JP2605946B2 - 過電流保護回路 - Google Patents
過電流保護回路Info
- Publication number
- JP2605946B2 JP2605946B2 JP2270947A JP27094790A JP2605946B2 JP 2605946 B2 JP2605946 B2 JP 2605946B2 JP 2270947 A JP2270947 A JP 2270947A JP 27094790 A JP27094790 A JP 27094790A JP 2605946 B2 JP2605946 B2 JP 2605946B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- breaker
- overcurrent protection
- protection circuit
- input terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ブレーカを用いた過電流保護回路に関し、
特に、直流電源を入力とする直流電源回路に使用する過
電流保護回路に関する。
特に、直流電源を入力とする直流電源回路に使用する過
電流保護回路に関する。
従来の技術 従来のブレーカを用いた過電流保護回路は、電源回路
の入力又は出力に挿入され、ブレーカの定格電流を越え
る過電流が流れたときにブレーカが断状態となり、自己
の電源回路及び電源供給先の回路を保護している。
の入力又は出力に挿入され、ブレーカの定格電流を越え
る過電流が流れたときにブレーカが断状態となり、自己
の電源回路及び電源供給先の回路を保護している。
発明が解決しようとする課題 従来の過電流保護回路では、直流電源電圧が急激に低
下した場合における過電流や、信号の伝送路等に電源を
供給している場合における雷により線路が一時的に地落
することによる過電流など、一時的な過電流でもブレー
カが断状態になる。これらの場合の過電流は、外部要因
によるものであり、機器の故障によるものではないの
で、ブレーカを導通状態に入れ治せば障害が復旧する
が、その間の電力供給が停止してしまうという課題があ
った。
下した場合における過電流や、信号の伝送路等に電源を
供給している場合における雷により線路が一時的に地落
することによる過電流など、一時的な過電流でもブレー
カが断状態になる。これらの場合の過電流は、外部要因
によるものであり、機器の故障によるものではないの
で、ブレーカを導通状態に入れ治せば障害が復旧する
が、その間の電力供給が停止してしまうという課題があ
った。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
課題を解決することを可能とした新規な過電流保護回路
を提供することにある。
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
課題を解決することを可能とした新規な過電流保護回路
を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る過電流保護回
路は、正極電源入力端子にブレーカを接続し、このブレ
ーカの他端をダイオードのアノードに接続し、このダイ
オードのカソードを直流電源回路の正端子に接続し、こ
の直流電源回路の負端子を負極電源入力端子に接続し、
前記正極電源入力端子と直流電源回路負端子との間にヒ
ューズと後記リレーのメーク接点とを直列に接続し、前
記ダイオードのアノードに抵抗器を接続し、この抵抗器
の他端をコンデンサに接続し、このコンデンサの他端を
前記負極電源入力端子に接続し、前記コンデンサに並列
にリレーを接続して構成される。
路は、正極電源入力端子にブレーカを接続し、このブレ
ーカの他端をダイオードのアノードに接続し、このダイ
オードのカソードを直流電源回路の正端子に接続し、こ
の直流電源回路の負端子を負極電源入力端子に接続し、
前記正極電源入力端子と直流電源回路負端子との間にヒ
ューズと後記リレーのメーク接点とを直列に接続し、前
記ダイオードのアノードに抵抗器を接続し、この抵抗器
の他端をコンデンサに接続し、このコンデンサの他端を
前記負極電源入力端子に接続し、前記コンデンサに並列
にリレーを接続して構成される。
実施例 次に、本発明をその好ましい一実施例について図面を
参照して具体的に説明する。
参照して具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック構成図
である。本実施例では、過電流保護回路が直流電源回路
8の入力側に挿入された場合が示されている。
である。本実施例では、過電流保護回路が直流電源回路
8の入力側に挿入された場合が示されている。
第1図において、直流電源回路8に付加される過電流
保護回路は、ダイオード6を介して通常使用されるブレ
ーカ3が断状態になると作用する、抵抗器9、コンデン
サ10及びリレー巻線4で構成される時限回路と、リレー
巻線4のメーク接点5によってブレーカ3と並列に接続
されるヒューズ7とを備えて構成されている。
保護回路は、ダイオード6を介して通常使用されるブレ
ーカ3が断状態になると作用する、抵抗器9、コンデン
サ10及びリレー巻線4で構成される時限回路と、リレー
巻線4のメーク接点5によってブレーカ3と並列に接続
されるヒューズ7とを備えて構成されている。
以下に本発明の動作を説明する。電源入力端子1及び
2間に供給される直流電圧が急激に上昇した場合には、
入力電流が過大となり、まずブレーカ3が断状態とな
る。ブレーカ3が断状態となると、リレー巻線4の両端
は抵抗器5及びコンデンサ10の時定数に従い放電が起
き、リレー巻線4の感動電圧以下に達した一定時間後に
リレー巻線4のメーク接点5が閉じる。従って、今後は
ヒューズ7を通して再び直流電源回路8に電源を供給す
ることができる。
2間に供給される直流電圧が急激に上昇した場合には、
入力電流が過大となり、まずブレーカ3が断状態とな
る。ブレーカ3が断状態となると、リレー巻線4の両端
は抵抗器5及びコンデンサ10の時定数に従い放電が起
き、リレー巻線4の感動電圧以下に達した一定時間後に
リレー巻線4のメーク接点5が閉じる。従って、今後は
ヒューズ7を通して再び直流電源回路8に電源を供給す
ることができる。
ここで、リレーの動作を抵抗器9とコンデンサ10とに
より一定時間遅延させて、ヒューズ7に直ちに接続させ
ないようにしているのは、入力電源電圧の急激な低下の
様な外部の異常現象が正常に戻るまでのタイミングを確
保するためである。
より一定時間遅延させて、ヒューズ7に直ちに接続させ
ないようにしているのは、入力電源電圧の急激な低下の
様な外部の異常現象が正常に戻るまでのタイミングを確
保するためである。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、通常使用され
ているブレーカが断状態となった場合一定時間後にヒュ
ーズを断状態にあるブレーカと並列に接続することによ
り、入力電源電圧の急変等外部要因による過電流でブレ
ーカが断状態になった場合に短時間で障害を救済するこ
とができるという効果が得られる。
ているブレーカが断状態となった場合一定時間後にヒュ
ーズを断状態にあるブレーカと並列に接続することによ
り、入力電源電圧の急変等外部要因による過電流でブレ
ーカが断状態になった場合に短時間で障害を救済するこ
とができるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック構成図で
ある。 1……正極電源入力端子、2……負極電源入力端子、3
……ブレーカ、4……リレー巻線、5……メーク接点、
6……ダイオード、8……ヒューズ、9……抵抗器、10
……コンデンサ
ある。 1……正極電源入力端子、2……負極電源入力端子、3
……ブレーカ、4……リレー巻線、5……メーク接点、
6……ダイオード、8……ヒューズ、9……抵抗器、10
……コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】正極電源入力端子にブレーカを接続し、該
ブレーカの他端をダイオードのアノードに接続し、該ダ
イオードのカソードを直流電源回路の正端子に接続し、
該直流電源回路の負端子を負極電源入力端子に接続し、
前記正極電源入力端子と前記直流電源回路負端子との間
にヒューズと後記リレーのメーク接点とを直列に接続
し、前記ダイオードのアノードに抵抗器を接続し、該抵
抗器の他端と前記負極電源入力端子との間にコンデンサ
を接続し、該コンデンサに並列にリレーを接続したこと
を特徴とする過電流保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2270947A JP2605946B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 過電流保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2270947A JP2605946B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 過電流保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04150717A JPH04150717A (ja) | 1992-05-25 |
JP2605946B2 true JP2605946B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=17493232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2270947A Expired - Lifetime JP2605946B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 過電流保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605946B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125319A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Seikyoku Kim | 印刷表示層を備えた調理用容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103887766B (zh) * | 2014-03-31 | 2017-11-24 | 华中科技大学 | 一种并联型的发电机出口断路器 |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP2270947A patent/JP2605946B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125319A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Seikyoku Kim | 印刷表示層を備えた調理用容器 |
JP4621289B2 (ja) * | 2008-11-25 | 2011-01-26 | 正旭 金 | 印刷表示層を備えた調理用容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04150717A (ja) | 1992-05-25 |
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