JP2604953Y2 - 電動丸鋸 - Google Patents

電動丸鋸

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JP2604953Y2
JP2604953Y2 JP1993052380U JP5238093U JP2604953Y2 JP 2604953 Y2 JP2604953 Y2 JP 2604953Y2 JP 1993052380 U JP1993052380 U JP 1993052380U JP 5238093 U JP5238093 U JP 5238093U JP 2604953 Y2 JP2604953 Y2 JP 2604953Y2
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JP
Japan
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circular saw
saw blade
body housing
cut
cutting
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尚 小田
裕之 安藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、木材や金属等の被切断
物の切断を行う電動丸鋸に関するものであり、特に被切
断物の切断位置を示すための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動丸鋸は、例えば、図に示
すように、モータや変速ギヤ等からなる駆動装置により
回転される丸鋸刃と、外部に取手部Aを形成し内部に駆
動装置を収納した本体ハウジングBと、一端面が被切断
物に当接するように本体ハウジングBの所定箇所に配設
され丸鋸刃の切断量及び傾斜角を設定するベースCと、
大略L字状をなすものであってベースCの端部にリベッ
トや溶接等で固定された墨追部材Dとを備えたものがあ
る。
【0003】ここで墨追部材Dは、先端に被切断物の切
断位置を示して切断の目安とするために、略U字状に切
り欠き形成した表示部E,Fを2個有している。一方の
表示部Eは、丸鋸刃が通常状態(ベースCの一端面に対
する傾斜角が0°の状態)において被切断物の切断位置
を示す場合に用い、他方の表示部Fは、丸鋸刃がベース
Cの一端面に対して45°に傾斜した状態において被切
断物の切断位置を示す場合に用いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述した従来の電動丸
鋸において、墨追部材Dの表示部E,Fは、丸鋸刃がベ
ースCの一端面に対して0°,45°に傾斜した状態に
おいて被切断物の切断位置を示すことができるが、それ
以外の角度については示すことができなかった。これを
解決するために、表示部E,Fを多数個とすることも考
えられるが、見にくくなり作業し辛くなってしてしまう
恐れがあった。
【0005】本考案は、このような点に鑑みなされるも
のであり、その目的とするところは、使用者が誤認する
ことなく丸鋸刃の傾斜角に対応して被切断物の切断位置
を示すことができる電動丸鋸を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案の電動丸鋸は、駆動装置により回転される丸
鋸刃と、外部に取手部を形成し内部に駆動装置を収納し
た本体ハウジングと、被切断物に当接するように本体ハ
ウジングの所定箇所に配設されて丸鋸刃の刃先を突出さ
せているものであって丸鋸刃を備えた本体ハウジングに
対して傾斜可能に連結されて丸鋸刃の切断量及び傾斜角
を設定するベースと、ベースの端部に設けられるもので
あって被切断物の切断位置を示す表示部を有した墨追部
材とを備えた電動丸鋸において、前記墨追部材は、表示
部が丸鋸刃の傾斜角に対応して被切断物の切断位置に移
動するようにベースに対して移動自在に配設されている
とともに、丸鋸刃の傾斜に連動して自動的に移動するよ
うにベース及び本体ハウジングに連結した構成としてい
る。
【0007】
【作用】本考案の構成によれば、墨追部材が丸鋸刃の傾
斜に応じて自動的に移動して墨追部材の表示部が丸鋸刃
の傾斜角に対応して被切断物の切断位置を明確に示すの
で切断位置の読み取りが容易となる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図5に基づいて
説明する。
【0009】1 は本体ハウジングであり、外部に取手部
1aと、剛性を強くする補強部1bとを形成している。本体
ハウジング1 の内部には、モータ(図示せず)と、モー
タの回転軸に取着された変速ギヤ(図示せず)と、一端
が変速ギヤに取着され他端を本体ハウジング1 の外部に
突出させた駆動軸(図示せず)とが配設されている。ま
た、駆動軸には、丸鋸刃2 が固定部材3 によって着脱自
在となるように取り付けられている。
【0010】本体ハウジング1 の一端には、スイッチ4
の操作によってモータに電源を供給する電源装置5 が着
脱自在に配設されている。この電源装置5 は、本体ハウ
ジング1 から離脱して充電装置(図示せず)に接続する
と内部に電気が充電される。6 はロックレバーであり、
これが上方にある状態ではスイッチ4 の操作を行えなく
し、これを下方に押し下げるとスイッチ4 の操作を行え
るようにするものである。
【0011】本体ハウジング1 の駆動軸が突出している
側の側部には、丸鋸刃2 の略上半分を覆うように平面視
で大略半円状に形成された固定カバー7 が配設されてい
る。固定カバー7 には、丸鋸刃2 の刃先を覆うように形
成され一端に被切断物に当接する当接部8aを有した可動
カバー8 が取り付けられている。この可動カバー8 は、
図1に示す状態を通常状態とすると、丸鋸刃2 の回転中
心と同心で回動可能となるように、また、矢印A方向に
回動すると矢印A方向とは反対方向に付勢力が大きくな
るように固定カバー7 の内部に取り付けられている。
【0012】本体ハウジング1 の図中下部には、本体ハ
ウジング1 を介して丸鋸刃2 が厚み方向に傾斜自在とな
るようにかつ丸鋸刃2 の切断量が設定できるように、平
面視で大略矩形状に形成されたベース9 が配設されてい
る。なお、本実施例では、上記の傾斜の中心は、丸鋸刃
2 の回転の中心と略同一高さとなっている。ベース9
は、丸鋸刃2 を挿通させて丸鋸刃2 の刃先を下方に突出
させるために適当な位置に形成された矩形状孔(図示せ
ず)と、丸鋸刃2 の切断方向に対して直交する一端縁か
ら上方に延びるように形成された目盛り板9aとを有して
いる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】ロックレバー6 を押し下げながらスイッチ
4 を操作して、丸鋸刃2 を回転させる。ベース9 の一端
面を被切断物に当接させながら切断していく方向に押し
進めると、被切断物が丸鋸刃2 によって切断される。こ
のとき、可動カバー8 は、当接部8aに被切断物が当接す
るので、電動丸鋸を押し進めると回動して固定カバー7
の内部に後退していく。また、墨追部材11の切断位置表
示部11a が切断位置を示しているので、事前に被切断物
の切断しようとする位置に墨糸等により線を引いてお
き、この線に切断位置表示部11a を合わせて切断すると
作業性をさらに良くすることができる。
【0018】なお、本実施例では、墨追部材11を大略L
字状になすものとしたが、本考案は、これに限定される
ものではない。
【0019】
【0020】ここで、本実施例における要部の具体的構
成を説明する。本実施例の目盛り板9aは、図に示すよ
うに大略扇状をなしており、弧状の縁より内方に形成さ
れた弧状孔9bと、弧状の縁に0°から45°まで5°ず
つ刻まれた目盛り9dと、略中央位置に水平方向に延びる
ように形成された位置規制リブ9fと、位置規制リブ9fよ
りも下方に水平方向に延びるように形成されたカム孔9g
と、丸鋸刃2の傾斜の中心位置と略同一位置に形成され
た孔部9hとを有している。
【0021】墨追部材11は、大略L字状をなし、一片の
一端に切り欠き形成された切断位置表示部11a と、他片
の略中央位置に穿設された孔部11c とを有している。
【0022】L字片10は、一片に直交するようにして固
着されたピン10a と、一片の適宜位置に弧状に形成され
た第2カム孔10b と、丸鋸刃2 の傾斜の中心位置と略同
一位置に形成された孔部10c とを有している。このL字
片10は、ピン10a を目盛り板9aの内側から弧状孔9bに通
し、一片を目盛り板9aに略平行に対面させるとともに近
接させ、他片を本体ハウジング1 の所定箇所にねじ等に
て固定させる。
【0023】目盛り板9a及びL字片10は、孔部9h及び孔
部10c にリベット14を挿入してかしめることによりそれ
ぞれ連結される。さらに、墨追部材11は、他片の端部を
位置規制リブ9fに当接させ、カム孔9gと第2カム孔10b
と孔部11c とにリベット15を挿入してかしめることによ
り、目盛り板9a及びL字片10に連結される。
【0024】係る構成によれば、本実施例は、丸鋸刃2
の傾斜に応じてピン10aが目盛り板9aの目盛り9dを指し
示すとともに、墨追部材11がカム孔9g、第2カム孔10b
及びリベット15により移動する。すなわち、本実施例
は、丸鋸刃2の傾斜に応じて自動的に墨追部材11が移動
して切断位置表示部11aが丸鋸刃2 の切断位置を示すこ
とができる。図は、丸鋸刃2の傾斜角が0°である
きの墨追部材11の状態を示し、図は、丸鋸刃2 の傾斜
角が45°であるときの墨追部材11の状態を示してい
る。
【0025】
【考案の効果】本考案の電動丸鋸は、墨追部材が丸鋸刃
の傾斜に応じて自動的に移動して墨追部材の表示部が丸
鋸刃の傾斜角に対応して被切断物の切断位置を明確に示
すので切断位置の読み取りが容易となり、しかも墨追部
材が丸鋸刃の傾斜に応じて自動的に移動するため作業者
が丸鋸刃の傾斜角に対応して墨追部材を移動させる手間
を要さず、その結果、作業性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側面図である。
【図2】その丸鋸刃の傾斜状態を示す動作説明図であ
る。
【図3】その要部分解斜視図である。
【図4】その丸鋸刃の傾斜角が0°のときの要部正面図
である。
【図5】その丸鋸刃の傾斜角が45°のときの要部正面
図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ハウジング 1a 取手部 2丸鋸刃 9ベース 11 墨追部材 11a 切断位置表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 45/16 B23D 47/02 B27B 9/00 - 9/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置により回転される丸鋸刃と、外
    部に取手部を形成し内部に駆動装置を収納した本体ハウ
    ジングと、被切断物に当接するように本体ハウジングの
    所定箇所に配設されて丸鋸刃の刃先を突出させているも
    のであって丸鋸刃を備えた本体ハウジングに対して傾斜
    可能に連結されて丸鋸刃の切断量及び傾斜角を設定する
    ベースと、ベースの端部に設けられるものであって被切
    断物の切断位置を示す表示部を有した墨追部材とを備え
    た電動丸鋸において、前記墨追部材は、表示部が丸鋸刃
    の傾斜角に対応して被切断物の切断位置に移動するよう
    にベースに対して移動自在に配設されているとともに、
    丸鋸刃の傾斜に連動して自動的に移動するようにベース
    及び本体ハウジングに連結されてなる電動丸鋸。
JP1993052380U 1993-09-28 1993-09-28 電動丸鋸 Expired - Fee Related JP2604953Y2 (ja)

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