JP2606156Y2 - 管体の切断誘導具 - Google Patents

管体の切断誘導具

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JP2606156Y2
JP2606156Y2 JP1993042852U JP4285293U JP2606156Y2 JP 2606156 Y2 JP2606156 Y2 JP 2606156Y2 JP 1993042852 U JP1993042852 U JP 1993042852U JP 4285293 U JP4285293 U JP 4285293U JP 2606156 Y2 JP2606156 Y2 JP 2606156Y2
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喜一 田沢
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Mitsubishi Plastics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、管体の切断誘導具、詳
しくは、竪樋等の管体を任意の位置にて容易かつ正確に
切断することができる誘導具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、竪樋は、丸、四角、その他異形等
各種の形状のものが用いられているが、これらの竪樋は
通常、取り付ける寸法に合わせて施工現場にてノコギリ
を用いて切断している。しかし、竪樋は管体であり、特
に長辺部を有する楕円形状の竪樋等にあっては真っ直ぐ
に切断することが難しく、斜めに切れてしまうことが少
なくない。近年、建築施工技術の向上に伴い、雨どい施
工においてもきれいな仕上がりが要求されることが多く
なっており、竪樋を直角となるよう正確に切断すること
が益々重要となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、管
体、特に竪樋を切断する際、任意の位置にて容易かつ正
確に切断可能な誘導具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、管体の短手方
向の外周面の片面にほぼ沿う屈曲部と、該屈曲部内に当
てがわれる管体を挟持可能な支持部と、前記屈曲部か
ら、挟持した管体の下方へと延びて切断の際の支持
となる両端部とにより、全体形状をほぼ逆U字状に形成
してなり、切断刃の厚み相当の幅を有するスリット状の
切断刃挿入部を前記屈曲部の屈曲方向に沿って、かつ挟
持した管体よりも下方の位置である前記両端部手前で終
止するように形成してなる管体の切断誘導具である。
た、管体を載置可能な、脚部を有する支持台部と、該支
持台部に対して回動可能であって管体の短手方向の外周
面の片面にほぼ沿う屈曲部とを有してなり、管体を支持
台部に載置した後、屈曲部を回動させ、管体を支持台部
及び屈曲部により挟んで管体を固定できるようにし、か
つ切断刃の厚み相当の幅を有し前記屈曲部及び支持台部
にその屈曲方向に沿ってかつ前記脚部の端部手前で終止
するように形成されたスリット状の切断刃挿入部を有し
てなる管体の切断誘導具である。
【0005】
【作用】管体の短手方向の外周面の片側に沿う屈曲部に
当てがわれて支持部により挟持された管体を切断する
際、切断刃は、屈曲部の屈曲方向に沿って形成されたス
リット状の切断刃挿入部によって誘導されるので、切断
線が曲がることなく管体が切断される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本考案の実施例の誘導具の、竪樋11を挟
持した状態を示す斜視図、図2は他の実施例の斜視図で
ある。
【0007】図1に示す誘導具1は、管体(竪樋)11
の短手方向の片側の外周面に沿う屈曲部2を有し、その
全体形状はほぼU字状に形成されている。合成樹脂や
金属等ある程度の弾性を有する材料で形成されており、
U字状に開放した両端部は切断の際の支持部6とな
る。屈曲部2には、補強用のリブ3が設けられている。
【0008】誘導具1の屈曲部2内に当てがわれた竪樋
11は、断面がほぼ楕円形をなし、楕円形の長辺方向の
両端には凹溝12が長手方向に沿って形成されており、
その凹溝12は、誘導具1に形成された凸状の支持部4
に係止されて挟持されている。
【0009】誘導具1の中央からやや片側に寄った位置
には屈曲方向に沿ってスリット状の切断刃挿入部5が形
成されている。スリット状の切断刃挿入部5は誘導具1
の両端部手前で終止している。このスリット状の切断刃
挿入部5はノコギリ等の切断刃が丁度通って誘導される
よう、切断刃の厚み相当の幅を有し、挟着された管体に
対し直角の直線状に形成されている。なお、スリット状
の切断刃挿入部4の位置を中央からやや片側に寄った位
置にずらしてあるので、ノコギリを引く際、この一方側
の広い部分を左手で押さえやすいようになっている。
【0010】上記の管体誘導具1の使用に当たっては、
管体誘導具1の開放側から管体11を挿入して、凹溝1
2を誘導具1の支持部4に係止して固定し(誘導具は弾
性を有するのでワンタッチで係止される)、スリット状
の切断刃挿入部5内にノコギリの刃を入れて切断する。
切断刃はスリット状の切断刃挿入部5によって誘導され
るので、切断線は曲がることがなく常にこの切断刃挿入
部5に沿ったものとなり、正確に直角に切断された管体
が得られる。切断後は取り外して何度でも反復使用する
ことができる。
【0011】図2は他の実施例を示すもので、管体を挟
持可能な支持部の構成を変えている。管体を載置可能な
支持台部7を設けてあり、これに対して屈曲部2を回動
可能にしたもので、管体を支持台部7に載置した後、屈
曲部2を回動させ、管体を支持台部7及び屈曲部2によ
り挟んで管体を固定できるようにしている。
【0012】なお、上記各実施例は、管体の断面が楕円
形のものについて説明したが、丸、角その他の形状のも
のに応用することもできる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
竪樋等の管体を切断する際、施工現場等において、任意
の位置にて容易かつ正確に切断することができ、切り口
の仕上がりがきれいな管体を得ることができる。また、
使用の際の着脱等の取扱も楽であり、構造簡単にして製
造も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の誘導具の、竪樋11を挟持し
た状態を示す斜視図である。
【図2】他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 管体誘導具 2 屈曲部 4 支持部 5 スリット状の切断刃挿入部 11 管体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体の短手方向の外周面の片面にほぼ沿
    う屈曲部と、該屈曲部内に当てがわれる管体を挟持可能
    な支持部と、前記屈曲部から、挟持した管体の下方へと
    延びて切断の際の支持部となる両端部とにより、全体
    形状をほぼ逆U字状に形成してなり、切断刃の厚み相当
    の幅を有するスリット状の切断刃挿入部を前記屈曲部の
    屈曲方向に沿って、かつ挟持した管体よりも下方の位置
    である前記両端部手前で終止するように形成してなる
    体の切断誘導具。
  2. 【請求項2】 管体を載置可能な、脚部を有する支持台
    部と、該支持台部に対して回動可能であって管体の短手
    方向の外周面の片面にほぼ沿う屈曲部とを有してなり、
    管体を支持台部に載置した後、屈曲部を回動させ、管体
    を支持台部及び屈曲部により挟んで管体を固定できるよ
    うにし、かつ切断刃の厚み相当の幅を有し前記屈曲部及
    び支持台部にその屈曲方向に沿ってかつ前記脚部の端部
    手前で終止するように形成されたスリット状の切断刃挿
    入部を有してなる管体の切断誘導具。
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US20130068080A1 (en) * 2011-09-16 2013-03-21 Robert Bosch Gmbh Cutting Tool Guide

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