JP2609948B2 - 振動計 - Google Patents

振動計

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JP2609948B2
JP2609948B2 JP2276707A JP27670790A JP2609948B2 JP 2609948 B2 JP2609948 B2 JP 2609948B2 JP 2276707 A JP2276707 A JP 2276707A JP 27670790 A JP27670790 A JP 27670790A JP 2609948 B2 JP2609948 B2 JP 2609948B2
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スチームトラップ等の弁の作動に伴う振動
や回転軸の振動を検出して、作動の良否等を確認すると
きに用いる振動計に関する。
従来の技術 従来、振動計として、例えば、実開昭58−187739号公
報に示されたものがある。これを第3図を参照して説明
する。一端を被測定物31に押し当てる振動伝達棒32をプ
ローブのケーシング33から突出せしめて固定し、振動伝
達棒32を伝わってくる振動を、その他端に接着した圧電
素子を用いた超音波マイクロフォン34で電気的信号に変
換する。超音波マイクロフォンの端子35、36は導線37、
38およびコネクタ39を介して電気的回路を内蔵した表示
器(図示せず)に連結され、超音波マイクロフォンで変
換された電気的信号を増幅してメータの針を振らせた
り、スピーカを鳴らせたりするものである。
本発明が解決しようとする課題 上記のものでは、振動伝達棒32を被測定物31に押し当
てるときの押し付け力が個人差によって、また、測定の
都度異なるので、振動伝達棒32を伝わる振動レベルが変
化し、振動を正確に検出できない問題があった。
従って、本発明の技術的課題は、誰でもが簡単に扱え
ると共に、正確な振動レベルを検出できるようにするこ
とである。
課題を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技
術的手段は、被測定物の外表面に押し当てるプローブの
ケーシングと、被測定物から距離をおいてケーシング内
に配置した送受信両用の超音波マイクロフォンと、この
超音波マイクロフォンを介して被測定物に被測定物の振
動と同じ周波数の超音波を発信する基準信号発信回路
と、被測定物からの反射超音波を前記超音波マイクロフ
ォンを介して受信して被測定物の振動と受信超音波の共
振に基づく発信超音波と受信超音波の振幅変化から被測
定物の振動を検出する受信信号処理回路とからなるもの
である。
作用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
基準信号発信回路からの発信超音波は超音波マイクロ
フォンを介して被測定物に発信される。この発信超音波
は被測定物に当たって反射し、反射超音波が超音波マイ
クロフォンを介して受信信号処理回路に受信される。こ
のとき、発信された超音波と同じ周波数の振動が被測定
物で生じている場合には、共振してより大きな振幅とし
て受信される。従って、この共振による信号を受信信号
処理回路で処理することにより、被測定物の作動の良否
を検出することができる。
上記のように本発明では、被測定物に対して基準信号
を発信し、反射音を受信するようにしたので、被測定物
へのプローブのケーシングの押し付け力が変化しても、
被測定物からの反射音に影響を与えることがない。従っ
て、作動の良否を正確に検出することができる。
発明の効果 本発明は下記の特有の効果を生じる。
上記のように本発明によれば、検出振動にバラツキが
なく、正確に作動の良否を判定することができる。ま
た、振動伝達棒を用いていないので、プロープを小型に
作ることができる。
実施例 上記の技術的手段の具体例を説明する(第1図と第2
図参照)。
第1図にプローブの断面を示す。ケーシング1は先端
を細めたほぼ筒状で、その先端を被測定物2に押し当て
る。ケーシング1内に送受信両用の超音波マイクロフォ
ン3を配置する。ケーシング1の後端に同軸ケーブルの
コネクタ4を取り付ける。超音波マイクロフォン3の端
子5、6のコネクタ4を導線7、8で連結する。
第2図のブロック図に本発明の振動計の電気的回路を
示す。特定の周波数の超音波を発信する基準信号発信回
路21を反転回路22を介して、第1図に示したプローブに
内蔵の超音波マイクロフォン3に連結すると共に、差動
増幅器23を介して受信信号処理回路24に連結する。他
方、送受信両用の超音波マイクロフォン3も差動増幅器
23を介して受信信号処理回路24に連結する。
基準信号発信回路21は、例えばスチームトラップの作
動の良否を確認する場合には、40〜50KHzの周波数の超
音波を発信する。これは、スチームトラップが蒸気漏れ
を生じている場合には、40〜50KHzの周波数域で大きな
振動を発生するからである。この基準信号発信回路21か
ら発信された超音波は反転回路22を介して超音波マイク
ロフォン3から被測定物2に発射せしめられ、被測定物
2に当たって反射し、超音波マイクロフォン3および差
動増幅器23を介して受信信号処理回路24に受信される。
被測定物2としてのスチームトラップが蒸気漏れを生じ
ている場合には、40〜50KHzの周波数の振動を生じてい
るので、発信された超音波は共振してより大きな振幅と
して受信信号処理回路24に受信される。この受信信号で
メータの針を振らせたり、スピーカを鳴らせたりするこ
とにより、作動の良否を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の振動計のプローブの断面図、第2図は
本発明の振動計の電気回路のブロック図、第3図は従来
の振動計のプローブの断面図である。 1:ケーシング 3:超音波マイクロフォン 21:基準信号発信回路 24:受信信号処理回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物の外表面に押し当てるプローブの
    ケーシングと、被測定物から距離をおいてケーシング内
    に配置した送受信両用の超音波マイクロフォンと、この
    超音波マイクロフォンを介して被測定物に被測定物の振
    動と同じ周波数の超音波を発信する基準信号発信回路
    と、被測定物からの反射超音波を前記超音波マイクロフ
    ォンを介して受信して被測定物の振動と発信超音波の共
    振に基づく発信超音波と受信超音波の振幅変化から被測
    定物の振動を検出する受信信号処理回路とからなる振動
    計。
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