JP2606781B2 - 繊維入りひだ付ケーシング物品及びその製造方法 - Google Patents

繊維入りひだ付ケーシング物品及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維入りひだ付ケーシ
ング物品に関し、特に、外包ラッパ(外側包装材)内に
保持された筒状のひだ付ケーシング物品に関する。
【0002】
【従来の技術】人工食品ケーシングは、各種ソーセー
ジ、エマルジョン食品、チーズ及びバター製品、及び食
肉塊等を含む各種食肉及びその他の食品の加工において
広く世界的に使用されている。人工食品ケーシングの素
材としては、コラーゲンやプラスチックフィルムなどの
いろいろな材料が用いられているが、最も一般的な材料
は、再生セルロースである。当業界で「繊維入りケーシ
ング」と称されているセルロース製食品ケーシングの1
種は、セルロース製ケーシング壁に補強繊維材(例え
ば、紙繊維)を編入したものである。繊維入りケーシン
グの直径は、一般に、約50mm〜160mmの範囲で
あり、厚さは約0.07mm〜約0.10mmである。
再生セルロースを用いて繊維入りケーシングを製造する
方法自体は、周知であり、本発明の一部を構成するもの
ではない。
【0003】繊維入りケーシングは、いろいろな形態で
食肉加工業者に供給される。その形態の1つは、「カッ
ト−レングス」と称されるもので、最長約2.5mまで
の比較的短い繊維入りケーシングである。使用において
は、1つのカット−レングスを手操作でひだ寄せしなが
ら填充ホーン(食品をケーシング内に填充するために吐
出する吐出管)に被せる。1つのカット−レングスは、
1個又はせいぜい数個のケーシング詰め食品を作るだけ
の長さである。
【0004】繊維入りケーシングは、又、予めひだ付け
された形態でも販売されている。このような繊維入りひ
だ付ケーシングは、長いケーシングをひだ寄せして圧縮
し、長さを大幅に短縮したものであり、「繊維入りケー
シングのひだ付スティック(棒状体)」と称される。こ
こでは、「ひだ付ケーシングスティック」又は「ひだ付
スティック」又は単に「スティック」とも称する。ひだ
付ケーシングスティックを外包ラッパーで包装したもの
を「ひだ付ケーシング物品」と称する。例えば、ひだ付
ケーシング物品は、最長70〜80mものケーシングを
包含している。1つのひだ付ケーシング物品を填充機の
填充ホーンに装填すれば、填充機を連続的に作動させ
て、多数のケーシング詰め製品を次々に自動的に製造す
ることができる。
【0005】例えば米国特許第2,983,949号、
2,984,574号3,454,982号及び3,9
88,804号等に開示されているように、いろいろな
ひだ付け方法及び装置が知られているが、本発明を理解
する上では、ケーシングのひだ付けは、ケーシングを膨
らませてマンドレルに被せ、マンドレル上でケーシング
をひだ寄せして互いにぴったりと重ね合わされた多数の
ひだを形成することによって行われると述べるだけで十
分である。このひだ付ケーシングを長手方向に圧縮して
更に長さを短縮する。かくして、圧縮されたひだ付ケー
シングをマンドレルから取外せば、填充ホーンを受容す
る内孔を有するひだ付ケーシング物品が得られる。
【0006】ひだ付けするためのケーシングは、供給素
材としてリールに巻かれた扁平なチューブの形で供給さ
れる。1つのリールには、450〜460mあるいはそ
れ以上の長さのケーシングが巻かれている。ひだ付け作
業においては、リールから扁平チューブ(ケーシング)
が引出されて膨らまされ、上述したようにマンドレルる
上でひだ付けされ、長手方向に圧縮されて長さ約70〜
80cmの個別ひだ付スティックが形成される。各ステ
ィックは、70〜80mのケーシングを包含している。
スティックの長さと、それに含まれるケーシングの長さ
は、1つには、ケーシングの直径と、そのケーシングを
用いる填充ホーンの直径に応じて決められる。
【0007】繊維入りケーシングのひだ付スティック
は、それだけではその保全性(そのままの形を保つこ
と、即ち合着性)を維持することができない。なぜな
ら、互いにぴったりと重ね合わされたひだは互いに分離
しようとする(即ち、ひだがほどける)傾向があり、ス
ティックの合着性及び保全性が壊れるからである。しか
も、ひだ付スティックの内孔はもはや真直ぐではなく、
均一でもないので、スティックを填充ホーンに装填する
作業が困難になる。従って、スティックの保全性を維持
し、スティックの取扱いを容易にするためのいろいろな
技法が従来から開発されている。それらの技法は、ステ
ィックの保全性を維持するために内部拘束具か、外部拘
束具のどちらかを用いる方法である。
【0008】内部拘束具は、一般に、スティックの内孔
に挿通されるチューブである。ひだ付スティックをその
チューブにしっかりと係合させ、スティックの保全性を
確実に維持するためにスティックの両端のところでチュ
ーブを半径方向に貫通する複数のピンを設ける場合もあ
る。あるいは又、ケーシングの互いにぴったりと重ね合
わされたひだが拡張し分離するのを防止するのに十分な
力でケーシングのひだがチューブの外周面を把持するよ
うにチューブの外径とスティックの内径(即ち、内孔の
径)を選択する場合もある。外部拘束具としては、筒状
のネットや、筒状のプラスチックフィルム等がある。筒
状のネットは、緊張状態にしてスティックに被せ、ステ
ィックの両端を抱えるようにして閉止する。筒状のプラ
スチックフィルムは、スティックの両端の少くとも一部
分を抱えるようにしてスティックに被せて収縮させ、ス
ティックの外周面に圧着させることによってスティック
を合着状態に保持する。このような筒状のプラスチック
フィルムを「プラスチックフィルム外包ラッパー」と称
する。「外包ラッパー」とは、外側包装材のことであ
る。
【0009】プラスチックフィルム外包ラッパーに包ま
れた繊維入りケーシング物品は、一般に、ケーシングを
そのままで食品填充のために使用するのに十分な水分を
含有している。従って、このようなケーシングは、「即
填充可能ケーシング」と称される。プラスチックフィル
ム外包ラッパーは、スティックの保全性を維持する働き
をするばかりでなく、水分の損失を遅らせる働きをもす
る。この「即填充可能ケーシングは、填充作業の前にソ
ーキング(水に浸すこと)を必要とする繊維入りケーシ
ングとは異る。ソーキングを必要とする繊維入りケーシ
ングは、一般に、浸漬水がケーシングの表面に自由に接
触することができるようにネットで包まれる。
【0010】繊維入りひだ付ケーシングに随伴する1つ
の問題点は、ひだ付けのための供給リールに巻かれてい
る長い供給ケーシング素材に1つ又はそれ以上の添継ぎ
部が存在することである。なぜなら、450〜460m
もの長さの連続したケーシングを形成するのは困難であ
り、供給リールに巻くのに十分な長さ(450〜460
m)のケーシングを得るには、幾つかの短い長さのケー
シングをつなぎ合わせなければならないからである。し
かしながら、そのための添継ぎ部はひだ付け装置を通り
抜けることができ、ひだ付スティックに組込まれるにし
ても、添継ぎ部は商業用の食品の填充には外観上適さな
いので、不都合である。添継ぎ部の存在は、ケーシング
物品が筒状コアのような内部拘束具に保持されたひだ付
スティック(「コア付ひだ付ケーシング物品」と称す
る)である場合には許容される。なぜなら、その場合
は、添継ぎ部が添継ぎテープの色によって見分けがつ
き、ひだ付スティックの外表面が外包ラッパーのような
外部拘束具で被われていないので、添継ぎ部を処理する
ことができるからである。
【0011】例えば米国特許第4,017,941号に
開示されているようなある種の填充機は、ケーシングが
枯渇したとき、填充操作を自動的に停止するための自動
停止装置を備えている。そのような填充機を用いて添継
ぎ部を有するコア付ひだ付ケーシング物品に填充する場
合、操作者は、ケーシング物品を填充ホーンに装填し、
添継ぎ部又は添継ぎ部に近接したケーシングのひだに引
き紐を繋いでおく。填充操作中、ひだ付スティックから
ケーシングが前方へ引出されていくと、最終的に上記引
き紐がぴんと張られ、その結果、填充機のケーシング端
センサー(検出器)を作動させる。それによって、添継
ぎ部に填充されないうちに填充操作を終了させるための
順序作動が開始される。填充操作が停止されたならば、
操作者は、添継ぎ部を有するケーシングの一部分を填充
機から引出し、ひだ付スティックの引出されたケーシン
グ部分の最後部のひだに再び引き紐を繋ぎ、填充操作を
再開する。
【0012】自動停止装置を備えていない填充機の場合
は、操作者は、単に、添継ぎ部に填充される直前に手動
で填充機を停止する。このように、コア付ひだ付ケーシ
ング物品の場合は、添継ぎ部が存在していても、それが
ケーシングのひだ付け作業を妨害することもなく、填充
操作にも若干の影響を及ぼすに過ぎない。
【0013】しかしながら、ひだ付ケーシング物品の保
全性が外包ラッパー特に伸縮フィルムのようなプラスチ
ックフィルム外包ラッパーによって保持されている場合
は、従来から添継ぎ部の問題がより顕著であった。この
問題の解決法として一応受入れられていた技法は、ケー
シング製造業者がひだ付スティックを添継ぎ部のところ
で切断して添継ぎ部を除去し、分断されたケーシングス
ティックをそれぞれ別個に包装する方法である。この方
法は、ひだ付け作業の工程を増やすことになるととも
に、ひだ付け機の操作者にとって面倒である。しかも、
この方法によって得られるのは、添継ぎされていない連
続したケーシングではあるが、元の添継ぎ部分のところ
で分断されているので、「フルレングススティックより
短い、いわゆる「短スティック」である。「フルレング
ススティック」とは、填充機の填充ホーンに装填するの
に適した標準の長さのひだ付ケーシングスティックのこ
とをいう。短スティックは、幾つかの理由から望ましく
ない。例えば、多数のひだ付ケーシング物品をまとめて
梱包するためのカートンは特定の長さのひだ付ケーシン
グ物品を収納するように設計されているので、短スティ
ックとフルレングススティックとを混ぜて同一のカート
ン内に包装する場合は、複数個の短スティックを組合
せ、その組合せ長さがフルレングススティックの長さと
同じになるように配慮しなければならない。そのため
に、ケーシング物品をカートンに詰めるのに時間がかか
り、面倒である。
【0014】又、短スティックを使用した場合、新しい
スティックを填充ホーンに装填するために填充機を停止
させなければならない頻度が多くなるので填充機の連続
作動時間を短くし、遊び時間を増大させるという点で、
短スティックは食肉加工業者にも嫌われる。このよう
に、保全性を維持するために外包ラッパーに包まれる繊
維入りひだ付ケーシング物品の場合、添継ぎ部の存在が
ひだ付け作業を中断させるとともに、得られた短スティ
ックは、カートン詰め包装の要件を複雑にするばかりで
なく、填充機の連続作動を阻害することにもなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、外包ラッパー
で包まれた繊維入りひだ付ケーシング物品の製造の段階
において、又はひだ付ケーシング物品の使用の段階にお
いて、ケーシングの添継ぎ部を排除する必要性をなくせ
ば、ケーシング製造業者にとっても、ケーシングの使用
者(ケーシングに食品を填充する業者)にとっても、有
利である。換言すれば、ケーシングの添継ぎ部を包含し
たひだ付ケーシング物品であるが、それを填充機の填充
ホーンに装填してそのケーシングに食品を填充する上で
は添継ぎ部の存在が填充作業にとって大きな支障となら
ないようなひだ付ケーシング物品の構造が与えられれ
ば、ケーシング製造業者にとっても、食品填充業者にと
っても有利である。本発明は、このような要望を充足す
るために、外包ラッパーで包まれたものであるが、予め
(即ち、ひだ付ケーシングスティックを外包ラッパーに
包装する前に、あるいは、ひだ付ケーシング物品を用い
て食品を填充する前に)ケーシングの添継ぎ部を排除し
ておく必要のない繊維入りひだ付ケーシング物品を提供
することを課題とする。本発明の目的は、この課題を解
決するために、添継ぎされた2つ以上のケーシング部分
を有し、単一のプラスチックフィルム外包ラッパー内に
保持された改良された繊維入りひだ付ケーシング物品を
提供することである。本発明の他の目的は、填充するの
に適する十分な水分を有しており、カートン詰め包装
も、食品填充作業をも容易にするように、添継ぎされた
2つ以上のケーシングセクション(部分)を有し、単一
のプラスチックフィルム外包ラッパー内に保持された繊
維入りひだ付ケーシング物品を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ケーシングの総重量の約20〜約30%
の含水量を有し、両端において開口した内孔を有する単
一の連続したひだ付スティックを形成するように添継ぎ
部において接合された少くとも2つの繊維入りひだ付ケ
ーシングセクションから成る繊維入りひだ付ケーシング
物品を提供する。ひだ付スティックの保全性を保持し、
その取扱いを容易にするために、保持部材をひだ付ステ
ィックの両端部分を抱持するようにして該ひだ付スティ
ックの外表面に被せる。前記添継ぎ部の位置を表示する
ために、添継ぎ部にフラッグ(標識突片)を付設し、フ
ラッグをひだ付スティックの外表面から保持部材に設け
た窓を通して外部に突出させる。
【0017】この構成によれば、少くとも2つの添継ぎ
されたひだ付スティックセクションから成る「フルレン
グススティック」を填充ホーンに装填することができ、
慣用の態様で食品を填充することができる。添継ぎ部を
表示するフラッグは保持部材を貫通して突出しているの
で、フラッグに引き紐を繋いでおくことができる。この
引き紐は、填充操作中、上記添継ぎ部に填充される直前
に填充操作の停止動作を開始させるように構成すること
ができる。引き紐を用いて填充操作の停止動作を開始さ
せる態様自体は、先に述べたように米国特許第4,01
7,941号に開示されており、既に知られている。あ
るいは別法として、填充機が自動停止装置を備えたてい
ないものである場合は、上記フラッグの移動が操作者に
添継ぎ部の位置を知らせる可視信号となるので、操作者
は添継ぎ部に填充が行われないうちに填充機を停止する
ことができる。
【0018】前記保持部材は、ひだ付スティックのひだ
の分離を防止し、スティックの保全性を維持するように
スティックの両端を抱えるようにしてスティックの外表
面に被せられるネット又はラッパー等の任意の適当な手
段であってよいが、スティックを圧縮状態に保持するた
めにスティックの両端を抱持するが、ケーシング物品を
填充ホーンに装填する作業を容易にするためにスティッ
クの内孔の一端又は両端を開口したままに残す形態の保
持部材であることが好ましい。保持部材は、ひだ付ステ
ィックを容易に挿入することができるように、伸長させ
て開くことができる伸縮自在の筒状の伸縮プラスチック
フィルムであることがとくに好ましい。筒状の伸縮プラ
スチックフィルムを伸長させて開き、その中にひだ付ス
ティックを挿入した後、伸縮プラスチックフィルムを放
せば、伸縮プラスチックフィルムは、その伸縮性により
収縮してスティックの外表面に圧着するとともに、ステ
ィックの両端を抱持し、密着した外包ラッパーを構成す
るが、スティックの内孔を塞がない。
【0019】上記フラッグは、別個の部材として添継ぎ
部に付設してもよいが、ケーシングを添継ぎするのに用
いられる添継ぎテープの余剰の長さ部分を利用して形成
することが好ましい。ケーシングをひだ付けする際、こ
の添継ぎテープの余剰の長さ部分をひだ付スティックの
外表面から突出させる。ひだ付スティックを上記筒状プ
ラスチックフィルムに挿入した後、そのフィルムに窓を
切開き、その窓を通してフラッグを引出す。
【0020】本発明は、又、内孔を有する繊維入りひだ
付ケーシング物品を製造する方法を提供する。本発明の
方法は、ケーシングの総重量の約20〜約30%の含水
量を有する添継ぎされた繊維入りケーシングを引出して
ひだ付けマンドレルに被せ、該マンドレル上で添継ぎ部
材を含むケーシングをひだ寄せして少くとも2つの添継
ぎされたケーシングセクションから成るひだ付スティッ
クを形成し、前記ひだ付スティックの保全性を保持する
ために、該ひだ付スティックを保持部材(好ましくは筒
状のプラスチックフィルム)内に挿入し、該保持部材に
よって該ひだ付スティックの両端の少くとも一部分を含
めて該ひだ付スティックを囲包し該保持部材をひだ付ス
ティックに圧接させ、該保持部材に窓を開け、添継ぎ部
材の一部分(フラッグ)を該窓を通して半径方向外方に
引出すことから成る。
【0021】
【実施例】図1を参照すると、ひだ付け機の構成部品が
示されている。ひだ付け機自体は、本発明の一部を構成
するものではない。図示のひだ付け機は、慣用のもので
あり、例えば上述した各米国特許に開示されているもの
のうちの任意のものであってよい。本発明を理解する上
では、このひだ付け機は、基本的には、複数の歯付ひだ
付けローラ16から成るひだ付けヘッド14と、ひだ付
けヘッド14のローラ16の間に通されたひだ付けマン
ドレル12とで構成されているというだけで十分であ
る。作動において、供給リール20に巻かれた繊維入り
ケーシングの供給素材は、扁平なチューブ18の形でひ
だ付け機に供給される。
【0022】供給リール20に巻かれた繊維入りケーシ
ングの供給素材は、ケーシングに填充のために必要な伸
長性を付与するのに十分な含水量を有していることが好
ましい。その目的のために十分な含水量は、一般に、そ
のケーシングの総重量の約20〜約30%の範囲であ
る。この範囲の含水量を有するケーシングは、又、湿っ
たケーシング上でのカビの繁殖を防止するための抗菌剤
を含有していることが好ましい。そのようなケーシング
として適当な繊維入りケーシングは、米国特許第4,8
67,204号に記載されている。
【0023】供給リール20から引出されたケーシング
は、送りローラ22と22の間のニップを通してひだ付
けマンドレル12へ送られる。マンドレル12は、中空
であり、その中空内部を通して空気を供給し、ケーシン
グをそれがひだ付けローラ16に到達するまでに膨満さ
せる。空気によって膨満されたケーシング内の圧力は、
ローラ22のニップによって保持される。ひだ付けロー
ラ16は、ケーシングをひだ寄せし、ひだ付ストラット
24を形成する。ひだ付ストランド24が所望の長さに
達すると、ひだ付け作業が停止され、ひだ付ストランド
24は所定の長さに切断されて、マンドレル12に沿っ
て圧縮部署(図示せず)へ移送される。圧縮部署におい
て、ひだ付ストランド24は、そのひだが互いに密に重
ね合わせるように軸方向に圧縮され、マンドレルに沿っ
て更に押進められてマンドレルから取外される。
【0024】このようにして得られた、圧縮されたひだ
付ケーシングストランドが、図3に示されるひだ付ステ
ィック28である。この繊維入りケーシングのひだ付ス
ティック28は、互いにぴったりと重ね合わされた多数
のひだを有し、両端面34,36を貫通して開口した軸
方向の内孔32を有する。
【0025】先の述べたように、繊維入りケーシングの
ひだ付スティック28は、そのひだが圧縮された、ぴっ
たりと重ね合わされた状態から分離しようとする傾向が
あるので、ばらばらになる傾向を有する。従って、図3
に示されるように、2つの添継ぎされたケーシングセク
ション(一定長のケーシング)28A,28Bから成る
ひだ付スティック28を外包ラッパー38内に挿入す
る。この挿入は、ひだ付スティック28をマンドレル1
2から取外すときに行うのが好ましいが、その後の適当
な段階で行ってもよい。
【0026】外包ラッパー38として好ましいのは、ひ
だ付スティック28より長い筒状のプラスチックフィル
ムである。好ましい実施例では、このプラスチックフィ
ルムは、ひだ付スティックの外径より小さい直径を有
し、弾性即ち伸縮性を有する弾性又は伸縮プラスチック
フィルムとする。以下、「外包ラッパー」も、「プラス
チックフィルム」も、便宜上同じ参照番号38で表すこ
ととする。ひだ付スティック28を筒状の伸縮プラスチ
ックフィルム38に挿入する際は、ひだ付スティック2
8を挿入することができるように、機械的手段(図示せ
ず)によって伸縮プラスチックフィルム38を矢印40
で示されるように直径方向に伸長させて拡開させる。機
械的手段を解放すると、伸縮プラスチックフィルム38
は、収縮してひだ付スティック28の外表面42に圧着
する。プラスチックフィルム38が収縮すると、その両
端部分44,46がスティック端面34,36の一部分
を抱持し、スティックを圧縮状態に保持してその保全性
を維持する。
【0027】外包ラッパー38(図示の実施例では筒状
の伸縮プラスチックフィルム)の一端又は両端を収束し
て閉じてもよいが、ひだ付スティック28を囲包する外
包ラッパー38の囲包態様は、ひだ付スティックの軸方
向の内孔32の端面34,36の少くとも一方における
開口端を塞がないような態様にすることが好ましい。な
ぜなら、ひだ付スティックの内孔32の少くとも一方の
開口端が開放していれば、内孔32の開口端を塞いでい
る外包ラッパー38を切開く必要なしに、ケーシング物
品を填充ホーンに装填することができるからである。
【0028】供給リール20に巻かれるケーシングの扁
平な供給素材は、通常、添継ぎ部によって接合された5
〜6のケーシングセクションから成っている。そのよう
な添継ぎ部の1つが、図1に符号48で示されている。
ケーシングセクションを添継ぎする技術としては、いろ
いろな方法が知られており、例えば、米国特許第4,8
79,123号、4,736,775号、4,610,
742号、4,391,302号及び4,032,17
6号等に記載されている。添継ぎ部48は、図2に詳細
に示されている。この例では、添継ぎ部48は、2つの
ケーシングセクションの隣接した端部50,52から成
っている。端部50と52とは、突合せ関係に当接され
るか、あるいは一方を他方に嵌入させるかされており、
いずれにしても、両端部は、添継ぎ部材54によって架
橋されるのに十分なだけ互いに近接して配置される。図
示の実施例では、添継ぎ部材54は、接着テープのスト
リップであり、隣接する端部50と52を囲繞してそれ
らに圧着されている。添継ぎ部材即ち添継ぎテープ54
の長さは、ケーシングの折り径(扁平チューブ18の
幅)の2倍より長くすることが好ましい。その場合、添
継ぎテープ54をケーシングの周りに巻付けて余った余
剰の長さ部分を2つ折りに折返して貼り合わせることに
よってケーシングの外表面から突出したフラッグ(標識
突片)58を形成することができる。供給リール20か
ら供給されるケーシング素材には1つ又はそれ以上の添
継ぎ部が含まれているが、1つの供給リール20のケー
シング素材がなくなれば、その末端を次の新しい供給リ
ールの先端に添継ぎすることができる。
【0029】添継ぎ部自体もひだ付けすることができる
ので、ケーシングの添継ぎされた部分は、ひだ付けロー
ラ16,16の間を通抜ける。この点、図1の右側部分
には、添継ぎテープのフラッグ58がひだ付ストランド
24の外表面から突出したものとして示されているが、
フラッグ58は、ひだ付け作業中折曲げられてケーシン
グの隣接するひだとひだの間にうずもれてしまう場合も
ある。その場合は、操作者は、ひだ付ストランド24の
圧縮操作を行う前に、隣接するひだとひだを開いてフラ
ッグ58を引出す。添継ぎ部がひだ付けローラ16,1
6の間に入る前に操作者に知らせるために、ひだ付けロ
ーラの上流側に添継ぎ検出器60が配置されている。こ
の検出器は、任意の適当なセンサーであってよい。検出
器60は、添継ぎ部の通過を検出すると、そのことを知
らせるアラーム(報知器)を始動させる。それに応じ
て、操作者は、ひだ付ストランド24の形成状況を点検
し、必要があれば、添継ぎテープのフラッグ58を隣接
するひだとひだの間から引出す。
【0030】ひだ付ストランド24を圧縮して得られた
ひだ付スティック28を筒状の透明な伸縮プラスチック
フィルムから成る外包ラッパー38内に挿入すると、外
包ラッパー38が収縮してフラッグ58をひだ付スティ
ックの外表面42に圧接させる。フラッグ58を外包ラ
ッパー58の外部に露出させるために、操作者は、添継
ぎ部の位置を透明な外包ラッパー58を通して眼で確認
し、添継ぎ部のフラッグ58上に位置する外包ラッパー
の一部分に窓62を切開く。その際、外包ラッパーの下
のケーシングに切込まないように注意する。次いで、操
作者は、フラッグ58を窓62を通して引張り出し、外
包ラッパの外表面から外に突出させる。かくして、図4
に示されるように、添継ぎ部によって互いに結合された
2つのひだ付けされ圧縮されたケーシングセクション
(一定長のケーシング)28A,28Bから成るひだ付
スティック28と、ひだ付スティック28を包装した外
包ラッパー38とから成る繊維入りひだ付ケーシング物
品64が得られる。添継ぎ部に付設されたフラッグ58
は、外包ラッパー38に形成された窓62を通して外部
に突出している。ケーシング物品64の両端66,68
は、ケーシング物品を填充ホーンに装填するためにひだ
付ケーシング28の内孔32を填充ホーンに嵌めること
ができるように開放している。
【0031】図5は、使用に当って、図4の繊維入りひ
だ付ケーシング物品64が填充機の填充ホーン70に装
填され、食品を填充しているところを示す。填充機及び
その作動の詳細については、米国特許第4,017,9
41号を参照されたい。図5に示されるように、填充ホ
ーン70は、外包ラッパー38の両端部分44,46及
びひだ付スティック28の内孔32を貫通して延長して
いる。填充機には引き紐72が付設されており、引き紐
72の先端のクリップ74がフラッグ58に取付けられ
ている。引き紐72の他端は、先に述べた理由により填
充操作を停止させるための一連の動作を開始させるため
の填充機側のスイッチ(図示せず)に連結されている。
填充が進行するにつれて、ケーシングはひだ付スティッ
ク28から外包ラッパー38の開放した端部44を通し
て図5でみて左方へ填充ホーンに沿って引出される。最
終的に、フラッグ58を有する添継ぎ部も前方へ引出さ
れる。その際、フラッグ58が窓62を通して外包ラッ
パー38の内部へ引込まれ、従ってクリップ74も窓6
2を通して内部へ引込まれて引き紐72をぴんと張る。
その結果、上記スイッチを作動させて填充操作を停止さ
せる。次いで、操作者は、手操作で添継ぎ部を填充ホー
ンの先端71を越えて引張り出し、引き紐72のクリッ
プ74をフラッグ58から外し、ケーシングの添継ぎ部
分を切取って廃棄し、添継ぎ部分を除去された後続のケ
ーシングへの填充を開始することができるように填充済
みケーシングの末端をクリップで結紮することができ
る。
【0032】次いで、操作者は、外包ラッパー38の後
方端部46をまくり上げるか、あるいは切除してひだ付
スティック26の後尾の端面36のひだを露出させる。
次いで、ひだ付スティックの露出された後端のひだを引
き紐72のクリップ74で挟む。かくして、添継ぎ部分
を除去された後続のケーシングへの填充が進められ、再
び引き紐72がぴんと張れば、後続のケーシングへの填
充が完了し填充ホーン上にほとんどあるいは全くケーシ
ングが残っていないたことを意味する。
【0033】自動停止装置を備えていない填充機の場合
は、操作者は、フラッグ58が窓62を通して外包ラッ
パー38の内部へ引込まれるのを可視信号として利用
し、その減少を確認したとき手動で填充機を停止すれば
よい。
【0034】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ひだ付け機を用いて繊維入りケーシン
グにひだ付けする態様を示す概略図である。
【図2】図2は、添継ぎ部を有する繊維入りケーシング
の一部分の側面図である。
【図3】図3は、ひだ付ケーシングスティックを外包ラ
ッパー内に挿入する操作を示す概略図である。
【図4】図4は、本発明のケーシング物品の側面図であ
る。
【図5】図5は、本発明のケーシング物品を使用して行
う填充作業を示す概略図である。
【符号の説明】
28:ひだ付スティック 28A,28B:ケーシングセクション 32:内孔 38:外包ラッパー(筒状の透明な伸縮プラスチックフ
ィルム) 42:外表面 48:添継ぎ部 54:添継ぎ部材(接着テープ) 58:フラッグ 62:窓(開口) 64:繊維入りひだ付ケーシング物品

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維入りひだ付ケーシング物品であって、 (a)ケーシングの総重量の約20〜約30%の含水量
    を有する少くとも2つの別個の互いに隣接した繊維入り
    ひだ付ケーシングセクションと、 (b)両端において開口した内孔を有する単一の連続し
    たひだ付スティックを形成するように前記各ケーシング
    セクションの互いに隣接した端部を結合した添継ぎ部
    と、 (c)前記ひだ付スティックの少くとも一端における前
    記内孔の開口端を塞がないような態様で該両端の少くと
    も一部分を含む前記ひだ付スティックの外表面を囲繞
    し、該外表面に圧接係合した保持部材と、 (d)前記ひだ付スティックの外表面の一部分を露出さ
    せるように前記添継ぎ部のところで前記保持部材に設け
    られた窓と、 (e)前記添継ぎ部に設けられ、前記窓を貫通して突出
    したフラッグと、から成る繊維入りひだ付ケーシング物
    品。
  2. 【請求項2】前記保持部材は、伸縮ラッパーであること
    を特徴とする請求項1に記載の繊維入りひだ付ケーシン
    グ物品。
  3. 【請求項3】前記窓は、前記伸縮ラッパーに切設された
    開口であることを特徴とする請求項2に記載の繊維入り
    ひだ付ケーシング物品。
  4. 【請求項4】前記伸縮ラッパーは、筒状フィルムであ
    り、前記ひだ付スティックより長いことを特徴とする請
    求項3に記載の繊維入りひだ付ケーシング物品。
  5. 【請求項5】前記保持部材は、前記ひだ付スティックの
    直径より小さい直径を有する透明な筒状プラスチックフ
    ィルムであることを特徴とする請求項1に記載の繊維入
    りひだ付ケーシング物品。
  6. 【請求項6】前記添継ぎ部は、前記ケーシングセクショ
    ンの互いに隣接した端部を囲繞してそれに接着した接着
    手段から成り、該接着手段は、該ケーシングセクション
    の円周より長く、該接着手段の、該ケーシングセクショ
    ンから突出した余剰の長さ部分が前記フラッグを構成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の繊維入りひだ付ケ
    ーシング物品。
  7. 【請求項7】前記接着手段は、接着テープであり、前記
    フラッグは、該接着テープの前記余剰の長さ部分を2つ
    折りに折返して貼り合わせることによって形成されてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の繊維入りひだ付ケ
    ーシング物品。
  8. 【請求項8】繊維入りひだ付ケーシング物品であって、 (a)ケーシングの総重量の約20〜約30%の含水量
    を有し、両端において開口した内孔を有する単一の連続
    したひだ付スティックを形成するように添継ぎ部におい
    て互いに突合せ関係に接合された少くとも2つの繊維入
    りひだ付ケーシングセクションと、 (b)前記添継ぎ部の位置を表示するために前記ひだ付
    スティックの外表面から突出したフラッグと、 (c)前記ひだ付スティックの両端の少くとも一方に開
    口した前記内孔の開口端を塞ぐことなく該ひだ付スティ
    ックの保全性を保持するように、ひだ付スティックの両
    端部分を抱持するようにして該ひだ付スティックの外表
    面を囲包しており、ひだ付スティックより長く、ひだ付
    スティックの外径より小さい不伸長時直径を有する伸縮
    自在の筒状外包ラッパーと、 (d)前記ひだ付スティックの外表面の一部分を露出さ
    せるように前記添継ぎ部のところで前記筒状外包ラッパ
    ーに形成された窓と、から成り、 (e)前記フラッグは、前記窓を貫通して突出している
    ことを特徴とする繊維入りひだ付ケーシング物品。
  9. 【請求項9】前記筒状外包ラッパーは、透明な筒状プラ
    スチックフィルムであることを特徴とする請求項8に記
    載の繊維入りひだ付ケーシング物品。
  10. 【請求項10】前記添継ぎ部は、前記ケーシングセクシ
    ョンの互いに隣接した端部を囲繞して接合したストリッ
    プから成り、該ストリップは、該ケーシングセクション
    の円周より長く、前記フラッグは、該ストリップの、該
    ケーシングセクションから突出した余剰の長さ部分によ
    って形成されていることを特徴とする請求項8に記載の
    繊維入りひだ付ケーシング物品。
  11. 【請求項11】前記ストリップは、接着テープのストリ
    ップであり、前記フラッグは、該接着テープの前記余剰
    の長さ部分を2つ折りに折返して貼り合わせることによ
    って形成されていることを特徴とする請求項10に記載
    の繊維入りひだ付ケーシング物品。
  12. 【請求項12】内孔を有する繊維入りひだ付ケーシング
    物品を製造する方法であって、ケーシングの総重量の約
    20〜約30%の含水量を有する添継ぎされた繊維入り
    ケーシングを引出してひだ付けマンドレルに被せ、該マ
    ンドレル上で添継ぎ部材を含むケーシングをひだ寄せし
    て少くとも2つの添継ぎされたケーシングセクションか
    ら成るひだ付スティックを形成し、次いで、そのだ付ス
    ティックをを該マンドレルから取り外す工程を含む繊維
    入りひだ付ケーシング物品製造方法において、 (a)前記ひだ付スティックの保全性を保持するため
    に、該ひだ付スティックを保持部材内に挿入し、該保持
    部材によって該ひだ付スティックの両端の少くとも一部
    分を含めて該ひだ付スティックを囲包し該保持部材をひ
    だ付スティックに圧接させ、 (b)前記添継ぎ部材の位置を前記保持部材を通して確
    認し、 (c)該保持部材に窓を開け、 (d)前記添継ぎ部材の一部分を前記窓を通して引出す
    ことを特徴とする繊維入りひだ付ケーシング物品製造方
    法。
  13. 【請求項13】前記添継ぎ部は、前記ケーシングセクシ
    ョンの互いに隣接した端部を囲繞してそれに接着した接
    着テープから成り、該接着テープは、該ケーシングセク
    ションの円周より長く、該接着テープの余剰の長さ部分
    を2つ折りに折返して貼り合わせることによってフラッ
    グを形成することを特徴とする請求項12に記載の繊維
    入りひだ付ケーシング物品製造方法。
  14. 【請求項14】前記保持部材は、前記ひだ付スティック
    の直径より小さい不伸縮時直径を有する筒状伸縮プラス
    チックフィルムであり、保持部材内にひだ付スティック
    を挿入する前記操作は、該筒状伸縮プラスチックフィル
    ムの少くとも一端を直径方向に伸長させてひだ付スティ
    ックを該筒状伸縮プラスチックフィルムに挿入すること
    によって行うことを特徴とする請求項12に記載の繊維
    入りひだ付ケーシング物品製造方法。
  15. 【請求項15】保持部材に窓を開ける前記操作は、ひだ
    付スティックを前記筒状伸縮プラスチックフィルムに挿
    入した後、該筒状伸縮プラスチックフィルムに開口を切
    設することによって行うことを特徴とする請求項14に
    記載の繊維入りひだ付ケーシング物品製造方法。
  16. 【請求項16】前記添継ぎ部材は、フラッグを有してお
    り、前記筒状伸縮プラスチックフィルムは、透明なプラ
    スチックフィルムであり、保持部材に窓を開ける前記操
    作は、 (a)前記添継ぎ部材の位置を前記透明なプラスチック
    フィルムを通して眼で確認し、 (b)前記プラスチックフィルムの一部分を切開いて前
    記窓を形成することによって行われ、次いで、 (c)前記フラッグを該窓を通して引出し、突出させる
    ことを特徴とする請求項14に記載の繊維入りひだ付ケ
    ーシング物品製造方法。
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