JP2610273B2 - シートに塗布し且つこれらシートを積層する方法及び装置 - Google Patents

シートに塗布し且つこれらシートを積層する方法及び装置

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JP2610273B2 JP62231993A JP23199387A JP2610273B2 JP 2610273 B2 JP2610273 B2 JP 2610273B2 JP 62231993 A JP62231993 A JP 62231993A JP 23199387 A JP23199387 A JP 23199387A JP 2610273 B2 JP2610273 B2 JP 2610273B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シートに塗布し且つこれらシートを積層す
る方法及び装置に関し、特に穿孔用紙、カートン、金属
シート、プラスチツクシート等のシートに対して被覆、
塑性加工、裁断を行なうシート処理装置に関する。本発
明においては、2種の異なる新規な被覆手段を使用し、
また、シート供給用に新規な簡素化された自動供給ヘツ
ドを使用し、被覆剤は連続循環により自動的に供給さ
れ、新規な手段でシートを裁断する。
従来のこの種の処理装置においては、歯付ドラムを使
用し、被覆済みのシートを乾燥させるため乾燥機を利用
し、4種類もの装置を使用してシートの処理を行なつて
いた。このため、装置を無難に操作できるまでに何ケ月
もの訓練を必要とし、生産能力も低く、購入コスト、運
営コストが高く、工場での大なる設置スペースを必要と
し、完成品としての塑性加工シート、特に窓付の塑性加
工カートン箱製造用の穿孔シートの品質が悪かつた。ま
た、従来の装置で使用していた接着剤は可燃性の溶媒剤
を利用していたため汚染や燃焼の危険性があり、しかも
高額であり、接着剤を有効に作用させるためには溶媒剤
を蒸発させなければならないという面倒もあつた。
詳細には、従来のシート供給機構では、構造が複雑で
高価であり、シートがカートンである場合、シートが湾
曲しているときや生産ロツト内に大小さまざまなシート
が混入しているときに、シートが曲がつて供給された2
枚ずつ供給されたりするので供給に問題が生じていた。
また、商品包装用の塑性加工された窓付カートン箱を製
造するために塑性加工される穿孔シートを供給するには
不満足であつた。その理由は、塑性加工される前の窓付
カートンは通常歪んでおり、吸引ヘツドで処理装置の配
送ローラ及びベルトヘカートンを送るときにそのカート
ンの窓が下にある歪んだカートンの前端に引つ掛かつて
しまうからである。窓が大きく、浮刻り模様のついたカ
ートンの場合は供給の問題が更に悪化する。
また、塗料やワニスやにかわをシートに被覆する従来
の被覆装置は、シートを保持する歯(キヤツチヤー)付
回転ドラムを有するシリンダによりシートを回転被覆シ
リンダのまわりに運んで被覆を行ない、被覆後のシート
を別のキヤツチヤーにより加熱トンネル内へ導き乾燥さ
せるものであつた。しかし、この従来装置では、シート
被覆に関し多くの問題が生じる。即ち、被覆原料が粘着
性を有するため、湾曲した大小さまざまなシートの生産
ロツトの場合、シートが歯付ドラムに付着してしまい装
置の故障をきたす。これを防ぐためには、シートを被覆
する際にドラムをゴムでカバーしていた。また、シート
を被覆するときに、シートのみならず、シートでカバー
されていないドラム部分も原料で被覆されてしまうの
で、次のシートが大きかつたり歪んでいたりするとドラ
ムに粘着してしまい、シートやゴムカバーを損傷させて
しまうという不具合もあつた。これを防止するために
は、ドラムをいちいち洗浄しなければならない。従つ
て、寸法の異なるシートを連続被覆する場合、被覆作業
が大幅におくれてしまう。更に、ドラムの歯に関連する
シート部分は被覆されないため通常裁断除去されるが、
2〜3%程度歩留まりが悪化する。更には、ドラムの外
周が規格寸法で一定な場合、ドラム外周より長いシート
をそのドラムで被覆することができず、シート寸法を小
さくすれば、1平方メートル当りの生産、操業コストが
高くつくため生産力が劣つてしまう。また、シートを被
覆すべき塗料、ワニス等の原料は被覆シリンダ上に供給
されるが、このシリンダは回転しているため、被覆原料
がシリンダ上で凹凸をつくり、シートの大きさや湾曲度
によつてはシートとシリンダとの間に空間を生じ、シー
ト裏面から正確な圧力を加えない限り不均一な被覆とな
つてしまう。更に、従来の窓付カートン箱製造において
は、内側から透明なプラスチツクフイルムを貼つて窓を
塞いでいるが、外部から塑性加工が施されていないため
及び運搬、貯蔵等の際に外部からの圧迫で透明プラスチ
ツクフイルムが剥がれやすいため、品質や耐久性に問題
があつた。
また、従来のフイルム被覆による塑性加工装置は、小
生産、故障、高生産コスト等の問題をかかえている。そ
して、従来の塑性加工装置では、溶剤を混入した接着剤
を被覆シリンダでフイルムに塗布し、加熱トンネルを通
過させて溶剤を除去し加熱シリンダーでシートにフイル
ムを接着被覆するものであつた。しかし、加熱トンネル
やシリンダの使用は、操業コスト高を招くばかりか、熱
によりフイルムに悪影響(縮み等)を及ぼす。また、従
来のこの種の塑性加工装置では、溶剤を混入した接着剤
を使用しているが、水溶性接着剤は乾燥が悪く、乾燥後
の接着効果も不満足である。接着後の接着剤には約70%
の溶剤が含まれており、フイルム被覆後にこの溶剤を蒸
発させるので、コスト高になるばかりか、環境汚染や火
事の原因にもなる。
最後に、塑性加工シートを裁断する従来の裁断装置は
一方だけを引張る原理に基づいている。始動している時
も、していない時も、その裁断点は、シート系別の場所
近辺にあり、その区域は、ほんの何ミリというもので、
これは、大変薄いフイルムに塑性加工する時で、にかわ
がフイルムに被覆されて塑性加工に利用されるのみで、
にかわがシートに被覆されて塑性加工に利用されない。
もしにかわでシートを被覆すると(窓のあるカートン箱
製造用の開口シートにおいて)、系列シートの間に、ほ
んの何ミリかの距離がなければならないが、そうでない
場合、シートににかわがついているので、くつついてし
まう。このような場合、従来の塑性加工シート裁断装置
では完全に不適確である。
本発明の目的は、従来のこの種の処理装置の有する上
記諸欠点をすべて解消し、印刷芸術部門、箱生産部門、
シートの塑性加工部門、艶だし部門等において多量生産
を可能にし、品質向上を図り、生産製造コストを大幅に
低減できるシート処理装置を提供することである。
本発明のシート処理装置は、多種の可能性と活動性と
を有する完全で独自なもので、例えば、特別な供給ヘツ
ド(吸引ヘツド)により、紙、カートン、金属シート、
プラスチツクシート等の大小さまざまなシートを、窓の
有無にかかわらず供給できる。異なつた4種類もの作業
をしながら、異なつた3種類のものシート被覆、塑性加
工を行なうことができる。即ち、(イ)取外し可能な追
加乾燥オーブンでの乾燥を伴う、ワニス又は塗料でのシ
ート片面被覆、(ロ)フイルムによるシート両面の塑性
加工、塗料やワニスでのシート両面被覆、(ハ)にかわ
被覆による窓付又は窓なしシートの塑性加工、(ニ)フ
イルムを使用しての接着剤塗布によるシートの組成加
工。
また、追加乾燥オーブンを取外し、代りに特殊な裁断
装置を使用すれば、2種類の裁断が可能となる。(イ)
にかわ被覆により組成加工された窓付又は窓なしシート
のナイフによる裁断、(ロ)フイルム使用による接着剤
塗布で組成加工されたシートを、一方のみを引張つて行
なう裁断。
本発明の処理装置により処理されたシートンの品質
は、低コスト、多量生産にもかかわらず優れており、特
ち塑性加工シートが優れている。その要因は、シートが
湿つたままで透明なプラスチツクフイルムで素早く被覆
され迅速に巻取られるからである。本発明の処理装置で
塑性加工に使用する接着剤は水溶性のもので、完全に無
臭で、低コストで、耐火性なので、環境汚染を生じさせ
ない。
また、本発明の処理装置は無騒音で操作も簡単であ
り、未経験者でも用意に操作できる。
以下、図面を用いて本発明の実施例につき説明する。
第1図には、本発明のシート処理装置のシート供給機構
を示す。この供給機構は、シート1を吸引するための2
連の吸引ヘツド2と、これらのヘツドを担持し種々の位
置をとることのできる支持ブロツク3とから成る。第1
列目の支持ブロツク3は垂直摺動ブランチ5の下端に軸
4により支持され、この垂直ブランチ5の上端には、軸
4により横方向ブランチ6が支持され、このブランチ6
の自由端にボールベアリング6aを設ける。垂直ブランチ
5は、供給機構のフレームにネジ止めしたスライド7に
沿つて垂直方向に摺動できる。第2列目の支持ブロツク
3は軸4により垂直ブランチ5aの下端に支持され、この
ブランチ5aの上端には、軸4により横方向ブランチ6が
支持され、このブランチ6の自由端にもボールベアリン
グ6aを設ける。また、この軸4にはボールベアリング10
が支持されている。上記2連の吸引ヘツド2は取外すこ
とができ、穿孔シートに要求される曲げ具合により任意
の位置をとることができる。
第1列目のブランチ5に関連する横方向ブランチ6の
ボールベアリング6aと第2列目のブランチ5aに関連する
横方向ブランチ6のボールベアリング6aとの間に、偏心
カム9を配置し、このカムは機構のフレームに回転可能
に装着した中央軸8に固定してある。中央軸8と一緒に
回転する偏心カム9は、2つのボールベアリング6aを介
して垂直ブランチ5,5aを垂直方向に往復運動させ、吸引
ヘツド2,2を同期上下動させる。スライド7と第2列目
の下方の軸4との間に張設したバネ11は、垂直ブランチ
5a従つて第2列目の吸引ヘツド2を上方へ復帰させる機
能を果す。
作動において、偏心カム9が固定された中央軸8のま
わりに回転して、偏心カム9のA点が第1図の位置から
下方に移動され、B点が第1図の位置から上方に移動さ
れると、第1列目のブランチ(右側のブランチ)5は、
スライド7に沿って下方に移動し、第1列目の支持ブロ
ツク3に支持されている吸引ヘッド2が下方に移動し、
図示しないテーブル(すなわち、プラットホーム)上に
積まれたシート群の一番上のシートを吸引して保持す
る。
一方、この時、第2列目のブランチ(左側のブラン
チ)5aは、第2列目の横方向ブランチ6の自由端に備え
られたボールベアリング6aが偏心カム9によって下方に
押されたことにより、固定した軸4のまわりに時計方向
に回動されて、第1図に示した垂直位置から左方向に傾
斜した位置になってる。
上述した状態から、偏心カム9が更に回転して、第1
図に示されたように、A点が上方にB点が下方になるよ
うに回転されると、第1列目のブランチ5は上方に移動
され、第1列目の吸引ヘッド2は、シート1を保持した
まま上昇する。そして、これと同等に、左方向に傾斜し
ていた第2列目のブランチ5aは軸4のまわりに反時計方
向に回動して、第1図に示された垂直位置に戻りつつあ
る。そして、第1図の状態になる少し前で、第1列目の
吸引ヘッド2と第2列目の吸引ヘッド2とがほぼ同じ高
さになった時に、第1列目の吸引ヘッド2が保持してい
たシート1が第2列目の吸引ヘッド2に持ち替えられ
る。そして、第1図の状態になった時に、シート1は、
左側の、すなわち第2列目の吸引ヘッド2が保持してお
り、第1列目の吸引ヘッド2は第2列目の吸引ヘッド2
よりも高い位置に上昇している(第1図の第1列目の吸
引ヘッド2は、シート1を保持しているように画かれて
いるが、上述したこの状態の時には、シート1は第2列
目の吸引ヘッド2だけが保持している)。
この状態で再び偏心カム9が回転してA点が下に、B
点が上に移動すると、前述したように、第1列目の吸引
ヘッド2は新しいシート1を持ち上げるために下方に移
動され、第2列目のブランチ5aは、軸4のまわりに時計
方向に回動して、第2列目の吸引ヘッド2が保持してい
るシート1を、左方にかつ少し上向きに移動させる。か
くして、第2列目の吸引ヘツド2はシート1を第2図、
第3図、第4図、第6図、第7図に示す装置へ供給す
る。
塑性加工すべき窓付きカートン用紙の窓が大きい場
合、用紙を水平に維持することは非常に困難である。特
に用紙を湿気のある場所に保管しておいた場合には用紙
がかなり湾曲するので、第1図の供給機構を使用して
も、用紙を満足に供給できないことがある。その理由
は、第2列目の吸引ヘツド2(第1図)により用紙即ち
シート1を第2図、第3図、第4図、第6図、第7図の
装置配送ローラ及びベルト12へ運ぶときに、シート1の
窓の裏側が、その下に堆積して位置したシート群の前端
に引掛り、そのシートが破断してしまうことが多々ある
からである。
このような不具合を排除するため、本発明の処理装置
においては、特殊なシート保持手段を採用する。この手
段は、適当な機構により上下動せしめられ、一群の堆積
したシートを支持するテーブル(図示せず)と、このテ
ーブルの下に位置し、堆積したシート群の窓を貫通する
バーH(第9a図、第9b図)とから成る。バーHは一定の
状態に調整してある。バーHは地点Zにおいて鈍角に折
曲して先端にブレードEを形成する。湾曲点Zはシート
よりも低い位置に存在し、シートの窓の内側に位置す
る。ブレードEの先端はシート群よりも上方に位置しか
つシートの窓の前縁よりも前方に位置する(第9a図)。
このような構成のため、第1図の供給機構によりシー
トを第2図等の配送ローラ及びベルト12へ運ぶ際に、シ
ート群のうちの最上方のシート(第9b図にハツチング入
りで示したシート)は、(シート下方の湾曲点Zからシ
ート群上方まで延びる)ブレードEの存在のため、下方
に位置するシート群の前端に引掛かることがなく、破断
せずに済む。テーブルは、シート供給毎に上方へ変位
し、シート群とバーH(及びブレードE)の位置関係を
実質上一定に維持する。なお、好適には、シート群に上
向きの風を送つてシート供給を補助するとよい。
以上のように、本発明の処理装置におけるシート供給
機構及びシート保持手段により、たとえシートにいなる
歪みがあつても、またシートがどんな場所であつても、
更にはシートに窓が設けてあつても、吸引ヘツドにより
シートを確実に吸引し、正確な操作時間でシートを供給
できる。従つて、窓を有しどんなに湾曲しているシート
でも、大小かまわずどんなスピードでも障害なくシート
を供給できる。
次に、第2図には、本発明の処理装置の被覆及び塑性
加工機構を示す。この機構は、第1に、シートの前面を
塗料、ワニス又は接着剤(にかわ)で被覆し、第2に、
シートの両面を塗料、ワニス又は接着剤で被覆し、第3
に、主として窓付き塑性加工箱製造用の穿孔シートの場
合に、シートに被覆した接着剤で塑性加工を行ない、第
4に、フイルムに被覆した接着剤で塑性加工を行なうも
のである。この機構は、シート1をこの機構の内部へ送
る配送ローラ及びベルト12を備え、その下流側には圧力
シリンダ13が位置する。この圧力シリンダに関連して被
覆シリンダ14及びこれに接触する原料調整シリンダ15が
設けてあり、これらのシリンダ14,15はピン23により機
構のフレームに枢着されたエルボー22に回転可能に取付
けてある。エルボー22の枢動はカム24により調整して、
処理すべきシート1の厚さに対応する間隙をシリンダ1
3,14間に設定すると共に、圧力シリンダ13の軸線と被覆
シリンダ14の軸線との間の横方向(第2図)距離aを所
定の値(0〜15cm)に設定する。距離aは圧力シリンダ
13に関して左側(第2図に示す状態)にとつても右側に
とつてもよい。また、シリンダ14,15及びエルボー22
は、第2図では圧力シリンダ13の上下両側に示してある
が、後述する第4図、第6図のように、圧力シリンダ13
の上側に位置させてもよいし、後述する第3図のよう
に、圧力シリンダ13の下側に位置させてもよい。
圧力シリンダ13の下流側には別の1対の圧力シリンダ
16が位置し、これらの圧力シリンダ16の間へは、フイル
ムを緊張状態に維持する複数個の伸張シリンダ18を介し
てフイルムロールからフイルム19が送られる。その際、
フイルムは、被覆シリンダ20と回転接触し、このシリン
ダを介して接着剤調整シリンダ21からの接着剤を一面に
塗布される。接着剤調整シリンダ21はフイルム一面へ塗
布する接着剤の量を調整する。
この被覆及び塑性加工機構の作動においては、配送ロ
ーラ及びベルト12を通して送られてくるシート1は、圧
力シリンダ13と被覆シリンダ14とに接触してこれらのシ
リンダ間を通過する。その際、原料調整シリンダ15から
の塗料、ワニス又はにかわによりシートの前面が被覆さ
れる。また、シリンダ13,14の中心間距離のずれaのた
め、シート1はシリンダ間で少し曲がる。このため、被
覆期間中、シートはシリンダ間で圧迫されずにシリンダ
から圧力を受けることができる。従つて、窓の有無や湾
曲の有無にかかわらずまた厚さのいかんを問わず、どん
なシートの処理においても、シートの窓又はシート間の
間隙からの塗料等により汚されることはなく、完全な被
覆を行なうことができ、低コストで良質の被覆物を大量
生産できる。
ここで、塑性加工を行なわない場合は、被覆されたシ
ートが圧力シリンダ16間を通過する際に、上側の圧力シ
リンダ16を持ち上げてシートを通過させ、次いでシート
を追加オーブン(図示せず)に導入して乾燥し、後述す
る第5図の裁断機構のレシーバ26へ送られる。
一方、被覆されたシート1を更に接着剤とフイルムで
塑性加工する場合は、被覆済みシートを圧力シリンダ16
間へ通過させ、フイルム19に塗布した接着剤でシート1
とフイルム19とを圧着し、ロール17に堅く巻付ける。こ
の間、機構がどんなスピードで動いていても、シリンダ
16とロール17との間で下から風を送り込んで接着したシ
ート及びフイルムを持ち上げるようにしてあるので、シ
ート及びフイルムが圧力シリンダに巻き付くことはな
い。接着後のシート及びフイルムをロール17に巻付ける
代りに、前記追加オーブンを取外してその位置へ第5図
の裁断機構を設置し、接着後のシート及びフイルムを元
のシートの形状に裁断してもよい。
第8図、第8a図及び第8b図には、第2図の被覆及び塑
性加工機構の圧力シリンダ13、被覆シリンダ14及び原料
調整シリンダ15部分の変形例をそれぞれ示す。第8図の
例では、被覆シリンダ14及び原料調整シリンダ15ではな
くて、圧力シリンダ13の方がエルボー22に回転自在に装
着されており、カム24により圧力シリンダ13の位置を調
整することによつて、シリンダ13,14間の(シート厚に
対応する)間隙及び軸間横方向距離aを調整設定する。
第8a図の例では、圧力シリンダ13と原料調整シリンダ
15とが対応するエルボー22に装着されていて調整可能で
あり、塗料、ワニス、にかわは補助原料シリンダ15aを
介して被覆シリンダ14へ送られるようになつている。第
8b図の例では、第8a図と同様、圧力シリンダ13と原料調
整シリンダ15とがそれぞれエルボー22に装着されていて
調整可能であるが、補助原料シリンダ15aと被覆シリン
ダ14との間に第2補助原料シリンダ15bが位置し、塗料
等は、これらの補助原料シリンダ15a,15bを介して原料
調整シリンダ15から被覆シリンダ14へ送られる。これら
の変形例においても、第2図のものと同様の機能を果た
す。
また、第2図に示すように、エルボー22に装着した別
の被覆シリンダ14及び原料調整シリンダ15を圧力シリン
ダ13の下側にも追加配置し、その被覆シリンダを圧力シ
リンダ13に接触させるようにしてもよい。この場合、配
送ローラ及びベルト12により送られてきたシート1は上
方の被覆シリンダ14により上面を塗料等で被覆され、こ
のシリンダ14と圧力シリンダ13との間を通つて曲がると
きに下面も塗料等で被覆される。従つて、従来の半分の
作業(即ち、ワンパス)で同時にシートの両面被覆を行
なうことができる。
次に、第3図には、被覆及び塑性加工機構の別の実施
例を示す。この実施例では、第2図のものとは異なり、
カム24にて枢動制御されるエルボー22に枢着された被覆
シリンダ14及び原料調整シリンダ15は圧力シリンダ13の
下側に位置している。また、第2圧力シリンダ16は1個
存在し、圧力シリンダ13に接触している。フイルム19は
一連の伸張シリンダ18を経てフイルムロールから圧力シ
リンダ13,16間へ送られる。図示しないが、被覆シリン
ダと接着剤調整シリンダ(第2図と同様のもの)とによ
り、フイルム19の下面(ロールから出るときのフイルム
の下面)に接着剤を塗布する。この第3図の機構は、シ
ート1の裏面を原料、特に熱溶融性蝋状原料で被覆で
き、必要なら、その被覆面をフイルム19で覆つて塑性加
工することもできる。即ち、配送ローラ及びベルト12に
より送られたシート1は、シリンダ13,14間を通る際に
その裏面を被覆されると共に、上方へ湾曲し圧力シリン
ダ13,16間へ到る。このシートは圧力シリンダ間で透明
なフイルム19をその被覆面(裏面)に貼合わせられ、そ
の後ロール17に堅く巻付けられる。
次に、第4図は、被覆及び塑性加工機構の更に別の実
施例を示す。この実施例と第2図の実施例との相違点
は、圧力シリンダ13の軸線と被覆シリンダ14の軸線とが
同一垂直面上に位置する(即ち、前記距離a=0)こと
である。この場合、シート1の上面を塗料等で被覆する
際、圧力シリンダ13が(シート圧縮のため)塗料等で汚
れる危険性がある。汚れた場合でも正常な処理操作を行
なえるようにするためには、圧力シリンダ13を常にクリ
ーンな状態(塗料等の付着していない状態)に維持する
必要がある。この目的のため、第4図の実施例では、適
当な洗浄液に漬けられた回転ブラシ35を圧力シリンダ13
に接触させてシリンダ13の表面を洗浄し、洗浄液を除去
するためブラシ35の下流に削り刃36を設けて、洗浄液及
び洗浄された塗料等をシリンダ13から除去する。従つ
て、圧力シリンダ13は、次のシート1を通過させるとき
には、その裏面を汚すことがない。その他の点は第2図
のものと実質上同じである。
次に、第6は第2図の変形例を示し、この変形例で
は、被覆シリンダ20及び接着剤調整シリンダ21が存在せ
ず、接着剤なしに、シートの被覆面に直接フイルム19を
圧着する。また、第7図の変形例も第2図の変形例を示
し、この変形例では、被覆シリンダ14及び原料調整シリ
ンダ15がなく、シート1は塗料等で被覆されることなく
フイルム19を貼合わせて塑性加工される。
以上の第2図〜第7図の例から明らかなように、本発
明の処理装置の被覆及び塑性加工機構においては、塗料
等でのシート被覆及び接着剤でのフイルム被覆能力を備
えたもの(第2図、第3図、第4図)、又は、一方の被
覆能力を備えたもの(第6図又は第7図)が採用され得
ること明らかである。
原料としてワニスをシートに被覆する場合には追加オ
ーブン(携帯乾燥機)を第2図、第3図、第4図の機構
に付加し、塑性加工のみの場合には追加オーブンを取外
し、その代りに、オーブンの位置に正確な裁断機構を設
置する。
最後に、第5図には、本発明の処理装置の裁断機構を
示す。この裁断機構は、第2図、第3図、第4図、第6
図、第7図の被覆及び(又は)塑性加工機構によりフイ
ルム19を貼合わされたシート17を元のシート1の状態に
裁断するためのものである。この裁断機構は、塑性加工
されたシート17を移動させる2対の移送シリンダ27と、
その下流側に位置した2つの裁断刃29,30と、その下流
側に位置する第3対目の移送シリンダ27とから成る。上
方の裁断刃29は2つの平行なバー32に枢着してあり、2
つのピストン31により上下動せしめられてシート17を切
断する。
フイルム19を貼付したシート17のシート1間の間隙を
感知したときに作動するフオトセル28を設け、このフオ
トセルは、シート1間の間隙が裁断刃29,30の位置にき
たときに、ピストン31を作動させて裁断刃29を裁断刃30
の方へ動かし、シート17を切断する。下方の裁断刃30は
固定形式でも可動形式でもよい。元のシート1形状に切
断されたシートはレシーバ26へ収集される。裁断刃29,3
0に関連して薄いブレード33が設けてあり、このブレー
ドの先端は、バネを使用して又は使用せずに、裁断刃29
よりも下方の位置に位置決めされる。ブレード33は裁断
刃29と同じバー32に支持されており、裁断刃29が下降し
てシート17を切断するときに、ブレード33がシートを押
さえて完全な切断を行なう。
なお、本発明の被覆及び塑性加工機構の原料導入に
は、自動原料供給と断続装置とを利用するのが好まし
い。操作者が連続監視しなくて済むし、狭い場所に設置
されている原料容器に原料を投入しなくて済むからであ
る。
原料の循環は、被覆の品質にかなり関連する。原料を
断続的に循環させることは、原料液の濃度を一定に維持
し、均一な被覆を保証する。
自動供給と断続原料循環は、2つの吸い上げポンプ
(図示せず)により行なう。ポンプAはゴム管を通して
機構の原料容器(図示せず)から原料を吸い上げ、被覆
シリンダ14と原料調整シリンダ15との間に注入する。こ
れらのシリンダは相互に反対方向に回転するから、原料
はこれらのシリンダ間に留まつている。シート被覆にこ
れ以上要しない残りの原料は2つのシリンダの端から急
勾配な管(図示せず)へ流れ、原料容器へ戻る。
原料容器は小さく低いので、ポンプBを使用する。ま
た、このポンプBにより自動供給が行なわれ、被覆後の
残りの原料は、次の順序で、大きな原料樽から原料容器
に継続的に循環される。
まず、ポンプBは、原料樽からゴム管を通して原料を
吸い上げ、ゴム管を介して原料容器のバルブ(図示せ
ず)まで運ぶ。このバルブは1つの入口と2つの出口と
から成つていて、入口はゴム管でポンプBの出口に接続
し、バルブの一方の出口は原料樽に連通し、他方の出口
は原料容器に通じている。
原料容器内には適当な調整装置が設けてあり、この装
置は原料の液面の高さに応じてバルブのピストンを作動
させ、液面が低いときは、バルブ出口を原料容器に通じ
させ、原料樽への出口を遮断する。液面が高いときは、
原料容器への出口を遮断し、原料樽へ出口を通じさせ
る。
従つて、本発明の処理装置では、原料の自動供給と連
続循環とが保証され、シリンダ14,15間の原料が一定に
保たれ、原料の濃度も一定に維持される。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の処理装置のシート供給機構の概略立
面図。第2図は、本発明の処理装置の被覆及び塑性加工
機構の1例の概略側立面図。第3図及び第4図は被覆及
び塑性加工機構の別の実施例をそれぞれ示す立面図。第
5図は本発明の処理装置の裁断機構を示す概略立面図。
第6図及び第7図は、被覆及び塑性加工機構の更に別の
実施例をそれぞれ示す立面図。第8図、第8a図及び第8b
図は、被覆及び塑性加工機構の圧力シリンダ及び被覆シ
リンダ部分の別々の変形例をそれぞれ示す図。第9a図及
び第9b図は、シート供給機構と併用できるシート保持手
段を示す図で、第9a図はすべてのシートが保持されてい
る状態を示し、第9b図は最上方のシートのみが移動して
いる状態を示す図である。 1……シート、2……吸引ヘツド 13……圧力シリンダ、14……被覆シリンダ 15……原料調整シリンダ、16……圧力シリンダ 19……シート、29,30……裁断刃

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穴を有するシートに塗布し且つこれらシー
    トを積層する装置であって、シート(1)を一度に一枚
    ずつ供給するシート供給装置(2〜11,HEZ)と、塗布シ
    リンダ(14)と材料流れ制御シリンダ(15)とを含んで
    いて、前記シートに塗布する塗布手段(13,14,15,22,2
    3,24)と、ロールから一組の圧力シリンダ(16,16)へ
    フィルム材料(17)を移送するようになっていて、これ
    ら圧力シリンダ(16,16)の間で塗布された前記シート
    (1)が前記フィルム材料(17)に押圧されるようにな
    っている移送手段と、前記フィルム材料(17)が貼合わ
    されて連らなった状態になった複数の前記シート(1,1,
    ……)から、個々のシート(1)を裁断するために、前
    記フィルム材料(17)を裁断する裁断装置(27〜33)と
    を含む、シートに塗布し且つこれらシートを積層する装
    置において、 前記シート供給装置が、前記シートの積み重ねを置く水
    平なプラットホームと、該プラットホームから前記塗布
    手段(13,14,15,22,23,24)へ前記シート(1)を移送
    するための供給ヘッド(2〜11)とを含み、 前記プラットホームは、垂直方向に移動可能であり、且
    つ複数のバー又は刃(HEZ)が貫通して延びる開口を備
    えており、これらのバー(HEZ)は垂直方向に調整可能
    であり、これらバー(HEZ)の頂部は、その下部に対し
    て鈍角を形成して、前記シート(1)の移動方向に向い
    ており、 前記供給ヘッド(2〜11)は、第1及び第2の支持ブロ
    ック(3,3)にそれぞれ支持された複数の吸引カップ
    (2,2)を含み、これら吸引カップ(2,2)を備えた前記
    第1及び第2の支持ブロック(3,3)は、それぞれ第1
    及び第2の軸(4,4)に支持されており、前記第1及び
    第2の支持ブロック(3,3)はそれぞれ前記第1及び第
    2の軸(4,4)に沿って調整のため移動可能であり且つ
    前記第1及び第2の軸(4,4)のまわりにそれぞれ調整
    のため回転可能であり、 前記第1及び第2の軸(4,4)は第1及び第2のアーム
    (5a,5)の下端にそれぞれ取り付けられ、前記第1のア
    ーム(5a)の上端は、水平な軸線(4)に枢着され、前
    記第2のアーム(5)はスライド部材(7)によって支
    持され且つ案内されて、該第2のアーム(5)が上下に
    摺動するようになっており、 中央の軸(8)に取り付けられたカム機構(9)が備え
    られ、このカム機構(9)は回転することによって前記
    第2のアーム(5)を上下方向に摺動させると共に、前
    記水平な軸線(4)のまわりに前記第1のアーム(5a)
    を回転させるようになっており、 前記第1及び第2のアーム(5a,5)の間にばね(11)が
    備えられていて、このばね(11)は、前記カム機構
    (a)の回転に依存して、前記第1及び第2のアーム
    (5a,5)を前記第1及び第2の吸引カップ(2,2)と共
    に、初期位置に戻すようにされており、 前記塗布手段は、更に水平な前記塗布シリンダ(14)に
    対して平行に配置され、かつ固定位置に備えた回転可能
    な圧力シリンダ(13)を含み、前記圧力シリンダ(13)
    と前記塗布シリンダ(14)とは、それらの間にオフセッ
    ト(a)を置いた状態で一方が他方の上方に置かれてお
    り、前記塗布シリンダ(14)と前記材料流れ制御シリン
    ダ(15)とは、両端で一対のL字型のアーム(22)の水
    平な第1の脚に取り付けられ、前記圧力シリンダ(13)
    と前記塗布シリンダ(14)との間の距離は、前記L字型
    のアーム(22)の第2の脚に係合するカム(24)によっ
    て調節されるようになっており、前記L字型のアーム
    (22)は、前記第1の脚と前記第2の脚とが合う箇所に
    おいてピン(23)に枢着されており、 前記裁断装置(27〜33)は、ナイフ(29)及びプレート
    (33)を含み、このナイフ(29)とこのプレート(33)
    とは、前記裁断装置(27〜33)へ順次供給される、複数
    の前記シート(1,1,……)を連らなった状態に付着して
    いるフィルム材料(17)を横断して伸びており、また前
    記裁断装置(27〜33)は、前記ナイフ(29)を動かすピ
    ストン(31)と、個々の前記シート(1)の位置を正し
    く合わせるために、前記ナイフ(29)の前方に置かれて
    たフォトセル(28)とを含み、 このフォトセル(28)は制御装置に接続されていて、こ
    の制御装置は、前記ナイフ(29)を作動させるとき、前
    記フィルム材料(17)が個々の前記シート(1)の端で
    裁断されるように、個々の前記シート(1)の端が位置
    決めされた時に、前記フィルム材料(17)を停止するよ
    うになっており、 更に、裁断された個々の前記シート(1)を集める手段
    を有することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】前記圧力シリンダ(13)と前記塗布シリン
    ダ(14)の軸線の間の水平なオフセット(a)から0か
    ら15cmの範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記塗布シリンダ(14)と前記材料流れ制
    御シリンダ(15)の軸線が固定されており、前記圧力シ
    リンダ(13)が前記L字型のアーム(22)に支持されて
    いて、それにより前記カム(24)により可動であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】前記圧力シリンダ(13)が平らな滑らかな
    表面で置き換えられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項、第2項または第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記圧力シリンダ(13)と前記塗布シリン
    ダ(14)の軸線の間の水平なオフセット(a)は0cmで
    あり、少なくとも1個の回転ブラシ(35)が前記圧力シ
    リンダ(13)に平行に、かつ前記圧力シリンダに係合し
    て設けられ、前記回転ブラシが適当な洗浄液を付与さ
    れ、かつ前記圧力シリンダ(13)とは反対方向に回転さ
    れ、少なくとも1個の削り刃(36)が設けられて前記圧
    力シリンダ(13)から前記洗浄液をこすり取ることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第3項に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】塗布材料が第2組のL字型のアーム(22)
    に取り付けられた第2の塗布シリンダ(14)と第2の材
    料流れ制御シリンダ(15)によって前記圧力シリンダ
    (13)に付与され、前記L字型のアーム(22)に取り付
    けられた前記第2の塗布シリンダ(14)と前記圧力シリ
    ンダ(13)との間の距離は第2のカム(24)により調整
    され、それにより、第2の塗布シリンダが前記圧力シリ
    ンダ(13)に接離することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項、第3項または第5項に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記塗布シリンダ(14)が前記装置のフレ
    ーム上に支持され、前記圧力シリンダ(13)が前記塗布
    シリンダ(14)の下方に位置し、かつカム(24)により
    調節されるL字型のアーム(22)に支持されており、2
    本の材料流れ制御シリンダ(15,15a)がカム(24)によ
    り調節されるL字型のアーム(22)上に前記塗布シリン
    ダ(14)の上方に位置していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第2項または第5項に記載の装置。
  8. 【請求項8】第3の材料流れ制御シリンダ(15b)が前
    記塗布シリンダ(14)と前記材料流れ制御シリンダ(1
    5,15a)の間に設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第7項に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記プラットホーム上の積み重ねられたシ
    ート群に上向きの風を送ってシート供給を補助する空気
    流が備えられ、この空気流は、前記シートが前記塗布手
    段へ送られる時にシートの前記積み重ねにある上方のシ
    ートを持ち上げることができることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第8項の一つの項に記載の装置。
  10. 【請求項10】貫通穴又は大きな穴を有するシートを供
    給し、シートに塗布し、シートを積層し、裁断する方法
    において、 (a) 供給されるシートを水平なプラットホーム上に
    置く段階を含み、前記プラットホームが垂直方向に可動
    であり、かつ複数のバーすなわち刃(HEZ)が貫通する
    穴を有し、前記バーが前記プラットホーム上に置かれた
    前記シートの穴をさらに貫通するために垂直方向に調節
    可能であり、前記バー(HEZ)の頂部が前記バーの下部
    に対して鈍角を形成し、かつ前記シートの移動方向を向
    いており、かくしてシートが供給される時に前記シート
    の開口すなわち穴の後縁が前記積み重ねにある次のシー
    トの穴の前縁に係合しないような段階、 (b) 水平な面において前記塗布手段に向かって前記
    シートを次々と供給する段階、 (c) 塗布シリンダと圧力シリンダにより前記シート
    の表面の一方の全体に塗布材料を塗布する段階であっ
    て、前記塗布材料は材料流れ制御シリンダにより前記塗
    布シリンダへ供給され、前記塗布シリンダと前記材料流
    れ制御シリンダは一対のL字型のアームの水平な第1の
    脚に両端で取り付けられ、前記圧力シリンダと前記塗布
    シリンダの間の距離は、前記L字型のアームの第2の脚
    にカムが係合することにより調節され、前記L字型のア
    ームが各アームの2本の脚が合する箇所においてピンに
    枢着されるような段階、 (d) 水平な面に供給される、塗布すべきシートが前
    記圧力シリンダと前記塗布シリンダの間を通過しながら
    曲線を辿り、それにより前記2つのシリンダの表面が相
    互に接触しないように、前記圧力シリンダと前記塗布シ
    リンダのそれぞれの平行な軸線の間に水平なオフセット
    (a)を置いて前記塗布シリンダの前記圧力シリンダの
    上方に位置させるか、または前記圧力シリンダと前記塗
    布シリンダの軸線が同じ垂直面に置かれる時に、少なく
    とも1個の回転ブラシが前記圧力シリンダに平行に、か
    つ前記圧力シリンダに係合して設けられ、前記回転ブラ
    シが適当な洗浄液を付与され、かつ前記圧力シリンダと
    は反対方向に回転され、少なくとも1個の削り刃が設け
    られて前記圧力シリンダの表面から前記洗浄液をこすり
    取るかにより、前記圧力シリンダを接着剤からきれいに
    保つような段階、 (e) ロールからくり出されるフィルム材料と一緒に
    前記シートを少なくとも一対の圧力シリンダの間で押圧
    する段階であって、それにより接着剤で覆われた前記シ
    ートの表面が前記フィルム材料に付着し、前記シートが
    前記フィルム材料の下側に付着した時に、前記シートが
    前記フィルム材料から離れるのを防止するため、前記圧
    力シリンダの直後で空気流が上方へ吹くような段階、お
    よび (f) 前記シートとフィルム材料をロール巻に巻く
    か、または裁断装置により前記シートの間でフィルム材
    料を裁断する段階であって、前記裁断装置が前記フィル
    ム材料上の前記シートの縁を検出するフォトセルを含
    み、このフォトセルは、前記ナイフが前記制御装置によ
    り作動した時に前記裁断装置のナイフが裁断する箇所に
    シートの縁がある時に、前記シートと前記移動するフィ
    ルム材料を即座に停止する指令を前記制御装置を介して
    出し、裁断作業後に前記ナイフがその初期位置に戻さ
    れ、また前記制御装置を介して出されて次のシートの裁
    断サイクルを再開させる信号を持つ段階、および前記裁
    断されたシートをシート集めユニットにより集める段階
    を含むシートを供給し、シートに塗布し、シートを積層
    し、裁断する方法。
  11. 【請求項11】前記プラットホーム上の積み重ねられた
    シート群に上向きの風を送ってシート供給を補助する空
    気流が備えられ、この空気流は、前記シートが前記塗布
    手段へ送られる時にシートの前記積み重ねにある上方の
    シートを持ち上げることができることを特徴とする特許
    請求の範囲第10項に記載の方法。
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