JP2607764B2 - 突っ切り加工経路自動生成方法 - Google Patents

突っ切り加工経路自動生成方法

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JP2607764B2
JP2607764B2 JP6885091A JP6885091A JP2607764B2 JP 2607764 B2 JP2607764 B2 JP 2607764B2 JP 6885091 A JP6885091 A JP 6885091A JP 6885091 A JP6885091 A JP 6885091A JP 2607764 B2 JP2607764 B2 JP 2607764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御(NC)旋盤
における突っ切り加工経路の自動生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】NC旋盤にバーフィーダ装置を取付ける
ことにより、長尺材を自動送りさせて複数のワークを連
続加工することが可能となる。この連続加工を行なうた
めには、1つのワークの最終加工工程においてそのワー
クを切断するための突っ切り加工が必要となる。従来
は、突っ切り加工の専用加工サイクルが無かったため、
加工経路が比較的近似しているミゾ加工の加工サイクル
が代用されてNCプログラムが作成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】突っ切り加工工程にお
いては、突っ切り加工の終了直前、即ちワークを切り落
とす直前に今までの切削条件の変更を指令したり切り落
とされるワークを受けるワークキャッチャの動作開始を
指令したり、また突っ切り加工の途中で面取り等の加工
を指令したい場合があり、ミゾ加工の加工サイクルその
ままでは対処できない。このような場合、ミゾ加工の加
工サイクルを複数に分割して所定の指令を挿入し、ある
いは加工経路と補助動作を克明に指令した加工サイクル
を作成しなければならず、NCプログラムが長くなり、
NCプログラム作成に手間が掛かるという問題があっ
た。本発明は上述した事情から成されたものであり、本
発明の目的は、突っ切り加工経路を自動的に生成するこ
とができる方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、NC旋盤にお
ける突っ切り加工経路の自動生成方法に関するものであ
り、本発明の上記目的は、入力される突っ切り加工デー
タから突っ切り加工形状を認識し、前記突っ切り加工
加工形状を分割するための第1の指令値が前記突っ切り
加工データ内に設定されているときは前記認識した突っ
切り加工形状を前記第1の指令値に従って分割し、前記
第1の指令値が設定されていないときは前記認識した
っ切り加工形状をその最終直線部の最大径に従って分割
し、前記突っ切り加工の加工形状を更に分割するための
第2の指令値が前記突っ切り加工データ内に設定されて
いるときは前記分割した加工形状を前記第2の指令値に
従って更に分割し、前記第2の指令値が無いときは分割
処理を行なわず、前記分割した各形状について加工経路
を生成する一連の動作を自動的に行なうようにすること
によって達成される。
【0005】
【作用】本発明にあっては、突っ切り加工形状を面取り
等の加工部位を含んだ形状、通常の突っ切り加工部位の
みの形状及びワークの切り落とし部位を含んだ形状にそ
れぞれ自動分割し、各分割形状に対して加工経路を自動
生成するようにしているので、突っ切り加工の専用加工
サイクルを得ることができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の突っ切り加工経路の自動生成
方法を実現するNC装置の一例を示すブロック図であ
り、CRT1の案内に従ってオペレータによるキーボー
ド2、紙テープ3、フロッピディスク4の操作により入
力される突っ切り加工データSCFが入力制御部5を介
して入力データ記憶部6に記憶される。記憶された突っ
切り加工データSCFは形状分割部7に読込まれて突っ
切り加工形状が確認され、面取り等の加工部位を含んだ
大径形状SLF、通常の突っ切り加工部位のみの中間形
状SMF、ワークの切り落とし部位を含んだ終了形状S
EFに分割され、それぞれが大径形状記憶部8、中間形
状記憶部9、終了形状記憶部10に記憶される。記憶さ
れた大径形状SLF、中間形状SMF、終了形状SEF
は大径形状経路生成部11、中間形状経路生成部12、
終了形状経路生成部13にそれぞれ読込まれ、各加工経
路SLL、SLM、SLEが生成されて加工データ記憶
部14に記憶されるようになっている。
【0007】このような構成において、その動作例を図
2のフローチャートで説明する。例えば図3に示すチャ
ックChに装着された素材形状uvwからワーク形状a
bc…jを加工する場合、まず端面加工や外径加工にて
abcdelmnvuの範囲を加工し、次に突っ切り工
具Tにてefghijklの範囲を加工するのが一般的
である。形状分割部7は図3に示す例の場合は図4に示
すような突っ切り加工データを読み込む(ステップS
1) 。このデータのうち、N002は加工サイクルの始
点を表わし、N003のG89が突っ切り加工サイクル
指令、NINFがシーケンス名、D,L,K,Fがそれ
ぞれ切り込み量、工具を抜き取るときの切り込み量、シ
フト量、送り量を表わす。さらに、N004〜N009
までがワーク形状を表わし、NINFのG82が端面方
向加工指令を表わし、N010のG80がキャンセル指
令を表わす。また、$は継続行の意味であり、XAは大
径形状と中間形状との分割径を表わす第1の指令値、X
Bは中間形状と終了形状との分割径を表わす第2の指令
値である。これらの指令値XA,XBは、加工形状や加
工状況に合わせて、オペレータ等により必要に応じて加
工データ内に設定(記述)される指令値である。そし
て、SA,FA,MAは各々主軸回転数指令、切削送り
速度指令、補助動作指令を表わし、中間形状の加工時に
有効となり、SB,FB,MBも同様指令項目にて終了
形状の加工時に有効となる。MBの中にはワークキャッ
チャへの前進指令が考えられるが、動作順序としては軸
動作よりも先に動作する様に処理されており、終了形状
加工の最初に動作する。
【0008】形状分割部7は突っ切り加工形状(図3の
例ではefghijkl)を認識し(ステップS1) 、
突っ切り加工データ内のXA指令の有無、即ち、突っ切
り加工データ内にXA指令が設定されているか否かを判
定する(ステップS3) 。XA指令が有る場合には、X
Aの値にて突っ切り加工形状を大径形状と中間形状に分
割し(ステップS4) 、XA指令が無い場合には、大径
形状の最終直線部の最大径(図3の例ではi−i′)に
て突っ切り加工形状を大径形状と中間形状に分割する
(ステップS5) 。次に、突っ切り加工データ内のXB
指令の有無を判定し(ステップS6) 、XB指令が有る
場合には、XBの値にて中間形状から終了形状を分割し
(ステップS7) 、XB指令が無い場合には中間形状か
ら終了形状を分割せずにステップS8へ進む。このよう
にして分割された図3の例における大径形状はefgh
ii′lであり、中間形状はiXBXB′i′であり、
終了形状はXBjkXB′である。形状分割部7は分割
した各形状を各形状記憶部8,9,10へ記憶させる。
各形状経路生成部11,12,13は形状経路生成処理
が残っているか否かを確認し(ステップS8)、形状経
路生成処理が残っている場合には、各形状記憶部8,
9,10に記憶されているデータに従って図5に示すよ
うな加工経路(→→→→→の切削順序)を
生成し(ステップS9,S10,S11) 、ステップS
8に戻る。そして、形状経路生成処理が残っていない場
合には、加工データ記憶部14に生成した加工経路を記
憶させて(ステップS12) 、全ての処理を終了する。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明の突っ切り加工経路
自動生成方法によれば、突っ切り加工経路を自動的に生
成して突っ切り加工の専用加工サイクルとして用いるこ
とができるので、NCプログラム作成時間を短縮させ、
プログラマの負担軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の突っ切り加工経路自動生成方法を実現
するNC装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の突っ切り加工経路自動生成方法を説明
するためのフローチャートである。
【図3】突っ切り加工の一例を示すモデル図である。
【図4】本発明方法を実現するNC装置に用いられる突
っ切り加工データの一例を示す図である。
【図5】本発明方法により生成された突っ切り加工経路
の一例を示す図である。
【符号の説明】
7 形状分割部 8 大径形状記憶部 9 中間形状記憶部 10 終了形状記憶部 11 大径形状経路生成部 12 中間形状経路生成部 13 終了形状経路生成部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御旋盤における突っ切り加工の加
    工経路を生成する場合、入力される突っ切り加工データ
    から突っ切り加工形状を認識し、前記突っ切り加工の加
    形状を分割するための第1の指令値が前記突っ切り加
    工データ内に設定されているときは前記認識した突っ切
    り加工形状を前記第1の指令値に従って分割し、前記第
    1の指令値が設定されていないときは前記認識した突っ
    切り加工形状をその最終直線部の最大径に従って分割
    し、前記突っ切り加工の加工形状を更に分割するための
    第2の指令値が前記突っ切り加工データ内に設定されて
    いるときは前記分割した加工形状を前記第2の指令値に
    従って更に分割し、前記第2の指令値が無いときは分割
    処理を行なわず、前記分割した各形状について加工経路
    を生成する一連の動作を自動的に行なうようにしたこと
    を特徴とする突っ切り加工経路自動生成方法。
JP6885091A 1991-03-08 1991-03-08 突っ切り加工経路自動生成方法 Expired - Fee Related JP2607764B2 (ja)

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