JP2608777B2 - 美白化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特定の脂肪酸またはその誘導体を化粧料基剤
に配合し、紫外線による皮膚の黒化あるいはシミ、ソバ
カスなどの皮膚の色素沈着を消失もしくは予防する美白
化粧料に関する。
に配合し、紫外線による皮膚の黒化あるいはシミ、ソバ
カスなどの皮膚の色素沈着を消失もしくは予防する美白
化粧料に関する。
従来の技術および課題 従来、美白化粧料組成物としてはアスコルビン酸また
はその誘導体、胎盤抽出物、コウジ酸、あるいはその誘
導体などのチロジナーゼ活性阻害剤を配合したものが知
られている。しかしながら、これら従来の美白化粧料は
培養細胞によるin vitroの実験ではメラニン産生抑制作
用などを示すものの、実際に皮膚に適用した場合、充分
な色素沈着の消失もしくは予防効果は得られていない。
はその誘導体、胎盤抽出物、コウジ酸、あるいはその誘
導体などのチロジナーゼ活性阻害剤を配合したものが知
られている。しかしながら、これら従来の美白化粧料は
培養細胞によるin vitroの実験ではメラニン産生抑制作
用などを示すものの、実際に皮膚に適用した場合、充分
な色素沈着の消失もしくは予防効果は得られていない。
そこで、本発明者らは各種成分の美白効果について種
々検討を行ったところ、特定の脂肪酸またはその塩、あ
るいはエステルを配合することにより優れた美白効果が
得られるとの知見をえ、既に出願を行った。しかしなが
ら、かかる脂肪酸またはその塩、あるいはエステルも実
際の使用にあたり、従来の化粧品に使用されている油脂
と組合わせた場合は美白効果がなお不充分である。
々検討を行ったところ、特定の脂肪酸またはその塩、あ
るいはエステルを配合することにより優れた美白効果が
得られるとの知見をえ、既に出願を行った。しかしなが
ら、かかる脂肪酸またはその塩、あるいはエステルも実
際の使用にあたり、従来の化粧品に使用されている油脂
と組合わせた場合は美白効果がなお不充分である。
本発明は、配合された脂肪酸またはその塩、あるいは
エステルの美白効果を充分発現させ得る組成を有する美
白化粧料を提供することを目的とする。
エステルの美白効果を充分発現させ得る組成を有する美
白化粧料を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ね
た結果、前記特定の脂肪酸およびその塩、あるいは一価
または二価のアルコールとのエステルとシリコン油とを
組合わせることにより、皮膚の色素沈着の消失、もしく
は予防に対し優れた効果があることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
た結果、前記特定の脂肪酸およびその塩、あるいは一価
または二価のアルコールとのエステルとシリコン油とを
組合わせることにより、皮膚の色素沈着の消失、もしく
は予防に対し優れた効果があることを見いだし、本発明
を完成するに至った。
すなわち本発明は、 （ａ）炭素数18〜22かつ分子構造中の不飽和数が２以上
の遊離脂肪酸、その塩、あるいは一価または二価アルコ
ールとのエステル、並びに （ｂ）後記式［Ｉ］、［II］および［III］からなる群
より選ばれた１種以上のシリコン油を含有することを特
徴とする美白化粧料を提供するものである。
の遊離脂肪酸、その塩、あるいは一価または二価アルコ
ールとのエステル、並びに （ｂ）後記式［Ｉ］、［II］および［III］からなる群
より選ばれた１種以上のシリコン油を含有することを特
徴とする美白化粧料を提供するものである。
また、本発明は前記組成物にさらにエタノールを配合
した美白化粧料を提供するものである。
した美白化粧料を提供するものである。
本発明組成物に配合されるリノール酸、γ−リノレン
酸など炭素数18〜22を有し、かつ分子構造中の不飽和数
が２以上の脂肪酸は、植物油脂および動物油脂に含まれ
ている。しかし、これら脂肪酸は遊離の状態で存在する
ことは少なく、そのほとんどはトリグリセリドの状態で
存在する。このようなトリグリセリドは、遊離の脂肪酸
もしくはそのアルキルエステルのごとく動物試験等にお
いて優れた色素沈着抑制作用は認められない。また、パ
ルミチン酸、ステアリン酸などの飽和脂肪酸にあっても
同様に色素沈着抑制効果は認められず、場合によっては
逆にメラニン産生を亢進する。かかる飽和脂肪酸は、植
物油脂および動物油脂に多量にふくまれているため、本
発明化粧料におけるリノール酸などの配合にあたっては
精製したものを用いることが好ましい。
酸など炭素数18〜22を有し、かつ分子構造中の不飽和数
が２以上の脂肪酸は、植物油脂および動物油脂に含まれ
ている。しかし、これら脂肪酸は遊離の状態で存在する
ことは少なく、そのほとんどはトリグリセリドの状態で
存在する。このようなトリグリセリドは、遊離の脂肪酸
もしくはそのアルキルエステルのごとく動物試験等にお
いて優れた色素沈着抑制作用は認められない。また、パ
ルミチン酸、ステアリン酸などの飽和脂肪酸にあっても
同様に色素沈着抑制効果は認められず、場合によっては
逆にメラニン産生を亢進する。かかる飽和脂肪酸は、植
物油脂および動物油脂に多量にふくまれているため、本
発明化粧料におけるリノール酸などの配合にあたっては
精製したものを用いることが好ましい。
本発明の美白化粧料に配合される炭素数18〜22かつ分
子構造中の不飽和数が２以上の遊離脂肪酸の代表的なも
のとしては、リノール酸、リノエライジン酸、α−リノ
レン酸、γ−リノレン酸、ジホモ−γ−リノレン酸、ア
ラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン
酸などが挙げられ、これらの１種または２種以上が用い
られる。
子構造中の不飽和数が２以上の遊離脂肪酸の代表的なも
のとしては、リノール酸、リノエライジン酸、α−リノ
レン酸、γ−リノレン酸、ジホモ−γ−リノレン酸、ア
ラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン
酸などが挙げられ、これらの１種または２種以上が用い
られる。
これらは、天然油脂のケン化分解により得られる脂肪
酸であり、かかる天然油脂としては、アマニ油、サフラ
ワー油、ヒマワリ油、大豆油、ナタネ油、トウモロコシ
油、ゴマ油、グレープシード油などの植物油脂類、イカ
油、イワシ油、サンマ油、タラ肝油などの水産動物油脂
類が挙げられる。
酸であり、かかる天然油脂としては、アマニ油、サフラ
ワー油、ヒマワリ油、大豆油、ナタネ油、トウモロコシ
油、ゴマ油、グレープシード油などの植物油脂類、イカ
油、イワシ油、サンマ油、タラ肝油などの水産動物油脂
類が挙げられる。
また、これら遊離脂肪酸の塩としては、ナトリウム
塩、カリウム塩などの金属塩、アルギニン塩、リジン塩
などのアミノ酸塩、トリエタノールアミン塩、モノエタ
ノールアミン塩等のアミン塩などが挙げられる。
塩、カリウム塩などの金属塩、アルギニン塩、リジン塩
などのアミノ酸塩、トリエタノールアミン塩、モノエタ
ノールアミン塩等のアミン塩などが挙げられる。
さらに、前記遊離脂肪酸のアルキルエステルとして
は、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
などの一価アルコールとのエステル、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール
などの二価のアルコールとのエステルなどが挙げられ
る。
は、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
などの一価アルコールとのエステル、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール
などの二価のアルコールとのエステルなどが挙げられ
る。
これら遊離脂肪酸、塩、またはエステルの化粧料中に
おける配合量は、0.1〜10重量％、好ましくは0.1〜５重
量％である。かかる配合量が、0.1重量％未満である
と、色素沈着の抑制効果がなく、一方、10重量％を越え
ると、刺激性が強い。
おける配合量は、0.1〜10重量％、好ましくは0.1〜５重
量％である。かかる配合量が、0.1重量％未満である
と、色素沈着の抑制効果がなく、一方、10重量％を越え
ると、刺激性が強い。
一方、本発明化粧料の他の配合成分であるシリコン油
は下記の構造式［Ｉ］、［II］あるいは［III］で表さ
れる化合物である。
は下記の構造式［Ｉ］、［II］あるいは［III］で表さ
れる化合物である。
［式中、n1は４〜６の整数を意味する］ ［式中、n2は１〜400の整数を意味する。］ ［式中、n3＋n4は１〜400の整数を意味する。］ 式［Ｉ］のシリコン油の代表的なものとしては、信越
化学工業（株）製KF994、KF995、東レ・シリコーン
（株）製SH244、SH245などが挙げられる。また、式［I
I］のシリコン油の代表的なものとしては、例えば信越
化学工業（株）製KF96 1cs、KF96 2cs、東レ・シリコ
ーン（株）製SH200c/1cs、SH200c/10cs、SH200c/100c
s、SH200c/500csなどが挙げられる。さらに、式［III］
のシリコン油の代表的なものとしては、東レ・シリコー
ンSH556などが挙げられる。
化学工業（株）製KF994、KF995、東レ・シリコーン
（株）製SH244、SH245などが挙げられる。また、式［I
I］のシリコン油の代表的なものとしては、例えば信越
化学工業（株）製KF96 1cs、KF96 2cs、東レ・シリコ
ーン（株）製SH200c/1cs、SH200c/10cs、SH200c/100c
s、SH200c/500csなどが挙げられる。さらに、式［III］
のシリコン油の代表的なものとしては、東レ・シリコー
ンSH556などが挙げられる。
かかるシリコーン油は任意のものを選択してよく、２
種以上適宜併用することにより使用感、前記脂肪酸類の
溶解度、あるいは低温における凍結防止などの点で製品
のバリエーションを持たせることができる。
種以上適宜併用することにより使用感、前記脂肪酸類の
溶解度、あるいは低温における凍結防止などの点で製品
のバリエーションを持たせることができる。
また、同様の理由により、本発明化粧料にはエタノー
ルが配合されてもよい。エタノールの配合量は、化粧料
全体に対して50.0重量％以下であるのが好ましい。配合
量がこの範囲を越えると、皮膚に対して刺激性を示すと
ともに使用時にエタノール揮散の冷感を感じ、使用感が
著しく悪化し好ましくない。
ルが配合されてもよい。エタノールの配合量は、化粧料
全体に対して50.0重量％以下であるのが好ましい。配合
量がこの範囲を越えると、皮膚に対して刺激性を示すと
ともに使用時にエタノール揮散の冷感を感じ、使用感が
著しく悪化し好ましくない。
本発明の美白化粧料は、公知の方法により、化粧水、
化粧用油等の形態に製造される。
化粧用油等の形態に製造される。
さらに、本発明の化粧料には、その種類に応じ性能を
損なわない範囲において、適宜公知の成分を配合するこ
とができる。
損なわない範囲において、適宜公知の成分を配合するこ
とができる。
なお、従来から使用されているメラニン産生抑制剤
（ビタミンＣ、胎盤抽出物）、紫外線吸収剤、紫外線散
乱剤、抗炎症剤、抗酸化剤などを配合してもよい。
（ビタミンＣ、胎盤抽出物）、紫外線吸収剤、紫外線散
乱剤、抗炎症剤、抗酸化剤などを配合してもよい。
次に、色素沈着の消失もしくは淡色化の作用を評価し
た結果を示す。
た結果を示す。
試験方法： English系茶色モルモットの背部を剃毛して、紫外線
（UVB強度:1J/cm2）を照射し、１週間後に色素沈着を得
た。次に、この部位に対し、各基剤にリノール酸を溶解
して得た検体を４週間累積塗布した。色素沈着の淡色化
を評価する方法として、検体を塗布していない部位（無
塗布）の色素沈着度を０とし、その淡色化の度合によ
り、以下に示す判定基準に従い、色素沈着度を肉眼判定
した。
（UVB強度:1J/cm2）を照射し、１週間後に色素沈着を得
た。次に、この部位に対し、各基剤にリノール酸を溶解
して得た検体を４週間累積塗布した。色素沈着の淡色化
を評価する方法として、検体を塗布していない部位（無
塗布）の色素沈着度を０とし、その淡色化の度合によ
り、以下に示す判定基準に従い、色素沈着度を肉眼判定
した。
判定基準： 0:色素沈着の淡色化が認められない −1:わずかに色素沈着の淡色化が認められる −2:中程度の色素沈着の淡色化が認められる −3:顕著な色素沈着の淡色化が認められる 結果を次の第１表に示す。
第１表から明らかなごとく、シリコン油、あるいはこ
れらの混合物を基剤として用いた場合、顕著な色素沈着
の淡色化が見られる。また、この色素沈着の淡色化は、
リノール酸配合量に比例して効果があり、前記のごとく
0.1〜10重量％、好ましくは0.1〜５重量％が望ましい。
しかしながら、リノール酸の濃度を上げた場合には、糸
に溶解しない場合が生じる。
れらの混合物を基剤として用いた場合、顕著な色素沈着
の淡色化が見られる。また、この色素沈着の淡色化は、
リノール酸配合量に比例して効果があり、前記のごとく
0.1〜10重量％、好ましくは0.1〜５重量％が望ましい。
しかしながら、リノール酸の濃度を上げた場合には、糸
に溶解しない場合が生じる。
次に、リノール酸のシリコン油および混合シリコン油
への溶解度について試験した結果を第２〜４表に示す。
への溶解度について試験した結果を第２〜４表に示す。
第２表から明らかなごとく、リノール酸の配合量が高
い場合、粘度100cs以上のジメチルポリシロキサンでは
溶解度が不足する。このような場合、第３表に示したご
とく、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サンなどを適量加えることにより溶解度が増加する。
い場合、粘度100cs以上のジメチルポリシロキサンでは
溶解度が不足する。このような場合、第３表に示したご
とく、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サンなどを適量加えることにより溶解度が増加する。
また、第４表にオクタメチルシクロテトラシロキサン
の低温安定性について試験した結果を示す。オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンは凝固点が高く、低温で凍結
するという問題があるが、デカメチルシクロペンタシロ
キサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、エタノールを適量配合することにより低温
での凍結が防止できる。
の低温安定性について試験した結果を示す。オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンは凝固点が高く、低温で凍結
するという問題があるが、デカメチルシクロペンタシロ
キサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、エタノールを適量配合することにより低温
での凍結が防止できる。
実施例 つぎに本発明を実施例によりさらに具体的に説明す
る。
る。
発明の効果 本発明化粧料は、皮膚に適用することにより、紫外線
による皮膚の黒化あるいはシミ、ソバカスなどの皮膚の
色素沈着を消失、もしくは予防し優れた美白効果を発揮
する。
による皮膚の黒化あるいはシミ、ソバカスなどの皮膚の
色素沈着を消失、もしくは予防し優れた美白効果を発揮
する。
Claims (2)
- 【請求項１】（ａ）炭素数18〜22かつ分子構造中の不飽
和数が２以上の遊離脂肪酸、その塩、あるいは一価また
は二価アルコールとのエステル、並びに （ｂ）下式［Ｉ］、［II］および［III］： ［式中、n1は４〜６の整数を意味する］ ［式中、n2は１〜400の整数を意味する。］ ［式中、n3＋n4は１〜400の整数を意味する。］ からなる群より選ばれた一種以上のシリコン油を含有す
ることを特徴とする化粧料。 - 【請求項２】エタノールを配合した前記請求項１記載の
化粧料。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027944A JP2608777B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 美白化粧料 |
| CA002022654A CA2022654C (en) | 1989-02-07 | 1990-08-03 | Skin whitening cosmetics |
| EP90115090A EP0470275B1 (en) | 1989-02-07 | 1990-08-06 | Skin whitening cosmetics |
| AT90115090T ATE108325T1 (de) | 1989-02-07 | 1990-08-06 | Hautbleichende kosmetika. |
| CN90106905.1A CN1058714A (zh) | 1989-02-07 | 1990-08-06 | 皮肤保白化妆品 |
| ES90115090T ES2057292T3 (es) | 1989-02-07 | 1990-08-06 | Productos cosmeticos blanqueadores de la piel. |
| DE69010680T DE69010680T2 (de) | 1989-02-07 | 1990-08-06 | Hautbleichende Kosmetika. |
| DK90115090.4T DK0470275T3 (da) | 1989-02-07 | 1990-08-06 | Hudhvidgørende kosmetisk præparat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027944A JP2608777B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 美白化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207013A JPH02207013A (ja) | 1990-08-16 |
| JP2608777B2 true JP2608777B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=12235004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1027944A Expired - Lifetime JP2608777B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 美白化粧料 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0470275B1 (ja) |
| JP (1) | JP2608777B2 (ja) |
| CN (1) | CN1058714A (ja) |
| AT (1) | ATE108325T1 (ja) |
| DE (1) | DE69010680T2 (ja) |
| DK (1) | DK0470275T3 (ja) |
| ES (1) | ES2057292T3 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9223235D0 (en) * | 1992-11-05 | 1992-12-16 | Unilever Plc | Cosmetic composition |
| JP3687277B2 (ja) | 1997-06-10 | 2005-08-24 | サンスター株式会社 | 美白化粧料 |
| DE19844262B4 (de) * | 1998-09-26 | 2018-12-06 | Beiersdorf Ag | Kosmetische und dermatologische Zubereitungen in Form von O/W-Emulsionen mit einem Gehalt an niedermolekularen Siliconen |
| US6822412B1 (en) * | 2003-06-11 | 2004-11-23 | Zhongxue Gan | Method for calibrating and programming of a robot application |
| US9657257B2 (en) * | 2007-05-10 | 2017-05-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Colorant neutralizer |
| DE102009029194A1 (de) | 2009-09-04 | 2011-04-07 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc., Neenah | Abtrennung gefärbter Stoffe aus wasserhaltigen Flüssigkeiten |
| US9161869B2 (en) | 2012-03-30 | 2015-10-20 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent articles with decolorizing agents |
| US9237975B2 (en) | 2013-09-27 | 2016-01-19 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent article with side barriers and decolorizing agents |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU565628B2 (en) * | 1984-04-11 | 1987-09-24 | Unilever Plc | Skin treatment composition |
| CA1272136A (en) * | 1985-04-02 | 1990-07-31 | Grish Chandra | Substantive skin care compositions comprising a polydiorganosiloxane |
| FR2604624B1 (fr) * | 1986-10-07 | 1991-04-26 | Rochas Parfums | Nouvelles compositions cosmetiques ou dermatologiques riches en acides gras essentiels presents a la fois sous forme de triglycerides et sous forme libre ou salifiee |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1027944A patent/JP2608777B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
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