JP2606657B2 - 放電励起エキシマレーザ装置 - Google Patents
放電励起エキシマレーザ装置Info
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Description
ザ装置に関する。
題の一つとして、放電により発生するダストがベアリン
グ内に混入することによるベアリングの劣化がある。従
来、これを防ぐために、電気集塵器等のダスト除去部に
よりクリーンにしたレーザガスをベアリングへ吹き付け
ることにより、ベアリングの劣化を抑制していた。従来
の放電励起エキシマレーザ装置については、米国特許5
027366に詳細に記述されている。従来の放電励起
エキシマレーザ装置の断面図を図5に示す。パルスガス
レーザとしてのこの放電励起エキシマレーザ装置は、レ
ーザ管21、対向する一対のレーザミラー2、絶縁体2
3、放電電極24、レーザファン25、フランジ26、
シャフト27、ベアリング28、ガス流路29、電気集
塵器30を有しており図示のごとく配置している。この
放電励起エキシマレーザ装置は、レーザファン25によ
り、放電によりしたダストを含むレーザガスを電気集塵
器30に導入し、クリーンにしたレーザガスをガス流路
29を通してベアリング28に吹き付けることにより、
ベアリング28へのダストの混入を防ぎ、かつベアリン
グ28自体の劣化も抑制していた。
129790号公報や特開昭63−7682号公報に記
載されている。
キシマレーザ装置においては、電気集塵器等の特別な装
置と、ガス流路とを必要とするため、装置が複雑化する
とともにコストの上昇を招くという欠点がある。
置の複雑化を招くことなく、ベアリング部へのダストの
混入を防ぐことができる放電励起エキシマレーザ装置を
提供することにある。
電励起エキシマレーザ装置は、レーザ光を取り出すため
のレーザミラーと、レーザガスを封入するレーザ管及び
絶縁体と、光の誘導放出を可能にする放電を確保するた
めの放電電極と、前記放電電極間に高速のガス流を作り
出すためのレーザファンと、前記レーザファンを支持す
るためのベアリング部と、前記レーザファンを回転させ
るためのモータ及びカップリング部とを含んで成る放電
励起エキシマレーザ装置において、前記ベアリング部が
前記レーザファンのシャフトを支持するベアリングと前
記ベアリングを支持するためのハウジングとにより構成
され、前記ハウジングにはフィルタを備えたガス導入口
が設けられ、前記ガス導入口を通して前記ハウジング内
部から外部へのレーザガスの流れを形成するために、前
記ベアリング部側からみて前記レーザファンの回転方向
と逆向きの螺旋状の溝を表面に形成したガス排出部が前
記レーザファンと前記ベアリングの間のシャフトに配置
されたことを特徴とする。
ーザ装置は、レーザ光を取り出すためのレーザミラー
と、レーザガスを封入するレーザ管及び絶縁体と、光の
誘導放出を可能にする放電を確保するための放電電極
と、前記放電電極間に高速のガス流を作り出すためのレ
ーザファンと、前記レーザファンを支持するためのベア
リング部と、前記レーザファンを回転させるためのモー
タ及びカップリング部とを含んで成る放電励起エキシマ
レーザ装置において、前記ベアリング部が前記レーザフ
ァンのシャフトを支持するベアリングと前記ベアリング
を支持するためのハウジングとにより構成され、前記ハ
ウジングにはフィルターを備えたガス導入口が設けら
れ、前記ガス導入口を通して前記ハウジング内部から外
部へ流れるレーザガスを形成するために前記レーザファ
ンの両側の一部に軸流ファン部を形成したことを特徴と
する。
装置においては、ベアリング部に螺旋状の溝を形成した
ガス排出部を設けたことにより、フィルターを通してク
リーンなガスによりベアリング内部を満たすことが可能
となり、複雑な装置を必要とすることなく、放電により
発生するダストの混入を抑制することが出来る。
ーザ装置においては、レーザファンの両側に軸流ファン
部を設けたことにより、フィルターを通してクリーンな
ガスによりベアリング内部を満たすことが可能となり、
複雑な装置を必要とすることなく、放電により発生する
ダストの混入を抑制することが出来る。
る。図1は、本発明の第一の実施例の放電励起エキシマ
レーザ装置の断面図である。図2は、図1のベアリング
部6を詳細に示す断面図である。図3はガス排出部15
を詳細に示す斜視図である。図4は、本発明の第二の実
施例の放電励起エキシマレーザ装置におけるベアリング
部及びレーザファンを詳細に示す部分断面図である。
は、レーザガスを封入するレーザ管1と、レーザ光を取
り出すための対向する一対のレーザミラー2と、絶縁体
3と、光の誘導放出を可能とする放電を確保するための
放電電極4と、放電電極4の電極間に高速のガス流を作
り出すためのレーザファン5と、レーザファン5を支持
するベアリング部6と、レーザファン5を回転させるた
めのモータ8及びカップリング部8を有する。
ーザファン5のシャフト10を支持するベアリング11
と、ベアリング11を支持するハウジング12とにより
構成される。ハウジング12には、フィルタ13を備え
たガス導入口14が設けられており、ベアリング部6と
レーザファン5の間のシャフト10部分には、シャフト
10を囲むようにガス排出部15が設けられている。ガ
ス排出部15の表面の一例としては図3に示すように、
ベアリング部6側からみて、レーザファン5の回転と逆
向きに螺旋状の溝16が形成されている。これにより、
ガス導入口14に備えられたフィルタ13を通して、ベ
れアリング部6内部から外部へ流れるレーザガス流を形
成することが可能となる。
レーザにおいては、ベアリング部6に螺旋状の溝を複数
形成したガス排出部16を設けることにより、フィルタ
ー13を通してクリーンなガスをベアリング内部を満た
すことが可能となり、放電により発生するダストの混入
を著しく抑制することが出来る。
マレーザ装置は、フィルター13を通してハウジング1
2内部から外部へレーザガスを流すために、レーザファ
ン5aの両側の一部に軸流ファン部17を設けてある。
ザにおいては、レーザファン5aの両側の一部に形成し
た軸流ファン部17により、フィルター13を通してク
リーンなガスによりベアリング内部を満たすことが可能
となり、放電により発生するダストの混入を著しく抑制
することが出来る。
ザファンのシャフトを支持するベアリングを保持するハ
ウジング内にレーザガスを導入し、かつガス排出部もし
くはレーザファンにレーザガスを外部に排出する溝もし
くは軸流ファン部(遠心ファン)を設けることにより、
複雑な装置を必要とすることなく、クリーンなガスを常
時ベアリング内部に満たすことが可能となり、ベアリン
グ部へのダストの混入を防いでベアリング部の劣化を著
しく抑制することが可能となって長寿命の放電励起エキ
シマレーザ装置を提供することができる効果がある。
ザ装置の断面図である。
る。
る。
ザファンの部分を詳細に示す部分断面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザ光を取り出すためのレーザミラー
と、レーザガスを封入するレーザ管及び絶縁体と、光の
誘導放出を可能にする放電を確保するための放電電極
と、前記放電電極間に高速のガス流を作り出すためのレ
ーザファンと、前記レーザファンを支持するためのベア
リング部と、前記レーザファンを回転させるためのモー
タ及びカップリング部とを含んで成る放電励起エキシマ
レーザ装置において、前記ベアリング部が前記レーザフ
ァンのシャフトを支持するベアリングと前記ベアリング
を支持するためのハウジングとにより構成され、前記ハ
ウジングにはフィルタを備えたガス導入口が設けられ、
前記ガス導入口を通して前記ハウジング内部から外部へ
のレーザガスの流れを形成するために、前記ベアリング
部側からみて前記レーザファンの回転方向と逆向きの螺
旋状の溝を表面に形成したガス排出部が前記レーザファ
ンと前記ベアリングの間のシャフトに配置されたことを
特徴とする放電励起エキシマレーザ装置。 - 【請求項2】 レーザ光を取り出すためのレーザミラー
と、レーザガスを封入するレーザ管及び絶縁体と、光の
誘導放出を可能にする放電を確保するための放電電極
と、前記放電電極間に高速のガス流を作り出すためのレ
ーザファンと、前記レーザファンを支持するためのベア
リング部と、前記レーザファンを回転させるためのモー
タ及びカップリング部とを含んで成る放電励起エキシマ
レーザ装置において、前記ベアリング部が前記レーザフ
ァンのシャフトを支持するベアリングと前記ベアリング
を支持するためのハウジングとにより構成され、前記ハ
ウジングにはフィルターを備えたガス導入口が設けら
れ、前記ガス導入口を通して前記ハウジング内部から外
部へ流れるレーザガスを形成するために前記レーザファ
ンの両側の一部に軸流ファン部を形成したことを特徴と
する放電励起エキシマレーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280979A JP2606657B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 放電励起エキシマレーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280979A JP2606657B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 放電励起エキシマレーザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07135363A JPH07135363A (ja) | 1995-05-23 |
JP2606657B2 true JP2606657B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17632567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5280979A Expired - Fee Related JP2606657B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 放電励起エキシマレーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606657B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102574710B1 (ko) * | 2021-12-08 | 2023-09-06 | 김동민 | 레이저 모듈 어셈블리 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5027366A (en) | 1988-01-15 | 1991-06-25 | Cymer Laser Technologies | Compact excimer laser |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04359644A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-12-11 | Toshiba Lighting & Technol Corp | ブラシレスモータ |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5280979A patent/JP2606657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5027366A (en) | 1988-01-15 | 1991-06-25 | Cymer Laser Technologies | Compact excimer laser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07135363A (ja) | 1995-05-23 |
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