JP2617528B2 - 廃液を固化して化学的に定着させる方法 - Google Patents

廃液を固化して化学的に定着させる方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、強アルカリ並びに多価金属イオンの存在下
で生物系無定形シリカを添加剤として使用して、廃液を
固化して化学的に定着処理することに関するものであ
る。
発明の背景 1960年代以来、化学的定着及び固化処理(CFS)の分
野で、可溶性シリケートは種々の硬化剤と組合せて使用
されてきた。この分野については、非常に多数の類似の
先行技術があるが、この分野における最も著名な特許は
恐らくケミフィックス・テクノロジーズ・インコーポレ
ーテッド(Chemifix Technologies Inc.)によって所有
されている米国特許第3,837,872号であろう。この分野
における先行技術については、米国特許第4,600,514号
にも良好な考察がなされている。しかしながら、いぜれ
の先行技術も固化添加剤及び/又は廃液から可溶性シリ
ケートをその場で生成することは教示していない。ポー
トランドセメント/可溶性シリケート法における主な欠
点の一つは反応が急激過ぎて、特に回分式処理方式にお
いては制御が難しいことである。この理由のため、この
方法は主として大規模な連続流処理の場合に採用されて
いた。もう一つの欠点は、添加剤、即ち、固体(通常、
ポートランドセメント)及び液体(通常、3.22SiO2:Na2
Oナトリウムシリケートの38%溶液)を貯蔵する場合は
分離しておかなければならず、廃液に添加する場合には
迅速に行い、完全に混合しなければならないことであ
る。これらの問題については、ソリッド・テック・シス
テムズ・インコーポレーテッド(Solid Tek Systems In
c.)及びケミ−テクニックス・インコーポレーテッド
(Chem−Technics,Inc.)にそれぞれ譲渡されている米
国特許第4,518,508号及び第4,600,514号に記載されてい
る。これらの発明においては、固溶性シリケートの全体
または一部を液溶液で置換する他の手段を使用して、固
体含有率の低い廃液の粘度を高め、相分離を起こさず
に、混合物を徐々に、コントロールしながら固化する。
滲出性についてのRCRA基準に合格するように、毒性の
金属を化学的に定着して可溶性でない形態に化学的に定
着して固化処理する技術分野(CFS)では、可溶性シリ
ケートが頻繁に利用されてきた。しかしながら、前記金
属がすでに水酸化物のような部分的に可溶性の化合物に
変性している場合、シリケートが物理的に前記金属に接
近できないというよりもその働きが少ない。この理由
は、シリケートは硬化剤(ポートランドセメント等)及
び/又は廃液と反応することによって速やかに消費され
てしまい、前記金属化合物が徐々に溶解してくる時点で
は量的に乏しくなってしまうためである。
発明の要旨 本発明は、生物系無定形(アモルファス)シリカを廃
液に添加した場合、強アルカリによって転化されてシリ
ケートを生成し、その生成したシリケートはしかる後、
多価金属イオンと反応してセメント質生成物を提供する
という発見に基づいている。
従って、本発明は、強アルカリ並びに多価金属イオン
の存在下で生物系無定形シリカを使用して廃液を処理す
る方法で、前記強アルカリは前記生物系シリカを可溶性
シリケートに転化し、前記転化した可溶性シリケートは
多価金属イオンの存在下で廃棄物質とセメント質生成物
を形成することからなる生物系シリカで廃液を処理する
方法を提供するものである。ある種の廃液中には、強ア
ルカリ及び多価金属イオンが存在するが、存在しない場
合、または存在してもその量が不十分である場合には、
これらの成分の一方または両方を生物系シリカと共に廃
液に添加すれば良い。
生物系無定形シリカとしては、米の籾殻をエネルギー
放出させながら燃焼させることによって得られる籾殻灰
が好ましく、これは容易に入手でき、多孔度が高いこと
から好ましい。
“その場で”または“現場で”廃液を固化し、化学的
に定着するという意味は、生物系シリカあるいは生物系
シリカ並びにpHが約12以上の強アルカリ及び多価金属イ
オンの少なくとも一方を廃液に添加し、廃液中で可溶性
シリケートを生成し、しかる後、その廃液を多価金属イ
オンで廃液中で固化して化学的に定着させることを意味
する。
従って、本発明は、毒性金属を定着させる従来法の前
述の欠点を克服した優秀な手段を提供するものである。
即ち、本発明の方法では、可溶性シリケートは徐々に生
成し、非常に長時間にわたって生成し続けるので、廃液
中で生成しながら毒性金属イオンとの反応に連続的に供
給することができる。又、本発明の系においては、アル
カリ性であるために毒性金属化合物の再編成は加速され
る。
従って、本発明の目的は、生物系シリカから可溶性シ
リカを形成するのに充分な強アルカリの存在下並びに前
記可溶性シリカとともにセメント質生成物を形成するの
に充分な多価金属イオンの存在下で、実質的に無定形の
形態の生物系シリカを廃液に添加し、廃液を固化して化
学的に定着させる方法を提供することである。
本発明の別の目的は、生物系シリカとして、米の籾殻
灰を商業的にエネルギー燃焼させることによって得られ
るような籾殻灰を使用する前記方法を提供することであ
る。
本発明のさらに別の目的は、生物系シリカを廃液に添
加し、強アルカリ及び多価金属イオンの必要量を廃液に
添加する前記方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、可溶性シリケートが徐々
に生成し、非常に長時間にわたって生成し続け、廃液中
で生成しながら毒性金属イオンとの反応に連続的に供給
することができる前記方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、硬化時間が調節でき、固
体含有率が高いことによる良好な機械的特性を備えるこ
とができ、米の籾殻灰などの生物系シリカの吸着力を利
用して固体の生成を迅速に行うことができ、添加成分と
高粘度の粘稠性廃液との混合能力を改良でき、経済的利
点を有し(特にアルカリ及び/又は多価金属イオンが廃
液中に存在する場合)、すべての固形試薬系が使用でき
(所望により予め混合してもよい)、種々の硬化剤が使
用でき、 その結果得られる固体のpHを調節でき、金属を特に長
時間にわたって化学的に定着できる方法を提供すること
である。
本発明のさらに別の目的は、廃水からの生成物が貴重
であり、粉砕して埋め立て地を被覆することができ、土
地の造成、農場等に利用できるものである、廃水を固化
して化学的に定着する方法を提供することである。
本発明の他の目的、特徴及び利点等は下記の記載等か
ら当業者にさらに理解できるようになるであろう。
好ましい実施態様の記載 前述のように、本発明は、米の籾殻、米の茎、トク
サ、ヨモギ、バガス、ある種の竹やヤシ(シュロ)の
葉、特にパルミラヤシの花粉等から得られる灰などの生
物系無定形シリカを添加することによって廃液を固化処
理することに関するものである。
生物系無定形シリカは前述のような生物源原料を制御
しながら燃焼させて実質的に全てが無定形(アモルファ
ス)の状態であるシリカを製造することによって得られ
る。米の籾殻などの生物系原料を商業的にエネルギー燃
焼することによって生物系シリカを得ることは米国特許
第4,460,292号に開示されている。生物系シリカは無定
形状態であることが好ましいが、若干の結晶性シリカ並
びに残留炭素、痕跡量のミネラル及び有機物が存在して
いても構わない。
生物系無定形シリカは廃液に添加され、そこで強アル
カリによって可溶性シリケートに添加され、そのシリケ
ートはしかる後、多価金属イオンと反応して廃液を固化
し、廃液とセメント質生成物を形成する。この固化した
廃棄物は除去してもよく、またはその場に放置してもよ
く、例えば土地の造成等に利用できる。さらに、その固
化して化学的に定着した廃棄物は粉砕して埋め立て地を
覆ったり、土地の造成、農地の提供等にも利用できる価
値のあるものである。
ある種の廃棄物の場合、例えば、pHが12以上のような
高いpH値を有するものの場合、水酸化ナトリウム溶液の
ような強アルカリを添加する必要がない。また、アルカ
リ性の低い廃液の場合、強アルカリを固体または液体の
いずれかの形態で添加すれば良い。もし廃液がカルシウ
ム、その他の多価金属イオン含有しない場合、処理中に
それらをいくつかの塩の一種として添加するか、あるい
は生物系無定形シリカとともに添加成分として加えても
良い。実際上、生物系シリカ、アルカリ、及び多価金属
イオン源はいずれの組合せで使用しても良い。高pH値の
いずれの条件のものでも使用でき、例えば、水酸化ナト
リウム含有廃液、その他のこのような特性を有する廃液
が使用できる。使用できる最も一般的なアルカリは、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酸化カルシウム、ま
たは水酸化カルシウム(石灰)等である。
又、いずれに由来する多価金属も使用できる。ある場
合には、好ましい原料は廃水への溶解度が限られてお
り、金属イオンが長時間にわたって徐々に放出されるも
のであり、また、ある場合には、混合した時点で、金属
イオンが完全に溶解しているものでも良い。前記アルカ
リ及び多価金属は固体または液体のいずれの形態でも良
い。
両者の成分の相対的量比は、廃液に応じて変えること
ができる。
この方法に参与する基本的化学の非常に簡略化した転
化工程は下記の化学式によって表される。
2NaOH+xSiO2→Na2O:x(SiO2)+H2O Na2O:x(SiO2)+Ca(OH)→CaSiXO2X+1+2NaOH カルシウムの代わりに、いずれの種類の多価金属類で
代用しても良く、そこから、鉛、クロム、水銀等の“定
着された”毒性金属が生成する。存在したとしても、こ
れらの金属はカルシウムと共にシリケートに対処して完
了する。金属に結合したアニオンは反応速度及び得られ
る固体と最終的pHを定めるの役立つ。例えば、水酸イオ
ンが支配的である場合には、水酸化ナトリウムが連続的
に再生成し、事実上シリカが完全に溶解するまで生物系
シリカと反応する。一方、金属が塩化物または硫酸塩、
例えばCaCl2の形態である場合、その反応生成物は中性
に近く、シリカと反応する充分な水酸イオンが存在しな
くなるまで、アルカリ度が低下する。従って、最終的pH
及びその多の特性は水酸化ナトリウム/シリカの最初の
比に依存する。しかしながら、これは起こっている工程
を非常に簡略化して見た場合であって、生成する可溶性
シリケートはいずれの場合にも正確な化学量論的な化合
物ではないことを理解すべきである。また、生成する不
溶性金属“シリケート”は全く化合物でない場合も有
り、水和シリカ母体中で他の金属類との固溶体である場
合もある。金属−シリカ反応がシリケート粒子の表面上
に起こる証拠がある。その結果として、新しく生成した
金属シリケートは生物系シリカの粒子に付着している。
すなわち、原料のスラリーはベルトフィルタープレス、
チャンバープレス、または遠心分離機などの従来の相分
離装置によって処理され、金属シリケートは固体相に留
まり、それによって廃棄しなければならない物質の量が
減少し、従って経費が節約でき、廃棄源を保護し、イオ
ンを廃棄するための経費が節約できる。
本発明の米の籾殻灰のような生物系シリカの新規な有
用な利用法を提供するものである。もし廃液がカルシウ
ム(または他の多価金属イオン)を含有しない場合に
は、処理中にいくつかの塩の一つとして、あるいは米の
籾殻灰と共に添加成分として添加することができる。あ
るいは、通常は従来のセメント/ナトリウムシリケート
法で処理されるような低アルカリ性廃液を固化するのに
は、米の籾殻灰、多価金属化合物及び強アルカリ(固体
または液体のいずれの形態でもよい)で構成される系が
使用される。米の籾殻系はある種の利点を有し、制御さ
れながら徐々に硬化して最終的に非常に高い強度に硬化
し、硬化した場合機械的特性が良好であり(固体含有率
が高いため)、遊離水を速やかに捕捉し、高粘度の粘稠
性の廃液を容易に混合できる利点が有る。また、後述す
るような理由から良好な定着特性を有する。
下記の実施例は本発明及びその応用をさらに説明する
ものであり、生物系無定形シリカとして米の籾殻灰を使
用して廃液の化学的定着/固化処理工程において現場で
可溶性シリケートを生成している例である。
例 1 一連のテストでは、米の籾殻灰を通常の速度で添加し
て水を吸着し(5.3lb/gal)、しかる後濃縮水酸化ナト
リウム(50%)を25容積%の量で添加した。第1のサン
プルではこの混合物のままで硬化させ、第2のサンプル
については硬化する前に塩化カルシウム0.84lb/galを添
加した。7日後、塩化カルシウムを含んだサンプルは硬
化し(自由圧縮強度[unconfined compressive strengt
h(UCS)]=>4.5トン/平方フィート)、他方、塩化
カルシウムを含まないサンプルは変わらなかった(自由
圧縮強度[unconfined compressive strength(UCS)]
=〜0.1トン/平方フィート)。14日後、塩化カルシウ
ムを含んだサンプルはさらに硬化し、他方、塩化カルシ
ウムを含まないサンプルはまだ変化しなかった。5ヵ月
後でも、塩化カルシウムを含まないサンプルは未だ硬化
せず、塩化カルシウムを含んだサンプルは石のように硬
化した。
塩化カルシウムの代わりに塩化ナトリウムを含ませた
比較サンプル並びに塩化カルシウムを含ませたが水酸化
ナトリウムを含ませなかった比較サンプルはいずれも硬
化せず、塩化物イオンは反応に関与せず、塩化カルシウ
ムを単独に含ませただけでは、硬化を起こさないことが
証明された。
この実施例並びにその他の証拠から、硬化反応が起こ
るのは、まず可溶性シリケートが生成し、しかる後、そ
れが多価金属イオンと非常に迅速に反応してセンメント
質金属シリケートを生成するためであることがわかる。
例 2 実際のカルシウムを母体とする高pH値の廃液について
処理能力の実験を試みたところ、米の籾殻灰を単独で添
加した場合でも、この物質固有の粒状のばらばらな状態
より非常に硬い生成物が得られることがわかった。この
廃液は、水酸化カルシウム並びに他のカルシウム化合物
3.7%、水酸化ナトリウム5.0%、及び水酸化カリウム2.
8%を含有した。この廃液に1.5lb/galの添加割合で籾殻
灰を添加した場合、UCSの値は12日間の硬化後、>4.5ト
ン/平方フィートに達した。これに対し、ナトリウムシ
リケート(0.9lb/gal)だけを添加した場合には、硬化
が迅速であったが、時間が経過してもある程度以上は硬
くならなかった。ナトリウムシリケート溶液を添加した
場合のUCSの値は1日で1.7トン/平方フィートに達した
が、12日後でも1.8トン/平方フィートであった。一
方、籾殻灰を添加した場合には、UCSの値は1日目は0.0
トン/平方フィートであったが、12日後では>4.5トン
/平方フィートに達した。この例は前述の理論を実証し
ており、籾殻灰を添加した場合、ナトリウムシリケート
は徐々に生成し、生成するに従って多価金属イオンと反
応し、このように制御された反応によってより優秀な結
果が得られることを実証している。
例 3 別の廃水、即ち有機化学プラントにおけるBOD有機汚
染単位を有するバイオスラッジについて別の処理実験を
行った。これは固化するのが非常に難しい廃液であっ
た。これはゼラチン質であり、この廃液はポートランド
セメント/ナトリウムシリケート法は別にして、通常の
全てのCFS法に対して非反応性であった。弱い固体強度
を得る場合にも(11日後、UCS=〜1.0トン/平方フィー
ト)、多量の米の籾殻灰及び硬化剤を必要とし(4lb/ga
l)、キルンダストの固化の場合にはさらに多量の添加
量を必要とした(5lb/gal)。ポートランドセメント/
ナトリウムシリケート法では薬剤の必要添加量は2lb/ga
l以下であったが、より硬い固形物を生成した(11日
後、UCS=2.8トン/平方フィート)。しかしながら、米
の籾殻灰を0.67lb/galの量でポートランドセメント/ナ
トリウムシリケート法に加えたところ、非常に硬い物質
が得られた(3日後、UCS=3.7トン/平行フィート、10
日後、UCS=〉〉4.5トン/平方フィート)。このことは
固体含有率がわずかしか増加しないことから判断すると
説明できない。しかしながら、米の籾殻灰の反応の場
合、ナトリウムシリケート溶液によって高度のアルカリ
度が得られることから説明可能である。
例 4 本発明の方法を例3の廃液に適用し、ポートランドセ
メント/ナトリウムシリケート法の場合と同様な効果が
得られるか試験した。実験は籾殻灰−50%水酸化ナトリ
ウム溶液と、塩化カルシウムまたはポートランドセメン
トのいずれか一方とを種々の量比で使用した場合につい
て行った。塩化カルシウムを使用した場合は、混合物は
硬化しなかったが、ポートランドセメントをカルシウム
源として使用した場合には、全体の添加量が4lb/gal
(エンヴィロガード[enviroGuard]2lb/gal、ポートラ
ンドセメント1.3lb/gal、水酸化ナトリウム0.67lb/ga
l)で10日間で非常に硬くなった(UCS=>4.5トン/平
方フィート)。このことから、この廃液の場合、非常に
可溶性の塩化カルシウムは廃液中のある成分、恐らく硫
化物イオン、と急激に反応して以後のシリケート反応に
は供給されなくなったものと思われる。一方、セメント
の場合には、水和反応によって水酸化カルシウムが連続
的に生成し、カルシウムイオンが常に提供され、籾殻灰
のアルカリ溶解によって生成する可溶性シリケートとの
反応に供される。
上記の結果から、本発明の方法の場合も、ポートラン
ドセメント/ナトリウムシリケート法の場合と同程度の
硬度を達成するには、全体としてほぼ同じ量の試薬の添
加が必要であることが予測できる。
例 5 この例では、廃液源として、熱分解燃料油を含む有機
化学プラントからの廃液、精製装置のスラッジ、及びそ
の他の混合廃液を使用した。本発明の方法を使用した場
合、米の籾殻灰2.0lb/gal、ポートランドセメント1.0lb
/gal、及び50%水酸化ナトリウム0.67lb/galの混合物を
廃液に添加した。この結果、本発明の方法の場合、24時
間以内で、UCS値は〉〉4.5トン/平方フィートに達した
が、ポートランドセメント/ナトリウムシリケート法の
場合は、2.1lb/galの添加量でUCS値は2.1トン/平方フ
ィートであった。両者の方法において、同程度の硬さを
得るためには同程度の量の試薬が必要とされた。しかし
ながら、ポートランドセメント/ナトリウムシリケート
法の場合には、混合したり、コンパクト化するのが難し
い高粘度の粘稠性の塊が得られるのに対し、本発明の方
法の場合には、容易に混合でき、装置に付着したりせ
ず、容易にコンパクト化できる半固体が得られた。
例 6 この例では、米の籾殻灰の代わりに別の生物系シリカ
使用し、同様な結果が得られた。
事実上、いずれの生物系シリカ、アルカリ、及び多価
金属イオン源の組合せでも使用できる。米の籾殻灰以外
の他の種々の形態の生物系シリカについては米国特許第
4,460,292号に開示されている。
強アルカリについては、高pH値の条件を生み出すのに
充分な水酸イオン源なら、いずれのもので使用でき、こ
のような特性を備えた何らかの廃棄物を使用しても良
い。最も一般的なアルカリは水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、及び酸化カルシウムまたは水酸化カルシウム
(石灰)等である。
多価金属イオンについては、いずれの多価金属イオン
源も使用できる。場合によっては、前記例4で使用され
たようなものが使用できるが、好ましい源は水への溶解
度が限られたもので、金属イオンが長期間にわたって徐
々に放出されるものが好ましい。場合によっては、混合
物を作る時に、金属イオンを完全に溶解させたものでも
よい。場合によっては、ポートランドセメント及び塩化
カルシウムもよく働き、他の多価金属イオン類も使用で
きる。廃水自体がこれらの成分を含んでいれば、非常に
良好である。アルカリ及び多価金属は固体または液体の
いずれの形態でも良く、生物系シリカは固体である。
原則として、充分な水が存在して反応を起こさせれ
ば、いずれのレベルの試薬を使用してもよい。しかしな
がら、実用上は、全添加成分について、廃液1ガロン
(gal)当り0.01〜10.0lbあるいは乾燥廃棄物1トン当
り0.5〜4000lbの量で使用するのが好ましい。
各成分の互いの相対的量比は出発廃液並びに最終的に
得られる固体の物理的及び化学的要求に応じて変わる。
これは廃液の簡単な実験によって測定できる。
廃液はそれぞれ組成が違うので、実用上、廃液のサン
プルを試験し、そのアルカリ及び多価金属イオンの存在
量を測定する。廃液を固化して化学的に定着するのに最
適な添加量の測定はこれらのサンプルについての簡単な
実験によって行える。
要約すると、本発明の方法の従来のCFS法(特に可溶
性シリケートを使用する方法)に対する利点は下記のよ
うである。
(1) 硬化時間を調節できること。
(2) 固体含有率が高く、機械的特性が良好であるこ
と。
(3) 米の籾殻灰などの生物系シリカの吸着特性によ
り速やかに固体の生成が可能であること。
(4) 添加成分と高粘度の粘稠性な廃液との混合性が
改良されること。
(5) 経済的利点があること(特にアルカリ及び/又
は硬化剤(多価金属イオン)が廃液中に存在すると顕著
である)。
(6) 全て固体系試薬が使用可能なこと。
(7) 種々の硬化剤が使用できること。
(8) 最終的に得られる固形分のpHが調整できるこ
と。
(9) 金属の定着ができること(特に長期間にわたっ
てできること)。
以上述べたように、本発明は前述のような利点及び特
徴を有し、本発明の初期の目的に適合したものである。
以上、説明のために、本発明を好ましい実施態様に従
って説明してきたが、特許請求の範囲に記載した本発明
の思想の範囲内でいろいろと応用変化させることは可能
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−25681(JP,A) 国際公開87/6758(WO,A1)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲の温度及び圧力下で、廃物及び充分な
    水中で生物系シリカから可溶性シリカを形成するに充分
    なpH12及びそれより高いpHの強アルカリの存在下並びに
    その可溶性シリカとともにセメント質生成物を形成する
    に充分に少なくとも1つの多価金属イオンの存在下で、
    生物系シリカを廃液に添加し、廃液を固化して化学的に
    定着させ、そして、前記強アルカリを前記生物系シリカ
    と連続的に反応させることを特徴とする廃液を固化し化
    学的に定着させる方法。
  2. 【請求項2】生物系シリカが米の籾殻灰である請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】廃液がセメント質の化学的に定着された生
    成物を形成するに充分な強アルカリ及び多価金属イオン
    を含んでいる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】強アルカリの少なくとも一部が廃液に添加
    される請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】多価金属イオンの少なくとも一部が廃液に
    添加される請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】強アルカリ及び多価金属イオンの少なくと
    も一部が廃液に添加される請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】廃液がタンク中にあり、生物系シリカをタ
    ンク中の廃液に添加する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】生物系シリカが米の籾殻灰である請求項7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】廃液が多価金属イオン及び強アルカリの少
    なくとも一部を含んでいる請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】多価金属イオン及び強アルカリの少なく
    とも一部を廃液に添加する請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】廃液がタンク中にあり、廃液をタンクか
    ら取り出し、その取り出した廃液に生物系シリカを添加
    する請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】生物系シリカが米の籾殻灰である請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】廃液が多価金属イオン及び強アルカリの
    少なくとも一部を含んでいる請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】多価金属イオン及び強アルカリの少なく
    とも一部が廃液に添加される請求項11記載の方法。
  15. 【請求項15】請求項1記載の方法によって形成される
    生成物。
  16. 【請求項16】請求項2記載の方法によって形成される
    生成物。
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