JP2613053B2 - ギヤポンプ - Google Patents

ギヤポンプ

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JP2613053B2
JP2613053B2 JP11097087A JP11097087A JP2613053B2 JP 2613053 B2 JP2613053 B2 JP 2613053B2 JP 11097087 A JP11097087 A JP 11097087A JP 11097087 A JP11097087 A JP 11097087A JP 2613053 B2 JP2613053 B2 JP 2613053B2
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秀雄 照山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、一対の外接ギヤをかみ合わせてなるギヤ
ポンプに関する。
(従来の技術) 第4〜6図に示した従来のギヤポンプは、そのボディ
Bに、ボディボア1を形成するとともに、このボディボ
ア1の底面2に一対の軸受孔3、4を形成し、この軸受
孔3、4に巻ブッシュ5、6を圧入している。
また、このボディBの側面にはカバー7を設けるとと
もに、このカバー7にも軸受孔8、9を形成している。
そして、この軸受孔8、9に上記ボディB側と同様の巻
ブッシュ10、11を圧入している。
上記のようにした巻ブッシュ5と10とでドライブギヤ
12のギヤ軸13、14を回転自在に支持し、巻ブッシュ6と
11とでドリブンギヤ15のギヤ軸16、17を回転自在に支持
している。
ボディボア1に挿入した上記両ギヤ12、15と底面2と
の間にサイドプレート18を介在させるとともに、当該両
ギヤ12、15とカバー7との間にもサイドプレート19を介
在させている。
上記一方のサイドプレート18は、ボディボア16の底面
2の摺動特性が悪いという問題を解消するためのもので
ある。また、他方のサイドプレート19は、カバー7の側
面に装着したシール部材20、21の作用で、低圧エリヤと
高圧エリヤとに区画される。そして、この各エリヤに導
入した圧力作用で、両サイドプレート18、19をギヤ12、
15の側面に圧接して、それをメタルシールするようにし
ている。
なお、図中符号aはボディBに形成した吸込ポート、
bは同じくボディBに形成した吐出ポートである。
(本発明が解決しようとする問題点) 上記のようにした従来のギヤポンプで、そのボディギ
ア1を切削加工すると、そのボディボア1の周囲に、第
6図に示すような円弧状部22が形成されてしまう。
このように円弧状部22ができた状態のまま、サイドプ
レート18を挿入すると、このサイドプレートト18の外周
の角部23と上記円弧状部22とが、第6図に示すように干
渉し合い、当該サイドプレート18とボディボア1の底面
2との間にすき間δができてしまう。
このようにすき間δができると、高圧側において、サ
イドプレート18の外周部分にできたすき間から漏れた高
圧油が、このすき間δを介して低圧側に逃げてしまい、
ポンプ効率が非常に悪くなるという問題があった。
この発明の目的は、サイドプレートとボデイボアの底
面との間のすき間ができないようにして、そのポンプ効
率を向上させることである。
(問題点を解決する手段) 上記の目的を達成するために、この発明は、ボディに
形成したボディボアに一対のギヤを内装するとともに、
このボディには吸込ポートと吐出ポートとを形成し、し
かも、このボディの一側にカバーを設け、ボディボア底
面とギヤ側面との間、及びカバー側面とギヤ側面との間
のそれぞれにサイドプレートを介在させ、カバー側に沿
わせたサイドプレートの背面にローディングエリヤを形
成し、このローディングエリヤのローディング力で、サ
イドプレートを押圧し、メタルシール機能を果すギヤポ
ンプにおいて、上記ボディボアの底面周囲のコーナー部
分に、円弧状の切り下げ部を形成するとともに、この底
部との間に介在させるサイドプレートの外周に、上記切
り下げ部の円弧面に接触する突起部を形成する構成にし
ている。
(本発明の作用) 上記のようにボディボアの底面周囲に円弧状の切り下
げ部を形成したので、当該サイドプレートの外周とボデ
ィボアの底面周囲とが干渉したりしなくなり、サイドプ
レートとボディボアの底面との間のすき間も発生しなく
なる。
しかも、上記サイドプレートには、突起部を形成して
いるので、当該サイドプレートを装着したときに、この
突起部が切り下げ部に接触し、その接触部分においてメ
タルシールが可能になる。
(本発明の効果) この発明のギヤポンプによれば、サイドプレートとボ
ディボア底面とが密着し、しかも、サイドプレートの突
起部が、ボディボア側の切り下げ部に接触するので、高
圧油が漏れたりしなくなり、それだけポンプ効率も向上
する。
(本発明の実施例) 第1〜3図に示したこの発明の実施例は、ボディボア
1の底面2の外周のコーナー部分に円弧状にした切り下
げ部24を形成するとともに、サイドプレート18の外周に
は、上記切り下げ部24に接触する突起部25を形成したも
ので、この突起部25の外径は、ボディボア1の内径より
も少し小さくしている。
そして、上記以外の構成は、前記従来と同様なので、
その詳細な説明を省略する。
しかして、第1図はボディボア1にサイドプレート18
を挿入するときの状態を示したもので、突起部28がボデ
ィボア1に接触しない。
このようにしてサイドプレート18を装着すれば、この
サイドプレート18もボディボア1よりも小さくしている
ので、両者の間にすき間lが形成される。そして、この
状態では、突起部25が切り下げ部24の円弧面から離れた
状態を保つ。
上記の状態から該当ポンプを駆動すると、吐出側の高
圧の作用で、サイドプレート18が低圧側に偏寄し、上記
すき間lを無くす。このようにすき間lが無くなるとい
うことは、その突起部25が切り下げ部24に接触すること
になる。
突起部25が上記のように切り下げ部24に接触すれば、
その接触部においてメタルシール機能が発揮される。
したがって、吐出側の高圧油がこのメタルシールの機
能で、サイドプレート18の外側に回り込むことがなくな
るとともに、サイドプレート18と底面2との間のすき間
もなくなるので、そのシール機能がよくなる。サイドプ
レート18がシール機能を十分に発揮するので、期待通り
のポンプ効率を達成できる。
なお、突起部25は、当該サイドプレート18をプレスで
打ち抜けば、当然に発生するものである。しかし、従来
は、プレス打ち抜き時に発生するこの種の突起部を、研
磨して積極的に取り除くようにしていたが、この実施例
の場合には、その研磨作業を省略できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面第1〜3図にはこの発明の実施例を示す要部の拡大
図で、第1図はサイドプレートを挿入しつつあるときの
図、第2図はサイドプレートを装着した状態の図、第3
図はサイドプレートを装着した状態で当該ポンプを駆動
したときの図、第4〜6図は従来のギヤポンプを示すも
ので、第4図は断面図、第5図は第4図のV−V線断面
図、第6図はその要部の拡大断面図である。 B……ボディ、1……ボデイボア、2……底面、7……
カバー、a……吸込ポート、b……吐出ポート、18、19
……サイドプレート、24……切り下げ部、25……突起
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに形成したボディボア内に一対のギ
    ヤを設けるとともに、このボディには吸込ポートと吐出
    ポートとを形成し、しかも、このボディの一側にカバー
    を設け、ボディボア底面とギヤ側面との間、及びカバー
    側面とギヤ側面との間のそれぞにサイドプレートを介在
    させ、カバー側に沿わせたサイドプレートの背面にロー
    ディングエリヤを形成し、このローディングエリヤのロ
    ーディング力で、サイドプレートを押圧し、メタルシー
    ル機能を果たすギヤポンプにおいて、上記ボディボア底
    面周囲のコーナー部分に、円弧状の切り下げ部を形成す
    るとともに、この底部との間に介在させるサイドプレー
    トの外周に、上記切り下げ部の円弧面に接触する突起部
    を形成したギヤポンプ。
JP11097087A 1987-05-07 1987-05-07 ギヤポンプ Expired - Fee Related JP2613053B2 (ja)

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