JP2606778B2 - 細菌を用いた製紙経路を汚染する細菌叢の処理方法 - Google Patents
細菌を用いた製紙経路を汚染する細菌叢の処理方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙工業の水経路内に
おいて増殖する微生物及び(又は)細菌叢、酵母、カビ
及び腸内細菌の増殖の制御方法に関する。
おいて増殖する微生物及び(又は)細菌叢、酵母、カビ
及び腸内細菌の増殖の制御方法に関する。
【0002】
【発明の背景】使用済みの紙及び板紙(セルロース系回
収繊維という用語で呼ぶ)は、今日、木材と同様に、製
紙工業における重要な原料を構成する。それらのリサイ
クルは、一般に、下記の工程に従って紙微粉砕機におい
て行なわれる。
収繊維という用語で呼ぶ)は、今日、木材と同様に、製
紙工業における重要な原料を構成する。それらのリサイ
クルは、一般に、下記の工程に従って紙微粉砕機におい
て行なわれる。
【0003】紙及び板紙(短繊維又はプラスチック型の
異物から回収されて遊離されたもの)は、例えばパルプ
製造機又は砕解機に導入され、そこで水中に分散させら
れる。その結果生成したパルプ(破壊し、次いで、薄片
化したもの)を、次いで、水和によりセルロース繊維を
膨潤させることからなる精製ステップにかける。紙シー
トの形成を伴う実際の生産が、引き続いて、水の除去、
乾燥及び最終的巻き取りを伴って、フィルター布上で始
まる。
異物から回収されて遊離されたもの)は、例えばパルプ
製造機又は砕解機に導入され、そこで水中に分散させら
れる。その結果生成したパルプ(破壊し、次いで、薄片
化したもの)を、次いで、水和によりセルロース繊維を
膨潤させることからなる精製ステップにかける。紙シー
トの形成を伴う実際の生産が、引き続いて、水の除去、
乾燥及び最終的巻き取りを伴って、フィルター布上で始
まる。
【0004】紙生産ラインは、それ故、水の連続的供給
を含むが、後者は一般に幾つかの補助的水循環経路によ
り一部リサイクルされる。
を含むが、後者は一般に幾つかの補助的水循環経路によ
り一部リサイクルされる。
【0005】生産ラインにおけるこの水の部分的リサイ
クルは、自然に、細菌叢の増殖に好都合である。この叢
はスライム形成を引き起こすので望ましくない。
クルは、自然に、細菌叢の増殖に好都合である。この叢
はスライム形成を引き起こすので望ましくない。
【0006】製紙工業において、スライムは生産回路に
おいて観られる化学的又は生物学的付着物を意味する。
それらは、繊維、炭酸塩若しくは他の無機充填剤又は細
菌を含み得る。それらが蓄積したタンク又はパイプから
剥がれるとき、これらのスライムは紙の破損及びしみを
生じさせる。これは、しばしば、生産ラインの停止及び
作業条件の悪化を生じさせる。
おいて観られる化学的又は生物学的付着物を意味する。
それらは、繊維、炭酸塩若しくは他の無機充填剤又は細
菌を含み得る。それらが蓄積したタンク又はパイプから
剥がれるとき、これらのスライムは紙の破損及びしみを
生じさせる。これは、しばしば、生産ラインの停止及び
作業条件の悪化を生じさせる。
【0007】現在、スライム形成を制限するために提供
されている解決法は、化学薬品或は殺菌剤を用いる。こ
れらは、一般に、汚染叢の増殖を効果的に阻止する有機
塩素及び有機臭素に基づく化学製品である。
されている解決法は、化学薬品或は殺菌剤を用いる。こ
れらは、一般に、汚染叢の増殖を効果的に阻止する有機
塩素及び有機臭素に基づく化学製品である。
【0008】しかし、それらの化学的起源のために、こ
れらの化合物は全く満足すべきものではない。
れらの化合物は全く満足すべきものではない。
【0009】それらは、高度に毒性であり且つ生物分解
性でない。例え一部であっても、それらの環境への放出
は、考慮すべき生態学的問題を生じ、特に、汚染水を精
製する問題を創出する。
性でない。例え一部であっても、それらの環境への放出
は、考慮すべき生態学的問題を生じ、特に、汚染水を精
製する問題を創出する。
【0010】最後に、細菌叢の効果的阻止を得るために
は、数種類の殺生物剤を交互に使用し、並びに高い投与
量を増大させて使用することが必要である。これらの大
量投与の反復導入がこの汚染の問題を悪化させることは
明白である。
は、数種類の殺生物剤を交互に使用し、並びに高い投与
量を増大させて使用することが必要である。これらの大
量投与の反復導入がこの汚染の問題を悪化させることは
明白である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って今日、殺生物剤
を細菌叢処理に適用することは環境問題の理由で非常に
非難され、その回避は所望される目標である。
を細菌叢処理に適用することは環境問題の理由で非常に
非難され、その回避は所望される目標である。
【0012】本発明の目的は、特に、殺生物剤に匹敵し
得る効力を有しているが、対照的に、環境に有害な影響
を与えない殺生物剤の代替品を提供することである。
得る効力を有しているが、対照的に、環境に有害な影響
を与えない殺生物剤の代替品を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に、主要な
殺菌剤として有効量のスタフィロコッカス又はアシネト
バクター属の細菌を用いることを特徴とする、製紙工業
の水経路内で増殖する微生物及び(又は)細菌叢の増殖
を制御するために有用な方法に関する。
殺菌剤として有効量のスタフィロコッカス又はアシネト
バクター属の細菌を用いることを特徴とする、製紙工業
の水経路内で増殖する微生物及び(又は)細菌叢の増殖
を制御するために有用な方法に関する。
【0014】本発明に従う殺菌剤とは製紙経路内で増殖
する望ましくない細菌叢の増殖を制御(より正確には、
停止)することの出来る化合物を意味すると理解され
る。
する望ましくない細菌叢の増殖を制御(より正確には、
停止)することの出来る化合物を意味すると理解され
る。
【0015】微生物及び(又は)細菌叢は、一般的に言
えば、製紙工業において水経路を汚染する叢を示す。そ
れは一般に、酵母、カビ及び腸内細菌からなる。
えば、製紙工業において水経路を汚染する叢を示す。そ
れは一般に、酵母、カビ及び腸内細菌からなる。
【0016】この叢の代表的な微生物として、ペニシリ
ウム、ムコール又はアスペルギルス属のカビ、カンジダ
及びロドトルラ(Rhodotorula)等の酵母、シュードモナ
ス、エンテロバクター又はバチルス属の好気性細菌、及
びクロストリジウム(嫌気性細菌)を特に挙げることが
出来る。
ウム、ムコール又はアスペルギルス属のカビ、カンジダ
及びロドトルラ(Rhodotorula)等の酵母、シュードモナ
ス、エンテロバクター又はバチルス属の好気性細菌、及
びクロストリジウム(嫌気性細菌)を特に挙げることが
出来る。
【0017】これらの微生物の多様性により、数種類の
殺生物剤を同時に使用することが慣習的に必要となる。
殺生物剤を同時に使用することが慣習的に必要となる。
【0018】予期しないことに、この発明により選択さ
れた細菌がこの汚染叢すべての増殖を効果的に阻止する
ことが立証された。それらは、上述の微生物のすべてに
ついて活性であり、一般的に言って、余分な殺生物剤の
使用を何ら必要としない。それらの存在下では、スライ
ムの形成は観られず、全く問題のない製紙が保証され
る。
れた細菌がこの汚染叢すべての増殖を効果的に阻止する
ことが立証された。それらは、上述の微生物のすべてに
ついて活性であり、一般的に言って、余分な殺生物剤の
使用を何ら必要としない。それらの存在下では、スライ
ムの形成は観られず、全く問題のない製紙が保証され
る。
【0019】この発明で用いる細菌は、特に、スタフィ
ロコッカス又はアシネトバクター属の細菌であり、それ
らは、好ましくは、スタフィロコッカスカルノサス(ca
rnosus)種であり、特に、M72の名称でTEXEL 社から
市販されているもの、又はその突然変異体若しくは組換
え体の内の1種である(それらの特性は、下記の実施例
に与える)。
ロコッカス又はアシネトバクター属の細菌であり、それ
らは、好ましくは、スタフィロコッカスカルノサス(ca
rnosus)種であり、特に、M72の名称でTEXEL 社から
市販されているもの、又はその突然変異体若しくは組換
え体の内の1種である(それらの特性は、下記の実施例
に与える)。
【0020】これらの細菌、特にスタフィロコッカスカ
ルノサス種、は非腐食性であり全く安全である。特に細
菌M72は食品産業において既に用いられている。従っ
て、それらの環境への部分的放出は何らの生態学的問題
を生じない。
ルノサス種、は非腐食性であり全く安全である。特に細
菌M72は食品産業において既に用いられている。従っ
て、それらの環境への部分的放出は何らの生態学的問題
を生じない。
【0021】更に当該の株は、好ましくは、温度感受性
株であり、即ち単に加熱するだけで破壊されるものであ
る。この特性は、殺生物剤と比較して更なる利点を与え
る。生産ラインの最後において湿った紙のシート中の残
余細菌は、巻き取り段階以前のこのシートの乾燥により
破壊される。殺生物剤の場合は、最終紙中に極微量残る
場合がある。
株であり、即ち単に加熱するだけで破壊されるものであ
る。この特性は、殺生物剤と比較して更なる利点を与え
る。生産ラインの最後において湿った紙のシート中の残
余細菌は、巻き取り段階以前のこのシートの乾燥により
破壊される。殺生物剤の場合は、最終紙中に極微量残る
場合がある。
【0022】
【発明の具体的な説明】この発明による細菌は製紙経路
の如何なる段階においても導入することができる。しか
しながら、便利性の観点から、生産ラインの最初にそれ
らが注入されることが好ましい。
の如何なる段階においても導入することができる。しか
しながら、便利性の観点から、生産ラインの最初にそれ
らが注入されることが好ましい。
【0023】製紙経路内におけるそれらの投与量は当然
pH、温度、経路内の水量及びその経路内で処理される
紙の量に依存する。投与は量処理される紙1トンに対し
1×1010から10×1013の細菌が一般的である。こ
の発明の好ましい具体例によれば、細菌の量は紙1トン
に対し1×1012から10×1012の間である。
pH、温度、経路内の水量及びその経路内で処理される
紙の量に依存する。投与は量処理される紙1トンに対し
1×1010から10×1013の細菌が一般的である。こ
の発明の好ましい具体例によれば、細菌の量は紙1トン
に対し1×1012から10×1012の間である。
【0024】この発明により使用する水に日毎に細菌を
接種することが、細菌叢の増殖を効果的に阻害するに十
分であることを証明している。しかしながら、この接種
を1度若しくは2度繰り返すことも当然可能である。
接種することが、細菌叢の増殖を効果的に阻害するに十
分であることを証明している。しかしながら、この接種
を1度若しくは2度繰り返すことも当然可能である。
【0025】加えてこの発明に用いられる細菌は、製紙
経路に慣習的に使用される例えば分散剤、消泡剤、保持
剤等の他の添加物の性能に何らの影響も与えない。細菌
を任意に他の消毒剤と併用することができるが、後者が
それらに悪影響を与えないという条件付きであるのは当
然である。
経路に慣習的に使用される例えば分散剤、消泡剤、保持
剤等の他の添加物の性能に何らの影響も与えない。細菌
を任意に他の消毒剤と併用することができるが、後者が
それらに悪影響を与えないという条件付きであるのは当
然である。
【0026】処理された紙生産ラインからの水サンプル
の分析では、通常叢の増殖の無いことを確認している。
の分析では、通常叢の増殖の無いことを確認している。
【0027】この細菌叢に関して、この発明による細菌
の驚くべき効果はおそらく以下の様式で説明することが
できるであろう。水経路内に存在する微生物は、都合の
良いpH、温度及び酸素化条件、そしてシステム内に常
時存在する有機及び無機栄養素の過剰供給の結果、最適
な成長条件を見いだす。
の驚くべき効果はおそらく以下の様式で説明することが
できるであろう。水経路内に存在する微生物は、都合の
良いpH、温度及び酸素化条件、そしてシステム内に常
時存在する有機及び無機栄養素の過剰供給の結果、最適
な成長条件を見いだす。
【0028】慣習的殺生物剤によりシステムの生物的平
衡が移動し、細菌のレベルを減少させる。新しい細菌の
成長は妨げられない。この発明による方法の場合、細菌
の増殖は阻止されるパラメーターである。この発明によ
る細菌は汚染細菌からその栄養分を奪い取る。新しい細
菌の増殖は最早起きず、これはスライム形成を完全に停
止させるのに即効性を有するものである。
衡が移動し、細菌のレベルを減少させる。新しい細菌の
成長は妨げられない。この発明による方法の場合、細菌
の増殖は阻止されるパラメーターである。この発明によ
る細菌は汚染細菌からその栄養分を奪い取る。新しい細
菌の増殖は最早起きず、これはスライム形成を完全に停
止させるのに即効性を有するものである。
【0029】加えて、この発明による細菌は硝酸還元酵
素を産出する。この酵素は硝酸塩をそれ自身静菌的効果
を有する亜硝酸に還元する。製紙工業における水には硝
酸塩が豊富に含まれるので、この静菌活性が上述した該
細菌の剥奪活性を補足することは大いにあり得ることで
ある。最後に、如何なる細菌も汚染叢の一部の除去に寄
与する殺菌物質を産出することができる。
素を産出する。この酵素は硝酸塩をそれ自身静菌的効果
を有する亜硝酸に還元する。製紙工業における水には硝
酸塩が豊富に含まれるので、この静菌活性が上述した該
細菌の剥奪活性を補足することは大いにあり得ることで
ある。最後に、如何なる細菌も汚染叢の一部の除去に寄
与する殺菌物質を産出することができる。
【0030】その殺菌効果及びその環境適合性の他に、
この発明による方法は経済的及び技術的観点から更なる
有益性を有する。この発明による細菌の使用は、破損、
穴、しみ及び他の通常スライムにより引き起こされる生
産上の問題を効果的に無くすことを可能にする。これは
生産プロセスの収益性の増加につながる。
この発明による方法は経済的及び技術的観点から更なる
有益性を有する。この発明による細菌の使用は、破損、
穴、しみ及び他の通常スライムにより引き起こされる生
産上の問題を効果的に無くすことを可能にする。これは
生産プロセスの収益性の増加につながる。
【0031】最後に、この発明の方法により観察され
る、水の細菌学的な質の向上、それらの毒性の減少、悪
臭の除去及び製紙機械のより良い機能性はまた、製紙工
業における従業員の労働条件の向上に寄与するものであ
る。以下に提供される例はこの発明の他の有益性及び特
性を、発明の範囲を限定すること無しに、証明すること
を可能にするであろう。
る、水の細菌学的な質の向上、それらの毒性の減少、悪
臭の除去及び製紙機械のより良い機能性はまた、製紙工
業における従業員の労働条件の向上に寄与するものであ
る。以下に提供される例はこの発明の他の有益性及び特
性を、発明の範囲を限定すること無しに、証明すること
を可能にするであろう。
【0032】
【実施例】殺菌剤として使用する細菌は、TEXEL社
よりM72の名前で市販されている細菌である。当該の
微生物は、より明確には以下の特性を有するスタフィロ
コッカスカルノサスである。
よりM72の名前で市販されている細菌である。当該の
微生物は、より明確には以下の特性を有するスタフィロ
コッカスカルノサスである。
【0033】形態的特性:球菌が単球、二連球、四連球
若しくは不規則塊(irregular mass)で発生。
若しくは不規則塊(irregular mass)で発生。
【0034】生理学的特性: −グラム陽性、 −胞子形成不能、 −不動性、 −カタラーゼ陽性、 −ホモ発酵性(二酸化炭素非生産)、 −成長温度:12−42℃、 −成長最適温度:25−32℃。
【0035】生化学的特性 : 記号:陽性反応 + 陰性反応 − L−アラビノース − キシリトール − D−セロビオース − N−アセチル−グルコサミン + D−フコース − メチル α−D−グルコシド − β−D−フラクトース + アセチルメチルカルビノール + D−ガラクトース − サリシン − D−グルコース + 硝酸塩還元 + α−ラクトース + アルカリホスファターゼ + マルトース − アルギニンジヒドロラーゼ + D−マンノース + ウレアーゼ − D−メリビオース − コアグラーゼ − D−メレチトース − DNアーゼ − D−ラフィノース − リゾスタフィン耐性 − シュークロース − リゾチーム耐性 + D−トレハロース − D−キシロース − D−マンニトール +
【0036】これらの細菌の活性は製紙工業の慣習的生
産経路において試験された。細菌を1日に1度、機械タ
ンク若しくはパルプ製造機内に、処理する紙1トンに対
し5×1012程度の細菌接種レベルで導入した。このケ
ースにおいては紙生産を毎日25から30トンの間で課
した。水サンプルを日毎に主要及び2次経路の数箇所で
採取し、それらのかび、細菌及び酵母濃度を適切な培養
培地上での標準検定によって決定した。
産経路において試験された。細菌を1日に1度、機械タ
ンク若しくはパルプ製造機内に、処理する紙1トンに対
し5×1012程度の細菌接種レベルで導入した。このケ
ースにおいては紙生産を毎日25から30トンの間で課
した。水サンプルを日毎に主要及び2次経路の数箇所で
採取し、それらのかび、細菌及び酵母濃度を適切な培養
培地上での標準検定によって決定した。
【0037】コリフォーム(coliforms) 試験用培地 −胆汁及びブリリアントグリーン添加ラクトース液体培
地 −デオキシコレート(deoxycholate)添加ラクトース寒天
培地エンテロコッカス試験用培地 −D−コクコセル(coccosel)寒天培地病原性スタフィロコッカス試験用培地 −亜テルル酸塩添加バード−パーカー(Baird-Parker)寒
天培地亜硫酸還元嫌気性クロストリジウム(Clostridium) 試験
用培地 −M−L(肉−肝臓)寒天培地かび/酵母汚染試験用培地 −M−E(モルトエキストラクト)寒天培地総合好気性中温性叢試験用培地 −ミルクエンリッチト(富化)PCA寒天培地
地 −デオキシコレート(deoxycholate)添加ラクトース寒天
培地エンテロコッカス試験用培地 −D−コクコセル(coccosel)寒天培地病原性スタフィロコッカス試験用培地 −亜テルル酸塩添加バード−パーカー(Baird-Parker)寒
天培地亜硫酸還元嫌気性クロストリジウム(Clostridium) 試験
用培地 −M−L(肉−肝臓)寒天培地かび/酵母汚染試験用培地 −M−E(モルトエキストラクト)寒天培地総合好気性中温性叢試験用培地 −ミルクエンリッチト(富化)PCA寒天培地
【0038】結果は下の表に記録されている。この表に
おいてはTがゼロに等しい時の水中微生物叢の初期濃度
が示されている。この発明の細菌はTが1の時から毎日
導入された。微生物叢濃度がゼロ付近の値まで急速に降
下するのが認められる。これらの測定結果はこの発明の
方法の効率の証明となる。水への細菌の供給停止に相当
するTが28の時以降、微生物叢が非常に速く再発する
のが認められる。
おいてはTがゼロに等しい時の水中微生物叢の初期濃度
が示されている。この発明の細菌はTが1の時から毎日
導入された。微生物叢濃度がゼロ付近の値まで急速に降
下するのが認められる。これらの測定結果はこの発明の
方法の効率の証明となる。水への細菌の供給停止に相当
するTが28の時以降、微生物叢が非常に速く再発する
のが認められる。
【0039】
【表1】
Claims (7)
- 【請求項1】 主要な殺菌剤として効果量のスタフィロ
コッカスカルノサス種の細菌を用いることを特徴とす
る、製紙工業における水経路内で増殖する微生物及び
(又は)細菌叢の成長を制御するのに有益な方法。 - 【請求項2】 該細菌の株が、硝酸還元酵素を生成する
細菌であることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 細菌が処理される紙1トンに対し1×1
010から10×1013の範囲の細菌レベルで導入さ
れることを特徴とする上記請求項何れか1つに記載の方
法。 - 【請求項4】 細菌が処理される紙1トンに対し好まし
くは1×1012から10×1012の範囲の細菌レベ
ルで導入されることを特徴とする請求項1から3何れか
1つに記載の方法。 - 【請求項5】 該細菌が少なくとも1日1回水経路内に
導入されることを特徴とする請求項1から4何れか1つ
に記載の方法。 - 【請求項6】 それに加えて、該細菌と併用可能な他の
1つ以上の殺菌剤を用いることができることを特徴とす
る上記請求項何れか1つに記載の方法。 - 【請求項7】 細菌が下記の分類特性を有することを特
徴とする上記請求項何れか1つに記載の方法 形態的特性: 球菌が単球、二連球、四連球若しくは不規則塊で発生 生理学的特性: −グラム陽性、 −胞子形成不能、 −不動性、 −カタラーゼ陽性、 −ホモ発酵性(二酸化炭素非生産)、 −成長温度:12−42℃、 −成長最適温度:25−32℃ 生化学的特性 : 記号:陽性反応 + 陰性反応 − L−アラビノース − キシリトール − D−セロビオース − N−アセチル−グルコサミン + D−フコース − メチル α−D−グルコシド − β−D−フラクトース + アセチルメチルカルビノール + D−ガラクトース − サリシン − D−グルコース + 硝酸塩還元 + α−ラクトース + アルカリホスファターゼ + マルトース − アルギニンジヒドロラーゼ + D−マンノース + ウレアーゼ − D−メリビオース − コアグラーゼ − D−メレチトース − DNアーゼ − D−ラフィノース − リゾスタフィン耐性 − シュークロース − リゾチーム耐性 + D−トレハロース − D−キシロース − D−マンニトール +。
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