光源20からの照明光を
照射された原稿Mに担持される画像情報が透過光として
集光レンズ22を介してCCD等の光電変換素子からなるラ
インセンサ18により光電的に読み取られる。この場合、
前記原稿Mは図示しない搬送機構により紙面に直交する
方向に副走査搬送されると共に、前記ラインセンサ18に
より矢印方向に主走査されることでその全面に担持され
た画像情報の読取が行われる。
次いで、ラインセンサ18によって光電変換された画像
情報は画像信号処理部14におけるA/D変換器24によりデ
ジタル信号としての画像信号に変換された後、階調変換
処理部26に導入される。前記階調変換処理部26において
画像読取部12の読取条件および画像再生部16の製版条件
に応じて所定の階調変換処理が行われる。次に、階調変
換処理された画像信号は倍率変換処理部28において前記
製版条件に応じて所定の拡大処理または縮小処理が行わ
れる。このようにして所定の階調変換、倍率変換処理さ
れた後の画像信号(以下、この画像信号を画像信号Sij
という)はシャープネス強調処理部30に導入される。な
お、画像信号Sijはデジタル信号であるが、本発明の理
解を容易にするために、以下の説明にあたっては、これ
と実質的に等価なアナログ信号により前記シャープネス
強調処理部30で施されるシャープネス強調処理について
説明する。
本実施態様において、画像信号Sijは、第5図aに示
すように、ノイズ成分SNと信号成分SOからなるアナログ
信号であるものとする。これは第2図aに示した信号と
実質的に同一の信号である。当該画像信号Sijは信号の
立ち上がり部分に特徴部分を有する。すなわち、画像信
号Sijは信号成分SOの立ち上がり開始部で接線の微分係
数が徐々に増加し、所謂、下方に凸の特性となってお
り、信号成分SOの立ち上がり終了部で接線の微分係数が
徐々に減少する上方に凸の特性となっている。また、立
ち上がり中央部は変曲点であり下方に凸、上方に凸のい
ずれの特性であるともいえない(以下、判別不能の特性
ともいう)。なお、本実施態様に係るシャープネス強調
処理部30では第6図に示すフローチャートに基づき新画
像信号S′ijとシャープネス強調信号S* ijとが生成され
るのでこのフローチャートを参照しながら以下説明す
る。
先ず、画像信号Sijは新画像信号生成部36を構成する
最小最大値信号生成部44、アンシャープ信号生成部40お
よび新画像信号選択部46を構成する第3接点47cに導入
される(STP1)。
そこで、前記最小最大値信号生成部44において強調マ
スクデータD2、例えば、画像信号Sijを構成する注目点
(i,j)の画素近傍の3×3個の画素データ中、最大値
である画素データ(前記最大値信号Smaxijに対応するデ
ータ)と最小値である画素データ(前記最小値信号S
minijに対応するデータ)が生成され、前記新画像信号
選択部46を構成する第1接点47aおよび第2接点47bに送
給される(STP2)。なお、強調マスクデータD2としては
3×3個の画素サイズに限らず、5×5あるいは3×5
個等の画素サイズとしてもよい。
次いで、アンシャープ信号生成部40においてボケマス
クデータD1、例えば、画素信号Sijを構成する注目点
(i,j)の画素近傍の11×11個の画素データの平均値に
よって、所謂、局所平均信号であるアンシャープ信号U
ij(第5図b参照)が生成され、差信号生成部42に導入
される(STP3)。なお、ボケマスクデータD1の内容とし
ても11×11個の画素サイズに限らず、9×9、13×13あ
るいは9×15個等としてもよいことは謂うまでもない。
次に、差信号生成部42において差信号Sij−Uij(第5
図c参照)が生成された後、当該差信号Sij−Uijが比較
回路52の比較入力端子Iに導入される(STP4)。この場
合、比較回路52の基準入力端子Rには、例えば、図示し
ない操作パネルを用いてオペレータから入力された零ま
たは正の数である閾値信号T(第5図d、一点鎖線参
照)が導入されており、次の第2乃至第4式に示す比較
処理が遂行される(STP5、STP6)。
Sij−Uij>T→上方に凸 …(2) Sij−Uij<−T→下方に凸 …(3) −T≦Sij−Uij≦T→それ以外の場合 …(4) ここで、第2式が成立するのは、第5図dから諒解さ
れるように、参照符号IIで表す区間であり、第3式が成
立するのは区間IIIであり、第4式が成立するのは区間I
Vである。そして、この区間II乃至IVに応じて比較回路5
2の出力端子OUTから、例えば、2ビットの2値信号が新
画像信号選択部46を構成する共通接点47dの駆動部(図
示せず)に導入される。なお、記号→は含意(implicat
ion,……ならば)を表すものとする。
この場合、共通接点47dは区間II乃至IVに対応して導
入される2値信号に応じて、夫々、接点47a乃至47cに接
続される。すなわち、新画像信号生成部36は、次の第5
乃至第7式に示す条件式に応じて新画像信号S′ijを出
力するように構成される(STP7a乃至7c)。
Sij−Uij>T→S′ij=Smaxij …(5) Sij−Uij<−T→S′ij=Sminij …(6) −T≦Sij−Uij≦T→S′ij=Sij …(7) 換言すれば、新画像信号生成部46からシャープネス強
調信号生成部38に対して第5図dに示す区間IIにおいて
は新画像信号S′ijとして最大値信号Smaxijが出力さ
れ、区間IIIにおいては最小値信号Sminijが出力され、
区間IVにおいては元の画像信号Sijが出力される(第5
図e参照)。
この場合、新画像信号S′ijは、第5図eに示す波形
の形状から諒解されるように、画像信号Sijの中、ノイ
ズ成分SNは元のままとされ、信号成分SOの立ち上がり部
分が急峻な形状となっている。すなわち、画像信号の
中、ノイズ成分SNは強調することなく信号成分SOの特徴
部分である立ち上がり部分、換言すれば、エッジ部分を
強調している。
次いで、シャープネス強調信号生成部38を構成する減
算器54で前記新画像信号S′ijとアンシャープ信号Uij
との第2差信号S′ij−Uijが生成される(STP8)。次
に、乗算器58において当該第2差信号S′ij−Uijに対
して、例えば、オペレータにより指定されたシャープネ
ス強調処理の度合を決定するための係数信号Kが乗算処
理される(STP9)。
次いで、加算器56において次の第8式に示す加算処理
がなされシャープネス強調信号S* ij(第5図f参照)が
出力される(STP10)。
S* ij=S′ij+K・(S′ij−Uij) …(8) すなわち、シャープネス強調信号S* ijは条件Sij−Uij
>Tが成立するときには第9式に示されるように処理が
行われた信号となり、Sij−Uij<−Tが成立するときに
は第10式に示されるように処理が行われた信号となり、
条件−T≦Sij−Uij≦Tが成立するときには第11式に示
されるように処理が行われた信号となる。
Sij−Uij>T→S* ij=Smaxij+K・(Smaxij−Uij) …(9) Sij−Uij<−T→S*=Sminij+K・(Sminij−Uij) …(10) −T≦Sij−Uij≦T→S* ij=Sij+K・(Sij−Uij) …(11) このようにして生成されるシャープネス強調信号S* ij
は、第5図fに示す波形の形状から諒解されるように、
新画像信号S′ijがシャープネス強調処理された信号と
なる。この場合、信号成分SOとノイズ成分SNの両成分が
シャープネス強調されるが、前記したように、信号成分
SOの立ち上がり部分は、第2図dに示す従来技術に係る
シャープネス強調処理された波形に比較してより急峻な
形状となっており、また、ノイズ成分SNの波形は従来技
術に係るシャープネス強調された波形と同様になってい
るので、シャープネス強調の度合、換言すれば、信号対
雑音比S/Nが向上していることが諒解されよう。
また、第7図に示すように、前記新画像信号選択部46
の接点47cに画像信号Sijに代替してアンシャープ信号U
ijを導入する構成とし、新画像信号生成部36aを画成す
る。この場合、前記第6図に示すフローチャートのステ
ップ7cの処理を前記第7式において −T≦Sij−Uij≦T→S′ij=Uij とするように変更して制御することにより、シャープネ
ス強調信号S* ijは第5図gに示す波形の形状となり、画
像信号Sijの中、ノイズ成分SNはアンシャープ化され、
信号成分SOのみがシャープネス強調処理され前記した信
号対雑音比S/Nが一層強調された波形となることが諒解
されよう。
次に、シャープネス強調処理部30から出力されたシャ
ープネス強調信号S* ijは周知の網点画像信号発生部32に
導入され(第3図参照)、当該網点画像信号発生部32か
ら前記シャープネス強調信号S* ijに応じてパルス幅変調
された2値信号がレーザスキャナー部34に導入される。
そして、レーザスキャナー部34から主走査方向に偏向さ
れて出力される2値レーザ光LがフイルムF上に照射さ
れる。この場合、フイルムFは副走査方向に搬送されて
おり、その全面に出力条件に応じた網点画像情報が再生
されることになる。なお、このフイルムFは現像装置に
よって現像処理され可視像が得られる。
ところで、本発明に係る画像信号処理方法は、前記第
5乃至第7式および第5図a、第5図d並びに第5図e
から諒解されるように、画像信号Sijの接線の傾きが減
少する区間(≒区間II:上方に凸部)では最大値信号S
maxijを選択し、接線の傾きが増加する区間(≒区間II
I:下方に凸部)では最小値信号Sminijを選択している。
従って、本発明の他の実施態様として、第8図に示すよ
うに、比較回路52と前記倍率変換処理部28との間に2次
微分手段としての2次微分回路60を接続し、当該2次微
分回路60の出力信号であるラプラシアン信号▽2Sijを比
較回路52の入力端子Iに導入するように新画像信号生成
部36bを構成すれば、次の第12乃至第14式に示す条件式
で新画像信号S′ijを導出することが出来る。
2Sij<−T→S′ij=Smaxij …(12) ▽2Sij>T→S′ij=Sminij …(13) −T≦▽2Sij≦T→S′ij=Sij …(14) この場合においても、新画像信号選択部46を構成する
接点47cに画像信号Sijに代替してアンシャープ信号Uij
を導入する構成とすることにより第14式における判断結
果をS′ij=Uijとしてもよいことは勿論である。
さらに、他の実施態様として、第9図乃至第11図に示
すように、第4図、第7図および第8図に示す最小最大
値信号生成部44を画像強調信号SGij、SLijを生成する画
像強調信号生成手段としての画像強調信号生成部62に変
更して新画像信号生成部36c、36c′、36dを画成する。
この場合、前記画像強調信号SGij、SLijとして前記の最
大値信号Smaxij,最小値信号Sminijを採用する他に、定
数t(0<t<1)と定数t′(0<t′<1)を導入
して、次の第15式および第16式に示すように、最大値信
号Smaxijおよび最小値信号Sminijと元の画像信号Sij
内分点に対応する信号としてもよい。
SGij=(1−t)・Sij+t・Smaxij …(15) SLij=(1−t′)・Sij+t′・Sminij …(16) この場合、当該画像強調信号SGijまたはSLijを選択す
る条件式は第5乃至第7式に対応して下記に示す第17乃
至19式、第12式乃至第14式に対応して第20乃至第22式と
すればよいことは容易に諒解されよう。
Sij−Uij>T→S′ij=SGij …(17) Sij−Uij<−T→S′ij=SLij …(18) −T≦Sij−Uij≦T→S′ij=Sij …(19) ▽2Sij<−T→S′ij=SGij …(20) ▽2Sij<T→S′ij=SLij …(21) −T≦▽2Sij≦T→S′ij=Sij …(22) 従って、内分点tおよびt′の選定により再生画像の
シャープネス強調の度合を任意に設定することが出来
る。なお、第19式および第22式の判断結果をS′ij=U
ijとしてもよいことは謂うまでもない。
さらに、他の実施態様として前記した処理に加えて画
像強調信号SGij、SLijについて次の第23式、第24式に示
す制限を付加することにより、より大きいノイズ成分の
影響を抑制することが出来る。すなわち、所定の正の定
数ΔSを導入し、前記画像強調信号SGijの上限値を SGij≦Sij+ΔS …(23) として、下限値を SLij≧Sij−ΔS …(24) と設定すればよい。
さらに、他の実施態様として、第12図および第13図に
示すように、強調マスクデータD2の中、メジアン信号S
medij(中央値信号)を発生するメジアン信号生成部64
を倍率変換処理部28と新画像信号選択部46との間に挿入
した新画像信号生成部36e、36fを画成する。この場合、
前記−T≦Sij−Uij≦Tあるいは−T≦▽2Sij≦Tの条
件が成立した時の新画像信号S′ijとしてメジアン信号
Smedijとしてもよい(第25式参照)。
−T≦Sij−Uij≦T、あるいは −T≦▽2Sij≦T→S′ij=Smedij …(25) また、強調マスクデータD2として、前記した矩形状の
画素データに限らず、第14図a乃至cにハッチングで示
すように、十字形に選択した5個の画素データ、円形に
近い形状に選択した所定個数の画素データ、間引きして
選択した所定個数の画素データに対応する強調マスクデ
ータD2a、D2bおよびD2c等としてもよい。さらに、ボケ
マスクデータD1としても画素データを正方形状に選択す
ることなく、例えば、十字形状に選択する等、種々の態
様が選択出来ることは謂うまでもない。
さらにまた、他の実施態様として、アンシャープ信号
生成部40で生成されるアンシャープ信号Uijとしては前
記したボケマスクデータD1に基づき生成される局所平均
信号でなくボケマスクデータD1の中のメジアン信号U
medijとしてもよいことは勿論である。なお、局所平均
信号は当該メジアン信号Umedijと区別する必要がある場
合には局所平均信号Uaveijと称する。
この場合、これらの実施態様によれば、オペレータは
画像情報を再生する際、種々のシャープネス強調処理を
行うことが出来、当該画像情報を再生したときに最適な
シャープネス強調処理を選択することが可能となる。
本発明のさらに他の実施態様として、第15図に示すよ
うに、前記シャープネス強調処理部30において関数発生
器70、72を接続し係数信号Kを新画像信号S′ijを変数
とする関数信号K=K(S′ij)とし、一方、第2減算
信号S′ij−Uijをシャープネス強調信号生成部38aの構
成から諒解されるように、第2減算信号S′ij−Uij
変数とする関数信号F(S′ij−Uij)とすることによ
りシャープネス強調信号S* ijを次の第26式で表される信
号として生成してもよい。
S* ij=S′ij+K(S′ij)・F(S′ij−Uij) …(26) また、他の実施態様として、第16図に示すように、第
13図に示す関数発生器70と加算器56に入力する入力信号
を新画像信号S′ijに代替し元の画像信号Sijに置換し
て新画像信号生成部36a′を画成することによりシャー
プネス強調信号生成部38bから出力されるシャープネス
強調信号S* ijは次の第27式で示す信号としてもよい。
S* ij=Sij+K(Sij)・F(S′ij−Uij) …(27) 第26式、第27式に示す実施態様によっても、オペレー
タは画像情報を再生する際に種々のシャープネス強調処
理を行うことが出来、所定の画像情報を再生したときに
最適なシャープネス強調処理を得ることが可能となる。
本発明のさらに他の実施態様を第17図に示し、その動
作を説明する波形図を第18図に示す。なお、第17図に示
すシャープネス強調処理部30は第4図に示すシャープネ
ス強調処理部30に比較して減算器54に導入するアンシャ
ープ信号U′ijを生成するアンシャープ信号生成手段と
してのアンシャープ信号生成部80を付加したものである
(この場合の新画像信号生成部の参照符合は36′とす
る)。また、第18図の波形図の中、a乃至eの波形図
は、本実施態様の理解を容易にするために、前記した第
5図a乃至eに示す波形図を再掲したものである。
そこで、この新たなアンシャープ信号生成部80におい
て新たなボケマスクデータD3、例えば、新画像信号S′
ijの中、注目点(i,j)の近傍の21×21個の画素データ
の平均値によって第2のアンシャープ信号U′ij(第18
図f)を生成する。
次いで、減算器54で新画像信号S′ijと第2アンシャ
ープ信号U′ijとの第2差信号S′ij−U′ij(第18図
g)が生成される。次に、乗算器58において当該第2差
信号S′ij−U′ijに対して、例えば、オペレータによ
り指定されたシャープネス強調処理の度合を決定するた
めの係数信号Kが乗算処理される。
次いで、加算器56において次の第28式に示す加算処理
がなされシャープネス強調信号S*が出力される(第18図
h参照)。
S* ij=S′ij+K・(S′ij−U′ij) …(28) すなわち、シャープネス強調信号S* ijは条件Sij−Uij
>Tが成立するときには第29式に示されるように処理が
行われ、Sij−Uij>−Tが成立するときには第30式に示
されるように処理が行われ、−T≦Sij−Uij≦Tが成立
するときには第31式に示されるように処理が行われる。
Sij−Uij>T→S* ij=Smaxij+K・(Smaxij−U′ij) …(29) Sij−Uij<−T→S* ij=Sminij+K・(Sminij
U′ij) …(30) −T≦Sij−Uij<T→S*=S+K・(Sij−U′ij) …(31) 従って、シャープネス強調信号S* ijは、第18図hに示
す波形から諒解されるように、画像信号Sの中、ノイズ
成分SNの波形は従来技術に係るシャープネス強調された
波形と同様となっており、一方、信号成分SOの特徴成分
のみがシャープネス強調処理された信号成分SO *に変換
されるので、シャープネス強調の度合、換言すれば、信
号対雑音比S/Nが向上していることが諒解されよう。
本発明のさらに他の実施態様として、第19図に示すよ
うに、第15図に示した実施態様と同様に前記シャープネ
ス強調処理部30において関数発生器70、72を接続し係数
信号Kを新画像信号S′ijを変数とする関数信号K=K
(S′ij)とし、一方、第2減算信号S′ij−U′ij
当該第2減算信号S′ij−U′ijを変数とする関数信号
F(S′ij−U′ij)とすることによりシャープネス強
調信号S* ijを次の第32式で表される信号としてもよい。
S* ij=S′ij+K・(S′ij)・F(S′ij−U′ij) …(32) また、他の実施態様として、第20図に示すように、関
数発生器70と加算器56の入力信号を新画像信号S′ij
代替して元の画像信号Sijに置換することによりシャー
プネス強調信号S* ijを次の第33式で示す信号としてもよ
い。
S* ij=Sij+K・(Sij)・F(S′ij−U′ij) …(33) 第28式乃至第33式に示す実施態様によれば、オペレー
タは画像情報を再生する際にさらに種々のシャープネス
強調処理を行うことが出来、所定の画像情報を再生した
ときに最適なシャープネス強調処理後の画像を得ること
が可能となる。
さらにまた、他の実施態様として、第21図乃至第23図
に示すように、第17図、第19図および第20図におけるア
ンシャープ信号生成部40と差信号生成部42とを2次微分
回路60に代替すると共に、最小最大値信号生成部44をこ
れを含む画像強調信号生成部62に代替し新画像信号生成
部36gを画成することにより、夫々、次の第34式乃至第3
6式で示すシャープネス強調処理が行なえることは勿論
である。
S* ij=S′ij+K・(S′ij−U′ij) …(34) S* ij=S′ij+K(S′ij)・F(S′ij−U′ij) …(35) S* ij=Sij+K(Sij)・F(S′ij−U′ij)…(36) [発明の効果] 以上のように、本発明によれば、原稿画像から得られ
たシャープネス強調処理前の画像信号の中、所定のレベ
ル以上または未満の点の接線の微分係数の増減傾向に応
じて画像信号を補正している。このため、画像信号中、
ノイズ成分は強調することなく信号成分の特徴部分のみ
をシャープネス強調して画像の輪郭を強調することが出
来、これによって極めて高画質の画像を再生することが
可能となる。また、種々のシャープネス強調処理を行う
ことが出来、原稿の特性あるいはオペレータの好みに応
じて再生画像の鮮鋭化が図れるという利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明し
たが、本発明はこの実施態様に限定されるものではな
く、例えば、前記第2式、第3式において、夫々、>を
≧に、<を≦におよび第4式において≦を<に代替して
比較処理を遂行するように比較回路を変更してもよい
等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来技術に係るシャープネス強調
処理の説明図、 第3図は本発明に係る画像信号処理装置の全体構成ブロ
ック図、 第4図は第3図に示す画像信号処理装置の中、シャープ
ネス強調処理部の詳細なブロック図、 第5図は第4図に示すシャープネス強調処理部の作用を
説明する際の波形図、 第6図は第4図に示すシャープネス強調処理部の作用を
説明する際のフローチャート、 第7図乃至第13図は第3図に示すシャープネス強調処理
部の他の実施態様のブロック図、 第14図は強調マスクデータの例についての模式説明図、 第15図乃至第17図は第3図に示すシャープネス強調処理
部のさらに他の実施態様のブロック図、 第18図は第17図に示すシャープネス強調処理部の作用を
説明する際の波形図、 第19図乃至第23図は第3図に示すシャープネス強調処理
部のさらに他の実施態様のブロック図である。 10……画像走査読取再生システム 12……画像読取部、14……画像信号処理部 16……画像再生部 30……シャープネス強調処理部 36……新画像信号生成部 38……シャープネス強調信号生成部 46……新画像信号選択部、F……フイルム K……係数信号 D1……ボケマスクデータ D2……強調マスクデータ D3……ボケマスクデータ、Sij……画像信号 SO……信号成分、S′ij……新画像信号 SN……ノイズ成分、T……閾値信号 Uij、U′ij……アンシャープ信号 Smedij、Umedij……メジアン信号

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号(Sij)から新画像信号
    (S′ij)を作成する画像信号処理方法であって、注目
    点(i,j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に
    凸であるか、下方に凸であるか、それ以外の場合である
    かの判別処理を、画像信号(Sij)からアンシャープ信
    号(Uij)を減算した差信号(Sij−Uij)と閾値信号
    (T)との大小の比較結果に応じて行い、上方に凸であ
    る場合には新画像信号(S′ij)として注目点(i,j)
    における画像信号(Sij)より大きな画像強調信号(S
    Gij)に置換した信号とし、下方に凸である場合には新
    画像信号(S′ij)として注目点(i,j)における画像
    信号(Sij)より小さな画像強調信号(SLij)に置換し
    た信号とし、それ以外の場合には新画像信号(S′ij
    として元の画像信号(Sij)若しくはアンシャープ信号
    (Uij)に置換した信号とすることを特徴とする画像信
    号処理方法。
  2. 【請求項2】画像信号(Sij)から新画像信号
    (S′ij)を作成する画像信号処理方法であって、注目
    点(i,j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に
    凸であるか、下方に凸であるか、それ以外の場合である
    かの判別処理を、画像信号(Sij)から生成されるラプ
    ラシアン信号(▽2Sij)と閾値信号(T)との比較結果
    に応じて行い、上方に凸である場合には新画像信号
    (S′ij)として注目点(i,j)における画像信号
    (Sij)より大きな画像強調信号(SGij)に置換した信
    号とし、下方に凸である場合には新画像信号(S′ij
    として注目点(i,j)における画像信号(Sij)より小さ
    な画像強調信号(SLij)に置換した信号とし、それ以外
    の場合には新画像信号(S′ij)として元の画像信号
    (Sij)若しくはアンシャープ信号(Uij)に置換した信
    号とすることを特徴とする画像信号処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の方法において、画
    像強調信号(SGij)および(SLij)は夫々画像信号(S
    ij)を構成する注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号
    の中、最大値である信号(Smaxij)および最小値である
    信号(Sminij)とすることを特徴とする画像信号処理方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の方法において、画
    像強調信号(SGij)および(SLij)は夫々画像信号(S
    ij)を構成する注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号
    の中、最大値である信号(Smaxij)および最小値である
    信号(Sminij)と定数t(0<t<1)と定数t'(0<
    t'<1)とから SGij=(1−t)・Sij+t・Smaxij SLij=(1−t')・Sij+t'・Sminij として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の方法に
    おいて、アンシャープ信号(Uij)は注目点(i,j)の近
    傍領域内の局所平均信号(Uaveij)あるいはメジアン信
    号(Umedij)とすることを特徴とする画像信号処理方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の方法に
    おいて、新画像信号(S′ij)とアンシャープ信号(U
    ij)とからさらにシャープネス強調信号(S* ij)を係数
    信号を(K)として S* ij=S′ij+K・(S′ij−Uij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれかに記載の方法に
    おいて、新画像信号(S′ij)からアンシャープ信号
    (U′ij)を生成した後、シャープネス強調信号
    (S* ij)を係数信号を(K)として S* ij=S′ij+K・(S′ij−U′ij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の方法において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−Uij)は夫々新画像信号
    (S′ij)を変数とする関数信号(K(S′ij))およ
    び当該差信号(S′ij−Uij)を変数とする関数信号
    (F(S′ij−Uij))に代替しシャープネス強調信号
    (S* ij)を S* ij=S′ij+K(S′ij)・F(S′ij−Uij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  9. 【請求項9】請求項7記載の方法において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−U′ij)は夫々新画像信
    号(S′ij)を変数とする関数信号(K(S′ij))お
    よび当該差信号(S′ij−U′ij)を変数とする関数信
    号(F(S′ij−U′ij))に代替し、シャープネス強
    調信号(S* ij)を S* ij=S′ij+K(S′ij)・F(S′ij−U′ij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  10. 【請求項10】請求項1乃至5のいずれかに記載の方法
    において、元の画像信号(Sij)と新画像信号
    (S′ij)およびアンシャープ信号(Uij)とからさら
    にシャープネス強調信号(S* ij)を係数信号を(K)と
    して S* ij=Sij+K・(S′ij−Uij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至5のいずれかに記載の方法
    において、元の画像信号(Sij)と新画像信号
    (S′ij)および当該新画像信号(S′ij)から生成し
    たアンシャープ信号(U′ij)とからさらにシャープネ
    ス強調信号(S* ij)を係数信号を(K)として S* ij=Sij+K・(S′ij−U′ij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載の方法において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−Uij)は夫々元の画像信
    号(Sij)を変数とする関数信号(K(Sij))および当
    該差信号(S′ij−Uij)を変数とする関数信号(F
    (S′ij−Uij))に代替しシャープネス強調信号(S*
    ij)を S* ij=Sij+K(Sij)・F(S′ij−Uij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  13. 【請求項13】請求項11記載の方法において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−U′ij)は夫々元の画像
    信号(Sij)を変数とする関数信号(K(Sij))および
    当該差信号(S′ij−U′ij)を変数とする関数信号
    (F(S′ij−U′ij))に代替しシャープネス強調信
    号(S* ij)を S* ij=Sij+K(Sij)・F(S′ij−U′ij) として生成することを特徴とする画像信号処理方法。
  14. 【請求項14】画像信号(Sij)から新画像信号(S′
    ij)を作成する画像信号処理装置であって、注目点(i,
    j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に凸であ
    るか、下方に凸であるか、それ以外の場合であるかの判
    別処理を、画像信号(Sij)からラプラシアン信号(▽2
    Sij)を生成する2次微分手段(60)の出力信号である
    当該ラプラシアン信号(▽2Sij)と閾値信号(T)との
    比較結果に応じて行う比較手段(52)と、注目点(i,
    j)における画像信号(Sij)より大きな画像強調信号
    (SGij)または小さな画像強調信号(SLij)を生成する
    画像強調信号生成手段(62)および前記比較手段(52)
    の比較結果が上方に凸である場合には前記画像強調信号
    (SGij)を、下方に凸である場合には前記画像強調信号
    (SLij)を、それ以外の場合には前記画像信号(Sij
    を選択する新画像信号選択手段(46)とを具備すること
    を特徴とする画像信号処理装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の装置において、画像強調
    信号(SGij)および(SLij)は夫々画像信号(Sij)を
    構成する注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号の中、
    最大値である信号(Smaxij)および最小値である信号
    (Sminij)とすることを特徴とする画像信号処理装置。
  16. 【請求項16】請求項14記載の装置において、画像強調
    信号(SGij)および(SLij)は夫々画像信号(Sij)を
    構成する注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号の中、
    最大値である信号(Smaxij)および最小値である信号
    (Sminij)と定数t(0<t<1)と定数t'(0<t′
    <1)とから SGij=(1−t)・Sij+t・Smaxij SLij=(1−t′)・Sij+t′・Sminij として生成する信号であることを特徴とする画像信号処
    理装置。
  17. 【請求項17】画像信号(Sij)から新画像信号(S′
    ij)を作成する画像信号処理装置であって、注目点(i,
    j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に凸であ
    るか、下方に凸であるか、それ以外の場合であるかの判
    別処理を、画像信号(Sij)からアンシャープ信号
    (Uij)を減算する減算手段(42)の出力信号である差
    信号(Sij−Uij)と閾値信号(T)との大小の比較結果
    に応じて行う比較手段(52)と、注目点(i,j)におけ
    る画像信号(Sij)より大きな画像強調信号(SGij)ま
    たは小さな画像強調信号(SLij)を生成する画像強調信
    号生成手段(62)と、前記画像信号(Sij)からアンシ
    ャープ信号(Uij)を生成するアンシャープ信号生成手
    段(40)および前記比較手段(52)の比較結果が上方に
    凸である場合には前記画像強調信号(SGij)を、下方に
    凸である場合には前記画像強調信号(SLij)を、それ以
    外の場合には前記画像信号(Sij)若しくは前記アンシ
    ャープ信号(Uij)のいずれかの信号を選択する新画像
    信号選択手段(46)とを具備することを特徴とする画像
    信号処理装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の装置において、画像強調
    信号(SGij)および(SLij)は夫々画像信号(Sij)を
    構成する注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号の中、
    最大値である信号(Smaxij)および最小値である信号
    (Sminij)とすることを特徴とする画像信号処理装置。
  19. 【請求項19】画像信号(Sij)から新画像信号(S′
    ij)を作成する画像信号処理装置であって、注目点(i,
    j)における画像信号(Sij)の分布形状が上方に凸であ
    るか、下方に凸であるか、それ以外の場合であるかの判
    別処理を、画像信号(Sij)からラプラシアン信号(▽2
    Sij)を生成する2次微分手段(60)の出力信号である
    当該ラプラシアン信号(▽2Sij)と閾値信号(T)との
    比較結果に応じて行う比較手段(52)と、注目点(i,
    j)における画像信号(Sij)より大きな画像強調信号
    (SGij)または小さな画像強調信号(SLij)を生成する
    画像強調信号生成手段(62)と、前記画像信号(Sij
    からアンシャープ信号(Uij)を生成するアンシャープ
    信号生成手段(40)および前記比較手段(52)の比較結
    果が上方に凸である場合には前記画像強調信号(SGij
    を、下方に凸である場合には前記画像強調信号(SLij
    を、それ以外の場合には前記画像信号(Sij)若しくは
    前記アンシャープ信号(Uij)のいずれかの信号を選択
    する新画像信号選択手段(46)とを具備することを特徴
    とする画像信号処理装置。
  20. 【請求項20】請求項19記載の装置において、画像強調
    信号(SGij)および(SLij)は夫々画像信号(Sij)を
    構成する注目点(i,j)の近傍領域内の画像信号の中、
    最大値である信号(Smaxij)および最小値である信号
    (Sminij)と定数t(0<t<1)と定数t'(0<t′
    <1)とから SGij=(1−t)・Sij+t・Smaxij SLij=(1−t′)・Sij+t′・Sminij として生成する信号であることを特徴とする画像信号処
    理装置。
  21. 【請求項21】請求項17乃至20のいずれかに記載の装置
    において、アンシャープ信号生成手段(40)は注目点
    (i,j)の近傍領域内の局所平均信号(Uaveij)あるい
    はメジアン信号(Umedij)を生成するよう構成すること
    を特徴とする画像信号処理装置。
  22. 【請求項22】請求項17乃至21のいずれかに記載の装置
    において、さらに減算手段(54)、乗算手段(58)およ
    び加算手段(56)とを備え、新画像信号(S'ij)とアン
    シャープ信号(Uij)とからシャープネス強調信号(S*
    ij)を係数信号を(K)として S* ij=S′ij+K・(S′ij−Uij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  23. 【請求項23】請求項14乃至21のいずれかに記載の装置
    において、さらに減算手段(54)、乗算手段(58)、加
    算手段(56)および新画像信号(S′ij)からアンシャ
    ープ信号(U′ij)を生成するアンシャープ信号生成手
    段(80)とを備え、シャープネス強調信号(S* ij)を係
    数信号を(K)として S* ij=S′ij+K・(S′ij−U′ij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  24. 【請求項24】請求項22記載の装置において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−Uij)は夫々新画像信号
    (S′ij)を変数とする関数信号(K(S′ij))およ
    び当該差信号(S′ij−Uij)を変数とする関数信号
    (F(S′ij−Uij)に代替しシャープネス強調信号(S
    * ij)を S* ij=S′ij+K(S′ij)・F(S′ij−Uij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  25. 【請求項25】請求項23記載の装置において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−U′ij)は夫々新画像信
    号(S′ij)を変数とする関数信号(K(S′ij))お
    よび当該差信号(S′ij−U′ij)を変数とする関数信
    号(F(S′ij−U′ij))に代替し、シャープネス強
    調信号(S* ij)を S* ij=S′ij+K(S′ij)・F(S′ij−U′ij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  26. 【請求項26】請求項17乃至21のいずれかに記載の装置
    において、元の画像信号(Sij)と新画像信号
    (S′ij)およびアンシャープ信号(Uij)とからさら
    にシャープネス強調信号(S* ij)を係数信号を(K)と
    して S* ij=Sij+K・(S′ij−Uij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  27. 【請求項27】請求項14乃至21のいずれかに記載の装置
    において、元の画像信号(Sij)と新画像信号
    (S′ij)および当該新画像信号(S′ij)から生成し
    たアンシャープ信号(U′ij)とからさらにシャープネ
    ス強調信号(S* ij)を係数信号を(K)として S* ij=Sij+K・(S′ij−U′ij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  28. 【請求項28】請求項26記載の装置において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−Uij)は夫々元の画像信
    号(Sij)を変数とする関数信号(K(Sij))および当
    該差信号(S′ij−Uij)を変数とする関数信号(F
    (S′ij−Uij))に代替しシャープネス強調信号(S*
    ij)を S* ij=Sij+K(Sij)・F(S′ij−Uij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
  29. 【請求項29】請求項27記載の装置において、係数信号
    (K)および差信号(S′ij−U′ij)は夫々元の画像
    信号(Sij)を変数とする関数信号(K(Sij))および
    当該差信号(S′ij−U′ij)を変数とする関数信号
    (F(S′ij−U′ij))に代替しシャープネス強調信
    号(S* ij)を S* ij=Sij+K(Sij)・F(S′ij−U′ij) として生成するよう構成することを特徴とする画像信号
    処理装置。
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