JP2605125B2 - 光学式読取装置 - Google Patents
光学式読取装置Info
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- JP2605125B2 JP2605125B2 JP63235420A JP23542088A JP2605125B2 JP 2605125 B2 JP2605125 B2 JP 2605125B2 JP 63235420 A JP63235420 A JP 63235420A JP 23542088 A JP23542088 A JP 23542088A JP 2605125 B2 JP2605125 B2 JP 2605125B2
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- Japan
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- bar code
- data transmission
- barcode
- reading
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学式読取装置に関する。
スーパーや量販店などにおいて、商品に付されたバー
コード情報を光学的に読取り、その読取データを例えば
電子キャッシュレジスタやPOS端末などで処理する装置
に利用できる。
コード情報を光学的に読取り、その読取データを例えば
電子キャッシュレジスタやPOS端末などで処理する装置
に利用できる。
[従来の技術] 従来、電子キャッシュレジスタやPOS端末に、商品に
付されたバーコード情報を光学的に読取る定置式のスキ
ャナを接続し、このスキャナで読取ったデータを電子キ
ャッシュレジスタやPOS端末で処理する装置が知られて
いる。
付されたバーコード情報を光学的に読取る定置式のスキ
ャナを接続し、このスキャナで読取ったデータを電子キ
ャッシュレジスタやPOS端末で処理する装置が知られて
いる。
このような装置では、オペレータが商品のどこにバー
コードが付されているかを確認し、そのバーコード面を
スキャナの読取窓に向けながら商品を移動させていた。
コードが付されているかを確認し、そのバーコード面を
スキャナの読取窓に向けながら商品を移動させていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来は、1台のスキャナでバーコードを読取っている
ため、読取り可能範囲も1台のスキャナで読取れる範囲
に限られる。通常、読取り可能範囲はレーザ光の発射角
度、スキャニングパターン、反射光の強さにより決まる
ため、1台のスキャナでは読取り可能範囲もおのずと限
定されていた。
ため、読取り可能範囲も1台のスキャナで読取れる範囲
に限られる。通常、読取り可能範囲はレーザ光の発射角
度、スキャニングパターン、反射光の強さにより決まる
ため、1台のスキャナでは読取り可能範囲もおのずと限
定されていた。
そのため、1回の読取操作でバーコードを読取れる確
率も低く、上述したように、オペレータが商品のどこに
バーコードが付されているかを確認し、そのバーコード
面をスキャナの読取窓に正確に向けながら商品を移動さ
せなければならなかった。このことは、オペレータにか
かる負担も大きく能率的ではなかった。
率も低く、上述したように、オペレータが商品のどこに
バーコードが付されているかを確認し、そのバーコード
面をスキャナの読取窓に正確に向けながら商品を移動さ
せなければならなかった。このことは、オペレータにか
かる負担も大きく能率的ではなかった。
ここに、本発明の目的は、このような従来の課題を解
決すべくなされたもので、読取り可能範囲を拡大するこ
とにより、オペレータへの負担を軽減すると同時に、1
回の読取操作でバーコード情報を読取れる確率も高める
ことができる光学式読取装置を提供することにある。
決すべくなされたもので、読取り可能範囲を拡大するこ
とにより、オペレータへの負担を軽減すると同時に、1
回の読取操作でバーコード情報を読取れる確率も高める
ことができる光学式読取装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そのため、本発明では、複数台のバーコードリーダを
それぞれの読取り可能範囲が一部重複するように、商品
移動経路に配置することにより、読取り可能範囲を連続
的に拡大させる。同時に、2台以上のバーコードリーダ
でバーコード情報を読取った場合、唯一のバーコードリ
ーダから読取データを出力させるための回路手段を設け
たものである。
それぞれの読取り可能範囲が一部重複するように、商品
移動経路に配置することにより、読取り可能範囲を連続
的に拡大させる。同時に、2台以上のバーコードリーダ
でバーコード情報を読取った場合、唯一のバーコードリ
ーダから読取データを出力させるための回路手段を設け
たものである。
具体的には、請求項1記載の発明は、読取り可能範囲
が一部重複するようにそれぞれの読取窓が商品移動経路
で互いに向く方向に異なる角度をもって縦方向に配置さ
れ商品に付されたバーコードのバーコード情報を光学的
に読取る複数台のバーコードリーダを備え、前記各バー
コードリーダは、前記各読取窓からレーザ光を前記商品
移動経路に向けて出射可能とされるとともに,前記商品
移動経路の前記一部重複範囲内を移動される商品に付さ
れた単一のバーコードで反射され前記各読取窓を通して
入射した反射光を各集光部に集光させ当該集光された反
射光に基きバーコード情報を読取るように構成され、各
集光部に集光された反射光から唯一の反射光を選択する
回路手段を設け、この回路手段で選択された反射光を集
光したバーコードリーダからバーコード読取データを出
力するように構成したことを特徴とする。
が一部重複するようにそれぞれの読取窓が商品移動経路
で互いに向く方向に異なる角度をもって縦方向に配置さ
れ商品に付されたバーコードのバーコード情報を光学的
に読取る複数台のバーコードリーダを備え、前記各バー
コードリーダは、前記各読取窓からレーザ光を前記商品
移動経路に向けて出射可能とされるとともに,前記商品
移動経路の前記一部重複範囲内を移動される商品に付さ
れた単一のバーコードで反射され前記各読取窓を通して
入射した反射光を各集光部に集光させ当該集光された反
射光に基きバーコード情報を読取るように構成され、各
集光部に集光された反射光から唯一の反射光を選択する
回路手段を設け、この回路手段で選択された反射光を集
光したバーコードリーダからバーコード読取データを出
力するように構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記各バーコードリーダは、
前記各集光部に集光された反射光に基きバーコード情報
を読取った際にデータ送出要求信号を前記回路手段へ出
力するとともに、そのデータ送出要求信号に応答するデ
ータ送出許可信号を受信したことを条件として読取デー
タを出力する手段を有し、前記回路手段は、最先にデー
タ送出要求信号が出力されたバーコードリーダに対して
のみデータ送出許可信号を応答する手段を有する、こと
を特徴とする。
前記各集光部に集光された反射光に基きバーコード情報
を読取った際にデータ送出要求信号を前記回路手段へ出
力するとともに、そのデータ送出要求信号に応答するデ
ータ送出許可信号を受信したことを条件として読取デー
タを出力する手段を有し、前記回路手段は、最先にデー
タ送出要求信号が出力されたバーコードリーダに対して
のみデータ送出許可信号を応答する手段を有する、こと
を特徴とする。
[作 用] 上記構成による請求項1記載の発明では、オペレータ
が、商品に付されたバーコードをいずれか1台のバーコ
ードリーダの読取窓を向くように商品移動経路を移動さ
せた場合、当該読取窓から出射されたレーザ光は当該バ
ーコードで反射された集光部に集光される。この集光部
に集光された反射光に基きバーコード情報が読取られ
る。
が、商品に付されたバーコードをいずれか1台のバーコ
ードリーダの読取窓を向くように商品移動経路を移動さ
せた場合、当該読取窓から出射されたレーザ光は当該バ
ーコードで反射された集光部に集光される。この集光部
に集光された反射光に基きバーコード情報が読取られ
る。
ここにおいて、各バーコードリーダは、それぞれ読取
り可能範囲が一部重複するように配置されている。その
ため、オペレータが、商品のバーコードを上記したバー
コードリーダの読取窓に正確に向くように移動操作しな
かったとしても、読取り可能範囲が一部重複した範囲内
では他のバーコードリーダによってバーコード情報を読
取れる。
り可能範囲が一部重複するように配置されている。その
ため、オペレータが、商品のバーコードを上記したバー
コードリーダの読取窓に正確に向くように移動操作しな
かったとしても、読取り可能範囲が一部重複した範囲内
では他のバーコードリーダによってバーコード情報を読
取れる。
また、商品に付されたバーコードが複数台のバーコー
ドリーダの読取り可能範囲の一部重複範囲内を移動され
た場合には、当該各バーコードリーダの読取窓から出射
された各レーザ光は当該バーコードで反射された各集光
部に集光される。回路手段は、各集光部に集光された反
射光から唯一の反射光を選択する。この選択された反射
光に基き、当該バーコードリーダはバーコード読取デー
タを出力する。
ドリーダの読取り可能範囲の一部重複範囲内を移動され
た場合には、当該各バーコードリーダの読取窓から出射
された各レーザ光は当該バーコードで反射された各集光
部に集光される。回路手段は、各集光部に集光された反
射光から唯一の反射光を選択する。この選択された反射
光に基き、当該バーコードリーダはバーコード読取デー
タを出力する。
したがって、オペレータは読取操作をする都度にバー
コード面が読取窓に正確に向くように注意を払わなくて
もよいので、オペレータへの負担を軽減させることがで
きるとともに、1回の読取操作でバーコードを読取れる
確率を向上させることができる。
コード面が読取窓に正確に向くように注意を払わなくて
もよいので、オペレータへの負担を軽減させることがで
きるとともに、1回の読取操作でバーコードを読取れる
確率を向上させることができる。
上記構成による請求項2記載の発明では、商品に付さ
れた単一のバーコード情報が2台以上のバーコードリー
ダによって読取られると、当該各バーコードリーダから
はデータ送出要求信号が出力される。回路手段では、最
先にデータ送出要求信号が出力されたバーコードリーダ
に対してのみデータ送出許可信号を応答する。すると、
データ送出許可信号を受信したバーコードリーダからは
読取データが送出される。したがって、読取データを一
段と迅速に出力することができる。
れた単一のバーコード情報が2台以上のバーコードリー
ダによって読取られると、当該各バーコードリーダから
はデータ送出要求信号が出力される。回路手段では、最
先にデータ送出要求信号が出力されたバーコードリーダ
に対してのみデータ送出許可信号を応答する。すると、
データ送出許可信号を受信したバーコードリーダからは
読取データが送出される。したがって、読取データを一
段と迅速に出力することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本実施例の全体構成を示す。本実施例では、
商品に付されたバーコード情報を光学的に読取る複数
台、ここでは3台のバーコードリーダ111,112,113と、
これらバーコードリーダ111,112,113からの読取データD
1,D2,D3を処理するPOS端末31と、各バーコードリーダ11
1,112,113の各集光部(13)に集光された反射光から唯
一の反射光を選択する回路手段(41)とから構成されて
いる。
商品に付されたバーコード情報を光学的に読取る複数
台、ここでは3台のバーコードリーダ111,112,113と、
これらバーコードリーダ111,112,113からの読取データD
1,D2,D3を処理するPOS端末31と、各バーコードリーダ11
1,112,113の各集光部(13)に集光された反射光から唯
一の反射光を選択する回路手段(41)とから構成されて
いる。
3台のバーコードリーダ111,112,113は、読取り可能
範囲が一部重複するように、第2図に示す如く、それぞ
れの読取窓14が商品移動経路で互いに向く方向に異なる
角度をもって縦方向に配置されている。ここでは、商品
の移動経路を挟んで、バーコードリーダ111が水平(詳
しくは、斜め上向き)に、バーコードリーダ112が垂直
に、バーコードリーダ113が斜めに、それぞれ配置され
ている。
範囲が一部重複するように、第2図に示す如く、それぞ
れの読取窓14が商品移動経路で互いに向く方向に異なる
角度をもって縦方向に配置されている。ここでは、商品
の移動経路を挟んで、バーコードリーダ111が水平(詳
しくは、斜め上向き)に、バーコードリーダ112が垂直
に、バーコードリーダ113が斜めに、それぞれ配置され
ている。
各バーコードリーダ111,112,113は、第3図に示す各
集光部(レーザ走査・集光部13)に集光された反射光に
基きバーコード情報を光学的に読取った際にデータ送出
要求信号REQ1,REQ2,REQ3を回路手段(41)へ出力すると
ともに、そのデータ送出要求信号に応答するデータ送出
許可信号を受信したことを条件として読取データを出力
する手段を有している。より具体的には、同図におい
て、レーザチューブ12からのレーザ光は、レーザ走査・
集光部13の回転ミラーで反射された後、読取窓14を通っ
て外部へ発射される。ここで、商品に付されたバーコー
ド15によってレーザ光が反射されると、その反射光は、
レーザ走査・集光部13に集光された後、反射光検出部16
で検知される。この信号は、増幅回路17で増幅され、続
いて、A/D変換回路18でデジタル信号に変換された後、C
PU19に入力される。回路手段としての優先度判定回路41
は、最先にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,REQ3が出力さ
れた前記バーコードリーダ1,112,113に対してのみデー
タ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答する手段を有して
いる。
集光部(レーザ走査・集光部13)に集光された反射光に
基きバーコード情報を光学的に読取った際にデータ送出
要求信号REQ1,REQ2,REQ3を回路手段(41)へ出力すると
ともに、そのデータ送出要求信号に応答するデータ送出
許可信号を受信したことを条件として読取データを出力
する手段を有している。より具体的には、同図におい
て、レーザチューブ12からのレーザ光は、レーザ走査・
集光部13の回転ミラーで反射された後、読取窓14を通っ
て外部へ発射される。ここで、商品に付されたバーコー
ド15によってレーザ光が反射されると、その反射光は、
レーザ走査・集光部13に集光された後、反射光検出部16
で検知される。この信号は、増幅回路17で増幅され、続
いて、A/D変換回路18でデジタル信号に変換された後、C
PU19に入力される。回路手段としての優先度判定回路41
は、最先にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,REQ3が出力さ
れた前記バーコードリーダ1,112,113に対してのみデー
タ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答する手段を有して
いる。
上記したCPU19には、ROM20、RAM21およびタイマ21な
どが接続されている。CPU19は、ROM20に記憶されたプロ
グラムに従って、モータ駆動回路23を介して前記回転ミ
ラーを取付けたモータ24を回転させるとともに、A/D変
換回路18から与えられるデータをRAM21内へ格納し、そ
のデータのチェックデジットなどを確認する。ここで、
チェックデジットが正しくない場合には、そのデータを
読捨てる。チェックデジットが正しい場合には、データ
送出要求信号REQ(REQ1,REQ2,REQ3)を前記優先度判定
回路41へ出力し、そのデータ送出要求信号REQ(REQ1,RE
Q2,REQ3)に応答して優先度判定回路41からデータ送出
許可信号ACK(ACK1,ACK2,ACK3)を受信したことを条件
として読取データをコミュニケーションインターフェイ
ス25を介して前記POS端末31へ送出する。また、データ
送出要求信号REQ(REQ1,REQ2,REQ3)を出力してからタ
イマ22で設定された一定時間T1経過するまでの間に、デ
ータ送出許可信号ACK(ACK1,ACK2,ACK3)を受信できな
かった場合には、データ送出要求信号REQ(REQ1,REQ2,R
EQ3)を取り下げる。なお、これらを実行する手段は、
主としてCPU19とROM20で構成される。
どが接続されている。CPU19は、ROM20に記憶されたプロ
グラムに従って、モータ駆動回路23を介して前記回転ミ
ラーを取付けたモータ24を回転させるとともに、A/D変
換回路18から与えられるデータをRAM21内へ格納し、そ
のデータのチェックデジットなどを確認する。ここで、
チェックデジットが正しくない場合には、そのデータを
読捨てる。チェックデジットが正しい場合には、データ
送出要求信号REQ(REQ1,REQ2,REQ3)を前記優先度判定
回路41へ出力し、そのデータ送出要求信号REQ(REQ1,RE
Q2,REQ3)に応答して優先度判定回路41からデータ送出
許可信号ACK(ACK1,ACK2,ACK3)を受信したことを条件
として読取データをコミュニケーションインターフェイ
ス25を介して前記POS端末31へ送出する。また、データ
送出要求信号REQ(REQ1,REQ2,REQ3)を出力してからタ
イマ22で設定された一定時間T1経過するまでの間に、デ
ータ送出許可信号ACK(ACK1,ACK2,ACK3)を受信できな
かった場合には、データ送出要求信号REQ(REQ1,REQ2,R
EQ3)を取り下げる。なお、これらを実行する手段は、
主としてCPU19とROM20で構成される。
POS端末31は、いずれかのバーコードリーダ111,112,1
13から送出される読取データD1,D2,D3を予め定めた手順
に従って処理するとともに、これらの処理データなどを
図示しないホストコンピュータへ送信する機能を有す
る。
13から送出される読取データD1,D2,D3を予め定めた手順
に従って処理するとともに、これらの処理データなどを
図示しないホストコンピュータへ送信する機能を有す
る。
優先度判定回路41は、第4図に示す如く、各バーコー
ドリーダ111,112,113からのデータ送出要求信号REQ1,RE
Q2,REQ3を入力とするオアー回路42と、このオアー回路4
2からの出力によって起動され一定時間T2だけイネーブ
ル信号ENを「L」レベルにするタイマ43と、前記イネー
ブル信号ENが「H」レベルの状態つまりデータ読込可能
状態において、最先にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,RE
Q3が出力されたバーコードリーダ111,112,113に対して
のみデータ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答するコン
トローラ44とから構成されている。
ドリーダ111,112,113からのデータ送出要求信号REQ1,RE
Q2,REQ3を入力とするオアー回路42と、このオアー回路4
2からの出力によって起動され一定時間T2だけイネーブ
ル信号ENを「L」レベルにするタイマ43と、前記イネー
ブル信号ENが「H」レベルの状態つまりデータ読込可能
状態において、最先にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,RE
Q3が出力されたバーコードリーダ111,112,113に対して
のみデータ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答するコン
トローラ44とから構成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
商品を第2図の矢印方向に沿って移動させる。このと
き、いずれか一以上のバーコードリーダ111,112,113の
読取窓14から出射されたレーザ光は、商品に付された単
一のバーコード15で反射され読取窓14を通してレーザ走
査・集光部13に集光される。バーコードリーダ111,112,
113は、集光された反射光に基きバーコード15を読取
る。こうして、バーコードリーダ111,112,113によって
バーコード15が読取られると、そのバーコード15を読取
ったバーコードリーダ111,112,113は、読取データのチ
ェックデジットを判断し、チェックデジットが正しいこ
とを条件としてデータ送出要求信号REQ1,REQ2,REQ3を優
先度判定回路41へ出力する。
き、いずれか一以上のバーコードリーダ111,112,113の
読取窓14から出射されたレーザ光は、商品に付された単
一のバーコード15で反射され読取窓14を通してレーザ走
査・集光部13に集光される。バーコードリーダ111,112,
113は、集光された反射光に基きバーコード15を読取
る。こうして、バーコードリーダ111,112,113によって
バーコード15が読取られると、そのバーコード15を読取
ったバーコードリーダ111,112,113は、読取データのチ
ェックデジットを判断し、チェックデジットが正しいこ
とを条件としてデータ送出要求信号REQ1,REQ2,REQ3を優
先度判定回路41へ出力する。
優先度判定回路41では、イネーブル信号ENが「H」レ
ベルの状態において、最先のデータ送出要求信号REQ1,R
EQ2,REQ3を受付け、その最先のデータ送出要求信号REQ
1,REQ2,REQ3が出力されたバーコードリーダ111,112,113
に対してのみデータ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答
する。つまり、最先のデータ送出要求信号REQ1,REQ2,RE
Q3によってタイマ43が起動されると、一定時間T2だけイ
ネーブル信号ENが「L」レベルとなるので、以後のデー
タ送合要求信号REQ1,REQ2,REQ3に対しては応答しない。
ベルの状態において、最先のデータ送出要求信号REQ1,R
EQ2,REQ3を受付け、その最先のデータ送出要求信号REQ
1,REQ2,REQ3が出力されたバーコードリーダ111,112,113
に対してのみデータ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答
する。つまり、最先のデータ送出要求信号REQ1,REQ2,RE
Q3によってタイマ43が起動されると、一定時間T2だけイ
ネーブル信号ENが「L」レベルとなるので、以後のデー
タ送合要求信号REQ1,REQ2,REQ3に対しては応答しない。
例えば、第5図に示す如く、バーコードリーダ112か
らのデータ送出要求信号REQ2が最先で、その後にバーコ
ードリーダ111,113からのデータ送出要求信号REQ1,REQ3
が出された場合、コントローラ44からはデータ送出要求
信号REQ2に応答してデータ送出許可信号ACK2がバーコー
ドリーダ112へ送出される。
らのデータ送出要求信号REQ2が最先で、その後にバーコ
ードリーダ111,113からのデータ送出要求信号REQ1,REQ3
が出された場合、コントローラ44からはデータ送出要求
信号REQ2に応答してデータ送出許可信号ACK2がバーコー
ドリーダ112へ送出される。
すると、バーコードリーダ112では、コントローラ44
からのデータ送出許可信号ACK2を受信したことを条件と
して、コミュニケーションインターフェイス25を介して
POS端末31へ読取データD2を送出する。
からのデータ送出許可信号ACK2を受信したことを条件と
して、コミュニケーションインターフェイス25を介して
POS端末31へ読取データD2を送出する。
一方、バーコードリーダ111,113では、タイマ22で設
定された一定時間T1だけデータ送出要求信号REQ1,REQ2,
REQ3を出すが、この間にデータ送出許可信号ACK1,ACK3
が得られない場合、RAM21内に保有していた読取データ
を読捨てる。
定された一定時間T1だけデータ送出要求信号REQ1,REQ2,
REQ3を出すが、この間にデータ送出許可信号ACK1,ACK3
が得られない場合、RAM21内に保有していた読取データ
を読捨てる。
従って、本実施例によれば、読取り可能範囲が一部重
複するように商品の移動経路に対向して3台のバーコー
ドリーダ111,112,113を設置したので、1台のバーコー
ドリーダの場合より読取り可能範囲を連続的に拡大する
ことができる。このことは、オペレータがその都度バー
コード面を読取窓に向くように注意を払わなくてもよい
ので、オペレータへの負担を軽減させることができると
ともに、1回の読取操作でバーコードを読取れる確率も
向上させることができる。
複するように商品の移動経路に対向して3台のバーコー
ドリーダ111,112,113を設置したので、1台のバーコー
ドリーダの場合より読取り可能範囲を連続的に拡大する
ことができる。このことは、オペレータがその都度バー
コード面を読取窓に向くように注意を払わなくてもよい
ので、オペレータへの負担を軽減させることができると
ともに、1回の読取操作でバーコードを読取れる確率も
向上させることができる。
しかも、各バーコードリーダ111,112,113に、バーコ
ード情報を読取った際にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,
REQ3を出力するとともに、そのデータ送出要求信号REQ
1,REQ2,REQ3に応答するデータ送出許可信号ACK1,ACK2,A
CK3を受信したことを条件として読取データD1,D2,D3をP
OS端末31へ送出する手段を設けるとともに、優先度判定
回路41に最先にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,REQ3が出
力されたバーコードリーダ111,112,113に対してのみデ
ータ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答する手段を設け
たので、1回の読取操作に対して1つの読取データを有
効とすることができる。また、読取データを一段と迅速
に出力することができる。
ード情報を読取った際にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,
REQ3を出力するとともに、そのデータ送出要求信号REQ
1,REQ2,REQ3に応答するデータ送出許可信号ACK1,ACK2,A
CK3を受信したことを条件として読取データD1,D2,D3をP
OS端末31へ送出する手段を設けるとともに、優先度判定
回路41に最先にデータ送出要求信号REQ1,REQ2,REQ3が出
力されたバーコードリーダ111,112,113に対してのみデ
ータ送出許可信号ACK1,ACK2,ACK3を応答する手段を設け
たので、1回の読取操作に対して1つの読取データを有
効とすることができる。また、読取データを一段と迅速
に出力することができる。
また、イネーブル信号ENが「H」レベルの状態、つま
りデータ読込可能状態において、優先度判定回路41のコ
ントローラ44が最先のデータ送出要求信号REQ1,REQ2,RE
Q3を受付けてから一定時間T2の間では、データ送出要求
信号REQ1,REQ2,REQ3に応答しないので、バーコードリー
ダ111,112,113の二度読みを防止することができる。
りデータ読込可能状態において、優先度判定回路41のコ
ントローラ44が最先のデータ送出要求信号REQ1,REQ2,RE
Q3を受付けてから一定時間T2の間では、データ送出要求
信号REQ1,REQ2,REQ3に応答しないので、バーコードリー
ダ111,112,113の二度読みを防止することができる。
なお、上記実施例では、3台のバーコードリーダ1,11
2,113を設置した例であるが、バーコードリーダの台数
については2台または4台以上でもよい。例えば、2台
の場合では、第6図に示す如く、1台のバーコードリー
ダ111を水平(詳しくは斜め上向き)に、他の1台のバ
ーコードリーダ112を垂直に配置して縦方向に整列する
ようにしてもよい。また、上記実施例では、優先度判定
回路41を各バーコードリーダ111,112,113およびPOS端末
31とは別体として構成したが、優先度判定回路41をいず
れかのバーコードリーダ111,112,113内またはPOS端末31
内に設けるようにしてもよい。このようにすれば、各バ
ーコードリーダ111,112,113のCPU19またはPOS端末31のC
PUを利用して、優先度判定回路41の処理を実行させるこ
とができる。
2,113を設置した例であるが、バーコードリーダの台数
については2台または4台以上でもよい。例えば、2台
の場合では、第6図に示す如く、1台のバーコードリー
ダ111を水平(詳しくは斜め上向き)に、他の1台のバ
ーコードリーダ112を垂直に配置して縦方向に整列する
ようにしてもよい。また、上記実施例では、優先度判定
回路41を各バーコードリーダ111,112,113およびPOS端末
31とは別体として構成したが、優先度判定回路41をいず
れかのバーコードリーダ111,112,113内またはPOS端末31
内に設けるようにしてもよい。このようにすれば、各バ
ーコードリーダ111,112,113のCPU19またはPOS端末31のC
PUを利用して、優先度判定回路41の処理を実行させるこ
とができる。
また、上記実施例では、最先に読取ったバーコードリ
ーダ111,112,113からの読取データをPOS端末31で処理す
るようにしたが、電子キャッシュレジスタなどによって
処理するようにしてもよい。要するに、POS端末や電子
キャッシュレジスタなどの金銭登録機で処理するように
すればよい。
ーダ111,112,113からの読取データをPOS端末31で処理す
るようにしたが、電子キャッシュレジスタなどによって
処理するようにしてもよい。要するに、POS端末や電子
キャッシュレジスタなどの金銭登録機で処理するように
すればよい。
[発明の効果] 以上の通り、請求項1記載の発明によれば、読取り可
能範囲が一部重複するように設けられた複数台のバーコ
ードリーダによって商品に付された単一のバーコードを
読取り、回路手段によって選択されたバーコードリーダ
からの読取データを出力させるようにしたので、1台の
バーコードリーダの場合より読取り可能範囲を連続的に
拡大することができる。よって、オペレータがその都度
バーコードが読取窓に向くように注意を払わなくてもよ
いので、オペレータへの負担を軽減させることができる
とともに、1回の読取操作に対する読取りの確率を高め
ることができる。
能範囲が一部重複するように設けられた複数台のバーコ
ードリーダによって商品に付された単一のバーコードを
読取り、回路手段によって選択されたバーコードリーダ
からの読取データを出力させるようにしたので、1台の
バーコードリーダの場合より読取り可能範囲を連続的に
拡大することができる。よって、オペレータがその都度
バーコードが読取窓に向くように注意を払わなくてもよ
いので、オペレータへの負担を軽減させることができる
とともに、1回の読取操作に対する読取りの確率を高め
ることができる。
請求項2記載の発明によれば、加えて、バーコードを
読取った複数台のバーコードリーダのうち最先にデータ
送出要求信号を出力したバーコードリーダからの読取デ
ータを出力させるようにしたので、請求項1記載の発明
と同様な効果を奏するとともに,読取データを一段と迅
速に出力することができる。
読取った複数台のバーコードリーダのうち最先にデータ
送出要求信号を出力したバーコードリーダからの読取デ
ータを出力させるようにしたので、請求項1記載の発明
と同様な効果を奏するとともに,読取データを一段と迅
速に出力することができる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は全体構成を示すブロック図、第2図は3台のバーコ
ードリーダの設置例を示す斜視図、第3図はバーコード
リーダの回路構成を示すブロック図、第4図は優先度判
定回路を示す回路図、第5図は優先度判定回路の動作を
説明するためのタイミングチャートである。第6図は2
台のバーコードリーダの設置例を示す斜視図である。 111,112,113……バーコードリーダ、 15……バーコード、 19……CPU、 20……ROM、 41……優先度判定回路(回路手段)、 44……コントローラ。
図は全体構成を示すブロック図、第2図は3台のバーコ
ードリーダの設置例を示す斜視図、第3図はバーコード
リーダの回路構成を示すブロック図、第4図は優先度判
定回路を示す回路図、第5図は優先度判定回路の動作を
説明するためのタイミングチャートである。第6図は2
台のバーコードリーダの設置例を示す斜視図である。 111,112,113……バーコードリーダ、 15……バーコード、 19……CPU、 20……ROM、 41……優先度判定回路(回路手段)、 44……コントローラ。
Claims (2)
- 【請求項1】読取り可能範囲が一部重複するようにそれ
ぞれの読取窓が商品移動経路で互いに向く方向に異なる
角度をもって縦方向に配置され商品に付されたバーコー
ドーのバーコード情報を光学的に読取る複数台のバーコ
ードリーダを備え、 前記各バーコードリーダは、前記各読取窓からレーザ光
を前記商品移動経路に向けて出射可能とされるととも
に,前記商品移動経路の前記一部重複範囲内を移動され
る商品に付された単一のバーコードで反射され前記各読
取窓を通して入射した反射光を各集光部に集光させ当該
集光された反射光に基きバーコード情報を読取るように
構成され、 各集光部に集光された反射光から唯一の反射光を選択す
る回路手段を設け、 この回路手段で選択された反射光を集光したバーコード
リーダからバーコード読取データを出力するように構成
したことを特徴とする光学式読取装置。 - 【請求項2】前記各バーコードリーダは、前記各集光部
に集光された反射光に基きバーコード情報を読取った際
にデータ送出要求信号を前記回路手段へ出力するととも
に、そのデータ送出要求信号に応答するデータ送出許可
信号を受信したことを条件として読取データを出力する
手段を有し、 前記回路手段は、最先にデータ送出要求信号が出力され
たバーコードリーダに対してのみデータ送出許可信号を
応答する手段を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の光学式読取装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63235420A JP2605125B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 光学式読取装置 |
CA000611791A CA1325473C (en) | 1988-09-20 | 1989-09-18 | Optical reading apparatus |
KR1019890013469A KR940010223B1 (ko) | 1988-09-20 | 1989-09-19 | 빛반사기호가부착된물품에사용되는광학판독장치 |
DE68929041T DE68929041T2 (de) | 1988-09-20 | 1989-09-20 | Optische Abtastvorrichtung |
EP89117403A EP0360250B1 (en) | 1988-09-20 | 1989-09-20 | Optical reading apparatus |
US07/831,000 US5293033A (en) | 1988-09-20 | 1992-02-05 | Optical reading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63235420A JP2605125B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 光学式読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0283681A JPH0283681A (ja) | 1990-03-23 |
JP2605125B2 true JP2605125B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16985839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63235420A Expired - Lifetime JP2605125B2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 光学式読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605125B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5128520A (en) | 1989-08-11 | 1992-07-07 | Spectra-Physics, Inc. | Scanner with coupon validation |
US5132524A (en) * | 1990-05-21 | 1992-07-21 | Lazerdata Corporation | Multi directional laser scanner |
US5532841A (en) * | 1990-07-31 | 1996-07-02 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus comprising a plurality of image reading units |
US5491328A (en) * | 1991-09-24 | 1996-02-13 | Spectra-Physics Scanning Systems, Inc. | Checkout counter scanner having multiple scanning surfaces |
US5229588A (en) * | 1991-09-30 | 1993-07-20 | Ncr Corporation | Dual aperture optical scanner |
US5475207A (en) | 1992-07-14 | 1995-12-12 | Spectra-Physics Scanning Systems, Inc. | Multiple plane scanning system for data reading applications |
JP2793571B2 (ja) * | 1996-07-19 | 1998-09-03 | 日本電気エンジニアリング株式会社 | バーコード読取装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083824B2 (ja) * | 1987-02-04 | 1996-01-17 | 株式会社テック | バ−コ−ドスキヤナ |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP63235420A patent/JP2605125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0283681A (ja) | 1990-03-23 |
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Legal Events
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