JP2684165B2 - 集魚用まき餌入れ容器 - Google Patents

集魚用まき餌入れ容器

Info

Publication number
JP2684165B2
JP2684165B2 JP21526695A JP21526695A JP2684165B2 JP 2684165 B2 JP2684165 B2 JP 2684165B2 JP 21526695 A JP21526695 A JP 21526695A JP 21526695 A JP21526695 A JP 21526695A JP 2684165 B2 JP2684165 B2 JP 2684165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
split
cylinder
dividing
divided
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21526695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0937695A (ja
Inventor
裕充 阿部
Original Assignee
有限会社サニー商事
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社サニー商事 filed Critical 有限会社サニー商事
Priority to JP21526695A priority Critical patent/JP2684165B2/ja
Publication of JPH0937695A publication Critical patent/JPH0937695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2684165B2 publication Critical patent/JP2684165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集魚用まき餌入れ
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来集魚用まき餌入れ容器として、外筒
とその中に組み込まれた内筒を具備し、両筒の相対的な
上下動にてまき餌が放出されるものがあり、内筒の中に
まき餌を充填する方法として、内筒を外筒から抜き出し
てその内筒でまき餌をすくい、この内筒を外筒内に挿入
するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のまき餌入れ
容器では、外筒と内筒の相対的な抜き出しと挿入の操作
が面倒であり、ひいては容器内へのまき餌の充填が面倒
である。
【0004】本発明は上記に鑑み、まき餌を容器内に充
填することが簡単にできるものを提供するものである。
本発明はまたまき餌入を容器内に充填するために、まき
餌をすくうことが容易にできるものを提供するものであ
る。本発明はまた、まき餌入れ容器の組立分解が容易で
あり、開閉操作が円滑になされ、開状態の保持が確実に
なされるものを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、2片1組の相補的な分割筒をその下端にて
枢着し、一方の分割筒を他方の分割筒から開いてまき餌
をすくい、これらの分割筒を互いに閉じて結合するよう
に構成されている。また、まき餌をすくう分割筒の分割
面を大きくとり、この分割筒にその分割面の一部を開閉
する補助壁を揺動可能に連結し、その開閉を両分割筒の
開閉に連動させる。また両分割筒を枢着する手段とし
て、T字形の枢軸とこれらの枢軸が通過するほゞ長方形
の軸受孔を用い、これらの枢軸と軸受孔は、両分割筒が
閉じた状態にて、結合または分解が可能であり、開いた
状態にては互いにくいちがって分解できない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図9は、本発明の第1実施
例を示している。この実施例において、まき餌入れ容器
は、主として縦方向の分割面(1),(2)を有する2
片1組で相補的な第1分割筒(3)と第2分割筒(4)
をその下方にて枢着手段で開閉可能に結合して筒状のま
き餌収容室を形成する。一方の分割筒(3)はその上端
に両分割筒の頂部を閉じる頂壁(5)を有し、他方の分
割筒(4)はその下端に両分割筒の底を閉じる底壁
(6)を有し、両筒をロック手段で結合するように構成
されている。この容器内にまき餌を充填する方法は、分
割筒(4)を分割筒(3)から開いてこれでまき餌をす
くい、この分割筒(4)を分割筒(2)に対して閉じて
互いに結合する。
【0007】分割筒(3)は、その分割面(1)がほゞ
垂直な縦方向に延び、分割された弧状の部分周壁部
(7)が後述の内外両筒の結合のために180度を越え
ている(図7)。この部分周壁部(7)は、その下部に
ほゞ角形の切込み(8)が分割面(1)と反対側の位置
に形成されて後述のように両分割筒(3),(4)の開
きを助ける。これらの分割面(1)と切込み(8)で挟
まれた一対の部分(9)は細長の回転腕として使用さ
れ、この各回転腕(9)が枢着手段で分割筒(4)の下
部周壁部(10)に枢着されている。分割筒(3)の上部に
は円形の周壁部(11)を介して円錐形の頂壁(5)が一体
に連設されている。この頂壁(5)はその頂点に道糸
(図示略)の連結に使用される結合部材(12)が一体に形
成されている。
【0008】分割筒(4)は、その分割面(2)がその
分割筒(4)の上端から中間まで斜めの縦方向に延びて
まき餌をすくいやすい形状に形成されて部分周壁部(13)
を形成し、分割筒(4)の中間から下端までは円形の周
壁部(10)が形成されている。周壁部(10)には分割筒
(3)の回転腕(9)が前記のように枢着手段で枢着さ
れ、さらにこの周壁部(10)の下端にまき餌放出用の窓(1
4)が穿設されている。周壁部(10)はその下端に円錐形状
の底壁(6)が一体に連設され、この底壁(6)で周壁
部(10)の全開口面(15)(図4)を窓(14)を除いて閉じ
る。従って、分割筒(3)の開口面も底壁(6)で間接
的に閉じられる。
【0009】分割筒(3)と分割筒(4)を互いに枢着
する枢着手段は、分割筒(4)の円形周壁部(10)から横
方向に起立する軸部(16)と該軸部の先端からその直径線
上の両方向(両分割筒3,4で囲まれた空間の中心線の
延びる方向)に延びる頭部(17)でT字形に形成された枢
軸(18)と、分割筒(3)の回転腕(9)に穿たれて軸部
(16)と回転可能に嵌合する軸孔部(19)と該軸孔部からそ
の直径線上の両方向(両分割筒3,4で囲まれた空間の
中心線の延びる方向)に延びて頭部(17)の通過を許容す
る孔部(20)で形成された軸受孔(21)で構成されている
(図9)。分割筒(3)と分割筒(4)が閉じられた状
態にて、孔部(20)は頭部(17)と一致して軸受孔(21)を枢
軸(18)に嵌合させたり、枢軸(18)から外したりすること
ができる(図9)。分割筒(3)が分割筒(4)に対し
て開くと、孔部(20)は頭部(17)とくいちがって軸受孔
(21)が枢軸(18)から外れるのを阻止する(図9)。し
かも、一対の回転腕(9)は、その細幅のために、互い
に遠ざかる方向に弾力に抗して開きやすい。従って、軸
受孔(21)を枢軸(18)に嵌めたり、枢軸(18)から外したり
することが容易である。また後述のように両分割筒
(3),(4)の開閉を容易にする。
【0010】分割筒(3)の頂壁(5)は比較的大きな
水の通孔(22)が形成され、分割筒(3)の部分周壁部
(7)と分割筒(4)の部分周壁部(13)と周壁部(10)と
底壁(6)は比較的小さな水の通孔(23),(24),(25)が
形成されていて、まき餌が窓(14)から放出されるのを助
ける。底壁(6)はまたその最も深い底部におもりや仕
掛等の連結用の結合部材(26)が一体に形成されている。
【0011】分割筒(3),(4)が互いに嵌合してい
ると、分割筒(3)の部分周壁部(7)と回転腕(9)
の弧状面が分割筒(4)の部分周壁部(13)と周壁部(10)
の弧状面に180度を越えた状態で嵌合し、さらに回転
腕(9)の弧状面が分割筒(4)の弧状面に両分割筒
(3),(4)の枢軸(18)を含む上下方向の中心線に対
してその両側にまたがって嵌合する関係にあるので、こ
れらの嵌合自体が分割筒(3),(4)を互いに結合す
るロック手段として働く(図6,7)。
【0012】分割筒(3),(4)を互いに開くと、分
割筒(3)の回転腕(9)の軸孔部(19)が分割筒(4)
の軸部(16)を回転しながらその軸部(16)上を外方向に摺
動し、分割筒(3)の分割面(1),(1)間が分割筒
(4)の部分周壁部(13)と周壁部(10)で拡開されて両分
割筒(3),(4)の部分周壁部(7),(13)と回転腕
(9)自身のロック手段のロックが自動的に解除され、
分割筒(3)を分割筒(4)に対してほゞ90度開くこ
とができる(図5)。この際分割筒(3)の切込み
(8)がこの分割筒の開き角度を大きくするために貢献
している。
【0013】開いた分割筒(4)でまき餌をシャベルの
ようにすくって、分割筒(3)に対して枢軸(18)を回転
中心として閉じると、まき餌が分割筒(3),(4)の
収容室内に充填される。この閉じる際、分割筒(3)の
分割面(1),(1)間が拡開して分割筒(4)に嵌合
して収縮し、両分割筒(3),(4)を自動的に両分割
筒の部分周壁部(7,13)と回転腕(9)と周壁部(10)
のロック手段で結合する。
【0014】まき餌が充填された容器が海中を所定の水
深まで沈下する間は、まき餌は分割筒(4)の窓(14)か
ら放出されない。容器が所定の水深に達したときに竿を
上下させて道糸を介して容器を上下に振ると、まき餌が
分割筒(4)の窓(14)から海中に間欠的に散布される。
【0015】分割筒(4)は、その円形の周壁部(10)に
連らなる小径の円形周壁部(27)と、この周壁部(27)に連
らなる窓(14)の上端から下端までに対応する部分周壁部
(28)におねじ(29)が形成されている(図2,図4)。こ
のおねじ(29)の部分に調節リング(30)がそのめねじ(31)
(図4)で螺合されている。調節リング(30)は図におい
ては、窓(14)が完全に開いた位置をとっている。その位
置にて、調節リング(30)を矢印方向に回転させると、こ
のリング(30)は下方に螺進して窓(14)を部分的から全面
的に閉じるまで、その開口面積を変化させる。この変化
にて、窓(14)からのまき餌の散布量をまき餌の種類に応
じて最適に調節することができる。尚調節リング(30)
は、分割筒(4)の底壁(6)に突設されたストップピ
ン(55)に突きあたることにより、その底壁(6)から抜
けない。
【0016】分割筒(3)の回転腕(9)は、補強用の
筒状壁(32)(図9)が軸受孔(21)を囲む位置に起立さ
れ、この筒状壁(32)にて回転腕(9)が互いに相反する
方向に拡縮する際に、軸受孔(21)に達するひびが回転腕
(9)にはいるのを阻止する。
【0017】分割筒(4)は、その下部周壁部(10)に揺
動可能に連結手段で連結された補助壁(33)を有する。こ
の補助壁(33)は、分割筒(3)と分割筒(4)の相対的
閉状態にて、分割筒(4)の分割面(1)間の開口面の
一部を閉じ、また分割筒(3)と分割筒(4)の相対的
開状態にて、分割筒(4)の分割面(1)間の開口面の
一部を開くように働く。補助壁(33)と分割筒(4)の連
結手段として、補助壁(33)から第2回転腕(34)が一体的
に下方に延び、該回転腕(34)の下端から連結部(35)が分
割筒(4)の中心方向に延び、該連結部(35)が分割筒
(4)の下部周壁部(10)に穿設された連結孔(36)に外側
から揺動可能に挿入されている(図4)。
【0018】分割筒(4)の分割面(1)は、その下端
がこの分割筒(3)の切込み(8)の上縁部(37)を上方
から下方に越えて、その下方位置まで延び、この分割筒
(4)自身の分割面(1)の長さを長くしてその開口面
を大きく形成している(図2,4)。その結果、分割筒
(4)でまき餌を大量にすくうのが容易である。
【0019】補助壁(33)はその一部分が180度を越え
た弧状面に形成されると共に(図8)分割筒(4)の斜
めの分割面(2)に接合する面(38)と通孔(56)を有し、
この補助壁の下部が分割筒(4)の周壁部(10)に分割面
(2)の最下端の近傍にて前記のように連結手段で連結
されている(図4)。この補助壁(33)は、分割筒(3)
の部分周壁部(7)に上記180度を越える弧状面の相
対的嵌合にて常時抱持されて(図7,8)、分割筒
(3)と分割筒(4)の相対的開閉に従って分割筒
(3)に沿って摺動しながら分割筒(4)に対して接合
分離して分割筒(4)の分割面(1)間の開口面の一部
を開閉する。
【0020】分割筒(3)と分割筒(4)が開いている
ときは、補助壁(33)は分割筒(3)の部分周壁部(7)
に嵌合状態に抱持され(図5)、分割筒(4)の分割面
(1)間の開口面が完全に開放されてまき餌を充分かつ
容易にすくうことができる。分割筒(3)と分割筒
(4)が閉じているときは、補助壁(33)の接合面(38)が
分割筒(4)の分割面(2)に接合すると共に補助壁(3
3)の上縁(39)が分割筒(3)の切込み(8)の上縁(40)
に係合して、両分割筒(3),(4)が閉位置に停止さ
せると共に、切込み(8)と分割面(2)で囲まれた開
口面を閉じる(図4)。これにて、まき餌が両分割筒
(3),(4)内に充填される。尚両分割筒(3),
(4)を閉位置に他の停止させる手段として、ストッパ
−(41)が分割筒(3)の上端に設けられ、該ストッパ−
が分割筒(4)の先端(42)を受け止めて閉位置に停止さ
せる(図4)。
【0021】図10は第2実施例を示すものであり、第
1分割筒(3)と第2分割筒(4)と補助壁(33)の構成
は、第1実施例(図1〜図9)のものと基本的には同一
であり、以下異る点について説明する。
【0022】第1分割筒(3)は、その頂壁(5)(図
10)に、この頂壁と同形の円錐状の調節キャップ(43)
が回転可能にかぶせられ、このキャップ(43)は頂壁
(5)にねじ(44)と道糸用の連結部材(45)で結合されて
いる(図10)。これらのねじ(44)と連結部材(45)との
締付力で調節キャップ(43)を所定の調節位置に保持して
いる。従って、この調節キャップ(43)は水の抵抗力や一
寸とさわったぐらいの力では回転しない。
【0023】調節キャップ(43)は、頂壁(5)に穿設さ
れた角形の水の通孔(22)と同一の通孔(46)が同一間隙で
同数(3個)設けられている。調節キャップ(43)が回転
すると、この調節キャップの通孔(46)が頂壁(5)の通
孔(22)と完全に一致する状態から互いに部分的に一致す
る状態を経て、完全に一致しない状態まで変化する。こ
の変化により、通孔(22)と(46)の共通の開口面積が調節
される。その結果、第2分割筒(4)の窓(14)からのま
き餌の散布状態を、まき餌の種類にて最適に設定するこ
とができる。
【0024】分割筒(4)の底壁(6)(図10)は円
板状の形態であり、この底壁に円錐状のおもり(47)がね
じ(48)とねじ受け(49)で固着されている(図10)。
【0025】第1分割筒(3)と第2分割筒(4)の枢
着手段は、第3実施例の図11と図12に示すように、
第2分割筒(4)の下部周壁部(10)に起立された普通の
丸棒状の枢軸(50)と第1分割筒(3)の回転腕(9)に
穿設された円形の軸受孔(51)を使用してもよい。また、
補助壁(33)と第2分割筒(4)の連結手段も、図11と
図12に示すように、分割筒(4)の下部周壁部(10)に
起立された一対の軸受部(52)と補助壁(33)の回転腕
(9)の先端に形成されて軸受部(52)間に挿入されるボ
ス部(53)と軸受部(52)とボス部(53)に貫通するピン(54)
を用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のように、頂壁(5)を有
する第1分割筒(3)と底壁(6)を有する第2分割筒
(4)を枢着手段で開閉可能に枢着し、第2分割筒
(4)でまき餌をすくって第1分割筒(3)に対して閉
じてロック手段でロックすることにより容器内にまき餌
を充填するように構成されているので、このまき餌の充
填作業がきわめて容易である。本発明はまた、第2分割
筒(4)はその下部周壁部(10)に揺動可能に連結手段で
連結された補助壁(33)を有し、該補助壁(33)は第1分割
筒(3)と第2分割筒(4)の相対的閉状態にて、第2
分割筒(4)の分割面(2)間の開口面の一部を閉じ、
また第1分割筒(3)と第2分割筒(4)の相対的開状
態にて、第2分割筒(4)の分割面(2)間の開口面の
一部を開くように構成されているので、この補助壁(33)
の分だけ第2分割筒(4)の分割面(2)の長さを長く
してその分割面(2)間の開口面を大きく形成すること
ができ、その結果第2分割筒(4)でまき餌を容易かつ
大量にすくうことができて便利である。本発明はまた、
補助壁(33)は第1分割筒(3)と第2分割筒(4)の相
対的開閉に従って第1分割筒(3)に沿って摺動しなが
ら第2分割筒(4)に対して接合分離して第2分割筒
(4)の分割面(2)間の開口面の一部を開閉するよう
に構成されているので、補助壁(33)の開閉操作に手間が
かからず便利である。本発明はまた、第1分割筒(3)
と第2分割筒(4)を互いに分離可能に結合するロック
手段として、少なくとも第1分割筒(3)の部分周壁部
(7)の弧状壁面が180度を越え、この部分周壁部
(7)が第2分割筒(4)を抱持状に嵌合して両分割筒
を結合するように構成されているので、両分割筒のロッ
ク操作とその解除操作がきわめて容易である。本発明は
さらにまた、第1分割筒(3)と第2分割筒(4)の枢
着手段は、第2分割筒(4)から横方向に起立する軸部
(16)と該軸部の先端からその直径線上の両方向に延びる
頭部(17)でT字形に形成された枢軸(18)と、第1分割筒
(3)に穿たれて軸部(16)と回転可能に嵌合する軸孔部
(19)と該軸孔部(19)からその直径線上の両方向に延びて
頭部(17)の通過を許容する孔部(20)で形成された軸受孔
(21)を具備し、第1分割筒(3)と第2分割筒(4)が
閉じられた状態にて、孔部(20)は頭部(17)と一致して軸
受孔(21)を枢軸(18)に嵌合させたり、枢軸(18)から外し
たりすることができ、第1分割筒(3)が第2分割筒
(4)に対して開くと、孔部(20)は頭部(17)とくいちが
って軸受孔(21)が枢軸(18)から外れるのを阻止するよ
うに構成されているので、第1分割筒(3)と第2分割
筒(4)の組立分解が容易であり、開閉操作が円滑にな
され、開状態の保持が確実になされる。本発明はまた、
枢着手段の軸受孔(21,51)が、第1分割筒(3)の部分
周壁部(7)の下端の分割面(1)と切込み(8)で挟
まれた回転腕(9)に穿設されているので、回転腕
(9)の拡縮が容易であり、そのために軸受孔(21,51)
と枢軸(18,50)の結合と分解が一層容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のまき餌入れ容器の第1実施例の正面図
である。
【図2】図1のまき餌入れ容器の右側面図である。
【図3】図1のまき餌入れ容器の背面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のまき餌入れ容器の開放状態を示す一部縦
断右側面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】図2のC−C線断面図である。
【図8】図2のD−D線断面図である。
【図9】図1のまき餌入れ容器の枢着手段の斜視図であ
る。
【図10】本発明のまき餌入れ容器の第2実施例で、図4
に類似の一部縦断右側面図である。
【図11】本発明のまき餌入れ容器の第3実施例を示す図
12のE−E線断面図である。
【図12】本発明のまき餌入れ容器の第3実施例を示し、
図4に類似の一部省略縦断右側面図である。
【符号の説明】
1 分割面 2 分割面 3 第1分割筒 4
第2分割筒 5 頂壁 6 底壁 8 切込み 9 回転腕 18 枢軸
21 軸受孔 30 調節リング 33 補助壁 34
回転腕 35 連結部 36 連結孔 41ストッパ
− 43 調節キャップ 45 連結部材 47 おも
り 50 枢軸 51 軸受孔 52 軸受部 53 ボス部 55 スト
ップピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−255343(JP,A) 実開 昭61−197877(JP,U) 実開 昭62−202169(JP,U) 実開 昭64−9571(JP,U) 実開 平1−149958(JP,U) 実開 昭63−151769(JP,U) 実開 平1−108083(JP,U) 実開 昭54−127785(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向の分割面(1),(2)を有する
    2片1組で相補的な第1分割筒(3)と第2分割筒
    (4)をその下方にて枢着手段で開閉可能に結合して筒
    状のまき餌の収容室を形成し、第1分割筒(3)はその
    上端に両分割筒の頂部を閉じる頂壁(5)を有し、第2
    分割筒(4)はその下端に両分割筒の底部を閉じる底壁
    (6)を有し、これらの分割筒間にはそれらを互いに分
    離可能に結合するロック手段が設けられ、第2分割筒
    (4)でその開放状態にてまき餌をすくい、この第2分
    割筒(4)を閉じて相手の第1分割筒(3)との間にま
    き餌を充填し、第2分割筒(4)はその下部周壁部(10)
    に揺動可能に連結手段で連結された補助壁(33)を有し、
    該補助壁(33)は、第1分割筒(3)と第2分割筒(4)
    の相対的閉状態にて、第2分割筒(4)の分割面(2)
    間の開口面の一部を閉じ、また第1分割筒(3)と第2
    分割筒(4)の相対的開状態にて、第2分割筒(4)の
    分割面(2)間の開口面の一部を開くように構成された
    集魚用まき餌入れ容器。
  2. 【請求項2】 前記第1分割筒(3)の分割面(1)は
    該第1分割筒の部分周壁部(7)の180度を越えた弧
    状壁面の両端にほぼ垂直方向に延びるように形成され、
    該分割面(1)と枢着手段を挟んで相対する切込み
    (8)が第1分割筒(3)の部分周壁部(7)の下部に
    第1分割筒(3)の開放を助けるために形成され、これ
    らの分割面(1)と切込み(8)で挟まれた部分(9)
    が枢軸手段で第2分割筒(4)の下部周壁部(10)に枢着
    されて回転腕として使用され、前記第2分割筒(4)の
    分割面(2)はその上端から下端までまき餌をすくいや
    すくするためにほぼ斜めに形成され、該分割面(2)の
    下端は第1分割筒(3)の切込み(8)の上縁部(37)を
    越えてその下方位置まで延びて第2分割筒(4)の分割
    面(1)間の開口面を大きく形成し、前記補助壁(33)は
    180度を越えた弧状面に形成されると共に第2分割筒
    (4)の斜めの分割面(2)に接合する面(38)を有し、
    さらに補助壁(33)の下部が第2分割筒(4)にその分割
    面(2)の下端の近傍に連結手段で連結され、この補助
    壁(33)は第1分割筒(3)の部分周壁部(7)に上記1
    80度を越える弧状面の相対的嵌合にて常時抱持されて
    第1分割筒(3)と第2分割筒(4)の相対的開閉に従
    って第1分割筒(3)に沿って摺動しながら第2分割筒
    (4)に対して接合分離して第2分割筒(4)の分割面
    (2)間の開口面の一部を開閉する請求項1記載の集魚
    用まき餌入れ容器。
  3. 【請求項3】 前記補助壁(33)と第2分割筒(4)の連
    結手段として、補助壁(33)から回転腕(34)が一体的に下
    方に延び、該回転腕(34)の下端から連結部(35)が第2分
    割筒(4)の中心方向に延び、該連結部(35)が第2分割
    筒(4)の下部周壁部(10)に穿設された連結孔(36)に外
    側から揺動可能に挿入されてなる請求項1または2に記
    載の集魚用まき餌入れ容器。
  4. 【請求項4】 前記補助壁(33)と第2分割筒(4)の連
    結手段として、補助壁(33)から回転腕(34)が一体的に下
    方に延び、該回転腕(34)の先端にボス部(53)が形成さ
    れ、第2分割筒(4)の下部周壁部(10)に軸受部(52)が
    起立され、上記ボス部(53)と軸受部(52)にピン(54)を貫
    通させてなる請求項1または2に記載の集魚用まき餌入
    れ容器。
  5. 【請求項5】 前記第1分割筒(3)と第2分割筒
    (4)を互いに分離可能に結合するロック手段として、
    少なくとも第1分割筒(3)の部分周壁部(7)の弧状
    壁面が180度を越え、この部分周壁部(7)が第2分
    割筒(4)を抱持状に嵌合して両分割筒を結合する請求
    項1から4までのいずれかに記載の集魚用まき餌入れ容
    器。
  6. 【請求項6】 前記第1分割筒(3)はその分割面
    (1)の上端にストッパ−(41)が設けられ、該ストッパ
    −(41)は前記第2分割筒(4)の先端を受け止めて第2
    分割筒(4)がその閉位置を越えて第1分割筒(3)内
    に移動するのを阻止する請求項1から5までのいずれか
    に記載の集魚用まき餌入れ容器。
  7. 【請求項7】 前記第1分割筒(3)と第2分割筒
    (4)を互いに枢着する手段は、第2分割筒(4)から
    横方向に起立する軸部(16)と該軸部の先端からその直径
    線上の両方向に延びる頭部(17)でT字形に形成された枢
    軸(18)と、第1分割筒(3)に穿設されて軸部(16)と回
    転可能に嵌合する軸孔部(19)と該軸孔部からその直径線
    上の両方向に延びて頭部(17)の通過を許容する孔部(20)
    で形成された軸受孔(21)を具備し、第1分割筒(3)と
    第2分割筒(4)が閉じられた状態にて、孔部(20)は頭
    部(17)と一致して軸受孔(21)を枢軸(18)に嵌合させた
    り、該枢軸から外したりすることができ、第1分割筒
    (3)が第2分割筒(4)に対して開くと、孔部(20)は
    頭部(17)とくいちがって軸受孔(21)が枢軸(18)から外
    れるのを阻止するように構成された請求項1から6まで
    のいずれかに記載の集魚用まき餌入れ容器。
JP21526695A 1995-08-01 1995-08-01 集魚用まき餌入れ容器 Expired - Fee Related JP2684165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21526695A JP2684165B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 集魚用まき餌入れ容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21526695A JP2684165B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 集魚用まき餌入れ容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0937695A JPH0937695A (ja) 1997-02-10
JP2684165B2 true JP2684165B2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=16669467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21526695A Expired - Fee Related JP2684165B2 (ja) 1995-08-01 1995-08-01 集魚用まき餌入れ容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2684165B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0937695A (ja) 1997-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0383870B1 (fr) Piece d'ancrage notamment pour beton
US20020137576A1 (en) Golf club head with adjustable weights
EP2200490A2 (de) Deckel, insbesondere mit trinkbecher
FR2523458A1 (fr) Club de golf perfectionne
US5702310A (en) Golf club with adjustable male hosel and ferrule
JP2684165B2 (ja) 集魚用まき餌入れ容器
US7104904B1 (en) Lacrosse head
CA2205191A1 (en) Tiller with adjustable depth cutter and snow comb entry angle
CA2492571A1 (en) Lacrosse head having convex sidewalls
JP2604331B2 (ja) 集魚用まき餌入れ容器
JPH09154462A (ja) 集魚用まき餌入れ容器
CA2456264A1 (en) Improved golf club shaft and grip and method for gripping golf club
US5370396A (en) Pivoting golf club
US6951095B2 (en) Storable rake
JP2791882B2 (ja) 集魚用まき餌入れ容器
US6062320A (en) Planting and post hole tool
JP4728154B2 (ja) 管理機
US5558378A (en) Grappling-type shovel
FR2654358A1 (fr) Fixation de securite a plaque.
CN217089215U (zh) 一种折叠式抄网圈
KR0144794B1 (ko) 고기잡이용 미끼살포용기
CN211607439U (zh) 一种脱粒机箱体合拢柔性装置
FR2963566A1 (fr) Club de golf pouvant etre adapte en fonction du coup a jouer
EP0574334B1 (fr) Club pour la pratique du golf
JP3096976B2 (ja) 集魚用まき餌入れ容器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees