JP2605029Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2605029Y2 JP2605029Y2 JP1992058160U JP5816092U JP2605029Y2 JP 2605029 Y2 JP2605029 Y2 JP 2605029Y2 JP 1992058160 U JP1992058160 U JP 1992058160U JP 5816092 U JP5816092 U JP 5816092U JP 2605029 Y2 JP2605029 Y2 JP 2605029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- shell
- spring piece
- side walls
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ICメモリカードのよ
うに極めて薄い器材又は小型機器に設けられた受けコネ
クタと、通信用のコードとを接続するためのコネクタに
関する。
うに極めて薄い器材又は小型機器に設けられた受けコネ
クタと、通信用のコードとを接続するためのコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタは、ノイズを生じさせ
る静電気や電磁障害波から導通部を遮断するために、金
属製のシェル又は金属膜を施したシェルで絶縁体を囲む
ようにされており、また、相手コネクタに結合するため
のロック爪を絶縁体に支軸で取付けている(例えば実公
平3−50624号)。
る静電気や電磁障害波から導通部を遮断するために、金
属製のシェル又は金属膜を施したシェルで絶縁体を囲む
ようにされており、また、相手コネクタに結合するため
のロック爪を絶縁体に支軸で取付けている(例えば実公
平3−50624号)。
【0003】このような構造にすると、絶縁体がロック
爪を取付ける部分によって大型になると共に、ロック
爪、支軸等の部品が多くなるためコネクタが大型とな
り、前記のICメモリカードのような小型器材に用いる
ことは困難なものとなり、高コストにもなる。
爪を取付ける部分によって大型になると共に、ロック
爪、支軸等の部品が多くなるためコネクタが大型とな
り、前記のICメモリカードのような小型器材に用いる
ことは困難なものとなり、高コストにもなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、コネクタが
大型にならず、部品数も増加しないように、金属板を用
いてシェルを形成し、かつ該シェルを利用してロック機
構を設けることを課題とする。
大型にならず、部品数も増加しないように、金属板を用
いてシェルを形成し、かつ該シェルを利用してロック機
構を設けることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案における前記課題
の解決手段は、横並びの多数のコンタクトを保持する絶
縁体を、金属性のシェルを介して樹脂製のカバーに収容
したコネクタにおいて、前記シェルは、底部から折曲げ
た側壁を両側にもつ一対の雌雄のシェル半部を、該側壁
で嵌合して合体させてなり、雌シェル半部の両側壁に、
該側壁の前部からU形部を介して後方に伸びる一対のバ
ネ片を設け、該バネ片の前部外側面に相手コネクタに係
合するためのロック爪を突出させ、前記カバーに、前記
バネ片の後部を覆う薄い可撓部を備えることを特徴とす
る。
の解決手段は、横並びの多数のコンタクトを保持する絶
縁体を、金属性のシェルを介して樹脂製のカバーに収容
したコネクタにおいて、前記シェルは、底部から折曲げ
た側壁を両側にもつ一対の雌雄のシェル半部を、該側壁
で嵌合して合体させてなり、雌シェル半部の両側壁に、
該側壁の前部からU形部を介して後方に伸びる一対のバ
ネ片を設け、該バネ片の前部外側面に相手コネクタに係
合するためのロック爪を突出させ、前記カバーに、前記
バネ片の後部を覆う薄い可撓部を備えることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】前記の手段を備えるから、このコネクタを相手
コネクタに押込むと、バネ片のロック爪が相手コネクタ
の受け穴に係合してロックされ、コネクタを分離したい
ときはカバーの可撓部を押すことによりロック爪が外
れ、分離が可能になる。
コネクタに押込むと、バネ片のロック爪が相手コネクタ
の受け穴に係合してロックされ、コネクタを分離したい
ときはカバーの可撓部を押すことによりロック爪が外
れ、分離が可能になる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1〜3において1はコネクタ、2は絶縁体で横
並びに設けた挿入穴2aにコンタクト3が挿入されてい
る。絶縁体2は、ステンレス鋼板の如き金属板製のシェ
ル4と合成樹脂製のカバー5で順次覆われる。シェル4
は、雌雄のシェル半部4a、4bを嵌合して合体させた
もので、外側になる雌シェル半部4aからは、ロック爪
6aをもつ一対のバネ片6が、折返し状かつ後方に至る
に従って相互の間隔を拡げる形状で連設されている。
する。図1〜3において1はコネクタ、2は絶縁体で横
並びに設けた挿入穴2aにコンタクト3が挿入されてい
る。絶縁体2は、ステンレス鋼板の如き金属板製のシェ
ル4と合成樹脂製のカバー5で順次覆われる。シェル4
は、雌雄のシェル半部4a、4bを嵌合して合体させた
もので、外側になる雌シェル半部4aからは、ロック爪
6aをもつ一対のバネ片6が、折返し状かつ後方に至る
に従って相互の間隔を拡げる形状で連設されている。
【0008】カバー5は、シェル4を囲むと共に、可撓
性のコード挿入部5aが突設され、かつ両側面には前記
バネ片6の端部を覆うように薄い舌片状の可撓部7が設
けられる。
性のコード挿入部5aが突設され、かつ両側面には前記
バネ片6の端部を覆うように薄い舌片状の可撓部7が設
けられる。
【0009】前記雌シェル半部4aは、図4に示すよう
に底部8から曲折された側壁9を有し、底部8の前部両
側からは、図5、図6に示す前部側壁10が曲折され、
該前部側壁10から下向きに伸びるバネ片6がU形部6
bで上向きに折返され、外向きに僅かに屈曲されてい
る。また、側壁9には内方下向きの切起こし9aが設け
られる。
に底部8から曲折された側壁9を有し、底部8の前部両
側からは、図5、図6に示す前部側壁10が曲折され、
該前部側壁10から下向きに伸びるバネ片6がU形部6
bで上向きに折返され、外向きに僅かに屈曲されてい
る。また、側壁9には内方下向きの切起こし9aが設け
られる。
【0010】図7、図8に示すように、雄シェル半部4
bには、底部11から側壁12とコード固定部13が設
けられ、側壁12に角穴12aが設けられる。雌雄のシ
ェル半部4a、4bで絶縁体2を挾んで側壁9、12を
嵌め合わせたとき、該角穴12aに前記切起こし9aが
係合して両半部4a、4bの分離を防止する。
bには、底部11から側壁12とコード固定部13が設
けられ、側壁12に角穴12aが設けられる。雌雄のシ
ェル半部4a、4bで絶縁体2を挾んで側壁9、12を
嵌め合わせたとき、該角穴12aに前記切起こし9aが
係合して両半部4a、4bの分離を防止する。
【0011】なお、図5〜8において15、16は内向
きの突部で絶縁体2の凹部と係合し、17は外向きの突
部でカバー5の凹部と係合する。図1〜3の舌状バネ1
8は、相手方コネクタの内面に弾接してがたつきを防止
する。そして、図9に示すように相手方コネクタの絶縁
体aに設けた受け穴bにロック爪6aが係止されてコネ
クタ同士の接続が行われる。コネクタを抜く場合は、前
記のように可撓部7を介してバネ片6を押すことによっ
てロック爪6aを解放すればよい。
きの突部で絶縁体2の凹部と係合し、17は外向きの突
部でカバー5の凹部と係合する。図1〜3の舌状バネ1
8は、相手方コネクタの内面に弾接してがたつきを防止
する。そして、図9に示すように相手方コネクタの絶縁
体aに設けた受け穴bにロック爪6aが係止されてコネ
クタ同士の接続が行われる。コネクタを抜く場合は、前
記のように可撓部7を介してバネ片6を押すことによっ
てロック爪6aを解放すればよい。
【0012】
【考案の効果】以上のように、両シェル半部を金属板を
成形加工することによって形成したから、薄く小型に作
ることができ、相手コネクタに係合するロック爪を、シ
ェル半部の側壁の前部からU形部を介して後方に伸びる
バネ片の前部外側面に形成し、該バネ片の後部を押して
ロック爪を解除するようにしたから、ロック爪を有する
バネ片が短くてすむと共に構造が簡単であり、該バネ片
の後部をカバーに形成した薄い可撓部を押して操作する
から、バネ片とカバーの構造も簡単で短くなり、コネク
タを小型で低コストのものとすることができる利点を有
する。
成形加工することによって形成したから、薄く小型に作
ることができ、相手コネクタに係合するロック爪を、シ
ェル半部の側壁の前部からU形部を介して後方に伸びる
バネ片の前部外側面に形成し、該バネ片の後部を押して
ロック爪を解除するようにしたから、ロック爪を有する
バネ片が短くてすむと共に構造が簡単であり、該バネ片
の後部をカバーに形成した薄い可撓部を押して操作する
から、バネ片とカバーの構造も簡単で短くなり、コネク
タを小型で低コストのものとすることができる利点を有
する。
【図1】 本考案の実施例の部分切断平面図
【図2】 同上側面図
【図3】 図1の3−3線断面図
【図4】 雌シェル半部の平面図
【図5】 図4のA部拡大図
【図6】 同上側面図
【図7】 雄シェル半部の平面図
【図8】 同上側面図
【図9】 ロック爪の作用説明図
1 コネクタ 2 絶縁体 3 コ
ンタクト 4 シェル 4a 雌シェル半部 4b 雄
シェル半部 5 カバー 6 バネ片 6a ロ
ック爪 7 可撓部 9、10、12 側
壁
ンタクト 4 シェル 4a 雌シェル半部 4b 雄
シェル半部 5 カバー 6 バネ片 6a ロ
ック爪 7 可撓部 9、10、12 側
壁
Claims (1)
- 【請求項1】 横並びの多数のコンタクトを保持する絶
縁体を、金属性のシェルを介して樹脂製のカバーに収容
したコネクタにおいて、前記シェルは、底部から折曲げ
た側壁を両側にもつ一対の雌雄のシェル半部を、該側壁
で嵌合して合体させてなり、雌シェル半部の両側壁に、
該側壁の前部からU形部を介して後方に伸びる一対のバ
ネ片を設け、該バネ片の前部外側面に相手コネクタに係
合するためのロック爪を突出させ、前記カバーに、前記
バネ片の後部を覆う薄い可撓部を備えることを特徴とす
るコネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058160U JP2605029Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | コネクタ |
US08/265,842 US5545052A (en) | 1992-08-19 | 1994-06-24 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992058160U JP2605029Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619284U JPH0619284U (ja) | 1994-03-11 |
JP2605029Y2 true JP2605029Y2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=13076245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992058160U Expired - Lifetime JP2605029Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002110295A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-12 | Tyco Electronics Amp Kk | 電気コネクタ組立体およびこれに用いられる雄コネクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0616403Y2 (ja) * | 1988-06-24 | 1994-04-27 | 本多通信工業株式会社 | コネクタ |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP1992058160U patent/JP2605029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619284U (ja) | 1994-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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