JP2604766B2 - 粉体計量機 - Google Patents

粉体計量機

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JP2604766B2
JP2604766B2 JP62306886A JP30688687A JP2604766B2 JP 2604766 B2 JP2604766 B2 JP 2604766B2 JP 62306886 A JP62306886 A JP 62306886A JP 30688687 A JP30688687 A JP 30688687A JP 2604766 B2 JP2604766 B2 JP 2604766B2
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hole
powder
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weighing
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Inventor
靖洋 平田
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中国化薬株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、薬品、火薬その他粉体(以下単に粉体等
という)を定量づゝ精度よく計量することができる粉体
計量機に関するものである。
従来技術 粉体等を計量する方法の一つに天秤を使用して行う方
法がある。この方法は粉体等の計量が比較的精度よく、
しかも手軽に行える反面、粉体等を他方の皿に載せた分
銅と釣合うように多くの場合さじ加減で調節しなければ
ならないため手間がかゝり、多数の計量を行うのには適
さない。
粉体等を自動的に計量する装置も知られている。この
装置は第5図に示されるように、上下に積層した上板
a、中板b及び下板cのうち、上板a及び下板cを固定
するとともに中板bを一方向にスライド可能とし、かつ
各板a、b及びcにそれぞれ同一断面の透孔dを中板の
スライドする方向に穿設してなるもので、中板bを図の
実線位置と仮想線位置との間で往復動させることによっ
て粉体等の計量を行うようになっている。すなわち中板
bの透孔dが上板aの透孔dに一致した実線位置でホッ
パーe内の粉体等が上板aの透孔dを経て中板bの透孔
dに充填され、ついで中板の透孔が下板の透孔に一致し
た仮想線位置で中板の透孔内に充填された一定量の粉体
等が下板の透孔より排出されるようになっている。本装
置によれば、中板が往復動する都度、中板の透孔の容積
に相当する粉体等が計量され、一定量の粉体等を一定時
間毎に計量することができるが、中板の透孔に充填され
る粉体等の嵩密度はホッパー内に貯蔵される粉体等の量
によって変化し、ホッパー内の貯蔵量が多くなる程中板
の透孔に多くの粉体等が詰め込まれ重量が大となる。し
たがって計量された粉体等がホッパー内に充填される粉
体等の量によって変化する嫌いがあり、また中板は往復
動するため左右の死点で中板の動く向きが変わるとき振
動して計量に好ましくない影響を与えると共に上板と下
板との間で粉体等の摩擦が起きるため摩擦によって発火
又は、爆発を引き起すような粉体等の場合使用すること
ができない。上記計量装置にはこのほか各板間より粉体
等が摺り出されて端面よりこぼれ落ちたりするなどの難
点もあった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上記の問題を解消し、一定量の粉体等を精度
よく計量することができる粉体計量機を提供することを
目的とする。
問題点の解決手段 この発明を図面に基づいて説明すると、第1〜3図に
おいて、一固定軸線の回りを回転する回転体1には、内
部に粉体等を収納する中空状の収納部2と、上記軸線の
周りに開口し、収納部に通ずる供給孔と、上記軸線より
離れた収納部脇に上記固定軸線と交差し、かつ一端を開
放した盲孔状の計量孔3を設けており、しかも計量孔3
はその中間部において収納部2と傾斜した導入孔4によ
り連通されている。
計量孔3及び収納部2と計量孔3を連通する導入孔4
は、図示するように、収納部2の両側に二個、互いに逆
向きになるように設けてもよいし、三個以上周方向に一
定間隔で設けてもよく、又一個だけ設けてもよい。
粉体等を収納部2に供給するには、供給孔を通じて行
われるが、計量孔3より導入孔4を経て送り込むことも
できる。供給孔は常時開口させておくことができ、この
開口を通じて収納部内の粉体等の残量を確認することが
容易にでき、また回転体1の回転中でも上記開口を通じ
て粉体等を供給することができるようになる。
実施例 回転体1は台5に軸6によって軸支され、台5内の図
示しないモータによって垂直に回転駆動されるようにな
っており、算盤球状のドラム1aとその両側に突出して設
けられ、回転軸線と直交する計量孔3を備えたブロック
1bからなり、ドラム1aは内部が中空状の収納部2となっ
て前面が開口9し、収納部2は傾斜した導入孔4によっ
て上記各計量孔3と連通している。計量孔3は導入孔4
側の一端が捩込まれた調節ネジ7によって塞がれ、該ネ
ジにより導入孔4出口までの長さ、すなわち計量される
粉体等の量が調節できるようになっている。図中8は計
量孔内の粉体等が収納部2に戻るのを防ぐための堰であ
る。
作用 本計量機による粉体等の計量は次のようにして行われ
る。
回転体1が第4A図の状態より時計方向(矢印方向)に
回動し、図の右側の導入孔入口が下向きに回動して粉体
等11の下側に移動し、粉体等で塞がれるようになると、
収納部内の粉体等が11が導入孔4を経て計量孔3内に滑
り落ちだす。第4B図は回転体1が90°回転して上記導入
孔入口が最下点に達したときの状態を示す。導入孔入口
が最下点より上向きに回動する間、上向きに回動し始め
る当初においては、粉体等が導入孔4を通して計量孔3
に送られるが、導入孔4が水平になると、流れが止ま
り、以後は計量孔3内の粉体等11が一部は導入孔4内の
粉体等とともに収納部2に、残部はネジ側の計量孔底に
向って移動する。第4C図は回転体1が更に90°回転し、
導入孔入口が左側に位置したときの状態を示す。このと
き導入孔出口より下側の計量孔内にはこぼれ落ちずに残
った粉体等が一定量残留している。つゞいて回転体1が
更に回転すると、計量孔内の粉体等が導入孔内にこぼれ
出すが、堰8で留められ、収納部内に落下することはほ
とんどない。とくに回転数を高めた場合はそうである。
第4D図は上記導入孔入口が最上点に達したときの状態を
示す。回転体1が更に回転をつゞけ、計量孔3が出口を
前下がりにして傾くと計量孔内の粉体等が出口に向って
移動し、導入孔内に留まる粉体等とともに零に落ちる。
第4E図は計量孔3が垂直になり、粉体等がこぼれ落ちて
いる状態を示す。回転体1には計量孔3が一対、左右に
設けてあるため対抗する計量孔においても以上の動作が
位相を180°ずらして行われる。したがって回転体1が1
80°回転する毎に計量孔で一定量計量された粉体等が排
出される。
発明の効果 本発明によれば、回転体の回転に伴い、収納部より計
量孔に移動した粉体等は当初計量孔内の粉体等の量によ
って嵩密度が変化するが、余分な粉体等を収納部に戻し
て計量孔を移動し、孔底より詰められるとき、軽く充填
されるようになるため嵩密度が均一化し、一定量の粉体
等を精度よく、しかも回転を早めることにより高速で計
量することができる。また粉体等には摩擦が生じること
がないため火薬の計量に最適で、発火したり爆発するこ
とがなく安全に使用することができる。また収納部より
計量孔に移動した粉体等は、回転体の回転により計量孔
が上向きに回転したときも堰により収納部に戻るのが阻
止され、更にまた回転体の軸線の周りに設けた供給孔の
開口を通じて収納部内の粉体等の残量を確認することが
容易にできるうえ、回転体の回転中でも粉体等を供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である計量機の平面図、第2
図は第1図のA−A線断面図、第3図は同B−B線断面
図、第4A〜E図は動作順を示す断面図、第5図は従来例
の断面図である。 1……回転体、2……収納部、3……計量孔、4……導
入孔、7……調節ネジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一水平軸線の回りに回転可能に軸支され、
    モータによって上記軸線の回りに回転駆動される回転体
    1と、回転体内部に設けられ、薬品、火薬その他の粉体
    等を収納する中空状の収納部2と、上記軸線より離れた
    収納部脇に上記軸線と交差して設けられ、一端を解放し
    た盲孔状の計量孔3よりなり、計量孔3は中間部適所に
    おいて、収納部2と傾斜した導入孔4により連通する粉
    体計量機において、回転体1には、上記一水平軸線の回
    りに開口し、収納部2に通ずる供給孔が設けられ、しか
    も導入孔4には、計量孔が上向きに回転したときに計量
    孔内の粉体等が収納部2に戻るのを防ぐ堰8が突設され
    る粉体計量機。
  2. 【請求項2】計量孔3は底部が捩込み量を調節すること
    ができる調節ネジ7で構成される特許請求の範囲第1項
    記載の粉体計量機。
JP62306886A 1987-12-03 1987-12-03 粉体計量機 Expired - Lifetime JP2604766B2 (ja)

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JPH01147323A JPH01147323A (ja) 1989-06-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS495359A (ja) * 1972-05-02 1974-01-18
JPS5740448A (en) * 1980-08-25 1982-03-06 Nippon Oil & Fats Co Ltd Triacryl compound derived from aminophenol

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JPH01147323A (ja) 1989-06-09

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