JP2605462B2 - 光送信装置 - Google Patents

光送信装置

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JP2605462B2
JP2605462B2 JP2224799A JP22479990A JP2605462B2 JP 2605462 B2 JP2605462 B2 JP 2605462B2 JP 2224799 A JP2224799 A JP 2224799A JP 22479990 A JP22479990 A JP 22479990A JP 2605462 B2 JP2605462 B2 JP 2605462B2
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laser diode
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勝弘 浅子
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光出力の強度変調を利用し、副信号を送る
光送信装置に関する。
〔概要〕
本発明は、レーザダイオードを駆動する主信号を副信
号で強度変調する光送信装置において、 主信号の入力断時に、この主信号に代行する信号を利用
することにより、 強度変調の変調度の切り換えを不要にすることができる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来の光送信方式では、第2図に示すように、入力さ
れたデータおよびクロックのデューティを補正するフリ
ップフロップ5、NRZ・RZ変換回路6、LD9、レーザダイ
オード駆動回路8、副信号(FSK:Frequency Sh−ift Ke
ying)を入力して、光出力の変調度を制御することがで
きる強度変調回路11、主信号の入力断を検出して、NRZ
・RZ変換された主信号の全ビットを「H」に固定させ、
また、主信号の有無で強度変調回路11の変調度を制御し
ている制御回路13を有する。
次に、動作について説明する。この装置では主信号と
副信号があるため4つの状態がある。
(イ) 主信号のみ (ロ) 主信号+副信号 (ハ) 副信号のみ(主信号断) (ニ) 両信号断 状態(イ)の場合に、ビットレートfMAINの主信号を
光信号に変換するため、レーザダイオード駆動回路8で
電気信号がつくられる。このときに副信号は無入力のた
め、第3図(b)−(イ)のように光出力は一定であ
る。次に、状態(ロ)の場合には、入力された副信号を
強度変調回路11によってLD9を駆動させる主信号の電気
波形の振幅を強度変調させ、これを電気光変換し、光信
号の強度変調として副信号を伝送することができる。た
だし、副信号ビットレートfFSKは、主信号fMAINに比較
して十分小さい。ここで、主信号が入力断になった場合
(状態(ハ))、データ入力断検出回路3からの信号を
制御回路13で判断し、レーザダイオード駆動回路8を常
に光が出力される状態となるように第2図のオアゲート
回路7を制御する。さらに、強度変調回路からの制御で
第3図(b)−(ハ)のように光出力が時間的にアナロ
グ変化するような波形になる。この状態(ハ)のとき
は、状態(ロ)に比べて、より大きい変調度を持った光
波形をしている。状態(ニ)の場合には主副信号がとも
に入力断であるため、光が出力さないようにオアゲート
回路7を制御している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例では、状態(ロ)と(ハ)の場合に、すなわ
ち、主信号の有無で強度変調回路で副信号の変調度を変
えなければならないので、その変調度を制御する方法が
困難である。また、光受信側でも、状態(ロ)と(ハ)
で自動利得制御回路(AGC)の制御が困難である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、レーザダイオードと、このレーザダイオー
ドを主信号で駆動するレーザダイオード駆動回路と、こ
のレーザダイオード駆動回路を駆動する主信号の振幅を
この主信号の周波数より充分に低い周波数の副信号で強
度変調させる強度変調回路とを備えた光送信装置におい
て、主信号の周波数よりやや低い周波数の疑似的主信号
を発生するローカルオシレータと、主信号の入力断時
に、このローカルオシレータの発生する疑似的主信号を
主信号として上記レーザダイオード駆動回路に供給する
回路手段とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
主信号の入力断時に、ローカルオシレータの発生する
信号を疑似的に主信号として切り換えて、レーザダイオ
ード駆動回路に与える。これにより、強度変調回路で
は、主信号の有無による変調度の切り換えが不要にな
り、また、受信側の自動利得制御を容易にする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この実施例の構成を示すブロック図であ
る。
この実施例は、第1図に示すように、LD9と、このLD9
を主信号で駆動するレーザダイオード駆動回路8と、こ
のレーザダイオード駆動回路8を駆動する主信号の振幅
をこの主信号の周波数より充分に低い周波数の副信号で
強度変調させる強度変調回路11とを備え、さらに、本発
明の特徴とする手段として、主信号の周波数よりやや低
い周波数の疑似的主信号を発生するローカルオシレータ
14と、主信号の入力断時に、このローカルオシレータ14
の発生する疑似的主信号を主信号としてレーザダイオー
ド駆動回路8に供給する回路手段であるゲート回路15お
よび制御回路13とを備える。
次に、この実施例の動作を説明する。
主副信号の有無で4つの状態があり、そのときの光出
力波形を第3図(a)に示す。状態(イ)および(ロ)
の場合は従来方式の光出力と同じある。ゲート回路15で
はローカルオシレータ14の出力がレーザダイオード駆動
回路8にいかないように制御回路13からの信号で禁止し
ている。状態(ハ)の場合は、制御回路13からの制御信
号によってフリップフロップ5で主信号は禁止され、さ
らに、ローカルオシレータ14の疑似信号がゲート回路15
を通ってレーザダイオード駆動回路8にはいるようにな
る。LD9を駆動するための疑似信号の電気波形の振幅が
強度変調回路11によって強度変調され、この信号を電気
光変換して副信号を伝送することができる。ローカルオ
シレータ14の疑似信号の周波数LCL[Hz]は主信号fMAIN
より小さいが、副信号fFSKより十分に大きい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上述べてきたように、主信号断時に制御
回路によってローカルオシレータの出力が疑似的に主信
号として切り替わるようにしたので、強度変調回路では
主信号有無の場合の変調度切り替えが不必要になり、ま
た、光受信側でも状態(ハ)の場合に疑似信号があるた
め副信号の変調度が一定となり、自動利得制御回路が容
易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第2図は従来例の構成を示すブロック図。 第3図は本発明実施例と従来例の光出力波形図。 1……データ入力部、2……クロック入力部、3……デ
ータ入力断検出回路、4……クロック入力断検出回路、
5……フリップフロップ、6……NRZ・RN変換回路、7
……オアゲート回路、8……レーザダイオード駆動回
路、9……LD、10……副信号入力部、11……強度変調回
路、12……副信号入力断検出回路、13……制御回路、14
……ローカルオシレータ、15……ゲート回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザダイオードと、 このレーザダイオードを主信号で駆動するレーザダイオ
    ード駆動回路と、 このレーザダイオード駆動回路を駆動する主信号の振幅
    をこの主信号の周波数より充分に低い周波数の副信号で
    強度変調させる強度変調回路と を備えた光送信装置において、 主信号の周波数よりやや低い周波数の疑似的主信号を発
    生するローカルオシレータと、 主信号の入力断時に、このローカルオシレータの発生す
    る疑似的主信号を主信号として上記レーザダイオード駆
    動回路に供給する回路手段と を備えたことを特徴とする光送信装置。
JP2224799A 1990-08-27 1990-08-27 光送信装置 Expired - Lifetime JP2605462B2 (ja)

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JPH04105430A JPH04105430A (ja) 1992-04-07
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