JP2606724Y2 - ハンディ型霧化器 - Google Patents

ハンディ型霧化器

Info

Publication number
JP2606724Y2
JP2606724Y2 JP1993068187U JP6818793U JP2606724Y2 JP 2606724 Y2 JP2606724 Y2 JP 2606724Y2 JP 1993068187 U JP1993068187 U JP 1993068187U JP 6818793 U JP6818793 U JP 6818793U JP 2606724 Y2 JP2606724 Y2 JP 2606724Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atomizer
case
switch
nozzle
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993068187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0737195U (ja
Inventor
博之 横井
勇人 黒田
真衛 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A&D Co Ltd
Original Assignee
A&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by A&D Co Ltd filed Critical A&D Co Ltd
Priority to JP1993068187U priority Critical patent/JP2606724Y2/ja
Publication of JPH0737195U publication Critical patent/JPH0737195U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606724Y2 publication Critical patent/JP2606724Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ハンディ型霧化器に
関し、特に、その安全性を向上させる技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鼻および喉を治療する際に用いられる器
具として霧化器が知られており、この種の霧化器は、例
えば、初期感冒やアレルギー性鼻炎などの治療に活用さ
れている。このような治療に用いられる霧化器は、薬液
に熱や振動を加えることにより霧化状態にして患者に吸
入させるものであって、ハンディ型と据え置き型とが市
販されている。
【0003】ところで、ハンディ型の霧化器は、手軽に
携帯できることから各種の形状が提案されており、例え
ば、実開昭57−51541号公報,実開昭61−10
9545号公報,実開平4−75750号公報などにそ
の構造例が開示されている。実開昭57−51541号
公報に示されている霧化器は、霧化手段が内蔵される筒
状のケースを備え、このケースは、その横断面が小径半
円と大径半円とを接線で結んだ筒形状になっていて、こ
のケースの上部側の小径半円側に霧化された薬液を放出
するノズルが固定状態に設けられている。
【0004】このような構造の霧化器では、使用する際
には、ケースの大径半円側を握って、小径半円側に設け
られたノズルを鼻や喉に臨ませることになる。また、実
開昭61−109545号公報に示されている霧化器
は、霧化手段が内蔵されているケースが略箱形に形成さ
れ、ケースの幅は、後端から前端側に向けて先細まり状
に形成され、前端側の側面に霧化された薬液を放出する
ノズルが固定状態に設けられている。
【0005】このような構造の霧化器では、使用する際
には、ケースの後端側を握って、先細まり状に形成され
た前端側のノズルを鼻や喉に臨ませることになる。さら
に、実開平4−75750号公報に示されている霧化器
は、霧化手段が内蔵される円筒状のケースを備え、この
ケースの上部側に霧化された薬液を放出するノズルが固
設されている。
【0006】このような構造の霧化器では、使用する際
には、円筒状のケースを握って、ノズルを鼻や喉に臨ま
せることになる。しかしながら、このような構造の従来
のハンディ型霧化器には、以下に説明するような技術的
課題があった。すなわち、前述した公報に開示されてい
る霧化器では、ノズルがいずれも固定されているので、
大径半円側の部分やケースの後端部分または円筒状のケ
ースを握って使用することになる。
【0007】ところが、この種の霧化器は、大人だけで
なく子供も使用するが、前述した公報に開示されている
霧化器の構造では、大径半円側の部分やケースの後端部
分または円筒状のケースからなる把持部を、例えば、大
人が使用する大きさに設定すると、子供が使用する際に
は、大きすぎて把持し難いものとなり、逆に、把持部を
子供用に設定すると、大人には使用し難い形状となり、
使い勝手の面で改良すべき余地があった。
【0008】そこで、本考案者らは、このような問題が
解決できるハンディー型霧化器を開発し、実願平5−5
4055号で既に提案している。この出願にかかる霧化
器は、霧化手段が内蔵された把持用ケースは、小径円筒
部と大径円筒部とを側面側で結合した略瓢箪形横断面を
有し、霧化された薬液を放出するノズルが、薬液の放出
方向を変更できるようにケースの上端面側に装着されて
いて、大人が大径円筒部側を握ることができるととも
に、子供が小径円筒部側を握ることができるので、霧化
器の使い勝手が向上する。
【0009】ところが、この出願にかかる霧化器もその
後の検討によると、以下に説明する技術的課題が内在し
ていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、上記出願に
かかる霧化器では、使用する際に前もって、薬液を把持
用ケース内に設けられた薬液皿にセットする必要がある
ので、カバーは、ケースに脱着可能に装着されている
が、例えば、霧化器を使用する時に、カバーがケースに
不完全に装着された状態で電源を供給した場合や、ある
いは、使用中に誤ってカバーがケースから外れると、霧
化された薬液がノズル以外の部分から外部に飛散すると
いう問題があった。本考案は、このような問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、霧
化された薬液が外部に飛散することを防止し、安全性を
高めることができるハンディー型霧化器を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、薬液の霧化手段と、霧化状態された薬液
を外部に放出するノズルと、前記霧化手段で霧化された
薬液を前記ノズル側に向けて送りだす送気手段とを有す
るハンディ型霧化器であって、前記霧化手段が内蔵され
る筒状の把持用ケースと、この把持ケースの上端に脱着
可能に装着され、前記ノズルの装着口を有するカバーと
を備え、前記カバーが前記把持ケースに装着されたとき
にのみ作動して、前記霧化手段と送気手段とに電力を供
給するスイッチを設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成のハンディ型霧化器によれば、脱着可
能なカバーが把持ケースに装着されたときにのみ作動し
て、霧化手段と送気手段とに電力を供給するスイッチが
設けられているので、カバーがケースから外れたり、あ
るいは、不完全に装着された状態では、スイッチが非作
動状態になって、霧化手段と送気手段とに電力が供給さ
れない。
【0013】
【実施例】以下本考案の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1から図5は、本考案に
かかるハンディ型霧化器の一実施例を示している。同図
に示す霧化器は、薬液の霧化手段10と、この霧化手段
10により霧化状態にされた薬液を放出するノズル12
と、把持用ケース14とを有している。ケース14は、
小径円筒部14aと、大径円筒部14bと、底部14c
とを有し、上端側が開口した有底筒状に形成されたもの
であって、小径円筒部14aと大径円筒部14bとを側
面側で結合した略瓢箪形の横断面を有している。
【0014】霧化手段10は、ケース10内の大径円筒
部14b側に内蔵されていて、圧電振動子10aと振動
液10bとを有している。圧電振動子10aは、ケース
10の開口端を閉塞する蓋体16に支持される中空筒体
18の下端に保護シート19および取付板20を介し
て、中空筒体18の下端を閉塞するように固着されてい
る。振動液10bは、例えば、蒸留水から構成され、圧
電振動子10aの上面に設けられた保護シート19と接
触するようにして、中空筒体18の中間位置にフィルム
状シート22を溶着することにより、筒体18内に封入
されている。
【0015】中空筒体18は、略瓢箪形に形成された蓋
体16の一端側(ケース10の大径円筒部14b側)
に、その上端が上方に突出するように固設され、蓋体1
6の他端側(ケース10の小径円筒部14a側)には、
貫通孔24が穿設されている。この貫通孔24には、下
方からモータ26の回転軸が挿通され、挿通された回転
軸には、上方からエンペラ28が嵌着される。
【0016】モータ26およびエンペラ28は、ケース
14の小径円筒部14aの内周径よりも小さい直径を有
していて、霧化された薬液をノズル12側に向けて送り
だす風を創出する送気手段を構成しているものであっ
て、モータ26には、基板31に搭載された制御回路を
介して電力が供給される。中空筒体18が蓋体16の上
方に突出した部分には、薬液を収納する薬皿32がその
内面側に嵌着される。この実施例の薬皿32は、図3に
その詳細を示すように、下方に傾斜した底面を有してい
て、フィルム状シート22との間にゲルソニック剤34
が介在される。このゲルソニック剤34は、振動の伝達
状態を改善して薬液の霧化効率を向上させるものであっ
て、ポリマー,加湿剤,水,保存料,界面活性剤などか
ら構成されている。
【0017】一方、把持ケース14の前面側には、1つ
の大径貫通孔14dと、その上部側に2つの小径貫通孔
14eとが形成されている。また、ケース14の小径円
筒部14aの側面下端には、円形貫通孔14fが形成さ
れている。大径貫通孔14dは、その背面側に挿入され
る基板36に支持された操作スイッチ38が挿入される
ものであって、挿入されるスイッチ38には、スイッチ
カバー40が装着される。
【0018】小径貫通孔14eの背面側は、基板36に
支持された表示灯40が配置され、この表示灯40は、
具体的には、2個の発光ダイオードから構成されてい
て、この2個の発光ダイオードがカバー42を介して小
径貫通孔14eに臨むように設けられている。なお、2
個の発光ダイオードは、一方が操作スイッチ38のオ
ン,オフに対応して点滅し、他方が2次電池の充電が必
要になると時に点灯する。
【0019】円形貫通孔14fの背面側には、コネクタ
44が取り付けられていて、このコネクタ44には、商
用電源に接続されたアダプタ88が挿入される。以上の
構成により、操作スイッチ38は、ケース14の小径円
筒部14aと大径円筒部14bとを結合した部分に配置
され、この操作スイッチ38に近接して表示灯40が設
けられている。
【0020】蓋体16は、ケース14の上端開口端に、
その上面側の一部が突出するようにして嵌着固定される
ものであり、この突出した部分には、その上方から透明
なカバー46が脱着可能に嵌着される。カバー46は、
下端が開口した透明体から構成され、横断面がケース1
4と同じ瓢箪形に形成され、ケース14の小径円筒部1
4aと大径円筒部14bとに対応した径を有する小径周
壁部46aおよび大径周壁部46bと、天井部46cと
を有している。
【0021】大径周壁部46bの中心上の天井部46c
には、これを貫通する円形透孔46dが設けられるとと
もに、その周辺に上方に突出するノズル装着口46eが
設けられているとともに、ノズル装着口46eの外側に
おいて下方に突出する環状突起46fが設けられてい
る。また、小径周壁部46aの上部側には、略半円状の
開口部46gが開口形成され、この開口部46gの下端
内周側には、小径周壁部46aの内面に繋がる円形の棚
部46hが形成されている。そして、この棚部46hの
中心には、円形透孔46iが貫通形成されるとともに、
この円形透孔46iの外周に複数のスリット46jが設
けられ、棚部46hの奥側には、上端が天井部46cに
繋がる円弧壁46kが形成されている。
【0022】また、天井部46cには、円形透孔46i
の中心に対応して、小径透孔46lが穿設されている。
一方、中空筒体18には、その上方から霧化薬液の整流
部材48が装着される。この整流部材48は、中空筒体
18の上端側に当設されるフランジ部48aと、このフ
ランジ部48aの内周に一体に形成され、両端が開口
し、上端側が環状突起46fに嵌着される案内筒部48
bと、この案内筒部48bの内周側に支持されたドーム
部48cと、案内筒部48bの対向する部分に設けられ
た一対のスリット孔48dとから構成されている。
【0023】ドーム部48cは、この実施例では、半球
状に形成された大球部481cと、この大球部481c
の上端に突設された小球部482cとから構成されてい
る。大球部481cは、案内筒部48bの中心軸上に配
置され、その外周面が案内筒部48bの内周面から離間
する直径に形成され、対向する2個所が接線方向に延び
る一対のステー48eで支持され、この部分にスリット
孔48dが設けられている。
【0024】また、大球部481cと案内筒部48bと
の間には、大球部481cの径方向を指向して、スリッ
ト孔48dの前方に位置する一対の壁部48fが設けら
れている。このように構成された整流部材48では、薬
皿32から霧化した薬液は、上方に移動してドーム部4
8cに衝突する。そして、ドーム部48cの球面状の内
面に衝突した薬液は、その後ドーム部48cの中心に向
かって反射し、下方から順次上昇してくる霧化薬液とド
ーム部48c内で混合された後に、ドーム部48cの下
端を迂回するようにして、案内筒部48bの内周面とド
ーム部48cの外周面との間を、スリット孔48dを介
して導入されるエンペラ28で創出された風に乗ってノ
ズル12側に送りだされる。
【0025】一方、開口部46g内には、風量調整部材
50が装着される。風量調整部材50は、キャツプ状に
形成されたものであって、その周壁50aの内周面に
は、フィルタ52が配置されるとともに、周壁50aに
は、周方向に延びる孔50bと、スライドつまみ50c
が設けられ、天井部の中心には、上方に突出する小径突
起50dが設けられている。この風量調整部材50は、
小径突起50dをカバー46の小径透孔46lに嵌合す
ることによって位置決め装着され、スライドつまみ50
cを介してこれを周方向に移動させることにより、孔5
0bが開口部46gに露出する部分の長さを変化させる
ことで、エンペラ28で惹起する風の量を調整する。
【0026】ノズル12は、本実施例では透明なゴム状
部材から構成されていて、基部側をカバー46のノズル
装着口46eに外嵌することにより取り付けられる。こ
のとき、基部の嵌着状態を変えることにより、霧化され
た薬液の放出方向が任意に選択できるようになってい
る。また、本実施例の場合には、ノズル12が軟質なゴ
ム状部材で構成されているので、ノズル12をノズル装
着口46eに嵌着した状態でこれを回転することでも放
出方向の向きが変えられる。
【0027】カバー46の天井部46cの外周縁には、
カバー46の上方から装着されるキャップ54と嵌合可
能な切除部46mが形成されている。キャップ54は、
ケース14の横断面と同様な断面形状の周壁部54a
と、天井部54bとを有している。天井部54bの外周
縁には、ケース14の下端面に設けられた略瓢箪形の凸
部14gと嵌合可能な凹部54cが形成されている。
【0028】把持ケース14とカバー46との間には、
スイッチ70が設けられている。このスイッチ70は、
図4にその詳細を示すように、把持ケース14の上端開
口を閉塞する蓋体16に設けられたスイッチ収納部72
と、カバー46の内周面に突設されたスイッチ操作部7
4と、スイッチ収納部72内に収納されたスイッチ本体
76とから構成されている。
【0029】スイッチ収納部72は、把持ケース14の
小径円筒部14aと大径円筒部14bとの結合部近傍に
配置され、両端が開口した角筒状に形成されている。ス
イッチ操作部74は、スイッチ収納部72に位置対応し
て設けられ、その下端にスイッチ収納部72の外周を覆
う防水カバー78が設けられている。スイッチ本体76
は、定常状態で相互に離間した常開形の一対の接点を有
するスイッチ機構部76aと、このスイッチ機構部76
aに連動するロッド76bと、ロッド76bを常時上方
に付勢するバネ76cとから構成されている。
【0030】このように構成されたスイッチ70では、
スイッチ操作部74でロッド76bをバネ76cの付勢
力に抗して押し下げると、スイッチ機構部76aの接点
が電気的に接続される。図5は、上述した霧化器の基板
31に搭載されている制御回路のブロック図である。同
図に示す制御回路は、コネクタ44に直列接続されたス
イッチ70と、スイッチ70に並列接続された定電圧回
路80,ファンモータ駆動回路82,昇圧回路84およ
び電圧モニタ回路85と、定電圧回路80の出力側に、
操作スイッチ38を介して接続されたスイッチ制御回路
86とを有している。
【0031】ファンモータ回路82の出力側には、送気
手段のモータ26が接続されている。昇圧回路84の出
力側には、霧化手段10の圧電振動子10aと表示器4
0とが接続されている。電圧モニタ回路85の出力側に
は、表示器40が接続されている。スイッチ制御回路8
6には、霧化器の作動時間を設定するモニタ回路87が
接続されている。コネクタ44には、2次電池が内蔵さ
れたACアダプタ88を介して所定の直流電圧が供給さ
れる。
【0032】さて、以上のように構成されたハンディ型
霧化器では、薬皿32内に薬液を載せて、操作スイッチ
38をオン状態にすることにより、圧電振動子10aの
振動が振動液10bを介して薬液に伝達されて、薬液が
霧化状態にされ、霧化状態の薬液がエンペラ28で惹起
される風によって、ノズル12から放出される。このと
き、本実施例の霧化器では、脱着可能なカバー46が把
持ケース14に装着されたときにのみ作動して、霧化手
段10と送気手段のモータ26とに電力を供給するスイ
ッチ70が設けられているので、カバー46がケース1
4から外れたり、あるいは、不完全に装着された状態で
は、スイッチ70が非作動状態になって、霧化手段10
と送気手段のモータ26とに電力が供給されない。
【0033】このため、ノズル12以外から霧化された
薬液を外部に放出することが防止され、薬液の無駄な消
費が回避されるとともに、霧化器の安全性が向上する。
図6は、本考案にかかる霧化器の他の実施例を示してお
り、以下にその特徴点についてのみ説明する。同図は、
脱着可能に把持ケース14に装着されるカバー46と蓋
体16との間に設けるスイッチ70aを図示しており、
この実施例では、発光部90と受光部92とが対向する
ように配置された光学式のフォトカプラが用いられてい
る。
【0034】スイッチ70aは、蓋体16に設けられた
スイッチ収納部72a内に配置され、カバー46に設け
られたスイッチ操作部74aが、受発光部90,92間
を遮光することにより、スイッチ70aが作動するよう
になっている。また、スイッチ操作部74aには、スイ
ッチ収納部72aの上端側を覆う防水カバー78aが設
けられている。
【0035】このように構成したスイッチ70aを用い
ることによっても上記実施例と同等の作用効果が得られ
る。なお、上記実施例では、薬液の霧化手段10とし
て、圧電振動子10aと密封された振動液10bとで構
成したものを例示したが、本考案の実施はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、ヒータなどの加熱手段であ
ってもよい。
【0036】
【考案の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本考案にかかるハンディ型霧化器によれば、霧化された
薬液が外部に無駄に飛散することを防止し、安全性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるハンディ型霧化器の一実施例を
示す分解斜視図である。
【図2】図1の霧化器を組立ててキャップを取り外した
状態の正面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】図1に示した霧化器の制御回路のブロック図で
ある。
【図6】本考案にかかる霧化器の他の実施例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
10 霧化手段 12 ノズル 14 把持用ケース 16 蓋体 26 モータ(送気手段) 46 カバー 70,70a スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 柴崎 真衛 埼玉県北本市朝日1丁目243番地 株式 会社エー・アンド・デイ開発・技術セン ター内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液の霧化手段と、霧化状態された薬液
    を外部に放出するノズルと、前記霧化手段で霧化された
    薬液を前記ノズル側に向けて送りだす送気手段とを有す
    るハンディ型霧化器であって、 前記霧化手段が内蔵される筒状の把持用ケースと、この
    把持ケースの上端に脱着可能に装着され、前記ノズルの
    装着口を有するカバーとを備え、 前記カバーが前記把持ケースに装着されたときにのみ作
    動して、前記霧化手段と送気手段とに電力を供給するス
    イッチを設けたことを特徴とするハンディ型霧化器。
JP1993068187U 1993-12-21 1993-12-21 ハンディ型霧化器 Expired - Fee Related JP2606724Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993068187U JP2606724Y2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 ハンディ型霧化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993068187U JP2606724Y2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 ハンディ型霧化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0737195U JPH0737195U (ja) 1995-07-11
JP2606724Y2 true JP2606724Y2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=13366538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993068187U Expired - Fee Related JP2606724Y2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 ハンディ型霧化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606724Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2753378C (en) * 2003-06-20 2016-01-19 Resmed Limited Breathable gas apparatus with humidifier
US8365726B2 (en) 2007-06-07 2013-02-05 Resmed Limited Tub for humidifier

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0737195U (ja) 1995-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1997002856A1 (fr) Atomiseur pratique
US5921232A (en) Handy type inhaler
US5843344A (en) Portable fan and combination fan and spray misting device
FI82808C (fi) Ultraljudfinfoerdelningsanordning.
US5881715A (en) Handy type atomizer
US9623137B2 (en) Essential oil diffuser
KR200438831Y1 (ko) 휴대용 수분공급기
WO2001034232A8 (en) Inhalation nebulizer
JPS6349271A (ja) 小形超音波噴霧器
GB2072536A (en) Nebuliser
WO2001085240A1 (en) Ultrasonic dosage device and method
KR20190091760A (ko) 휴대용 천식 의료기기
JP2606724Y2 (ja) ハンディ型霧化器
JP2005278742A (ja) 霧放出器
CN111594963A (zh) 雾化装置和移动便携式充电雾化香薰机
JP3000139U (ja) ハンディ型霧化器
JP2606725Y2 (ja) 霧化器
JP2000245841A (ja) アイケア用噴霧装置
JP2989291B2 (ja) 超音波霧化器および液体の霧化吹き付け方法
JP2848124B2 (ja) 超音波式吸入器
JPH0722747U (ja) ハンディ型吸入器
CN219049404U (zh) 电极按摩装置
JPH0510146B2 (ja)
CN216703044U (zh) 一种超声雾化香薰装置
JP7344615B1 (ja) 薬液噴霧器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000926

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees