JP2607878Y2 - パチンコ機における装飾板 - Google Patents
パチンコ機における装飾板Info
- Publication number
- JP2607878Y2 JP2607878Y2 JP1993005806U JP580693U JP2607878Y2 JP 2607878 Y2 JP2607878 Y2 JP 2607878Y2 JP 1993005806 U JP1993005806 U JP 1993005806U JP 580693 U JP580693 U JP 580693U JP 2607878 Y2 JP2607878 Y2 JP 2607878Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative plate
- lens member
- substrate
- pachinko machine
- attached
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ機の前面に装
着され球受皿が取り付けられる装飾板に関するものであ
る。
着され球受皿が取り付けられる装飾板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、例えば前面枠の前
面下部に装飾板を取り付け、その装飾板の前面に景品球
を貯留する下部球受皿及び操作ハンドルを装着するよう
にしている。前記装飾板はデザイン上飾りを付けて見栄
えを良くするため前面枠に固着される基板と、透明なレ
ンズ部材と、その間に介在する化粧板とからなり、基板
に化粧板を貼着すると共にその前面にレンズ部材を被着
し、レンズ部材を基板にビス止めして一体に形成してい
た。
面下部に装飾板を取り付け、その装飾板の前面に景品球
を貯留する下部球受皿及び操作ハンドルを装着するよう
にしている。前記装飾板はデザイン上飾りを付けて見栄
えを良くするため前面枠に固着される基板と、透明なレ
ンズ部材と、その間に介在する化粧板とからなり、基板
に化粧板を貼着すると共にその前面にレンズ部材を被着
し、レンズ部材を基板にビス止めして一体に形成してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記ビス止
めするためのビス孔はレンズ部材の前面随所に設けられ
るので、ビス止めしたビス頭が表面に露呈しせっかくの
レンズ部材が本来の美しさを充分発揮することができ
ず、また化粧板のデザイン上のスペースも制限されるば
かりか、ビス止めするに手間を要し組付作業が面倒であ
るという課題を有していた。
めするためのビス孔はレンズ部材の前面随所に設けられ
るので、ビス止めしたビス頭が表面に露呈しせっかくの
レンズ部材が本来の美しさを充分発揮することができ
ず、また化粧板のデザイン上のスペースも制限されるば
かりか、ビス止めするに手間を要し組付作業が面倒であ
るという課題を有していた。
【0004】そこで、本考案は上記課題を考慮してなさ
れたもので、レンズ部材の外観上の見栄えを損うことの
ないようにしたパチンコ機における装飾板を提供するこ
とを目的とする。
れたもので、レンズ部材の外観上の見栄えを損うことの
ないようにしたパチンコ機における装飾板を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案の装飾板は、パチンコ機の前面に装着され下
部球受皿が取り付けられる装飾板であって、横長の平板
状の基板と、該基板の前面に貼着される化粧板と、該化
粧板を覆うレンズ部材とからなり、前記基板にはその前
面の長手方向に段部を形成し、該段部の上部側を化粧板
が貼着される貼着面とすると共に下部側は前方へ若干突
出させて前記下部球受皿が取着される取付面とし、前記
段部に複数の係合孔を設けると共に前記レンズ部材には
その下端縁に沿って前記各係合孔に対応する係止爪を突
設し、各係止爪を各係合孔に係合させることにより基板
にレンズ部材を一体に組み付けるようにした。
め、本考案の装飾板は、パチンコ機の前面に装着され下
部球受皿が取り付けられる装飾板であって、横長の平板
状の基板と、該基板の前面に貼着される化粧板と、該化
粧板を覆うレンズ部材とからなり、前記基板にはその前
面の長手方向に段部を形成し、該段部の上部側を化粧板
が貼着される貼着面とすると共に下部側は前方へ若干突
出させて前記下部球受皿が取着される取付面とし、前記
段部に複数の係合孔を設けると共に前記レンズ部材には
その下端縁に沿って前記各係合孔に対応する係止爪を突
設し、各係止爪を各係合孔に係合させることにより基板
にレンズ部材を一体に組み付けるようにした。
【0006】
【作用】基板の所定位置に化粧板を貼着し、また該化粧
板前面にレンズ部材を被着し、基板前面の段部に形成さ
れる複数の係合孔に、これらと対応してレンズ部材に設
けられた複数の係止爪を係合することにより、基板にレ
ンズ部材を一体に組み付ける。
板前面にレンズ部材を被着し、基板前面の段部に形成さ
れる複数の係合孔に、これらと対応してレンズ部材に設
けられた複数の係止爪を係合することにより、基板にレ
ンズ部材を一体に組み付ける。
【0007】
【実施例】以下に本考案のパチンコ機における装飾板の
一実施例を図面と共に説明する。図1はパチンコ機前面
下部の斜視図、図2は装飾板の分解斜視図、図3は同組
立状態の断面図である。図において、1はパチンコ機2
の前面枠、3は該前面枠1の後側に配置される遊技盤で
ある。4は遊技盤3の上部部分を覆うガラス枠、5は遊
技盤3の下部部分を覆う前面板であって、その前面に打
球を1個ずつ遊技盤3の発射位置に供給する球受皿とし
ての打球供給皿6が取着されている。
一実施例を図面と共に説明する。図1はパチンコ機前面
下部の斜視図、図2は装飾板の分解斜視図、図3は同組
立状態の断面図である。図において、1はパチンコ機2
の前面枠、3は該前面枠1の後側に配置される遊技盤で
ある。4は遊技盤3の上部部分を覆うガラス枠、5は遊
技盤3の下部部分を覆う前面板であって、その前面に打
球を1個ずつ遊技盤3の発射位置に供給する球受皿とし
ての打球供給皿6が取着されている。
【0008】また、前記前面枠1の下部には装飾板7が
取り付けられており、その装飾板7の前面に打球供給皿
6から溢れる景品球を貯留する球受皿としての下部球受
皿8が装着されている。9は該下部球受皿8の一側に位
置し、打球を発射するためのハンドルである。
取り付けられており、その装飾板7の前面に打球供給皿
6から溢れる景品球を貯留する球受皿としての下部球受
皿8が装着されている。9は該下部球受皿8の一側に位
置し、打球を発射するためのハンドルである。
【0009】前記、装飾板7は、デザイン的に飾りを付
けて見栄えを良くするため図2に示すように前面枠1の
前面にビス止めされる基板10と、化粧板11と、透明
なプラスチック材料からなるレンズ部材12とから形成
される。基板10は横長の平板状から成り、長手方向に
正面山形状の段部13を形成し、該段部13の上部側を
化粧板11を貼着する貼着面14とすると共に、下部側
は前方へ若干突出させて前記下部球受皿8を取着する取
付面15としている。該取付面15には中央部に下部球
受皿8に景品球を払い出す排出口16が開設され、一側
にハンドル9の基部を挿通するための透孔17が設けら
れている。また、貼着面14には両側端部にそれぞれ挿
通孔18を設けている。そして、前記、段部13には長
手方向に沿い所定間隔を離して複数の係合孔19,19
…を設けている。各係合孔19,19…の裏側には係止
凹部19aが設けられる。
けて見栄えを良くするため図2に示すように前面枠1の
前面にビス止めされる基板10と、化粧板11と、透明
なプラスチック材料からなるレンズ部材12とから形成
される。基板10は横長の平板状から成り、長手方向に
正面山形状の段部13を形成し、該段部13の上部側を
化粧板11を貼着する貼着面14とすると共に、下部側
は前方へ若干突出させて前記下部球受皿8を取着する取
付面15としている。該取付面15には中央部に下部球
受皿8に景品球を払い出す排出口16が開設され、一側
にハンドル9の基部を挿通するための透孔17が設けら
れている。また、貼着面14には両側端部にそれぞれ挿
通孔18を設けている。そして、前記、段部13には長
手方向に沿い所定間隔を離して複数の係合孔19,19
…を設けている。各係合孔19,19…の裏側には係止
凹部19aが設けられる。
【0010】化粧板11はその外形形状が前記貼着面1
4と略同一であり、前面に所望の模様20が描出されて
いる。レンズ部材12もその外形形状は前記貼着面14
と略同一である。そして、下端縁に沿って前記各係合孔
19,19…に対応させて先端部に鉤状部21を有する
係止爪22,22…を複数下方へ突出している。23,
23は両端部に設けられ、基板10の両挿通孔18,1
8と連通し、前面枠1にビス(図示せず)を挿通してビ
ス止めするためのビス止め孔である。
4と略同一であり、前面に所望の模様20が描出されて
いる。レンズ部材12もその外形形状は前記貼着面14
と略同一である。そして、下端縁に沿って前記各係合孔
19,19…に対応させて先端部に鉤状部21を有する
係止爪22,22…を複数下方へ突出している。23,
23は両端部に設けられ、基板10の両挿通孔18,1
8と連通し、前面枠1にビス(図示せず)を挿通してビ
ス止めするためのビス止め孔である。
【0011】本考案のパチンコ機における装飾板7は上
記構成からなり、まず基板10の貼着面14に化粧板1
1を貼着する。続き、レンズ部材12をその前面に被着
して各係止爪22,22…を各係合孔19,19…に押
し込み、鉤状部21を係止凹部19a内に嵌入させて係
合させる。また、取付面15には下部球受皿8を取着す
る。このようにして形成された装飾板7はビス止め孔2
3,23にビスを挿通することにより前面枠1に固着さ
れる。なお、各係止爪22,22 ・・・ を各係合孔19に
押し込んでレンズ部材12を基板10に被着したが、こ
の際、例えばレンズ部材12の上辺にも係爪22と係合
孔19とで係合して、基板10を前面枠1の前面に固着
する前に、レンズ部材12を基板10に固着できるよう
にしてもよい。本実施例にあっては下部球受皿8の装飾
板7について説明したが、打球供給皿6側についても適
用できること勿論である。
記構成からなり、まず基板10の貼着面14に化粧板1
1を貼着する。続き、レンズ部材12をその前面に被着
して各係止爪22,22…を各係合孔19,19…に押
し込み、鉤状部21を係止凹部19a内に嵌入させて係
合させる。また、取付面15には下部球受皿8を取着す
る。このようにして形成された装飾板7はビス止め孔2
3,23にビスを挿通することにより前面枠1に固着さ
れる。なお、各係止爪22,22 ・・・ を各係合孔19に
押し込んでレンズ部材12を基板10に被着したが、こ
の際、例えばレンズ部材12の上辺にも係爪22と係合
孔19とで係合して、基板10を前面枠1の前面に固着
する前に、レンズ部材12を基板10に固着できるよう
にしてもよい。本実施例にあっては下部球受皿8の装飾
板7について説明したが、打球供給皿6側についても適
用できること勿論である。
【0012】
【考案の効果】以上述べたように、本考案に係るパチン
コ機における装飾板は、基板の段部に設けられた係合孔
にレンズ部材の係止爪を係合させることにより基板にレ
ンズ部材を一体に組み付けられるようにしたので、レン
ズ部材の前面にビスの頭がほとんど露呈せず、全体に見
栄えが良好となり装飾効果を十分に発揮できる。また、
化粧板前面の模様もビスに邪魔されずスペースが自由に
採れ、しかも、レンズ部材の取付け、取外しが簡単に行
なえ、作業の簡略化・迅速化も図られるという効果を奏
する。
コ機における装飾板は、基板の段部に設けられた係合孔
にレンズ部材の係止爪を係合させることにより基板にレ
ンズ部材を一体に組み付けられるようにしたので、レン
ズ部材の前面にビスの頭がほとんど露呈せず、全体に見
栄えが良好となり装飾効果を十分に発揮できる。また、
化粧板前面の模様もビスに邪魔されずスペースが自由に
採れ、しかも、レンズ部材の取付け、取外しが簡単に行
なえ、作業の簡略化・迅速化も図られるという効果を奏
する。
【図1】パチンコ機前面下部の斜視図。
【図2】装飾板の分解斜視図。
【図3】同組立状態の断面図。
1 前面枠
2 パチンコ機
7 装飾板8 下部球受皿
10 基板
12 レンズ部材13 段部 14 貼着面 15 取付面
19 係合孔
20 化粧板
22 係止爪
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−207090(JP,A)
特開 平4−210083(JP,A)
特開 平4−371183(JP,A)
実開 昭63−32579(JP,U)
実開 昭63−71077(JP,U)
実開 昭61−165785(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 パチンコ機の前面に装着され下部球受皿
が取り付けられる装飾板であって、横長の平板状の基板
と、該基板の前面に貼着される化粧板と、該化粧板を覆
うレンズ部材とからなり、前記基板にはその前面の長手
方向に段部を形成し、該段部の上部側を化粧板が貼着さ
れる貼着面とすると共に下部側は前方へ若干突出させて
前記下部球受皿が取着される取付面とし、前記段部に複
数の係合孔を設けると共に前記レンズ部材にはその下端
縁に沿って前記各係合孔に対応する係止爪を突設し、各
係止爪を各係合孔に係合させることにより基板にレンズ
部材を一体に組み付けるようにしたことを特徴とするパ
チンコ機における装飾板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005806U JP2607878Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | パチンコ機における装飾板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005806U JP2607878Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | パチンコ機における装飾板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657387U JPH0657387U (ja) | 1994-08-09 |
JP2607878Y2 true JP2607878Y2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=11621332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993005806U Expired - Fee Related JP2607878Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | パチンコ機における装飾板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607878Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP1993005806U patent/JP2607878Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657387U (ja) | 1994-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |