JP2606594Y2 - コネクタ組 - Google Patents
コネクタ組Info
- Publication number
- JP2606594Y2 JP2606594Y2 JP1992002947U JP294792U JP2606594Y2 JP 2606594 Y2 JP2606594 Y2 JP 2606594Y2 JP 1992002947 U JP1992002947 U JP 1992002947U JP 294792 U JP294792 U JP 294792U JP 2606594 Y2 JP2606594 Y2 JP 2606594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- fitting
- fitted
- hole
- guide pins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタ本体に一対の
嵌合ガイドピンを備えた一方のコネクタと、該一対の嵌
合ガイドピンに各嵌合する一対の透孔がコネクタ本体に
形成された他方のコネクタとから成るコネクタ組に関す
る。
嵌合ガイドピンを備えた一方のコネクタと、該一対の嵌
合ガイドピンに各嵌合する一対の透孔がコネクタ本体に
形成された他方のコネクタとから成るコネクタ組に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、前述のように、一方のコネクタと
他方のコネクタとの嵌合を容易にするために、一方のコ
ネクタのコネクタ本体のコネクタ嵌合部の両側に円柱状
の嵌合ガイドピンを設け、他方のコネクタのコネクタ本
体のコネクタ嵌合部の両側に、一方のコネクタとの嵌合
時に前記嵌合ガイドピンが嵌入する透孔を設けて、一方
のコネクタを他方のコネクタに嵌合するとき一方のコネ
クタの一対の嵌合ガイドピンを他方のコネクタのコネク
タ本体におけるコネクタ嵌合部の両側面に係合し、これ
にガイドされて一方のコネクタと他方のコネクタが嵌合
するコネクタ組が知られている。
他方のコネクタとの嵌合を容易にするために、一方のコ
ネクタのコネクタ本体のコネクタ嵌合部の両側に円柱状
の嵌合ガイドピンを設け、他方のコネクタのコネクタ本
体のコネクタ嵌合部の両側に、一方のコネクタとの嵌合
時に前記嵌合ガイドピンが嵌入する透孔を設けて、一方
のコネクタを他方のコネクタに嵌合するとき一方のコネ
クタの一対の嵌合ガイドピンを他方のコネクタのコネク
タ本体におけるコネクタ嵌合部の両側面に係合し、これ
にガイドされて一方のコネクタと他方のコネクタが嵌合
するコネクタ組が知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前述のコネクタ組によ
れば、一対の嵌合ガイドピンにより一方のコネクタと他
方のコネクタの相互の長さ方向のずれを修正することが
できるから、長さ方向に多少ずれが合っても両コネクタ
を容易に嵌合することが出来るが、一方のコネクタを他
方のコネクタに対して傾けた状態又は幅方向にずれた状
態で嵌合しようとする場合、両コネクタの嵌合がスムー
ズにできないという課題があった。
れば、一対の嵌合ガイドピンにより一方のコネクタと他
方のコネクタの相互の長さ方向のずれを修正することが
できるから、長さ方向に多少ずれが合っても両コネクタ
を容易に嵌合することが出来るが、一方のコネクタを他
方のコネクタに対して傾けた状態又は幅方向にずれた状
態で嵌合しようとする場合、両コネクタの嵌合がスムー
ズにできないという課題があった。
【０００４】本考案は、従来のコネクタのこのような課
題を解決すると共に両コネクタが小型なコネクタ組を提
供することをその目的とするものである。
題を解決すると共に両コネクタが小型なコネクタ組を提
供することをその目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の目的を
達成するために、コネクタ本体のコネクタ嵌合部を挟ん
で両側に円柱状の嵌合ガイドピンを備えた一方のコネク
タと、コネクタ本体のコネクタ嵌合部を挟んで両側に一
方のコネクタとの嵌合時に前記嵌合ガイドピンが嵌入し
て一方のコネクタに対する位置決めをする透孔を備える
他方のコネクタとからなるコネクタ組において、前記他
方のコネクタのコネクタ本体におけるコネクタ嵌合部の
両側面に前記嵌合ガイドピンの透孔への嵌入をガイドす
る弧状溝を形成したことを特徴とする。
達成するために、コネクタ本体のコネクタ嵌合部を挟ん
で両側に円柱状の嵌合ガイドピンを備えた一方のコネク
タと、コネクタ本体のコネクタ嵌合部を挟んで両側に一
方のコネクタとの嵌合時に前記嵌合ガイドピンが嵌入し
て一方のコネクタに対する位置決めをする透孔を備える
他方のコネクタとからなるコネクタ組において、前記他
方のコネクタのコネクタ本体におけるコネクタ嵌合部の
両側面に前記嵌合ガイドピンの透孔への嵌入をガイドす
る弧状溝を形成したことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本考案の前記構成において、一方のコネクタと
他方のコネクタが相互に長さ方向にずれていた場合、一
方のコネクタの嵌合ガイドピンを他方のコネクタのコネ
クタ嵌合部の両側面に係合することにより両コネクタの
長さ方向のずれを修正することが出来、一方のコネクタ
が他方のコネクタに対して幅方向に多少ずれ、あるいは
傾いていた場合、一対の嵌合ガイドピンを嵌合方向に移
動するとき、一対の嵌合ガイドピンがコネクタ嵌合部の
両側面の弧状溝に係合するので、幅方向のずれ、あるい
は傾きが修正されて、一方のコネクタを他方のコネクタ
に嵌合することができる。一方のコネクタを他方のコネ
クタに嵌合したとき、一方のコネクタの一対の嵌合ピン
が嵌入する、他方のコネクタの一対の透孔の間隔は、そ
のコネクタ嵌合部の両側面に弧状溝を形成したことによ
り一対の嵌合ガイドピンの間隔とともに狭くすることが
できるので、両コネクタとも小型になる。
他方のコネクタが相互に長さ方向にずれていた場合、一
方のコネクタの嵌合ガイドピンを他方のコネクタのコネ
クタ嵌合部の両側面に係合することにより両コネクタの
長さ方向のずれを修正することが出来、一方のコネクタ
が他方のコネクタに対して幅方向に多少ずれ、あるいは
傾いていた場合、一対の嵌合ガイドピンを嵌合方向に移
動するとき、一対の嵌合ガイドピンがコネクタ嵌合部の
両側面の弧状溝に係合するので、幅方向のずれ、あるい
は傾きが修正されて、一方のコネクタを他方のコネクタ
に嵌合することができる。一方のコネクタを他方のコネ
クタに嵌合したとき、一方のコネクタの一対の嵌合ピン
が嵌入する、他方のコネクタの一対の透孔の間隔は、そ
のコネクタ嵌合部の両側面に弧状溝を形成したことによ
り一対の嵌合ガイドピンの間隔とともに狭くすることが
できるので、両コネクタとも小型になる。
【０００７】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図１乃至図３は、一方の面実装型コネクタの
一実施例を示す。同図において、符号１は、電気シール
ド導体が被覆された電気絶縁性のコネクタ本体で、その
コネクタ嵌合部２の内部には、２列の雌コンタクト３が
装着され、コネクタ嵌合部２の両側には嵌合ガイドピン
４、４が立設されている。嵌合ガイドピン４の先端には
テーパがつけられている。符号５は、コネクタ本体１を
プリント基板６に面実装するとき、プリント基板６の透
孔７に嵌合してコネクタ本体１をプリント基板６に仮止
めする仮止め金具、符号８はプリント基板６の所定位置
に設けた透孔９に嵌合してコネクタ本体１を位置決めす
る突起である。
説明する。図１乃至図３は、一方の面実装型コネクタの
一実施例を示す。同図において、符号１は、電気シール
ド導体が被覆された電気絶縁性のコネクタ本体で、その
コネクタ嵌合部２の内部には、２列の雌コンタクト３が
装着され、コネクタ嵌合部２の両側には嵌合ガイドピン
４、４が立設されている。嵌合ガイドピン４の先端には
テーパがつけられている。符号５は、コネクタ本体１を
プリント基板６に面実装するとき、プリント基板６の透
孔７に嵌合してコネクタ本体１をプリント基板６に仮止
めする仮止め金具、符号８はプリント基板６の所定位置
に設けた透孔９に嵌合してコネクタ本体１を位置決めす
る突起である。
【０００８】図４乃至図６は、前記図１乃至図３に示す
一方のコネクタと嵌合する他方のコネクタを示す。同図
において、符号１０は、アルミニウムダイキャスト製の
コネクタ本体で、このコネクタ嵌合部１１の内部には、
２列の雄コンタクト１２が装着され、コネクタ嵌合部１
１の両側面には縦方向に延びる弧状溝１３が形成され、
この両側面の上縁部にはテーパ１４が形成され、更にコ
ネクタ嵌合部１１の両側には前記一方のコネクタの嵌合
ガイドピン４、４が各嵌入することができる透孔１５が
弧状溝１３に近接して設けられている。このコネクタ本
体１０はプリント基板１６の縁部に搭載され、雄コンタ
クト１２はプリント基板１６の透孔に挿通されプリント
基板１６の導電部に半田付けされる。
一方のコネクタと嵌合する他方のコネクタを示す。同図
において、符号１０は、アルミニウムダイキャスト製の
コネクタ本体で、このコネクタ嵌合部１１の内部には、
２列の雄コンタクト１２が装着され、コネクタ嵌合部１
１の両側面には縦方向に延びる弧状溝１３が形成され、
この両側面の上縁部にはテーパ１４が形成され、更にコ
ネクタ嵌合部１１の両側には前記一方のコネクタの嵌合
ガイドピン４、４が各嵌入することができる透孔１５が
弧状溝１３に近接して設けられている。このコネクタ本
体１０はプリント基板１６の縁部に搭載され、雄コンタ
クト１２はプリント基板１６の透孔に挿通されプリント
基板１６の導電部に半田付けされる。
【０００９】図１乃至図３に示す一方のコネクタは、例
えばコンピュータに取り付けられ、図４乃至図６に示す
他方のコネクタは例えばバッテリを収容したパックに取
り付けられ、両コネクタは、前記のように構成されるの
で、一方のコネクタに他方のコネクタを容易に嵌合する
ことができる。他方のコネクタのコネクタ本体１におけ
るコネクタ嵌合部１１の両側面の上端部に、図７乃至図
９に示すように、突出部１７を設けた場合には、この突
出部１７に前記弧状溝１３ａを形成する。しかし、必要
に応じて弧状溝１３ａは突出部１７だけでなく、その他
の両側面にも形成することができる。尚、その突出部１
７は、一方のコネクタに、他方のコネクタとの嵌合時に
嵌合をロックするロック金具を設けた場合に、そのロッ
ク金具の先端の鉤部を係止するためのものである。
えばコンピュータに取り付けられ、図４乃至図６に示す
他方のコネクタは例えばバッテリを収容したパックに取
り付けられ、両コネクタは、前記のように構成されるの
で、一方のコネクタに他方のコネクタを容易に嵌合する
ことができる。他方のコネクタのコネクタ本体１におけ
るコネクタ嵌合部１１の両側面の上端部に、図７乃至図
９に示すように、突出部１７を設けた場合には、この突
出部１７に前記弧状溝１３ａを形成する。しかし、必要
に応じて弧状溝１３ａは突出部１７だけでなく、その他
の両側面にも形成することができる。尚、その突出部１
７は、一方のコネクタに、他方のコネクタとの嵌合時に
嵌合をロックするロック金具を設けた場合に、そのロッ
ク金具の先端の鉤部を係止するためのものである。
【００１０】尚、図４乃至図６又は図７乃至図９に示す
コネクタのコネクタ本体は、透孔１５のない状態でダイ
キャストにより成型し、その後透孔１５を明けることに
作成するが、透孔１５の代わりに、コネクタ本体を基板
にネジ止めする透孔を明けると、他種のコネクタのコネ
クタ本体を製造することができる。したがって成型され
た１つのコネクタ本体を２種のコネクタに用いることが
でき、生産コストが向上する。
コネクタのコネクタ本体は、透孔１５のない状態でダイ
キャストにより成型し、その後透孔１５を明けることに
作成するが、透孔１５の代わりに、コネクタ本体を基板
にネジ止めする透孔を明けると、他種のコネクタのコネ
クタ本体を製造することができる。したがって成型され
た１つのコネクタ本体を２種のコネクタに用いることが
でき、生産コストが向上する。
【００１１】
【考案の効果】本考案は、前述のような構成を有するか
ら、一方のコネクタと他方のコネクタが互いに長さ方向
に多少ずれているのは勿論、幅方向に多少ずれたり、あ
るいは一方のコネクタに対して他方のコネクタが傾いて
いる場合でも、スムーズに両コネクタを嵌合することが
でき、また一対の嵌合ガイドピン及びその嵌入のための
一対の透孔の間隔を短くすることができ、そのため一方
及び他方のコネクタが小型になるという効果を有する。
ら、一方のコネクタと他方のコネクタが互いに長さ方向
に多少ずれているのは勿論、幅方向に多少ずれたり、あ
るいは一方のコネクタに対して他方のコネクタが傾いて
いる場合でも、スムーズに両コネクタを嵌合することが
でき、また一対の嵌合ガイドピン及びその嵌入のための
一対の透孔の間隔を短くすることができ、そのため一方
及び他方のコネクタが小型になるという効果を有する。
【図１】 本考案の一実施例の一方のコネクタの正面図
【図２】 前記一方のコネクタの平面図
【図３】 前記一方のコネクタの側面図
【図４】 本考案の一実施例の他方のコネクタの正面図
【図５】 前記他方のコネクタの平面図
【図６】 前記他方のコネクタの側面図
【図７】 本考案の他の実施例の他方のコネクタの要部
正面図
正面図
【図８】 他の実施例の他方のコネクタの要部の平面図
【図９】 他の実施例の他方のコネクタの側面図
１ コネクタ本体 ２ コネクタ嵌合部 ４ 嵌合ガイドピン １０ コネクタ本体 １１ コネクタの嵌合部 １３ 弧状溝 １４ テーパ １５ 透孔 １７ 突出部
Claims (1)
- 【請求項１】 コネクタ本体のコネクタ嵌合部を挟んで
両側に円柱状の嵌合ガイドピンを備えた一方のコネクタ
と、コネクタ本体のコネクタ嵌合部を挟んで両側に一方
のコネクタとの嵌合時に前記嵌合ガイドピンが嵌入して
一方のコネクタに対する位置決めをする透孔を備える他
方のコネクタとからなるコネクタ組において、前記他方
のコネクタのコネクタ本体におけるコネクタ嵌合部の両
側面に前記嵌合ガイドピンの透孔への嵌入をガイドする
弧状溝を形成したことを特徴とするコネクタ組。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992002947U JP2606594Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | コネクタ組 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992002947U JP2606594Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | コネクタ組 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562979U JPH0562979U (ja) | 1993-08-20 |
| JP2606594Y2 true JP2606594Y2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=11543571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992002947U Expired - Fee Related JP2606594Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | コネクタ組 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606594Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1992002947U patent/JP2606594Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0562979U (ja) | 1993-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6234817B1 (en) | Blind-mate, floatable connectors assembly | |
| US5876217A (en) | Electric connector assembly with improved retention characteristics | |
| US5466171A (en) | Polarizing system for a blind mating electrical connector assembly | |
| KR970009423B1 (ko) | 저감된 피치로 배열된 암수 단자들을 갖는 보드 대 보드 전기 커넥터 | |
| JP2591579Y2 (ja) | コネクタ装置 | |
| US7588443B2 (en) | Board-to-board electrical connector assembly | |
| US20030224654A1 (en) | Electrical connector having retention system for mounting onto a printed circuit board | |
| US6012949A (en) | Electrical connector assembly and boardlocks thereof | |
| US6048213A (en) | Electrical connector assembly | |
| US4755143A (en) | Hingeable connector | |
| JP2553012Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
| JP2002141124A (ja) | 基板取付型コネクタおよびコネクタの基板取付構造 | |
| JP2606594Y2 (ja) | コネクタ組 | |
| US6086403A (en) | Electrical connector | |
| JP2659575B2 (ja) | 電気コネクタ | |
| US6902442B2 (en) | Electrical connector | |
| JP2544079Y2 (ja) | 電気コネクタ構造 | |
| JP3826366B2 (ja) | 電気コネクタ | |
| JPH0537428Y2 (ja) | ||
| JP2003317831A (ja) | 基板取付型電気コネクタ組立体および電気コネクタ | |
| JPH0347263Y2 (ja) | ||
| JPS607028Y2 (ja) | コネクタの接触子保持構造 | |
| JPH0720865Y2 (ja) | コネクタ | |
| KR200359607Y1 (ko) | 보드 대 보드 커넥터 어셈블리 | |
| JPH074777Y2 (ja) | 嵌合ガイド付コネクタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |