JP2611572B2 - ディスク記録方式 - Google Patents

ディスク記録方式

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JP2611572B2
JP2611572B2 JP18168091A JP18168091A JP2611572B2 JP 2611572 B2 JP2611572 B2 JP 2611572B2 JP 18168091 A JP18168091 A JP 18168091A JP 18168091 A JP18168091 A JP 18168091A JP 2611572 B2 JP2611572 B2 JP 2611572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の線速度一定の記録方式に関し、特に高速記録
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円盤記録・再生においては、線速
度一定(以下CLV方式と称す。)の記録・再生方式と
回転速度一定(以下CAV方式と称す。)の記録・再生
方式とに大別される。これらの方式は、夫々以下のよう
な特徴を有している。 1)CLV方式は円盤の記録容量を有効に活用できる。 2)CAV方式は円盤の回転制御を容易にし、アクセス
速度を高速化できる。 オ−ディオや情報関連に使用されるコンパクト・ディス
ク(以下CDと称す)は、前記CLV方式のフォ−マッ
トを有し、記録容量を有効に活用できるシステムであ
る。また、最近では、再生互換のある一度書き込みがで
きるディスク (Write Once:以下単にCD−WOと称
す)が開発され、小ロットのCD制作に使用されてい
る。このCD−WOの記録は基本的にCDフォ−マット
を踏襲しており、予め記録用案内溝(以下プリグル−ブ
と称す)が形成されている。このプリグル−ブは、タイ
ムコ−ドデ−タで変調された半径方向の“揺らぎ”(ウ
ォ−プリング)をもっている。この変調キャリア周波数
と記録クロックとには1:Nの関係があり、主に記録に
際して通常以下の目的に使用される。 1)レ−ザピックアップのトラッキング。 2)ディスクのCLV回転制御。 3)記録位置(絶対時間)だし。
【0003】CD−WOの場合の記録速度は、基本的に
記録用レ−ザ半導体の出力でその限界が決まり、現状で
は1倍速(1.3 m/sec. )程度での記録が安定記録の限
界能力となっており、生産性に欠ける。高速記録のため
には、記録用レ−ザ半導体の出力の向上が条件となる
が、現状では飛躍的な向上を期待するのは困難である。
このため、記録速度を高速化するためには、図5に示す
ように複数の記録手段を用いて同時記録を行うことが、
現実的な対応策となる。CLV記録フォ−マットのディ
スクに対し、同時記録する場合には、以下の2点が重要
な課題となる。 1)各記録半径においてCLV記録相当の正確なビット
クロックを生成すること(再生時にCLV相当になるよ
うな記録が出きること)。 2)外周側のヘッドの記録開始位置に対し、内周側の記
録手段の記録終了位置の接続精度が確保されること(再
生信号が概略連続すること)。 これを解決するために、すでにCD−WOディスクのプ
リグル−ブに着目して、記録用のビットクロックを生成
する方式の特許出願(特願平2−324682号:平成
2年11月26日出願)がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既出願
のものが成立するためには、 1)プリグル−ブの“揺らぎ”の変調度が浅いこと。 2)プリグル−ブ再生信号が安定で高品位であること
(C/Nがよく、欠陥がないこと)。 3)結果的に、生成される記録用のクロックが極めて安
定していること。 が要求され、前記特許出願の方式のものでは、充分な実
用性を有するとは言えないという問題があった。そこ
で、発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解決
し、極めて安定した記録用のビットクロックを生成する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために以下の1)乃至3)の構成によるディスク
記録方式を提供しようというものである。即ち、 1)概略の位置情報がプリグル−ブの揺らぎとして予め
形成された記録用ディスクを使用し、複数の記録手段に
よって等化的な線速度一定方式で記録するディスク記録
方式において、少なくとも前記複数の記録手段の一つ
は、再生手段により再生されたプリグル−ブ再生信号に
対し第1のVCO(Voltage Contorol
ledOsilator)の出力クロックで位相同期を
かけてPLL(Pase Locked Loop)を
構成する変調キャリア信号検出手段と、この変調キャリ
ア信号検出手段の出力信号に対し第2のVCOの出力ク
ロックを分周したクロックで位相同期をかけるPLL回
路とを具備し、前記第2のVCOの出力クロックを記録
用ビットとして用いて前記複数の記録手段により同時記
録することを特徴とするディスク記録方式。 2)複数の記録手段はアクセス手段により独立に移動可
能とする構成としたことを特徴とする請求項1記載のデ
ィスク記録方式。 3)複数の記録手段が略一体に設けられるアクセスユニ
ットと、このアクセスユニットの移動を制御するサ−ボ
手段と、前記複数の記録手段の少なくとも一つに対応し
て設けられるトラッキング誤差信号検出手段とを設け、
このトラッキング誤差信号検出手段による誤差信号に基
づいて前記アクセスユニットを制御する構成としたこと
を特徴とする請求項1記載のディスク記録方式。
【0006】
【作用】概略の位置情報がプリグル−ブの揺らぎとして
予め形成された記録用ディスクを使用し、複数の記録手
段によって等化的な線速度一定方式で記録するディスク
記録方式において、再生されたプリグル−ブ再生信号に
対しPLLで構成された変調キャリア信号検出手段内の
第1のVCOの出力クロックで位相同期をかけ、この第
1のVCOの出力クロックに対し第2のVCOの出力ク
ロックを分周したクロックでさらに位相同期をかけ、こ
の第2のVCOの出力クロックを前記複数の記録手段に
より同時記録をする際の記録用ビットとして用いる。そ
して、複数の記録手段をアクセス手段により独立に移動
可能なようにする。さらには、サ−ボ手段により移動を
制御されるアクセスユニットに複数の記録手段を設ける
と共に、これらの記録手段の少なくとも一つに対応して
誤差信号検出手段を設け、これによる誤差信号に基づい
てアクセスユニットの移動を制御する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
き説明する。図1は本発明に係る第1実施例の概略説明
図、図2は同実施例の記録系のブロック図、図3(A)
はその記録系に設けられる変調キャリア信号検出回路の
ブロック図、図3(B)はその検出回路の第2実施例に
係るブロック図、図4は本発明の第2実施例に係る記録
サ−ボ系のブロック図である。図1において、Mはスピ
ンドルモ−タで、このモ−タMには予めプリグル−ブが
形成されたCD−WO等の記録用ディスクDが回動自在
に連結されて固定配置されている。そして、この記録用
ディスクDに対し、記録手段であるピックアップHa,
Hb,Hc,Hd(Ha,Hbのみ図示する。)が、例
えば前記記録用ディスクDを4つの領域A,B,C,D
に分割するごとく夫々対応して設けられている。さら
に、これらピックアップはアクセスユニットAYa,A
Yb,AYc,AYd(AYa,AYbのみ図示す
る。)に夫々微小移動可能に設けられ、前記アクセスユ
ニットは、例えば、矢視方向に独立して移動可能な構成
とされている。
【0008】次ぎに、記録系につき図2及び図3を用い
て説明する。なお、この記録系は、ピックアップHa,
Hb,Hc,Hdに夫々一系統づつ設けられており、そ
の構成は同一であるため1系統のみを説明し、他の系統
の説明は省略する。同図において、1はピックアップH
a,Hb,Hc,Hdからのピックアップ信号を増幅す
るための再生アンプ、2は所定信号の帯域制限を行うた
めのBPF(Band Pass Filter)、3
はこの出力信号の波形整形を行うための波形整形回路、
4は前記波形整形回路3からの出力信号を得て変調度の
浅いクロックを生成するための変調キャリア信号検出回
路である。そして、この変調キャリア信号検出回路4
は、図3(A)に示すように電圧−周波数変換のための
VCO(Voltage Contorolled O
silator)4aと、このVCO4aの出力クロッ
クを1/Nbに分周するための1/Nb分周回路4b
と、波形整形回路3からの再生パルスと前記1/Nb分
周回路4bからのクロックパルスとを比較するための位
相比較器4cと、この位相比較器4cの出力信号の高域
成分を除去するためのLPF(Low PassFil
ter)4dとから第1のPLL(Phase Loc
ked Loop)が構成されている。
【0009】5は前記変調キャリア信号検出回路4から
の出力信号を得て、前記検出回路4より時定数の大きい
ル−プフィルタを有する記録クロック生成回路である。
この記録クロック生成回路5は、エンコ−ド用クロック
信号を発生するためのVCO5aと、このクロック信号
を1/Naに分周するための1/Na分周回路5bと、
変調キャリア信号検出回路4からの再生パルスと1/N
a分周回路5bからのクロックパルスを比較するための
位相比較器5cと、この位相比較器5cからの出力信号
の高域成分を除去するためのLPF5dとから第2のP
LL(Phase Locked Loop)が構成さ
れている。
【0010】6は波形整形回路3等を経て入來するピッ
クアップ信号をデコ−ド化するためのプリグル−ブデコ
−ダ、7はこのプリグル−ブデコ−ダ6からのデコ−ダ
信号を得て周辺ハ−ド機器を制御するための制御信号を
生成するためのコントロ−ラ、8は記録クロック生成回
路5からのエンコ−ダ用クロックに基づいて記録デ−タ
をエンコ−ドするためのEFM(Eight to F
ourteen Modulation)信号エンコ−
ダ8、そして、このEFM信号エンコ−ダ8からのエン
コ−ド信号に基づいて光学記録を行うためのレ−ザドラ
イバ9より記録系が構成されている。
【0011】次ぎに、この記録系によって複数ピックア
ップHa,Hb,Hc,Hdよる同時記録を行う場合の
記録動作につき説明する。先ず記録用ディスクDをドラ
イブにセットして記録可能な最大線速内で回転させる。
この場合、CAV方式で回転させてもよいし、最外周の
記録手段であるピックアップHdに対しCLV方式で回
転させるようにしてもよい。コントロ−ラは各記録手段
を各々の記録位置に移動設定する。プリグル−ブに対
し、微小領域のトラッキングを行い、プリグル−ブ再生
信号をデコ−ドし、時間コ−ドを読み取ることにより、
記録開始位置を確認する。以上の予備動作を行った後、
各々の記録手段により所定の記録位置より記録用ディス
クDへの記録を開始することになる。このとき、EFM
信号エンコ−ダ8は記録クッロクとして、前記記録クロ
ック生成回路5からの安定したクロックを使用してい
る。
【0012】この安定した記録クロックは次のような経
過を辿って生成される。ディスクDのプリグル−ブから
の各ピックアップによりプリグル−ブ信号が抽出され、
このプリグル−ブ信号が再生アンプ1で増幅された後、
BPF2に供給される。ここでは、EFM信号成分、シ
ステムノイズ成分等の不要帯域成分が除去される。この
出力信号は波形整形回路3で波形整形され、次段の変調
キャリア検出回路4に供給されて比較的ジッタ成分の少
ない(変調度の浅い)クロックに変換される。
【0013】波形整形回路3から供給された信号は変調
キャリア信号検出回路4内の比較器4aの一端側に供給
されると共に、この他端側には、VCO4aからのクロ
ック信号を1/Nb分周回路4bにより分周された信号
が供給されており、ここで、これらの両信号が位相比較
される。この位相比較による誤差信号はLPF4dによ
り高域成分が除去され、この誤差信号に基づきVCO4
aを発振させ、さらに、この出力信号が前記1/Nb分
周回路4bへと循環経路を辿り、その結果としてプリグ
−ブ信号への追随性が図られ、VCO4aからの信号は
次段の記録クロック生成回路5内の位相比較器5cの一
端側に供給されることになる。
【0014】一方、この記録クロック生成回路5の他端
側には、1/Na分周回路5aからVCO5aのクロッ
クを1/Na分周した信号が供給されており、ここで両
信号が位相比較される。この位相比較に基づく誤差信号
はLPF5dにより不要高域成分が除去されて、VCO
5aを発振させる。そして、この出力信号は前記1/N
a分周回路5aへと循環経路をたどり、結果として前記
変調キャリア信号検出回路4の出力信号を1/Naに分
周したクロックで位相同期をかける構成としている。
【0015】このとき、1/Nb分周回路4bの分周比
と、1/Na分周回路5bの分周比とは、 N=Na*Nb (ここで、N=記録クロック/変調
キャリア周波数) の関係が成り立つように選択されている。また、VCO
4a,5aの発振周波数としては、本来のプリグル−ブ
キャリア周波数のNb倍の周波数を使用する。また特
に、Nb=1(Na=N)の場合には、分周回路が省略
されることを意味し、回路が簡略化されることになる。
そして、この時、VCO4aの発振周波数とプリグル−
ブキャリア周波数とが一致する。
【0016】この記録クロック生成回路5では、実質的
にプリグル−ブの周波数分解能が引き上げられて、より
ジッタの少ない安定した記録クロックが生成される。そ
して、これにより生成された動作クロックはEFM信号
エンコ−ダ8に供給されて、ここに入來する記録用デ−
タの記録用クロックとして使用される。さらに、この記
録デ−タはレ−ザドライバ9を介して、ピックアップに
送られ、ここで、レ−ザ光に変換されてディスク面に記
録されることになる。
【0017】したがって、本実施例によれば、変調キャ
リア信号検出回路4によりプリグル−ブ信号への追随性
が図られると共に、記録クロック生成回路5によりプリ
グル−ブ信号の分解能が引き上げられて、ディスクDの
記録半径に応じた正確で安定した記録クロックを生成す
ることができ、複数の記録手段により高速な記録が行え
るものとなる。
【0018】また、この変調キャリア検出回路4の構成
は、図3(B)に示すように位相比較器4cの前段部に
1/Nc分周回路4bを設る構成としてもよい。この場
合の分周比は、 N=Na*Nb/Nc の関係が成り立つように選択される。この回路構成とし
た場合には、1/Nc分周回路4bによりプリグ−ブの
周期が平均化されることになり、実質的にプリグル−ブ
の変調度が軽減される。
【0019】なお、実際の記録においては、クロックの
安定度と複数記録手段の同時記録による接続精度はディ
スク回転ジッタの影響をうけるが、ディスクの制作精度
(製造工程、その他での歪、変形)、回転系への取り付
け精度(偏心)、ディスク回転サ−ボ系の性能、PLL
回路の特性(LPFのフィルタ特性)等を所定の値、ま
たは所定の範囲に設定することによって、実用的なレベ
ルで精度を確保することができる。また、本実施例によ
れば、記録クロック生成方式を全部のピックアップに夫
々設ける構成にしているが、ディスク回転を、例えば、
最外周の記録手段にCLV駆動する様な方式をとり最外
周のみは線速度に応じたマスタ−ロックを使用して記録
を行い、他の記録手段に本記録クロック生成方式を適用
する記録方式としても良い。
【0020】次ぎに、図4を使用して本発明の第2実施
例につき説明する。この実施例では、例えば、3個のピ
ックアップHa,Hb,Hcが周知の構成により夫々独
立して微小移動可能なように同一のアクセスユニットA
yに取り付けられている。そして、これらのピックアッ
プHa,Hb,Hcの夫々には前記第1の実施例と同様
な記録系が設けられ、前記アクセスユニットAyは図4
に示すごとき記録サ−ボ系により制御され構成となって
いる。なお、この第2の実施例に採用されている記録系
は、前記第1の実施例と同一構成であるため、図示及び
その説明を省略し、本実施例の特徴部である記録サ−ボ
系についてのみ説明する。この第2の記録サ−ボ系が設
けられる理由は、各ピックアップHa,Hb,Hcの記
録領域による送り偏差及びピックアップの取り付け位置
の誤差などによって、特定のピックアップのサ−ボ系に
負担がかかったり、或いは、夫々のピックアップに設け
られる微小サ−ボ系の制御範囲を越えてトラッキングが
不可能な状態とならないようにするためである。
【0021】同図において、21a,21b,21cは
前記ピックアップHa,Hb,Hcからのピックアップ
信号の誤差信号を検出するためのトラッキング誤差信号
検出回路、22a,22b,22cは前記トラッキング
誤差信号検出回路21a,21b,21cからの出力信
号を増幅するための増幅器、23は合成アンプ、24
は、この合成アンプ23からの出力信号を得てドライブ
信号を生成するためのドライブアンプ、そして、このド
ライブ信号を得てアクセスユニットAYを移動するため
のアクチュエ−タ26より記録サ−ボ系が構成されてい
る。
【0022】次ぎに、この記録サ−ボ系の動作につき説
明する。ピックアップHa,Hb,Hcにより再生され
たピックアップ信号は、トラッキング誤差信号検出回路
21a,21b,21cに供給され、ここで、微小サ−
ボ系領域のトラッキング誤差信号が検出される。この誤
差信号は増幅器22a,22b,22cにより夫々増幅
され、次段の合成アンプ23に供給されて夫々の信号を
合成して平均化信号とする。この平均化された合成信号
はLPF24により不要高域成分が除去されて、ドライ
ブアンプ25を通じてアクチュエ−タ26に供給され
る。このアクチュエ−タ26は、アクセスユニットAY
を各ピックアップHa,Hb,Hcのトラッキングエラ
−の平均的な値となるような位置に移動する。そして、
各ピックアップの微小な制御は、前記の微小サ−ボ系に
より制御することになる。
【0023】したがって、この第2の実施例によれば、
各ピックアップの記録領域による送り偏差及びピックア
ップの取り付け位置の誤差などによって、特定のピック
アップの微小サ−ボ系に負担がかかったり、或いは、微
小サ−ボ系の移動可能範囲を越えてトラッキングが不可
能な状態となるものを防止し得る。また、アクセスサ−
ボ系が一系統のみであるため構成が簡略化できる。な
お、本実施例では、ピックアップのトラッキング誤差信
号を複数ラインから検出する方法としているが、上記の
不都合が生じない場合、いずれか一つのピックアップの
トラッキング誤差信号を用いて制御する方法としてもよ
い。その場合には、より回路構成が簡略化できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の方式によれば、変調キャ
リア信号検出手段によりプリグル−ブ信号への追従性を
図り、PLL回路によりプリグル−ブの周波数分解能を
安定的にあげる記録用クロックの生成ができ、正確で高
速な記録ができると共に、プリグル−ブの欠陥に対して
も良好な性能を維持できるものとなる。請求項2記載の
方式によれば、請求項1記載の方式の効果に加え、各記
録手段ごとに正確なトラック調整ができる。さらに、請
求項3記載の方式によれば、請求項1記載の方式の効果
に加え、サ−ボ系を一系統のみ設ければ足り、構成が極
めて簡略化できると共に、各記録手段の記録領域による
送り偏差及び記録手段の取り付け位置の誤差などによっ
て、特定の記録手段に対応したサ−ボ系に負担がかかっ
たり、或いは、微小サ−ボ系の制御範囲を越えてトラッ
キングが不可能となるような状態を未然に防止し得る等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の概略説明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る記録サ−ボ系のブロ
ック図である。
【図3】(A)は記録系の変調キャリア信号検出回路の
詳細ブロック図である。(B)は同変調キャリア信号検
出回路の第2実施例に係るブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る記録サ−ボ系のブロ
ック図である。
【図5】従来のCD−WOの記録例を示す概略説明図で
ある。
【符号の説明】
1 再生アンプ 2 BPF(Band Pass Filter) 3 波形整形回路 4 変調キャリア信号検出回路 4a,5a VCO(Voltage Contoro
lled Osilator) 4b 1/Nb分周回路 4c,5c 位相比較器 4d,5d,24 LPF(Low Pass Fil
ter) 5 記録クロック生成回路 5b 1/Na分周回路 6 プリグル−ブデコ−ダ 8 EFM(Eight to Fourteen M
odulation) 21a,21b,21c トラッキング誤差信号検出回
路 23 合成アンプ 26 アクチュエ−タ AYa,AYb,AYc,AYd,Ay アクセスユニ
ット Ha,Hb,Hc,Hd ピックアップ(記録手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略の位置情報がプリグル−ブの揺らぎ
    として予め形成された記録用ディスクを使用し、複数の
    記録手段によって等化的な線速度一定方式で記録するデ
    ィスク記録方式において、 少なくとも前記複数の記録手段の一つは、再生手段によ
    り再生されたプリグル−ブ再生信号に対し第1のVCO
    (Voltage ContorolledOsila
    tor)の出力クロックで位相同期をかけてPLL(P
    hase Locked Loop)を構成する変調キ
    ャリア信号検出手段と、 この変調キャリア信号検出手段の出力信号に対し第2の
    VCOの出力クロックを分周したクロックで位相同期を
    かけるPLL回路とを具備し、 前記第2のVCOの出力クロックを記録用ビットとして
    用いて前記複数の記録手段により同時記録することを特
    徴とするディスク記録方式。
  2. 【請求項2】 複数の記録手段はアクセス手段により独
    立に移動可能とする構成としたことを特徴とする請求項
    1記載のディスク記録方式。
  3. 【請求項3】 複数の記録手段が略一体に設けられるア
    クセスユニットと、このアクセスユニットの移動を制御
    するサ−ボ手段と、前記複数の記録手段の少なくとも一
    つに対応して設けられるトラッキング誤差信号検出手段
    とを設け、このトラッキング誤差信号検出手段による誤
    差信号に基づいて前記アクセスユニットを制御する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載のディスク記録方
    式。
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