JP2606047B2 - ウェザーカバー - Google Patents

ウェザーカバー

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JP2606047B2
JP2606047B2 JP4123477A JP12347792A JP2606047B2 JP 2606047 B2 JP2606047 B2 JP 2606047B2 JP 4123477 A JP4123477 A JP 4123477A JP 12347792 A JP12347792 A JP 12347792A JP 2606047 B2 JP2606047 B2 JP 2606047B2
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JP
Japan
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cover
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ventilation path
flange
wall surface
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進 松井
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は換気経路の屋外開口端
に取り付けられるウェザーカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】換気経路の端末に取り付けられるものに
は、例えば実公昭50ー8447号公報に示されている
化粧グリルや実開昭57ー73529号公報に示されて
いるウェザーカバー等がある。前者は図5に示すように
換気経路20における開口端の屋外側に周囲の外壁面2
1に当接するフランジ22を持ち、中央には開口端に内
嵌合する開放筒部23を有する化粧グリル24と、これ
を取り付けるための板バネ25及びつまみネジ26から
なる。また後者は図6に示すように、換気経路20にお
ける開口端の屋外側の外壁面21に当接するフランジ2
7を持ち、中央には換気経路20に内嵌合する接続筒部
28を有する部材の外方を下部の開放したフード29で
覆った構成である。これらのものに、防虫、防鳥等を目
的にネットが張設されているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気経路の端末品において、前者では板バネ25を換気経
路20に押し込み、これに化粧グリル24の中央からつ
まみネジ26をねじ締めで取り付けるもので、外側から
の取り付け操作となるので高所の場合、足場を組むなど
しないと危険な作業となる。また外壁面21とフランジ
22との間にコーキング剤等による防雨処置が施せない
ため、防雨対策はパッキンによる開放筒部23と換気経
路20との間のみしか実施できず防雨や防滴機能に不満
が残るものである。また、後者では、フード29で被蓋
されるため防雨や防滴機能は良いものの、換気装置の送
風性能を悪化させない配慮からフード29に十分な開口
面積が確保されるため、外壁面21からのフード29の
突き出し寸法が大きく、建物の外観を損ない勝ちであ
る。
【0004】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、その目的の一つは、高所であって
も取り付け容易で、防雨対策も十分に行なうことができ
るウェザーカバーを提供することであり、他の目的は外
壁からの突き出しが少なく建物の外観を損なうことの少
ないウェザーカバーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るウェザ
ーカバーは、換気経路における開口端の屋外側に防雨、
防虫、防鳥等を目的に取り付けられるもので、換気経路
の開口端周囲の外壁面に周縁に形成した室内側への曲げ
部端により当接するフランジを持ち、中央には開口端に
パッキンを介して内嵌合する開放筒部を有する正面カバ
ーに対して、開放筒部の屋外側開口端には防雨、防虫、
防鳥等の為のネットを張設し、室内側には換気経路内に
おいて突っ張る板バネを通して室内側からのネジのねじ
締めにより正面カバー全体を外壁面に密接させるための
取付板を設け、正面カバーのフランジの一部には外壁面
とフランジとの間の空間部にコーキング剤を注入するた
めの注入孔を設けたものである。
【0006】また第2の発明にかかるウェザーカバー
は、換気経路における開口端の屋外側に防雨、防風、防
虫、防鳥等を目的に取り付けられるもので、外壁面に当
接するフランジの中央に開口端に内嵌合する開放筒部を
有する正面内装カバーに対して、開放筒部の屋外側開口
端に防雨、防虫、防鳥等の為のネットを張設し、室内側
には換気経路内において突っ張る板バネを通して室内側
からのネジのねじ締めにより正面カバー全体を外壁面に
密接させるための取付板を設けるとともに、正面内装カ
バーの屋外側全体を正面下部にのみ通風用の小孔を分布
させた外装カバーで覆ったものである。
【0007】
【作用】第1の発明においては、板バネを通したネジを
取付板にねじ込んで、正面カバーと板バネとを仮連結さ
せた状態で、換気経路の屋外側の開放端から板バネを換
気経路に押し込んで仮付けし、換気経路の室内側からね
じを締め増ししてやれば正面カバーを外壁面に当たるよ
うに取り付けることができ、注入孔から注入ノズルによ
り、コーキング剤を外壁面とフランジとの隙間に充填さ
せることができる。
【0008】また第2の発明においては、特に防雨、防
風のための、正面内装カバー全体を正面下部にのみ通風
用の小孔を分布させた外装カバーで覆ったものであり、
通風の為の構造が開口でなく小孔であるので正面下部の
面積を広くとる形状にすることにより十分な通風面積が
確保でき、外壁面からの突き出し量の少ないものとする
ことができるようになる。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例を示すウェザーカバ
ーの縦断面図で、図2は同じくその正面図である。
【0010】図1及び図2により示すウェザーカバー
は、ダクト等で形成される換気経路1における屋外開口
端に防雨、防虫、防鳥等を目的に取り付けられるもの
で、本体と取付装置とからなる。本体は換気経路1の屋
外開口端の周囲の外壁面2に周縁に形成した室内側への
曲げ部端3により当接する正面円形のフランジ4を持
つ、中央に屋外開口端側から換気経路1内にパッキン5
を介して内嵌合する開放筒部6を有する正面カバー7を
主体として構成されている。開放筒部6の屋外側開口端
には防雨、防虫、防鳥等の為のネット8が張設され、室
内側には中心部にネジ孔を設けた取付板9が横断状に固
定されている。また、フランジ4の正面の一部には注入
孔10が開けられ、コーキング剤11を注入するノズル
を差し込むことができるようになっている。取付装置は
換気経路1内で半径方向に拡開するバネ力を備えた板バ
ネ12とこの板バネ12の中心部に屋外側に取り付けた
スペーサ13を通して室内側から挿通された取付ネジ1
4とから構成され、取付ネジ14の先端側の取付板9へ
のネジ嵌めにより本体と連結される。
【0011】上記構成のウェザーカバーの取り付けは、
本体と取付装置とを取付ネジ14で連結しておいて、換
気経路1の屋外開口端に屋外側から取付装置の板バネ1
2を差込み仮付けした後、室内側から取付ネジ14を締
め増しさせて、本体を外壁面2に当接させる。取付ネジ
14の締め増しで板バネ12に対して本体が室内側に寄
せられるが、スペーサ13が介在されているので過度の
寄せ付けは起きない。これによりパッキン5は開放筒部
6と換気経路1の内面との間に圧縮状態で挟まり当該部
の気密及び液密が計られる。また、注入孔10にノズル
を差し込み、ノズルによりコーキング剤11を注入する
と、コーキング剤11をフランジ4と外壁面2との隙間
に充填させることができ、当該部の防水、防滴がほぼ完
全に実現する。即ち、取り付け操作が室内側を中心とし
た操作ででき手軽な取り付けが可能であるうえ、コーキ
ング剤11の隙間への充填が可能であるため、防雨、防
滴機能が向上する。
【0012】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示すウェザーカバーの縦断面図、図4はその正面図であ
る。
【0013】図3及び図4により示すウェザーカバー
は、ダクト等で形成される換気経路1における屋外開口
端に防雨、防風、防虫、防鳥等を目的に取り付けられる
もので、本体と取付装置とからなる。本体は換気経路1
の屋外開口端の周囲の外壁面2に周縁に形成した室内側
への曲げ部端3により当接する正面長方形のフランジ4
aを持ち、フランジ4aの中央より上側に偏った位置に
は、屋外開口端側から換気経路1内にパッキン5を介し
て内嵌合できる開放筒部6を有する正面内装カバー7a
と、これの全体を包む外装カバー15とを主体として構
成されている。開放筒部6の屋外側開口端には防雨、防
虫、防鳥等の為のネット8が張設され、室内側には中心
部にネジ孔を設けた取付板9が横断状に固定されてい
る。外装カバー15は正面内装カバー7aに係脱可能に
取り付けられ、側面形状が概ね三角形で正面形状が概ね
長方形の中空体に構成されている。その正面の上部を除
く下部は外壁面2側に向かう斜面として構成され、通風
孔としてのパンチング孔16が斜面全体に分布して開け
られている。
【0014】上記の構成のウェザーカバーの取り付けも
基本的には前述の実施例1のものと同じである。このウ
ェザーカバーでは特に、正面内装カバー7a全体が正面
下部にのみ通風用の小孔であるパンチング孔16を分布
させた外装カバー15で覆ったものであり、通風の為の
構造が開口でなく小孔であるので正面下部の面積を広く
とる形状にでき、十分な通風面積が確保できるので、外
壁面2からの突き出し量を図示のように少ないものとす
ることができる。防雨、防風、防滴機能が向上するうえ
建物の外観を損なうことが少ないものとなる。
【0015】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、第1の発明によれば、板バネを通したねじを取付
板にねじ込んで、正面カバーと板バネとを仮連結させた
状態で、換気経路の屋外側の開放端から板バネを換気経
路に押し込んで仮付けし、換気経路の室内側からネジを
締め増ししてやれば正面カバーを外壁面に当たるように
取り付けることができ、注入孔から注入ノズルにより、
コーキング剤を外壁面とフランジとの隙間に充填させる
ことができるので、取付操作の手軽さとともに防雨、防
滴機能が向上する。
【0016】また第2の発明によれば、特に防雨、防風
のための、正面内装カバー全体を正面下部にのみ通風用
の小孔を分布させた外装カバーで覆ったものであり、通
風の為の構造が開口でなく小孔であるので正面下部の面
積を広くとる形状にすることにより十分な通風面積が確
保でき、外壁面からの突き出し量の少ない外観の良いも
のとなり、防雨、防風機能も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すウェザーカバーの縦断
面図である。
【図2】図1のウェザーカバーの正面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示すウェザーカバーの
縦断面図である。
【図4】図3のウェザーカバーの正面図である。
【図5】従来例を示す化粧グリルの縦断面図である。
【図6】従来例を示すウェザーカバーの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 換気経路 2 外壁面 3 曲げ部端 4 フランジ 5 パッキン 6 開放筒部 7 正面カバー 7a 正面内装カバー 8 ネット 9 取付板 10 注入孔 11 コーキング剤 12 板バネ 14 取付ネジ 15 外装カバー 16 パンチング孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気経路における開口端の屋外側に防
    雨、防虫、防鳥等を目的に取り付けられるもので、上記
    開口端周囲の外壁面に周縁に形成した室内側への曲げ部
    端により当接するフランジを持ち、中央には上記開口端
    にパッキンを介して内嵌合する開放筒部を有する正面カ
    バーに対して、上記開放筒部の屋外側開口端には防雨、
    防虫、防鳥等の為のネットを張設し、室内側には換気経
    路内において突っ張る板バネを通して室内側からのネジ
    のねじ締めにより上記正面カバー全体を外壁面に密接さ
    せるための取付板を設け、上記フランジの一部には外壁
    面とフランジとの間の空間部にコーキング剤を注入する
    ための注入孔を設けたことを特徴とするウェザーカバ
    ー。
  2. 【請求項2】 換気経路における開口端の屋外側に防
    雨、防風、防虫、防鳥等を目的に取り付けられるもの
    で、上記開口端周囲の外壁面に当接するフランジを持
    ち、中央には上記開口端に内嵌合する開放筒部を有する
    正面内装カバーに対して、上記開放筒部の屋外側開口端
    には防雨、防虫、防鳥等の為のネットを張設し、室内側
    には換気経路内において突っ張る板バネを通して室内側
    からのネジのねじ締めにより上記正面カバー全体を外壁
    面に密接させるための取付板を設けるとともに、上記正
    面内装カバーの屋外側全体を正面下部にのみ通風用の小
    孔を分布させた外装カバーで覆ったことを特徴とするウ
    ェザーカバー。
JP4123477A 1992-05-15 1992-05-15 ウェザーカバー Expired - Lifetime JP2606047B2 (ja)

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JPH05322246A JPH05322246A (ja) 1993-12-07
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