JP2615494B2 - 冷媒加熱熱交換器 - Google Patents

冷媒加熱熱交換器

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JP2615494B2
JP2615494B2 JP1163042A JP16304289A JP2615494B2 JP 2615494 B2 JP2615494 B2 JP 2615494B2 JP 1163042 A JP1163042 A JP 1163042A JP 16304289 A JP16304289 A JP 16304289A JP 2615494 B2 JP2615494 B2 JP 2615494B2
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heat
refrigerant
fins
heat exchanger
square tube
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寿雄 横井
孝広 田村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷媒加熱器の熱交換器に関するものである。
従来の技術 従来の冷媒加熱器を図面を参照しながら説明する。第
5図、第6図において21は熱交換器主材であり、アルミ
押し出しで筒状に成型されており、内面には多数のフィ
ン22が、筒外周部には管保持部23が設けられている。管
保持部23には冷媒管24が挿入され、隣接する管を接続し
熱交換器主材21の外周を取り囲んで冷媒回路を形成して
いる。25はフィン22先端に接するように挿入された封鎖
筒である。燃焼用空気は送風機26によって供給され、バ
ーナ27によって発生した燃焼ガスは矢印の如く熱交換器
主材21の一方より入り、フィン22へ熱を伝えながら反対
方向に設けた排気集合板28から排気される。(たとえ
ば、特開昭59−107167号公報) 発明が解決しようとする課題 従来は、熱交換器主材21がアルミ押し出し材で成型
されているため、軽量化が困難であり熱容量が大きく、
暖房開始時は冷媒に熱を伝える前にまず熱交換器主体21
を暖めることになり、立ち上がりが遅くなる。熱交換
器主材21は押し出し材のためファン22の枚数増加による
伝熱面積の拡大には限界がある。熱交換器主材21は押
し出し材のため管保持部23は燃焼ガスの流れと同方向に
成型されるため、燃焼ガスの入口側に冷媒出口がきて、
ガス化した冷媒が高温燃焼ガスにさらされるため、熱交
換器主材21が部分的に加熱し、冷媒が分解することがあ
った。熱交換がほぼ終り温度の低くなった燃焼ガスの
出口側では、温度の低い液状態の入口冷媒と熱交換する
部分があるため燃焼ガス中の水蒸気が液化しやすく、酸
性のドレン水が熱交換器主材21を腐食させるといった欠
点を有していた。
本発明は上記欠点を鑑みてなされたものであり、立ち
上がりが早く安価で耐久性の高い冷媒加熱熱交換器を提
供するものである。また、本発明の他の目的はフィンを
無駄にすることなく、より安価で腐食に強い冷媒加熱熱
交換器を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷媒加熱熱交換器
は 凹字形にカットした多数のプレートフィンに複数の
冷媒管を直行に配して密着し、この多数のフィンによっ
て形成される対抗する二面に金属板を設けて、前記プレ
ートフィンの側板とともに角筒を形成し、前記フィンカ
ット部に耐熱性角筒を設けて、この耐熱性角筒を通って
対抗する面へ流れる燃焼ガス通路を形成する。
多数のプレートフィンに複数の冷媒管を直行に配し
て密着した熱交換部を、間に空間を設けて水平方向に二
段に配し、この上端交換部のプレートフィンによって形
成される二面のうち上面と、下段熱交換器のプレートフ
ィンによって形成される二面のうち下面にそれぞれ金属
板を設けて、前記二段の熱交換部の側板とともに角筒を
形成し、前記下段熱交換部下面金属板に排気口を設ける
とともに、前記角筒の一方の面を閉鎖し、他方の面から
前記熱交換部空間に前記角筒の長さより短い耐熱性角筒
を挿入して、この耐熱性角筒の内部を通って前記排気口
へ流れる燃焼ガス通路を形成した構造としたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、燃焼ガスが耐熱性角筒
を通して冷媒へ熱伝達して温度が下がった後、熱交換部
と熱交換することになる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。第1図は本発明の特許請求範囲請求項(1)の一実
施例の冷媒加熱熱交換器の断面図である。同図において
1はフィンであり、一部を凹状にカットされている。2
は冷媒管であり、フィン1に直交して密着している。3
は耐熱性角筒であり、フィン1のカット部分に挿入され
ている。また、フィン1の上面には金属板4が、下面に
は金属板5が設けられている。フィンの凹状にカットし
た側の面には、内部に燃焼空気供給用の送風機6および
燃焼空気とガスを混合して燃焼させるバーナ7を有して
いるバーナユニット8が取り付けられている。フィッカ
ットした面の反対側には排気口9が取り付けられてい
る。冷媒管2は相互に接続され、その回路は2分割して
フィッカット面側のa1、a2から入り排気口9接続側のb
1、b2から出て合流する経路となっている。また、燃焼
空気はAから、燃料のガスはBからバーナユニット8内
に吸い込まれて炎が耐熱性角筒3の内部で形成され、排
気口9から排出される。
第2図は同実施例における熱交換器の斜視図である。
上記構成において、燃焼ガスの温度は第3図のようにな
る。すなわち、燃焼ガスは炎の先端部イで最も高くフィ
ン2の耐熱温度より高いtイとなっているが、耐熱性角
筒3を通じて冷媒へ熱伝達し、耐熱性角筒3の出口ロで
はフィン2の耐熱温度より高いtロまで下がる。その
後、フィン2を通して、充分熱を冷媒へ伝えてtハに下
がり排気口9の先端ニでtニとなって排出される。ここ
で、イの付近の冷媒は液状態で流入してくるため過熱す
ることがない。また、tロとなった燃焼ガスにはガス状
となり温度が高くなった冷媒出口b1、b2と熱交換するた
め燃焼ガス中の水蒸気が液化しにくく、ドレン水の量が
少なく酸性のドレン水がフィン2を腐食することがな
い。さらに、熱交換器は多数のフィン2で構成されてい
るため、軽量で熱容量が小さく暖房の開始時は立ち上が
りが早いという効果がある。また、フィン2によって、
熱伝達面積が大きく効率が高いという効果がある。
第4図は本発明の特許請求範囲請求項(2)の一実施
例の冷媒過熱熱交換器の断面図である。同図において11
a、11bはフィンであり、水平方向に二段に配されてい
る。12は冷媒管であり、フィン11に直交して密着してい
る。13は耐熱性角筒であり、フィン11の空間部分に挿入
されている。また、フィン11aの上面には金属板14が、
フィン11bの下面には金属板15が設けられている。耐熱
性角筒13の挿入されている側の面には、内部に燃焼空気
供給用の送風機16および燃焼空気とガスを混合して燃焼
させるバーナ17を有しているバーナユニット18が取り付
けられている。耐熱性角筒13の挿入されている側の反対
側は金属板20で閉鎖されている。金属板15には排気口19
が取り付けられている。冷媒管は相互に接続され、その
回路は2分割してフィン11a側のa1、フィン11b側のa2か
ら入りそれぞれ金属板20側のb1、b2から出て合流する経
路となっている。また、燃焼空気はAから、燃料のガス
はBからバーナユニット18内に吸い込まれて炎が耐熱性
角筒13の内部で形成され、排気口19から排出される。
同実施例は第1図の実施例と同じように燃焼ガス温度
は第3図のように変化し、同様の効果があるが、第1図
実施例のようにフィン2をカットする必要がなく、無駄
がない。また、ドレン水が熱交換部下部の排気口19から
排出されるので、フィン12の腐食がさらに少ない効果が
ある。
発明の効果 以上の説明から明らかなように請求項(1)の発明は
フィンを凹状にカットして、カット部に耐熱性の角筒を
設けている構成のため、炎先端付近の冷媒は液状態で流
入してくるため過熱することがない。また、熱交換した
燃焼ガスにはガス状となり温度が高くなった冷媒出口と
熱交換するため燃焼ガス中の水蒸気が液化しにくく、ド
レン水の量が少なく酸性のドレン水がフィンを腐食する
ことがない。さらに、熱交換器は多数のフィンで構成さ
れているため、軽量で熱容量が小さく暖房の開始時は立
ち上がりが早いという効果がある。また、フィンによっ
て、熱電体面積が大きく効率が高いという効果がある。
請求項(2)の発明は、フィンを水平方向に二段に配
して空間に耐熱性角筒を設けた構成としているため、請
求項(1)の効果に加え、フィンをカットする必要がな
く無駄がない。また、ドレン水が排気口から排出される
ためフィンの腐食の心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項(1)記載の本発明の一実施例における
冷媒過熱熱交換器の断面図、第2図は同実施例の熱交換
器の斜視図、第3図は同実施例の燃焼ガスの温度変化を
示す図、第4図は請求項(2)記載の本発明の一実施例
における冷媒過熱熱交換器の断面図、第5図、第6図は
従来の冷媒過熱熱交換器の断面図である。 1……フィン、2……冷媒管、3……耐熱性角筒、11…
…フィン、12……冷媒管、13……耐熱性角筒。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹字形にカットした多数のプレートフィン
    に複数の冷媒管を直行に配して密着し、この多数のフィ
    ンによって形成される対抗する二面に金属板を設けて、
    前記プレートフィンの側板とともに、角筒を形成し、前
    記フィンカット部に耐熱性角筒を設けて、この耐熱性角
    筒を通って対抗する面へ流れる燃焼ガス通路を形成した
    構造の冷媒加熱熱交換器。
  2. 【請求項2】多数のプレートフィンに複数の冷媒管を直
    行に配して密着した熱交換部を、間に空間を設けて水平
    方向に二段に配し、この上段熱交換部のプレートフィン
    によって形成される二面のうち上面と、下段熱交換器の
    プレートフィンによって形成される二面のうち下面にそ
    れぞれ金属板を設けて、前記二段の熱交換部の側板とと
    もに角筒を形成し、前記下段熱交換部下面金属板に排気
    口を設けるとともに、前記角筒の一方の面を閉鎖し、他
    方の面から前記熱交換部空間に前記角筒の長さより短い
    耐熱性角筒を挿入して、この耐熱性角筒の内部を通って
    前記排気口へ流れる燃焼ガス通路を形成した構造の冷媒
    加熱熱交換器。
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