JP2605805B2 - 内燃機関用ノック制御装置 - Google Patents

内燃機関用ノック制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関に発生するノックを検出して点火時
期・A/F(空燃比)等のノック制御要因を制御する、い
わゆるノックコントロールシステム(KCS)に関する。
〔従来の技術〕
一般的に、ノック判定レベルVKSはノックセンサ信号
の平均値Vmeanに定数Kを乗じて作成している。このよ
うなKCSはエンジン、ノックセンサ等の製造バラツキあ
るいは経時変化等により最適なK値が変わり、正確なノ
ック検出ができなくなるという問題点がある。この問題
点を解決するために、ノックセンサ信号の分布形状をも
とにノック判定レベルを自動的に修正するシステムが発
明された(例えば、特開昭60−243369号公報、特開昭62
−267574号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このシステムでも判定レベルが自動修
正されるまでの間、ノック判定が不適切に行われるとい
う問題点がある。そこで、本発明者等は何故現状の判定
レベル作成方式では正確なノック検出ができなくなるか
という点について考えてみた。
特開昭60−243369号公報に示されているようにノック
強度値V(ノックを検出するために有効な量、例えば、
ノックセンサ信号の所定区間内の最大ピーク値)は対数
正規分布に従う。第2図はノックが全く発生していない
状態でのノック強度Vの分布を対数正規確率紙に描いた
ものである。図中,はlog(V)の標準偏差(ある
いは分散と置き換えてもよい)が各々小さい分布および
大きい分布を想定したものである。log(V)の標準偏
差はエンジン、ノックセンサ等の製造バラツキや経時経
過によって当然変わるものである。log(V)の標準偏
差と書いたのは、対数正規分布をするものにおいてノッ
ク強度値Vの標準偏差はほとんど意味を持たないからで
ある。これと同様なことが平均値Vmeanと中央値V50にも
言える。平均値Vmeanと中央値V50は全く異なるものであ
る。なぜならば、VmeanとV50が一致するのは正規分布に
限られるからであり、ノックセンサ信号のように対数正
規分布をするものではV50の意味の方が大きい。したが
って、これからの説明では、より意味のあるV50をもと
にノック判定レベルを作成することとする。さて、VKS
=K×V50(K=2)と判定レベルを作成すると、に
おいてノック判定をする確率は1%であるのに対し、
では10%になる。その結果、のような分布をもつエン
ジンでは、ノックが発生しない時にはほとんどノック判
定はされず、ノックに応じて点火時期を制御するシステ
ムでは、ほぼ点火時期は最進角に制御される。しかしな
がら、のような分布をもつエンジンでは、ノック判定
が無視できず、ノックが発生していないにもかかわら
ず、点火時期が遅角されトルクロスを招いてしまう。以
上の説明は、ノックが発生していない場合を想定した
が、ノックが発生している場合には、そのノックを判定
できないという不具合がでてくる。このように、VKS
K×V50、あるいはVKS=K×Vmeanとする判定レベル作
成方式では、log(V)の標準偏差が異なると、正確に
ノック検出ができないのである。すなわち、この方式で
は単純にノックセンサ信号の大きさだけが変化すること
にだけ対応できるものであり、log(V)の標準偏差へ
の考慮が何らされていないのである。
一方、特開昭62−267574号公報で提示されている技術
を用いれば、log(V)分布の分散の変化にも対応でき
る。すなわち、このものではノック判定レベルVKS=A
×D×V50(Dは定数)と作成しており、このAがlog
(V)分布の分散に応じて変化する量となっている。し
たがって、エンジン、ノックセンサ等による分散の変化
を吸収することができる。
しかしながら、このAの更新頻度はノック判定頻度と
ほぼ同じなので更新スピードが遅く、その結果、ノック
判定レベルが最適値に補正されるまでの時間が長いとい
う問題点がある。
そこで、本発明はこれらの問題点を解決することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため本発明は、第1図に示すごとく、内燃機関の
ノックを検出するためのノックセンサと、このノックセ
ンサの信号からノック検出のために有効なノック強度値
Vを検出するノック強度値検出手段と、前記ノック強度
値とノック判定レベルとの比較によりノックの有・無を
判定するノック判定手段と、この判定結果に応じて点火
時期あるいは空年比等のノック制御要因を制御するノッ
ク制御手段と、前記ノック強度値Vの略対数変換値の分
布の累積%点VPを前記ノック強度値Vの入力毎に検出す
る前記ノック累積%点検出手段と、前記ノック強度値V
の略対数変換値の実質標準偏差値Sを前記ノック強度値
Vの入力毎に検出する標準偏差検出手段と、前記ノック
判定レベルVKDを前記累積%点VPおよび実質標準偏差値
Sに基づいてVKD=Sn×VP(ただし、n≧2.5)により作
成するノック判定レベル作成手段とを備えることを特徴
とする内燃機関用ノック制御装置を提供するものであ
る。
ここで、累積%点VPを累積50%点VMとし、標準偏差に対
応したVM/SVVMとなる確率が1/3となるように更新
するのが好ましい。
また、ノック判定レベルVKDをVKD=S3×VMの形で作成
するとさらによい。
また、累積50%点VMおよび実質標準偏差値に基づいて
作成されたノック判定レベルを所定の定数にて補正する
補正手段を備えることもできる。
〔作用〕
これにより、ノック強度値検出手段により検出された
ノック強度値Vの略対数変換値の分布の累積%点VPを累
積%点検出手段によりノック強度値Vの入力毎に検出
し、ノック強度値Vの略対数変換値の実質標準偏差値を
標準偏差検出手段によりノック強度値Vの入力毎に検出
する。そして累積%点VPおよび実質標準偏差値に基づい
てノック判定レベル作成手段によりノック判定レベルを
VKD=Sn×VPにより作成し、このノック判定レベルとノ
ック強度値とをノック判定手段により比較してノックの
有無を判定する。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を説明する。
第3図は装置の概略を示す。10はエンジンに発生する
ノックを検出するノックセンサ、20はノックセンサの信
号からノックに関連した成分のみを抽出するフィルタ、
30はフィルタ通過後の信号を増幅する増幅器、40はピー
クホールド回路、50はA/D変換器への入力信号を選択す
るマルチプレクサ、60はアナログ信号をデジタル信号へ
変換するA/D変換器、70はノックセンサとその各種セン
サ60からの情報をもとに点火時期・燃料噴射量等を演算
するマイクロコンピュータ、80はこの演算結果を実現す
るためのイグナイタ・インジェクタ等である。また、90
はクランク角センサ、吸入空気量センサ、水温センサ等
の各種センサ、A0はこれらのセンサ信を処理する信号処
理回路である。
第4図はノック判定およびノック判定レベルVKDの作
成を示すフローチャートである。ステップS00からこの
ルーチンが始まり、ステップS01でノック強度Vを検出
する。このノック強度値Vとは、例えば、所定クランク
角度内のノックセンサ信号のピークホールド値である。
ステップS02ではノック判定を行う。もし、V≧VKDなら
ばノックありと判定する。この結果に応じてノックコン
トロール領域(例えば、高負荷領域)では、点火時期等
が制御される。ステップS03はエンジンの運転条件が特
定条件を満たしているかを判断する。この特定条件と
は、例えば次に示す条件のうち1つあるいは複数により
規定される。
エンジンの負荷が所定値以上、 エンジン回転数が所定範囲内、 エンジン負荷の変化率が所定値以下、 VMが所定範囲内、 ステップS03でYESならばステップS04へ、NOならばス
テップS05へ進む。S04では、log(V)分布の標準偏差
に対応する値Sを更新する(詳細は後述)。ステップS0
5では、V分布の中央値VMを更新する(詳細は後述)。
ステップS06では、ノック判定レベルVKDを次式で作成す
る。
VKD=S3×VM 第5図はステップS04の詳細なフローチャートであ
る。ステップS04からこのルーチンが始まり、ステップS
041でVVMの判断をし、YESならばステップS042へ、NO
ならばステップS044へ進む。ステップS042では、S×V
VMの判断をし、YESならばステップS043へ、NOならば
ステップS044へ進む。ステップS043では、SをΔSだけ
小さくする。ステップS044では、S更新用カウンタCS
1カウントアップする。ステップS045では、CS3の判
断をし、YESならばステップS046へ、NOならばステップS
048へ進む。ステップS046では、CSをクリアーする。ス
テップS047では、SをΔSだけ大きくする。ステップS0
48で本ルーチンが終了する。
第5図に示される処理でSがlog(V)分布の標準偏
差に相当する値(実質標準偏差値)になる理由を第6図
を用いて説明する。χ=log(V)の分布の中央値χ
をχ=log(VM),−σ点をχ−σ=log(VM)−σ
(σはχの分布の標準偏差)とすると、図中の斜線部
分の確率の確率は、 となる。これは、χ−σχχとなる確率が0.34と
いうことを意味する。一方、第5図の処理によれば、VM
/SVVMとなる確率が1/3(約33%)になるようにS
が補正されることとなる。すなわち、1サイクル当たり
のSの変化量の期待値Ksは、 であり、SはKS=0となる を満たす値に収束するのである。したがって、 σ≒log(S) が成り立つ。このように対数変換値の分布の標準偏差σ
と実質標準偏差値Sとの間にはσ≒log(S)が成
立する。このSを用いて、VKD=S3×VMと作成すれば、V
KDはlog(V)分布の3σ点に設定されることとなる
(対数軸上での3×σは実数軸上ではS3となるため)。
次に、第7図を用いてステップS05を詳細に説明す
る。ステップS050からVMの更新ルーチンが始まり、ステ
ップS051で、VVMの判断がされ、YESならばステップS
052へ、NOならばステップS053へ進む。ステップS052で
は、VMをΔVだけ大きくする。ステップS053では、V<
VMの判断がされ、YESならばステップS054へ、NOならば
ステップS055へ進む。ステップS054では、VMをΔVだけ
小さくする。ステップS055ではΔVの更新をする。ステ
ップS056で本ルーチンが終了する。
以上の説明の中でSおよびVMは気筒別に更新されるも
のである。
本実施例によれば、ノック判定レベルVKDをlog(V)
分布の+3σ点に設定できるため、Vの分散が大きく変
化してもノックなしの状態では常に というほとんど無視できる確率でしかノックの誤判定を
しない。
なお、本実施例では、VKDをlog(V)分布の3σ点に
対応する値に設定したが、3σ点に限らず、必要に応じ
て3.5σ点あるいば2.5σ点という具合に変えてもよい。
この場合、Snの演算に困るが、次の方法で代用すること
ができる。それは、ある範囲(例えば、1.0〜1.5)の標
準偏差に対応した値Sに対するSnの計算結果(n=3.5
の場合は1.0〜4.1)をあらかじめROMに書き込んでお
き、テーブルサーチという形でSnの結果を得る方法であ
る。この方法は、nが整数値である場合でもマイクロコ
ンピュータが乗算処理に時間を多く要する場合には、非
常に有効な方法である。
また、本実施例では、S更新用カウンタのセット値を
3としてSをlog(V)分布の標準偏差に対応させた
が、3に限らず他の数でもよい。例えば、C3=4とする
と、 となるようにSが更新され、これは、正規分布表から0.
67σに対応する量(0.67=σ=log(S))とな
る。したがって、 とすれば3σ点にノック判定レベルを設定することがで
きる。
また、本実施例では、中央値VMを用いてVKDを作成し
たが、中央値に限らず、他の累積%点の値VPでもよい。
例えば、累積16%点をV16とすれば、VKD=S4×V16で3
σ点への設定ができる。
また、エンジン状態あるいは気筒に応じて制御ノック
レベルを変えるために、定数を用いて判定レベルを補正
してもよい。例えばVKD=S3×C×VM(C:エンジン状態
あるいは気筒に応じて設定する定数)とする。
また、必要に応じてSを所定範囲内に制限することも
有効である。
また、必要に応じて、ノック判定レベルを所定範囲内
へ制限することも有効である。
また、本実施例ではVを対数変換せずに本発明を使っ
たが、対数変換しても本発明を使うことができる。その
場合、例えば、3σ点は(VM+3×S)という具合に上
述の場合と式の形が変ってくるだけである。
また、本発明と特開昭60−243369号公報の技術とを組
み合わせることも有効である。この場合の一例を第8図
のフローチャートを用いて説明する。これは第4図のス
テップS09の代わりの処理を示すもので、他のステップ
は前述と同じでも支障はない。
ステップS0700から本ルーチンが始まり、S071で変数
A=S3+Dと計算する。ステップS072では、エンジンの
運転条件あるいはノックセンサ信号が特定条件を満たし
たかを判断し、YESならばステップS074へ、NOならばス
テップS078へ進む。この特定条件とは例えば、 (i)エンジン負荷が所定値以上、 (ii)エンジン回転数が所定範囲内、 (iii)エンジン回転数の変化率が所定値以下、 (iv)VMが所定範囲内、 である。ステップS074では、VVM/Aの判断がされ、YE
SならばステップS075へ、NOならばステップS076へ進
む。ステップS075では、DをΔDだけ大きくする。ステ
ップS076では、VVKDの判断がされ、YESならばステッ
プS077へ、NOならばステップS078へ進む。ステップS077
では、Dが2×ΔDだけ小さくされる。ステップS078で
本ルーチンが終了する。ここで、Dは正に限らず、負の
値もあり得る。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を生む。
log(V)分布の標準偏差Sに基づいてノック判定レ
ベルを作成するため、エンジンやノックセンサ等の変化
によるVの分散の変化に対して、正確なノック判定がで
きる。
Sの更新頻度を多くすることができる(実施例では3
サイクルに1回の頻度になる)ので、判定レベルがすば
やく適切値へ補正される。
Sの更新方法の工夫により、過渡時等でVMが真値から
ずれた場合にはSがそのずれを補正するように動くの
で、過渡時でも正確なノック検出ができる。
本発明は特開昭60−243369号公報、特開昭62−267574
号公報の改良であるが、効果およびはこれら先願に
ない本発明独自の効果である。
特に、効果について第9図を用いて補足説明をす
る。加速時等の の条件では、第9図(b)に示すごとくVMが真値より小
さめになる(定常時では第9図(a)に示すごとくVM
真値と一致する)。例えば、今、VMが累積40%点にある
とすると、 (V50は中央値の真値)となるので、 を満足するためには、 すなわち、VM/Sが累積7%点に収束するようにSが補正
されることになる。累積40%点および7%点は各々−0.
25σ点および−1.47点に対応する(正規分布表より求め
る)ので、結局Sはlog(V)分布の−0.25+1.47=1.2
2σに対応する量へ向かって補正されることとなり、真
値より大きな値をとる。したがって、VMの真値からずれ
をSが補正する形となるため、ノック誤判定を防ぐこと
ができる。逆に、減速時等の の条件では、第9図(c)に示すごとく、VMが真値より
大きめになる。例えば、今、VMが累積60%点にあるとす
ると、上と同様の考え方でVM/Sが累積27%点(60−33=
27)となるようにSが補正される。累積60%点および27
%点は各々+0.25σ点および−0.61σ点に対応するの
で、結局はS+0.25+0.61=0.86σに対応する量へ補正
されるため、真値より小さな値となり、VMの真値からの
ずれを補正する。
このように、本発明は特開昭60−243369号公報、特開
昭62−267574号公報にはない、すぐれた効果を生み出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置のクレーム対応図、第2図はノック
強度値Vの対応正規確率紙上の分布特性図、第3図は本
発明装置の一実施例を示すブロック図、第4図、第5
図、第7図、第8図は第3図図示装置の作動説明に供す
るフローチャート、第6図および第9図(a)〜(c)
はノック強度値の分布特性図である。 10……ノックセンサ,70……マイクロコンピュータ,80…
…インジェクタ,イグナイタ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のノックを検出するためのノック
    センサと、このノックセンサの信号からノック検出のた
    めに有効なノック強度値Vを検出するノック強度値検出
    手段と、前記ノック強度値とノック判定レベルとの比較
    によりノックの有・無を判定するノック判定手段と、こ
    の判定結果に応じて点火時期あるいは空燃比等のノック
    制御要因を制御するノック制御手段と、前記ノック強度
    値Vの略対数変換値の分布の累積%点VPを前記ノック強
    度値Vの入力毎に検出する累積%点検出手段と、前記ノ
    ック強度値Vの略対数変換値の実質標準偏差値Sを前記
    ノック強度値Vの入力毎に検出する標準偏差検出手段
    と、前記ノック判定レベルVKDを前記累積%点VPおよび
    前記実質標準偏差値Sに基づいて、VKD=Sn×VP(ただ
    し、n≧2.5)により作成するノック判定レベル作成手
    段とを備えることを特徴とする内燃機関用ノック制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記累積%VPを累積50%点VMとすることを
    特徴とする請求項1記載の内燃機関用ノック制御装置。
  3. 【請求項3】前記ノック判定レベル作成手段は、前記ノ
    ック判定レベルVKD=S3×VMの形で作成することを特徴
    とする請求項(2)記載の内燃機関用ノック制御装置。
  4. 【請求項4】前記累積50%点VMおよび前記実質標準偏差
    値Sに基づいて作成されたノック判定レベルを所定の定
    数にて補正する補正手段を備えることを特徴とする請求
    項2〜3のいずれか一つに記載の内燃機関用ノック制御
    装置。
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