JP2605208B2 - 痩身用食品 - Google Patents
痩身用食品Info
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- JP2605208B2 JP2605208B2 JP5113603A JP11360393A JP2605208B2 JP 2605208 B2 JP2605208 B2 JP 2605208B2 JP 5113603 A JP5113603 A JP 5113603A JP 11360393 A JP11360393 A JP 11360393A JP 2605208 B2 JP2605208 B2 JP 2605208B2
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- weight
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は痩身用食品に関する。
【０００２】
【従来の技術】サイクロデキストリンにはα−サイクロ
デキストリン、β−サイクロデキストリン並びにγ−サ
イクロデキストリンの３種の化合物が存在する。これ等
サイクロデキストリンは古くから食品用の素材として使
用されて来ている。
デキストリン、β−サイクロデキストリン並びにγ−サ
イクロデキストリンの３種の化合物が存在する。これ等
サイクロデキストリンは古くから食品用の素材として使
用されて来ている。
【０００３】そして最近サイクロデキストリンの１種た
るα−サイクロデキストリンは、痩身用食品の素材とし
て使用出来る可能性のあることが発表された。
るα−サイクロデキストリンは、痩身用食品の素材とし
て使用出来る可能性のあることが発表された。
【０００４】一方γ−リノレン酸は脂肪代謝作用を有す
る物質として知られており、健康維持に好適な物質とし
て知られている。
る物質として知られており、健康維持に好適な物質とし
て知られている。
【０００５】また、α−サイクロデキストリンとγ−リ
ノレン酸とを併用することにより、その相乗作用により
著しく優れた肥満乃至体重増加防止効果を発揮すること
を基本とする痩身用食品が開発されている（特公昭６２
−４４９０５号）。
ノレン酸とを併用することにより、その相乗作用により
著しく優れた肥満乃至体重増加防止効果を発揮すること
を基本とする痩身用食品が開発されている（特公昭６２
−４４９０５号）。
【０００６】本発明者は、従来から痩身用食品について
研究を続け、特にα−サイクロデキストリンとγ−リノ
レン酸とから成る痩身用食品について研究を続けて来
た。この研究に於いて、これ等上記２種の成分に更に第
三成分を添加することにより、更に優れた痩身用効果が
得られるかもしれないとの新しい着想に至った。
研究を続け、特にα−サイクロデキストリンとγ−リノ
レン酸とから成る痩身用食品について研究を続けて来
た。この研究に於いて、これ等上記２種の成分に更に第
三成分を添加することにより、更に優れた痩身用効果が
得られるかもしれないとの新しい着想に至った。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明が解決し
ようとする課題はα−サイクロデキストリンとγ−リノ
レン酸とを主成分としてなる痩身用食品に、更に一段と
優れた痩身作用を有する新しい痩身用食品を開発するこ
とである。
ようとする課題はα−サイクロデキストリンとγ−リノ
レン酸とを主成分としてなる痩身用食品に、更に一段と
優れた痩身作用を有する新しい痩身用食品を開発するこ
とである。
【０００８】本発明者は、上記課題を解決するために、
更に鋭意研究を続け、各種数多くの食品用添加剤につい
て実験的研究を続け、遂にある特定の成分を更に第三成
分として配合するときは、これ等三者の相乗作用によっ
て、著しく痩身用効果が上昇することを見出した。
更に鋭意研究を続け、各種数多くの食品用添加剤につい
て実験的研究を続け、遂にある特定の成分を更に第三成
分として配合するときは、これ等三者の相乗作用によっ
て、著しく痩身用効果が上昇することを見出した。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明者の研究に依る
と、α−サイクロデキストリンとγ−リノレン酸に更に
白人参を配合するときは、これ等三者の相乗作用により
著しく肥満防止効果が大きくなることが見出された。
と、α−サイクロデキストリンとγ−リノレン酸に更に
白人参を配合するときは、これ等三者の相乗作用により
著しく肥満防止効果が大きくなることが見出された。
【００１０】
【発明の構成】本発明の痩身用食品は、α−サイクロデ
キストリン、γ−リノレン酸及び白人参とを、好ましく
は上記デキストリン１００重量部に対してγ−リノレン
酸０.５〜５０重量部及び白人参０.５〜５重量部、特に
好ましくはリノレン酸１〜１０重量部及び白人参１〜３
重量部含有して成るものである。
キストリン、γ−リノレン酸及び白人参とを、好ましく
は上記デキストリン１００重量部に対してγ−リノレン
酸０.５〜５０重量部及び白人参０.５〜５重量部、特に
好ましくはリノレン酸１〜１０重量部及び白人参１〜３
重量部含有して成るものである。
【００１１】本発明に於いて使用されるα−サイクロデ
キストリンとしては、従来から知られているものがいず
れも使用出来る。このα−サイクロデキストリンは、こ
れを単独で使用しても良く、またこれを含有する素材を
使用しても良い。
キストリンとしては、従来から知られているものがいず
れも使用出来る。このα−サイクロデキストリンは、こ
れを単独で使用しても良く、またこれを含有する素材を
使用しても良い。
【００１２】本発明に於いて使用されるγ−リノレン酸
としてもこれを単独で使用しても良く、またこれを含有
する成分乃至物質たとえば月見草油等を使用しても良
い。
としてもこれを単独で使用しても良く、またこれを含有
する成分乃至物質たとえば月見草油等を使用しても良
い。
【００１３】本発明で使用する白人参とは、通常白人参
と称されるものの総称であり、白人参と言われているも
のが広く包含される。更に詳しくは、ウコギ科植物オタ
ネニンジン（Ｐａｎａｘ ｇｉｎｓｅｎｇ）の根から調
製されたもので、通常オタネニンジンの周皮や細根を除
いて乾燥したもの、軽く湯通しした後乾燥したものであ
る。主成分は遊離脂肪酸、セスキテルペン、ステロール
やその配糖体、鎖状アセチレンアルコール（たとえばパ
ナキシノール、パナキシドール、ヘプタデカ−１−エン
−４，６−ジエン−３，９−ジオール等）等である。
と称されるものの総称であり、白人参と言われているも
のが広く包含される。更に詳しくは、ウコギ科植物オタ
ネニンジン（Ｐａｎａｘ ｇｉｎｓｅｎｇ）の根から調
製されたもので、通常オタネニンジンの周皮や細根を除
いて乾燥したもの、軽く湯通しした後乾燥したものであ
る。主成分は遊離脂肪酸、セスキテルペン、ステロール
やその配糖体、鎖状アセチレンアルコール（たとえばパ
ナキシノール、パナキシドール、ヘプタデカ−１−エン
−４，６−ジエン−３，９−ジオール等）等である。
【００１４】本発明に於いては上記３種類の成分を併用
するものであって、これ等三者の相乗作用により、著し
く優れた肥満防止乃至体重増加防止効果を発揮する。こ
の相乗作用は特にα−サイクロデキストリン１００重量
部に対しγ−リノレン酸０.５〜５０重量部特に好まし
くは１〜４０重量部、白人参０.５〜５重量部特に好ま
しくは１〜３重量部の割合で発揮される。
するものであって、これ等三者の相乗作用により、著し
く優れた肥満防止乃至体重増加防止効果を発揮する。こ
の相乗作用は特にα−サイクロデキストリン１００重量
部に対しγ−リノレン酸０.５〜５０重量部特に好まし
くは１〜４０重量部、白人参０.５〜５重量部特に好ま
しくは１〜３重量部の割合で発揮される。
【００１５】本発明に於いては、更にクロロフィル、杜
仲葉エキス、有胞子状乳酸菌の一種、又は二種以上を配
合する場合には、上記白人参添加に基づく相乗作用を更
に一段と向上せしめることが出来る。
仲葉エキス、有胞子状乳酸菌の一種、又は二種以上を配
合する場合には、上記白人参添加に基づく相乗作用を更
に一段と向上せしめることが出来る。
【００１６】クロロフィル自体は良く知られたものであ
って、葉緑素の１種であり、またピロール化合物の一種
である。クロロフィルにはａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ及びバク
テリオクロロフィル、バクテリオピリジンがある。本発
明では一般にクロロフィルと総称されている上記各化合
物の少なくとも１種以上の混合物が有効に使用される。
って、葉緑素の１種であり、またピロール化合物の一種
である。クロロフィルにはａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ及びバク
テリオクロロフィル、バクテリオピリジンがある。本発
明では一般にクロロフィルと総称されている上記各化合
物の少なくとも１種以上の混合物が有効に使用される。
【００１７】又、更にクロロフィルとしてはクロロフィ
ル蛋白質と称される、クロロフィルと蛋白質が結合した
ものも使用することが出来る。
ル蛋白質と称される、クロロフィルと蛋白質が結合した
ものも使用することが出来る。
【００１８】本発明に於いて使用される杜仲葉エキス、
及び有胞子状乳酸菌自体も又良く知られた食品添加物で
あり、本発明に於いては、これ等従来から使用されて来
たものがいずれも使用される。
及び有胞子状乳酸菌自体も又良く知られた食品添加物で
あり、本発明に於いては、これ等従来から使用されて来
たものがいずれも使用される。
【００１９】特に本発明に於いてはクロロフィルが上記
相乗作用増進に対し効果が大きい。
相乗作用増進に対し効果が大きい。
【００２０】これ等クロロフィル、杜仲葉エキス、及び
有胞子状乳酸菌の使用量はα−サイクロデキストリン１
００重量部に対し、通常０〜５好ましくは１〜３重量部
である。
有胞子状乳酸菌の使用量はα−サイクロデキストリン１
００重量部に対し、通常０〜５好ましくは１〜３重量部
である。
【００２１】本発明に於いては、食品または食品添加材
に上記三成分を含有させれば良く、または必要に応じ各
種公知の添加材と共に適当な形状、たとえば錠剤、丸
剤、顆粒状に成型しても良い。この際の食品添加材とし
ては、各種のものが使用出来、小麦粉、食物繊維素、大
豆粉、乳糖、ブドウ糖、澱粉等を具体例として挙げるこ
とが出来る。
に上記三成分を含有させれば良く、または必要に応じ各
種公知の添加材と共に適当な形状、たとえば錠剤、丸
剤、顆粒状に成型しても良い。この際の食品添加材とし
ては、各種のものが使用出来、小麦粉、食物繊維素、大
豆粉、乳糖、ブドウ糖、澱粉等を具体例として挙げるこ
とが出来る。
【００２２】以下に実験例と本発明の具体例たる実施例
を示す。
を示す。
【００２３】
【実験例】成人で健康な女子（年齢２０〜２６才）２０
名をパネラーとして下記のパネルテストを行った。即ち
パネラーを５名づつに５群にわけ、下記の組成物を１日
３回（朝、昼、晩）０.０２ｇ／ｋｇの割合で摂取して
もらい、通常の一定の食事を一定量摂取してもらって、
５０日後の変化を調べた。変化は尻周り、太もも周り、
体重、外観の４つの項目について行い、各群の平均値で
示した。その評価は組成物摂取前の各項目を基準とし、
それより大きくなった場合を＋で、また少なくなった場
合を−で表した。その結果を表１に示す。但し表１の群
６はコントロールである。
名をパネラーとして下記のパネルテストを行った。即ち
パネラーを５名づつに５群にわけ、下記の組成物を１日
３回（朝、昼、晩）０.０２ｇ／ｋｇの割合で摂取して
もらい、通常の一定の食事を一定量摂取してもらって、
５０日後の変化を調べた。変化は尻周り、太もも周り、
体重、外観の４つの項目について行い、各群の平均値で
示した。その評価は組成物摂取前の各項目を基準とし、
それより大きくなった場合を＋で、また少なくなった場
合を−で表した。その結果を表１に示す。但し表１の群
６はコントロールである。
【００２４】
【表１】
【００２５】 組成物１ α−サイクロデキストリンと γ−リノレン酸との混合物（１０：１重量比）・・・・・１００ 重量部 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５００ 重量部
【００２６】 組成物２ 上記混合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ０ 重量部 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５００ 重量部 白人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ４.５重量部
【００２７】 組成物３ 上記混合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ９５.５重量部 白人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ４.５重量部 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５００ 重量部
【００２８】 組成物４ 上記混合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ９７.５重量部 白人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ２.５重量部 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５００ 重量部
【００２９】 組成物５ 上記混合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ９９.５重量部 白人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ０.５重量部 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５００ 重量部
Claims (2)
- 【請求項１】α−サイクロデキストリン、γ−リノレン
酸及び白人参とを含有して成る痩身用食品。 - 【請求項２】α−サイクロデキストリン１００重量部に
対して、γ−リノレン酸が０.５〜１０重量部及び上記
白人参が０.５〜５重量部の割合で含有されて成る請求
項１に記載の痩身用食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113603A JP2605208B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 痩身用食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113603A JP2605208B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 痩身用食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187060A JPH08187060A (ja) | 1996-07-23 |
| JP2605208B2 true JP2605208B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14616407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5113603A Expired - Fee Related JP2605208B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 痩身用食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605208B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK2138190T3 (da) | 2002-08-19 | 2014-05-12 | Soho Flordis Internat Pty Ltd | Sammensætninger omfattende kostfedtkompleksdanner og fremgangsmåder til deres anvendelse |
| US20040180129A1 (en) * | 2003-03-11 | 2004-09-16 | Plank David W. | Method of reducing acrylamide levels in food products and food intermediates and products and intermediates produced thereby |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5113603A patent/JP2605208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08187060A (ja) | 1996-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |