JP2608812B2 - 止め輪付きシール - Google Patents

止め輪付きシール

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JP2608812B2
JP2608812B2 JP3085854A JP8585491A JP2608812B2 JP 2608812 B2 JP2608812 B2 JP 2608812B2 JP 3085854 A JP3085854 A JP 3085854A JP 8585491 A JP8585491 A JP 8585491A JP 2608812 B2 JP2608812 B2 JP 2608812B2
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雅一 坂本
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/068Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16C29/084Arrangements for covering or protecting the ways fixed to the carriage or bearing body movable along the guide rail or track

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールまたはローラが
軸との負荷部分と無負荷部分とをエンドレス状に循環す
るスライドベアリング等に用いられるシールであって、
外輪の両端に形成される周溝に、外周を嵌着せしめて取
り付け保持される止め輪付きシールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スライドベアリング内のグリース
洩れ防止と外部からの塵埃の侵入を防止すべく、図4、
5に示すように、一部に切欠きを有する環状の止め輪
1に、ゴム材料を加硫成形したシール部2を備えたシー
ルプレート3が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記シール
プレート3を、スライドベアリングにおける外輪6の周
溝7に嵌着せしめるにあっては、該止め輪1が単なる環
状であっては嵌着困難で あるため、上記せるように弾性
変形を得るために環体の一部に切欠きを設けているが、
シールプレート3を外輪6に嵌着せしめる手段によって
は、特に切欠き位置の内側リップ8及び外側リップ9に
微妙な変形をもたらし、止め輪付きシールとしてのシー
ル機能を損なう欠陥を有していたと共に、嵌着作業が面
倒かつ不確実となる虞れがあった。
【0004】また、外輪6の周溝7にシールプレート3
を嵌着したに、止め輪1の側壁11が平坦面であるた
め、保持器10の端面に単に接触するのみにすぎない。
【0005】また、止め輪1にゴム材料をセットする場
合でも、比較的薄いゴム材料のため、ゴム材料が切欠き
の両端面で破断したりすることがあり、高精度が要求さ
れるリップ部の形状寸法を達成するには製作加工技術の
上からも問題がある。
【0006】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、外
輪の外周に取り付け保持される止め輪付きシールであっ
て、環体には全く切欠きを設けることなく、外輪の周溝
に止め輪の弾性変形を利用して容易かつ確実に嵌着する
ことができ、かつ環体の上下側面凸部による保持器端面
への押圧で嵌着を強固とすることができると共に、シー
ル機能を向上することのできる止め輪付きシールを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明がなした技術的手段は、外輪の両端に形
成される周溝に、外周を嵌着せしめて取り付けられる止
め輪付きシールであって、断面略く字状を呈した切欠き
を有しない環体を形成すると共に、該環体の外周に外方
に傾斜した突起を複数個周設してなる止め輪と、該止め
輪の半径方向に可塑材料をもって形成されるシール部と
で構成され、上記突起の外周面は環体と同一半径の曲面
を有することである。
【0008】また、可塑材料をもってシール部と一体的
に形成される膨出部を、各突起間に 備えてなり、該膨出
部の外周面が外輪の内周面に密着可能としたことであ
る。
【0009】
【作用】上記技術的手段により、断面略く字状に形成さ
れた環体と、該環体の外周にて環体の外方に傾斜するよ
う周設された複数の突起による弾性変形を利用して、外
輪の周溝に容易に嵌着され、外輪に嵌着後、環体の外周
突起が外輪の周溝の外側段部に衝き当てられ、断面略く
字状の環体の上下側面凸部が保持器の端面に接触し、内
側方向へと押し付けられている。また、環体には全く切
欠きを有しないものとしているためシール機能を損なう
こともない。
【0010】また、環体の外周に複数の突起が形成され
た止め輪に可塑材料をもってシール部が形成されるた
め、上記環体に可塑材料が均一に成形されると同時に、
シール部も過不足なく成形されるので、高精度な内側リ
ップおよび外側リップが得られる。
【0011】
【実施例】以下図に基づいて本発明の好適例について説
明する。本発明の止め輪付きシールは、止め輪100と
シール部200とから構成される。
【0012】止め輪100は、図示せるように全く切欠
きを有しない環体101と、その外周に複数の突起10
2.102…が所要間隔をおいて一体的に形成され、か
つ環体101の形状は断面略く字状をなしている。
【0013】止め輪100の突起102…は、外輪30
0の周溝302の外側段部3021に衝き当てられ、環
体101の断面略く字状の上下側面凸部1011.10
12は、保持器400の端面401に接触すると同時に
内側方向に押し付ける。
【0014】また、上記突起102.102…の外周面
104は、上記環体101と同一半径の曲面を有する。
【0015】ゴム材料または合成樹脂材料等の如き可塑
材料をもって、上記止め輪100の外側壁103に、周
壁201と上記複数の突起102.102…間の膨出部
202.202…並びに、止め輪100の半径方向内方
に内側リップ203と外側リップ204からなるシール
部200が一体的に加硫成形または射出成形されてい
る。
【0016】図中205は、上記周壁201とシール部
200間に形成されたくびれ部であり、206は上記膨
出部202の端面で、外輪300の内周段部301に密
着することによりベアリング内からのグリース洩れを防
ぐことができる。
【0017】302は、例えばスライドベアリングの外
輪300の両端部に形成された周溝で、該周溝302に
断面略く字状環体101と突起102の弾性変形を利用
して強固に嵌着固定することができる。
【0018】本発明は、以上の如き構成からなる実施例
では、止め輪100の突起102の一部が外輪300の
周溝302の内面に当接し、他部が周溝302の側壁に
当接すると同時に上記膨出部202の外周面が外輪30
0の段部301に密着することによりシール機能を一段
と発揮される。
【0019】また、可塑材料が止め輪100の環体10
1に沿って平均して周壁201を形成すると同時に、止
め輪100の半径方向内方にはシール部200が過不足
なく形成されているため、シール部200のシール機能
は所期の効果を達成し得る。
【0020】
【発明の効果】本発明の止め輪付きシールは、切欠きを
有しない環体の外周に所要間隔をおいて突起が形成され
ると共に、上記環体形状を断面略く字状としているの
で、環体に切欠きを設けなくとも確実な弾性変形作用が
得られ、この弾性変形を利用して外輪の周溝への嵌着が
し易くなると共に、従来のように嵌着の手段によっては
内側リップ、外側リップに微妙な変形を及ぼすという不
具合も解消されシール機能の向上が図れ、また可塑材料
を加硫成形または射出成形される際に、可塑材料は環体
の外側壁に沿って均一になると同時に半径方向に形成さ
れるシール部の材料不足をもたらすことがないなどの効
果を奏する。
【0021】また、止め輪付きシールは環体の外方に傾
斜した複数の突起が形成され、かつ突起外周面を環体と
同一半径の曲面としているので、該突起を外輪の周溝の
外側段部に衝き当て、かつ断面略く字状環体の側面凸部
が保持器の端面に接触すると同時に内側方向に押し付け
ることにより、止め輪付きシールを強固に嵌着固定する
ことができる。
【0022】また、上記突起間に形成される膨出部によ
りベアリング内のグリースの洩れを防止することがで
き、これが上記シール部と相まって止め輪付きシール機
能を一段と高めることができるなど本発明特有の作用効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明止め輪付きシールの拡大裏面図である。
【図2】本発明止め輪付きシールをスライドベアリング
に装着した状態を示す半截縦断正面図である。
【図3】図2の要部拡大縦断正面図である。
【図4】従来例を示す要部拡大縦断正面図である。
【図5】従来例のシールプレートの拡大裏面図である。
【符号の説明】
100:止め輪 101:環体 102:突起 200:シール部 201:周壁 203:内側リップ 204:外側リップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪の両端に形成される周溝に、止め輪
    の外周を嵌着せしめて取り付けられる止め輪付きシール
    であって、断面略く字状を呈し、かつ切欠きを有しない
    環体を形成すると共に、外方へと傾斜した突起を上記環
    体の外周に複数個周設してなる止め輪と、該止め輪の半
    径方向に可塑材料をもって形成されるシール部とで構成
    され、上記突起の外周面は環体と同一半径の曲面を有す
    ことを特徴とする止め輪付きシール。
  2. 【請求項2】 可塑材料をもってシール部と一体的に形
    成される膨出部を各突起間に備えてなり、該膨出部の外
    周面が外輪の内周面に密着可能であることを特徴とする
    請求項1記載の止め輪付きシール。
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WO2008120496A1 (ja) 2007-03-29 2008-10-09 Thk Co., Ltd. 転動装置用シール部材、転動装置
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