JP2604239Y2 - サンルーフの配線装置 - Google Patents

サンルーフの配線装置

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JP2604239Y2
JP2604239Y2 JP1992082908U JP8290892U JP2604239Y2 JP 2604239 Y2 JP2604239 Y2 JP 2604239Y2 JP 1992082908 U JP1992082908 U JP 1992082908U JP 8290892 U JP8290892 U JP 8290892U JP 2604239 Y2 JP2604239 Y2 JP 2604239Y2
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耕三 大土井
可起 小林
光義 松村
辰吉 井原
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Mazda Motor Corp
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の屋根に設けら
れたサンルーフの配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の換気や採光を良好にする為の所謂
サンルーフを設けた自動車では、屋根の開口部を開閉す
るスライドパネルに、太陽電池を取付け、この太陽電池
によって得られた電力をハーネスによって本体側に供給
するようにしたものがあり、この種の従来のサンルーフ
の配線装置は、図6に示すようにスライドパネル51が前
後摺動自在であるため、スライドパネル51側と固定の屋
根52側とを、複数のリンク3 を折曲自在に連結して成る
リンク部材54で連結し、スライドパネル51側と車体側と
を接続するハーネス55を、前記リンク部材54に沿って配
線していた (例えば実公平 2−42483 号) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
リンク部材54はスライドパネル51側と屋根52側との2点
のみで連結保持されており、リンク部材54の剛性不足に
よる振動や垂れ下がりによってリンク部材54と周辺部品
とが干渉する惧れがあった。本考案は上記問題点に鑑
み、リンク部材の振動や垂れ下がりによる周辺部品との
干渉を防止できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本考案の技術的手段は、複数のリンク8 を折曲
自在に連結して成るリンク部材7 が、屋根1 の開口部2
を開閉するスライドパネル4 側と屋根1 側とに連結さ
れ、スライドパネル4 側と車体側とを接続するハーネス
23が、前記リンク部材7 に沿って配線されたサンルーフ
の配線装置において、前記リンク部材7 のリンク8 中間
部に、ホルダ17が枢支され、該ホルダ17が案内レール20
に沿ってスライドパネル4 の摺動方向に移動自在に保持
されている点にある。
【0005】また、本考案の他の技術的手段は、スライ
ドパネル4 側のリンク8 が、スライドパネル4 に対して
リンク部材7 の折曲方向aに摺動自在となるように、ス
ライドパネル4に連結されている点にある。また、本考
案の他の技術的手段は、屋根1 側のリンク8 が、屋根1
に対してリンク部材7 の折曲方向aに摺動自在となるよ
うに、屋根1 に連結されている点にある。また、本考案
の他の技術的手段は、前記リンク部材7 のリンク8 が3
個以上設けられ、該3個以上のリンク8 のうちの少なく
とも中間側のリンク8 に、そのリンク8 の中間部に位置
して前記ホルダ17が枢支されている点にある。
【0006】
【作用】スライドパネル4 の摺動により開口部2 が開閉
する。このスライドパネル4 の摺動に伴ってホルダ17が
案内レール20に沿ってスライドパネル4 の摺動方向に移
動し、これによりリンク部材7 の各リンク8 が同一方向
に移動し、リンク部材7がスライドパネル4 の摺動に追
従するようにスムーズに折曲又は伸長動作し、ハーネス
23がリンク部材7 と共に折曲又は伸長する。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に従って説明す
ると、図4において、1 は自動車の屋根で、開口部2 が
設けられ、屋根1 下面に、パネルフレーム3 が取付けら
れている。4 は開口部2 を開閉自在に施蓋するスライド
パネルで、前記パネルフレーム3 に案内レール及び摺動
部材等を介して前後摺動自在に保持され、モータ等の駆
動手段によって実線の如く開口部2 を閉塞する閉塞位置
と鎖線の如く開口部2 を開放する開放位置とに開閉移動
するように構成されている。
【0008】図1乃至図4において、7 はスライドパネ
ル4 側と屋根1 側とを連結するリンク部材で、複数個
(図例では5個)のリンク8 を係止突部9 及び係合孔10
を介して折曲自在に連結して成る。リンク部材7 の一端
は、スライドパネル4 側に突設した取付部材11に長孔12
の範囲で左右摺動自在に連結され、リンク部材7 の他端
は、パネルフレーム3 の後端に突設した取付部材13に長
孔14の範囲で左右摺動自在に連結されている。即ち、ス
ライドパネル4 側のリンク8 が、スライドパネル4 に対
してリンク部材7 の折曲方向aに摺動自在となるよう
に、スライドパネル4に連結され、屋根1 側のリンク8
が、屋根1 に対してリンク部材7 の折曲方向aに摺動自
在となるように 、屋根1 に連結されている。ここで、リ
ンク部材7 の折曲方向aとは、図1に矢印aで示す如く
リンク部材7 が隣り合うリンク8 同士間で折曲する方向
をいい、図示の実施例では、左右方向に相当する方向で
あり、より具体的には各リンク8の揺動面と平行な面内
であってリンク部材7の収縮乃至伸長方向と直角な方向
である。
【0009】これにより、リンク部材7 はスライドパネ
ル4 側と屋根1 側とに連結され、リンク部材7 の折曲及
び伸長によってスライドパネル4 の前後摺動を許すよう
になっている。リンク部材7 の長手方向両端部及び中央
部の各リンク8 にはホルダ17が取付孔18及び枢支突部19
を介して縦軸廻り回動自在に枢支され、各ホルダ17はパ
ネルフレーム3 の左端部に取付けた案内レール20の案内
部21,22 に前後摺動自在に保持され、これにより、リン
ク部材7 の各リンク8 が、スライドパネル4 の摺動方向
に移動自在に保持されている。
【0010】前記スライドパネル4 の上面には図示省略
の太陽電池が装着され、このスライドパネル4 側の太陽
電池と車体側の電気部品とはハーネス23により接続され
ている。このハーネス23はスライドパネル4 側からリン
ク部材7 に沿って配線されている。即ち、リンク部材7
の各リンク8 にはその長手方向両端部にハーネス保持具
24が取付けられ、このハーネス保持具24に前記ハーネス
23が保持されている。なお、スライドパネル4 が開閉動
作する際に、該スライドパネル4 側が上下動する場合に
は、この上下動を吸収できるように、リンク部材7 の一
端をスライドパネル4 側に対して上下動可能に連結する
ようにすればよい。
【0011】図5は他の実施例を示し、リンク部材7 の
一端を、スライドパネル4 側に対してホルダ17を介して
連結するようにしたものである。その他の点は前記実施
例と同様の構成である。なお、前記実施例では、リンク
部材7 の長手方向両端部と中央部の3個のリンク8 にホ
ルダ17を取付けているが、これに代え、すべてのリンク
8 にホルダ17を取付けるようにしてもよいし、また1個
又は2個或いは4個のリンク8 にホルダ17を取付けるよ
うにしてもよい。さらに1つのリンク8 に対して複数の
ホルダ17を取付けるようにしてもよい。また、リンク部
材7 のスライドパネル4 側への連結は、リンク部材7 を
スライドパネル4 自体に連結してもよいし、また、スラ
イドパネル4 を支持する支持部材やスライドパネル4 に
取付けた摺動部材その他にリンク部材7 の一端を連結す
るようにしてもよい。
【0012】また、前記実施例では、ハーネス23により
スライドパネル4 側の太陽電池を車体側に接続するよう
にしているが、これに代え、スライドパネル4 側に太陽
電池以外の電装品を設け、これをハーネス23により車体
側に接続するようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、リンク部材7 のリンク
8 中間部に、ホルダ17が枢支され、該ホルダ17が案内レ
ール20に沿ってスライドパネル4 の摺動方向に移動自在
に保持されているので、開口部2 を開閉する際に、スラ
イドパネル4 の摺動に伴ってホルダ17が案内レール20に
沿ってスライドパネル4 の摺動方向に移動し、これによ
りリンク部材7 の各リンク8 のガタ付きが防止されて各
リンク8 が同一方向に移動し、リンク部材7 がスライド
パネル4 の摺動に追従するようにスムーズに折曲又は伸
長動作する。従って、リンク部材7 の振動や垂れ下がり
による他部品との干渉を効果的に防止できるし、リンク
部材7 の外力による破損の惧れがなくなる。しかも、リ
ンク部材7 のリンク8 のジョイント数を増やすことが可
能になり、各リンク8 の長さを極力短く設定できるた
め、リンク部材7 を折り畳み時によりコンパクトになし
得、またリンク部材7 のサンルーフキャンバーへの追従
性もよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】正断面図である。
【図3】分解斜視図である。
【図4】概略側断面図である。
【図5】他の実施例を示す平面図である。
【図6】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 自動車の屋根 2 開口部 4 スライドパネル 7 リンク部材 8 リンク 23 ハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松村 光義 広島県東広島市八本松町飯田264−2 サンヒルズ小幡105 (72)考案者 井原 辰吉 広島県賀茂郡河内町大字戸野1851 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/02

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリンク(8) を折曲自在に連結して
    成るリンク部材(7)が、屋根(1) の開口部(2) を開閉す
    るスライドパネル(4) 側と屋根(1) 側とに連結され、ス
    ライドパネル(4) 側と車体側とを接続するハーネス(23)
    が、前記リンク部材(7) に沿って配線されたサンルーフ
    の配線装置において、 前記リンク部材(7) のリンク(8) 中間部に、ホルダ(17)
    が枢支され、該ホルダ(17)が案内レール(20)に沿ってス
    ライドパネル(4) の摺動方向に移動自在に保持されてい
    ることを特徴とするサンルーフの配線装置。
  2. 【請求項2】 スライドパネル(4) 側のリンク(8) が、
    スライドパネル(4)に対してリンク部材(7) の折曲方向
    aに摺動自在となるように、スライドパネル(4)に連結
    されていることを特徴とする請求項1に記載のサンルー
    フの配線装置。
  3. 【請求項3】 屋根(1) 側のリンク(8) が、屋根(1) に
    対してリンク部材(7) の折曲方向aに摺動自在となるよ
    うに、屋根(1) に連結されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のサンルーフの配線装置。
  4. 【請求項4】 前記リンク部材(7) のリンク(8) が3個
    以上設けられ、該3個以上のリンク(8) のうちの少なく
    とも中間側のリンク(8) に、そのリンク(8)の中間部に
    位置して前記ホルダ(17)が枢支されていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のサンルーフの配線
    装置。
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