JP2604331B2 - 集魚用まき餌入れ容器 - Google Patents

集魚用まき餌入れ容器

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JP2604331B2
JP2604331B2 JP3010295A JP3010295A JP2604331B2 JP 2604331 B2 JP2604331 B2 JP 2604331B2 JP 3010295 A JP3010295 A JP 3010295A JP 3010295 A JP3010295 A JP 3010295A JP 2604331 B2 JP2604331 B2 JP 2604331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集魚用まき餌入れ容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来集魚用まき餌入れ容器として、外筒
とその中に組み込まれた内筒を具備し、両筒の相対的な
上下動にてまき餌が放出されるものがあり、内筒の中に
まき餌を充填する方法として、内筒を外筒から抜き出し
てその内筒でまき餌をすくい、この内筒を外筒内に挿入
するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のまき餌入れ
容器では、外筒と内筒の相対的な抜き出しと挿入の操作
が面倒であり、ひいては容器内へのまき餌の充填が面倒
である。
【0004】本発明は上記に鑑み、まき餌を容器内に充
填することが簡単にできるものを提供するものである。
本発明はまた、まき餌入れ容器の組立分解が容易であ
り、開閉操作が円滑になされ、開状態の保持が確実にな
されるものを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、2片1組の相補的な分割筒をその下端にて
枢着し、一方の分割筒を他方の分割筒から開いてまき餌
をすくい、これらの分割筒を互いに閉じて結合するよう
に構成されている。また両分割筒を枢着する手段とし
て、T字形の枢軸とこれらの枢軸が通過するほゞ長方形
の軸受孔を用い、これらの枢軸と軸受孔は、両分割筒が
閉じた状態にて、結合または分解が可能であり、開いた
状態にては互いにくいちがって分解できない。
【0006】
【実施例】図1〜図7は、本発明の第1実施例を示して
いる。この実施例において、まき餌入れ容器は、主とし
て縦方向の分割面(1),(2)を有する2片1組で相
補的な第1分割筒(3)と第2分割筒(4)をその下方
にて枢着手段で開閉可能に結合して筒状のまき餌収容室
を形成する。一方の第1分割筒(3)はその上端に両分
割筒の頂部を閉じる頂壁(6)を有し、他方の第2分割
筒(4)はその下端に両分割筒の底を閉じる底壁(7)
を有し、両筒をロック手段で結合するように構成されて
いる。この容器内にまき餌を充填する方法は、第2分割
筒(4)を第1分割筒(3)から開いてこれでまき餌を
すくい、この第2分割筒(4)を第1分割筒(3)に対
して閉じて互いに結合する。
【0007】上記枢着手段は、第2分割筒(4)の円形
周壁部(8)から横方向に起立する軸部(9)と該軸部
の先端からその直径線上の両方向(両分割筒3,4で囲
まれた空間の中心線の延びる方向)に延びる頭部(10)で
T字形に形成された枢軸(11)と、第1分割筒(3)の下
部に穿たれて軸部(9)と回転可能に嵌合する軸孔部(1
2)と該軸孔部からその直径線上の両方向(両分割筒3,
4で囲まれた空間の中心線の延びる方向)に延びて頭部
(10)の通過を許容する孔部(13)で形成された軸受孔(14)
で構成されている(図7)。第1分割筒(3)と第2分
割筒(4)が閉じられた状態にて、孔部(13)は頭部(10)
と一致して軸受孔(14)を枢軸(11)に嵌合させたり、枢軸
(11)から外したりすることができる(図2)。第1分割
筒(3)が第2分割筒(4)に対して開くと、孔部(13)
は頭部(10)とくいちがって軸受孔(14)が枢軸(11)から外
れるのを阻止する(図4)。
【0008】第1分割筒(3)は、その分割面(1)が
縦方向に延び、分割された弧状の部分周壁部(15)が後述
の内外両筒の結合のために180度を越えている(図
6)。この部分周壁部(15)は、その下部にほゞ角形の切
込み(16)が分割面(1)と反対側の位置に形成されてい
る(図2)。これらの分割面(1)と切込み(16)で挟ま
れた一対の部分(17)は細長の回転腕として使用され、こ
の各回転腕(17)に軸受孔(14)が穿設されている。この一
対の回転腕(17)は、その細幅のために、互いに遠ざかる
方向に弾力に抗して開きやすい。従って、軸受孔(14)を
枢軸(11)に嵌めたり、枢軸(11)から外したりすることが
容易である。また後述のように両分割筒(3),(4)
の開閉を容易にする。第1分割筒(3)の上部には円形
の周壁部(18)を介して円錐形の頂壁(6)が一体に連設
されている。頂壁(6)はその頂点に道糸(図示略)の
連結に使用される結合部材(19)がねじ(20)(図3)で固
着されている。
【0009】第2分割筒(4)は、その分割面(2)が
分割筒(4)の上端から中間まで斜めの方向に延びてま
き餌をすくいやすい形状に形成されて部分周壁部(8)
を形成し、分割筒(4)の中間から下端までは前記円形
の周壁部(8)で形成されている(図3)。周壁部
(8)には枢軸(11)が起立され、この枢軸(11)が軸受孔
(14)に嵌合して、分割筒(4)を分割筒(3)の下端の
回転腕(17)に枢着する。分割筒(4)は、またその周壁
部(8)の下端にまき餌放出用の窓(23)が穿設され、さ
らにその下端に平板状の底壁(7)が一体に連設され、
この底壁(7)で周壁部(8)の全開口面(24)(図3)
を窓(23)を除いて閉じる。従って、分割筒(3)の開口
面(24)も底壁(7)で間接的に閉じられる。分割筒
(4)の弧状の部分周壁部(21)もその一部が分割筒
(3)の部分周壁部(15)と同様に180度を越えてい
て、後述のように両分割筒の結合のために使用される。
この結合を円滑にするために、軸部(9)は軸孔部(12)
に対して軸芯方向に摺動できるように嵌合している(図
5)。
【0010】分割筒(3)の頂壁(6)は比較的大きな
水の通孔(25)が形成され、分割筒(3)の部分周壁部(1
5)と分割筒(4)の部分周壁部(21)と円形周壁部(8)
は比較的小さな水の通孔(26,27)が形成されていて、ま
き餌が窓(23)から放出されるのを助ける。
【0011】分割筒(3),(4)が互いに嵌合してい
ると、分割筒(3)の部分周壁部(15)と分割筒(4)
の部分周壁部(21)と円形周壁部(8)の弧状面が分割筒
(3),(4)の枢軸(11)を含む中心線(28)に対してそ
の両側にまたがって嵌合する関係にあるので(図6)、
この嵌合自体が分割筒(3),(4)を互いに結合する
ロック手段として働く。
【0012】分割筒(3),(4)を互いに開くと、分
割筒(3)の軸孔部(12)が分割筒(4)の軸部(9)を
回転しながらその軸部(9)上を外方向に摺動し、分割
筒(3)の分割面(1),(1)間が分割筒(4)の周
壁部(8,21)で拡開されて両分割筒(3),(4)の周
壁部(8,15,21)自身のロック手段のロックが自動的に解
除され、分割筒(4)を分割筒(3)に対してほゞ90
度開くことができる(図4)。この際分割筒(3)の切
込み(16)がこの分割筒の開き角度を大きくするために貢
献している。
【0013】開いた分割筒(4)でまき餌をシャベルの
ようにすくって、分割筒(3)に対して枢軸(11)を回転
中心として閉じると、まき餌が分割筒(3),(4)の
収容室内に充填される。この閉じる際、分割筒(3)の
分割面(1),(1)間が拡開して分割筒(4)に嵌合
して収縮し、両分割筒(3),(4)を自動的に両分割
筒の周壁部(8,15,21)自身のロック手段で結合する。
【0014】まき餌が充填された容器が海中を所定の水
深まで沈下する間は、まき餌は分割筒(4)の窓(23)か
ら放出されない。容器が所定の水深に達したときに竿を
上下させて道糸を介して容器を上下に振ると、まき餌が
分割筒(4)の窓(23)から海中に間欠的に散布される。
【0015】第1分割筒(3)は、その頂壁(6)(図
3)に、この頂壁と同形の円錐状の調節キャップ(29)が
回転可能にかぶせられている。このキャップ(29)は、そ
の頂点の孔(46)が頂壁(6)の頂点の軸部(47)に嵌合
し、またキャップの下端に連らなる筒状のスカ−ト(30)
を有し、このスカ−トが分割筒(4)の周壁部(18)に適
宜の締付力でもって嵌合している(図3)。この締付力
が調節キャップ(29)を所定の調節位置に保持している。
従って、この調節キャップ(29)は水の抵抗力や一寸さわ
ったぐらいの力では回転しない。尚調節キャップ(29)
は、その頂部が結合部材(19)で押えられて、頂壁(6)
の軸部(4)から抜けない。
【0016】調節キャップ(29)は、頂壁(6)に穿設さ
れた水の通孔(25)と同一の通孔(31)が同一間隙で同数
(3個)設けられている。調節キャップ(29)が回転する
と、この調節キャップの通孔(31)が頂壁(6)の通孔(2
5)と完全に一致する状態から互いに部分的に一致する状
態を経て、完全に一致しない状態まで変化する。この変
化により、頂壁(6)の通孔(25)が開閉され、その開口
面積が調節される。その結果、第2分割筒(4)の窓(2
3)からのまき餌の散布状態を、まき餌の種類にて最適に
設定することができる。
【0017】第2分割筒(4)は、その円形の周壁部
(8)に連らなる小径の円形周壁部(32)と、この周壁部
(32)に連らなる窓(23)の上端から下端までに対応する部
分周壁部(33)におねじ(34)が形成されている(図3,図
1)。このおねじ(34)の部分に調節リング(35)がそのめ
ねじ(36)(図3)で螺合されている。調節リング(35)
は、図1〜4においては、窓(23)が完全に開いた位置を
とっている。その位置にて、調節リング(35)を矢印方向
に回転させると、このリング(35)は下方に螺進して窓(2
3)を部分的から全面的に閉じるまで、その開口面積を変
化させる。この変化にて、窓(23)からのまき餌の散布量
を調節することができる。
【0018】分割筒(4)の底壁(7)(図3)は、円
板状の形態であり、この底壁に円錐状のおもり(37)がね
じ(38)とねじ受け(39)で固着されている(図3)。
【0019】第1分割筒(3)の回転腕(17)は、補強用
の筒状壁(40)が軸受孔(14)を囲む位置に起立され、この
筒状壁(40)にて回転腕(17)が互いに相反する方向に拡縮
する際に、軸受孔(14)に達するひびが回転腕(17)にはい
るのを阻止する。
【0020】図8は第2実施例を示すものであり、分割
筒(4)の底壁(7)が円錐形状に形成され、この底壁
に比較的小さな水の通孔(41)が穿設されていて、まき餌
が分割筒(4)の窓(23)から放出されるのを助ける。底
壁(7)はその最も深い底部におもりや仕掛等の連結用
の結合部材(42)がねじ(43)で固着されている。その他の
点は第1実施例のものと同一であり、その点に関する説
明は省略する。尚第2実施例の分割筒(4)を第1実施
例の分割筒(3)に共通に使用できる寸法に定めれば、
共通の分割筒(3)に対して、おもり(37)付の分割筒
(4)やおもりなしの分割筒(4)を選択的に組み合わ
せて使用することができて、便利である。
【0021】図9は第3実施例を示すものであり、分割
筒(4)の周壁部(8)の下部は、径を異にする2段階
の周壁に形成され、小径の周壁部(32)にまき餌放出用の
窓(23)を形成している。この周壁部(32)の外周には、上
記窓(23)とほゞ同一大きさのまき餌放出用の窓(44)を有
する調節リング(35)が嵌合されている。この調節リング
(35)の上端は周壁部(8),(32)間の肩部(45)に係合
し、下端は底壁(7)の外周に設けられたストップピン
(48)に係合し、これにより調節リング(35)は周壁部(32)
に回転のみ可能に嵌合される。この調節リング(35)の回
転にて、分割筒(4)の窓(23)と調節リング(35)の窓(4
4)の重なる開口面積を調節することができる。
【0022】図10は第4実施例を示すものであり、調
節キャップ(29)や調節リング(35)を省略した最も簡単な
構造である。頂壁(6)と底壁(7)の結合部材(19),
(42)は、分割筒(3),(4)と同様に合成樹脂で形成
すれば、これらの分割筒と一体に形成することができ、
製作コストが低減される。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のように、頂壁(6)を有
する第1分割筒(3)と底壁(7)を有する第2分割筒
(4)を枢着手段で開閉可能に結合し、第2分割筒
(4)でまき餌をすくって第1分割筒(3)に対して閉
じてロック手段でロックすることにより容器内にまき餌
を充填するように構成されているので、このまき餌の充
填作業がきわめて容易である。また本発明は第2分割筒
(4)の下部に窓(23)が形成されているので、この窓か
らまき餌が好適に散布され、さらにまた上記窓(23)は調
節リング(35)で開口面積が調節されるので、種々のまき
餌によってその散布を最適にすることができる。本発明
はまた第1分割筒(3)の頂壁(6)の上面に調節キャ
ップ(29)が回転可能にかぶせられ、頂壁(6)と調節キ
ャップ(29)に水通過用の孔(25,31)が形成され、調節キ
ャップの回転にて孔(25,31)に共通の開口面積が調節さ
れるので、まき餌の散布がより一層好適になされる。本
発明はまた両分割筒(3),(4)のロック手段とし
て、少なくとも第1分割筒(3)の部分周壁部(15)が1
80度を越え、この部分周壁部(15)が相手方の第2分割
筒(4)を抱持状に嵌合して両分割筒(3),(4)を
結合するので、両分割筒のロック操作とその解除操作が
きわめて容易である。本発明はさらにまた、第1分割筒
(3)と第2分割筒(4)の枢着手段は、第2分割筒
(4)から横方向に起立する軸部(9)と該軸部の先端
からその直径線上の両方向に延びる頭部(10)でT字形に
形成された枢軸(11)と、第1分割筒(3)に穿たれて軸
部(9)と回転可能に嵌合する軸孔部(12)と該軸孔部(1
2)からその直径線上の両方向に延びて頭部(10)の通過を
許容する孔部(13)で形成された軸受孔(14)を具備し、第
1分割筒(3)と第2分割筒(4)が閉じられた状態に
て、孔部(13)は頭部(10)と一致して軸受孔(14)を枢軸(1
1)に嵌合させたり、枢軸(11)から外したりすることがで
き、第1分割筒(3)を第2分割筒(4)に対して開く
と、孔部(13)は頭部(10)とくいちがって軸受孔(14)が枢
軸(11)から外れるのを阻止するように構成されているの
で、第1分割筒(3)と第2分割筒(4)の組立分解が
容易であり、開閉操作が円滑になされ、開状態の保持が
確実になされる。本発明はまた、枢着手段の軸受孔(14)
が、第1分割筒(3)の部分周壁部(15)の下端の分割面
(1)と切込み(16)で挟まれた回転腕(17)に穿設されて
いるので、回転腕(17)の拡縮が容易であり、そのために
軸受孔(14)と枢軸(11)の結合と分解が一層容易である。
本発明はまた補強用の筒状壁(40)が回転腕(17)に軸受孔
(14)を囲む位置に起立されているので、軸受孔(14)が破
損しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のまき餌入れ容器の第1実施例の正面図
である。
【図2】図1のまき餌入れ容器の右側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のまき餌入れ容器の開放状態を示す右側面
図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】図2のC−C線断面図である。
【図7】図1のまき餌入れ容器の枢着手段の斜視図であ
る。
【図8】本発明のまき餌入れ容器の第2実施例で、図3
に類似の一部省略縦断面図である。
【図9】本発明のまき餌入れ容器の第3実施例で、図1
に類似の一部省略切欠き正面図である。
【図10】本発明のまき餌入れ容器の第4実施例で、図3
に類似の縦断面図である。
【符号の説明】
1 分割面 2 分割面 3 第1分割筒 4
第2分割筒 6 頂壁 7 底壁 9 軸部
10 頭部 11 枢軸 12 軸孔部 13孔部 14
軸受孔 17 回転腕 19 結合部材 23 窓
25 通孔 26 通孔 27 通孔 29 調節キャップ 30 ス
カ−ト 31 通孔 35 調節リング 37 おもり 40 筒状壁 41
通孔 42 結合部材 44 窓

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割面(1),(2)を有する2片1組
    で相補的な第1分割筒(3)と第2分割筒(4)をその
    下方にて枢着手段で開閉可能に結合して筒状のまき餌の
    収容室を形成し、一方の第1分割筒(3)はその上端に
    両分割筒の頂部を閉じる頂壁(6)を有し、他方の第2
    分割筒(4)はその下端に両分割筒の底部を閉じる底壁
    (7)を有し、これらの分割筒間にはそれらを互いに分
    離可能に結合するロック手段が設けられ、上記第2分割
    筒(4)でその開放状態にてまき餌をすくい、この第2
    分割筒(4)を閉じて相手の第1分割筒(3)との間に
    まき餌を充填し、上記枢着手段は、第2分割筒(4)か
    ら横方向に起立する軸部(9)と該軸部の先端からその
    直径線上の両方向に延びる頭部(10)でT字形に形成され
    た枢軸(11)と、第1分割筒(3)に穿たれて軸部(9)
    と回転可能に嵌合する軸孔部(12)と該軸孔部からその直
    径線上の両方向に延びて頭部(10)の通過を許容する孔部
    (13)で形成された軸受孔(14)を具備し、第1分割筒
    (3)と第2分割筒(4)が閉じられた状態にて、孔部
    (13)は頭部(10)と一致して軸受孔(14)を枢軸(11)に嵌合
    させたり、枢軸から外したりすることができ、第1分割
    筒(3)が第2分割筒(4)に対して開くと、孔部(13)
    は頭部(10)とくいちがって軸受孔(14)が枢軸(11)から
    外れるのを阻止するように構成された集魚用まき餌入れ
    容器。
  2. 【請求項2】 第1分割筒(3)は、その部分周壁部(1
    5)の下部にその分割面(1)と該分割面と反対側の切込
    み(16)で挟まれた細長の回転腕(17)が形成され、この回
    転腕に軸受孔(14)が穿設され、第2分割筒(4)はその
    下部に筒状の周壁部(8)を有し、この周壁部(8)に
    枢軸(11)が起立されると共にまき餌放出用の窓(23)が設
    けられた請求項1記載の集魚用まき餌入れ容器。
  3. 【請求項3】 第1分割筒(3)の回転腕(17)は補強用
    の筒状壁(40)が軸受孔(14)を囲む位置に起立された請求
    項2記載の集魚用まき餌入れ容器。
  4. 【請求項4】 上記第2分割筒(4)はその周壁部
    (8)の外周に調節リング(35)が螺合され、この調節リ
    ング(35)がその回転に伴う螺進にて第2分割筒(4)の
    まき餌放出用の窓(23)の開口面積を調節する請求項2ま
    たは3のいずれかに記載の集魚用まき餌入れ容器。
  5. 【請求項5】 上記第2分割筒(4)はその周壁部
    (8)の外周にまき餌放出用の窓(44)を有する調節リン
    グ(35)が回転のみ可能に嵌合され、この回転にて第2分
    割筒(4)の窓(23)と調節リング(35)の窓(44)の重なる
    まき餌放出用の開口面積を調節する請求項2または3の
    いずれかに記載の集魚用まき餌入れ容器。
  6. 【請求項6】 上記第1分割筒(3)はその頂壁(6)
    に調節キャップ(29)が回転可能にかぶせられ、これらの
    頂壁(6)と調節キャップ(29)に水通過用の孔(25,31)
    が形成され、調節キャップ(29)の回転にて頂壁(6)の
    孔(25)の開口面積を調節する請求項1から までのいず
    れかに記載の集魚用まき餌入れ容器。
  7. 【請求項7】 上記第1と第2の両分割筒(3),
    (4)を互いに結合するロック手段として、少なくとも
    第1分割筒(3)の弧状壁面が180度を越え、この弧
    状壁面にて相手側の第2分割筒(4)を抱持状に嵌合し
    て結合するように構成された請求項1から6までのいず
    れかに記載の集魚用まき餌入れ容器。
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