JP2611825B2 - 金型におけるガス抜き方法および装置 - Google Patents

金型におけるガス抜き方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイカストマシンや射出成形機などの射出成
形装置による射出成形時に、金型のキャビティからガス
を抜き取る金型におけるガス抜き方法および装置に関す
るものである。
[従来の技術] 本発明に類する従来技術としては、特開昭63−60059
号公報に記載されている技術がある。この技術は、お互
いに絶縁された2電極から成る溶湯検知センサにキャビ
ティよりの溶湯が到達して溶湯検知センサが短絡し、こ
れによりスイッチング回路が直ちに作用して、エアー電
磁弁または電極コイルが作動することによりガス抜き弁
を閉じるものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術においては、キャビティからの溶湯が塊
状になってガス抜き通路内を移動してくる場合には容易
に溶湯を検知でき、ガス抜き弁を閉じることにより溶湯
はガス抜き弁内に侵入することはない。しかしながら、
実際の鋳造時には、キャビティからの溶湯が塊状になっ
てガス抜き通路内を移動してくることは希であり、一般
にはフレーク状であったり粒状であったりすることが多
い。溶湯検知センサがお互いに絶縁された2電極からな
っているため、これらのフレークや粒を検知することが
できず、したがってガス抜き弁を閉じることができず、
該ガス抜き弁内に溶湯のフレークや粒が侵入し、これら
が弁のシート面に噛み込むことにより、大量に溶湯がガ
ス抜き弁内に侵入することがあった。
[課題を解決するための手段] このような問題点を解決するため、金型キャビティか
らのガス抜き用通路内の終端部にガス抜き用の弁を備
え、このガス抜き用通路の途中に溶湯が来たことを検出
する検出装置を備えておき、この検出装置による溶湯検
出時点からガス抜き弁が閉じるまでの時間をT1、前記溶
湯検出時点から溶湯がガス抜き弁に到達すると予想され
るまでの時間をT2、さらに、ガス抜き弁が閉じてから溶
湯が弁に到着するまでの設定余裕時間をT3としたとき、
射出時に溶湯が前記検出装置に到達する前に射出プラン
ジャの移動速度からT2を算出し、あらかじめ比較器に入
力されているT1およびT3を用いてT1+T3とT2を比較し、
その比較の結果、T1+T3>T2の場合には、T1+T3とT2
比較した後弁閉信号を発して、溶湯がガス抜き弁に到達
する直前にガス抜き弁を閉じるようにし、T1+T3≦T2
場合には、ガス抜き弁の閉鎖タイミングを遅らせ、溶湯
がガス抜き弁に到達する直前にガス抜き弁を閉じるよう
な電気信号を、前記検出装置の作用で溶湯を検出した後
に発してガス抜き弁を閉じるようにし、さらに、射出プ
ランジャの移動速度を計測する測定器を射出シリンダ部
に備え、この測定器で計測された射出プランジャの移動
速度からT2を算出する算出器を備え、この算出されたT2
とT1+T3を比較する比較器を備え、この比較器による比
較結果および検出装置の作用に応じた弁閉指令によりガ
ス抜き弁を閉じる弁閉機構を用いた構成とした。
[作用] 金型キャビティを通過した後、ガス抜き弁方向に向か
ってガス抜き通路を移動する溶湯を検出装置により検出
し、弁閉用の電気信号によりガス抜き弁を閉じる。ある
射出プランジャ速度において溶湯が検出された後ガス抜
き弁に到達すると予想される時間T2を、溶湯が検出装置
に到達する前に算出し、この時間が溶湯検出後の電気信
号によりガス抜き弁を閉じるまでの時間T1と設定余裕時
間T3の和より短い場合には、T2とT1+T3を比較した後す
ぐに弁閉用の電気信号を発して、溶湯がガス抜き弁に到
達する直前にガス抜き弁を閉じると共に警報を発する。
逆に、T2がT1+T3よりも長い場合には、溶湯の検出装置
によって検出した検出信号レベルと基準レベルを比較し
て、検出レベルが大きく溶湯が検出装置部まで来たこと
を検知した後すぐに弁閉用の電気信号を発して、溶湯が
ガス抜き弁に到達する直前にガス抜き弁を閉じる。
[実施例] 第1図はガス抜き装置とこれを実施した金型の一部を
示すもので第2図のI−I線断面図、第2図は第1図の
II−II線断面図、第3図は音波検出による弁閉指令系統
図、第4図は射出プランジャの移動速度検出による弁閉
指令系統図、第5図はT1+T3≦T2の場合の動作順序を示
す線図、第6図はT1+T3>T2の場合の動作順序を示す線
図をそれぞれ表わす。
第1図および第2図において、2は可動金型、3は固
定金型、7は金型キャビティ、9は溶湯、10は押出板、
11は押出ピンであって、可動金型2の上部の凹部にはガ
ス抜き弁1がはめ込まれ、可動金型2と共に前後摺動可
能になっている。また、金型キャビティ8の上部には、
ガス抜き溝8を経由してガス抜き弁1が取付けられてお
り、ガス抜き溝8は第2図に示すように折れ曲がってお
り、その途中に溶湯の衝突時に発生する音波の振幅の大
きさを検出することによって溶湯が到達したことを検出
する検出装置19が配設されている。ガス抜き弁1は、弁
体4,弁棒5,ガス排出孔6,弁座12,ガス排出室13,コア20,
継手21,圧縮コイルばね22およびソレノイド23から構成
されており、コア20は継手21を介して弁棒5の後部に連
結され、弁棒5の前部には弁体4が連結されている。ま
た、コア20の周面に沿ってソレノイド23が設けてあり、
通電するとコア20が第1図の左方向に移動することで、
第1図に示すように弁体4が弁座12から離れてガス抜き
弁1は開き、ソレノイド23への通電を停止、すなわち、
電気回路を遮断することにより、圧縮コイルばね22の伸
び作用で弁体4が弁座12に密着してガス抜き弁1は閉じ
るように形成されている。第3図において、溶湯が到達
したことを検出する検出装置19はセンサブロック24と音
波センサ25から形成され、検出装置19で検出されたデー
タ、すなわち、溶湯の衝突時に発生する音波の振幅の大
きさは、基準音波設定装置17であらかじめ設定してある
基準数値、すなわち、あらかじめ経験ないしはテストに
よって求めておいた溶湯が到達したことを検知できる最
低限の音波の振幅の大きさと、比較器26で比較されて、
前記データが基準数値以上の場合、溶湯が到達したと判
断し、弁閉の指令信号をソレノイド23に出すように形成
されている。
また、別に、前記した検出装置19を利用して、溶湯9
がガス抜き弁1に到達する前にガス抜き弁1を弁閉する
ように形成されている。すなわち、第4図では、射出プ
ランジャの移動速度を検出するために、例えば、射出シ
リンダの射出プランジャ、または、射出プランジャと一
体に取付けたロッドにストライカを固設し、射出プラン
ジャの前進に伴なってストライカ上に配設した移動位置
検出用の磁気スケール装置を、タイマを用いて高速射出
時の射出プランジャ速度Vを検出した後、直ちに、コン
ピュータで溶湯検出時点から溶湯9がガス抜き弁1に到
達すると予想される時点までの時間T2を算出し、一方、
溶湯9検出時点から弁閉信号を発してガス抜き弁1が閉
じるまでの時間T1とガス抜き弁1が閉じてから溶湯が弁
に到達するまでの余裕時間T3とをあらかじめ設定してお
き、前記した比較器26とは別の比較器27でT1+T3とT2
比較し、T1+T3≦T2の場合には溶湯9を音波検出装置19
で衝突する音を検出した後溶湯9がガス抜き弁1に到達
する前に弁閉信号を出すようにし、同様にT1+T3>T2
場合にはT1+T3>T2を確認した後直ちに弁閉信号を発す
ると共に警報をも発し、溶湯9がガス抜き弁1に到達す
るまでに比較器27と電気的に接続されたソレノイド23に
弁閉指令信号を出すように形成されている。なお、T
1は、この装置においては、あらかじめ作動させて実測
によって求めておくことができる数値であり、T3も、例
えば、1〜数msec程度で適宜あらかじめ決めておくこと
ができる数値である。
以上のように構成された金型用ガス抜き装置の動作に
ついて説明する。
金型キャビティ7に溶湯9が射出されるより前から、
比較器26によりソレノイド23は通電され、その作用力は
圧縮コイルばね22のそれより大きく、ガス抜き弁1は開
いている。この状態で溶湯9が金型キャビティ7内に射
出される。溶湯9は金型キャビティ7内をほぼ充填した
後、ガス抜き溝8に到達する。
ガス抜き溝8内を直進する溶湯9はセンサブロック24
に衝突する。音波センサ25はこの衝突音を検出し、信号
を比較器26に送る。比較器26は、音波センサ25の検出信
号レベルS1をあらかじめ定めておいた基準レベルS2と比
較し基準レベルS2よりも大きい場合には、ソレノイド23
への電流を遮断し、したがって、ガス抜き弁1は圧縮コ
イルばね22の作用により閉じる。この時、ガス抜き弁1
が閉じた後に溶湯9がガス抜き弁1部に到達するよう
に、ガス抜き溝8の長さを設定することにより、溶湯9
はガス抜き弁1内に侵入しない。
仮に、ガス抜き弁1内に侵入してもさしつかえのない
程度の溶湯9のフレークや粒がセンサブロック24に衝突
する時の最大の検出信号レベルを基準レベルとすれば、
溶湯9がガス抜き弁1内へ侵入することなしに、常に安
定して金型キャビティ7内のガス抜きができる。
次に、第5図と第6図を用いて弁閉指令を定量的に説
明する。
第5図に示すように、前記した射出プランジャ速度V
を検出した後、T2をコンピュータで算出してT1+T3とT2
を比較器27で比較し、T1+T3≦T2の場合、すなわち、あ
る射出プランジャ速度において、溶湯9が音波検出装置
19で検出された後ガス抜き弁1に到達すると予想される
時間T2が、溶湯検出後ガス抜き弁1が閉じるまでの時間
T1と余裕時間T3との和より長い場合には、溶湯9がガス
抜き弁1に到達する直前にガス抜き弁1を閉じる弁閉信
号を発するが、実際に弁閉動作に入るには、もう一つの
条件を満足する必要がある。すなわち、溶湯9が音波検
出装置19衝突した時の検出信号レベルS1と基準レベルS2
とを比較し、S1≧S2のときに弁閉信号を発し、これによ
って実際に弁閉完了した後に溶湯9がガス抜き弁1に到
達するようにすることが必要となる。また、第5図に示
すように、金型キャビティ7に残留するガス量を最良に
するには、音波検出装置19で溶湯9の衝突音S1を検出し
てS1とS2を比較してS1≧S2でガス抜き弁1の弁閉信号が
出るまでの時間をT4とすると、T4より微小時間xだけず
らせて弁閉信号を発する方がよいことがわかる。すなわ
ち、このことから、音波検出装置19で溶湯9の衝突音S1
を検出して金型キャビティ7とガス抜き溝8内に残留す
るガス量を最小にし、かつ、溶湯が弁装置内に入り込ま
ないように弁閉信号を発するような理論的な時間Y1は、
Y1=(T4+T2)−(T1+T3)となり、ここでx=T2
(T1+T3)である。このことより、xを限りなく小さく
すれば最後にはT1+T3=T2となり、金型キャビティ7内
に残留するガス量を最小にできる。なお、S2,T1,T3,T4
は経験および実験によってあらかじめ設定ないしは算出
しておくことができるので、あらかじめ比較器26,27に
インプットしておくことができる。
次に、第6図においても、第5図と同様に、射出プラ
ンジャ速度Vを検出した後、T2をコンピュータで算出し
てT1+T3とT2を比較器27で比較し、T1+T3>T2の場合、
すなわち、ある射出プランジャ速度において、溶湯9が
検出された後ガス抜き弁1に到達すると予想される時間
が、溶湯検出後電気信号によりガス抜き弁1を閉じるま
での時間より短い場合にも、比較器26は、射出途中の溶
湯9がセンサブロック24と音波センサ25からなる検出装
置19に到達する前にソレノイド23への電流を遮断し、溶
湯9がガス抜き弁1に到達する直前に直ちにガス抜き弁
1を閉じると共に警報を発する。ここで、射出途中にあ
る射出プランジャ速度において溶湯9が検出装置19に到
達した後ガス抜き弁1に到達するまでの時間は、比較器
26に入力された射出プランジャの移動速度より算出され
る。
第6図においても第5図と同様に金型キャビティ7に
残留するガス量を最良にするには、射出プランジャ速度
を検出してT2を算出した後、T1+T3とT2を比較器27で比
較して、T1+T3>T2において直ちに弁閉信号を発するま
での時間をT4とすると、T4より微小時間xだけずらせて
弁閉信号を発するより、すなわち、このことから、キャ
ビティ7とガス抜き溝8内に残留する理論的な最小ガス
量になり、かつ、溶湯が弁装置内に入り込まないような
理論的な時間Y2は、Y2=(T2+T5+T4)−(T1+T3)と
なる。
ここで、T5は、T2を算出してから溶湯の衝突音S1を検
出するまでの時間であり、このT5は射出プランジャ速度
の検出によって直ちに算出できる。
前記実施例においては、ソレノイド23によって操作さ
れるガス抜き弁1で本発明を説明したが、流体圧により
操作されるガス抜き弁1を用いてもよい。また、本願の
発明者の発明に係る特願昭62−288515号にあるように溶
湯9の衝突力によっても閉じ得る構造の弁に本発明を組
込んだ構造としてもよい。また、ガス抜き弁1は固定金
型3に取付けることもできる。さらに、前記実施例にお
いては、ガス排出孔6を大気に開放している状態のもの
を図示して説明したが、これは、ガス排出孔6に真空吸
引装置を連結し、金型キャビティ7内を減圧状態にして
溶湯9を射出することもできる。
なお、溶湯が来たことを検出する検出装置として、前
記実施例では、音波による検出装置を示したが、これ
は、溶湯が来たことを検出するものであれば、圧力,温
度などを用いて検出するその他の検出装置を用いること
もできる。
[発明の効果] 以上の説明より明らかなように、本発明によれば、金
型用ガス抜き装置において、溶湯がガス抜き装置内へ侵
入すること無しに常に安定して金型キャビティ7内のガ
ス抜きができる。すなわち、射出プランジャ速度がガス
抜き溝の長さ設定時の射出プランジャ速度より大きい場
合でも、ガス抜き弁の詰まりは無い。また射出プランジ
ャ速度がガス抜き溝の長さ設定時の射出プランジャ速度
より小さい場合でも、金型キャビティ内に残留するガス
をより少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る金型用ガス抜き装置
の1実施例を示し、第1図はガス抜き装置とこれを実施
した金型の一部を示すもので第2図のI−I線断面図、
第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は音波検出に
よる弁閉指令系統図、第4図は射出プランジャの移動速
度検出による弁閉指令系統図、第5図はT1+T3≦T2の場
合の動作順序を示す線図、第6図はT1+T3>T2の場合の
動作順序を示す線図をそれぞれ表わす。 1……ガス抜き弁、2……可動金型、 3……固定金型、4……弁体、 5……弁棒、6……ガス排出孔、 7……金型キャビティ、8……ガス抜き溝、 9……溶湯、17……基準音波設定装置、 18……弁閉機構、19……音波検出装置、 20……コア、22……圧縮コイルばね、 23……ソレノイド、24……センサブロック、 25……音波センサ、26,27……比較器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型キャビティからのガス抜き用通路内の
    終端部にガス抜き用の弁を備え、このガス抜き用通路の
    途中に溶湯が来たことを検出する検出装置を備えてお
    き、この検出装置による溶湯検出時点からガス抜き弁が
    閉じるまでの時間をT1、前記溶湯検出時点から溶湯がガ
    ス抜き弁に到達すると予想されるまでの時間をT2、さら
    に、ガス抜き弁が閉じてから溶湯が弁に到着するまでの
    設定余裕時間をT3としたとき、射出時に溶湯が前記検出
    装置に到達する前に射出プランジャの移動速度からT2
    算出し、あらかじめ比較器に入力されているT1およびT3
    を用いてT1+T3とT2を比較し、その比較の結果、T1+T3
    >T2の場合には、T1+T3とT2を比較した後弁閉信号を発
    して、溶湯がガス抜き弁に到達する直前にガス抜き弁を
    閉じるようにし、T1+T3≦T2の場合には、ガス抜き弁の
    閉鎖タイミングを遅らせ、溶湯がガス抜き弁に到達する
    直前にガス抜き弁を閉じるような電気信号を、前記検出
    装置の作用で溶湯を検出した後に発してガス抜き弁を閉
    じるようにしたことを特徴とした金型におけるガス抜き
    方法。
  2. 【請求項2】金型キャビティからのガス抜き用通路内の
    終端部にガス抜き用弁を備え、このガス抜き用通路の途
    中に配設されて溶湯が来たことを検出する検出装置を備
    えた金型用ガス抜き装置において、この検出装置による
    溶湯検出時点からガス抜き弁が閉じるまでの時間をT1
    前記溶湯検出時点から溶湯がガス抜き弁に到達すると予
    想されるまでの時間をT2、さらに、ガス抜き弁が閉じて
    から溶湯が弁に到達するまでの設定余裕時間をT3とした
    時、射出プランジャの移動速度を計測する測定器を射出
    シリンダ部に備え、この測定器で計測された射出プラン
    ジャの移動速度からT2を算出する算出器を備え、この算
    出されたT2とあらかじめ入力していたT1+T3を比較する
    比較器を備え、この比較器による比較結果および前記検
    出装置の作用に応じた弁閉指令によりガス抜き弁を閉じ
    る弁閉機構を有した金型用ガス抜き装置。
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