JP2604429B2 - 文字放送受信機 - Google Patents

文字放送受信機

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JP2604429B2
JP2604429B2 JP63191609A JP19160988A JP2604429B2 JP 2604429 B2 JP2604429 B2 JP 2604429B2 JP 63191609 A JP63191609 A JP 63191609A JP 19160988 A JP19160988 A JP 19160988A JP 2604429 B2 JP2604429 B2 JP 2604429B2
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誠二 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家庭などに設置される文字放送受信機に係
り、特に取引終了後の株価データの蓄積を容易にした文
字放送受信機に関するものである。
(従来の技術) 現在普及中の文字放送受信機では、テレビジョン放送
信号の垂直帰線消去期間内に送出されてくる文字画面が
テレビジョン放送信号から抜取られてデコードされ、テ
レビジョン放送画面の代りにブラウン管上に表示され
る。この文字放送では各種の番組が提供されており、そ
の一つとして株価番組も提供されている。
文字放送受信機で受信した株価番組から特定の銘柄の
株価データのみを抜取って蓄積し、移動平均処理や出来
高順位に基づく並び替え処理といった加工を施すことに
より、一層高い付加価値を有する時系列データを作成す
ることが考えられる。このような株価データの蓄積と加
工は、従来、文字放送受信機にパーソナルコンピュータ
を組合せることによって行われていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の文字放送受信機は、株価データの蓄積と加
工をパーソナルコンピュータとの組合せによって実現し
ていたため、パーソナルコンピュータを持っていないユ
ーザーは、これを株価データの蓄積と加工だけのために
新規に設置しなければならず、経費がかさむといった問
題があった。
また、特開平1−114887号「文字データ入力装置」に
は、株式市場に上場された銘柄を分類したブロックに含
まれる20画面前後の株価データが、1画面につき10秒ご
とにエンドレスで放送されていることに着目し、各画面
の1行目に表示されるブロック番号と画面番号とブロッ
ク全画面数を見ながら、ユーザー自らがキーボードを操
作してチャンネルとブロックと画面を指定し、必要な画
面情報をメモリに書き込むようにした文字データ入力装
置が開示されている。
しかしながら、この文字データ入力装置は、株価デー
タの取り込み時刻を設定する蓄積開始時刻設定手段が備
わっておらず、このため文字データ入力装置を起動した
時点での株価データのなかからユーザが指定した株価デ
ータを取り込むことになる。株価は生き物であると言わ
れるほど、市場における売買の趨勢に応じて時々刻々と
変化するのが常であり、取引が終わって当日の売買が整
理された時点でなければ終値を確定することはできな
い。このため、例えば夕方の6時の株価放送を視聴して
初めて当日の株売買の全容を把握できるほどであるが、
上記従来の文字データ入力装置のように、株価データの
蓄積時間を指定できない装置は、文字放送の受信時点に
おける株価データしか蓄積できず、このため株価データ
の整理には最適な時間帯における株価収集を自動化でき
ず、また個人ユーザーが関心をもつ特定の銘柄の株価デ
ータについても、ユーザー自信が逐一チャンネル番号と
ブロック番号と画面番号を指定した上で株価データを取
り込むといった非常に面倒な操作が必要であり、毎日同
じ時間に繰り返し同じ銘柄の株価データを入手するとい
った有意義な使い方に適さない等の課題を抱えるもので
あった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、毎日同じ時間に繰り返し同じ銘柄の株価データを入
手するのに適した文字放送受信機を提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、テレビジョン信
号に多重されて送信される文字放送から文字データを抽
出する文字データ抽出手段と、前記文字放送に含まれる
株価番組が提供する株価データの蓄積開示時刻を設定さ
れ、該設定された株価データの蓄積開示時刻が到来した
ときに蓄積フラグを起立させるカレンダー回路と、前記
株価番組の番組番号及び前記株価データの蓄積対照とな
る銘柄名を指定されて記憶する株価データメモリと、前
記株価データの蓄積開示時刻が到来したときに、前記カ
レンダー回路の蓄積フラグが起立したことを受けて作動
し、前記文字データ抽出手段が抽出する文字データのな
かから、前記株価データメモリが記憶する番組番号の株
価番組で、かつ前記蓄積対象に指定された銘柄の株価デ
ータだけを選択し、前記株価データメモリに蓄積させる
株価データ蓄積制御手段とを具備することを特徴とする
ものである。
また、前記株価データ蓄積制御手段が、前記蓄積対象
とされた株価番組の1頁分の文字データに含まれる制御
コードから表示位置を指定する動作位置制御コードを抽
出し、現在の動作位置が銘柄や株価などの文字コードの
表示位置に該当する取込み位置である場合に、該取り込
み位置にある銘柄と株価を編集バッファに取り込み、該
編集バッファに取り込まれた編集済みの株価データのう
ち前記蓄積対象に指定された銘柄の株価データだけを前
記株価データメモリに蓄積することを特徴とするもので
ある。
(実施例) 以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。
第1図は、本発明の文字放送受信機の一実施例の主要部
を示すブロック図、第2図は、株価番組の文字画面の構
成例を示す概念図、第3図は、第2図の株価番組画面の
転送フォーマット図、第4図は、文字放送画面の表示の
ための動作位置制御を説明するための概念図、第5図
は、第1図に示したメインCPUによる受信、表示、株価
データの蓄積処理手順の一例を説明するためのフローチ
ャート、第6図は、第5図のフローチャートに示したス
テップ25における動作位置に基づく銘柄及び株価の抽出
と編集処理手頃の一例を示すフローチャートである。
第1図に示す文字放送受信機は、1がメインCPU、2
がプログラムROM、3がワークRAM、4がデータ抜取り
部、5がクロック再生部、6が受信制御部、7がビデオ
RAM、8がキャラクタ・ジェネレータ(CG)、9がカレ
ンダー回路、10がリモコンCPU、11が表示制御部、12がD
/A変換部、13がCRT、14がバス、15が株価データメモリ
である。
文字データ抜取り部4は、この文字放送受信機の入力
端子INに供給されるテレビジョン放送信号に含まれる文
字データを抜取り、受信制御部6に転送する。クロック
再生部5は、テレビジョン放送信号に含まれる同期信号
からクロックを再生し、受信制御部6など文字放送受信
機内各部に供給する。受信制御部6にて組立てられた文
字データは、バス14とメインCPU1を経てワークRAM3に格
納される。本実施例の場合、文字データ抜取り回路4と
受信制御部6が、文字データ抽出手段を構成する。
メインCPU1は、ワークRAM3への1頁分の文字データの
格納が終了すると、キャラクタ・ジェネレータ8により
コード形式の文字データをドットパターンの文字データ
に変換させ、変換された文字データを表示制御部11へと
転送する。表示制御部11は、メインCPU1から受取ったド
ットパターンの文字データをビデオRAM7に書込むと共
に、書込み済みの文字データを所定周期で読出し、D/A
変換部12を介してCRT13に表示させる。上記メインCPU1
の処理は、プログラムROM2内の動作プログラムに従って
行われる。チャンネルや音量の指定などユーザーが赤外
線リモートコントローラから入力した制御コマンドは、
リモコンCPU10で実行され、必要な制御コマンドはバス1
4を経てメインCPU1に転送され、実行される。
なお、本実施例の場合、メインCPU1とプログラムROM2
とワークRAM3が、株価データの蓄積開示時刻が到来した
ときに、カレンダー回路9の蓄積フラグが起立したこと
を受けて作動する株価データ蓄積制御手段を構成し、こ
の株価データ蓄積制御手段が、後述するごとく、文字放
送から抽出され文字データのなかから、株価データメモ
リ15が記憶する番組番号の株価番組で、かつ前記蓄積対
象に指定された銘柄の株価データだけを選択し、株価デ
ータメモリ15に蓄積させる働きをする。また、その際
に、株価データ蓄積制御手段は、ワークRAM3内に領域確
保された編集バッファを利用して株価データの蓄積を行
う。具体的には、蓄積対象とされた株価番組の1頁分の
文字データに含まれる制御コードから表示位置を指定す
る動作位置制御コードを抽出し、現在の動作位置が銘柄
や株価などの文字コードの表示位置に該当する取込み位
置である場合に、該取り込み位置にある銘柄と株価を編
集バッファに取り込む。さらに、この編集バッファに取
り込んだ編集済みの株価データのうち、蓄積対象に指定
された銘柄の株価データだけを株価データメモリ15に蓄
積する。
日本放送協会(NHK)から提供されている株価番組に
よれば、第2図に示すように、同一又は類似業種の6銘
柄ずつの株価データによって文字画面の1頁が構成され
ている。第2図の例では、最上段の「104#」によって
この文字画面が番組番号「104」の株価番組に属するこ
とが表示され、続く「02/38」によってこの文字画面が
全部で38頁から成る株価番組の第2頁に該当することが
表示される。
第3図のフォーマット図に示したように、先頭の「テ
レモニホンモジホウソウ」から「デキダカ」までを含む
ヘッダ部分に続いて、「H社」、「T社」・・・「Y
電」の順に6銘柄が転送される。次に、上記各銘柄名の
「始値」が転送され、引き続き各銘柄名の「高値」が転
送される。以下同様にして、各銘柄について「安値」、
「終値」、「前日比」、「出来高」が順に転送される。
受信済みの文字画面を構成するデータは、表示対象のデ
ータとこのデータに対し表示位置、表示色、書式などの
表示方法を指令する制御コードから構成されている。表
示位置の指定は、第4図に示す動作位置制御コードによ
って行われる。左上端の「APS(m,n)」は、動作位置
(Active Point)を表示画面上のm行n列の位置にセッ
トする旨の動作位置制御コードである。「APF」,「AP
B」,「APD」,「APU」は、斜線を付した現在の動作位
置からそれぞれ1列だけ前進、後退、1行だけ前進、後
退する旨の動作位置制御コードである。また、「APR」
は斜線を付して示す現在の動作位置から次行の先頭位置
へのリターンを指令する動作位置制御コードである。
ユーザーは、株価データの蓄積を行わせようとする銘
柄名とこれを含む株価番組の番組番号とをリモコンCPU1
0を介して入力し、株価データメモリ15に登録させる。
ユーザーはこの銘柄名と番組番号の登録と前後して、リ
モコンCPU10を介して株価データの蓄積開始時刻を入力
し、カレンダー回路9にセットする。この蓄積開始時刻
は、平日の午後6時など株価確定後の適宜の時間帯に設
定される。カレンダー回路9は、設定された株価データ
蓄積開始時刻になると蓄積フラグをオンにする。
メインCPU1は、メイン電源が投入された状態において
文字放送画面の表示が選択されていれば、第5図のフロ
ーチャートに示す文字放送の受信、蓄積、表示処理を開
始する。まず、カレンダー回路9における蓄積フラグの
オン/オフ状態が判定され(ステップ21)、これがオフ
状態にあればステップ22で通常の受信と表示が行われ
る。一方、蓄積フラグがオン状態にあれば、受信制御部
6を介する1番組分の文字画面データの受信とワークRA
M3への格納が行われる(ステップ23)。この受信と格納
が終了すると、受信文字画面が株価番組の蓄積対象番組
であるか否かが株価データメモリ15に登録されている株
価番組の番組番号によって判定され(ステップ24)、そ
うでなければステップ23に戻り、次の1番組分の文字画
面についての受信とワークRAM3への格納が繰り返され
る。ワークRAM3に格納中の受信文字画面が株価番組の蓄
積対象番組であれば、動作位置に基づき銘柄、株価が抽
出され、編集バッファ内に取込まれる(ステップ25)。
この編集バッファに取込まれた銘柄と株価は、第2図の
表示画面中の銘柄と株価から成るデータ部分と同様に編
集バッファ内に配列される。次に、編集済みの株価デー
タのうち蓄積対象として指定されているものだけが選択
され、株価データメモリ15に蓄積される。
株価データメモリ15に蓄積済みの銘柄数が所定数に達
したか否か等により株価データの蓄積が最終銘柄まで終
了したか否かが判定され(ステップ27)、未終了であれ
ば、ステップ23に戻って次の蓄積対象銘柄について上述
の蓄積処理が繰り返される。最終銘柄についての株価デ
ータの蓄積の終了がステップ27で判定されると、カレン
ダー回路9の蓄積フラグがオフ状態に変更され、ステッ
プ21を経てステップ22に移行する。第6図は、第5図の
ステップ25における銘柄及び株価の抽出と編集処理の手
順を詳細に説明するフローチャートである。
まず、ワークRAM3に格納中の1頁分の文字データの先
頭から1バイトのデータが読出され(ステップ31)、制
御コードと文字コードのいずれであるかが判定される
(ステップ32)。読出した1バイトのデータか制御コー
ドであれば、文字取込みフラグがオフ状態に変更され
(ステップ33)、それが動作位置制御コードであるか否
かが判定される(ステップ34)。読出した制御コードが
着色値や明滅の有無などを指定する制御コードなど動作
位置制御コード以外の制御コードであれば、この制御コ
ードが廃棄され(ステップ35)、判定ステップ39を経て
ステップ31に戻り、ワークRAM3から次の1バイトのデー
タが読出され、上述の処理が繰り返される。
ワークRAM3から読出された制御コードがAPS(m,n)や
APRなどの動作位置制御コードであることがステップ34
で判定されると、動作位置管理カウンタで管理中の現在
の動作位置が検査される(ステップ36)。次に、現在の
動作位置が銘柄や株価などの文字コードの表示位置に該
当する取込み位置であるか否かが判定され(ステップ3
7)、そうでなければステップ39を経てステップ31に戻
る。現在の動作位置が銘柄や株価などの文字コードの表
示位置に該当する取込み位置であることがステップ37で
判定されると、文字コード取込みフラグがオン状態に変
更され(ステップ38)、ステップ39を経てステップ31に
戻る。
ステップ31で読出された1バイトのデータが文字コー
ドであることがステップ32で判定されると、文字コード
取込みフラグがオン状態か否かが判定され(ステップ4
0)、オン状態になければ、ステップ39を経てステップ3
1へと戻る。一方、文字コード取込みフラグがオン状態
にあれば、1バイトの文字コードが編集バッファ内の所
定の位置に取込まれ(ステップ41)、ステップ39、31)
32及び40を経て次の1バイトの文字コードが編集バッフ
ァの内の次の取込み位置に取込まれる。このようにし
て、銘柄と株価の文字コードが編集バッファ内に所定の
順序で取込まれてゆき、ステップ39で最終データについ
ての処理の終了が判定されると、銘柄,株価の抽出と編
集バッファへの取込み処理が全て終了する。
前述のように、ワークRAM3内の編集バッファ領域に取
込まれた銘柄と株価は、第2図に例示した表示画面中の
銘柄と株価から成るデータ部分と同様に編集バッファ領
域内に所定の配列で書込まれる。次いで、編集済みの株
価データのうち蓄積対象として指定されているものだけ
が選択されて株価データメモリ15に蓄積される。
このように、上記文字放送受信機によれば、株式市場
における売買の趨勢に応じて時々刻々と変化する株価に
ついて、一日の取引が終わって当日の売買が整理された
後で放送される文字放送に合わせ、カレンダー回路9に
株価データ蓄積時刻を例えば夕方の6時に設定しておく
ことで、文字放送の受信時点における途中経過を表す株
価データではなく、当日の株売買の全容が把握できる最
適な時間帯において株価データの収集が自動的に可能で
ある。特に、個人ユーザーが関心をもつ特定の銘柄の株
価データについて、予め株価データメモリ15に記憶させ
ておいた株価番組中に放送される蓄積対象に指定した銘
柄の株価データだけを株価データメモリ15に取り込むこ
とができ、これにより毎日同じ時間に繰り返し同じ銘柄
の株価データを入手するといった有意義な使い方が可能
である。
また、受信した株価番組に含まれる蓄積対象の株価デ
ータを表示画面上の動作位置制御コードに基づいて抽出
することができるため、着色値や明滅の有無などを指定
する制御コードなど動作位置制御コード以外の制御コー
ドは廃棄しながら、動作位置制御コードに従って所望の
銘柄や株価データを構成する文字コードだけを正確に抽
出することができる。しかも、一旦抽出した銘柄と株価
はワークRAM3内の編集バッファに取り込んでおき、蓄積
対象に指定された銘柄の株価データだけを株価データメ
モリ15に蓄積するため、株価データメモリ15を株価デー
タ蓄積対象に指定した銘柄の記憶と、実際に抽出された
当該銘柄の株価データの記憶とに専用することができ、
株価データメモリ15の用途を必要データだけの記憶に絞
ることで、限られた記憶容量を有効活用することができ
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、文字放
送に含まれる株価番組が提供する株価データの蓄積開示
時刻を設定されるカレンダー回路が、株価データの蓄積
開始時刻が到来したときに蓄積フラグを起立させると、
蓄積フラグが起立したことを受けて株価データ蓄積制御
手段が作動し、テレビジョン信号に多重されて送信され
る文字放送から文字データ抽出手段が抽出した文字デー
タのなかから、株価データメモリが記憶する番組番号の
株価番組で、かつ前記蓄積対象に指定された銘柄の株価
データだけを選択し、株価データメモリに蓄積させる構
成としたから、株式市場における売買の趨勢に応じて時
々刻々と変化する株価について、一日の取引が終わって
当日の売買が整理された後で放送される文字放送に合わ
せ、カレンダー回路に株価データ蓄積時刻を例えば夕方
の6時に設定しておくことで、文字放送の受信時点にお
ける途中経過を表す株価データではなく、当日の株売買
の全容が把握できる最適な時間帯において株価データの
収集が自動的に可能であり、特に個人ユーザーが関心を
もつ特定の銘柄の株価データについて、予め株価データ
メモリに記憶させておいた番組番号の株価番組中に放送
される蓄積対象に指定した銘柄の株価データだけを株価
データメモリに取り込むことができ、これにより毎日同
じ時間に繰り返し同じ銘柄の株価データを入手するとい
った有意義な使い方が可能である等の優れた効果を奏す
る。
また、本発明は、株価データ蓄積制御手段が、前記蓄
積対象とされた株価番組の1頁分の文字データに含まれ
る制御コードから表示位置を指定する動作位置制御コー
ドを抽出し、現在の動作位置が銘柄や株価などの文字コ
ードの表示位置に該当する取込み位置である場合に、該
取り込み位置にある銘柄と株価を編集バッファに取り込
み、該編集バッファに取り込まれた編集済みの株価デー
タのうち前記蓄積対象に指定された銘柄の株価データだ
けを前記株価データメモリに蓄積する構成としたから、
受信した株価番組に含まれる蓄積対象の株価データを表
示画面上の動作位置制御コードに基づいて抽出すること
ができ、これにより着色値や明滅の有無などを指定する
制御コードなど動作位置制御コード以外の制御コードは
廃棄しながら、動作位置制御コードに従って所望の銘柄
や株価データを構成する文字コードだけを正確に抽出す
ることができ、しかも一旦抽出した銘柄と株価は編集バ
ッファに取り込んでおき、蓄積対象に指定された銘柄の
株価データだけを株価データメモリに蓄積するため、株
価データメモリを株価データ蓄積対象に指定した銘柄の
記憶と、実際に抽出された当該銘柄の株価データの記憶
とに専用することができ、株価データメモリの用途を必
要データだけの記憶に絞ることで、限られた記憶容量を
有効活用することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の文字放送受信機の一実施例の主要部
を示すブロック図、第2図は、株価番組の文字画面の構
成例を示す概念図、第3図は、第2図の株価番組画面の
転送フォーマット図、第4図は、文字放送画面の表示の
ための動作位置制御を説明するための概念図、第5図
は、第1図に示したメインCPUによる受信、表示、株価
データの蓄積処理手順の一例を説明するためのフローチ
ャート、第6図は、第5図のフローチャートに示したス
テップ25における動作位置に基づく銘柄及び株価の抽出
と編集処理手頃の一例を示すフローチャートである。 1……メインCPU 2……プログラムROM 3……ワークRAM 4……文字データ抜取り回路 6……受信制御回路 9……カレンダー回路 10……リモコンCPU 15……株価データメモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン信号に多重されて送信される
    文字放送から文字データを抽出する文字データ抽出手段
    と、前記文字放送に含まれる株価番組が提供する株価デ
    ータの蓄積開示時刻を設定され、該設定された株価デー
    タの蓄積開示時刻が到来したときに蓄積フラグを起立さ
    せるカレンダー回路と、前記株価番組の番組番号及び前
    記株価データの蓄積対象となる銘柄名を指定されて記憶
    する株価データメモリと、前記株価データの蓄積開示時
    刻が到来したときに、前記カレンダー回路の蓄積フラグ
    が起立したことを受けて作動し、前記文字データ抽出手
    段が抽出する文字データのなかから、前記株価データメ
    モリが記憶する番組番号の株価番組で、かつ前記蓄積対
    象に指定された銘柄の株価データだけを選択し、前記株
    価データメモリに蓄積させる株価データ蓄積制御手段と
    を具備することを特徴とする文字放送受信機。
  2. 【請求項2】前記株価データ蓄積制御手段は、前記蓄積
    対象とされた株価番組の1頁分の文字データに含まれる
    制御コードから表示位置を指定する動作位置制御コード
    を抽出し、現在の動作位置が銘柄や株価などの文字コー
    ドの表示位置に該当する取込み位置である場合に、該取
    り込み位置にある銘柄と株価を編集バッファに取り込
    み、該編集バッファに取り込まれた編集済みの株価デー
    タのうち前記蓄積対象に指定された銘柄の株価データだ
    けを前記株価データメモリに蓄積することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の文字放送受信機。
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