JP2606799B2 - 海洋プラツトフオームの設置方法 - Google Patents

海洋プラツトフオームの設置方法

Info

Publication number
JP2606799B2
JP2606799B2 JP61310291A JP31029186A JP2606799B2 JP 2606799 B2 JP2606799 B2 JP 2606799B2 JP 61310291 A JP61310291 A JP 61310291A JP 31029186 A JP31029186 A JP 31029186A JP 2606799 B2 JP2606799 B2 JP 2606799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
platform
support member
caisson
floater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61310291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63165609A (ja
Inventor
春生 高木
淳司 澤井
直明 田村
Original Assignee
三井建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三井建設株式会社 filed Critical 三井建設株式会社
Priority to JP61310291A priority Critical patent/JP2606799B2/ja
Publication of JPS63165609A publication Critical patent/JPS63165609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606799B2 publication Critical patent/JP2606799B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (a).産業上の利用分野 海洋上の所定の設置場所に、海洋プラットフォームを
設置する際に適用するに好適な海洋プラットフォームの
設置方法に関する。
(b).従来の技術 従来、第1図に示す海洋2上の設置場所X1に、海洋プ
ラットフォーム1を設置する場合、まず、陸上でベース
ケーソン3を建造し、次いで適当な水深が確保出来る海
洋2上に、貯油槽及び曳航時の浮力タンクとしての役割
を果たす当該ベースケーソン3を浮かべ、該ベースケー
ソン3上に、プラットフォーム本体5を、ベースケーソ
ン3と一体化させる形で建造して、海洋プラットフォー
ム1を建造し、建造された海洋プラットフォーム1を、
第2図に示す曳航船12によって設置場所X1まで曳航して
沈設することにより、当該設置場所X1に海洋プラットフ
ォーム1を設置していた。
(c).発明が解決しようとする問題点 しかし、これでは、ベースケーソン3を必要としない
場合、例えば海洋プラットフォーム1自体に貯油能力が
要求されない場合にも、ベースケーソン3を用いなけれ
ばならず、不経済となる欠点があった。また、施工条件
の厳しい海洋2上で、ベースケーソン3上にプラットフ
ォーム本体5を建造する作業を行なわなければならない
ために施工期間が長引く欠点があった。
本発明は、上記の問題点を解消すべく、海洋上の設置
場所に海洋プラットフォームを、経済的に、しかも短期
間に設置することが出来る海洋プラットフォームの設置
方法を提供することを目的とする。
(d).問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、基礎支持部材(6、7)及び該基礎
支持部材上に支持される上部工(10)からなるプラット
フォーム本体(5)を有し、前記基礎支持部材に対して
ベースケーソン(3)を接続分離自在に設けた海洋プラ
ットフォーム(1)において、前記海洋プラットフォー
ムを、海洋上の設置場所に設置する際、前記基礎支持部
材にフロータ(9)を上下方向に相対的に移動固定自在
に設けておき、前記プラットフォーム本体をベースケー
ソン上に設置する場合には、前記プラットフォーム本体
を、前記ベースケーソンを接続しない状態で前記フロー
タを前記基礎支持部材に対して下方に移動させることに
より前記基礎支持部材及び上部工を該フロータに対して
上昇させた状態で該フロータにより浮力を得る形で前記
設置場所(X1)まで運ぶと共に、前記ベースケーソンを
前記プラットフォーム本体とは別個に該ベースケーソン
に作用する浮力により、水上を浮かせた状態で前記設置
場所まで運び、当該設置場所において、前記ベースケー
ソンを沈設した後に、当該沈設されたベースケーソン上
にプラットフォーム本体を、前記フロータを前記基礎支
持部材に対して上方に移動させることにより前記基礎支
持部材及び上部工を該フロータに対して下降させて、前
記基礎支持部材とベースケーソンを接続することによ
り、前記プラットホーム本体を前記ベースケーソン上に
設置するようにして構成される。
また、本発明は、基礎支持部材及び該基礎支持部材上
に支持される上部工からなるプラットフォーム本体を有
し、前記基礎支持部材に対してベースケーソンを接続分
離自在に設けた海洋プラットフォームにおいて、前記海
洋プラットフォームを、海洋上の設置場所に設置する
際、前記基礎支持部材にフロータを上下方向に相対的に
移動固定自在に設けておき、前記プラットフォーム本体
を直接水底(2a)に設置する場合には、前記プラットフ
ォーム本体を、前記ベースケーソンを接続しない状態で
前記フロータを前記基礎支持部材に対して下方に移動さ
せることにより前記基礎支持部材及び上部工を該フロー
タに対して上昇させた状態で該フロータにより浮力を得
る形で設置場所まで運び、当該設置場所において、前記
フロータを前記基礎支持部材に対して上方に移動させる
ことにより前記基礎支持部材及び上部工を該フロータに
対して下降させて、前記基礎支持部材を水底に着底させ
ることにより前記プラットフォーム本体をベースケーソ
ンを使用することなく直接水底に設置するようにして構
成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素
を示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上
の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「(e).作用」の欄についても同様である。
(e).作用 上記した構成により、本発明は、プラットフォーム本
体(5)を設置場所(X1)まで水上を運搬する場合に
は、ベースケーソン(3)を接続しない状態でフロータ
(9)を基礎支持部材(6、7)に対して下降させて、
上部工(10)及び基礎支持部材を上昇させた状態で運搬
し、設置場所(X1)においてプラットフォーム本体
(5)を沈設する場合には、フロータ(9)を基礎支持
部材(6、7)に対して上昇させて、上部工(10)及び
基礎支持部材を水底に向けて下降させるように作用す
る。
(f).実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例が適用された海洋プラット
フォームの一例を示す図、 第2乃至第4図は本発明を用いて海洋上の設置場所に
海洋プラットフォームを設置する工程を示す図、 第5図はベースケーソンを有しない海洋プラットフォ
ームを示す図、 第6図はベースケーソンを示す斜視図である。
海洋2上の海洋プラットフォームの設置場所X1には、
第1図に示すように、海洋プラットフォーム1が、海底
2aに着底する形で設置されており、海洋プラットフォー
ム1は、ベースケーソン3を有している。ベースケーソ
ン3上には、海洋プラットフォーム1を構成するプラッ
トフォーム本体5が、連結材11を介して分離接続自在な
形で組み立てられており、プラットフォーム本体5は、
ベース6、支柱7、フロータ9及び上部工10を有してい
る。
即ち、ベースケーソン3上に連結材11を介して設置さ
れたベース6には、複数本の支柱7が立設されており、
これ等支柱7の図中上端には、掘削装置等を有する上部
工10が建造されている。また、ベース6と上部工10間に
は、生産処理設備を内臓するフロータ9が、前述した支
柱7によって案内される形で、当該支柱7に対して、図
中上下方向である矢印A、B方向に相対的に移動自在な
形で設けられており、フロータ9と支柱7とは、図示し
ない昇降装置によって、相対的にA、B方向に移動する
ことが出来る。
海洋プラットフォーム1は、以上のような構成を有す
るので、ベースケーソン3を有しない海洋プラットフォ
ーム1を、海洋2上の設置場所X1に設置するには、ま
ず、図示しない陸上のドック内で、海洋プラットフォー
ム1を構成するプラットフォーム本体5を建造する。プ
ラットフォーム本体5が建造されたところで、当該プラ
ットフォーム本体5を、第2図に示すように、ドックか
ら海洋2上に引き出す。すると、プラットフォーム本体
5は、当該本体5を構成するフロータ9に作用する浮力
によって、海面2b上に浮かぶことになる。その状態で、
図中右方に示す曳航船12によって曳航して、設置場所X1
まで運ぶ。
この際、フロータ9は、図示しない昇降装置を駆動す
ることにより、支柱7に対してB方向に移動して、その
移動し得る最下方の位置(即ち、ベース6と当接する位
置)に位置決めされている。このため、プラットフォー
ム本体5は、その下面5aから海面2bまでの距離L2を常に
水深L1よりも短くした状態で曳航されることになり、プ
ラットフォーム本体5が、曳航中に海底2aと接触するこ
とはない。
プラットフォーム本体5が、設置場所X1まで曳航さ
れ、該設置場所X1の海面2b上に位置決めされたところ
で、図示しない昇降装置を駆動することにより、プラッ
トフォーム本体5を構成する複数個の支柱7を、第3図
に示すように、ベース6及び上部工10と共に、海面2b上
に浮かべられたフロータ9に対して、相対的に矢印B方
向に移動させる。すると、各支柱7の図中下端に固着さ
れたベース6は、図中下方に下降して海底2aに着底す
る。ベース6が、海底2aに着底したところで、フロータ
9を、各支柱7に対してA方向に移動させる。すると、
フロータ9は、第4図に示すように、ベース6及び各支
柱7を介して海底2aを足場とする形で、A方向に上昇し
て海面2bより離れ、海面2bから図中上方に所定距離だけ
移動して、上部工10の下端10aと当接する。
すると、フロータ9には、浮力が作用しなくなり、プ
ラットフォーム本体5は、ベース6及び各支柱7を介し
て、海底2aによって支持されることになる。こうして、
海洋プラットフォーム1は、第5図に示すように、海洋
2上の設置場所X1に安定性よく設置されることになる。
なお、上述した実施例においては、ベースケーソン3
を有しない海洋プラットフォーム1を、設置場所X1に設
置した場合について述べたが、ベースケーソン3を必要
とする場合、例えば海洋プラットフォーム1自体に貯油
能力が要求される場合や海底2aが軟弱地盤である場合、
又は更に水深の深い場所でプラットフォーム本体5を再
利用する場合には、貯油槽として又は人工地盤としての
役割を果たすベースケーソン3を装着した形で海洋プラ
ットフォーム1を、設置場所X1に設置する。
それには、まず当該ベースケーソン3(第5図参照)
及びプラットフォーム本体5を、それぞれ別個に図示し
ない陸上のドック内で建造する。こうして、ベースケー
ソン3及びプラットフォーム本体5が、別個に建造され
たところで、ベースケーソン3及びプラットフォーム本
体5を、ドックから海洋2上に引き出し、更に、これ等
を曳航船12によって曳航して設置場所X1付近に運ぶ。な
お、この際、ベースケーソン3には、その自重よりも大
きい浮力が作用するので、曳航中に沈没してしまうこと
はない。
こうして、ベースケーソン3及びプラットフォーム本
体5が、設置場所X1付近まで運ばれたところで、まずベ
ースケーソン3を、設置場所X1に位置決めし、その状態
でベースケーソン3内のバラストタンク(図示せず)に
海水を注入することによって、当該ベースケーソン3
を、設置場所X1の海底2aに沈設する。ベースケーソン3
が、当該海底2aに沈設されたところで、今度はプラット
フォーム本体5を、設置場所X1に位置決めし、その状態
で複数個の支柱7を、ベース6及び上部工10と共に、海
面2b上に浮かべられたフロータ9に対して、相対的に矢
印B方向に移動させる。すると、ベース6は、第1図下
方に所定距離だけ下降して、連結材11を介して、ベース
ケーソン3上に分離接続自在な形で接続される。ベース
6が、ベースケーソン3に接続されたところで、フロー
タ9を、支柱7に対してA方向に移動させて上部工10の
下端10aと当接させる。
すると、フロータ9には、浮力が作用しなくなり、プ
ラットフォーム本体5は、ベースケーソン3上に支持設
置されることになる。こうして、設置場所X1には、プラ
ットフォーム本体5の他に、第1図に示すベースケーソ
ン3を有する海洋プラットフォーム1が設置されること
になる。
なお、設置場所X1に設置された海洋プラットフォーム
1のプラットフォーム本体5又はベースケーソン3を、
再浮上させるには、まず、第1図に示すフロータ9を、
それまでの上部工10と当接している位置から、各支柱7
に対してB方向に移動させる。すると、フロータ9は、
下降して海洋2上の設置場所X1に着水し、当該フロータ
9に作用する浮力によって海面2b上に浮かぶ。なお、海
洋プラットフォーム1が、ベースケーソン3を有する場
合には、フロータ9が海面2b上に浮かんだところで、ベ
ース6とベースケーソン3との接続関係を解除する。次
に、その状態で、フロータ9を各支柱7に対してB方向
に移動させる。すると、支柱7等は、フロータ9に作用
する浮力を反力にとる形で、図中上方に引き上げられ、
その結果プラットフォーム本体5は、全体的に浮上す
る。なお、ベースケーソン3を再浮上させるには、プラ
ットフォーム本体5を再浮上させ、更に設置場所X1から
適宜移動させたところで、当該ベースケーソン3内のバ
ラストタンク(図示せず)に注入されている海水を当該
タンク内から排出する。すると、ベースケーソン3は、
排出された海水分だけ自重が軽くなり、当該ベースケー
ソン3に作用する浮力によって海面2b上に浮き上がるこ
とになる。
なお、再浮上したプラットフォーム本体5及びベース
ケーソン3は、そのままの状態で陸上ドックへそれぞれ
引き込み、乾燥状態で点検、補修の後、再使用する。
(g).発明の効果 即ち、本発明は、ベース6、支柱7などの基礎支持部
材及び該基礎支持部材上に支持される上部工10からなる
プラットフォーム本体5を有し、前記基礎支持部材に対
してベースケーソン3を接続分離自在に設けた海洋プラ
ットフォーム1において、前記海洋プラットフォーム
を、海洋上の設置場所に設置する際、前記基礎支持部材
にフロータ9を上下方向に相対的に移動固定自在に設け
ておき、前記プラットフォーム本体をベースケーソン上
に設置する場合には、前記プラットフォーム本体を、前
記ベースケーソンを接続しない状態で前記フロータを前
記基礎支持部材に対して下方に移動させることにより前
記基礎支持部材及び上部工を該フロータに対して上昇さ
せた状態で該フロータにより浮力を得る形で前記設置場
所X1まで運ぶと共に、前記ベースケーソンを前記プラッ
トフォーム本体とは別個に該ベースケーソンに作用する
浮力により、水上を浮かせた状態で前記設置場所まで運
び、当該設置場所において、前記ベースケーソンを沈設
した後に、当該沈設されたベースケーソン上にプラット
フォーム本体を、前記フロータを前記基礎支持部材に対
して上方に移動させることにより前記基礎支持部材及び
上部工を該フロータに対して下降させて、前記基礎支持
部材とベースケーソンを接続することにより、前記プラ
ットフォーム本体を前記ベースケーソン上に設置するよ
うにして構成したので、プラットフォーム本体を設置場
所まで水上を運搬する場合には、ベースケーソンを接続
しない状態でフロータを基礎支持部材に対して下降させ
て、上部工及び基礎支持部材を上昇させた状態で運搬
し、設置場所においてプラットフォーム本体を沈設する
場合には、フロータを基礎支持部材に対して上昇させ
て、上部工及び基礎支持部材を水底に向けて下降させる
ことが出来、プラットフォーム本体とベースケーソンと
は独立した形で取扱及び運搬が可能となる。
従って、海洋プラットフォーム1が、プラットフォー
ム本体5の他にベースケーソン3を有する場合には、ベ
ースケーソン3とプラットフォーム本体5とを、別個に
建造沈設することが出来る。更に、本体5とベースケー
ソン3は別個に陸上で建造され得るので、ドック、航路
の水深が浅い場合でも、それ等を海洋2上に容易に引き
出すことが出来るばかりか、施工条件の厳しい海洋2上
で、ベースケーソン3上にプラットフォーム本体5を建
造する作業を行なう必要がなく、施工期間を短縮するこ
とが可能となる。
また、本発明は、基礎支持部材及び該基礎支持部材上
に支持される上部工からなるプラットフォーム本体を有
し、前記基礎支持部材に対してベースケーソンを接続分
離自在に設けた海洋プラットフォームにおいて、前記海
洋プラットフォームを、海洋上の設置場所に設置する
際、前記基礎支持部材にフロータを上下方向に相対的に
移動固定自在に設けておき、前記プラットフォーム本体
を直接水底(2a)に設置する場合には、前記プラットフ
ォーム本体を、前記ベースケーソンを接続しない状態で
前記フロータを前記基礎支持部材に対して下方に移動さ
せることにより前記基礎支持部材及び上部工を該フロー
タに対して上昇させた状態で該フロータにより浮力を得
る形で設置場所まで運び、当該設置場所において、前記
フロータを前記基礎支持部材に対して上方に移動させる
ことにより前記基礎支持部材及び上部工を該フロータに
対して下降させて、前記基礎支持部材を水底に着底させ
ることにより前記プラットフォーム本体をベースケーソ
ンを使用することなく直接水底に設置するようにして構
成される。
従って、ベースケーソン3が不要の場合には、プラッ
トフォーム本体5のみを建造沈設することが出来、極め
て経済的である。また、本体5はベースケーソンを設け
ない状態で陸上で建造され得るので、ドック、航路の水
深が浅い場合でも、それ等を海洋2上に容易に引き出す
ことが出来るばかりか、施工条件の厳しい海洋2上で、
プラットフォーム本体5を建造する作業を行なう必要が
なく、施工期間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用された海洋プラットフ
ォームの一例を示す図、 第2図乃至第4図は本発明を用いて、海洋上の設置場所
に海洋プラットフォームを設置する工程を示す図、 第5図はベースケーソンを有しない海洋プラットフォー
ムを示す図、 第6図はベースケーソンを示す斜視図である。 1……海洋プラットフォーム 2a……水底(海底) 3……ベースケーソン 5……プラットフォーム本体 6……基礎支持部材(ベース) 7……基礎支持部材(支柱) 9……フロータ 10……上部工 X1……設置場所

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎支持部材及び該基礎支持部材上に支持
    される上部工からなるプラットフォーム本体を有し、前
    記基礎支持部材に対してベースケーソンを接続分離自在
    に設けた海洋プラットフォームにおいて、 前記海洋プラットフォームを、海洋上の設置場所に設置
    する際、 前記基礎支持部材にフロータを上下方向に相対的に移動
    固定自在に設けておき、 前記プラットフォーム本体をベースケーソン上に設置す
    る場合には、 前記プラットフォーム本体を、前記ベースケーソンを接
    続しない状態で前記フロータを前記基礎支持部材に対し
    て下方に移動させることにより前記基礎支持部材及び上
    部工を該フロータに対して上昇させた状態で該フロータ
    により浮力を得る形で前記設置場所まで運ぶと共に、前
    記ベースケーソンを前記プラットフォーム本体とは別個
    に該ベースケーソンに作用する浮力により、水上を浮か
    せた状態で前記設置場所まで運び、 当該設置場所において、前記ベースケーソンを沈設した
    後に、当該沈設されたベースケーソン上にプラットフォ
    ーム本体を、前記フロータを前記基礎支持部材に対して
    上方に移動させることにより前記基礎支持部材及び上部
    工を該フロータに対して下降させて、前記基礎支持部材
    とベースケーソンを接続することにより、前記プラット
    ホーム本体を前記ベースケーソン上に設置するようにし
    て構成した海洋プラットフォームの設置方法。
  2. 【請求項2】基礎支持部材及び該基礎支持部材上に支持
    される上部工からなるプラットフォーム本体を有し、前
    記基礎支持部材に対してベースケーソンを接続分離自在
    に設けた海洋プラットフォームにおいて、 前記海洋プラットフォームを、海洋上の設置場所に設置
    する際、 前記基礎支持部材にフロータを上下方向に相対的に移動
    固定自在に設けておき、 前記プラットフォーム本体を直接水底に設置する場合に
    は、 前記プラットフォーム本体を、前記ベースケーソンを接
    続しない状態で前記フロータを前記基礎支持部材に対し
    て下方に移動させることにより前記基礎支持部材及び上
    部工を該フロータに対して上昇させた状態で該フロータ
    により浮力を得る形で設置場所まで運び、 当該設置場所において、前記フロータを前記基礎支持部
    材に対して上方に移動させることにより前記基礎支持部
    材及び上部工を該フロータに対して下降させて、前記基
    礎支持部材を水底に着底させることにより前記プラット
    フォーム本体をベースケーソンを使用することなく直接
    水底に設置するようにして構成した海洋プラットフォー
    ムの設置方法。
JP61310291A 1986-12-26 1986-12-26 海洋プラツトフオームの設置方法 Expired - Lifetime JP2606799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61310291A JP2606799B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 海洋プラツトフオームの設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61310291A JP2606799B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 海洋プラツトフオームの設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165609A JPS63165609A (ja) 1988-07-08
JP2606799B2 true JP2606799B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=18003449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61310291A Expired - Lifetime JP2606799B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 海洋プラツトフオームの設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606799B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101434580B1 (ko) 2013-07-11 2014-08-27 삼성중공업 주식회사 하이브리드 잭업 드릴링 및 생산 장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058116A (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 Nippon Daiyamondo Kk ワイヤーソー及びその製造方法
WO2014168741A1 (en) * 2013-04-10 2014-10-16 Exxonmobil Upstream Research Company Arctic telescoping mobile offshore drilling unit
CN109795636A (zh) * 2019-03-13 2019-05-24 美钻深海能源科技研发(上海)有限公司 一种沉箱式钻井平台
CN111005399A (zh) * 2019-12-04 2020-04-14 天津大学 一种码头前沿预制海上风电筒型基础的设备及方法
CN115180101A (zh) * 2021-04-07 2022-10-14 浙江华东建设工程有限公司 一种水下局部旱地检修方法及系统

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57143008A (en) * 1981-02-28 1982-09-04 Taisei Corp Construction of marine structure having pontoon for breakwater therearound and floating casing unit used for construction of said structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101434580B1 (ko) 2013-07-11 2014-08-27 삼성중공업 주식회사 하이브리드 잭업 드릴링 및 생산 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63165609A (ja) 1988-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3896628A (en) Marine structures
US3575005A (en) Method and apparatus for offshore operations
JPS6315381Y2 (ja)
US4723875A (en) Deep water support assembly for a jack-up type platform
US4648751A (en) Method and apparatus for erecting offshore platforms
US4063426A (en) Three column tower
US3528254A (en) Offshore platform structure and construction method
EP0039590A2 (en) Offshore platform and method of constructing, erecting and dismantling same
KR20100087094A (ko) 드릴링 장치를 리그에 설치하여 드릴링 작업을 준비하는 방법
JP2606799B2 (ja) 海洋プラツトフオームの設置方法
US3241324A (en) Mobile marine platform apparatus
JPH0214484B2 (ja)
US4193714A (en) Method for erecting a deck on a marine structure
US5237949A (en) Floating platform shallow draft hull/deck mating
USRE24346E (en) dawson
JPS6030808B2 (ja) 基礎重量体を有する掘削および原油生産プラツトフオ−ムの設置方法
GB2182375A (en) Method of constructing an offshore structure
JP2000319849A (ja) ドルフィンおよびドルフィンの施工方法
JPS60215924A (ja) 水中基礎構造物用鋼製躯体沈設方法
JPS60208512A (ja) 塔状海洋構造物の据付方法
JPS6335766B2 (ja)
JPH06146250A (ja) 浅海用ボーリング櫓の設置方法及びその櫓装置
JPH0213098B2 (ja)
JPS641916Y2 (ja)
GB2311319A (en) Assembly method for offshore platform