JP2607146B2 - 混気圧送装置 - Google Patents
混気圧送装置Info
- Publication number
- JP2607146B2 JP2607146B2 JP1117487A JP11748789A JP2607146B2 JP 2607146 B2 JP2607146 B2 JP 2607146B2 JP 1117487 A JP1117487 A JP 1117487A JP 11748789 A JP11748789 A JP 11748789A JP 2607146 B2 JP2607146 B2 JP 2607146B2
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- Japan
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- screw conveyor
- pressurized
- ejector
- compressed air
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- Screw Conveyors (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば、海底，発電所の取水口，湖沼，河
川，港湾等に堆積した土砂等の混気圧送装置に関するも
のである。
川，港湾等に堆積した土砂等の混気圧送装置に関するも
のである。
［従来の技術］ 従来、海底等で採取された土砂等を岸壁から埋立地等
に輸送する場合、ダンプトラックで輸送したり、輸送距
離が比較的短いときには岸壁や海上の浚渫現場近くに混
気圧送装置を設置し、海上または陸上に排送管を設置し
て混気圧送することが行なわれていた。
に輸送する場合、ダンプトラックで輸送したり、輸送距
離が比較的短いときには岸壁や海上の浚渫現場近くに混
気圧送装置を設置し、海上または陸上に排送管を設置し
て混気圧送することが行なわれていた。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、トラック輸送は間欠輸送で帰りは空荷
で効率が悪く、また、従来の混気圧送装置では、単に圧
縮エアをエジェクタを介して圧送管に吹き込むだけの輸
送装置であり、砂分の多い土砂の場合には、土砂が含有
する水分が非常に低く、混気圧送装置でこれらの土砂を
混気圧送するとき、良好な栓流（プラグ・フロー）の形
成ができ難く、安定した輸送が難かしいという難点があ
った。そのため輸送距離も十分長くとることができず、
したがって、安定した効率の良い運転を継続して実施す
ることが難しかった。
で効率が悪く、また、従来の混気圧送装置では、単に圧
縮エアをエジェクタを介して圧送管に吹き込むだけの輸
送装置であり、砂分の多い土砂の場合には、土砂が含有
する水分が非常に低く、混気圧送装置でこれらの土砂を
混気圧送するとき、良好な栓流（プラグ・フロー）の形
成ができ難く、安定した輸送が難かしいという難点があ
った。そのため輸送距離も十分長くとることができず、
したがって、安定した効率の良い運転を継続して実施す
ることが難しかった。
［課題を解決するための手段］ 本発明では、これらの課題を解決するために、混気圧
送装置を、土砂等の混気圧送装置であって、中継タンク
とスクリュコンベヤとスクリュコンベヤへ注水する注水
装置と加圧フィーダとそれ以降の圧送管に圧送エアを供
給する圧縮エア供給装置およびエジェクタとから構成し
た。
送装置を、土砂等の混気圧送装置であって、中継タンク
とスクリュコンベヤとスクリュコンベヤへ注水する注水
装置と加圧フィーダとそれ以降の圧送管に圧送エアを供
給する圧縮エア供給装置およびエジェクタとから構成し
た。
［作用］ 本発明では、中継タンクに供給された浚渫後の土砂
を、中継タンクの直下より排送するスクリュコンベヤ輸
送中に注水を行なって流動化し、形成された固液２相流
を加圧フィーダで加圧して圧送し、その後の排送管中で
さらに圧縮エアをエジェクタより注入して遠距離の搬送
を実施するものである。そして、注水を含むスクリュコ
ンベヤと加圧フィーダと圧縮空気の注入の組み合わせに
より、圧力の変動があってもほぼ一定量の吐出量を維持
することができるようにしたものであり、混気圧送装置
として使用できるばかりでなく、長距離輸送の場合の中
継ブースタとしても利用できる。
を、中継タンクの直下より排送するスクリュコンベヤ輸
送中に注水を行なって流動化し、形成された固液２相流
を加圧フィーダで加圧して圧送し、その後の排送管中で
さらに圧縮エアをエジェクタより注入して遠距離の搬送
を実施するものである。そして、注水を含むスクリュコ
ンベヤと加圧フィーダと圧縮空気の注入の組み合わせに
より、圧力の変動があってもほぼ一定量の吐出量を維持
することができるようにしたものであり、混気圧送装置
として使用できるばかりでなく、長距離輸送の場合の中
継ブースタとしても利用できる。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。
る。
第１図は本発明の１実施例を示し、（ａ）は側面図、
（ｂ）は平面図である。
（ｂ）は平面図である。
第１図において、１は中継タンク、２はスクリュコン
ベヤ、３は加圧フィーダ、４は逆止弁、５は出口側の排
送管、６はエジェクタ、10は注水装置、11は流量調整弁
を示す。
ベヤ、３は加圧フィーダ、４は逆止弁、５は出口側の排
送管、６はエジェクタ、10は注水装置、11は流量調整弁
を示す。
次に、本発明の実施例における作動について説明す
る。
る。
まず、中継ホッパ１に貯溜された土砂等の輸送物は、
スクリュコンベヤ２を駆動することによりスクリュコン
ベヤ２を通過する。そのとき、含有水分の少ない土砂は
注水装置10により注水されて流動性を増し吐出口へ向か
う。その後、スクリュコンベヤ２の吐出口に連結された
加圧フィーダ３により付勢され、逆止弁４を経由して排
送管5bへ向かう。ここで、排送管５に取り付けられたエ
ジェクタ６に圧縮エア供給装置（図示せず）からの圧縮
空気が吹き込まれる。
スクリュコンベヤ２を駆動することによりスクリュコン
ベヤ２を通過する。そのとき、含有水分の少ない土砂は
注水装置10により注水されて流動性を増し吐出口へ向か
う。その後、スクリュコンベヤ２の吐出口に連結された
加圧フィーダ３により付勢され、逆止弁４を経由して排
送管5bへ向かう。ここで、排送管５に取り付けられたエ
ジェクタ６に圧縮エア供給装置（図示せず）からの圧縮
空気が吹き込まれる。
この結果、排送管５で土砂と水との混液２相流の輸送
物は輸送物の塊りのエアの塊りのが交互に配列された、
いわゆるプラグ・フロー（栓流）の状態で排送管を輸送
される。以下が正常な輸送状態である。
物は輸送物の塊りのエアの塊りのが交互に配列された、
いわゆるプラグ・フロー（栓流）の状態で排送管を輸送
される。以下が正常な輸送状態である。
しかし、浚渫場所が変化して輸送物の比重や含水率が
変化して配管抵抗が一時的に増加したり、あるいは、輸
送距離が変化して今まで以上に長距離輸送を余儀なくさ
せられたりしたときにも、注入量を加減したり、あるい
は、第１図のように加圧エジェクタとして遠心ポンプま
たはスクリュポンプを使用しているので定量的に輸送物
を排送することができ、その後のエジェクタによる圧縮
空気の吹き込みによって安定したプラグ・フローが形成
され、混気圧送の安定化が達成できる。
変化して配管抵抗が一時的に増加したり、あるいは、輸
送距離が変化して今まで以上に長距離輸送を余儀なくさ
せられたりしたときにも、注入量を加減したり、あるい
は、第１図のように加圧エジェクタとして遠心ポンプま
たはスクリュポンプを使用しているので定量的に輸送物
を排送することができ、その後のエジェクタによる圧縮
空気の吹き込みによって安定したプラグ・フローが形成
され、混気圧送の安定化が達成できる。
［発明の効果］ 以上の通り、本発明によれば、スクリュフィーダに注
水装置を設けるとともに、スクリュコンベヤの吐出口に
加圧フィーダを設け、そのうしろにエジェクタにより圧
縮空気を吹き込んでいるので、土砂等の含有水分の少な
いものでも輸送可能であり、かつ、輸送物の性状が変化
したり輸送距離が伸びて輸送条件が悪化しても、安定し
た定量供給の混気圧送が達成できる。
水装置を設けるとともに、スクリュコンベヤの吐出口に
加圧フィーダを設け、そのうしろにエジェクタにより圧
縮空気を吹き込んでいるので、土砂等の含有水分の少な
いものでも輸送可能であり、かつ、輸送物の性状が変化
したり輸送距離が伸びて輸送条件が悪化しても、安定し
た定量供給の混気圧送が達成できる。
第１図は本発明に係る混気圧送装置の１実施例を示し、
第１図（ａ）は側面図、第１図（ｂ）は平面図である。 １……中継タンク、２……スクリュコンベヤ、 ３……加圧フィーダ、４……逆止弁、 ５……排送管、 ６……エジェクタ、10……注水装置、 11……流量調整弁。
第１図（ａ）は側面図、第１図（ｂ）は平面図である。 １……中継タンク、２……スクリュコンベヤ、 ３……加圧フィーダ、４……逆止弁、 ５……排送管、 ６……エジェクタ、10……注水装置、 11……流量調整弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−100321（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−159733（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−44090（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭57−9308（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】土砂等の混気圧送装置であって、中継タン
クと、該中継タンクの下側に配設されたスクリュコンベ
ヤと、該スクリュコンベヤに流量調整弁を介して注水す
る注水装置と、該スクリュコンベヤ吐出口に連結された
加圧フィーダと、該加圧フィーダの吐出側の圧送管に設
けた圧縮エア供給装置と、エジェクタとで構成される混
気圧送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117487A JP2607146B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 混気圧送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117487A JP2607146B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 混気圧送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02300013A JPH02300013A (ja) | 1990-12-12 |
| JP2607146B2 true JP2607146B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=14712934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1117487A Expired - Fee Related JP2607146B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 混気圧送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607146B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2668514B2 (ja) * | 1994-12-05 | 1997-10-27 | 株式会社遠藤組 | 空気圧送装置 |
| JP6372913B2 (ja) * | 2014-05-27 | 2018-08-15 | サントリーホールディングス株式会社 | プラグ輸送システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188228A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-25 | Kaiken:Kk | 砕氷の搬送方法および搬送装置 |
| JPS60159733U (ja) * | 1984-04-03 | 1985-10-24 | 小松ゼノア株式会社 | 土砂供給装置 |
| US4711607A (en) * | 1985-10-22 | 1987-12-08 | Coalair Systems | High speed auger venturi system and method for conveying bulk materials |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP1117487A patent/JP2607146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02300013A (ja) | 1990-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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